JP5886399B1 - トイレ用の排便介助装置 - Google Patents

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【課題】病人や高齢者等の被介護者が洋式便座を使用する際に、トイレの洋式便座から転落しないようし、下腹に力を入れやすくし、かつ、洋式便座に座る場合や退出する場合に、出入りがスムースで、つまずくことが無い排便介助装置を提供する。【解決手段】洋式便座Bを備えたトイレの側壁Cに備えた排便介助装置であって、排便介助装置は側壁Cに設けられた介助手摺部Dに固定する基礎部2と、基礎部2に対して、テーブル部3が洋式便座Bの前方で垂直及び水平に回動するともに水平状態では前後にスライドし、水平上状態で後方に押し込んだ適宜の位置でロック手段でロックする。【選択図】図3

Description

本発明は、病人や高齢者等に洋式便座を用いるトイレの壁面に取り付けられた介助手すりを利用して設置する便秘時排便介助を行う装置に関するものである。
従来より、病人や高齢者等のトイレ使用は転倒等の事故が生じやすく、そのため、特許文献1に開示されているように、被介護者が車椅子から着座したまま便器まで移動する介護用トイレシステムが提案されている。
特に、運動機会が少ない病人や高齢者等は便秘症になることが多く、便秘症解消のための排便介助をするための装置が求められ、便秘時は下腹に力を入れ前かがみの姿勢になることが多く、便座から前方に転がり落ちる事故も多発している。 このため、特許文献2に示すように、トイレ内に置く小テーブルが提案されているが、狭いトイレ内では邪魔になる場合があり、便座への着座、立ち上がりに支障をきたすという不都合があった。
このため、特許文献3に示すように、トイレ便座の側面に設置されている介助手すりに取り付けて、使用者の前方任意の位置に介助アームを固定し、アームにつかまることにより排便姿勢を保つと共に下腹部に力を入れる助けにし、かつ便座前方への落下防止の役目を果たす排便介助装置が提案されている。
特開2011−239920号公報 特開2007−295号公報 特願2014−12048号
ところで、前述した特許文献3は、床まで延びる垂直支柱が必要であり、使用者がこの支柱の根本につまずいたり、使用者が簡単に目の前の蝶ネジを緩めることが出来るので、これを自ら安易に緩めて介助アームを回動自在して転倒事故を起こすことも多かった。
本発明の課題は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、病人や高齢者等の被介護者が洋式便座を使用する際に、前かがみの姿勢になって力んでも、トイレの洋式便座から転落しないようし、下腹に力を入れやすくし、かつ、洋式便座に座る場合や退出する場合に、出入りがスムースで、つまずくことが無い排便介助装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、洋式便座を備えたトイレの側壁に備えるための排便介助装置であって、前記側壁に設けられた介助手摺部に固定する基礎部と、該基礎部に対して、垂直方向へ回動可能で、水平方向にスライド可能なテーブル部とを有し、基礎部は、スライドしたテーブル部を水平状態で適宜の位置にロックするロック手段を備えることを特徴する排便介助装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のトイレ用の排便介助装置において、前記テーブル部のテーブル部材には、被介護者の腹部の形状に沿った湾曲した湾曲受部を設けるとともに、前記ロック手段はテーブル部を被介護者の使用時にテーブル部材の手前下側に位置するようにしたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のトイレ用の排便介助装置において、
前記基礎部は、壁面に圧着させる支持脚部と、前記介助手摺部に固着する固定部を備え、前記テーブル部は、該テーブル部材をスライド可能に支持するスライド部を有し、該スライド部は前記固定部に設けたレール部に嵌合してスライドすることを特徴する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のトイレ用の排便介助装置において、前記テーブル部の前記スライド部は水平に伸びる長孔を備え、前記基礎部の前記ロック手段は、該長孔に対応するレール部に雌ネジを設けて、該長孔を貫通するように雄ネジを前記雌ネジに嵌合して、雄ネジの頭部のツマミでスライド部をレール部に締め付け或いは緩めて、水平状態の前記テーブル部下の適所でロック或いはロック解除するロック手段であることを特徴する。
請求項5の発明は、請求項1又は2又は3又は4に記載のトイレ用の排便介助装置において、前記基礎部側にはテーブル部がトイレの前方位置(手前位置)でのみ垂直に跳ね上げることが出来る規制板を設けたことを特徴する。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、洋式便座を備えたトイレの側壁に備えるための排便介助装置であって、前記側壁に設けられた介助手摺部に固定する基礎部と、該基礎部に対して、垂直方向へ回動可能で、水平方向にスライド可能なテーブル部とを有し、
前記基礎部は、壁面に圧着させる支持脚部と、前記介助手摺部に固着する固定部と、前記スライドしたテーブル部を水平状態で適宜の位置にロック及びロック解除するロック手段を備え、
前記テーブル部は、テーブル部材をスライド可能に支持するスライド部を有し、該スライド部は前記固定部に設けたレール部に嵌合してスライドするようにしたことを特徴する排便介助装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のトイレ用の排便介助装置において、前記テーブル部のテーブル部材には、被介護者の腹部の形状に沿った湾曲した湾曲受部を設けるとともに、前記ロック手段はテーブル部を被介護者の使用時にテーブル部材の手前下側に位置するようにしたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のトイレ用の排便介助装置において、前記テーブル部の前記スライド部は水平に伸びる長孔を備え、前記基礎部の前記ロック手段は、該長孔に対応するレール部に雌ネジを設けて、該長孔を貫通するように雄ネジを前記雌ネジに嵌合して、雄ネジの頭部のツマミでスライド部をレール部に締め付け或いは緩めて、水平状態の前記テーブル部下の適宜の位置でロック或いはロック解除するロック手段であることを特徴する。
請求項4の発明は、請求項1又は2又は3に記載のトイレ用の排便介助装置において、前記基礎部側にはテーブル部がトイレの前方位置でのみ垂直に跳ね上げことが出来る規制板を設けたことを特徴する。
本発明の実施例のトイレ用の排便介助装置のテーブル部3を跳ね上げ状態のトイレ内での斜視図、 同、テーブル部3を水平に回動した状態のトイレ内での斜視図、 同、テーブル部3を水平にして押し込んで使用状態にしたトイレ内での斜視図、 図1の排便介助装置の拡大斜視図、 図4の左側面図、 図2の底排便介助装置の拡大斜視図、 図6の平面図、 図4のテーブル部3の部分部分拡大図、 図6のテーブル部3の部分部分拡大図、 図8のテーブル部3を跳ね上げた状態の回動部5の部分拡大斜視図、 図9のテーブル部3を水平した状態の回動部5の部分拡大斜視図、 図3の底排便介助装置の拡大斜視図である。
本発明のトイレ用の排便介助装置は、病人や高齢者等の被介護者が洋式便座を使用する際に、テーブル部が洋式便座の前方で垂直及び水平に回動するともに水平状態では前後にスライドさせ、介護者が水平上状態で後方に押し込んだ適宜の位置でロック手段でロックするようにして、被介護者が前かがみの姿勢になって力んでも、トイレ便座から転落しないよう、下腹に力を入れやすくし、かつ、洋式便座に座る場合や退出する場合に、出入りがスムースで、つまずくことが無い排便介助装置を実現したものである。以下に、本発明のトイレ用の排便介助装置の実施例の詳細を図面に沿って説明する。
図1は、本発明のトイレ用の排便介助装置1の実施例において、トイレA及び洋式便座Bに設けて、被介護者がトイレAを使用しない状態の図で、テーブル部3を跳ね上げて垂直状態の前方から斜め上方からの斜視図であり、図2は、図1のトイレ用の排便介助装置1において、被介護者が洋式便座Bに座った後に、テーブル部3を水平状態に倒した状態の斜視図であり、図3は図2のトイレ用の排便介助装置1の水平状態のテーブル部3を後方に押し込んで、被介護者が排便介助装置1を使用状態した状態の斜視図である。
図1において、洋式便座BをトイレAのほぼ中央に配置し、被介護者は洋式便座Bは手前を前面にて着座して排便をするが、図1は被介護者がトイレAを使用してない状態を示すもので、本発明の実施例の排便介助装置1はトイレAの一方の側壁Cに配備された介助手摺Dに取り付けられる。
この排便介助装置1は、主に、排便介助装置1を側壁Cに介助手摺部Dを介して取り付けるテーブル部3を支持する基礎部2と、被介護者がトイレ使用時にトイレ便座から転落しないよう安定姿勢に固定し、使用する被介護者の前面に位置した場合は被介護者が掴まった足り肘を付いたりするテーブル部3とから構成される。このテーブル部3は、排便時に下腹に力を入れやすくしるように、腹部に沿って内側に湾曲した湾曲受部311を有したテーブル部31とし、かつ、不使用時には介護者及び被介護者が便座Bに容易に着座しやすように、テーブル部3を側壁Cに沿うように跳ね上げてられている。
図2、図3は、被介護者がトイレAを使用する状態を示すもので、被介護者である使用者がトイレA及び排便介助装置1を利用する場合は、先ず、被介護者は洋式便座Bに座り、次に、図2に示すように、テーブル部材31を側壁Cから倒して被介護者の腹部の前面に水平状態にする。そして、図3に示すように、水平状態のテーブル部材31を被介護者の腹部にまで後方に押し込んで使用状態にする。この際、必要に応じて、水平状態のテーブル部3下に位置するロック部4でテーブル部材31を固定する。敢えて、このロック部4をテーブル部3下に位置させたのは、介護者には操作可能であるが、被介護者が自らは操作することが出来ないようにするためであり、介護者が近辺に不在の場合に、被介護者が自らが不意に立ち上がることを防ぎ、結果として、被介護者の立ち上がることによる転倒を防ぐことができる。
ここで、さらに詳しく各構成を説明するが、先ず、主に基礎部2の構成を説明する。
図4は、図1の排便介助装置1の拡大図、図5は図4の左側面図であるが、基礎部2は1対の上下に延びる脚支持枠21が設けられ、この脚支持枠21の両端近傍には計4本の支持脚部22を設けられ、支持脚部22の先端には壁面に圧着する円形の接圧部23を設けられている。
なお、支持脚部22は1本でも2本でも良いが、3本以上の複数であれば安定な平面が形成されより安定する。接圧部23もゴム、プラスチック、金属等で、側壁に圧着する形状であればよい。
また、1対の脚支持枠21の中間の適所には、介助手摺部Dに基礎部2を固定する固定部24が設けられ、この左右一対の固定部24と4本の支持脚22とによって基礎部2は強固に側壁Cに固定される。なお、4本の支持脚部22の長さは、介助手摺部Dの側壁Cからの距離によって決まるが、予め所定の長さにしても、或いは、脚部の棒状部にネジを設け長さを調整するようにしてもよい。
さらに、この基礎部2には、テーブル部3をスライドさせるレール部25を連結枠体26を介して脚支持枠21に取り付ける。このレール部25のレール表面の適所には、後述するロック部4の雌ネジ41(図5参照)が設けられ、さらに、後述するテーブル部3が垂直に跳ね上がるを規制する規制板27が設けられている。
次に、主にテーブル部3の構成を、図6、図7を加えて説明する。
図6は、図2の排便介助装置1の拡大図、図7は図6の平面図であるが、テーブル部3の左右側部のどちらかには、基礎部2のレール部25に嵌合して前後にスライドするスライド部32が設けられ、スライド部32のほぼ中央には、テーブル部3が垂直及び水平に回動する回動部5を介してテーブル部材31が設けられている。
被介護者である使用者が被介護者は洋式便座Bに座ると、図5の状態の跳ね上げた状態のテーブル部材31を、介護者或いは被介護者は、テーブル部材31を手で図6、図7のように水平状態にする。
この場合のテーブル部3を取り出したのが、図8、図9であるが、図8が図4に対応し、図9は図6に対応したもので、テーブル部材31とスライド部32と間に回動部5が設けあれ、この回動部5の拡大図が図10、図11で、図10が図8に対応し、図11が図9に対応している。
テーブル部材31を回動する回動部5は、主に、図10に示すように、一方はスライド部32側の回動部材取付部51に取り付けあれ、他方はテーブル部材31側の回動部材取付部52とに取り付けあれ、両者はそれぞれに設けられた回動中心に設けあれた回動軸孔511,521に、回動軸となるボルト53が挿入され、ワッシャー55とコイルバネ56を介在させてナット54で適宜のバネ圧を与えて締め付け力で固定される。この適度の締め付け力はテーブル部材31の重量にもよるが、テーブル部材31が水平及び垂直の任意の角度で、手を離しても停止する程度にナット54の締め付け度合いを調整する。
本実施例では、テーブル部材31は約90度回動するようにしてあり、この機構を図10で説明すると、スライド部32側の回動部材取付部51の回動軸孔511,521の近傍にストッパ57が設けられ、このストッパ57に対応してテーブル部材31側の回動部材取付部52には90度を介して、互いに開度90度の位置に対向する一対の係止片58が設けられ、テーブル部材31が必要以上に回動しないように、また、テーブル部材31を使用状態では水平状態を維持するように規制する。
次に、図3及び図12に示すように、トイレ用の排便介助装置1の水平状態のテーブル部3を後方に押し込んで、被介護者が排便介助装置1を使用状態した状態を説明する。
前述の図2、図6、図7でテーブル部材31を水平状態にしているので、図6で、回動部5及びテーブル部材31が規制板27に進行を阻止されることなく、図12に示すように、スムースにテーブル部3を後方に押し込めば、被看護者の排便準備はほぼ完了する。
ここで、テーブル部3を被介護者にとって使用状態に維持するロック機構であるロック部4を説明する。
図4に戻って、ロック部4は、レール部25をスライドするスライド部32は水平に長孔321を設け、この長孔321に対応するレール部25には雌ネジ41(図5参照)を孔設し、長孔321を貫通するように雄ネジ42(図4参照)を雌ネジ41に嵌合して、雄ネジ42の頭部のツマミ43を回して、スライド部32をレール部25に対して締め付けてロックする。
このレール部25の雌ネジ41の位置は、図4、図12に示すように、雄ネジ42が係合した状態で、テーブル部3が引出状態及び跳ね出し状態と、押し込み状態に移動可能な位置に設ける必要がある。
図12では、被介護者にとって使用状態であるが、図示するように、テーブル部材31は押し込まれているので、ロック部4のツマミ43がテーブル部材31の手前の直下に位置するようになり、ロック解除する操作には介護者は操作可能であるが、被介護者が自らは操作することが出来ず、安易にロック手段を解除してテーブル部を跳ね上げることが出来ないので、被介護者が不意に立ち上がることを防げ、立ち上がることによる転倒を防げる。
なお、ロック部4のロック或いはロック解除を操作する位置は、雄ネジ42及びツマミ43が長孔321に対して移動範囲が長いので、被介護者にとって最適の位置にツマミ43を回動して固定すれば、被介護者にとって最も排便し易い位置にテーブル部3を固定することができる。
以上、実施例のトイレ用の排便介助装置1の使用方法を構成とともに説明したが、被介護者が排便を済ませ、トイレAから退室する手順は上述した逆の手順で行えばよい。
すなわち、まず、ロック部4のツマミ43を回して、スライド部32をレール部25に対して締め付けを緩めてロックを解除し、スライド部32を移動可能し、次に、テーブル部材31を手前に引いて、被介護者からテーブル部材31を引き離し、次いで、テーブル部材31を跳ね上げ可能位置まで移動させ、図2の状態にした後に、テーブル部31を跳ね上げて、図1の状態して排便は完了する。
上述したように、本発明のトイレ用の排便介助装置1の実施例によれば、テーブル部3が洋式便座の前方で垂直及び水平に回動するともに水平状態では前後にスライドするので、被介護者が洋式便座に座る場合や、退座する場合がスムースにでき、介護者が水平上状態で後方で被介護者の腹部側に押し込んだ適宜の位置でロック部4でロックするようにしたので、被介護者の体位が安定し、前かがみの姿勢になって力んでもトイレ便座から転落することもなく、テーブル部3があるので下腹に力を入れやすく、立ち上がって転倒することが防げる。
テーブル部のテーブル部材には、被介護者の腹部の形状に沿った湾曲した湾曲受部311を設けたので、被介護者を腹部の前面全体で支持するので、より安全で確実に被介護者を支持でき、また、前記ロック部4はテーブル部3を後方の腹部にスライドして被介護者の使用時及び使用後にテーブル部材31の手前で前面で下側に位置するようにしたので、このロック解除操作が介護者は操作可能であるが、被介護者が自らは操作することが出来ず、したがって、安易にロック手段を解除してテーブル部を前面に押し出して跳ね上げることが出来ないので、介護者が近辺に不在の場合に、被介護者が自らが不意に立ち上がることを防げ、立ち上がることによる転倒を防げる。なお、テーブル部3が前後にスライドし、跳ね上がるので、使用前はだれでもロック部を操作することができる。
また、基礎部2は4本の支持脚部22を壁面に圧着させるとともに、介助手摺部Dに固着する固定部24を設けて固定するので強固に壁に固定でき、従来の床まで延びる垂直支柱がないので、被介護者がつまずくこともない。なお、支持脚部22は3本以上であれば安定的に固定できるが、基礎部2を強固に側壁に固定できるのであれば1本でも2本でもよい。
さらに、規制板27によりりテーブル部3が垂直に跳ね上がるを規制しているので、規制板によりりテーブル部が垂直に跳ね上がるを規制しているので、テーブル部が便座に座った被介護者の直前でテーブル部が跳ね上がることがなく、被看護者の顔等に当たって思わぬ怪我等をすることを防ぐことが出来る。
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論である。
A・・トイレ、B・・洋式便座、C・・側壁、D・・介助手摺部
1・・トイレ用の排便介助装置、
2・・基礎部、21・・脚支持枠、22・・支持脚部、
23・・接圧部、24・・固定部、25・・レール部、
26・・連結枠体、27・・規制板、
3・・テーブル部、31・・テーブル部材、311・・湾曲受部、
32・・スライド部、
321・・長孔、
4・・ロック部(ロック手段)、41・・雌ネジ、
42・・雄ネジ、43・・ツマミ
5・・回動部、51・・(スライド部側)回動部材取付部、
511・・回動軸孔、52・・(テーブル部材側)回動部材取付部、
521・・回動軸孔、
53・・ボルト(回動軸)、54・・ナット、55・・ワッシャー、
56・・コイルバネ、57・・ストッパ、58・・係止片、

Claims (4)

  1. 洋式便座を備えたトイレの側壁に備えるための排便介助装置であって、
    前記側壁に設けられた介助手摺部に固定する基礎部と、
    該基礎部に対して、垂直方向へ回動可能で、水平方向にスライド可能なテーブル部とを有し、
    前記基礎部は、壁面に圧着させる支持脚部と、前記介助手摺部に固着する固定部と、前記スライドしたテーブル部を水平状態で適宜の位置にロック及びロック解除するロック手段を備え、
    前記テーブル部は、テーブル部材をスライド可能に支持するスライド部を有し、該スライド部は前記固定部に設けたレール部に嵌合してスライドするようにしたことを特徴する排便介助装置。
  2. 前記テーブル部のテーブル部材には、被介護者の腹部の形状に沿った湾曲した湾曲受部を設けるとともに、前記ロック手段は被介護者の使用時にテーブル部材の手前下側に位置するようにしたことを特徴とした請求項1に記載の排便介助装置。
  3. 前記テーブル部の前記スライド部は水平に伸びる長孔を備え、
    前記基礎部の前記ロック手段は、該長孔に対応するレール部に雌ネジを設けて、該長孔を貫通するように雄ネジを前記雌ネジに嵌合して、雄ネジの頭部のツマミでスライド部をレール部に締め付け或いは緩めて、水平状態の前記テーブル部下の適宜の位置でロック或いはロック解除するロック手段であることを特徴する請求項1又は2に記載の排便介助装置。
  4. 前記基礎部側には前記テーブル部がトイレの前方位置でのみ垂直に跳ね上げことが出来る規制板を設けたことを特徴する請求項1又は2又は3に記載の排便介助装置。
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