JP5877114B2 - 耐力パネル、ならびにこれを用いた建築物、構造物及び機械 - Google Patents
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Description
特に建築物の分野に於いては、耐震強度等を高める為に、耐力パネルを使用する事も行われている。例えば木造軸組建築物等に於いては、その耐震性を増強する目的で、既存又は新築の建築物に、構造用合板などの剛性を有する面材を梁、桁、土台などの横軸組材及び柱や間柱などの縦軸組材に釘にて打ちつける工法が用いられている。またその他の技術として、曲げ強度の高い耐力パネルを柱や横軸組材の外側に固定することによって、筋交いや間柱を使用しないで高い耐震性を得る工法も用いられている。
そこで本発明では、有効な面内せん断強度を有しながら変形に追従する能力の高い耐力パネルとすることを第一の課題とする。
よって本発明では、面内せん断強度及びエネルギー吸収性能のバランスが取れた耐力パネルを提供することを第二の課題とする。
そこで本発明では、耐震要素として、パネルの面内方向の大きなせん断変形を有し、かつ補強に必要な耐力を有する耐力パネルを提供することを第三の課題とする。
そこで本発明では、構造用合板のみならず、金属パネルや樹脂パネルを用いる場合であっても、十分な面内せん断強度及びエネルギー吸収性能を有する耐力パネルを提供する事を第四の課題とする。
そこで本発明では、建築用途のみならず、船舶、飛行機、産業機械等の機械類や、橋梁等の構造物の製造に適する程度に面内せん断強度及びエネルギー吸収性能を有する樹脂製、又は金属製の耐力パネルを提供する事を第五の課題とする。
「L/T」の値が1.11以上で、11.1以下
「R/T」の値が0.24以上で、2.4以下
「A/T」の値が2.01以上で、20.1以下
「L/T」の値が1.3以上で、26以下
「R/T」の値が0.26以上で、5.2以下
「A/T」の値が2.18以上で、43.6以下
図1は本実施の形態にかかる耐力パネル10の基本構成を示す斜視図であり、図2は他の実施の形態にかかる耐力パネル10を示す斜視図であり、図3は更に他の実施の形態にかかる耐力パネル10を示す斜視図である。
本実施例では、耐震性を増強する目的で変形能力が大きい場合にエネルギーの吸収を考えて変形に追従する耐震要素を付加する方法に関し、木造で多く採用される構造用合板の耐震要素に大きな面内変形能力を付加する可能性を試験したものである。
即ち、面内変形能力の向上には構造用合板に開口することが考えられるが、開口する孔の形状で大きく性能が変化することを確認するべく、孔の形状に着目し、優位性の高い形状を試験したものである。
試験体として、図4に示すように四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(50mm角)の開口部を設けた試験体(以下「四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(50mm角) 試験体」)、図5に示すように四角孔(53mm角) の開口部を設けた試験体(以下「四角孔(53mm角) 試験体」)、そして図6に示すように丸孔(直径60mm)の開口部を設けた試験体(以下「丸孔(直径60mm)試験体」)を用意し、各試験体について耐力と変位状況を確認した。なお、夫々の試験体において、開口部は6行×6列の合計64個とし、構造用合板性耐力パネル(厚さ12mmでほぼ同じ開口率)の四隅をカットしたものを準備した。また変形角の測定については、図4に示すように、試験体を土台、桁材、柱材からなる周辺材に枠材で固定した状態において、土台の高さ方向の中心から桁材の高さ方向中心までの距離を1030mmとし、桁材の高さ方向中心における水平方向への移動距離から算出した。即ち当該移動量が10mmである場合には、変形角は10/1030であり、1/103となる。よって変形角が1/30とは、桁材の高さ方向中心における水平方向への移動距離が34.3mmであり、また1/15とは、桁材の高さ方向中心における水平方向への移動距離が68.6mmである。
その他の要点を以下に示す。
図4〜6参照
(2)試験基準
(財)日本住宅・木材技術センターが発行する「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」に準拠して行った。
試験結果より各タイプの要点を比較検討する。
(イ)1/30の変形角状況
各試験体で今回3回の押し引きの繰り返し試験を1/30の変形角でも実施したが、その際の状況を以下に示す。
・丸孔(直径60mm)試験体:
3体中2体で枠に破損が発生し、大きく面外方向に変形が確認された。十分に面内変形能力がないことが確認された。
・四角孔(53mm角) 試験体:
1体で、この前の1/50の変形角試験の段階から端部に剥離破損が生じ、1/30の段階で破損した。面外方向に変形が確認されたが、丸孔試験体より小さい変形であった。
・四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(50mm角) 試験体:
1体で、一部に亀裂を生じたが、全体として3回の繰り返し試験を終了した。面外方向に変形が確認されたが、面外方向への変形量は、四角孔試験体よりさらに小さい変形量であった。
各試験体で耐力がなくなるまで、加力してその最大変位を調べたが、その際の状況を以下に示す。
・丸孔(直径60mm)試験体:
平均最大変位 55.335mm
・四角孔(53mm角) 試験体:
平均最大変位 60.750mm
・四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(50mm角) 試験体:
平均最大変位 64.468mm
前出の設計基準で各タイプの試験体の平均短期許容応力を算出すると、以下のようになった。
・丸孔(直径60mm)試験体:
平均短期許容応力 7.268 kN
・四角孔(53mm角) 試験体:
平均短期許容応力 7.439 kN
・四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(50mm角) 試験体:
平均短期許容応力 6.360 kN
この結果から四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(50mm角)試験体の耐力が最も低いものとなった。しかし、極端に低いものではなく、今回目標とした変形能力向上の確保の目的から問題ないものと判断できる。
以上の試験結果から大きな開口を有する構造用合板の耐震要素において、四隅に丸孔を有する四角孔の試験体の変形能力向上に果たす効果は大きいことが確認された。そして面内変形量を大きくしながらも十分な耐力を有することから、四角孔(53mm角) 試験体と、四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(50mm角) 試験体においては、丸孔(直径60mm)試験体に比べても高い変形能力を具備すると共に、変形が進んでも耐力が維持されるという有効性が立証された。特に、四隅に丸孔を有する四角孔の試験体においては、この変形能力と変形時の耐力のバランスが向上することから、より望ましい耐力パネルとなることが分かった。
図7(A)に示すように、厚さ12mmの構造用合板(日本農林規格:1級)を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(40mm角) である。この試験体を図7(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図7(B)に、この表をグラフにしたものを図7(C)に示す。
図8(A)に示すように、厚さ12mmの構造用合板(日本農林規格:2級)を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(40mm角) である。この試験体を図8(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図8(B)に、この表をグラフにしたものを図8(C)に示す。
図9(A)に示すように、厚さ12mmの構造用合板(日本農林規格:1級)を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、丸孔(直径50mm)である。この試験体を図9(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図9(B)に、この表をグラフにしたものを図9(C)に示す。
図10(A)に示すように、厚さ12mmの構造用合板(日本農林規格:1級)を用いて試験体を作成した。この試験体Dは、その厚さ方向に貫通する開口部は形成されていない。この試験体を図10(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図10(B)に、この表をグラフにしたものを図10(C)に示す。
図11(A)に示すように、厚さ12mmの構造用合板(日本農林規格:1級)を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、丸孔(直径60mm)である。この試験体を図11(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図11(B)に、この表をグラフにしたものを図11(C)に示す。
図12(A)に示すように、厚さ12mmの構造用合板(日本農林規格:1級)を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔を形成していない単なる正方形(53mm角)である。この試験体を図12(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図12(B)に、この表をグラフにしたものを図12(C)に示す。
図13(A)に示すように、厚さ12mmの構造用合板(日本農林規格:1級)を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(50mm角) である。この試験体を図7(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図13(B)に、この表をグラフにしたものを図13(C)に示す。
図14(A)に示すように、厚さ12mmの構造用合板(日本農林規格:1級)を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(55mm角) である。この試験体を図14(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図14(B)に、この表をグラフにしたものを図14(C)に示す。
図15(A)に示すように、厚さ15mmの構造用合板(日本農林規格:1級)を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(55mm角) である。この試験体を図15(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図15(B)に、この表をグラフにしたものを図15(C)に示す。
また、この試験体Iについて、繰り返して試験を行った結果を図30に示す。
図16(A)に示すように、厚さ2.3mmのスチール板を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(55mm角) である。この試験体を図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図16(B)に、この表をグラフにしたものを図16(C)に示す。
図17(A)に示すように、厚さ3mmのアルミニウム板を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(55mm角) である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図17(B)に、この表をグラフにしたものを図17(C)に示す。
図18(A)に示すように、厚さ15mmの構造用合板(日本農林規格:1級)を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径24mm)を有する四角孔(55mm角) である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図18(B)に、この表をグラフにしたものを図18(C)に示す。
図19(A)に示すように、厚さ15mmの構造用合板(日本農林規格:1級)を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径6mm)を有する四角孔(55mm角) である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図19(B)に、この表をグラフにしたものを図19(C)に示す。
図20(A)に示すように、厚さ2.3mmのスチール板を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径6mm)を有する四角孔(30mm角) である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図20(B)に、この表をグラフにしたものを図20(C)に示す。
図21(A)に示すように、厚さ2.3mmのスチール板を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径9mm)を有する四角孔(45mm角) である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図21(B)に、この表をグラフにしたものを図21(C)に示す。
図22(A)に示すように、厚さ2.3mmのスチール板を用い、その厚さ方向に貫通する複数の開口部を縦横方向に整列させて形成した。開口部の形状は、四隅に丸孔(直径12mm)を有する四角孔(65mm角) である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図22(B)に、この表をグラフにしたものを図22(C)に示す。
スチール板を用いて、以下の条件を満たすパネルを形成した。なお開口部のピッチは隣り合う開口部同士の中心間の距離である。
素材 鉄
厚さ 2.3mm
四角孔部分の辺寸法 65mm×65mm(縦×横)
四隅の丸孔部直径 12mm
開口部のピッチ 100 mm (縦横共通)
開口部の形状は、四角孔部分の四隅に円形の丸孔部を形成した形状である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図23(A)に、この表をグラフにしたものを図23(B)に示す。
スチール板を用いて、以下の条件を満たすパネルを形成した。なお開口部のピッチは隣り合う開口部同士の中心間の距離である。
素材 鉄
厚さ 2.3mm
四角孔部分の辺寸法 45mm×45mm(縦×横)
四隅の丸孔部直径 9mm
開口部のピッチ 70 mm (縦横共通)
開口部の形状は、四角孔部分の四隅に円形の丸孔部を形成した形状である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図24(A)に、この表をグラフにしたものを図24(B)に示す。
スチール板を用いて、以下の条件を満たすパネルを形成した。なお開口部のピッチは隣り合う開口部同士の中心間の距離である。
素材 鉄
厚さ 2.3mm
四角孔部分の辺寸法 30mm×30mm(縦×横)
四隅の丸孔部直径 6mm
開口部のピッチ 50 mm (縦横共通)
開口部の形状は、四角孔部分の四隅に円形の丸孔部を形成した形状である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図25(A)に、この表をグラフにしたものを図25(B)に示す。
スチール板を用いて、以下の条件を満たすパネルを形成した。なお開口部のピッチは隣り合う開口部同士の中心間の距離である。
素材 鉄
厚さ 2.3mm
四角孔部分の辺寸法 15mm×15mm(縦×横)
四隅の丸孔部直径 3mm
開口部のピッチ 25 mm (縦横共通)
開口部の形状は、四角孔部分の四隅に円形の丸孔部を形成した形状である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図26(A)に、この表をグラフにしたものを図26(B)に示す。
アルミニウム板を用いて、以下の条件を満たすパネルを形成した。なお開口部のピッチは隣り合う開口部同士の中心間の距離である。
素材 アルミニウム
厚さ 3mm
四角孔部分の辺寸法 55mm×55mm(縦×横)
四隅の丸孔部直径 12mm
開口部のピッチ 100 mm (縦横共通)
開口部の形状は、四角孔部分の四隅に円形の丸孔部を形成した形状である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図27(A)に、この表をグラフにしたものを図27(B)に示す。
アルミニウム板を用いて、以下の条件を満たすパネルを形成した。なお開口部のピッチは隣り合う開口部同士の中心間の距離である。
素材 アルミニウム
厚さ 3mm
四角孔部分の辺寸法 15mm×15mm(縦×横)
四隅の丸孔部直径 3mm
開口部のピッチ 25 mm (縦横共通)
開口部の形状は、四角孔部分の四隅に円形の丸孔部を形成した形状である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図28(A)に、この表をグラフにしたものを図28(B)に示す。
ポリカーボネート板を用いて、以下の条件を満たすパネルを形成した。なお開口部のピッチは隣り合う開口部同士の中心間の距離である。
素材 ポリカーボネート
厚さ 6mm
四角孔部分の辺寸法 30mm×30mm(縦×横)
四隅の丸孔部直径 5mm
開口部のピッチ 50 mm (縦横共通)
開口部の形状は、四角孔部分の四隅に円形の丸孔部を形成した形状である。この試験体を前記図16(A)に示すように試験機に設置し、桁材に対して、その長さ方向に荷重を付加し、その時の力と、面内せん断変形量を確認した。
結果の表を図29(A)に、この表をグラフにしたものを図29(B)に示す。
上記の各試験体についての実験結果から、開口部は四角形の四隅に丸孔を形成した形状であれば、より面内変形能力が高く、耐力の維持能力も高いことを確認することができた。また、スチール板を用いた試験体J,N,O,Pの実験結果から、スチール板などの金属板を用いても本発明の効果を発揮できる耐力パネルとし得ることを確認できた。
一方、単に丸い孔を形成した試験体C及びDでは、変形角1/30付近で面外破壊が発生してしまい、耐力パネルとして十分な効果が得られなかった。
更に、試験体Iにおける繰り返し試験の結果からも、繰り返して外力を作用させた場合であっても、せん断変形量が1/20まで耐え得る事が確認された。
今回の実験により最も有効となったものは、以下の試験体であった。
四角孔部分の辺寸法 55mm×55mm(縦×横)
四隅の丸孔部直径 12mm
合板厚 15mm及び12mm
開口部のピッチ 100 mm
そこで、最も安定的変形性状を示した15mm厚として関係式を求めると、
厚さ :T(mm)
四角孔の辺寸法 :L(mm)
四隅の丸孔部直径:R(mm)
開口部のピッチ :A(mm)
とすると以下の関係式(1)〜(3)を満たすことが望ましい。
関係式(1): L=3.7×T
関係式(2): R=0.8×T
関係式(3): A=6.7×T
依って、合板を用いた場合には、以下の関係式を満たすことが望ましい。
「L/T」の値が1.11以上で、11.1以下である。
「R/T」の値が0.24以上で、2.4以下である。
「A/T」の値が2.01以上で、20.1以下である。
鋼鈑等金属板は剛性が高く、一般的に無開口では極めて面内せん断変形は小さい。そこで上記の実験では、合板と同じ大きさの開口部からスタートし、開口部を小さくして、その数を増加された試験体で実験したところ、1/50の変形角まで面内せん断変形量の増加がみられた。
試験により最も有効となったものは以下の孔とピッチのバランスであった。
四角孔の辺寸法 L=15 mm×15 mm(縦×横)
開口部のピッチ A=25 mm
四隅の丸孔部直径 R=3 mm
鋼板厚 T=2.3 mm
そこで、最も安定的変形性状を示した鋼板2.3mm厚として関係式を求めると、
厚さ :T(mm)
四角孔の辺寸法 :L(mm)
四隅の丸孔部直径:R(mm)
開口部のピッチ :A(mm)
とすると以下の関係式(4)〜(6)を満たすことが望ましい。
関係式(4): L=6.5×T
関係式(5): R=1.3×T
関係式(6): A=10.9×T
四角孔の辺寸法 L=65 mm×65 mm(縦×横)
開口部のピッチ A=100 mm
四隅の丸孔部直径 R=12 mm
鋼板厚 T=2.3 mm
よって鋼板を用いた場合には、以下の関係式を満たすことが望ましい。
「L/T」の値が1.3以上で、26以下である。
「R/T」の値が0.26以上で、5.2以下である。
「A/T」の値が2.18以上で、43.6以下である。
アルミ板(厚さ3.0 mm)の試験で一番低いものであったが、一定の効果が確認されたのは、以下のパネルであった。
四角孔の辺寸法 L=55 mm×55 mm(縦×横)
開口部のピッチ A=100 mm
四隅の丸孔部直径 R=12 mm
アルミ板厚 T=3.0 mm
そこで上記のアルミ板(3.0 mm)の試験結果について、関係式(4)〜(6)を当てはめると、その換算率は、L:367%、R:400%、A:400%となっている。
また、最も効果の確認されたものは孔とピッチが以下のバランスのアルミ板であった。
四角孔の辺寸法 L=15 mm×15 mm(縦×横)
開口部のピッチ A=25 mm
四隅の丸孔部直径 R=3 mm
アルミ板厚 T=3.0 mm
これらの結果から金属板では鋼板を用いた耐力パネルから導かれた関係式(4)〜(6)の範囲で効果があると判断できる。また前記の関係式(4)〜(6)に関して、金属パネルにおける有効範囲は、少なくとも下限値として20%以上、上限値として1000%以下程度の範囲で有効性があると考えられる。
よって鋼板やアルミ板などの金属パネルを用いた場合には、以下の関係式を満たすことが望ましい。
「L/T」の値が1.3以上で、26以下である。
「R/T」の値が0.26以上で、5.2以下である。
「A/T」の値が2.18以上で、43.6以下である。
以下のバランスのポリカーボネート樹脂板試験体で有効性を確認した。
樹脂板も無開口状態では面内変形は極めて小さいが、今回試験したもので1/50までの有効な面内変形を確認した。樹脂は大きな変形能力を持っているので、孔とピッチを適切なバランスにすることで大きな効果が期待できるものと判断する。
なお、樹脂板で最も効果の確認されたものは孔とピッチが以下のバランスのものであった。
四角孔の辺寸法 L=30 mm×30 mm(縦×横)
開口部のピッチ A=50 mm
四隅の丸孔部直径 R=5 mm
樹脂板厚 T=6.0 mm
「R/T」の値が0.17以上で、8.3以下である。
「A/T」の値が1.67以上で、83.3以下である。
即ち、上記の実験結果では、変形角1/20でも安定して耐力を示し、耐震壁としての試験を行っても、十分な応答値を示していた。また、最大約1/10の変形角まで一定の耐力を保持していた事が確認された。これはパネルの面内変形能力と耐力の維持能力の極めて高いということを示すものである。
かかる耐力パネルの利用については、改修・新築共に利用可能であり、地震に対する場合のみならず、機械や利用する人間に起因する振動を制する場合(耐振・制振部材)にも有効である。
そして上記の試験に使用した金属部材はレーザーカッターによる加工、樹脂板はルーターによる加工を行った。実際の利用を想定しての製作であったが、短時間に製作可能でコストの面でも有利な部材になることが確認された。
上記の耐力パネルは、機械一般(生活家電・医療器具等も含む)を構成する面材としても使用する事ができる。このような機械一般において動きを発生させた場合には、常に耐振・制振が問題となる。本発明にかかる耐力パネルは、この問題に薄く安価でありながら、変形時のエネルギーを吸収し面内変形応力を高める部材を提供できる。生活・医療の分野にも共通であるが、微細加工の技術と特殊素材と併用すれば、さらなる可能性が広がる。β―チタンなどの復元力が極めて大きな素材と組み合わせれば、有効な衝撃緩衝部材となる。
更に、本発明に係る耐力パネルは、建築用材料に限らず、船舶や航空機等の輸送機械を製造するのに使用でき、さらに橋梁や灌漑施設等を構築する為の材料としても使用する事ができる。
14 切り欠き部
20 開口部
21 辺
22 角部分
Claims (8)
- 建築物、構造物又は機械に使用される耐力パネルであって、
規則的または不規則に配置された複数の開口部がパネルの厚さ方向に貫通しており、
各開口部は対向する辺を有すると共に、少なくとも何れかの辺同士が交わる角部分には、当該角部分を円又は楕円形状に拡大した丸孔部が形成されると共に、当該丸孔部の中心を、当該丸孔部が形成される角部分に存在させることで、面内変形量を増大させたことを特徴とする耐力パネル。
- 前記複数の開口部は、夫々の開口部の対角線上に配置されている請求項1に記載の耐力パネル。
- 前記開口部は、略四角形に形成された四隅の全ての角部分に、円又は楕円形状に拡大した丸孔部が形成されている、請求項1又は2に記載の耐力パネル。
- 前記耐力パネルは合板又は金属板を用いて形成されており、その厚さをT(mm)、四角形に形成された開口部の対辺間の距離をL(mm)、開口部の四隅に拡張して形成された丸孔部の直径をR(mm)、開口部同士のピッチをA(mm)とした場合、以下の条件を満たして形成される請求項3に記載の耐力パネル。
合板においては、
「L/T」の値が1.11以上で、11.1以下
「R/T」の値が0.24以上で、2.4以下
「A/T」の値が2.01以上で、20.1以下
金属板においては、
「L/T」の値が1.3以上で、26以下
「R/T」の値が0.26以上で、5.2以下
「A/T」の値が2.18以上で、43.6以下
- 前記開口部を構成する対向する辺は、当該耐力パネルの高さ方向に沿う辺と、幅方向に沿う辺とで構成されている、請求項1〜4の何れか一項に記載の耐力パネル。
- 耐震要素を追加することで耐震性が増強された、既存又は新築の建築物であって、
当該耐震要素として、請求項1〜5の何れか一項に記載の耐力パネルが使用されていることを特徴とする建築物。
- 既存又は新築の建築物に対して耐震要素を追加する建築物の耐震性増強工法であって、
曲げ強度の高い耐力パネルを柱及び横軸組材の少なくとも何れかの外側又は内側に固定する耐力パネル固定工程を含み、
当該耐力パネルが、請求項1〜5の何れか一項に記載の耐力パネルであることを特徴とする建築物の耐震性増強工法。
- 耐力パネルを用いて形成された船舶、航空機、産業機械等の機械、及び橋梁等の構造物を含む機械・構造物であり、
当該耐力パネルとして、請求項1〜5の何れか一項に記載の耐力パネルが使用されていることを特徴とする機械・構造物。
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