JP2015155864A - 携帯電子機器、測位プログラム及び測位方法 - Google Patents

携帯電子機器、測位プログラム及び測位方法 Download PDF

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笠間 晃一朗
Koichiro Kasama
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Abstract

【課題】安定した自律測位を実現できる携帯電子機器等を提供する。
【解決手段】携帯端末は、加速度センサと、地磁気センサと、ジャイロセンサと、判定部と、制御部とを有する。判定部は、加速度センサ及び地磁気センサを用いて自律測位中に、地磁気センサが誤動作する可能性のある特定地域に自端末が在圏しているか否かを判定する。制御部は、自端末が特定地域に在圏していると判定されると、ジャイロセンサ及び加速度センサを用いた自律測位に切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電子機器、測位プログラム及び測位方法に関する。
近年、例えば、スマートフォンや携帯電話機等の携帯電子機器には、例えば、地磁気センサ、加速度センサ、ジャイロセンサやGPS等の機能がある。そして、携帯電子機器は、例えば、地磁気センサ及び加速度センサを用いて、機器本体の現在位置を自律測位する。その結果、携帯電子機器は、機器本体の現在位置を認識できる。
携帯電子機器は、利用者の移動に応じて様々な通信環境の地域に移動することになる。その結果、携帯電子機器は、異なる通信環境の地域に移動したとしても、例えば、地磁気センサ及び加速度センサを用いて自律測位することで、機器本体の現在位置を認識できる。
特開2009−210473号公報
しかしながら、携帯電子機器では、例えば、屋内のように地磁気センサが誤動作する可能性のある特定地域に在圏した場合、地磁気センサが誤動作して自律測位できない。
一つの側面では、安定した自律測位を確保できる携帯電子機器、測位プログラム及び測位方法を提供することを目的とする。
一つの案では、判定部と、制御部とを有する。判定部は、加速度センサ及び地磁気センサの取得値に基づく測位中に所定地域に在圏しているか否かを判定する。制御部は、当該所定地域に在圏していると判定されると、ジャイロセンサ及び加速度センサの取得値に基づく測位に切り替える。
安定した自律測位を確保できる。
図1は、本実施例の携帯端末の一例を示す説明図である。 図2は、サブプロセッサの機能構成の一例を示す説明図である。 図3は、変化量ログテーブルの一例を示す説明図である。 図4は、第1の自律測位処理に関わる携帯端末のサブプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、第2の自律測位処理に関わる携帯端末のサブプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、測位プログラムを実行する携帯電子機器の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する携帯電子機器、測位プログラム及び測位方法の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、本実施例の携帯端末1の一例を示す説明図である。図1に示す携帯端末1は、例えば、スマートフォン等の端末装置である。携帯端末1は、スピーカ11と、マイク12と、LCD(Liquid Crystal Display)13と、タッチパネル14と、カメラ15と、ブルートゥース(登録商標)16と、GPS(Global Positioning System)17とを有する。携帯端末1は、無線部18と、WLAN(Wireless Local Area Network)無線部19と、通信CPU(Central Processing Unit)20と、ISP(Imaging Signal Processor)21と、音声DSP(Digital Signal Processor)22とを有する。更に、携帯端末1は、振動部23と、地磁気センサ24と、加速度センサ25と、ジャイロセンサ26と、サブプロセッサ27とを有する。更に、携帯端末1は、不揮発性メモリ28と、RAM(Random Access Memory)29と、アプリCPU30とを有する。
スピーカ11及びマイク12は、例えば、音声を入出力するインタフェースである。LCD13は、各種情報を画面表示する出力インタフェースである。タッチパネル14は、LCD13の画面上のタッチ操作を検出する入力インタフェースである。カメラ15は、例えば、静止画像や動画像を得る撮像機能である。ブルートゥース16は、近距離無線通信機能を司るインタフェースである。GPS17は、GPS衛星を使用して携帯端末1自体の現在位置である測位値を取得するシステムである。
無線部18は、通常の遠距離無線機能を司るインタフェースである。WLAN無線部19は、WLAN機能を司るインタフェースである。通信CPU20は、各種通信機能を司るCPUである。ISP21は、画像信号処理を司るプロセッサである。音声DSP22は、音声信号処理を司るプロセッサである。振動部23は、例えば、メール着信や音声着信等を利用者に報知すべく、例えば、着信信号等の信号に応じて設定周期で振動するバイブレーション機能である。
サブプロセッサ27は、例えば、測位プログラムを実行する外付けのプロセッサである。地磁気センサ24は、携帯端末1自体の3軸方向、例えば、x軸、y軸及びz軸の3軸方向の地磁気で方位値を取得するセンサである。加速度センサ25は、携帯端末1自体の3軸方向の加速度を取得するセンサである。ジャイロセンサ26は、携帯端末1自体の3軸方向の角速度を取得するセンサである。サブプロセッサ27は、地磁気センサ24及び加速度センサ25を用いて自律測位を実行する。また、サブプロセッサ27は、加速度センサ25及びジャイロセンサ26を用いて自律測位を実行する。
不揮発性メモリ28は、例えば、測位プログラム等の各種プログラムを記憶する領域である。RAM29は、各種情報を記憶する領域である。アプリCPU30は、携帯端末1全体を制御するものである。バス31は、携帯端末1内部のアプリCPU30やRAM29等の各種部位を相互に接続するものである。
図2は、サブプロセッサ27の機能構成の一例を示す説明図である。尚、サブプロセッサ27は、不揮発性メモリ28に記憶された測位プログラムを読み出し、読み出された測位プログラムに基づき各種プロセスを機能として構成するものである。図2に示すサブプロセッサ27は、取得部41と、判定部42と、切替部43と、自律測位部44と、制御部45とを機能として動作するものである。
取得部41は、地磁気センサ24から方位値、加速度センサ25から加速度、ジャイロセンサ26から角速度、GPS17から測位値を取得する。判定部42は、地磁気センサ24が誤動作する可能性のある特定地域に自端末が在圏しているか否かを判定する。
切替部43は、自端末が特定地域内に在圏していると判定した場合、地磁気センサ24の代わりに、環境磁場の影響を受けないジャイロセンサ26に切り替える。また、切替部43は、自端末が特定地域内に在圏していないと判定した場合、地磁気センサ24に切り替える。
自律測位部44は、切替部43で地磁気センサ24に切り替えた場合、地磁気センサ24及び加速度センサ25を用いた自律測位に切り替え、自端末の現在位置を測位する。自律測位部44は、切替部43でジャイロセンサ26に切り替えた場合、ジャイロセンサ26及び加速度センサ25を用いた自律測位に切り替え、自端末の現在位置を測位する。
制御部45は、サブプロセッサ27全体を制御する。制御部45は、取得部41で取得した地磁気センサ24の所定時間分の方位値を所定タイミング毎に取得し、取得した方位値をRAM29内の変化量ログテーブル51内に記憶する。図3は、変化量ログテーブル51の一例を示す説明図である。変化量ログテーブル51は、ログID51Aと、方位値51Bと、取得時刻51Cと、変化量51Dとを対応付けて記憶している。ログID51Aは、所定タイミング毎に取得した方位値ログを識別するIDである。方位値51Bは、地磁気センサ24で取得した、例えば、0°〜360°の方位値である。取得時刻51Cは、地磁気センサ24で取得した方位値の取得時刻である。変化量51Dは、今回取得しした方位値と直前の方位値との差分に相当する変化量である。図3に示すログID“2”及び“3”に着目した場合、ログID“2”に相当する直前の方位値は“62°”、ログID“3”に相当する今回の方位値は“5°”である。従って、その変化量は、(直前の方位値−今回の方位値)から(62°−5°)=57°ということになる。
また、図3に示すログID“3”及び“4”に着目した場合、ログID“3”に相当する直前の方位値は“5°”、ログID“4”に相当する今回の方位値は“355°”である。0°〜360°の移動量を変化量と想定した場合、時計回りの移動量及び反時計回りの移動量の内、少ない方の移動量を変化量とする。例えば、5°から355°への時計回りの移動量は350°、5°から355°への反時計回りの移動量は10°である。従って、少ない方の移動量、すなわち、反時計回りの移動量である10°が変化量となる。
判定部42は、第1の判定部42Aと、第2の判定部42Bとを有する。第1の判定部42Aは、地磁気センサ24の所定時間分の方位値の変化量の総和が所定閾値を超えたか否かを判定する、例えば、変化量判定部である。例えば、所定時間を10秒間、所定タイミングを2秒間隔とした場合、所定閾値を180°とする。つまり、10秒間の2秒間隔毎に取得した5個の方位値の変化量の総和が180°を超えた場合には通常の磁場が良好な通信環境と言えず、地磁気センサ24が誤動作する可能性のある特定地域と推定する。その理由は、所定時間内に方位値の変化量が大きいということは地磁気センサ24が誤動作していると判断できるためである。
判定部42は、第1の判定部42Aにて地磁気センサ24の所定時間分の方位値の変化量の総和が所定閾値を超えた場合、自端末が特定地域に在圏していると判定する。また、判定部42は、第1の判定部42Aにて地磁気センサ24の方位値の変化量の総和が所定閾値を超えていない場合、自端末が特定地域内に在圏していないと判定する。
第2の判定部42Bは、GPS17で測位値を取得できたか否かを判定する、例えば、測位値判定部である。判定部42は、第2の判定部42BにてGPS17で測位値を取得できた場合、自端末が特定地域内に在圏していないと判定する。また、判定部42は、第2の判定部42BにてGPS17で測位値を取得できなかった場合、自端末が特定地域内に在圏していると判定する。
次に本実施例の携帯端末1の動作について説明する。図4は、第1の自律測位処理に関わる携帯端末1側のサブプロセッサ27の処理動作の一例を示すフローチャートである。図4に示す第1の自律測位処理は、地磁気センサ24の方位値の変化量に基づき自端末が特定地域内に在圏しているか否かを推定し、その推定結果に基づき、地磁気センサ24又はジャイロセンサ26を切り替えて自律測位を実行する処理である。
図4においてサブプロセッサ27の制御部45は、GPS17、加速度センサ25及び地磁気センサ24を起動する(ステップS11)。サブプロセッサ27の自律測位部44は、加速度センサ25及び地磁気センサ24を用いて自律測位する(ステップS12)。制御部45は、停止要求を検出したか否かを判定する(ステップS13)。尚、停止要求は、例えば、自律測位動作の停止要求に相当する。
制御部45は、停止要求を検出しなかった場合(ステップS13否定)、所定時間タイマをスタートする(ステップS14)。制御部45は、取得部41を通じて所定タイミング毎に地磁気センサ24で方位値を取得し、取得した方位値を変化量ログテーブル51に記憶する(ステップS15)。尚、所定時間タイマは、所定時間、例えば、10秒間を計時する。また、所定タイミングは、例えば、2秒間隔とする。制御部45は、10秒間に2秒間隔で5個の方位値を取得し、取得した5個の方位値を変化量ログテーブル51内に記憶する。制御部45は、所定時間タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS16)。
制御部45は、所定時間タイマがタイムアップした場合(ステップS16肯定)、変化量ログテーブル51内の所定時間分の方位値の変化量の総和を算出する(ステップS17)。制御部45は、図3の例では、5個分の方位値の変化量の総和として、5°+12°+57°+10°+175°=259°である。判定部42は、所定時間分の方位値の変化量の総和が180°を超えたか否かを判定する(ステップS18)。判定部42は、所定時間分の方位値の変化量の総和が180°を超えてない場合(ステップS18否定)、自端末が特定地域に在圏していないと推定する(ステップS19)。
切替部43は、自端末が特定地域に在圏していないと推定した場合、ジャイロセンサ26を停止し(ステップS20)、自律測位に使用するセンサを地磁気センサ24に切り替える(ステップS21)。尚、ステップS20では、ジャイロセンサ26を使用中のため停止するようにしたが、使用中でない場合にはジャイロセンサ26の停止を行うことなく、ステップS21に移行する。そして、自律測位部44は、地磁気センサ24及び加速度センサ25を用いて自律測位し(ステップS22)、停止要求を検出したか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。その結果、携帯端末1は、自端末が特定地域に在圏しないため、地磁気センサ24及び加速度センサ25を用いて自律測位できる。
制御部45は、所定時間分の方位値の変化量の総和が180°を超えた場合(ステップS18肯定)、自端末が特定地域に在圏すると推定する(ステップS23)。切替部43は、自端末が特定地域に在圏すると推定した場合、ジャイロセンサ26を起動し(ステップS24)、地磁気センサ24からジャイロセンサ26に切り替える(ステップS25)。そして、自律測位部44は、ジャイロセンサ26及び加速度センサ25を用いて自律測位し(ステップS26)、停止要求を検出したか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。その結果、携帯端末1は、自端末が特定地域に在圏しているため、地磁気センサ24の代わりにジャイロセンサ26及び加速度センサ25を用いて自律測位できる。
制御部45は、停止要求を検出した場合(ステップS13肯定)、図4に示す処理動作を終了する。制御部45は、所定時間タイマがタイムアップしなかった場合(ステップS16否定)、停止要求を検出したか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。
図4に示す第1の自律測位処理を実行する制御部45は、地磁気センサ24を用いて自律測位中に所定時間分の方位値の変化量の総和が180°を超えた場合、自端末が特定地域内に在圏していると推定する。そして、制御部45は、自端末が特定地域内に在圏していると推定した場合、ジャイロセンサ26に切り替えて、ジャイロセンサ26及び加速度センサ25を用いて自律測位する。その結果、携帯端末1は、地磁気センサ24の誤動作が生じる可能性のある環境下でも安定した自律測位を確保できる。
制御部45は、所定時間分の方位値の変化量の総和が180°を超えていない場合、自端末が特定地域内に在圏していないと推定し、地磁気センサ24及び加速度センサ25を用いて自律測位する。その結果、携帯端末1は、地磁気センサ24及び加速度センサ25を用いて安定した自律測位を確保できる。
図5は、第2の自律測位処理に関わる携帯端末1側のサブプロセッサ27の処理動作の一例を示すフローチャートである。図5に示す第2の自律測位処理は、GPS17の測位値の取得可否に基づき、自端末が特定地域内に在圏しているか否かを推定し、その推定結果に基づき地磁気センサ24又はジャイロセンサ26を切り替えて自律測位を実行する処理である。
図5において制御部45は、GPS17、加速度センサ25及び地磁気センサ24を起動する(ステップS31)。自律測位部44は、加速度センサ25及び地磁気センサ24を用いて自律測位する(ステップS32)。
制御部45は、停止要求を検出したか否かを判定する(ステップS33)。制御部45は、停止要求を検出しなかった場合(ステップS33否定)、GPS17の測位値の取得動作を実行する(ステップS34)。制御部45は、GPS17の測位値の取得動作を実行した場合、GPS17の測位値を取得できたか否かを判定する(ステップS35)。
制御部45は、GPS17の測位値を取得できた場合(ステップS35肯定)、自端末が特定地域に在圏していないと推定する(ステップS36)。切替部43は、自端末が特定地域に在圏していないと推定した場合、ジャイロセンサ26を停止し(ステップS37)、地磁気センサ24に切り替える(ステップS38)。尚、ステップS37では、ジャイロセンサ26を使用中のため停止するようにしたが、使用中でない場合にはジャイロセンサ26の停止を行うことなく、ステップS38に移行する。そして、自律測位部44は、地磁気センサ24及び加速度センサ25を用いて自律測位し(ステップS39)、ステップS33に移行する。その結果、携帯端末1は、自端末が特定地域に在圏しないため、地磁気センサ24及び加速度センサ25を用いて自律測位できる。
制御部45は、GPS17の測位値を取得できなかった場合(ステップS35否定)、自端末が特定地域に在圏していると推定する(ステップS40)。切替部43は、自端末が特定地域に在圏していると推定した場合、ジャイロセンサ26を起動し(ステップS41)、地磁気センサ24からジャイロセンサ26に切り替える(ステップS42)。そして、自律測位部44は、ジャイロセンサ26及び加速度センサ25を用いて自律測位し(ステップS43)、ステップS33に移行する。その結果、携帯端末1は、自端末が特定地域に在圏しているため、地磁気センサ24の代わりにジャイロセンサ26及び加速度センサ25を用いて自律測位できる。制御部45は、停止要求を検出した場合(ステップS33肯定)、図5に示す処理動作を終了する。
図5に示す第2の自律測位処理を実行する制御部45は、地磁気センサ24を用いて自律測位中にGPS17で測位値を取得できなかった場合、自端末が特定地域に在圏していると推定し、ジャイロセンサ26及び加速度センサ25を用いて自律測位する。その結果、携帯端末1は、地磁気センサ24の誤動作が生じる可能性のある環境下でも安定した自律測位を確保できる。
制御部45は、GPS17で測位値を取得できた場合、自端末が特定地域に在圏していないと推定し、地磁気センサ24及び加速度センサ25を用いて自律測位する。その結果、携帯端末1は、地磁気センサ24及び加速度センサ25を用いて安定した自律測位を確保できる。
本実施例の携帯端末1は、加速度センサ25及び地磁気センサ24を用いて自律測位中に自端末が特定地域に在圏していると判定された場合、ジャイロセンサ26及び加速度センサ25を用いた自律測位に切り替える。その結果、携帯端末1は、地磁気センサ24の誤動作が生じる可能性のある環境下の特定地域でも安定した自律測位を確保できる。
携帯端末1は、地磁気センサ24の所定時間分の方位値の変化量の総和が所定閾値を超えた場合に、自端末が特定地域に在圏していると判定する。その結果、携帯端末1は、特定地域に在圏していることを正確に把握し、安定した自律測位を確保できる。
携帯端末1は、GPS17の測位値が取得できなかったと判定された場合に、自端末が特定地域に在圏していると判定する。その結果、携帯端末1は、特定地域に在圏していることを正確に把握し、安定した自律測位を確保できる。
尚、上記実施例では、地磁気センサ24の方位値の変化量又はGPS17の測位値の取得可否に基づき自端末が特定地域に在圏しているか否かを判定するようにしたが、地磁気センサ24の誤動作の可能性を確認できる他の指標を用いて特定地域の在圏を判定しても良い。また、例えば、WLAN等の位置情報に基づき屋内と判断した場合に特定地域に在圏していると判断するようにしても良い。
また、上記実施例では、所定時間分の地磁気センサ24の方位値の変化量の総和が所定閾値を超えた場合に特定地域に在圏していると判断したが、所定閾値は、所定時間や方位値の取得間隔(所定タイミング)に応じて適宜設定するものである。
また、上記実施例では、所定時間分の地磁気センサ24の方位値の変化量の総和が所定閾値を超えた場合に特定地域に在圏していると判定した。しかしながら、所定時間分の方位値の変化量の総和でなくても、所定時間内に方位値の変動が大きいと判断できる場合に特定地域に在圏していると判定する。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを携帯電子機器内のCPU等のプロセッサで実行させることによって実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行する携帯電子機器の一例を説明する。図6は、測位プログラムを実行する携帯電子機器の一例を示す説明図である。
図6に示す測位プログラムを実行する携帯電子機器100は、無線部110と、加速度センサ121と、地磁気センサ122と、ジャイロセンサ123と、ROM130と、RAM140と、CPU150とを有する。更に、無線部110、加速度センサ121、地磁気センサ122、ジャイロセンサ123、ROM130、RAM140及びCPU150は、バス160を介して接続される。
そして、ROM130には、上記実施例と同様の機能を発揮する測位プログラムが予め記憶されている。ROM130は、測位プログラムとして判定プログラム130A及び制御プログラム130Bが記憶されている。尚、ROM130ではなく、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体に測位プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。
そして、CPU150は、判定プログラム130AをROM130から読み出して判定プロセス150Aとして機能する。更に、CPU150は、制御プログラム130BをROM130から読み出して制御プロセス150Bとして機能する。
CPU150は、加速度センサ121及び地磁気センサ122の取得値に基づく測位中に所定地域に在圏しているか否かを判定する。CPU150は、所定地域に在圏していると判定されると、ジャイロセンサ123及び加速度センサ121の取得値に基づく測位に切り替える。その結果、携帯電子機器100は、安定した自律測位を実現できる。
1 携帯端末
17 GPS
24 地磁気センサ
25 加速度センサ
26 ジャイロセンサ
27 サブプロセッサ
42 判定部
42A 第1の判定部
42B 第2の判定部
44 自律測位部
45 制御部

Claims (6)

  1. 加速度センサ及び地磁気センサの取得値に基づく測位中に所定地域に在圏しているか否かを判定する判定部と、
    当該所定地域に在圏していると判定されると、ジャイロセンサ及び前記加速度センサの取得値に基づく測位に切り替える制御部と
    を有することを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記判定部は、
    前記地磁気センサの所定時間分の取得値の変化量が所定閾値を超えたか否かを判定する変化量判定部を有し、前記変化量が前記所定閾値を超えたと判定された場合に、当該所定地域に在圏していると判定することを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記判定部は、
    衛星測位システムの測位値が取得できたか否かを判定する測位値判定部を有し、前記衛星測位システムの測位値が取得できなかったと判定された場合に、当該所定地域に在圏していると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記判定部は、
    前記地磁気センサが誤動作する可能性のある前記所定地域に在圏しているか否かを判定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の携帯電子機器。
  5. 携帯電子機器に、
    加速度センサ及び地磁気センサの取得値に基づく測位中に所定地域に在圏しているか否かを判定し、
    当該所定地域に在圏していると判定されると、ジャイロセンサ及び前記加速度センサの取得値に基づく測位に切り替える
    処理を実行させることを特徴とする測位プログラム。
  6. 加速度センサ及び地磁気センサの取得値に基づく測位中に所定地域に在圏しているか否かを判定し、
    当該所定地域に在圏していると判定されると、ジャイロセンサ及び前記加速度センサの取得値に基づく測位に切り替える
    処理を実行することを特徴とする測位方法。
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