JP5882944B2 - 環境試験装置、供試体の評価方法、並びに、試験装置 - Google Patents
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Description
環境試験装置は、環境試験を行うための装置であり、試験空間内を所望の温度等の環境に維持できるものである(例えば、特許文献1)。環境試験装置は、例えば、高温環境や低温環境、高湿度環境や低湿度環境、真空環境といった様々な環境を形成できる。すなわち、環境試験装置は、試験室内に製品を設置し、様々な環境下での製品の性能を評価可能である。
しかしながら、供試体として、チップ抵抗のような通電により発熱を伴う供試体(以下、発熱供試体ともいう)の場合、従来の環境試験装置では、試験室内の空気(風)の当たり方によって、供試体が発熱状態・放熱状態間で変化する。そのため、プリント基板内での温度分布が大きくなり、供試体の取り付け位置によって試験温度のばらつきが生じることがある。それ故に、従来の環境試験装置を用いた評価方法では、温度特性を正確に評価できないことがあるという問題があった。
例えば、無風空間内で、表面に発熱供試体を実装したプリント基板を電気ホットプレートのような加熱機器上に載せることによって、発熱供試体を直接的に加熱し、温度特性を評価する方法が考えられる。
しかしながら、この方策においても、プリント基板と加熱機器の接触具合により、プリント基板内での温度にばらつきが生じてしまう。すなわち、プリント基板の表面形状や加熱機器の加熱面の凹凸によって、プリント基板と加熱機器との間の伝熱面積にばらつきが生じ、プリント基板に実装された発熱供試体への伝熱にムラが生じてしまう。そのため、発熱供試体の温度特性を正確に評価できないことがあるという問題があった。
(1)評価基板が、面状に広がりを有した基板本体と、前記供試体を取り付け可能な複数の取付部と、前記基板本体を加熱する加熱ヒーターを有し、前記基板本体の一方の主面側に、複数の取付部が分布して位置し、前記基板本体の他方の主面側に、前記加熱ヒーターが面状に分布されて一体化されている。
(2)複数の評価基板が前記設置空間に配されており、前記評価基板は、面状に広がりを有した基板本体と、前記供試体を取り付け可能な取付部と、前記基板本体を加熱する加熱ヒーターを有し、前記基板本体の一方の主面側に、取付部が位置し、前記基板本体の他方の主面側に、前記加熱ヒーターが面状に分布されて一体化されている。
すなわち、本発明は、供試体に通電しつつ供試体を所望の温度に晒して供試体を評価するための評価基板において、面状に広がりを有した基板本体と、前記供試体を取り付け可能な取付部と、前記基板本体を加熱する加熱ヒーターを有し、前記基板本体の一方の主面側に、前記取付部が位置しており、前記基板本体の他方の主面側に、前記加熱ヒーターが面状に分布されて一体化されている。
つまり、本発明の評価基板は、自己の加熱ヒーターによって、基板本体を面状に加熱するものであり、加熱機器等の他の加熱手段を使用せずとも、供試体を所定の温度に晒すことができる。そのため、基板本体の反対側に取り付けられた供試体への伝熱ムラが生じにくく、供試体の温度特性を正確に評価できる。
請求項1に記載の発明は、前記評価基板を接続可能なマザー基板を有し、前記評価基板の主面は、前記マザー基板の主面に対して交差する方向を向いている。
例えば、通電時等に自己発熱する供試体を実装した場合であっても、当該発熱による隣接する供試体への影響を抑制することができる。
しかしながら、評価基板に自己発熱をする供試体を実装した場合、当該供試体の発熱によって対流が生じ、他の供試体の温度条件や他の評価基板の面内の温度分布に影響を与える場合がある。
この点について具体的に説明する。
図15の評価基板1Aと評価基板1Cの関係のように、評価基板の主面が天地方向に平行になるように2枚並べた場合(評価基板の主面が天地方向を向いた姿勢となる場合)について説明する。天地方向下側に位置する下側評価基板に発熱供試体が実装されていると、当該発熱供試体の発熱による対流がその上方に位置する上側評価基板の温度分布に影響を与える可能性がある。そのため、供試体を正確に評価できなくおそれが生じる。
また、図5の評価基板1Aと評価基板1Bの関係のように、評価基板の主面が水平方向に平行になるように2枚並べた場合(評価基板の主面が水平方向を向いた姿勢となる場合)について説明する。この場合、上記した評価基板間の対流による影響は抑制できる。しかしながら、評価基板上において、天地方向下側に位置する下側発熱供試体の発熱による対流が、同一の評価基板上に実装され、かつ、天地方向上方に位置する上側発熱供試体に影響を与える可能性がある。
このように、一つの試験室内に評価基板を並べて設置した場合に、本発明の評価基板の特長を十分に生かせないという可能性がある。
この範囲であれば、わずかに試験室内に気体(例えば、空気)が存在することになるので、評価基板からの適度な放散熱を発生させ、評価基板の加熱ヒーターの温度制御性を向上させることができる。また、これよりも真空度が高くなると、供試体から放電現象が生じるおそれがあるが、この範囲であれば、放電が起こりにくい。
すなわち、本発明は、上記の評価基板を用いた供試体の評価方法であって、減圧下で供試体に通電しつつ、複数の供試体を所望の温度に晒して、複数の供試体の温度を評価する。
請求項8に記載の発明は、供試体に通電しつつ供試体を所望の温度に晒して供試体を評価するための評価基板を有する試験装置において、前記評価基板を接続可能なマザー基板を有し、前記評価基板は、面状に広がりを有した基板本体と、前記供試体を取り付け可能な取付部と、前記基板本体を加熱する加熱ヒーターを有し、前記評価基板は、前記基板本体の一方の主面側に、前記取付部が位置し、前記基板本体の他方の主面側に、前記加熱ヒーターが面状に分布されて一体化されているものであり、前記評価基板の主面は、前記マザー基板の主面に対して交差する方向を向いていることを特徴とする試験装置である。
本発明の環境試験装置によれば、たとえ自己発熱をする供試体を評価する場合であっても、試験温度のばらつきが生じにくく、供試体の温度特性を正確に評価できる。
本発明の供試体の評価方法によれば、正確に評価することができる。
なお、以下の説明において、特に断りがない限り、上下の位置関係は、通常の設置位置(図1)を基準に説明する。
コネクター領域12は、他の部材と接続可能な領域であり、いわゆるエッジコネクターと呼ばれる部位である。コネクター領域12は、実装領域11に実装された供試体10等に給電するための給電部として機能する部位である。コネクター領域12は、他の部材と係合可能となっている。
また評価基板1は、図1,図2から読み取れるように、基板本体2の他方の主面側(下面側)に、本発明の特徴たる加熱ヒーター8が設けられており、さらにその上に下側から絶縁層9が被覆されている。
基板本体2の材質は、上記した剛性及び耐熱性を有していれば特に限定されないが、エッチング処理が行い易い観点から、ガラス・エポキシ製(FR4製)であることが好ましい。
基板本体2の厚みは、加熱ヒーター8による評価基板1への熱伝導を効率良く行える範囲にすることが好ましい。
具体的には、供試体用通電路5は、基板本体2上に広がりをもって設けられた導電層7を、エッチングすることによって所望の形状にパターニングされて形成されている。
例えば、供試体用通電路5は、基板本体2上の導電層7に所望のレジストパターンを形成し、導電層7の当該レジストパターン以外の部位を除去した後、レジストパターンを除去して形成されている。
供試体用通電路5は、実装領域11とコネクター領域12に跨がって形成されており、コネクター領域12から他の部材と接続することで通電可能となっている。
加熱ヒーター8は、通電時の実装領域11の基板本体2の面内温度分布が摂氏−1度以上摂氏1度以下に収まるように加熱用通電路15が形成されていることが好ましい。より温度分布を小さくする観点から、摂氏−0.5度以上摂氏0.5度以下となるように加熱用通電路15が形成されていることがより好ましい。
直線路17は、基板本体2の下面上をそれぞれ幅方向に平行に並んでおり、曲路18は、隣接する直線路17,17の端部間を繋ぐように接続している。すなわち、曲路18は、加熱用通電路15の延伸方向を変更する方向転換手段ともいえる。
エッチングする方法は、特に限定されるものではないが、主にウェットエッチングが用いられる。
導電層16としては、導電性を有したものであれば特に限定されないが、安価であり容易にエッチングすることができる観点から、銅箔であることが好ましい。また、電気抵抗が比較的高く発熱効率が高い観点からは、鉄箔であることが好ましい。
そして、加熱用通電路15は、他の部材から給電されることによって、導電層16の内部抵抗によって発熱し、基板本体2を所望の温度になるように加熱することが可能となっている。
本実施形態の加熱用通電路15の幅は、実装領域11において、ほぼ同一となっており、加熱用通電路15の厚みも、実装領域11において、ほぼ同一となっている。すなわち、加熱用通電路15は、全長に亘ってほぼ同一の抵抗値を備えている。
基板本体2の片側主面(上面)上には、図3のように、実装領域11において複数の取付部3が配されている。各取付部3は、幅方向x(厚み方向に対して直交する1つの方向)及び長さ方向y(厚み方向に対して直交し幅方向に対して直交する方向)に所定の間隔を空けて並んでいる。
各取付部3は、実装領域11において、基板本体2上を隣接する取付部3間の距離が等間隔になるように均等に分布していることが好ましい。
供試体10は、各取付部3にはんだ等の導電性接着剤13によって接着されており、評価基板1と一体化されている。すなわち、供試体10は、取付部3を経由して供試体用通電路5と電気的に接続されている。
絶縁層6は、基板本体2を基準として、天地方向(主面に対して垂直方向)において、供試体用通電路5の外側を被覆している。また、絶縁層9は、基板本体2を基準として、加熱用通電路15の外側を被覆している。
マザー基板105は、公知のマザーボードであり、図6のように、評価基板1を接続する1又は複数の評価基板用スロット107と、各評価基板用スロット107に給電するエッジコネクター108を有している。
マザー基板105は、図示しない公知の整流回路を実装している。マザー基板105は、少なくとも2系統の回路を有しており、評価基板用スロット107から直流電力及び交流電力(例えば、商用電力)を独立して供給することができる。
評価基板用スロット107は、評価基板1を固定する部位であり、評価基板1のコネクター領域12と係合可能となっている。
また、評価基板用スロット107は、評価基板1と係合することによって、供試体用露出部20に直流電力を供給可能となっており、加熱用露出部21に交流電力を供給可能となっている。すなわち、評価基板用スロット107は、供試体給電手段であるとともに、加熱ヒーター給電手段でもある。
エッジコネクター108は、マザー用給電スロット106と係合可能であり、係合することによって、マザー用給電スロット106と電気的に接続可能となっている。
マザー用給電スロット106は、図5のように試験室101の側面に複数設けられている。マザー基板105のエッジコネクター108は、マザー用給電スロット106に取り付けられており、マザー基板105は、試験室101の側面に対して交差する方向を向いている。本実施形態では、マザー基板105は、試験室101の側面に対して垂直方向を向いており、縦姿勢(天地に延びた姿勢)となっている。
評価基板1のコネクター領域12は、評価基板用スロット107に取り付けられており、評価基板1はマザー基板105の主面に対して交差する方向を向いている。本実施形態では、評価基板1は、マザー基板105の主面に対して垂直方向を向いており、縦姿勢(垂直に延びた姿勢)となっている。すなわち、本実施形態では、評価基板1は、試験室101の側面に対して対面するように取り付けられている。
例えば、図5に示される評価基板1A(1)は、一枚のマザー基板105上で水平方向に隣接する評価基板1B(1)と平行となっている。また、評価基板1A(1)は、天地方向に隣接する評価基板1D(1)と同一直線上に並んでいる。
なお、一の評価基板1と、当該一の評価基板1と天地方向に隣接する他の評価基板1との関係は、必ずしも同一直線上に並ぶ関係でなくてもよい。
まず、複数の供試体10を、導電性接着剤13を用いて各取付部3に接着し、供試体10を評価基板1に実装する。本実施形態では、複数の供試体10を各取付部3にはんだ付けして接着している。
このとき、1枚の評価基板1上に複数の供試体10が実装される。本実施形態では、図1に示されるように、1枚の評価基板1上に4つの供試体10が実装されている。
このとき、評価基板1は、マザー基板105の主面に対して交差した姿勢となっている。すなわち、評価基板1は、評価基板用スロット107にコネクター領域12が係合することによって、マザー基板105に対して片持ち状に支持されている。
このとき、設置空間110は、0kPa以上50kPa以下に減圧されている。経済的かつ真空に達する時間が短い真空度となる観点から、設置空間110は、10kPa以下に減圧されていることが好ましい。本実施形態では、放電が起きない程度の圧力となる観点から、1.3kPa以上10kPa以下の範囲となるように減圧制御されている。
すなわち、設置空間110は、低真空状態となっている。
このとき、絶縁層6上に設けられた温度測定手段4の測定温度をマイコンに受信して、マイコンから加熱ヒーター8への電力出力をオンオフ制御することによって、所望の温度になるように制御している。
基板本体2の温度が、摂氏50度以上摂氏200度以下の範囲の任意の値になるように制御可能であり、本実施形態では、摂氏100度程度になるように制御している。
なお、加熱ヒーター8への電力出力制御は、比例制御であってもよいし、PID制御であってもよい。
また、供試体10の試験温度が摂氏100度程度と低いため、供試体10の輻射熱による他の供試体10への温度影響を与える影響が少ない。
なお、加熱ヒーターの取り付け方法及び種類は、特に限定されない。例えば、図9のように接着剤等によって基板本体2に面状の加熱部を有した加熱ヒーター30や線状又は箔状の加熱ヒーターを取り付けてもよいし(第3実施形態)、図10のように線状、板状又は箔状の加熱ヒーター31を基板本体2と板状部材32で挟むことによって加熱ヒーター31と基板本体2を接触させて取り付けてもよい(第4実施形態)。
また、図11のように2枚の基板本体2によって、線状、板状あるいは箔状の加熱ヒーター33を挟んだ積層構造としてもよい(第5実施形態)。この場合、供試体10は、当該積層構造の両面に取り付けることができる。そのため、評価基板を設置する空間を小さくすることができる。
例えば、線状の加熱ヒーターの場合には、ニクロム線が使用でき、箔状又は板状の加熱ヒーターの場合には、鉄箔又は鉄板の打ち抜きが使用できる。
また、基板本体2に加熱ヒーターを取り付けるにあたって、基板本体2又は加熱ヒーターの少なくとも一方が融着して一体化してもよい。
例えば、空気中で評価基板1を評価する場合、加熱用通電路15は、存在する空気によって、基板本体2の面方向の外側(基板本体2の縁側)から冷却されて温度が低下する。この様な場合に用いる際には、図13のように加熱用通電路15の外側部位の断面積を小さくして発熱量を増やしてもよい(第7実施形態)。
2 基板本体
3 取付部
5 供試体用通電路(供試体通電路)
8 加熱ヒーター
10 供試体
16 導電層
18 曲路
20 供試体用露出部(供試体用給電部)
21 加熱用露出部(ヒーター用給電部)
100 環境試験装置
103 真空ポンプ(減圧手段)
107 評価基板用スロット
110 設置空間
Claims (8)
- 評価基板と、前記評価基板を設置する設置空間と、前記設置空間を減圧する減圧手段と、加熱ヒーターに給電する加熱ヒーター給電手段とを有する環境試験装置であって、
前記評価基板を接続可能なマザー基板を有し、
前記評価基板の主面は、前記マザー基板の主面に対して交差する方向を向いており、
以下の(1)又は(2)の条件を満たし、供試体を評価する際には、減圧下で供試体に通電しつつ、各供試体を所望の温度に晒すことを特徴とする環境試験装置。
(1)評価基板が、面状に広がりを有した基板本体と、前記供試体を取り付け可能な複数の取付部と、前記基板本体を加熱する加熱ヒーターを有し、前記基板本体の一方の主面側に、複数の取付部が分布して位置し、前記基板本体の他方の主面側に、前記加熱ヒーターが面状に分布されて一体化されている。
(2)複数の評価基板が前記設置空間に配されており、前記評価基板は、面状に広がりを有した基板本体と、前記供試体を取り付け可能な取付部と、前記基板本体を加熱する加熱ヒーターを有し、前記基板本体の一方の主面側に、取付部が位置し、前記基板本体の他方の主面側に、前記加熱ヒーターが面状に分布されて一体化されている。 - 前記加熱ヒーターは、導電層によって構成された全長に比べて幅の狭い通電路であり、
前記通電路に通電されることによって前記通電路が発熱することを特徴とする請求項1に記載の環境試験装置。 - 前記加熱ヒーターは、全長に比べて幅の狭い一系統又は複数系統の通電路であり、
前記通電路は複数の曲路を有し、
前記通電路に通電されることによって前記通電路が発熱することを特徴とする請求項1又は2に記載の環境試験装置。 - 前記加熱ヒーターは、前記基板本体に広く設けられた導電層をエッチングして形成された全長に比べて幅が狭い導電路であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の環境試験装置。
- 評価基板はプリント基板であり、
前記加熱ヒーターは、プリント配線で形成された全長に比べて幅が狭い通電ラインであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の環境試験装置。 - 前記基板本体の端部にヒーター用給電部が設けられており、
当該ヒーター用給電部は、前記加熱ヒーターに接続されており、
前記ヒーター用給電部は、他の部材に係合可能であり、
他の部材と係合されることによって前記ヒーター用給電部に通電されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の環境試験装置。 - 面状に広がりを有した基板本体と、供試体を取り付け可能な取付部と、前記基板本体を加熱する加熱ヒーターを有し、前記基板本体の一方の主面側に、取付部が位置し、前記基板本体の他方の主面側に、前記加熱ヒーターが面状に分布されて一体化された評価基板を用い、前記評価基板の主面を前記マザー基板の主面に対して交差する方向に向けて接続して供試体の評価を行う供試体の評価方法であって、
複数の供試体を同一の空間内に設置し、減圧下で供試体に通電しつつ、複数の供試体を所望の温度に晒して、複数の供試体の温度を評価することを特徴とする供試体の評価方法。 - 供試体に通電しつつ供試体を所望の温度に晒して供試体を評価するための評価基板を有する試験装置において、
前記評価基板を接続可能なマザー基板を有し、
前記評価基板は、面状に広がりを有した基板本体と、前記供試体を取り付け可能な取付部と、前記基板本体を加熱する加熱ヒーターを有し、
前記評価基板は、前記基板本体の一方の主面側に、前記取付部が位置し、前記基板本体の他方の主面側に、前記加熱ヒーターが面状に分布されて一体化されているものであり、
前記評価基板の主面は、前記マザー基板の主面に対して交差する方向を向いていることを特徴とする試験装置。
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