JP6628463B1 - 洋式便器用の排便支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洋式便器の周囲に設置されるトイレ用手すりや壁面を利用して、使用者が便座に立ち座りする際に手にする手すりを洋式便器の周囲に配置する働き以外に、排便を助ける働きを付加する。【解決手段】洋式便器4の便座41前方の両横に位置する膝ガード2と、該膝ガード2を支える本体フレーム21と、該本体フレーム21を回動可能に支える固定部材16からなり、膝ガード2は、着座使用時に両膝を閉じた姿勢で便座の中心に位置するように導き、膝横を支えて外方移動を規制することで両膝の開きを規制する左右一対の膝横パッド22a,22bで構成し、膝ガード2を不使用時は膝から離れた退避場所に位置し、使用時に両膝の開きを規制する設定位置に移動させて使用する位置に設けた洋式便器用の排便支援装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、洋式便器の周囲に設置される排便を助ける支援装置に関する。
洋式便器の周囲に設置される洋式便器に用いるトイレ手すりは、例えば左右一対の右側手すりフレーム及び左側手すりフレーム(側枠)と、これらに架け渡される連結フレーム(前枠部)とで洋式便器の周囲に設置する。手すりフレームは、右側フレーム及び左側フレームに左右一対で設けられる(特許文献1・[請求項1])。手すりフレームは、洋式便器に対して位置固定するため、洋式便器に拘束部材(特許文献1:固定部材)を押し当てて位置固定したり、トイレの床面又は壁面に対して拘束部材を接続して位置固定したりする。
このようなトイレ用手すり装置に長いひじ掛けを備えて、トイレ使用者の用便時における安楽姿勢の保持はもちろん、便座への着座や立ち上がりを容易にするとともに、洋式便器への侵入及び退避動作時の安全な移動までもが単一の手すり装置で賄えるものが特許文献2にみられる。
これらの手すり装置は、そのほとんどが、使用者の安全確保のものであるが、使用者の排便を促す装置も一部にみられる。たとえば、特許文献3([0002]、[0003])には、便秘症や痔疾患の使用者が排便の際に臀部を圧迫しないで、人体の腹筋に力を入れるように工夫された手すり装置が提案されている。
特開2014-210124公報 特開2019-51175公報 実登3019375公報
このように、従来の洋式便器に用いる排便支援装置は、使用者が便座に立ち座りする際に手にする手すりを洋式便器の周囲に配置する働きが主であり、その他の働きがあまりなかった。ここで、中年以降の女性は、1/3程度が便秘に悩んでいるとの統計があり、団塊の世代が高齢化するにつれ、便秘解消の要求が増えると思われることから、洋式便器に用いる排便支援装置に排便を助ける働きが付加されれば好ましい、と考えられる。そこで、洋式便器の使用者に対して積極的に排便を助ける働きが付加されるように、検討した。
検討の結果開発したものが、洋式便器の便座前方の両横に位置する膝ガードと、該膝ガードを取り付ける本体フレームと、該本体フレームを移動可能に支える固定部材からなり、膝ガードは着座使用時に、両膝を閉じた姿勢で便座の中心に位置するように導き、膝横を支えて外方移動を規制することで両膝の開きを規制する左右一対の膝横パッドで構成し、本体フレームは、その先部近傍に膝ガードを組み付け、元部を固定部材に取付け固定し、一定の動きで前記膝ガードを移動可能に結合し、固定部材を便座の周辺近傍に取付け固定して本体フレームを移動させることで不使用時は膝から離れた退避場所に位置し、使用時に両膝の開きを規制する設定位置に移動させて使用するようにしたことを特徴とする洋式便器用の排便支援装置である。
本発明の装置は、使用時に膝ガードを便座前方の両横に位置させるものであり、着座に際して、両膝の間隔を狭める姿勢で臀部を便座の中央の窪みに、より沈み込ませるものである。本体フレームの元部と結合された固定部材の固定は、便器近傍であれば良い。例えば洋式便器を挟む左右フレーム及び連結フレームで構成されるトイレ手すりや、トイレの壁あるいは床であり、洋式便器に対して必要十分な強度及び剛性を備えた結合構造であれば良い。
膝ガードは、使用者の両膝を左右中央に狭めた状態で保持する使用位置と、立ち座りに際して邪魔にならない退避位置との間で移動自在であると好ましい。具体的な膝ガードは、使用者の左右の膝それぞれに外方から宛てがわれる左右一対の膝横パッドの構成が例示できる。この場合、左右の手すりフレームや壁面に位置固定された固定部材と、それとピン結合された左右一対の本体フレームと膝ガード上下又は左右に一定の動きで回動又は平行移動して、膝ガードを使用位置及び退避位置の間で移動する。
また、膝横パッドに加えて便座の前方上部の左右位置に、膝裏を前上がりの膝上状態に支えて、膝の下がりを規制し、使用時設定の膝の高さにする膝裏パッドを膝ガードに設けると、臀部の便座への沈み込みが支援され、更に下腹部が圧迫され排便促進効果が大きくなる。
膝ガードを支える本体フレームは、膝ガードにより両膝が左右中央に狭めた状態に保持された前方の使用位置と、立ち座りする使用者の邪魔にならない側方位置との間で一定の動きで移動自在にするとよい。
手すりフレーム又は壁面に取り付けられた固定部材と移動可能に結合された本体フレームは、上下又は左右に回動又は平行移動して、前方の使用位置と側方の退避位置の間で移動自在となる。前方位置は、前かがみとなる使用者が手又は前腕ひじを手すりに載せて身体を支える使用位置である。側方位置は、洋式便器の左若しくは右のみ又は両方で、使用者が立ち座りする際に邪魔にならない退避位置である。ここで、使用位置と退避位置のうち、少なくとも使用位置には凹凸の噛合い等の回動ストッパーを設けると、使用中の回転動が防がれる。
また、膝ガードを支える本体フレームには、便座に腰掛けた使用者が足を載せるフットレストを設けるとよい。足と膝を上げて腹部を圧迫させる姿勢は先の膝裏パッドでも効果があるが、これに加えてフットレストで足を持ち上げることで、前記膝裏パッドと同様に更なる排便支援効果が得られる。
膝ガードを支える本体フレームにアームレストの回動部材を取り付けて、膝パッドとアームレストとを一体で回転移動する。床置き(据置き)タイプ、床や壁にボルトで固定するタイプ、ポータブルトイレでも、使用者が手や肘を置いて前傾姿勢を支える寄りかかり可能なアームレストを持つトイレ手すりであれば、どれに膝ガードを取り付けてもよい。
フットレストは、特定位置でのみ足を載せたり、一定幅の範囲で足を自由に載せたりできる位置固定のものや、フットレストが不要な使用者や使用者が便座に着座する際に邪魔とならないように、使用位置及び退避位置の間で移動自在にするものがある。しかし、本発明における使用位置及び退避位置の間で移動自在なフットレストは、本体フレームから延びる左右一対の本体フレームに支持された左右一対の構成とし、本体フレームが上下又は左右に回動又は平行移動して、使用位置及び退避位置の間で膝ガードとともに又は独立して移動自在にするとよい。
本発明の洋式便器に用いる排便支援装置は、膝ガードにより両膝を狭めた状態に保持することで、便座に着座した使用者の臀部を便座中央の窪みと孔に充分に沈み込ませて肛門を開き勝手にし、便通を容易にする。また、膝ガードにより両膝を狭めることと、便座への臀部の沈み込みは、下腹部の圧迫又は刺激を伴い、便意を促す効果を有する。便意を促す効果は、臀部の沈み込みに加えて、使用者が前かがみになるとより高められる。この場合、前方位置及び側方位置の間で移動自在としたアームレストを前方位置にすれば、手又は肘を付かせて安定に使用者を前かがみさせることができる。
膝裏パッドやフットレストは、膝横パッドにより両膝を狭めた状態に保持させた使用者の膝を下支えして、臀部の沈み込みと下腹部の圧迫刺激の姿勢を安定させて円滑に排便させる効果がある。また、膝ガードは使用位置のストッパーで回動規制され安全に使用でき、不使用時は邪魔にならない退避位置に移動される。
本発明を適用した洋式便器に用いる排便支援装置の一例を表す斜視図である。 本例の膝横パッドからなる膝ガード及びフットレストの水平方向の回動による使用状態を示す側面図である。 本例の膝ガード及びフットレストの内方回動による使用状態を示す正面図である。 本例の膝横パッドと膝裏パッドからなる膝ガードの上方回動による使用状態を示す側面図である。 本例の膝横パッドと膝裏パッドからなる左右一体の膝ガードの上方回動による使用状態を示す正面図である。 手すりフレームのアームレストに本例の膝ガードを一体に取り付けたもので回動による使用状態を示す側面図である。 手すりフレームのアームレストに本例の膝横パッドと膝裏パッドからなる膝ガードを一体に取り付けたもので回動による使用位置の状態を示す正面図である。 手すりフレームのアームレストに本例の膝横パッドと膝裏パッドからなる膝ガードを一体に取り付けたもので回動による使用位置の状態を示す平面図である。 トイレの壁面に本例の膝ガードを一体に取り付けた状態を示す平面図である。 ポータブルトイレに本例の膝ガードを取り付けた状態を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。本発明の洋式便器の排便支援装置は、例えば図1の全体斜視図及びその使用状態を示す図2〜図3に見られるように、まず、洋式便器4を挟む右手すりフレーム11及び左手すりフレーム12を連結フレーム13で接続した固定部材である手すりフレーム1の左右の連結支柱131,132に、左右一対の右膝ガード2a及び左膝ガード2bからなる膝ガード2を支える本体フレームの元部とをピン結合し、必要により左右一対の右フットレスト3a及び左フットレスト3bからなるフットレスト3とを設けて構成される。手すりフレーム1は、右手すりフレーム11及び左手すりフレーム12を床面に固定したり、図示は省略するが、右手すりフレーム11及び左手すりフレーム12で洋式便器4を挟んだり、右手すりフレーム11及び左手すりフレーム12を壁面に押し付けたりして、位置固定する。
連結フレーム13は、平面視略V字状の金属パイプである連結梁133の両端に、金属パイプからなる右連結支柱131及び左連結支柱132を立てた姿勢で設けている。連結梁133は、洋式便器4の前方に宛てがって、手すりフレーム1全体の強度と剛性を確保し、洋式便器4に対する手すりフレーム1の位置決めをする。右連結支柱131及び左連結支柱132は、それぞれ右手すりフレーム11や左手すりフレーム12を固定した下方部分と、連結フレーム13の連結梁133と接続されている上方部分とが分離可能となっていて、連結フレーム3と右手すりフレーム11及び左手すりフレーム12を連結又は分離される3分割構成になっている。
手すりフレーム1は、連結フレーム13の右連結支柱131及び左連結支柱132に対して、左右一対の右手すり14及び左手すり15を有する。本例の右手すり14は、右旋回して前後方向に向きを揃える側方位置と、左旋回して洋式便器4の前方で左右方向に向きを揃える前方位置との間で水平旋回する。ここで、本例の右手すり14の右アームレスト141は、右旋回部142により旋回中心から右方にずれているので、右アームレスト141を前方位置へ水平旋回させた際、使用者の胴体とアームレストの間にゆとりができる。左手すり15は右手すり14と左右対称の構成で、左アームレスト151及び左旋回部152を有する。
このような手すりフレーム1に対して、本発明の膝ガード2を取り付ける。図2及び図3に膝ガード2の取り付け構造とその使用方法について、図1から抽出して説明する。これらの図には、後に説明するフットレスト3もみられる。膝ガード2は洋式便器4の便座41に腰かけた使用者Uの両膝を左右から拘束するもので、右膝ガード2aと左膝ガード2bとからなる。両者の形状は対称である。右膝ガード2aは、金属パイプを折り曲げた右本体フレーム21aと、右本体フレーム21aの先部近傍に組付けた状態に一体に形成され右膝横パッド22aと、右本体フレーム21a元部の軸受パイプ23aで成り、軸受パイプ23aは、固定部材16の役目を成す右手すりフレーム11の右連結支柱131に回動自在に外嵌させて水平旋回される。軸と軸受との関係は図1の場合は、軸受が軸に内挿されて、図1、2と反対の例である。
右膝横パッド22aは、右本体フレーム21aの右旋回で使用者の立ち座りに際して邪魔にならない退避位置へ移動し、右本体フレーム21aの左旋回で、使用者の右脚(膝付近)に当接し、使用者の両膝を左右中央に狭めた状態で保持する使用位置へ移動し、係止機構17の係止溝171とピン172で係止する。移動は右軸受パイプ23aと右連結支柱131のピン結合で一定の移動が成される。ここで、左右対称のため、左膝ガード2bの移動説明は省略するが、左本体フレーム21b、左膝横パッド22b及び左軸受パイプ23bで構成される。
本例の洋式便器に用いる排便支援装置には、膝ガード2に加えて図1又は図2、図3にみられるように手すりフレーム(12,11)に右フットレスト3a及び左フットレスト3bからなるフットレスト3が膝ガードの本体フレーム21aと一体又は別個に連結されて、左右一対に設けられており、水平旋回自在になっている。ここで、フットレスト3は左右一体や取付場所を選んだ固定構造もある。たとえば、図2、図3に示すように、使用者の左右の足に対応してフットレストアーム32a,32bを別個の軸受パイプ33a,33bにより、連結支柱131,132に取り付けるのである。
また、膝ガード2に加えて便座41の前方上部の左右位置に、膝裏を前上がりの膝上状態に支えて、膝の下がりを規制し、使用時設定の膝の高さにする膝裏パッド24を膝ガード2に設ける
と、より最適な排便姿勢が得られ、排便促進効果がさらに上がる。その例を図4〜図8に示す。
これらの使用状態説明図から明らかなように、図4、図5のものは、左右の膝裏パッドを一体に形成して、左右一体に上下回動する構造である。図6〜図8のものは、左右を別々に膝横パッド22と膝裏パッド24を形成し、左右それぞれ水平回動し、係止機構の噛み合い等で動きが規制される構造である。このような回動構造に代えてスライド構造も可能である。
更に、図6は手すりフレーム1の左右の手すり14,15の連結支柱131,132に本発明の膝ガード2とアームレスト141,151を取り付けた状態を示す側面図であり、図7はその正面図、図8はその平面図である。アームレスト141,151は、右手すり14と左手すり15に設けられている。これら手すりの下に膝ガード2a,2bが、膝横パッド22a,22bと膝裏パッド24a,24bをアングル状に形成してそれぞれ設けられている。膝ガード及びアームレストの全体が左右の右連結支柱131と左連結支柱132及び連結梁133で支持されている。
図9は本発明の膝ガードをトイレの壁面に取り付けた構造を示す平面図であり、ここでは左右の壁面5に本体フレーム21a,21bの元部とピン結合された固定部材16を取り付け、先部に膝ガード2としての膝横パッド22a,22bと膝裏パッド24a,24bを回動可能に取り付けている。また、図10はポータブルトイレの手すりフレーム1に図9と同様の膝ガードを取り付けた構造を示す平面図である。
本発明の洋式便器に用いる排便支援装置は、次の手順に従って利用する。使用者Uは、本例の膝ガード(及びフットレスト)の使用状態を示す図2、図3に見られるように、右膝ガード2a(と右フットレスト3a)及び左膝ガード2b(と左フットレスト3b)を例えば図9や図10のように邪魔にならない側方の退避位置に移動させて洋式便器4の便座41に腰掛ける。
右膝ガード2a、左膝ガード2b、右フットレスト3a、左フットレスト3bが、すべて洋式便器4の前方部を避けて両側に寄せているので、使用者の立ち座りを邪魔しない。
使用者Uは、便座41に図2のような姿勢で腰掛けた後、図3に見られるように、右膝ガード2a及び左膝ガード2bをそれぞれ使用位置に移動させ、右膝横パッド22aを右脚の膝付近に右方から当接させ、また左膝横パッド23aを左脚の膝付近に左方から当接させる。使用位置にある右膝ガード2a及び左膝ガード2bは、間隔が狭く、使用者の両膝を左右中央に狭めた状態にする。また、右膝ガード2a及び左膝ガード2bに連動して右フットレスト3a及び左フットレスト3bも使用位置に移動しているので、使用者は足をずらして右フットレスト3a及び左フットレスト3bに載せる。
右手すりフレーム11及び左手すりフレーム12と固定部材16のピン結合の軸と軸受の間では凹凸の噛合わせ等の係止機構17で回転動が規制され、設定位置で安全に使用できる。これにより、右膝ガード2a及び左膝ガード2bの右膝横パッド22a及び左膝横パッド22bに挟まれた使用者の両膝は、左右中央に狭めた状態で保持される。また、膝ガード2の膝横パッドに対して、膝裏パッドを加えると、更に排便姿勢が安定し、肛門が開きやすくなる。図4〜図10はその例である。
また、使用者は、右膝ガード2a及び左膝ガード2bに連動して使用位置に移動した右フットレスト3a及び左フットレスト3bに足を載せることにより、相対的に臀部より膝を高い位置にして、腕を膝頭に当てるように前かがみの姿勢になるので、更に便座への臀部の沈み込みが助けられ、下腹部が圧迫刺激される。
使用者は、図2及び図3に示すように、両膝の狭めた状態が保持された後、右手すり14及び左手すりを前方位置に移動させ、手又は肘をついて前に屈む。使用者は、右手すり14及び左手すり15に手又は肘を載せているので、この姿勢が安定に保たれる。これにより、臀部は更に沈み込み、両膝を揃えたところへ前傾となった使用者の下腹部が押し付けられ、前記下腹部が圧迫又は刺激されて便意が促される。こうして通便が容易となり、かつ便意を催すことで、いきむことなく排便できる。
排便を終えた使用者は、膝ガード2を左右の側方位置へ移動させ、フットレスト3から足を外した状態で、本発明の排便支援装置を両手すり側や壁面側の退避位置に移動させる(図9又は図10参照)。膝ガード2の本体フレーム21は設定の退避位置に回転動され待機する。退避位置を安全に固定するには、必要により係止機構17を設ければ良い。
1 手すりフレーム
11 右手すりフレーム
12 左手すりフレーム
13 連結フレーム
131 右連結支柱
132 左連結支柱
133 連結梁
14 右手すり
141 右アームレスト
142 右旋回部
15 左手すり
151 左アームレスト
152 左旋回部
16 固定部材
17 係止機構
171 係止溝
172 ピン
2 膝ガード
2a 右膝ガード
21a 右本体フレーム
22a 右膝横パッド
23a 右軸受パイプ
24a 右膝裏パッド
2b 左膝ガード
21b 左本体フレーム
22b 左膝横パッド
23b 左軸受パイプ
24b 左膝裏パッド
3 フットレスト
3a 右フットレスト
32a 右フットレストアーム
33a 右軸受パイプ
3b 左フットレスト
32b 左フットレストアーム
33b 左軸受パイプ
4 洋式便器
41 便座
5 壁面

Claims (4)

  1. 洋式便器の便座前方の両横に位置する膝ガードと、該膝ガードを取り付ける本体フレームと、該本体フレームを移動可能に支える固定部材からなり、
    膝ガードは、着座使用時に両膝を閉じた姿勢で便座の中心に位置するように導き、膝横を支えて外方移動を規制することで両膝の開きを規制する左右一対の膝横パッドで構成し、
    本体フレームは、その先部近傍に膝ガードを組み付け、元部を固定部材に取り付け固定し、一定の動きで前記膝ガードを移動可能に結合し、
    固定部材を便座の周辺近傍に取付け固定して本体フレームを移動させることで不使用時は膝から離れた退避場所に位置し、使用時に両膝の開きを規制する設定位置に移動させて使用するようにしたことを特徴とする洋式便器用の排便支援装置。
  2. 便座の前方上部の左右位置に、膝裏を前上がりの膝上状態に支えて膝の下がりを規制し、使用時設定の膝の高さにする膝裏パッドを膝ガードに設けた請求項1記載の洋式便器用の排便支援装置。
  3. 便座前方下部位置に着座した使用者が足を載せるフットレストを設けた請求項1又は2記載の洋式便器用の排便支援装置。
  4. 本体フレームにアームレストの回動部材を取り付けて、膝ガードとアームレストとを一体で回転移動する請求項1ないし3いずれか記載の洋式便器用の排便支援装置。
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