JP6217410B2 - 端末装置、振動出力プログラム及び振動出力方法 - Google Patents

端末装置、振動出力プログラム及び振動出力方法 Download PDF

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本発明は、端末装置、振動出力プログラム及び振動出力方法に関する。
近年、例えば、スマートフォンや携帯電話機等の携帯端末には、例えば、着信検知を利用者に伝達する手段としてバイブレーション機能がある。バイブレーション機能は、端末装置を周期的に振動することで利用者に着信を知らせるものである。
また、バイブレーション機能としては、例えば、携帯端末の向きに応じて振動の大きさを変える技術も知られている。
特開2012−199891号公報
利用者は、携帯端末を衣服に入れたままの状態で歩行中にバイブレーション機能の振動を大きくするだけでは、その振動に気付かない場合がある。例えば、携帯端末を胸ポケットに入れたままの状態で歩行中に携帯端末の加速度が極小になる瞬間においては、利用者と携帯端末との間の距離が離れるため、バイブレーション機能による振動を利用者に伝達できない。その結果、利用者は、振動に気付かず、例えば、着信を認識できないような事態が生じる。
一つの側面では、振動を利用者に伝達できる端末装置、振動出力プログラム及び振動出力方法を提供することを目的とする。
一つの案では、振動部と、検出部と、算出部と、設定部とを有する。振動部は、所定信号に応じて設定周期で振動する。検出部は、端末装置本体の静電容量を検出する。算出部は、検出部にて検出された静電容量に基づき、当該端末装置本体と利用者との間の距離が近接する近接周期を算出する。設定部は、算出部にて算出された近接周期に基づき、前記振動部の設定周期を設定する。
振動を利用者に伝達できる。
図1は、実施例1の携帯端末の一例を示す説明図である。 図2は、携帯端末の静電容量センサの一例を示す説明図である。 図3は、サブプロセッサ及びアプリCPUの機能構成の一例を示す説明図である。 図4は、変化ログテーブルの一例を示す説明図である。 図5は、静電容量を換算した電圧値と近接周期との関係の一例を示す説明図である。 図6は、振動制御処理に関わる携帯端末側のアプリCPUの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、第1の設定処理に関わる携帯端末側のサブプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、第2の設定処理に関わる携帯端末側のサブプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、第3の設定処理に関わる携帯端末側のサブプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、他の実施例の携帯端末の静電容量センサの一例を示す説明図である。 図11は、振動出力プログラムを実行する端末装置の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する端末装置、振動出力プログラム及び振動出力方法の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例1の携帯端末1の一例を示す説明図である。図1に示す携帯端末1は、例えば、スマートフォン等の端末装置である。携帯端末1は、スピーカ11と、マイク12と、LCD(Liquid Crystal Display)13と、タッチパネル14と、カメラ15と、ブルートゥース16と、GPS(Global Position System)17とを有する。携帯端末1は、無線部18と、WLAN(Wireless Local Area Network)無線部19と、通信CPU(Central Processing Unit)20と、ISP(Imaging Signal Processor)21と、音声DSP(Digital Signal Processor)22と、振動部23とを有する。更に、携帯端末1は、地磁気センサ24と、加速度センサ25と、ジャイロセンサ26と、静電容量センサ27と、サブプロセッサ28とを有する。更に、携帯端末1は、不揮発性メモリ29と、RAM(Random Access Memory)30と、アプリCPU31とを有する。
スピーカ11及びマイク12は、例えば、音声を入出力するインタフェースである。LCD13は、各種情報を画面表示する出力インタフェースである。タッチパネル14は、LCD13の画面上のタッチ操作を検出する入力インタフェースである。カメラ15は、例えば、静止画像や動画像を得る撮像機能である。ブルートゥース16は、近距離無線通信機能を司るインタフェースである。GPS17は、GPS衛星を使用して携帯端末1自体の現在位置を測定するシステムである。
無線部18は、通常の遠距離無線機能を司るインタフェースである。WLAN無線部19は、WLAN機能を司るインタフェースである。通信CPU20は、各種通信機能を司るCPUである。ISP21は、画像信号処理を司るプロセッサである。音声DSP22は、音声信号処理を司るプロセッサである。振動部23は、例えば、メール着信や音声着信等を利用者に報知すべく、例えば、着信信号等の信号に応じて設定周期で振動するバイブレーション機能である。
サブプロセッサ28は、例えば、振動出力プログラムを実行する外付けのプロセッサである。地磁気センサ24は、例えば、携帯端末1の方位を検出するセンサである。加速度センサ25は、携帯端末1自体の所定軸方向、例えば、x軸、y軸及びz軸の3軸方向の加速度を検出するセンサである。ジャイロセンサ26は、例えば、3軸の角速度を検出するセンサである。静電容量センサ27は、携帯端末1本体の表面の静電容量を検出するセンサである。図2は、携帯端末1の静電容量センサ27の一例を示す説明図である。図2に示す携帯端末1には、端末本体の外周縁(4辺)の辺毎に静電容量センサ27が夫々配置され、例えば、合計4個の静電容量センサ27が配置してある。
不揮発性メモリ29は、例えば、振動出力プログラム等の各種プログラムを記憶する領域である。RAM30は、各種情報を記憶する領域である。アプリCPU31は、携帯端末1全体を制御するものである。バス32は、携帯端末1内部のアプリCPU31やRAM30等の各種部位を相互に接続するものである。
図3は、サブプロセッサ28及びアプリCPU31の機能構成の一例を示す説明図である。尚、サブプロセッサ28及びアプリCPU31は、不揮発性メモリ29に記憶された振動出力プログラムを読み出し、読み出された振動出力プログラムに基づき各種プロセスを機能として構成するものである。図3に示すサブプロセッサ28は、検出部28A及び算出部28Bを機能として動作するものである。また、アプリCPU31は、設定部31A及び制御部31Bを機能として動作するものである。
RAM30には、図4に示す静電容量の変化ログを格納する変化ログテーブル41が格納してある。図4は、変化ログテーブル41の一例を示す説明図である。サブプロセッサ28の検出部28Aは、静電容量センサ27で検出した静電容量を電圧値に換算し、換算した電圧値を収集時刻毎に変化ログテーブル41に記憶する。図4に示す変化ログテーブル41は、収集時刻41A毎に電圧値41B及び変化ログ41Cを対応付けて記憶するものである。収集時刻41Aは、静電容量センサ27で静電容量を検出して収集した時刻に相当する。電圧値41Bは、静電容量を換算した電圧値である。変化ログ41Cは、電圧値が、後述する所定閾値以上であるか否かの判定結果を示す“0”又は“1”のログである。
図5は、静電容量を換算した電圧値と近接周期との関係の一例を示す説明図である。携帯端末1の利用者は、例えば、着衣の後ろポケットに携帯端末1を入れたままの状態で歩行した場合、携帯端末1との間での密着状態及び離間状態を繰り返す。密着状態は、例えば、ポケット内の携帯端末1と利用者とが接触している状態に相当し、離間状態は、例えば、ポケット内の携帯端末1と利用者との間が離れている状態に相当する。利用者の歩行中に携帯端末1の人体との密着状態の区間及び離間状態の区間を繰り返すことで、静電容量センサ27で検出する静電容量が変動する。例えば、携帯端末1が利用者との間で密着状態の場合、静電容量は高く、携帯端末1が利用者との間で離間状態の場合、静電容量は低くなる。図5の例では、静電容量を換算した電圧値が所定閾値αを超えた場合、携帯端末1が密着状態と判断できる。また、電圧値が所定閾値αを超えなかった場合、携帯端末1が離間状態と判断できる。
サブプロセッサ28の算出部28Bは、静電容量を換算した電圧値が所定閾値αを超えたか否かを判定する。算出部28Bは、電圧値が所定閾値αを超えた場合、該当収集時刻41Aの変化ログ41Cに“1”を設定し、変化ログ41Cを変化ログテーブル41に記憶する。また、算出部28Bは、静電容量の電圧値が所定閾値αを超えなかった場合、該当収集時刻41Aの変化ログ41Cに“0”を設定し、変化ログ41Cを変化ログテーブル41に記憶する。
算出部28Bは、変化ログテーブル41を参照し、変化ログ41Cの“0”が連続した場合、携帯端末1と利用者との間が離間した離間状態と判断できる。算出部28Bは、変化ログ41Cの“1”が連続した場合、携帯端末1と利用者との間が密着した密着状態と判断できる。
算出部28Bは、変化ログ41Cが“0”から“1”に変化した時点を第1の時刻、次に続く“1”から“0”に変化した時点を第2の時刻、次に続く“0”から“1”に変化した時点を第3の時刻として取得する。算出部28Bは、第1の時刻と第2の時刻との間の差分を密着状態の区間と、第2の時刻と第3の時刻との間の差分を離間状態の区間とする。算出部28Bは、密着状態の区間と、離間状態の区間とで1周期とする近接周期を算出する。
算出部28Bは、算出した近接周期をアプリCPU31の設定部31Aに通知する。設定部31Aは、近接周期を振動部23の設定周期に設定する。アプリCPU31内の制御部31Bは、設定周期に基づき振動部23の振動パターンを制御する。
次に実施例1の携帯端末1の動作について説明する。図6は、振動制御処理に関わる携帯端末1側のアプリCPU31の処理動作の一例を示すフローチャートである。図6に示す振動制御処理は、設定された近接周期に対応する設定周期に基づき、振動部23の振動パターンを制御する処理である。
図6においてアプリCPU31の制御部31Bは、停止要求を検出したか否かを判定する(ステップS11)。尚、停止要求は、例えば、着信に対する応答等の振動部23の振動を停止する要求である。制御部31Bは、停止要求を検出しなかった場合(ステップS11否定)、通信CPU20を通じて、例えば、メール着信や音声着信等の着信を検出したか否かを判定する(ステップS12)。制御部31Bは、着信を検出した場合(ステップS12肯定)、設定された近接周期に対応した設定周期で振動部23の振動パターンを制御し(ステップS13)、停止要求を検出したか否かを判定すべく、ステップS11に移行する。
制御部31Bは、停止要求を検出した場合(ステップS11肯定)、振動部23の振動を停止し(ステップS14)、図6に示す処理動作を終了する。制御部31Bは、着信を検出しなかった場合(ステップS12否定)、停止要求を検出したか否かを判定すべく、ステップS11に移行する。
図6に示す振動制御処理は、設定された近接周期に応じて振動部23の振動パターンを制御する、例えば、携帯端末1と利用者との間が密着する密着状態の区間で振動する。その結果、携帯端末1は、振動部23の振動を利用者に伝達できる。例えば、携帯端末1は、携帯端末1をポケットに入れたままの状態で歩行中の場合でも、利用者に接触する区間、すなわち密着状態の区間で振動部23を振動するため、振動部23の振動を利用者に伝達できる。
図7は、第1の設定処理に関わる携帯端末1側のサブプロセッサ28の処理動作の一例を示すフローチャートである。図7に示す第1の設定処理は、各静電容量センサ27で得た静電容量相当の電圧値の変化ログから近接周期を算出し、算出した近接周期に基づき、振動部23の設定周期を設定する処理である。
図7においてサブプロセッサ28は、停止要求を検出したか否かを判定する(ステップS21)。サブプロセッサ28の検出部28Aは、停止要求を検出しなかった場合(ステップS21否定)、例えば、各辺の合計4個の静電容量センサ27から静電容量を検出して順次収集する(ステップS22)。
検出部28Aは、各静電容量センサ27で収集した収集時刻毎の静電容量を電圧値に換算し(ステップS23)、換算した電圧値をA/D変換する(ステップS24)。サブプロセッサ28の算出部28Bは、収集時刻毎に各静電容量センサ27の電圧値の内、閾値α以上の電圧値があるか否かを判定する(ステップS25)。算出部28Bは、閾値α以上の電圧値がある場合(ステップS25肯定)、収集時刻に対応する静電容量の変化ログを“1”に設定する(ステップS26)。そして、算出部28Bは、収集時刻41Aに対応する“1”の変化ログ41Cを変化ログテーブル41に記憶する。
また、算出部28Bは、閾値α以上の電圧値がない場合(ステップS25否定)、収集時刻に対応する静電容量の変化ログを“0”に設定する(ステップS27)。そして、算出部28Bは、収集時刻41Aに対応する“0”の変化ログ41Cを変化ログテーブル41に記憶する。算出部28Bは、全収集時刻の静電容量の変化ログの設定が完了したか否かを判定する(ステップS28)。算出部28Bは、全収集時刻の静電容量の変化ログの設定が完了していない場合(ステップS28否定)、次の収集時刻の電圧値の内、閾値α以上の電圧値があるか否かを判定すべく、ステップS25に移行する。
算出部28Bは、全収集時刻の静電容量の変化ログの設定が完了した場合(ステップS28肯定)、変化ログテーブル41を参照する。算出部28Bは、変化ログテーブル41を参照し、全収集時刻41Aの変化ログ41Cの内、“0”から“1”に変化した第1の時刻、次に続く“1”から“0”に変化した第2の時刻、次の“0”から“1”に変化した第3の時刻を取得する(ステップS29)。
算出部28Bは、第1の時刻と第2の時刻との差分に相当する密着状態の区間と、第2の時刻と第3の時刻との差分に相当する離間状態の区間とを算出する(ステップS30)。算出部28Bは、密着状態の区間及び離間状態の区間に基づき近接周期を算出し(ステップS31)、近接周期に基づき、振動部23の設定周期を設定し(ステップS32)、停止要求を検出したか否かを判定すべく、ステップS21に移行する。サブプロセッサ23は、停止要求を検出した場合(ステップS21肯定)、図7に示す処理動作を終了する。
図7に示す第1の設定処理は、各静電容量センサ27で得た静電容量の変化ログに基づき密着状態の区間及び離間状態の区間で構成する近接周期を算出し、算出した近接周期に基づき、振動部23の設定周期を設定する。その結果、例えば、利用者が携帯端末1をポケットに入れたままの状態で歩行中の場合でも、携帯端末1は、利用者に振動部23の振動を伝達できるタイミングを提供できる。
携帯端末1は、近接周期を振動部23の設定周期に設定し、設定周期に基づき、密着状態の区間で振動部23を振動する。その結果、利用者が携帯端末1をポケットに入れたまま歩行中の場合でも、携帯端末1は、振動部23の振動を利用者に伝達できる。そして、利用者は、振動によって着信を認識できる。
尚、上記実施例1では、静電容量の変化ログから近接周期を算出するようにしたが、静電容量の変化ログだけでなく、加速度センサ25の加速度のログを使用しても良く、この場合の実施の形態につき、実施例2として、以下に説明する。尚、実施例1の携帯端末1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図8は、第2の設定処理に関わる携帯端末1側のサブプロセッサ28の処理動作の一例を示すフローチャートである。図8に示す第2の設定処理は、静電容量の電圧値及び加速度の変化ログから近接周期を算出し、算出した近接周期に基づき、振動部23の設定周期を設定する処理である。
図8においてサブプロセッサ28は、停止要求を検出したか否かを判定する(ステップS41)。検出部28Aは、停止要求を検出しなかった場合(ステップS41否定)、各静電容量センサ27から静電容量及び加速度センサ25から加速度を検出して順次収集する(ステップS42)。
検出部28Aは、各静電容量センサ27で収集した収集時刻毎の静電容量を電圧値に換算し(ステップS43)、加速度センサ25からDC成分が最大の軸方向の加速度を取得する(ステップS44)。検出部28Aは、電圧値をA/D変換する(ステップS45)。算出部28Bは、収集時刻毎に、各静電容量センサ27の電圧値の内、閾値α以上の電圧値があるか否かを判定する(ステップS46)。算出部28Bは、閾値α以上の電圧値がある場合(ステップS46肯定)、収集時刻の加速度が極値であるか否かを判定する(ステップS47)。尚、加速度が極値の場合、歩行で路面に着地したタイミングに相当し、携帯端末1と人体との密着状態の区間と言える。算出部28Bは、収集時刻の加速度が極値である場合(ステップS47肯定)、収集時刻に対応する静電容量の変化ログを“1”に設定する(ステップS48)。そして、算出部28Bは、収集時刻41Aに対応する“1”の変化ログ41Cを変化ログテーブル41内に記憶する。
また、算出部28Bは、閾値α以上の電圧値がない場合(ステップS46否定)、又は収集時刻の加速度が極値でない場合(ステップS47否定)、収集時刻に対応する静電容量の変化ログを“0”に設定する(ステップS49)。そして、算出部28Bは、収集時刻41Aに対応する“0”の変化ログ41Cを変化ログテーブル41内に記憶する。算出部28Bは、全収集時刻の静電容量の変化ログの設定が完了したか否かを判定する(ステップS50)。算出部28Bは、全収集時刻の静電容量の変化ログの設定が完了していない場合(ステップS50否定)、次の収集時刻の電圧値の内、閾値α以上の電圧値があるか否かを判定すべく、ステップS46に移行する。
算出部28Bは、全収集時刻の静電容量の変化ログの設定が完了した場合(ステップS50肯定)、変化ログテーブル41を参照する。算出部28Bは、全収集時刻41Aの変化ログ41Cの内、“0”から“1”に変化した第1の時刻、次に続く“1”から“0”に変化した第2の時刻、次に続く“0”から“1”に変化した第3の時刻を取得する(ステップS51)。算出部28Bは、第1の時刻と第2の時刻との差分に相当する密着状態の区間と、第2の時刻と第3の時刻との差分に相当する離間状態の区間とを算出する(ステップS52)。算出部28Bは、密着状態の区間及び離間状態の区間に基づき近接周期を算出し(ステップS53)、近接周期に基づき、振動部23の設定周期を設定し(ステップS54)、停止要求を検出したか否かを判定すべく、ステップS41に移行する。
サブプロセッサ28は、停止要求を検出した場合(ステップS41肯定)、図8に示す処理動作を終了する。
図8に示す第2の設定処理は、各静電容量及び加速度の変化ログに基づき密着状態の区間及び離間状態の区間で構成する近接周期を算出し、近接周期に基づき、振動部23の設定周期を設定する。携帯端末1は、加速度を利用して利用者の歩行の着地タイミングをも考慮することで近接周期の精度を高める。その結果、携帯端末1は、利用者に振動部23の振動を伝達できるタイミングを提供できる。
上記実施例1では、静電容量センサ27毎に静電容量を収集し、静電容量センサ27毎に静電容量の変化ログから近接周期を記憶しておき、現在の静電容量の状況に応じた近接周期を振動部23の設定周期として設定しても良い。この場合の実施の形態につき、実施例3として以下に説明する。尚、実施例1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図9は、第3の設定処理に関わる携帯端末1側のサブプロセッサ28の処理動作の一例を示すフローチャートである。図9に示す第3の設定処理は、静電容量センサ27毎に静電容量を収集し、静電容量に対応した電圧値が所定閾値以上かつ最小値の電圧値の変化ログのセンサIDを決定し、決定したセンサIDの近接周期に基づき、振動部23の設定周期を設定する処理である。
図9においてサブプロセッサ28は、停止要求を検出したか否かを判定する(ステップS61)。検出部28Aは、停止要求を検出しなかった場合(ステップS61否定)、各静電容量センサ27から静電容量を順次収集する(ステップS62)。尚、検出部28Aは、各静電容量センサ27をセンサIDで識別し、各静電容量センサ27で収集した静電容量をセンサIDで管理している。
検出部28Aは、各静電容量センサ27で収集した収集時刻毎の静電容量を電圧値に換算し(ステップS63)、各電圧値をA/D変換する(ステップS64)。算出部28Bは、静電容量の変化ログを設定すべく、対象の静電容量センサ27に対応したセンサIDを選択する(ステップS65)。
算出部28Bは、選択した対象のセンサIDの収集時刻毎の電圧値が閾値α以上であるか否かを判定する(ステップS66)。算出部28Bは、電圧値が閾値α以上の場合(ステップS66肯定)、センサIDの収集時刻に対応する静電容量の変化ログを“1”に設定する(ステップS67)。そして、算出部28Bは、収集時刻41Aに対応した“1”の変化ログ41Cを対象センサIDに対応付けて変化ログテーブル41内に記憶する。
また、算出部28Bは、電圧値が閾値α以上でない場合(ステップS66否定)、センサIDの収集時刻に対応する静電容量の変化ログを“0”に設定する(ステップS68)。そして、算出部28Bは、収集時刻41Aに対応した“0”の変化ログ41Cを対象センサIDに対応付けて変化ログテーブル41内に記憶する。算出部28Bは、選択した対象センサIDの全収集時刻の静電容量の変化ログの設定が完了したか否かを判定する(ステップS69)。算出部28Bは、対象センサIDの全収集時刻の静電容量の変化ログの設定が完了していない場合(ステップS69否定)、次の収集時刻の電圧値の内、電圧値が閾値α以上であるか否かを判定すべく、ステップS66に移行する。
算出部28Bは、対象センサIDの全収集時刻の静電容量の変化ログの設定が完了した場合(ステップS69肯定)、変化ログテーブル41を参照する。そして、算出部28Bは、対象センサIDの静電容量の変化ログの内、“0”から“1”に変化した第1の時刻、次に続く“1”から“0”に変化した第2の時刻、次に続く“0”から“1”に変化した第3の時刻を取得する(ステップS70)。
算出部28Bは、第1の時刻と第2の時刻との差分に相当する密着状態の区間と、第2の時刻と第3の時刻との差分に相当する離間状態の区間とを対象センサID毎に算出する(ステップS71)。算出部28Bは、密着状態の区間及び離間状態の区間に基づき、対象センサIDの近接周期を算出し(ステップS72)、対象センサIDの近接周期を記憶する(ステップS73)。尚、アプリCPU28では、対象センサID毎の近接周期を管理している。そして、算出部28Bは、未選択である次のセンサIDがあるか否かを判定する(ステップS74)。
算出部28Bは、次のセンサIDがある場合(ステップS74肯定)、次のセンサIDを対象センサIDとして選択すべく、ステップS65に移行する。算出部28Bは、次のセンサIDがない場合(ステップS74否定)、全センサIDの電圧値の内、閾値α以上で、最小値の電圧値に対応したセンサIDを決定する(ステップS75)。
算出部28Bは、決定したセンサIDに対応する近接周期に基づき、振動部23の設定周期を設定し(ステップS76)、停止要求を検出したか否かを判定すべく、ステップS61に移行する。サブプロセッサ28は、停止要求を検出した場合(ステップS61肯定)、図9に示す処理動作を終了する。
図9に示す第3の設定処理は、静電容量センサ27毎に静電容量を取得し、閾値以上かつ最小値の電圧値の変化ログに対応する近接周期を決定し、決定した近接周期に基づき、振動部23の設定周期を設定する。その結果、携帯端末1は、利用者に振動部23の振動を伝達できるタイミングを提供できる。
上記実施例1−3では、携帯端末1の外周縁の各辺に静電容量センサ27を配置したが、例えば、図10に示すように、携帯端末1Aの外周縁の辺の内、任意の辺と、その辺の対向辺とに静電容量センサ27Aを配置しても良い。図10は、他の実施例の携帯端末1Aの静電容量センサ27Aの一例を示す説明図である。
また、上記実施例1−3では、携帯端末1の外周縁に合計4個の静電容量センサ27を配置したが、単一の静電容量センサ27で携帯端末1の静電容量を検出して収集するようにしても良い。
また、上記実施例の携帯端末1は、全収集時刻41Aの変化ログ41Cから第1の時刻、第2の時刻及び第3の時刻を取得し、第1の時刻、第2の時刻及び第3の時刻に基づき、密着状態の区間及び離間状態の区間を得る。更に、携帯端末1は、密着状態の区間及び離間状態の区間で構成する近接周期に基づき振動部23の設定周期を設定した。しかしながら、全収集時刻41Aの変化ログ41Cから第1の時刻及び第2の時刻を取得し、第1の時刻及び第2の時刻に基づき密着状態の区間を取得し、密着状態の区間に基づき、振動部23の振動を開始するようにしても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを端末装置内のCPU等のプロセッサで実行させることによって実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行する端末装置の一例を説明する。図11は、振動出力プログラムを実行する端末装置の一例を示す説明図である。
図11に示す振動出力プログラムを実行する端末装置100は、通信部110と、振動部120と、検出部130と、ROM140と、RAM150と、CPU160とを有する。更に、通信部110、振動部120、検出部130、ROM140、RAM150及びCPU160は、バスを介して接続される。振動部120は、所定信号に応じて設定周期で振動する。検出部130は、端末装置100本体の静電容量を検出する。
そして、ROM140には、上記実施例と同様の機能を発揮する振動出力プログラムが予め記憶されている。ROM140は、振動出力プログラムとして算出プログラム140A及び設定プログラム140Bが記憶されている。尚、ROM140ではなく、図示せぬドライブでコンピュータ読取可能な記録媒体に振動出力プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。
そして、CPU160は、算出プログラム140AをROM140から読み出して算出プロセス160Aとして機能する。更に、CPU160は、設定プログラム140BをROM140から読み出して設定プロセス160Bとして機能する。
CPU160は、検出部130にて検出された静電容量に基づき、当該端末装置100の本体と利用者との間の距離が近接する近接周期を算出する。CPU160は、算出された近接周期に基づき、振動部120の設定周期を設定する。その結果、端末装置100は、近接周期に基づく設定周期で振動部120を制御することで、振動部120の振動を利用者に伝達できる。
1 携帯端末
23 振動部
27 静電容量センサ
28 サブプロセッサ
28A 検出部
28B 算出部
31 アプリCPU
31A 設定部
41 変化ログテーブル

Claims (9)

  1. 所定信号に応じて設定周期で振動する振動部と
    端末装置本体の静電容量を検出する検出部と、
    前記検出部にて検出された前記静電容量に基づき、当該端末装置本体と利用者との間の距離が近接する近接周期を算出する算出部と、
    前記算出部にて算出された前記近接周期に基づき、前記振動部の設定周期を設定する設定部と
    を有することを特徴とする端末装置。
  2. 前記設定部は、
    前記近接周期に基づき、当該端末装置本体が前記利用者に近接したタイミングで振動する前記設定周期を設定することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記算出部は、
    前記静電容量が所定閾値を超えた場合に前記端末装置本体と前記利用者との間の距離が近接したと判定し、前記静電容量が前記所定閾値を超えなかった場合に前記端末装置本体と前記利用者との間の距離は近接していないと判定し、
    当該判定結果に基づき前記近接周期を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 前記算出部は、
    前記端末装置本体の部位毎の静電容量の内、少なくとも1個の部位の静電容量が所定閾値を超えた場合に当該端末装置本体と前記利用者との間の距離が近接したと判定することを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記算出部は、
    前記端末装置本体の部位毎の静電容量に基づき前記近接周期を算出し、前記部位毎に、前記静電容量及び前記近接周期を記憶部に記憶しておき、
    前記設定部は、
    前記検出部にて検出された現在の静電容量に関わる前記近接周期を前記記憶部から読み出し、読み出された前記近接周期を前記設定周期として設定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の端末装置。
  6. 当該端末装置本体の加速度を測定する測定部をさらに有し、
    前記算出部は、
    前記検出部にて検出された前記静電容量及び前記測定部にて測定された加速度に基づき、前記近接周期を算出することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の端末装置。
  7. 前記検出部は、
    当該端末装置本体の外周縁部付近に配置した検知部で前記静電容量を検出することを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の端末装置。
  8. 所定信号に応じて設定周期で振動する振動部を有する端末装置に、
    端末装置本体の静電容量を検出し、
    検出された前記静電容量に基づき、当該端末装置本体と利用者との間の距離が近接する近接周期を算出し、
    算出された前記近接周期に基づき、前記振動部の設定周期を設定する
    処理を実行させることを特徴とする振動出力プログラム。
  9. 所定信号に応じて設定周期で振動する振動部を有する端末装置が、
    端末装置本体の静電容量を検出し、
    検出された前記静電容量に基づき、当該端末装置本体と利用者との間の距離が近接する近接周期を算出し、
    算出された前記近接周期に基づき、前記振動部の設定周期を設定する
    処理を実行することを特徴とする振動出力方法。
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