JP5883720B2 - 車体後部構造 - Google Patents
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Description
本発明の一般的な目的は、バンパビーム固定部で不適切に衝突荷重が分散されることなく、左右のサイドフレームに対して円滑に衝突荷重を伝達することが可能な車体後部構造を提供することにある。
さらにまた、本発明は、車体の後部にて車幅方向に延在するバンパビームと、前記バンパビームの車両前方で、車両前後方向に延在する左右のサイドフレームと、前記バンパビームと前記左右のサイドフレームとの間にそれぞれ配置される左右のエクステンションと、前記左右のエクステンションの車幅内方で、前記バンパビームと前記左右のエクステンションとの間に架設される左右のガセットと、前記左右のガセットと前記バンパビームとが固定される固定部と、前記固定部よりも車幅外方にて前記バンパビームと前記左右のエクステンションとが固定されるバンパビーム固定部と、を備え、前記バンパビーム固定部は、車両後方からの荷重が入力された際、車幅方向にスライド可能に設けられ、前記左右のサイドフレームは、断面視してコ字状に形成されると共に、車両後端側に変形容易部を有し、前記変形容易部は、それぞれ車幅方向内方面と、下面及び車幅方向外方面とを有し、前記下面は、少なくとも車両前後方向に座屈変形の起点となる座屈基準部を有し、前記車幅方向外方面における車両後方側の前記座屈基準部に対応する位置と、前記車幅方向内方面における車両前方側の前記座屈基準部に対応する位置には、折れビードがそれぞれ設けられ、前記左右のサイドフレームは、補強部材によって前記座屈基準部の前後位置に段階的に強度差を有することを特徴とする。
さらにまた、本発明は、車体の後部にて車幅方向に延在するバンパビームと、前記バンパビームの車両前方で、車両前後方向に延在する左右のサイドフレームと、前記バンパビームと前記左右のサイドフレームとの間にそれぞれ配置される左右のエクステンションと、前記左右のエクステンションと別体で構成され、前記左右のエクステンションの車幅内方で、前記バンパビームと前記左右のエクステンションとの間に架設される左右のガセットと、前記左右のサイドフレームは、断面視してコ字状に形成されると共に、車両後端側に変形容易部を有し、前記変形容易部は、それぞれ車幅方向内方面と、下面及び車幅方向外方面とを有し、前記下面は、少なくとも車両前後方向に座屈変形の起点となる座屈基準部を有し、前記車幅方向外方面における車両後方側の前記座屈基準部に対応する位置と、前記車幅方向内方面における車両前方側の前記座屈基準部に対応する位置には、折れビードがそれぞれ設けられ、前記左右のサイドフレームの前記変形容易部は、補強部材を備え、前記補強部材は、少なくとも、車両前後方向の前記座屈基準部間において前記車幅方向内方面及び前記下面と重なり、車両前方側の前記座屈基準部より車両前方において前記車幅方向内方面と重なり、前記左右のサイドフレームは、前記補強部材によって前記複数の座屈基準部のそれぞれ前後位置で段階的に強度差を有することを特徴とする。
さらにまた、本発明は、車体の後部にて車幅方向に延在するバンパビームと、前記バンパビームの車両前方で、車両前後方向に延在する左右のサイドフレームと、前記バンパビームと前記左右のサイドフレームとの間にそれぞれ配置される左右のエクステンションと、前記左右のエクステンションと別体で構成され、前記左右のエクステンションの車幅内方で、前記バンパビームと前記左右のエクステンションとの間に傾斜角度が約40度に設定して架設される左右のガセットと、前記左右のガセットの円形状の孔部と前記バンパビームの円形状の孔部とが締結固定される固定部と、前記固定部よりも車幅外方にて前記バンパビームの長孔と前記左右のエクステンションの円形状の孔部とが締結固定されるバンパビーム固定部と、を備え、前記バンパビーム固定部は、車両後方からの荷重が入力された際、車幅方向にスライド可能に設けられることを特徴とする。
また、本発明では、衝突物の高さに拘わらず左右のサイドフレームを左右方向(車幅方向)に水平座屈(変形)させることによって安定的に衝突荷重を吸収することが可能な車体後部構造を得ることができる。
12 リヤサイドフレーム(サイドフレーム)
12b 後部フレーム(変形容易部)
14 エクステンション
15b 傾斜面
16 ガセット
24 折曲部(傾斜部)
26 ボルト(バンパビーム固定部)
28 他のボルト(固定部)
34 長孔(バンパビーム固定部)
38 ナット(バンパビーム固定部)
48 補強パッチ(補強部材)
50a 車幅内方面(車幅方向内方面)
50b 下面
50c 車幅外方面(車幅方向外方面)
52 後方座屈基準孔(座屈基準部)
54 前方座屈基準孔(座屈基準部)
56、58 折れビード
60 膨出部
Claims (5)
- 車体の後部にて車幅方向に延在するバンパビームと、
前記バンパビームの車両前方で、車両前後方向に延在する左右のサイドフレームと、
前記バンパビームと前記左右のサイドフレームとの間にそれぞれ配置される左右のエクステンションと、
前記左右のエクステンションの車幅内方で、前記バンパビームと前記左右のエクステンションとの間に架設される左右のガセットと、
前記左右のガセットと前記バンパビームとが固定される固定部と、
前記固定部よりも車幅外方にて前記バンパビームと前記左右のエクステンションとが固定されるバンパビーム固定部と、
を備え、
前記バンパビーム固定部は、車両後方からの荷重が入力された際、車幅方向にスライド可能に設けられ、
前記左右のエクステンション及び前記左右のガセットは、高張力鋼板で形成されると共に、前記左右のサイドフレームと比較して板厚が厚く形成されることを特徴とする車体後部構造。 - 車体の後部にて車幅方向に延在するバンパビームと、
前記バンパビームの車両前方で、車両前後方向に延在する左右のサイドフレームと、
前記バンパビームと前記左右のサイドフレームとの間にそれぞれ配置される左右のエクステンションと、
前記左右のエクステンションの車幅内方で、前記バンパビームと前記左右のエクステンションとの間に架設される左右のガセットと、
前記左右のガセットと前記バンパビームとが固定される固定部と、
前記固定部よりも車幅外方にて前記バンパビームと前記左右のエクステンションとが固定されるバンパビーム固定部と、
を備え、
前記バンパビーム固定部は、車両後方からの荷重が入力された際、車幅方向にスライド可能に設けられ、
前記左右のサイドフレームは、断面視してコ字状に形成されると共に、車両後端側に変形容易部を有し、
前記変形容易部は、それぞれ車幅方向内方面と、下面及び車幅方向外方面とを有し、
前記下面は、少なくとも車両前後方向に座屈変形の起点となる座屈基準部を有し、
前記車幅方向外方面における車両後方側の前記座屈基準部に対応する位置と、前記車幅方向内方面における車両前方側の前記座屈基準部に対応する位置には、折れビードがそれぞれ設けられ、
前記左右のサイドフレームの前記変形容易部は、補強部材を備え、
前記補強部材は、車両前後方向の前記座屈基準部間において前記車幅方向内方面及び前記下面と重なり、車両前方側の前記座屈基準部より車両前方において前記車幅方向内方面とのみ重なることを特徴とする車体後部構造。 - 車体の後部にて車幅方向に延在するバンパビームと、
前記バンパビームの車両前方で、車両前後方向に延在する左右のサイドフレームと、
前記バンパビームと前記左右のサイドフレームとの間にそれぞれ配置される左右のエクステンションと、
前記左右のエクステンションの車幅内方で、前記バンパビームと前記左右のエクステンションとの間に架設される左右のガセットと、
前記左右のガセットと前記バンパビームとが固定される固定部と、
前記固定部よりも車幅外方にて前記バンパビームと前記左右のエクステンションとが固定されるバンパビーム固定部と、
を備え、
前記バンパビーム固定部は、車両後方からの荷重が入力された際、車幅方向にスライド可能に設けられ、
前記左右のサイドフレームは、断面視してコ字状に形成されると共に、車両後端側に変形容易部を有し、
前記変形容易部は、それぞれ車幅方向内方面と、下面及び車幅方向外方面とを有し、
前記下面は、少なくとも車両前後方向に座屈変形の起点となる座屈基準部を有し、
前記車幅方向外方面における車両後方側の前記座屈基準部に対応する位置と、前記車幅方向内方面における車両前方側の前記座屈基準部に対応する位置には、折れビードがそれぞれ設けられ、
前記左右のサイドフレームは、補強部材によって前記座屈基準部の前後位置に段階的に強度差を有することを特徴とする車体後部構造。 - 車体の後部にて車幅方向に延在するバンパビームと、
前記バンパビームの車両前方で、車両前後方向に延在する左右のサイドフレームと、
前記バンパビームと前記左右のサイドフレームとの間にそれぞれ配置される左右のエクステンションと、
前記左右のエクステンションの車幅内方で、前記バンパビームと前記左右のエクステンションとの間に架設される左右のガセットと、
前記左右のサイドフレームは、断面視してコ字状に形成されると共に、車両後端側に変形容易部を有し、
前記変形容易部は、それぞれ車幅方向内方面と、下面及び車幅方向外方面とを有し、
前記下面は、少なくとも車両前後方向に座屈変形の起点となる座屈基準部を有し、
前記車幅方向外方面における車両後方側の前記座屈基準部に対応する位置と、前記車幅方向内方面における車両前方側の前記座屈基準部に対応する位置には、折れビードがそれぞれ設けられ、
前記左右のサイドフレームの前記変形容易部は、補強部材を備え、
前記補強部材は、少なくとも、車両前後方向の前記座屈基準部間において前記車幅方向内方面及び前記下面と重なり、車両前方側の前記座屈基準部より車両前方において前記車幅方向内方面と重なり、
前記左右のサイドフレームは、前記補強部材によって前記複数の座屈基準部のそれぞれ前後位置で段階的に強度差を有することを特徴とする車体後部構造。 - 車体の後部にて車幅方向に延在するバンパビームと、
前記バンパビームの車両前方で、車両前後方向に延在する左右のサイドフレームと、
前記バンパビームと前記左右のサイドフレームとの間にそれぞれ配置される左右のエクステンションと、
前記左右のエクステンションと別体で構成され、前記左右のエクステンションの車幅内方で、前記バンパビームと前記左右のエクステンションとの間に傾斜角度が約40度に設定して架設される左右のガセットと、
前記左右のガセットの円形状の孔部と前記バンパビームの円形状の孔部とが締結固定される固定部と、
前記固定部よりも車幅外方にて前記バンパビームの長孔と前記左右のエクステンションの円形状の孔部とが締結固定されるバンパビーム固定部と、
を備え、
前記バンパビーム固定部は、車両後方からの荷重が入力された際、車幅方向にスライド可能に設けられることを特徴とする車体後部構造。
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