JP5880440B2 - 携帯端末装置、通知方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末装置、その携帯端末装置がユーザに対して通知を行う際の通知方法、および、その通知方法のプログラムに関する。
携帯端末装置が、着信通知などユーザに対する通知を行う際、ユーザが歩行などの動作を行っていると、通知に気付かないことがある。
特許文献1では、ユーザが動作を行っている場合に、そのユーザの動作を検出し、検出結果に応じてユーザの動作リズムと位相をずらして着信通知を行う携帯端末装置が開示されている。
ユーザに対する通知に関連して、特許文献2では、加速度センサを具備し、移動状態を検出すると移動状態でないと検出した場合よりもバイブモータの回転速度を大きくする携帯電子機器が開示されている。
特許文献3では、周囲の音と携帯型電話装置自らの振動とに基づいて、着信通知モードを選択する携帯型電話装置が開示されている。
特許文献4では、個人スケジュールのキーワードに基づいて着信モードの選択を行う情報管理装置が開示されている。
日本国特開2009−290306号公報 日本国特開2009−135675号公報 日本国特開2003−134189号公報 日本国特開2007−142843号公報
特許文献1によれば、携帯端末装置のCPUが、ユーザの動作リズムに応じて着信に対する着信報知を制御する。このため、動作リズムに応じて着信報知を適切に制御することで、その報知に気付かせることが可能となり、着信に対する対応遅れなどを効果的に防ぐことが可能とされている。しかしながら、特許文献1には、着信報知を行う具体的タイミングの決定方法までは開示されていない。
また、特許文献2〜4にも、着信通知を行う具体的タイミングの決定方法は開示されていない。
本発明の目的の一例は、上述の課題を解決することのできる携帯端末装置、着信通知方法およびプログラムを提供することである。
この発明は上述した課題を解決するためになされた。本発明の一態様による携帯端末装置は、所定の事象の発生を検出する事象検出部と、携帯端末装置のユーザに対して前記事象の発生の通知を行う通知部と、前記携帯端末装置のユーザによる前記通知に対する応答操作を受け付ける操作部と、前記携帯端末装置の空間移動のパターン周期を取得する移動周期取得部と、前記パターン周期と、前記操作部が前記応答操作を受け付けたか否かの結果とに基づいて、通知タイミングおよび通知時間を学習する学習部と、ランダム選択モードと学習結果利用モードとのいずれかのモードを選択するモード選択部とを具備する。前記通知部は、前記モード選択部が前記ランダム選択モードを選択すると、複数の所定の通知タイミングからランダムに選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間からランダムに選択される通知時間にて通知を行い、
前記通知部は、前記モード選択部が前記学習結果利用モードを選択すると、複数の所定の通知タイミングから前記学習部の学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間から前記学習部の学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知時間にて通知を行う。前記学習部は、前記モード選択部が前記ランダム選択モードを選択すると、前記モード選択部が前記学習結果利用モードを選択した場合よりも、前記操作部が前記応答操作を受け付けたか否かの結果を前記選択確率の値を変化させる度合いをより高める。
また、本発明の一態様による通知方法は、所定の事象の発生を検出するステップと、携帯端末装置のユーザに対して前記事象の発生の通知を行うステップと、前記携帯端末装置のユーザによる前記通知に対する応答操作を受け付けるステップと、前記携帯端末装置の空間移動のパターン周期を取得するステップと、前記パターン周期と前記応答操作を受け付けたか否かの結果とに基づいて、通知タイミングおよび通知時間を学習するステップと、ランダム選択モードと学習結果利用モードとのいずれかのモードを選択するステップとを具備する。前記モードを選択するステップで前記ランダム選択モードが選択されると、前記通知を行うステップにおいて、複数の所定の通知タイミングからランダムに選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間からランダムに選択される通知時間にて通知を行う。前記モードを選択するステップで前記学習結果利用モードが選択されると、前記通知を行うステップにおいて、複数の所定の通知タイミングから前記学習するステップにおける学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間から前記学習するステップにおける学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知時間にて通知を行う。前記学習するステップにおいて、前記モードを選択するステップで前記ランダム選択モードが選択された場合に、前記モードを選択するステップで前記学習結果利用モードが選択された場合よりも、前記応答操作を受け付けたか否かの結果を前記選択確率の値を変化させる度合いをより高める。
また、本発明の一態様によるプログラムは、所定の事象の発生を検出するステップと、携帯端末装置のユーザに対して前記事象の発生の通知を行うステップと、前記携帯端末装置のユーザによる前記通知に対する応答操作を受け付けるステップと、前記携帯端末装置の空間移動のパターン周期を取得するステップと、前記パターン周期と前記応答操作を受け付けたか否かの結果とに基づいて、通知タイミングおよび通知時間を学習するステップと、ランダム選択モードと学習結果利用モードとのいずれかのモードを選択するステップとを携帯端末装置に実行させる。前記プログラムは、前記モードを選択するステップで前記ランダム選択モードが選択されると、前記通知を行うステップにおいて、複数の所定の通知タイミングからランダムに選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間からランダムに選択される通知時間にて通知を行わせる。前記プログラムは、前記モードを選択するステップで前記学習結果利用モードが選択されると、前記通知を行うステップにおいて、複数の所定の通知タイミングから前記学習するステップにおける学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間から前記学習するステップにおける学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知時間にて通知を行わせる。前記プログラムは、前記学習するステップにおいて、前記モードを選択するステップで前記ランダム選択モードが選択された場合に、前記モードを選択するステップで前記学習結果利用モードが選択された場合よりも、前記応答操作を受け付けたか否かの結果を前記選択確率の値を変化させる度合いをより高めさせる。
本発明によれば、ユーザが通知に気付き易くなるように、通知を行うタイミングを決定することができる。
本発明の一実施形態における携帯端末装置の概略構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態における携帯端末装置の移動パターンおよび振動部の行う着信通知の例を示す図である。 本発明の一実施形態における係数αと、係数βと、これら係数αおよびβの選択確率を示す学習パラメータγとの関係を示す図である。 本発明の一実施形態における携帯端末装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態において、携帯端末装置がバイブによる着信通知を行う処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の変形例における携帯端末装置の概略構成を示す構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態における携帯端末装置1の概略構成を示す構成図である。図1において、携帯端末装置1は、主制御部110と、通信部(事象検出部)120と、記憶部130と、マイク141と、スピーカ142と、音声信号処理部150と、表示部160と、操作部170と、振動部(通知部)180と、加速度センサ190とを具備する。主制御部110は、移動周期取得部111と、モード選択部112と、着信通知制御部113と、学習部114とを具備する。
携帯端末装置1は、基地局装置と無線通信を行う。携帯端末装置1は、ユーザの操作や基地局装置からの受信信号に基づいて、電話機能や、電子メール機能や、Webアクセス等のネットワーク接続機能など、各種の機能を実行する。
通信部120は、基地局装置から受信する無線信号を主制御部110に出力する。通信部120は、主制御部110の出力する送信信号を、無線信号にて基地局装置宛に送信する。また、通信部120は、基地局装置から携帯端末装置1に送信される無線信号の着信を検出すると、着信を知らせる信号を主制御部110に出力する。着信は、所定の事象の発生の一例である。ここでいう「事象」は、ユーザに対する通知を伴う事象である。
記憶部130は、主制御部110の実行するプログラムや各種データを記憶する。
マイク141は、周囲音を採取して音声信号に変換する。スピーカ142は、音声信号の入力を受けて音声を出力する。
音声信号処理部150は、主制御部110から入力されるデジタルの音声信号をアナログ信号化してスピーカ142に出力する。また、音声信号処理部150はマイク141から入力されるアナログの音声信号をデジタル信号化して主制御部110に出力する。
表示部160は、高精細液晶ディスプレイあるいは有機ELディスプレイなどの表示画面を有する。表示部160は、主制御部110が出力する画像信号に従って、文字や静止画や動画などを表示画面に表示する。
操作部170は、テンキーや方向ボタンや決定ボタンなどの各種ボタンやダイヤルなどを備える。操作部170は、携帯端末装置1のユーザによる操作を受け付ける。操作部170は、受け付けた操作を示す信号を主制御部110に出力する。
振動部180は、振動モータによって構成される。振動部180は、通信部120が無線信号を着信すると、主制御部110の制御に従って、振動モータで携帯端末装置1の本体をバイブ(振動)させることにより、ユーザに対する着信通知を行う。着信通知は、事象発生の通知の一例である。
加速度センサ190は、携帯端末装置1が空間移動する加速度を測定する。例えば、ユーザが携帯端末装置1をズボンのポケットに入れた状態で歩行あるいは走行等の動作を行うことにより、携帯端末装置1の空間移動が行われ、加速度センサ190は、この空間移動により生じる加速度を測定する。
主制御部110は、携帯端末装置1の有する中央処理装置(Central Processing Unit;CPU)が、記憶部130の記憶するプログラムを読み出して実行することにより実現される。主制御部110は、各部の制御を行って、電話機能や、電子メール機能や、Webアクセス等のネットワーク接続機能など、各種の機能を実行する。特に主制御部110は、振動部180の着信通知開始タイミングおよび着信通知時間を決定(後述するように、予め定められた複数の値から選択)する。次に、主制御部110は、決定した着信通知開始タイミングおよび着信通知時間に従って着信通知を行うよう振動部180を制御する。着信通知開始タイミングは、通知タイミングの一例である。着信通知時間は、通知時間の一例である。
移動周期取得部111は、加速度センサ190の測定する加速度に基づいて、携帯端末装置1の空間移動のパターン周期を取得する。携帯端末装置1の空間移動のパターン周期とは、携帯端末装置1がおよそ一定のパターンで繰り返して空間移動を行う際の繰り返しの周期を意味する。
移動周期取得部111は、例えば、携帯端末装置1の移動が上向き(重力と反対向き)から下向き(重力の向き)に反転する時刻など、携帯端末装置1の空間移動において特徴的な変化を示す時刻を抽出する。次に、移動周期取得部111は、抽出した特徴的な変化が繰り返される時間を算出することにより、携帯端末装置1の空間移動のパターン周期を取得する。
着信通知制御部113は、振動部180の着信通知開始タイミングおよび着信通知時間を決定し、決定した着信通知開始タイミングおよび着信通知時間に従って着信通知を行うよう振動部180を制御する。
学習部114は、携帯端末装置1の空間移動のパターン周期と、ユーザによる着信応答の有無とに基づいて、着信通知開始タイミングおよび着信通知時間を学習する。
モード選択部112は、着信通知制御部113が着信通知開始タイミングおよび着信通知時間を決定する処理モードを、ランダム選択モードと学習結果利用モードとのいずれかに決定する。後述するように、ランダム選択モードは、着信通知開始タイミングおよび着信通知時間をランダムに決定するモードである。一方、学習結果利用モードは、着信通知開始タイミングおよび着信通知時間を、学習部114の学習結果に基づいて決定するモードである。
次に図2を参照して、振動部180が着信通知を行う際の着信通知開始タイミングおよび着信通知時間について説明する。
図2は、携帯端末装置1の移動パターンおよび振動部180の行う着信通知の例を示す図である。図2の横軸は時刻を示す。図2の線L1は、携帯端末装置1の移動パターンを示す線である。この線L1は、加速度センサ190が測定する加速度の大きさを示す。図2の線L2は、振動部180の行う着信通知の例を示す線である。この線L2は、振動部180が行う着信通知のオン(ON、通知)/オフ(OFF、非通知)を示す。以下では、図2の線L2が示すような、着信通知のオンとオフとの繰り返しパターンを「着信通知パターン」と称する。
図2の時刻t1、t2、t3、・・・は、移動パターンが特徴的な変化を示す時刻の一例として、加速度の大きさが増加から減少に転じる時刻を示す。周期Tは、これら特徴的な変化を示す時刻間の時間間隔の平均(t2−t1と、t3−t2と、・・・の平均)を示す。
移動周期取得部111は、線L1の示す携帯端末装置1の移動パターンから、特徴的な変化を示す時刻t1、t2、t3、・・・を抽出する。次に、移動周期取得部111は、これら特徴的な変化を示す時刻間の時間間隔の平均を算出することにより、空間移動のパターン周期T(以下、「移動周期T」と称する)を取得する。
移動周期取得部111が、移動周期Tを取得するために用いる値は、図2に示す加速度の大きさに限らず、携帯端末装置1の空間移動において特徴的な変化を示す時刻を抽出可能な値であればよい。例えば、移動周期取得部111が、加速度センサ190の測定する加速度ベクトル値あるいは加速度ベクトルの上下方向成分など、加速度の大きさ以外の値を用いるようにしてもよい。
携帯端末装置1が例えば携帯電話機である場合は、携帯端末装置1は、一般に長時間連続して使用されることが多い。これに対し、パターン周期Tは、ユーザの動作状況によって刻々と変化する。このため、移動周期取得部111が長時間の移動パターンに基づいてパターン周期Tを算出すると、ユーザが行った複数種類の動作による移動パターンが含まれてしまう。その結果、現在の移動パターンのパターン周期Tを得られないおそれがある。
そこで、移動周期取得部111は、最近の移動パターンに基づいてパターン周期Tを算出する。例えば、移動周期取得部111は、直近の所定数(例えば、直近3個)の時間間隔の平均を算出することによりパターン周期Tを取得する。
図2に示す時間α・Tは、振動部180の着信通知開始タイミングの一例であり、移動パターンが特徴的な変化を示してから、振動部180が着信通知を開始するまでの時間を示す。この時間は、移動周期Tに係数αを乗算して得られる。係数αについては後述する。
時間β・Tは、振動部180の着信通知時間を示す。この時間は、移動周期Tに係数βを乗算して得られる。係数βについては後述する。
次に、図3を参照して、着信通知開始タイミングの係数αと、着信通知時間の係数βと、学習パラメータγとについて説明する。
図3は、着信通知を行う際に用いられる係数αと、係数βと、これら係数αおよびβの組み合わせの選択確率を示す学習パラメータγとの関係を示す図である。係数αは、図2に示すように、振動部180の着信通知開始タイミングを示す係数である。係数βは、図2に示すように、振動部180の着信通知時間を示す係数である。
図3に示す値α1〜αm(mは正整数)は、係数αの値として予め定められた異なる値であり、記憶部130が予め記憶する。値β1〜βn(nは正整数)は、係数βの値として予め定められた異なる値であり、記憶部130が予め記憶する。
値αi(iは、1≦i≦mの正整数)は、0≦αi<1の範囲内で定められる。同様に、値βj(jは、1≦j≦nの正整数)は、0≦βj<1の範囲内で定められる。振動部180の着信通知時間が極端に短くならないよう、例えば、0.2≦βj<1など、値βjが、一定以上の大きさを持つようにしてもよい。
値γijは、値αiと値βjとの組み合わせを着信通知制御部113が選択する確率を示すパラメータ値である。この値γijは、記憶部130が記憶しており、学習部114によって更新される。値γijは、総計が1となるように、すなわち、式(1)が成立するように設定され更新される。
Figure 0005880440
値γijの初期値は、例えば式(2)のように、学習パラメータγ全体が均一になるように設定される。
Figure 0005880440
値γijが大きいほど、値αiと値βjとの組み合わせに基づいて着信通知が行われる確率が高くなる。そこで、後述するように、学習部114は、ユーザによる着信応答があった場合に、値γijを大きくする処理を行う。これにより、振動部180が着信通知を行う際に、過去に着信応答があった際の着信通知開始タイミングおよび着信通知時間で着信通知を行う確率が高くなる。
次に、図4および図5を参照して、携帯端末装置1の動作について説明する。
図4は、携帯端末装置1の動作例を示すフローチャートである。携帯端末装置1は、電源をオン(入)されてから電源をオフ(切)されるまで、図4および5の処理を行う。
図4のステップS161にて行われる、図5に示す処理が、本発明の実施形態における特徴的な処理である。
まず、主制御部110は、携帯端末装置1の現在位置登録を要求する位置登録要求を、通信部120を介して基地局装置に送信し、また、所定の待受画面を表示部160に表示させて、着信の待受状態となる(ステップS101)。
この待受状態において、主制御部110は、着信の有無(通信部120が着信を検出したか否か)を判定する(ステップS102)。着信無しと判定した場合(ステップS102:NO)、主制御部110は、操作部170がユーザの操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS111)。
操作を受け付けたと判定した場合(ステップS111:YES)、主制御部110は、その操作に応じた処理を行う(ステップS121)。例えば、電子メール作成および送信操作が行われた場合、主制御部110は、その操作に応じて電子メールを作成し、通信部120を介して基地局装置に送信する。あるいは、発信操作が行われた場合、主制御部110は、呼設定要求を、通信部120を介して基地局装置に送信する。
その後、処理がステップS101に戻り、再び待受状態となる。ステップS111において、ユーザの操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS111:NO)も、処理がステップS101に戻り、待受状態となる。
一方、ステップS102で着信有りと判定した場合(ステップS102:YES)、主制御部110は、加速度センサ190の測定する加速度の変化の有無を判定する(ステップS131)。すなわち、携帯端末装置1が移動しているか否かを判定する。加速度の変化有りと判定した場合(ステップS131:YES)、すなわち、携帯端末装置1が移動していると判定した場合、主制御部110は、加速度の変化が周期的か否かを判定する(ステップS141)。
例えば、移動周期取得部111が、携帯端末装置1の移動パターンから、特徴的な変化(本実施形態においては、加速度の大きさの増加から減少への転換)を示す時刻(図2の時刻t1、t2、t3、・・・)を常時抽出し、抽出した時刻を記憶部130に記憶させる。そして、移動周期取得部111は、特徴的な変化を示す時刻を新たに抽出した際、記憶部130から前回の時刻を読み出して時間間隔を算出し、記憶部130に記憶させる。これにより、記憶部130は、各回における時間間隔(t2−t1、t3−t2、t4−t3、・・・)を記憶する。主制御部110は、記憶部130の記憶する時間間隔のうち最新の5回分の中から最大値と最小値を選択する。この最大値と最小値との差が所定の閾値以下の場合、主制御部110は加速度の変化が周期的であると判定する。一方、差が閾値よりも大きい場合、主制御部110は加速度の変化が周期的でないと判定する。
ステップS141において、加速度の変化が周期的でないと判定した場合(ステップS141:NO)、および、ステップS131において、加速度の変化無しと判定した場合(ステップS131:NO)、主制御部110は、設定された着信通知方法で着信通知を行うよう、該当部分の制御を行う(ステップS201)。
例えば、着信音通知に設定されている場合、主制御部110は音声信号処理部150を制御して、設定されている着信音で着信通知を行わせる。あるいは、バイブ通知に設定されている場合、主制御部110は振動部180を制御して、バイブによる着信通知を行わせる。
この場合、主制御部110は、携帯端末装置1の移動パターンに基づく着信通知開始タイミングや着信通知時間の制御を行わない。例えば、着信音通知の場合、スピーカ142は、設定されている着信音を(一定時間間隔毎ではなく)鳴らし続ける。
主制御部110は、ユーザの着信応答無く(すなわち、操作部170が着信応答操作を受け付けずに)着信が終了した(すなわち、通信部120が着信を検出していない状態にある)か否かを判定する(ステップS202)。
着信応答無く着信が終了したと判定した場合(ステップS202:YES)、処理がステップS101に戻り、待受状態となる。一方、着信応答無く着信が終了していないと判定した場合(ステップS202:NO)、主制御部110は、着信応答の有無、すなわち、ユーザによる着信応答操作を操作部170が受け付けたか否かを判定する(ステップS211)。
着信応答無しと判定した場合(ステップS211:NO)、ステップS201に戻り、引き続き着信通知を行う。一方、着信通知有りと判定した場合(ステップS211:YES)、処理がステップS221へ進み、携帯端末装置1は通話可能状態となる。
ステップS141において、加速度の変化が周期的であると判定した場合(ステップS141:YES)、移動周期取得部111は、移動周期T(図2)を取得する(ステップS151)。また、主制御部110は、着信通知方法がバイブに設定されているか否かを判定する(ステップS152)。
バイブに設定されていないと判定した場合(ステップS152:NO)、主制御部110は、移動周期Tとは異なる着信通知パターンを選択する。具体的には、主制御部110は、記憶部130の予め記憶する着信通知パターンの中から、非周期的な着信通知パターン(例えば、ランダムな時間で着信通知と非通知とを交互に行うパターン)、あるいは、移動周期Tとは異なる周期の着信通知パターンを選択する(ステップS181)。例えば、主制御部110は、記憶部130の予め記憶する着信通知パターンの中から、ランダムに1つの着信通知パターンを選択する。
主制御部110は、ステップS181で選択した着信通知パターンに従って着信通知を行うよう、該当部分を制御する。例えば、着信音通知に設定されている場合、主制御部110は、スピーカ142が、設定されている着信音のオン(音声出力)/オフ(スピーカ停止)を、選択された着信通知パターンに従って繰り返すよう、音声信号処理部150を制御する。
このように、携帯端末装置1が着信通知のオン/オフを繰り返すことにより、定常状態よりも変化状態を検出し易い人間の知覚の特性を利用して、ユーザが着信通知に気付く可能性を高めることができる。
例えば、スピーカ142が、着信音を出力し続けるよりも、着信音のオン/オフを繰り返して変化を持たせることにより、ユーザが着信通知に気付く可能性を高めることができる。携帯端末装置1が発行ダイオード(LED)のインジケータを具備し、インジケータを発光させて着信通知を行う場合について説明する。この場合も同様に、インジケータを点灯したままの状態とするよりも、インジケータのオン/オフを繰り返して変化を持たせることにより、ユーザが着信通知に気付く可能性を高めることができる。
また、移動周期Tとは異なる着信通知パターンにて着信通知を行うことにより、携帯端末装置1の移動とは異なる原因により着信音等が発せられていることをユーザが認識する可能性が高くなり、ユーザが着信通知に気付く可能性を高めることができる。
例えば、ユーザが携帯端末装置1をズボンのポケットに入れて歩行しているとき、鍵などポケットの内容物と携帯端末装置1とが周期的に接触して周期的な接触音を発する場合がある。そこで、スピーカ142が、この周期とは異なるパターンの着信音を発することにより、ユーザが着信通知に気付く可能性を高めることができる。
その後、主制御部110は、ユーザの着信応答無く着信が終了したか否かを判定する(ステップS183)。
主制御部110が着信応答無く着信が終了したと判定した場合(ステップS183:YES)、処理がステップS101に戻り、待受状態となる。一方、着信応答無く着信が終了していないと判定した場合(ステップS183:NO)、主制御部110は、着信応答の有無を判定する(ステップS191)。
主制御部110は、着信応答無しと判定した場合(ステップS191:NO)、ステップS182に戻り、引き続き着信通知を行う。一方、主制御部110は、着信通知有りと判定した場合(ステップS191:YES)、ステップS221へ進み、携帯端末装置1は通話可能状態となる。
ステップS152において、主制御部110が着信通知方法がバイブに設定されていると判定した場合(ステップS152:YES)、携帯端末装置1は、バイブによる着信通知を行う(ステップS161)。このバイブによる着信通知については後述する。
その後、主制御部110は、ユーザの着信応答無く着信が終了したか否かを判定する(ステップS162)。
主制御部110は、着信応答無く着信が終了したと判定した場合(ステップS162:YES)、ステップS101に戻り、待受状態となる。一方、着信応答無く着信が終了していないと判定した場合(ステップS162:NO)、主制御部110は、着信応答の有無を判定する(ステップS171)。
主制御部110は、着信応答無しと判定した場合(ステップS171:NO)、ステップS161に戻り、引き続き着信通知を行う。一方、主制御部110は、着信通知有りと判定した場合(ステップS171:YES)、ステップS221へ進み、携帯端末装置1は通話可能状態となる。
ステップS221において、携帯端末装置1は通話処理を行う。具体的には、主制御部110は、マイク141の採取する音声を無線信号に変換して通信部120を介して基地局装置に送信する。また、主制御部110は、通信部120の受信する信号から音声データを抽出し、スピーカ142に音声を出力させる。
そして、主制御部110は、通話が終了したか否かを判定する(ステップS222)。具体的には、操作部170が通話終了操作を受け付けた場合、および、通信部120が、終呼の通知を受信した場合に、主制御部110は通話が終了したと判定する。
主制御部110は、通話が終了していないと判定した場合(ステップS222:NO)、ステップS221に戻り、引き続き通話処理を行う。一方、主制御部110は、通話が終了したと判定した場合(ステップS222:YES)、ステップS101に戻り、待受状態となる。
図5は、携帯端末装置1がバイブによる着信通知を行う処理手順を示すフローチャートである。携帯端末装置1は、図4のステップS161において、図5に示す処理を行う。
まず、モード選択部112が「ランダム選択モード」と「学習結果利用モード」とのいずれかを選択する(ステップS301)。
「ランダム選択モード」とは、着信通知制御部113が、学習結果であるパラメータγの値を用いずにランダムに係数αおよびβの値を選択するモードである。「学習結果利用モード」とは、パラメータγの値に基づいて、係数αおよびβを選択するモードである。
学習がある程度進んだとき、その学習結果が必ずしも適切ではない可能性がある。そこで、「ランダム選択モード」を設け、携帯端末装置1が、学習結果を用いずに着信の通知を行い、その結果に基づいて学習を行うようにする。これにより、学習結果が適切でない場合に、その学習結果に収束しないよう、学習結果をある程度発散させることができる。
モード選択部112は、γの分布の偏りが小さいほどランダム選択モードを選択する確率を高くし、γの分布の偏りが大きいほどランダム選択モードを選択する確率を低くする。例えば、γの分布として、値γ11〜γmnの標準偏差を算出し、算出した標準偏差に、予め定められた係数δ(0<δ≦1)を乗算し、乗算結果の値の確率で学習結果利用モードを選択する。あるいは、算出した標準偏差の値の確率で学習結果利用モードを選択するなど、モード選択部112が、係数δを乗算した値を用いる以外の方法で、モードを選択するようにしてもよい。
このように、γの分布の偏りが小さいほどランダム選択モードを選択する確率を高くすることにより、学習が進んでいない段階でランダムに係数αおよびβを選択する確率を高くし、様々な係数αおよびβに基づいて、すなわち満遍なく着信の通知を行い、学習することができる。これにより、適切な係数αおよびβに基づく着信の通知が一度も行われずに、適切でない学習結果に収束する可能性を低減させることができる。
モード選択部112が、予め定められた確率にてランダム選択モードを選択するなど、γの分布の偏りに基づいてランダム選択モードを選択する以外の選択方法を用いるようにしてもよい。モード選択部112が、予め定められた確率にてランダム選択モードを選択する場合、γの分布の偏りを算出する必要が無い点で、携帯端末装置1の負荷を低減させることができる。
主制御部110は、モード選択部112が選択したモードに応じて、次に行う処理を選択する(ステップS302)。モード選択部112がランダム選択モードを選択した場合(ステップS302:YES)、主制御部110は、学習度合いを高く設定する(ステップS311)。この学習度合いについては後述する。
また、着信通知制御部113は、記憶部130の記憶する係数αの値(図3のα1〜αm)と係数βの値(β1〜βn)との中から、ランダムに係数αおよびβの値を選択する。
その後、処理がステップS331に進み、携帯端末装置1は、着信通知を行う。
モード選択部112が学習結果利用モードを選択した場合(ステップS302:NO)、主制御部110は、学習度合いを低く設定する(ステップS321)。
また、着信通知制御部113は、記憶部130の記憶する係数αおよびβの値の組み合わせの中から、図3で説明したパラメータγの値の確率で、1つの組み合わせを選択する(ステップS322)。
その後、処理がステップS331に進み、携帯端末装置1は、着信通知を行う。
ステップS331において、着信通知制御部113は、ステップS312またはステップS322で選択した係数αおよびβの値に、ステップS151において移動周期取得部111が取得した移動周期Tの値を乗算して、着信通知開始タイミングα・Tと、着信通知時間β・Tとを算出する。着信通知開始タイミングα・Tは、図2を参照して説明したように、携帯端末装置1の移動パターンが特徴的な変化を示してから、振動部180が着信通知を開始するまでの時間である。着信通知制御部113は、算出した着信通知開始タイミングα・Tおよび着信通知時間β・Tにて着信通知を行うよう、振動部180を制御する。
主制御部110は、着信応答の有無を判定する(ステップS332)。主制御部110が着信応答有りと判定した場合(ステップS332:YES)、学習部114は、記憶部130の記憶するγの値を更新する。具体的には、学習部114は、ステップS312またはS322で選択した値αiおよびβjの組み合わせに対応するパラメータγijの値を大きくする。また、学習部114は、γの値の総計が1になるよう、パラメータγij以外のパラメータγの値を小さくする。
ステップS311およびS321に示すように、主制御部110は、ランダム選択モードの場合に学習度合いを高くし、学習結果利用モードの場合に学習度合いを低くする。すなわち、ランダム選択モードの場合に、学習結果に基づいてγ値をより大きく変化させる。これにより、ランダム選択モードの場合の学習結果がγの値に反映され易くなり、上述した、学習結果が適切でない場合に、その学習結果に収束しないよう、学習をある程度発散させる効果を得易くなる。
その後、図5の処理を終了し、処理が図4のステップS162に進む。
ステップS332において着信応答無しと判定した場合(ステップS332:NO)、主制御部110は、着信応答無く着信終了したか否かを判定する。主制御部110は、着信応答無く着信終了していないと判定した場合(ステップS351:NO)、ステップS331に戻り、振動部180が引き続き着信通知を行う。一方、主制御部110は、着信応答無く着信終了したと判定した場合(ステップS351:YES)、γの値を更新せずに(ステップS361)、図5の処理を終了し、図4のステップS162に進む。
ステップS361において、学習部114が、選択中の値αiおよびβjの組み合わせに対応するパラメータγijの値を小さくするようにしてもよい。この場合、学習部114は、γの値の総計が1になるよう、パラメータγij以外のパラメータγの値を大きくする。
このように、着信応答無く着信終了した場合に、学習部114がγの値を更新することにより、学習速度をより速めることができる。
一方、ユーザが着信に気付いても、手が離せない、あるいは電話に出る必要のない相手である等の理由により、着信応答しない場合も考えられる。このように、ユーザが着信に気付きながら着信応答しない場合、学習部114が、パラメータγijの値を小さくする処理を行うと、誤った学習を行うことになり、αおよびβの適切な値を得られにくくなるおそれがある。この場合は、図5のステップS361に示すように、着信応答無く着信終了した場合に、γの値を更新しないようにすることにより、誤った学習を防止できる。
このように、着信応答無く着信終了した場合に、学習部114がγの値を更新することには、長所と短所がある。そこで、ステップS361において、γの値を更新するか否かをユーザが設定可能としてもよい。この場合、着信に気付いても応答しないことの多いユーザは、γの値を更新しないよう設定し、着信に気付けば応答することが多いユーザは、γの値を更新するように設定する。
以上のように、着信通知制御部113が着信通知開始タイミングの係数αの値と着信通知時間の係数βの値とを選択する。選択された値に従って、振動部180は、図2に示すように着信通知のオンとオフとを繰り返す。これにより、定常状態よりも変化状態を検出し易い人間の知覚の特性を利用して、ユーザが着信通知に気付く可能性を高めることができる。さらには、振動部180が着信通知を行わない(オフする)時間が設定されるので、携帯端末装置1の消費電力を低減させることができる。
着信応答操作を操作部170が受け付けると、学習部114は、選択されている係数αおよびβの値を、着信通知制御部113が再度選択する確率が高くなるよう学習を行う(すなわち、学習部114は学習パラメータγの値を更新する)。これにより、ユーザが着信通知に気付いた実績のある着信通知タイミングおよび着信通知時間にて、振動部180が着信通知を行う確率が高くなるので、ユーザが着信通知に気付き易くなることが期待できる。このようにして、携帯端末装置1は、ユーザが着信通知に気付き易くなるように、着信通知を行うタイミングを決定できる。
すなわち、ユーザが歩行等の動作中でも気付き易い着信通知開始タイミングおよび着信通知時間を携帯端末装置1に学習させ、ユーザの動作周期(携帯端末装置1の移動周期T)に応じた着信通知を行えるようにした。これにより、ユーザが、歩行等の動作による振動に惑わされて着信通知に気付かない可能性を低減させるこができる。
また、学習部114は、着信応答の有無に基づいて、学習を行う。従って、ユーザは、学習のための特別な操作を行う必要が無いので、ユーザの負担が増大しない。また、学習モードを設ける必要が無いので、ユーザが学習を意識して通常の操作と異なる操作を行い、学習部114が適切な学習を行えないといった不都合が生じない。
また、携帯端末装置1は、係数αおよびβの値の組み合わせ毎に学習パラメータ(選択確率)γを記憶し更新することにより学習を行うので、ニューラルネットワークなど、学習のための複雑な仕組みを具備する必要が無い。従って、携帯端末装置1のサイズをコンパクトにでき、また、複雑な仕組みを動作させることによる電力消費の増大を避けることができる。
ただし、携帯端末装置1が行う学習方法は、上述した学習パラメータγを記憶して更新する方法に限らない。携帯端末装置1が行う学習方法としては、例えば、ニューラルネットワークを用いるなど、他の方法を用いるようにしてもよい。
また、モード選択部112が、ランダム選択モードと学習結果利用モードとのいずれかを選択する。着信通知制御部113は、ランダム選択モードでは、係数αおよびβの値をランダムに選択する。着信通知制御部113は、学習結果利用モードでは、係数αおよびβの値を学習パラメータγに基づいて選択する。このランダム選択モードを設けることにより、学習結果が適切でない場合に、その学習結果に収束しないよう、学習結果をある程度発散させることができる。
また、学習部114は、ランダム選択モードの場合に、学習結果利用モードの場合よりも学習度合いを高くする。すなわち、ランダム選択モードの場合に、学習結果に基づいてγの値をより大きく変化させる。これにより、ランダム選択モードの場合の学習結果がγの値に反映され易くなり、上述した、学習結果が適切でない場合に、その学習結果に収束しないよう、学習をある程度発散させる効果を得易くなる。
また、モード選択部112は、学習結果の値によって示される学習の度合いが進んでいるほど学習結果利用モードを選択する確率を高くする。例えば、モード選択部112は、値γ11〜γmnの標準偏差に、予め定められた係数δ(0<δ≦1)を乗算し、乗算結果の値の確率で学習結果利用モードを選択する。
このように、γの分布の偏りが小さいほどランダム選択モードを選択する確率を高くすることにより、学習が進んでいない段階でランダムに係数αおよびβの値を選択する確率を高くし、係数αおよびβの様々な値に基づいて、すなわち係数αおよびβの値を満遍なく選択して学習を行うことができる。これにより、適切な係数αおよびβに基づく着信の通知が一度も行われずに、適切でない学習結果に収束する可能性を低減させることができる。
携帯端末装置1が、図4のステップS182のように、移動周期Tとは異なる着信通知パターンで着信通知を行う場合も、学習部114が学習を行うようにしてもよい。例えば、携帯端末装置1が、移動周期T以外の周期の着信通知パターンで着信通知を行う場合、記憶部130は、図3に示されるパラメータγに加えて、予め設定される複数の着信通知周期(着信通知パターンを繰り返す周期)について、各々の選択確率を記憶する。
学習部114は、着信応答があった場合に、上述と同様にγの値を更新し、加えて、選択されている着信通知周期の選択確率を高くする。
これにより、ユーザが着信通知に気付いた実績のあるγの値および着信通知周期を、着信通知制御部113が再度選び易くなる。したがって、上述した、携帯端末装置1が移動周期Tに応じて着信通知開始タイミングおよび着信通知時間を設定する場合と同様、携帯端末装置1が、移動周期とは異なる着信通知パターンで着信通知を行う場合も、ユーザが着信通知に気付き易くなるように、着信通知を行うタイミングを決定することができる。
携帯端末装置1がユーザの動作モードを検出し、ユーザの動作モード毎に着信通知開始タイミングおよび着信通知時間を学習するようにしてもよい。
例えば、図6に示す本実施形態の変形例においては、主制御部110が、さらに動作モード検出部115を具備する。この動作モード検出部115は、移動周期取得部111の取得する携帯端末装置1の移動周期Tに基づいて、ユーザの動作モードを、歩行モードと速歩きモードと走行モードとのいずれかに設定する。具体的には、動作モード検出部115は、移動周期Tが所定の走行モード判定閾値以上の場合に走行モードに設定し、所定の歩行モード判定閾値未満の場合に歩行モードに設定し、両者の中間値の場合に速歩きモードに設定する。
記憶部130は、動作モード毎にパラメータγの値を記憶し、学習部114は、着信応答が行われた際に、そのときの動作モードのパラメータγの値を更新する。
このように、携帯端末装置1が、ユーザの動作モード毎に着信通知開始タイミングおよび着信通知時間を学習する。そのため、最適な着信通知開始タイミングおよび着信通知時間が動作モード毎に異なる場合に、動作モードに応じた適切な着信通知開始タイミングおよび着信通知時間で着信通知を行う確率を高めることができる。
本発明の実施形態の適用範囲は、上述した電話着信時の着信通知に限らない。メール着信通知や、アラーム機能など、ユーザに対する様々な通知について、本発明の実施形態を適用し得る。複数種類の通知について本発明の実施形態を適用する場合、学習部114が、これら複数種類に共通する着信通知開始タイミングおよび着信通知時間の学習を行うようにしてもよいし、通知の種類毎に着信通知開始タイミングおよび着信通知時間の学習を行うようにしてもよい。
メール着信通知のように、着信通知を行う時間が比較的短い通知については、着信通知を開始してから一定時間(例えば30秒)以内に表示部160が着信応答操作を受け付けたか否かに基づいて、主制御部110が着信応答の有無を判定するようにしてもよい。これにより、ユーザが着信通知に気付いたか否かを、より正確に判定することができ、より適切に学習を行うことができる。
上述したように、主制御部110は、CPUがプログラムを実行することにより実現できる。従って、主制御部110の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含む。
「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含む。
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。上記プログラムは、前述した機能の一部を実現しても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現しても良い。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
この出願は、2010年10月28日に出願された日本出願特願2010−241899を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、携帯端末装置、携帯端末装置がユーザに対して通知を行う際の通知方法およびその通知方法のプログラムに適用することができる。これらの装置、方法およびプログラムによれば、ユーザが通知に気付き易くなるように、通知を行うタイミングを決定することができる。
1 携帯端末装置
110 主制御部
111 移動周期取得部
112 モード選択部
113 着信通知制御部
114 学習部
115 動作モード検出部
120 通信部
130 記憶部
141 マイク
142 スピーカ
150 音声信号処理部
160 表示部
170 操作部
180 振動部
190 加速度センサ

Claims (6)

  1. 所定の事象の発生を検出する事象検出部と、
    携帯端末装置のユーザに対して前記事象の発生の通知を行う通知部と、
    前記携帯端末装置のユーザによる前記通知に対する応答操作を受け付ける操作部と、
    前記携帯端末装置の空間移動のパターン周期を取得する移動周期取得部と、
    前記パターン周期と、前記操作部が前記応答操作を受け付けたか否かの結果とに基づいて、通知タイミングおよび通知時間を学習する学習部と、
    ランダム選択モードと学習結果利用モードとのいずれかのモードを選択するモード選択部と、
    を具備し、
    前記通知部は、前記モード選択部が前記ランダム選択モードを選択すると、複数の所定の通知タイミングからランダムに選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間からランダムに選択される通知時間にて通知を行い、
    前記通知部は、前記モード選択部が前記学習結果利用モードを選択すると、複数の所定の通知タイミングから前記学習部の学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間から前記学習部の学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知時間にて通知を行い、
    前記学習部は、前記モード選択部が前記ランダム選択モードを選択すると、前記モード選択部が前記学習結果利用モードを選択した場合よりも、前記操作部が前記応答操作を受け付けたか否かの結果を前記選択確率の値を変化させる度合いをより高める、
    携帯端末装置。
  2. 前記モード選択部は、前記選択確率の値によって示される学習の度合いが進んでいるほど前記学習結果利用モードを選択する確率を高くする、請求項に記載の携帯端末装置。
  3. 前記携帯端末装置のユーザの動作モードを検出する動作モード検出部をさらに具備し、
    前記学習部は、前記動作モード検出部の検出する動作モード毎に、前記通知タイミングおよび通知時間を学習し、
    前記通知部は、前記動作モード検出部の検出する動作モードと、前記動作モードについて前記学習部の学習によって設定される選択確率に従って選択される前記通知タイミングおよび通知時間に基づいて前記通知を行う、請求項1または請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 所定の事象の発生を検出するステップと、
    携帯端末装置のユーザに対して前記事象の発生の通知を行うステップと、
    前記携帯端末装置のユーザによる前記通知に対する応答操作を受け付けるステップと、
    前記携帯端末装置の空間移動のパターン周期を取得するステップと、
    前記パターン周期と前記応答操作を受け付けたか否かの結果とに基づいて、通知タイミングおよび通知時間を学習するステップと、
    ランダム選択モードと学習結果利用モードとのいずれかのモードを選択するステップと、
    を具備し、
    前記モードを選択するステップで前記ランダム選択モードが選択されると、前記通知を行うステップにおいて、複数の所定の通知タイミングからランダムに選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間からランダムに選択される通知時間にて通知を行い、
    前記モードを選択するステップで前記学習結果利用モードが選択されると、前記通知を行うステップにおいて、複数の所定の通知タイミングから前記学習するステップにおける学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間から前記学習するステップにおける学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知時間にて通知を行い、
    前記学習するステップにおいて、前記モードを選択するステップで前記ランダム選択モードが選択された場合に、前記モードを選択するステップで前記学習結果利用モードが選択された場合よりも、前記応答操作を受け付けたか否かの結果を前記選択確率の値を変化させる度合いをより高める、通知方法。
  5. 前記携帯端末装置のユーザの動作モードを検出するステップをさらに具備し、
    前記学習するステップにおいて、前記動作モードを検出するステップで検出される動作モード毎に、前記通知タイミングおよび通知時間を学習し、
    前記通知を行うステップにおいて、前記動作モードを検出するステップで検出される動作モードと、前記動作モードについて前記学習するステップにおける学習によって設定される選択確率に従って選択される前記通知タイミングおよび通知時間に基づいて前記通知を行う、請求項4に記載の通知方法
  6. 所定の事象の発生を検出するステップと、
    携帯端末装置のユーザに対して前記事象の発生の通知を行うステップと、
    前記携帯端末装置のユーザによる前記通知に対する応答操作を受け付けるステップと、
    前記携帯端末装置の空間移動のパターン周期を取得するステップと、
    前記パターン周期と前記応答操作を受け付けたか否かの結果とに基づいて、通知タイミングおよび通知時間を学習するステップと、
    ランダム選択モードと学習結果利用モードとのいずれかのモードを選択するステップと、
    を携帯端末装置に実行させるためのプログラムであって、
    前記モードを選択するステップで前記ランダム選択モードが選択されると、前記通知を行うステップにおいて、複数の所定の通知タイミングからランダムに選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間からランダムに選択される通知時間にて通知を行わせ、
    前記モードを選択するステップで前記学習結果利用モードが選択されると、前記通知を行うステップにおいて、複数の所定の通知タイミングから前記学習するステップにおける学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知タイミング、および、複数の所定の通知時間から前記学習するステップにおける学習によって設定される選択確率に基づいて選択される通知時間にて通知を行わせ、
    前記学習するステップにおいて、前記モードを選択するステップで前記ランダム選択モードが選択された場合に、前記モードを選択するステップで前記学習結果利用モードが選択された場合よりも、前記応答操作を受け付けたか否かの結果を前記選択確率の値を変化させる度合いをより高めさせる、プログラム。
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