JP5877342B2 - 収納装置 - Google Patents
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例えば、下記特許文献1では、靴収納庫内に熱源を設け、庫内に温風を送風する送風機を設けた靴乾燥機が提案されている。この靴乾燥機は、靴支持体を枠と網で構成し、この靴支持体の網に靴を逆さに向けて載置することで温風を靴内部に入り易くしている。
また、下記特許文献2では、靴を載置、収納できる収納空間に、除菌・消臭作用を有するイオンを発生するイオン発生器からのイオンを送風する送風機を設けた下駄箱が提案されている。この下駄箱は、イオンを一方の側壁から他方の側壁に向かって送風するように設けた送風機と、イオンを他方の側壁から一方の側壁に向かって送風するように設けた送風機とによって収納室内を循環する循環風を形成する構成とされている。
また、上記特許文献2に記載された下駄箱では、載置された靴に対して横切るように循環風が形成されるのみで、靴内部へは循環風が入り難く、更なる改善が望まれていた。
本発明においては、前記誘導板状体を、前記靴載置部に載置される左右一組の靴に応じて二枚設け、これら二枚の誘導板状体を、左右一組の靴のそれぞれの足長方向に沿うように互いに略平行に設けるようにしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る収納装置は、前方に開口する収納箱体と、該収納箱体の前方開口を開閉する扉と、これら収納箱体及び扉によって区画された収納空間に設けられた靴載置部と、該靴載置部に向けて送風する送風装置と、前記靴載置部の上方側から該靴載置部に向けて垂れ下がるように設けられ、かつ該靴載置部に向かう気流方向を、該靴載置部に載置される靴内部に変更するように誘導する誘導板状体と、を備えており、前記誘導板状体は、前記靴載置部に載置される左右一組の靴に応じて二枚設けられており、これら二枚の誘導板状体は、左右一組の靴のそれぞれの足長方向に沿うように互いに略平行に設けられていることを特徴とする。
また、本発明においては、前記送風装置の吹出口を、前記誘導板状体の一側面側に向けて送風するように設けるようにしてもよい。
また、本発明においては、前記収納空間に、上下に複数段の前記靴載置部としての多孔状の棚板を設け、これら棚板の上方側に前記誘導板状体をそれぞれに設けるようにしてもよい。
図1〜図3は、本実施形態に係る収納装置の一例を模式的に示す図である。
なお、図2では、扉を開放させた状態として図示し、図3では、扉を二点鎖線で模式的に示している。
また、以下の実施形態では、収納装置に対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として、上下方向及び左右方向等の方向を原則的に説明する。
本実施形態では、収納装置1は、図2及び図3に示すように、コートや上着等の衣類5や、傘等の長尺物品6、靴7等の収納が可能とされており、収納装置1を、玄関土間や玄関フロアー等に好適に設置される玄関収納装置とした例を示している。
収納箱体10は、天板11と、底板(地板)12と、左右の側板13,14(左側板13及び右側板14)と、背板15と、を備え、これらによって前方に向けて開口する略箱形状とされている。図例では、上下に長尺とされた細長箱形状の収納箱体10を示している。なお、この収納箱体10の下端部に台輪等を設けるようにしてもよい。
これら扉16,16は、それぞれの一側端部が左右の側板13,14の前端部に複数(図例では、3つ)の回動連結部材18を介して回動自在に連結されている。図例では、回動連結部材を、スライド蝶番18とした例を示している(図1参照)。また、収納装置1は、これら扉16,16によって収納箱体10の前方開口を閉鎖した状態で、これら扉16,16の閉鎖状態における背面が収納箱体10の前端面(天板11、底板12及び左右の側板13,14の前端面)に当接または近接する構成とされている。つまり、本実施形態では、扉16,16は、閉鎖状態でアウトセット状に納められる構成とされている(図1参照)。
また、これら扉16,16は、閉鎖状態で互いの他側端部同士が近接または当接する構成とされている。なお、図2及び図3において符号17は、各扉16,16に設けられた把手である。
また、扉16,16を回動自在に連結する回動連結部材18としては、スライド蝶番に限られず、羽根蝶番(平蝶番)等の他の連結部材を採用するようにしてもよい。また、閉鎖状態とされた扉16,16をインセット状に収納箱体10内に納める態様としてもよい。
また、収納箱体10の前方開口を開閉する扉16,16としては、両開きの扉16,16に限られず、一枚の扉によって開閉する片開きの扉としてもよい。さらには、このような回動連結部材18を介して回動自在に収納箱体10に連結された扉(開き戸)16に限られない。例えば、収納箱体10の前方開口に、扉16として、スライド自在とされた複数枚のスライド扉を引き違い状に設けたり、複数枚の戸板を折り畳み展開自在に連結した折戸を設けたりするようにしてもよい。
また、この送風装置30は、上下に延びるように設けられるダクト部材31と、ダクト部材31の下端部に設けられた吸込部32と、ダクト部材31の上端部に設けられた吹出部35と、ダクト部材31の通気路を送風する送風器34と、を備えている。
このダクト部材31としては、上下方向に開口した四角筒形状とされたものとしてもよい。または、収納空間2の一方の内側面となる左側板13の内側面や収納空間2の奥側面となる背板15の手前面とによって通気路を形成するように、平面視して略L字状とされ、外郭形状が上下に細長平板状のパネル状体とされたものとしてもよい。
また、このダクト部材31の奥行寸法(送風装置30自体の幅寸法)は、収納空間2の奥行寸法と略同寸法または収納空間2の奥行寸法よりも僅かに小さい寸法としてもよい。図例では、ダクト部材31の前面側が閉状態とされた扉16や扉16の回動連結部材18と干渉しないように、ダクト部材31の奥行寸法を、収納空間2の奥行寸法よりも僅かに小さい寸法とした例を示している。
このような構成により、ダクト部材31は、図3に示すように、収納空間2の一方の内側面を概ね形成するような構成とされている。
また、送風装置30は、この吸込部32の裏側(図示左側)に設けられたフィルタ33を備えている。このフィルタ33は、塵埃等の捕捉性や脱臭性を有した活性炭等からなる脱臭フィルタ33としてもよい。なお、吸込部32を、着脱自在とされたカバー体とし、このカバー体を取り外すことで脱臭フィルタ33の清掃や交換等を可能とする態様としてもよい。また、このような着脱自在とされたカバー体自体に脱臭フィルタ33を内蔵したような態様としてもよい。また、このように脱臭フィルタ33を吸込部32の裏側に設ける態様に代えて、または加えて、ダクト部材31の上下の途中部位等の通気路内に脱臭フィルタを設ける態様としてもよい。
なお、この吹出部35を開閉する開閉蓋を設けるようにしてもよい。
また、これら吸込部32や吹出部35、その開閉蓋等は、合成樹脂系材料や金属系材料等から形成されたものとしてもよい。また、これらの外周表面を、上記同様、帯電防止性を有したものとしてもよい。
静電霧化装置36は、詳細な図示は省略しているが、水粒子放出部とこれに対向する対向電極との間に高電圧を印加することで水粒子放出部の水分を霧化し、ナノメートルサイズの帯電微粒子水を放出する構成とされている。帯電微粒子水は、ナノメートルサイズ(例えば、5nm〜20nm程度)の粒子径のものを含む帯電した微粒子液滴であり、空気中にミスト状態で浮遊可能なものである。
この静電霧化装置36としては、水粒子放出部としてのピン状の放電電極(霧化電極)と、この放電電極に対向して配置され、放電電極と同軸状の開口を有してリング形状とされた対向電極とを備えたものとしてもよい。また、これら放電電極と対向電極との間に高電圧を印加することで放電現象を生じさせ、放電電極に保持された水分を静電霧化させることで、帯電微粒子水を電極間から放出する構成とされたものとしてもよい。
または、放電電極を多孔質セラミック等の多孔質体で構成し、この放電電極の基端部に、液体を貯留する液体供給部を接続し、この液体供給部からの液体を、放電電極の毛細管現象により吸い上げて、その先端部に水分を保持させる態様としてもよい。
なお、複数の静電霧化装置36を、吹出部35の裏側の直下に前後方向に間隔を空けて設けるようにしてもよい。また、静電霧化装置36の取付位置としては、図例のような吹出部35の裏側の直下に限られず、他の部位に取り付けるようにしてもよい。
また、送風装置30は、図示は省略しているが、送風器34や静電霧化装置36をON/OFF操作する操作部を備えている。この操作部は、ダクト部材31の適所に取付開口を設け、この取付開口に嵌め込むようにして取り付けるようにしてもよい。また、送風器34と静電霧化装置36とは、個別にON/OFF操作が可能とされたものとしてもよく、または、同期してON/OFFされるものとしてもよい。また、送風装置30の吸込側の適所等に、臭いセンサーや埃センサー等の検出部を設け、該検出部の検出に基づいて送風器34や静電霧化装置36のON/OFF制御がなされるものとしてもよい。また、操作部にタイマー等を設け、送風器34や静電霧化装置36をタイマー駆動可能とする態様としてもよい。
また、本実施形態では、棒状体19を、収納箱体10の左右方向中央よりも一方側(図例では、右側)に寄った位置に設け、棒状体19の右側空間4よりも左側空間3を大きくした例を示している。図例では、左側空間3の容積を右側空間4の容積の2倍程度とした例を示している。これら右側空間4と左側空間3との容積比は、当該収納装置1に収納される被収納物の種類や使い勝手等に応じて適宜、設定するようにすればよく、これら左右空間3,4を概ね同じ大きさとしてもよく、また、右側空間4よりも左側空間3を小さくしてもよい。
なお、吊下部材20としては、天板11の下方側に固定的に設けられたものに限られず、前後方向に出し入れ自在とされたものとしてもよい。また、本実施形態では、吊下部材20を、天板11の下方側において前後に延びるように設けた例を示しているが、吊下部材20を、天板11の下方側において左右に延びるように設けるようにしてもよい。
本実施形態では、収納装置1は、収納空間2に、上下に複数段の靴載置部としての複数の棚板22,22,22を備えた構成とされている。また、本実施形態では、これら棚板22,22,22を、上記した棒状体19と右側板14の内側面とに架け渡すようにして上下に間隔を空けて設けており、これら棚板22,22,22によって右側空間4を上下に小分けしている。
これら棚板22,22,22は、図1(a)に示すように、後端部が背板15に固定され、右側端部が右側板14に固定され、左側端部前端が棒状体19に固定されている。つまり、棒状体19は、これら棚板22,22,22を支持する棚板支持部材として機能する。
本実施形態では、図1(a)に示すように、これら棚板22,22,22を、閉鎖状態とされた扉16との間に空気流通空間を形成するように配設している。つまり、これら棚板22,22,22の各前端面を、収納箱体10の上記前端面から奥側に控えさせた位置としている。また、これら棚板22,22,22の各前端面と閉鎖状態とされた扉16の背面との間に、これら棚板22,22,22の左右の全体に亘って空気流通空間を設けた例を示している。この空気流通空間の前後寸法は、上下に空気がスムーズに流通するような寸法とすればよく、例えば、10mm〜100mm程度としてもよい。
このような構成により、これら棚板22,22,22の上下の各収納スペースは、その手前側の出入口側に概ね全体に亘って空気流通空間が形成され、また、その一側方側(左側板13側)が概ね全体に亘って開放された構成とされている。
なお、右側空間4において、上下に空気の流通が可能なように棚板を設ける態様としては、本実施形態のように、棚板自体を多孔状とし、かつ棚板の前側に空気流通空間を設けた態様に限られない。例えば、これらの各態様のいずれかを採用するようにしてもよく、またはこれら各態様に代えて、若しくは加えて、棚板の背側に上記同様の空気流通空間を形成するようにしてもよい。この場合は、各棚板の左側端部を複数の棒状体によって支持する態様としてもよい。また、上記した各態様に代えて、または加えて、棚板と右側板14との間に上記同様の空気流通空間を形成するようにしてもよい。この場合は、各棚板の右側端部を支持する棒状体を設ける態様としてもよい。
また、図例では、最下段の棚板22の下側に傘等の長尺物品6の収納が可能な収納スペースが形成されるように、最下段の棚板22を設けた例を示している。
なお、これら複数の棚板22,22,22の上下の配設位置を変更可能とした態様としてもよい。
また、本実施形態では、右側空間4に、3枚の棚板22,22,22を設けた例を示しているが、2枚でもよく、または、4枚以上の棚板を設けるようにしてもよい。また、例えば、長尺物品の収納スペースを設けずに、右側空間4の全体を、複数の靴収納スペースとしてもよい。
これら誘導板状体23は、概ね同様の構成とされており、薄平板状とされている。
最上段の棚板22の上方側に設けられた誘導板状体23は、その上端部が収納空間2の天面となる天板11の下面に固定され、垂れ下がるように設けられている。中段及び最下段の棚板22,22のそれぞれ上方側に設けられた誘導板状体23は、各上端部が上段側の棚板22,22の各下面に固定され、垂れ下がるように設けられている。
また、これら一組の誘導板状体23,23を、左右一組の靴7,7のそれぞれの足長方向(靴7の踵から爪先に沿う方向)に沿うように互いに略平行に設けている。つまり、これら誘導板状体23,23を、その厚さ方向が左右一組の靴7,7のそれぞれの足幅方向に沿うように互いに略平行に設けている。なお、このように左右一組の靴7,7のそれぞれの足長方向に沿うように互いに略平行に二枚の誘導板状体23,23を設ける態様としては、互いに分離された二枚の誘導板状体23,23からなるものに限られない。誘導板状体の垂れ下がる部位が二枚となり、これらが左右一組の靴7,7のそれぞれの足長方向に沿うように互いに略平行に設けられるものであればよく、例えば、上端側部位が連結されて一体的に形成されたものとしてもよい。
また、これら一組の誘導板状体23,23の前後寸法(幅寸法、収納空間2の奥行方向に沿う寸法)は、本実施形態では、各下端部が靴内部8に挿入される構成とされているため、各靴7,7の履口の足長方向に沿う寸法に応じた寸法としてもよい。つまり、これら一組の誘導板状体23,23の前後寸法を、各靴7,7の履口を介して靴内部8に挿入可能なように、履口の足長方向に沿う寸法よりも小さい寸法としてもよい。この誘導板状体23の前後寸法は、余りにも小さければ、靴内部8への空気の誘導がし難くなる傾向があるため、一般的な靴7の履口の足長方向に沿う寸法の1/2以上の寸法としてもよい。図例では、誘導板状体23の前後寸法を、靴7の履口の足長方向に沿う寸法よりも僅かに小さい寸法とした例を示している(図1参照)。
なお、誘導板状体23の全体を軟質系樹脂材からなるものとせずに、例えば、上端側部位等を、硬質系樹脂材等からなるものとしてもよい。この場合は、二色成形(異材質成形)等によって一体的に形成するようにしてもよく、または、硬質系樹脂材等からなる上端側部位と軟質系樹脂材からなる下端側部位とを接合したものとしてもよい。さらには、誘導板状体23の上端側部位等を、金属系材料等からなるものとし、この上端側部位等に、当該誘導板状体23の取付対象への取付部を設けるようにしてもよい。例えば、誘導板状体23の上端側部位等をL型金具等によって構成するようにしてもよい。
つまり、靴載置部としての棚板22に向かう気流方向を、棚板22に載置される靴7の靴内部8に変更するように誘導する誘導板状体23を備えているので、棚板22に向けて送風された空気を靴内部8に送り込むことができる。
また、誘導板状体23は、棚板22の上方側から棚板22に向けて垂れ下がるように設けられているので、靴7を逆さに向けて載置するような必要がない。
また、靴内部8に送風するために、例えば、左右一組の靴7,7のそれぞれの履口に臨むように送風装置の吹出口やダクト部材を設けることも考えられるが、この場合には構造が複雑化する。本実施形態では、簡易な構造によって靴内部8へ効率的に送風することができる。
また、本実施形態では、送風装置30の吹出口を構成する吹出部35を、各誘導板状体23の一側面(図例では、左側面24)側に向けて送風するように設けている。従って、図1(a)に示すように、送風装置30からの気流を誘導板状体23の面で受け易くなり、より効果的に靴内部8へ送風することができる。
特に、本実施形態のように、誘導板状体23の下端部が靴内部8に挿入される構成とすることで、より効果的に靴内部8において気流を循環させることができ、より効果的に爪先側へ気流を拡散させることができる。
また、本実施形態のように、誘導板状体23の下端部が靴内部8に挿入される構成とした場合にも、靴7側を変形させたりする必要性が低減され、誘導板状体23の下端部を容易に靴内部8に挿入させることができる。また、形状やサイズが異なる靴7を載置する場合にも比較的に柔軟に対応することができる。
また、収納装置1としては、図例のようなものに限られず、収納空間2の上側や下側等に更に他の収納空間を設けた態様としてもよい。この場合は、横仕切板等によって上下の収納空間を区画するようにしてもよい。
また、本実施形態では、誘導板状体23を、下端部がその下方側の棚板22に載置される靴内部8に挿入されるように設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、誘導板状体23を、下端部が棚板22に載置される靴内部8に挿入されないように、棚板22に載置される靴7の履口に向けて棚板22の上方側から垂れ下がるように設けた態様としてもよい。
また、誘導板状体23を、その厚さ方向に貫通する多数の孔を有した多孔状のものとしてもよい。このようなものでも気流の誘導は可能である。
また、本実施形態では、誘導板状体23を、棚板22の載置面に対して直交するように鉛直下方に垂れ下がるように設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、棚板22の載置面に対して誘導板状体23を斜めに垂れ下がるように設けた態様としてもよい。
2 収納空間
10 収納箱体
16 扉
22 棚板(靴載置部)
23 誘導板状体
24 左側面(一側面)
30 送風装置
35 吹出部(吹出口)
7 靴
8 靴内部
Claims (6)
- 前方に開口する収納箱体と、該収納箱体の前方開口を開閉する扉と、これら収納箱体及び扉によって区画された収納空間に設けられた靴載置部と、該靴載置部に向けて送風する送風装置と、前記靴載置部の上方側から該靴載置部に向けて垂れ下がるように設けられ、かつ該靴載置部に向かう気流方向を、該靴載置部に載置される靴内部に変更するように誘導する誘導板状体と、を備えており、
前記誘導板状体は、下端部が前記靴載置部に載置される靴内部に挿入されるように設けられていることを特徴とする収納装置。 - 請求項1において、
前記誘導板状体は、前記靴載置部に載置される左右一組の靴に応じて二枚設けられており、これら二枚の誘導板状体は、左右一組の靴のそれぞれの足長方向に沿うように互いに略平行に設けられていることを特徴とする収納装置。 - 前方に開口する収納箱体と、該収納箱体の前方開口を開閉する扉と、これら収納箱体及び扉によって区画された収納空間に設けられた靴載置部と、該靴載置部に向けて送風する送風装置と、前記靴載置部の上方側から該靴載置部に向けて垂れ下がるように設けられ、かつ該靴載置部に向かう気流方向を、該靴載置部に載置される靴内部に変更するように誘導する誘導板状体と、を備えており、
前記誘導板状体は、前記靴載置部に載置される左右一組の靴に応じて二枚設けられており、これら二枚の誘導板状体は、左右一組の靴のそれぞれの足長方向に沿うように互いに略平行に設けられていることを特徴とする収納装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記誘導板状体は、軟質系樹脂材から形成されていることを特徴とする収納装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記送風装置の吹出口は、前記誘導板状体の一側面側に向けて送風するように設けられていることを特徴とする収納装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項において、
前記収納空間に、上下に複数段の前記靴載置部としての多孔状の棚板を設け、これら棚板の上方側に前記誘導板状体をそれぞれに設けたことを特徴とする収納装置。
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