JP2014219167A - 収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造の簡略化を図りながらも左右に複数列に区画された収納空間内に気流を効率的に拡散し得る収納装置を提供する。
【解決手段】収納装置1は、前方に開口する収納空間2の開口を開閉する扉17と、左右に複数列に区画された該収納空間の各列3,4,5を上下に複数段に区画するように設けられた複数枚の棚板23,24,25と、前記収納空間の左右の内側面14a,15aのうちの一方の内側面14a側の列3の少なくとも各段における前記一方の内側面において開口するように設けられた複数の通気開口部32,33のうちの少なくとも一つから吹き出した空気を残余の通気開口部から吸い込むように送風する送風部30と、を備えており、前記複数枚の棚板は、隣り合う列同士の左右に空気の流通が可能なように配設され、かつ複数列のうちの少なくともいずれか一つの列の棚板の側方を迂回するようにして各列の隣り合う段同士の上下に空気の流通が可能なように全列の棚板が同高さ位置とならないように配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、送風部を備えた収納装置に関する。
従来より、収納庫内の空気を循環させる機能を設けた収納庫が知られている。
例えば、下記特許文献1では、収納庫の内一側端に、上下端に延設する通気ダクトを設け、この通気ダクト内の中部にオゾン脱臭装置を配設した収納庫が提案されている。この収納庫は、通気ダクトの側壁に、収納庫に設けられた複数の棚に応じた複数の吹き出し口及び吸い込み口を設けた構造とされている。
特開平5−146329号公報
ところで、このような収納庫は、収納間口方向(左右方向)に複数列に区画される場合が多々ある。このような場合には、各列のそれぞれに通気ダクトを設けることも考えられるが、構造が複雑化するという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、構造の簡略化を図りながらも左右に複数列に区画された収納空間内に気流を効率的に拡散し得る収納装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る収納装置は、前方に開口する収納空間の開口を開閉する扉と、左右に複数列に区画された該収納空間の各列を上下に複数段に区画するように設けられた複数枚の棚板と、前記収納空間の左右の内側面のうちの一方の内側面側の列の少なくとも各段における前記一方の内側面において開口するように設けられた複数の通気開口部のうちの少なくとも一つから吹き出した空気を残余の通気開口部から吸い込むように送風する送風部と、を備えており、前記複数枚の棚板は、隣り合う列同士の左右に空気の流通が可能なように配設され、かつ複数列のうちの少なくともいずれか一つの列の棚板の側方を迂回するようにして各列の隣り合う段同士の上下に空気の流通が可能なように全列の棚板が同高さ位置とならないように配設されていることを特徴とする。
本発明においては、前記複数の通気開口部を、吹出部と吸込部とが前記一方の内側面側の列の別段に位置するように設けてもよい。
また、本発明においては、互いに送風路を介して連通する三つ以上の通気開口部を設け、かつこれらのうちの一つのみを吹出部とし、他の複数の吸込部のそれぞれの内側に脱臭フィルターを設けてもよい。
また、本発明においては、前記一方の内側面側の列の各段における上下方向中央よりも上方側に位置するように前記通気開口部を設けてもよい。
また、本発明においては、前記一方の内側面側の列の段数を、他の列の段数よりも多くしてもよい。
本発明に係る収納装置は、上述のような構成としたことで、構造の簡略化を図りながらも左右に複数列に区画された収納空間内に気流を効率的に拡散させることができる。
本発明の一実施形態に係る収納装置の一例を模式的に示す概略正面図である。 図1におけるX−X線矢視に対応させた概略縦断面図である。 図1におけるY−Y線矢視に対応させた概略横断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本実施形態に係る収納装置の一例を模式的に示す図である。
なお、図1では、扉を開放させた状態として図示している。
また、以下の実施形態では、設置された収納装置に開口側においてに対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として、上下方向及び左右方向の方向を説明する。
本実施形態に係る収納装置1は、図1〜図3に示すように、前方に開口する収納空間2の開口を開閉する扉17を備えている。本実施形態では、収納装置1は、前方に開口する収納箱体10を備え、この収納箱体10と扉17とによって収納空間2を区画する構成とされている。また、収納装置1は、左右(収納間口方向)に複数列に区画された収納空間2の各列3,4,5を上下に複数段に区画するように設けられた複数枚の棚板23,24,25を備えている。本実施形態では、収納装置1の収納空間2に、左右に3列の収納列3,4,5を設けた例を示している。
また、本実施形態では、収納装置1を、玄関土間や玄関フロアー等に好適に設置される玄関収納装置とした例を示している。この収納装置1は、図1に示すように、靴7や靴箱7A等の上下寸法の比較的に小さい物品や、ブーツ(長靴)8や傘8A等の長尺物品、コートや上着等の衣類9等の収納が可能とされている。
収納箱体10は、天板11と、底板(地板)12と、背板13と、左右の側板14,15(右側板14及び左側板15)と、を備え、これらによって前方に向けて開口する略箱形状とされている。なお、この収納箱体10の下端部に台輪等を設けるようにしてもよい。
扉17は、本実施形態では、収納箱体10に回動連結部材16を介して回動自在に連結されている。また、本実施形態では、二枚の扉17,17によって収納箱体10の前方開口を開閉する両開き(観音開き)とされている。
これら扉17,17は、それぞれの一側端部が左右の側板14,15の前端部に複数(図例では、3つ)の回動連結部材16を介して回動自在に連結されている。図例では、回動連結部材を、スライド蝶番16とした例を示している(図2及び図3参照)。また、収納装置1は、これら扉17,17によって収納箱体10の前方開口を閉鎖した状態で、これら扉17,17の閉鎖状態における背面が収納箱体10の前端面(天板11、底板12及び左右の側板14,15の前端面)に当接または近接する構成とされている。つまり、本実施形態では、扉17,17は、閉鎖状態でアウトセット状に納められる構成とされている(図3参照)。
また、これら扉17,17は、閉鎖状態で互いの他側端部同士が近接または当接する構成とされている。なお、各図において符号17aは、各扉17,17に設けられた把手である。
なお、これら扉17,17のうちの一方の扉17の他側端部に、他方の扉17の他側端部の戸当りとなる戸当り部を設けるようにしてもよい。また、収納箱体10の天板11や底板12等に、これら扉17,17の他側端部が当接する戸当り部を設けるようにしてもよい。
また、扉17,17を回動自在に連結する回動連結部材16としては、スライド蝶番に限られず、羽根蝶番(平蝶番)等の他の連結部材を採用するようにしてもよい。また、閉鎖状態とされた扉17,17をインセット状に収納箱体10内に納める態様としてもよい。
また、収納箱体10の前方開口を開閉する扉17,17としては、両開きの扉17,17に限られず、一枚の扉によって開閉する片開きの扉としてもよい。さらには、このような回動連結部材16を介して回動自在に収納箱体10に連結された扉(開き戸)17に限られない。例えば、収納箱体10の前方開口に、扉17として、スライド自在とされた複数枚のスライド扉を引き違い状に設けたり、複数枚の戸板を折り畳み展開自在に連結した折戸を設けたりするようにしてもよい。
これら収納箱体10及び扉17,17によって区画された収納空間2の各列3,4,5に、本実施形態では、それぞれに複数枚の棚板23,24,25を設けている。
これら複数枚の棚板23,24,25は、図3に示すように、隣り合う収納列3,4,5同士の左右に空気の流通が可能なように配設されている。本実施形態では、隣り合う収納列3,4,5間に、棚板支持部材としての上下に延びる棒状体18,19を設け、この棒状体18,19によって収納空間2を左右に複数列に区画したような構成としている。また、この棒状体18,19によって隣り合う収納列3,4,5同士の左右に空気流通可能に棚板23,24,25を支持する構成としている。
棒状体18,19は、上端部が天板11に固定され、下端部が底板12に固定されている。また、本実施形態では、隣り合う収納列3,4,5間のそれぞれに、前後方向(収納奥行方向)に間隔を空けて複数本(図例では、2本)の棒状体18,19を設けた例を示している。図例では、奥側の棒状体18,19を、背板13に沿うように設け、手前側の棒状体18,19を、収納箱体10の上記前端面から奥側に控えた位置において上下に延びるように設けた例を示している。
また、一方の内側面としての右側板14の内側面14a側の列としての第1収納列3及びこれに隣り合う第2収納列4が他方の内側面としての左側板15の内側面15a側の列としての第3収納列5よりも左右寸法が大きくなるように棒状体18,19を設けている。図例では、第1収納列3及び第2収納列4の左右寸法を互いに略同寸法とし、第3収納列5の左右寸法を、これら第1収納列3及び第2収納列4の左右寸法の1/3程度とした例を示している。これら収納列3,4,5の左右寸法は、当該収納装置1に収納される被収納物の種類や使い勝手等に応じて適宜、設定するようにすればよい。例えば、これら収納列3,4,5の左右寸法を概ね同じ寸法としてもよく、第1収納列3及び第2収納列4の両方または一方の左右寸法を第3収納列5の左右寸法よりも小さくしてもよい。
また、これら収納列3,4,5の複数枚の棚板23,24,25は、少なくともいずれか一つの列の棚板の側方を迂回するようにして各列3,4,5の隣り合う段同士の上下に空気の流通が可能なように全列の棚板23,24,25が同高さ位置とならないように配設されている。つまり、複数列のうちの一列を除く他の列の棚板の全て若しくは一部が同高さに配設され上記一列の棚板がこれら他の列の棚板とは異なる高さ位置に段違い状に配設、または複数列の棚板の全てが異なる高さ位置に段違い状に配設されている。図例では、第1収納列3の一枚の棚板23と第2収納列4の一枚の棚板24とを同高さに配設し、これらに上下に近接する第3収納列5の棚板25を、これら同高さに配設された棚板23,24とは異なる高さ位置に段違い状に配設した例を示している。また、第1収納列3及び第2収納列4の他の棚板23,24を互いに異なる高さ位置にそれぞれ配設した例を示している。また、第3収納列5の各棚板25を、これら第1収納列3及び第2収納列4の各棚板23,24とは異なる高さ位置にそれぞれ配設した例を示している。
このような構成により、少なくともいずれか一つの列の棚板の側方を迂回するようにして各列3,4,5の隣り合う段同士の上下に空気の流通が可能な構成とされている。つまり、全列の棚板23,24,25を同高さ位置に配設すれば、これら棚板23,24,25によって上下に区画された段同士の上下に空気の流通がなされ難くなる傾向があるが、各列3,4,5の棚板23,24,25を上記のように配設することで、少なくともいずれか一つの列の棚板の側方を迂回するようにして各列3,4,5の隣り合う段同士の上下に空気の流通を可能としている。
なお、上記のように異なる高さ位置に配設された上下に近接する各列3,4,5の棚板23,24,25間の寸法(上下寸法)は、空気がスムーズに流通するような寸法とすればよく、また、各段の上下寸法に応じて適宜、設定するようにしてもよい。例えば、異なる高さ位置に配設された上下に近接する各列3,4,5の棚板23,24,25間の寸法を、10mm以上としてもよい。
また、本実施形態では、第1収納列3の段数を、他の列4,5の段数よりも多くしている。図例では、第1収納列3に、上下に間隔を空けて6枚の棚板23を設け、これらによって第1収納列3を7段収納とした例を示している。また、第2収納列4に、上下に間隔を空けて2枚の棚板24を設け、これらによって第2収納列4を3段収納とした例を示している。また、第3収納列5に、上下に間隔を空けて4枚の棚板25を設け、これらによって第3収納列5を5段収納とした例を示している。なお、各列3,4,5の段数は、図例の段数に限られず、その他の段数としてもよい。
また、本実施形態では、図1に示すように、第1収納列3の最下段を、ブーツ8を収納する長尺物収納部とし、その上段側の第1収納列3の他の段を、ブーツ8のように嵩高ではない一般的な履物としての靴7を収納する靴収納部としている。図例では、各靴収納部の上下寸法を互いに同寸法とした例を示しているが、異なる上下寸法としてもよい。また、図例では、第1収納列3の左右寸法を、三足の靴7及びブーツ8を左右に並べて収納可能な寸法としているが、他の寸法としてもよい。
また、第1収納列3の最下段に、ブーツ8の型崩れ等を抑制するブーツホルダー等のブーツ保持具を吊り下げる吊下部材20を設けている。図例では、左右に延びる棒状の吊下部材20を第1収納列3の最下段の棚板23の下方側において左右に架け渡すように設けた例を示している(図2も参照)。
また、第2収納列4の最下段を、ハンガー等に掛けたコートや上着等の衣類9を収納する衣類収納部とし、その上段側の第2収納列4の他の段を、靴箱7A等の小物収納部としている。図例では、衣類収納部の上下寸法を、上記した長尺物収納部の上下寸法よりも大きい寸法とし、また、各小物収納部の上下寸法を、上記した靴収納部の上下寸法よりも大きい寸法とした例を示しているが、このような寸法に限られない。
また、図例では、衣類収納部を、複数枚の衣類9を前後方向に並べて収納可能なように、前後に延びる棒状の吊下部材21を最下段の棚板24の下方側に設けた例を示している。この吊下部材21は、その長手方向両端部(前後端部)にブラケット等の取付具が取り付けられ、これら取付具を介して最下段の棚板24に支持されている。なお、この吊下部材21としては、棚板24の下方側に固定的に設けられたものに限られず、前後方向に出し入れ自在とされたものとしてもよい。また、図例では、吊下部材21を、棚板24の下方側において前後に延びるように設けた例を示しているが、吊下部材21を、棚板24の下方側において左右に延びるように設けるようにしてもよい。
また、第3収納列5の最下段を、傘8Aを収納する長尺物収納部とし、その上段側の第3収納列5の他の段を、上記した第2収納列4と概ね同様、靴箱7A等の小物収納部としている。この第3収納列5の最下段には、上記した第1収納列3と概ね同様、左右に延びる棒状の吊下部材22が当該第3収納列5の最下段の棚板25の下方側において左右に架け渡されるように設けられている。なお、図例では、第3収納列5の各小物収納部の上下寸法を互いに同寸法とした例を示しているが、異なる上下寸法としてもよい。また、図例では、長尺物収納部の上下寸法を、上記した第1収納列3の長尺物収納部の上下寸法よりも大きい寸法とし、また、各小物収納部の上下寸法を、上記した第1収納列3の靴収納部の上下寸法よりも大きい寸法とした例を示しているが、このような寸法に限られない。
なお、各収納列3,4,5の各段、つまり各収納部は、上記したような態様に限られず、種々の変形が可能である。例えば、複数列のうちの少なくとも一列に、靴収納部や小物収納部を設けないようにしてもよく、または、複数列のうちの少なくとも一列に、長尺物収納部や衣類収納部を設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、各収納列3,4,5の各棚板23,24,25を、各収納列3,4,5において上下に空気の流通が可能なように設けている。つまり、各収納列3,4,5の各棚板23,24,25は、各収納列3,4,5における棚板23,24,25の上段側と下段側との互いの空気の流通が可能なように設けられている。
本実施形態では、図2及び図3に示すように、各収納列3,4,5の棚板23,24,25を、閉鎖状態とされた扉17との間に空気流通空間6を形成するように配設している。つまり、これら棚板23,24,25の各前端面を、収納箱体10の上記前端面から奥側に控えさせた位置としている。また、これら棚板23,24,25の各前端面と閉鎖状態とされた扉17の背面との間に、これら棚板23,24,25の左右の全体に亘って空気流通空間6を設けた例を示している。この空気流通空間6の前後寸法は、上下に空気がスムーズに流通するような寸法とすればよく、例えば、10mm〜100mm程度としてもよい。
各収納列3,4,5の棚板23,24,25は、前後寸法が互いに略同寸法とされ、左右寸法が各収納列3,4,5の左右寸法に応じた寸法とされている。
第1収納列3の各棚板23は、一方の側端部(図示右側端部)が一方の側板(図示右側板)14に固定され、他方の側端部が各棒状体18,18に固定されている。
第2収納列4の各棚板24は、一方の側端部(図示右側端部)が各棒状体18,18に固定され、他方の側端部が各棒状体19,19に固定されている。
第3収納列5の各棚板25は、一方の側端部(図示右側端部)が各棒状体19,19に固定され、他方の側端部が他方の側板(図示左側板)15に固定されている。
なお、本実施形態では、隣り合う収納列3,4,5間に、棚板支持部材としての複数本の棒状体18,19を前後に間隔を空けて設けた例を示しているが、隣り合う収納列3,4,5間に、単一の棒状体18,19を設けるようにしてもよい。また、棚板支持部材としては、このような棒状体18,19に限られず、左右に隣り合う収納列3,4,5間に互いに左右に空気の流通を可能とする棚板支持部材を採用するようにしてもよい。例えば、収納空間2を左右に区画するように配設される縦仕切板の背側や前側等に上記同様の空気流通空間を設けた構成としたり、パンチング状やメッシュ状等の多孔状の縦仕切板を設けた構成としたり、単一または複数の帯板状の縦仕切板を設けた構成としたりしてもよい。
また、本実施形態に係る収納装置1は、収納空間2の一方の内側面14aにおいて開口するように設けられた複数の通気開口部32,33のうちの少なくとも一つから吹き出した空気を残余の通気開口部から吸い込むように送風する送風部30を備えている。複数の通気開口部32,33は、収納空間2の左右の内側面14a,15aのうちの一方の内側面14a側の列としての第1収納列3の少なくとも各段における一方の内側面14aにおいて開口するように設けられている。
送風部30は、これら通気開口部32,33を連通させる送風路31を区画するダクト部材35と、送風路31を送風する送風器36と、を備えている。
ダクト部材35は、上下に延びるように設けられており、本実施形態では、収納空間2の上下の略全長に亘る上下寸法とされている。また、本実施形態では、このダクト部材35を、右側板14の外側面に沿って設け、右側板14とによって送風路31を区画する態様としている。つまり、右側板14の外側面に付設するように送風部30を設けている。
このダクト部材35は、図3に示すように、右側板14に向けて開口する形状とされており、横断面形状が略コ字状(略U字状または略C字状)とされている。また、図例では、このダクト部材35の前後寸法を、収納空間2の前後寸法よりも小さい寸法とし、ダクト部材35を収納空間2の前後方向略中央に設けた例を示している。また、このダクト部材35の前後両側に、スペーサー状部材38,38を設けた例を示している。また、図例では、このダクト部材35を、当該収納装置1の左右方向に比較的に薄い形状とした例を示している。
複数の通気開口部32,33は、右側板14の内側面14aにおいて左側板15に向けて開口するように設けられている。これら通気開口部32,33は、図2及び図3に示すように、ガラリやルーバー等を設けた構成とされており、送風路31を区画する右側板14に設けられた厚さ方向に貫通する貫通孔を覆うように設けられている。また、これら通気開口部32,33は、互いに略同様の構成とされており、開口面積が互いに略同寸法とされている。また、図例では、これら通気開口部32,33を、開口方向に沿う方向に見て、当該収納装置1の前後方向に延びるような細長形状で略矩形状とした例を示している(図2参照)。
また、これら通気開口部32,33は、本実施形態では、吹出部32と吸込部33とが第1収納列3の別段に位置するように設けられている。つまり、これら通気開口部32,33を、吹出部32及び吸込部33が第1収納列3の同じ段に位置しないように設けている。
また、本実施形態では、互いに送風路31を介して連通する三つ以上の通気開口部32,33,33を設けている。本実施形態では、第1収納列3の段数に応じて各段のそれぞれに通気開口部32,33を設けている。図例では、第1収納列3の各靴収納部において開口する単一の通気開口部32,33を設け、第1収納列3の最下段の長尺物収納部において開口する複数(図例では3つ)の通気開口部33,33を設けた例を示している。つまり、本実施形態では、9つの通気開口部32,33を設けた例を示している。
また、本実施形態では、図1及び図2に示すように、第1収納列3の各段における上下方向中央よりも上方側に位置するように通気開口部32,33を設けている。本実施形態では、第1収納列3の最下段において開口する複数の通気開口部33,33を設けており、これらのうちの一つを最下段における上方側に位置するように設けている。また、第1収納列3の最下段において開口する複数の通気開口部33,33のうちの一つを最下段における下端部近傍部位において開口するように設けている。換言すれば、本実施形態では、複数の通気開口部32,33のうちの最上方及び最下方の通気開口部32,33を、収納空間2の上端部近傍部位及び下端部近傍部位においてそれぞれ開口するように設けている。
また、本実施形態では、これら通気開口部32,33を、収納空間2の前後方向略中央に位置するように設けている。なお、図例では、通気開口部32,33の前後寸法(収納空間2の前後方向に沿う寸法)を、収納空間2の前後寸法の1/3程度の寸法とした例を示しているが、これよりも大きい寸法としてもよく、また、収納空間2の前後寸法に応じた寸法としてもよい。この場合は、ダクト部材35の前後寸法を、適宜、変形するようにしてもよい。
また、本実施形態では、これら通気開口部32,33のうちの一つのみを吹出部32としている。つまり、単一の吹出部32以外の他の複数の通気開口部33,33を、吸込部33,33としている。また、本実施形態では、吹出部32を、複数段に区画された第1収納列3の最上段または最下段(図例では、最上段)において開口するように設けている。
また、各吸込部33,33の内側(送風方向下流側)に脱臭フィルター34,34をそれぞれに設けている。これら脱臭フィルター34,34としては、臭気や各種ガス、オゾン等を吸着したり、分解したりするものとしてもよく、また、活性炭やゼオライト、オゾン分解触媒等の種々の触媒や吸着剤、脱臭剤を含んだものとしてもよい。
なお、各吸込部33,33を、送風部30のダクト部(右側板14)に対して着脱自在とされたカバー体とし、このカバー体を取り外すことで、その内側に設けられた脱臭フィルター34,34の清掃や交換等を可能とする態様としてもよい。また、このような着脱自在とされたカバー体自体に脱臭フィルター34を内蔵したような態様としてもよい。また、このように脱臭フィルター34を吸込部33の内側に設けた態様に代えて、または加えて、送風路31内の上下の途中部位等に脱臭フィルターを設けた態様としてもよい。
送風器36は、本実施形態では、送風路31の送風方向における最下流側に位置する吸込部33と吹出部32との間に位置するように送風路31内に設けられている。この送風器36としては、シロッコファンやクロスフローファン、軸流ファン等を採用するようにしてもよく、単一に限られず、複数からなるものとしてもよい。なお、最下流側に位置する吸込部33と吹出部32との間の単一箇所に位置するように送風器36を設けた態様に代えて、または加えて、各吸込部33の内側の脱臭フィルター34の内側(下流側)のそれぞれに送風器を設けたような態様としてもよい。
また、吹出口を構成する吹出部32及び吸込口を構成する各吸込部33,33を開閉する開閉蓋(開閉扉)等を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、送風部30は、除菌・消臭作用を有する帯電微粒子水を放出する静電霧化装置37を備えている。
静電霧化装置37は、詳細な図示は省略しているが、水粒子放出部とこれに対向する対向電極との間に高電圧を印加することで水粒子放出部の水分を霧化し、ナノメートルサイズの帯電微粒子水を放出する構成とされている。帯電微粒子水は、ナノメートルサイズ(例えば、5nm〜20nm程度)の粒子径のものを含む帯電した微粒子液滴であり、空気中にミスト状態で浮遊可能なものである。
この静電霧化装置37としては、水粒子放出部としてのピン状の放電電極(霧化電極)と、この放電電極に対向して配置され、放電電極と同軸状の開口を有してリング形状とされた対向電極とを備えたものとしてもよい。また、これら放電電極と対向電極との間に高電圧を印加することで放電現象を生じさせ、放電電極に保持された水分を静電霧化させることで、帯電微粒子水を電極間から放出する構成とされたものとしてもよい。
上記放電電極(水粒子放出部)に水分を保持させる手段としては、放電電極の基端部に連結された冷却手段により、放電電極を冷却することで、放電電極廻りの空気に含まれる水分(水蒸気)を放電電極の表面に結露させて保持させるようにしてもよい。このような冷却手段としては、例えば、ペルチェ素子等としてもよい。この場合は、ペルチェ素子の冷却面に電気絶縁材を介して放電電極の基端部を連結し、また、ペルチェ素子の放熱面に放熱フィン等からなる放熱部を連結するようにしてもよい。
または、放電電極を多孔質セラミック等の多孔質体で構成し、この放電電極の基端部に、液体を貯留する液体供給部を接続し、この液体供給部からの液体を、放電電極の毛細管現象により吸い上げて、その先端部に水分を保持させる態様としてもよい。
また、図例では、この静電霧化装置37を、図1〜図3に示すように、吹出部32の内側(送風方向上流側)の直下に設けている。この静電霧化装置37は、その帯電微粒子水の放出口を上方側に向け、吹出部32の内側の前後方向略中央部位直下に設けるようにしてもよい。このような構成により、静電霧化装置37の放出口から放出された帯電微粒子水は、送風路31を送風される空気に拡散され、吹出部32から収納空間2に向けて吹き出される。
なお、複数の静電霧化装置37を、吹出部32の内側の直下に前後方向に間隔を空けて設けるようにしてもよい。また、静電霧化装置37の取付位置としては、図例のような吹出部32の内側の直下に限られず、他の部位に取り付けるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、脱臭性を有した脱臭フィルター34と、除菌・消臭作用を有する帯電微粒子水を放出する静電霧化装置37と、を送風部30に脱臭機能部材として設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、これら脱臭フィルター34及び静電霧化装置37のうちのいずれか一方のみを設けるようにしてもよい。また、静電霧化装置37に代えて、または加えて、脱臭機能部材として、除菌・消臭作用を有するイオンを放出するイオン生成装置を送風部30の適所に設けるようにしてもよい。また、このように、送風部30に脱臭機能部材を設け、送風部30を脱臭装置30とした態様に限られない。例えば、送風部30にヒーター等の温風機能部材を設け、送風部30を乾燥装置30としたり、送風部30に除湿器や除湿材などの除湿機能部材を設け、送風部30を除湿装置30としたりしてもよい。また、送風部30に、これら脱臭機能部材、温風機能部材、除湿機能部材のうちの2つ以上を組み合わせて設け、送風部30を、多機能送風部30としてもよい。
また、送風部30は、送風器36や上記した機能部材としての静電霧化装置37に駆動電源を供給し、これら送風器36や静電霧化装置37を制御する各種回路等を内蔵した制御部を備えている。また、送風部30は、送風器36や静電霧化装置37をON/OFF操作する操作部を備えている。これら送風器36と静電霧化装置37とは、個別にON/OFF操作が可能とされたものとしてもよく、または、同期してON/OFFされるものとしてもよい。また、送風部30の吸込側の適所等に、臭いセンサーや埃センサー等の検出部を設け、該検出部の検出に基づいて送風器36や静電霧化装置37のON/OFF制御がなされるものとしてもよい。また、操作部にタイマー等を設け、送風器36や静電霧化装置37をタイマー駆動可能とする態様としてもよい。
また、送風部30のダクト部材35や、上記した収納箱体10を構成する各板11,12,13,14,15、扉17,17は、木質系材料を板状に加工した基材に、適宜、合成樹脂シートや突板等の表面化粧シートを貼着した構成としてもよい。また、基材としては、木質系材料に限られず、木粉・プラスチック複合材(WPC)や、合成樹脂系材料、金属系材料等から形成されたものとしてもよい。また、ダクト部材35、収納箱体10を構成する各板11,12,13,14,15及び扉17のうちの少なくとも帯電微粒子水やイオン等に接触する可能性のある面を、帯電防止性を有したものとしてもよい。このような各面への帯電防止性の付与は、各板材自体を無垢木材や木質系材料からなるものとしてもよく、また、表面化粧シートとして突板を採用することで付与するようにしてもよい。または、帯電防止剤を含有した塗料を塗布したり、帯電防止剤を含有した樹脂シート等を貼着したりすることで付与するようにしてもよい。また、上記した吹出部32及び吸込部33も同様、少なくとも帯電微粒子水やイオン等に接触する可能性のある面を、帯電防止性を有したものとしてもよい。
本実施形態に係る収納装置1は、上述のような構成としたことで、構造の簡略化を図りながらも左右に複数列に区画された収納空間2内に気流を効率的に拡散させることができる。
つまり、左右に複数列に区画された収納空間2の各収納列3,4,5を上下に複数段に区画するように複数枚の棚板23,24,25を設け、収納空間2の一方の内側面14a側に複数の通気開口部32,33を設けた送風部30を設けている。従って、左右両側や各収納列に通気ダクト等を設けたようなものと比べて、構造の簡略化を図ることができる。
また、複数の棚板23,24,25を、隣り合う収納列3,4,5同士の左右に空気の流通が可能なように配設している。また、これら複数枚の棚板23,24,25を、複数列のうちの少なくともいずれか一つの列の棚板の側方を迂回するようにして各収納列3,4,5の隣り合う段同士の上下に空気の流通が可能なように全収納列3,4,5の棚板23,24,25が同高さ位置とならないように配設している。従って、収納空間2の一方の内側面14a側の複数の通気開口部32,33のうちの少なくとも一つから吹き出された空気を、他方の内側面15a側に拡散させることができる。また、一方の内側面側の列(第1収納列)3の少なくとも各段における一方の内側面14aにおいて開口するように通気開口部32,33を設けているので、これらを介した送風によって効率的に、隣り合う収納列3,4,5同士の左右に、また、隣り合う段同士の上下に空気を流通させて拡散させることができる。つまり、収納空間2の一方の内側面14a側に送風部30を設けた簡易な構造でありながらも、左右に複数列及び上下に複数段に区画された各収納部に効率的に気流を拡散させることができる。
また、本実施形態では、複数の通気開口部32,33を、吹出部32と吸込部33とが第1収納列3の別段に位置するように設けている。従って、吹出部32及び吸込部33が同じ段に位置するように複数の通気開口部32,33を設けた場合と比べて、他方の内側面15a側により効果的に気流を拡散させることができる。つまり、第1収納列3における一段の収納部において吹き出された空気が他の収納部に拡散せずに、同段において吸い込まれるようなことを防止することができる。
また、本実施形態では、互いに送風路31を介して連通する三つ以上の通気開口部32,33,33を設け、これらのうちの一つのみを吹出部32としている。従って、この吹出部32から吹き出した空気を、他の複数の吸込部33,33から吸い込むことができる。また、他の複数の吸込部33,33のそれぞれの内側に脱臭フィルター34,34を設けている。従って、例えば、吹出部32の上流側に単一の脱臭フィルターを設けたようなものと比べて、圧力損失の抑制が可能でありながらも脱臭効率を向上させることができ、収納空間2内を効果的に脱臭することができる。また、吹出部32から吹き出す空気の流速を比較的に大きくすることができ、収納空間2内により効果的に気流を拡散させることができる。
また、本実施形態では、第1収納列3の各段における上下方向中央よりも上方側に位置するように通気開口部32,33を設けている。従って、第1収納列3の各収納部となる各段に物品が載置されて収納されるような場合にも、載置された物品によって送風が妨げられるようなことを抑制することができ、より効果的に気流を拡散させることができる。なお、このような態様に代えて、第1収納列3の各段における上下方向中央に位置するように通気開口部32,33を設けたり、第1収納列3の各段における上下方向中央よりも下方側に位置するように通気開口部32,33を設けたりするようにしてもよい。
また、本実施形態では、第1収納列3の段数を、他の収納列4,5の段数よりも多くしている。従って、第1収納列3の各段に少なくとも設けられた通気開口部32,33を介して他の収納列4,5に、より効果的に気流を拡散させることができる。なお、このような態様に代えて、各収納列3,4,5の段数を互いに同じ段数としたり、第1収納列3の段数を、他の収納列4,5の段数よりも少なくしたりしてもよい。
また、本実施形態では、各収納列3,4,5の各棚板23,24,25を、各収納列3,4,5において上下に空気の流通が可能なように設けて空気流通空間6を設けている。従って、この空気流通空間6を介して収納空間2内の空気を大きく循環させながら、各列、各段に、より効果的に気流を拡散させることができる。なお、このような空気流通空間6を設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、収納装置1が備える送風部30に、脱臭機能部材34,37を設けている。従って、靴7や、ブーツ8、衣類9等を、効果的に脱臭することができる。なお、上記したように、送風部30に温風機能部材を設けた場合には、靴7や、ブーツ8、衣類9等を、効果的に乾燥することができる。また、送風部30に除湿機能部材を設けた場合には、靴7や、ブーツ8、衣類9等を、効果的に除湿することができる。
なお、収納装置1としては、図例のようなものに限られず、収納空間2の上側や下側等に更に他の収納空間を設けた態様としてもよい。この場合は、横仕切板等によって上下の収納空間を区画するようにしてもよい。また、収納空間2を区画する板の少なくとも一つに代えて、住居等の建物内の壁面や天井面、床面等によって収納空間2を区画する態様としてもよい。
また、各収納列3,4,5の棚板23,24,25としては、固定的に設けられるものに限られず、着脱可能に設けられるものとしてもよい。さらには、これら棚板23,24,25の上下方向の取付位置の変更を可能とした態様としてもよい。
また、収納装置1に設けられる送風部30としては、図例のようなものに限られない。例えば、一方の側板14とダクト部材35とを一体的に形成したような態様としてもよい。または、一方の内側面14aに、付設状にダクト部材35を設けたような態様としてもよい。この場合は、他方の内側面15aに対向するダクト部材35の表面を一方の内側面として把握し、当該面において開口するように複数の通気開口部32,33を設けた態様としてもよい。
また、収納装置1の列数及び段数としては、上記した例に限られず、4列以上としてもよく、少なくとも2列及び2段であればよい。
また、本実施形態では、三つ以上の通気開口部32,33,33を設け、これらのうちの一つのみを吹出部32とし、この吹出部32を第1収納列3の最上段または最下段において開口するように設けた例を示しているが、このような態様に限られない。単一の吹出部32を、第1収納列3の中段等に設けるようにしてもよい。また、本実施形態では、複数の通気開口部32,33,33を互いに送風路31を介して連通させた単一の送風部30を収納装置1に設けた例を示しているが、それぞれに複数の通気開口部32,33及び送風路31を設けた複数の送風部30を収納装置1に設けるようにしてもよい。また、例えば、第1収納列3の各段において上下に交互に吹出部32と吸込部33とが開口するように複数の通気開口部32,33を設けたような態様としてもよい。
また、本実施形態では、複数の通気開口部32,33を、吹出部32と吸込部33とが第1収納列3の別段に位置するように設けた例を示しているが、このような態様に限られない。第1収納列3の少なくとも一つの段において開口するように吹出部32及び吸込部33を設けたような態様としてもよい。このような態様とした場合にも、第1収納列3の左右寸法を比較的に小さくし、当該段の上下寸法を比較的に大きくし、当該段の上下方向途中部位に隣り合う収納列4の棚板24を位置させたような場合等においては、気流を効率的に拡散させることは可能である。
1 収納装置
2 収納空間
3 第1収納列(一方の内側面側の列)
4 第2収納列(他の列)
5 第3収納列(他の列)
14a 右側板の内側面(一方の内側面)
15a 左側板の内側面(他方の内側面)
17 扉
23,24,25 棚板
30 送風部
31 送風路
32 吹出部(通気開口部)
33 吸込部(通気開口部)
34 脱臭フィルター

Claims (5)

  1. 前方に開口する収納空間の開口を開閉する扉と、左右に複数列に区画された該収納空間の各列を上下に複数段に区画するように設けられた複数枚の棚板と、前記収納空間の左右の内側面のうちの一方の内側面側の列の少なくとも各段における前記一方の内側面において開口するように設けられた複数の通気開口部のうちの少なくとも一つから吹き出した空気を残余の通気開口部から吸い込むように送風する送風部と、を備えており、
    前記複数枚の棚板は、隣り合う列同士の左右に空気の流通が可能なように配設され、かつ複数列のうちの少なくともいずれか一つの列の棚板の側方を迂回するようにして各列の隣り合う段同士の上下に空気の流通が可能なように全列の棚板が同高さ位置とならないように配設されていることを特徴とする収納装置。
  2. 請求項1において、
    前記複数の通気開口部は、吹出部と吸込部とが前記一方の内側面側の列の別段に位置するように設けられていることを特徴とする収納装置。
  3. 請求項2において、
    互いに送風路を介して連通する三つ以上の通気開口部を設け、かつこれらのうちの一つのみを吹出部とし、他の複数の吸込部のそれぞれの内側に脱臭フィルターを設けていることを特徴とする収納装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記一方の内側面側の列の各段における上下方向中央よりも上方側に位置するように前記通気開口部を設けていることを特徴とする収納装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記一方の内側面側の列の段数を、他の列の段数よりも多くしていることを特徴とする収納装置。
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