JP5876546B2 - 防水シートの端部処理方法 - Google Patents

防水シートの端部処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5876546B2
JP5876546B2 JP2014164711A JP2014164711A JP5876546B2 JP 5876546 B2 JP5876546 B2 JP 5876546B2 JP 2014164711 A JP2014164711 A JP 2014164711A JP 2014164711 A JP2014164711 A JP 2014164711A JP 5876546 B2 JP5876546 B2 JP 5876546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof
layer
urethane
waterproof sheet
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014164711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014231734A (ja
Inventor
充夫 廣瀬
充夫 廣瀬
清則 草場
清則 草場
Original Assignee
多摩防水技研株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 多摩防水技研株式会社 filed Critical 多摩防水技研株式会社
Priority to JP2014164711A priority Critical patent/JP5876546B2/ja
Publication of JP2014231734A publication Critical patent/JP2014231734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5876546B2 publication Critical patent/JP5876546B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)

Description

この発明は、建造物の屋上、ベランダなどの床面の防水方法に使用する防水シートの端部処理方法に関する。
ルの最上階の床面(屋上)等を防水する場合には、アスファルト防水、シート防水、ウレタン塗膜防水などの方法がとられて、以下のような長所・短所があった。
(1)アスファルト防水
この工法は、2〜3枚のアスファルトルーフィング(シート状の基材にアスファルトを浸透させた材料)を熱融解させたアスファルトで交互に重ねながら防水層を形成する工法で、歴史と実績がある工法である。防水材料がアスファルトであるために、水密性が高く、アスファルトルーフィングの種類や重ねる枚数を調節することにより、様々な仕様に対応できる利点がある。また、作業者の熟練度により精度にバラツキがあるが、重ねることにより、精度の平均化が可能となっていた。
他方、この工法は、アスファルトを使用するために防水層が温度の変化に敏感であり、夏は垂れやすく、冬は硬化して破断しやすく、周縁部などの納まりが良くない短所もあった。また、施工中に高温のアスファルトを使用するために作業者の安全を確保しつつ作業をする必要があり、さらに煙や臭いが近隣に悪影響を与える問題点もあった。
(2)ゴムシート防水
この工法は厚さ1〜2mm程度のゴム材料からなる防水シートを接着剤で相互に貼り合わせて防水層を形成する工法である。この工法は、防水シートが工場で成型されるために品質が安定している利点があり、また、ゴムシートによる場合には、伸張性に富み、下地がひび割れなどを生じてもこれに追随することができた。
他方、この工法では、防水シートをジョイントした部分で施工不良があると剥離しやすい短所があり、ゴムシートによる場合には、加えて、下地に凸部が存在する場合や、鋭利な飛来物により傷つきやすい短所もあった。
(3)ウレタン塗膜防水
この工法は、2液成分の液体材料を施工時に混合撹拌したものを生成して、下地に吹き付け等により塗布して、反応固化させて、防水層を形成する工法である。
液状の材料を塗布するために、狭い場所や、設備用基礎が多くある屋上など平面が複雑な形状であっても納まりやすく容易に施工できる利点があり、またジョイントが無く、ジョイント部分で施工不良を防止できる利点があった。また、重ねて塗布することにより防水性能を高められるため、改修時には塗り重ねれば良く、低コストで防水層の改修が可能となる利点があった。更に、液体材料の選択により耐摩擦・耐衝撃を高めるなど種々の用途の仕様に対応することもでき、例えば、スポーツ用のグランドでの使用も可能であった。
他方、液状材料を塗布するため、水平に広がりやすく、下地面に不陸があると均一な厚みに施工できず、膜厚の確保が難しい短所があった。また、2液を現場で撹拌混合するために、撹拌混合が不十分であると未硬化など品質にバラツキを生じる短所もあった。
(4)塩化ビニルシート床
この工法は、集合住宅の開放廊下・階段およびベランダの簡易防水と意匠性とすべり防止を目的に塩化ビニル性の防水シートをウレタンおよびエポキシ樹脂系接着材で貼り付ける工法である。
その際、防水シートを施工しない溝や立ち上がり部分には、ウレタン防水材等を10cmラップする範囲まで先行して施工し、その上から塩化ビニル等の防水シートを施工する。防水シートは、接着材塗布直後に貼り付け可能で貼り付けたシートの上は、接着材の硬化を待たずに歩行が可能となるため、開放廊下・階段等の共有部分でも通行止めにする期間が短く、居住者の生活に支障が少ない。
但し、塩化ビニルシート防水材と同様に経年劣化により、シート中の可塑剤揮発によって硬くなると共に収縮が発生する。それによって、端部の浮きやジョイント部シールの切れが発生する。また、表層も色褪せて意匠性が低下する。そのため、改修にあたっては、既存の防水シート床材を接着材と併せて撤去し、再施工する必要があった。
上記(1)〜(4)のいずれの方法を採用しても、現場周囲に飛散防止養生が必要であり、また各段階で最低1日の硬化養生期間が必要であり、工期は1〜2週間を要する場合もあり、工期の長期化をまねいていた。
上緑化に使用する保水用パッドでは、発泡ウレタンを使用し、目地をテープで塞ぐ工法も提案されている(特許文献1)。
更に、ブチルゴムシートAの表面で、中央側に小さなサイズのウレタンシートBを貼り、周囲に織布又は不織布のテープを貼ったウレタンマットが提案され、また、このウレタンマットを機器の下に敷いて防水する施工方法が提案されている(特許文献2)。
た、防水シートの端部がめくれ上がらないように、コンクリート床面に固定する為には、防水シート上面からコンクリート躯体にアンカーを打っていた。すなわち、アンカーは防水シートを貫通して、コンクリート躯体に打ち込まれていた。この場合、アンカーは、鋼製であった。
特開2002−84889 特開平9−131834
れらの場合で、防水シートや防水皮膜の端部の処理については、経年変化を考慮した適正な処理方法が確立していなかった。
特許文献1では、防水性を考慮しておらず、人の歩行など摩擦や部分的な加圧を考慮していないので、特許文献1の防水パッドをそのまま屋根などの床面に適用することはできなかった。
また、特許文献2では、施工時に床面との接着剤として予めブチルゴムシートAを使用するものであるが、ウレタンマットBはブチルゴムシートAより小さなサイズであるので、各ウレタンマットで隣接するウレタンマットBの周囲を後から防水施工する必要があり、ウレタンマットを載せただけで全面の防水性能を発揮させることはできない。
た、防水シートの端部処理に、アンカーを使用する場合には、金属であるアンカーがコンクリート内に圧入されるので、コンクリートに割れが生じるおそれもあった。また、通常樹脂製の防水シートを金属製のアンカーが貫通するので、追随性が無く、防水シートの貫通した部分で変形が生じるおそれがあった。従って、いずれの場合も、例えば20年30年などの長期の防水層の保障ができなかった。とりわけ、垂直面や傾斜面で顕著であった。
本発明の目的は、従来のアスファルト防水、シート防水、ウレタン塗膜防水、塩ビシート床等を使用した在来工法の問題点を解決して、現場での養生期間を短縮して、かつ均一な防水層を形成することができる防水シートの端部処理を提供することにある
本発明は、型枠を使用して、求める機能でウレタン系の防水材層を含む1層または複数層の防水シートを予め工場で製造して、現場で貼るので、工期短縮をはじめとする前記問題点を解決した。
前記目的を達成するため本発明は、床面にアンカー溝を空け、床面にプライマー層、接着剤層を施し、床面に施工現場外で成型したウレタン樹脂系のウレタン防水剤からなる防水シートを床面に重ねて、アンカー溝に防水シートの固定開口を位置させ、重なったアンカー溝、固定開口内に接着剤樹脂を注入し、固化した接着剤樹脂が、固化樹脂アンカーとなることを要旨とするものである。
本発明において使用する防水シートは、凹凸成型枠を使用して予め工場などで、現場に合わせて、樹脂防水シートを製造して、現場で貼り合わせるので安定した品質確保のための準備ができ、更に、現場周囲への飛散防止用の養生、硬化を待つ養生期間など、現場作業を大幅に軽減できる効果があるが、この発明は、防水シートの端部処理に金属製のアンカーを使用しないで済むので、コンクリートに割れが生じるおそれもなく、追随性が有り、防水シートの変形が生じるおそれもないので、例えば20年30年などの長期の防水層の保障ができるものである。
図1は、屋根の平面図である。 図2(a)〜(d)は、本発明の実施例で、屋根に適用した施工方法を説明する図1のA−A拡大断面図である。 図3(a)〜(c)は、本発明の実施に使用する定型防水シートの縦断面図である。 図4(a)〜(e)は、本発明の実施に使用する防水シートの製造過程を表す縦断面図である。 図5は、ベランダの平面図である。 図6(a)〜(d)は、本発明の実施例で、ベランダに適用した施工方法を説明する図5のB−B拡大断面図である。 図7(a)〜(c)は、本発明の防水シートの端部処理を説明する縦断面図である。
本発明の防水シートの端部処理方法に用いる防水シート10は、全面にわたって複数層が形成される構成である(図3)。
(1) ウレタン防水層を二層として、表面11から裏面12に順に
トップコート層30
高品質ウレタン防水層31
一般用ウレタン防水層32
の三層を含む構成とした防水シート10Aとすることが望ましい(図3(a))。ここで、防水シート10Aの四周で、トップコート層30の端縁30a、高品質ウレタン防水層31の端縁31a、一般用ウレタン防水層32の端縁32aがほぼ一致するように、揃えて形成される。また、この場合、一般用ウレタン防水層32を省略して、
トップコート層30
高品質ウレタン防水層31
の二層を含む構成として防水シート10Aとすることもできる(図3(b))。
(2) また、求める防水性能によっては、トップコート層30を省略して、
高品質ウレタン防水層31
一般用ウレタン防水層32
の二層を含む構成とした防水シート10Bとすることもできる(図3(c)。ここで、防水シート10Bの四周で、高品質ウレタン防水層31の端縁31a、一般用ウレタン防水層32の端縁32aがほぼ一致するように、揃えて形成される。この場合には、現場で、トップコート層47を形成し、またはトップコート層47を省略する。
(3) 前記におけるトップコート層30は、ウレタン防水層に紫外線が当たることを防止し、あるいは各種の色や模様(平面模様、凹凸模様)を付加するために形成する。また、高品質ウレタン防水層31はウレタン系防水樹脂以外に増量成分を含まない防水性能が高い層である。また、一般用ウレタン防水層32は、ウレタン系防水樹脂に各種の増量成分を加えて、防止性能は劣るが、防水層の厚さを確保するための層である。
(4) 防水シート10(10A、10B)は、成型用の凹部23を有する凹状型枠20内に、各層を順に塗って製造する(図4)。また、防水シート10の製造は、工場や施工現場の敷地内の空き地、敷地内の下階の空き部屋など、実際に施工する現場の床とは異なる場所で予め製造される。
本発明の端部処理を行う防水シートを用いた防水方法は、以下のように行う。
(1) 防水シート10Aを使用して、屋上床面1(図1)に施工する場合には、防水処理が必要な面に、プライマー層41、接着剤層43を通常の方法で形成する(図2(a))。続いて、屋上床面1の中央側(排水用溝やパラペット3等の立ち上げ部分を除く)に防水シート10A、10Aを、隣接する防水シート10A、10Aとの間に隙間無く敷く(図2(b)、図1)。
続いて、防水シート10A、10Aを敷いていない排水用溝やパラペット3等の立ち上げ部分に、従来の方法でウレタン防水剤を塗布して、現場防水層45を形成し(図2(c))、続いてトップコート層47を形成する(図2(d))。
以上で、防水工事が完了する。
なお、ここで、トップコート層30を形成していない防水シート10Bを使用することもできる(図示していない)。とりわけ、直射日光が当たらないなど紫外線照射の少ない現場で、コストを下げられるので有効である。
(2) 防水シート10Bを使用して、ベランダ床面4(図5)に施工する場合には、防水処理が必要な面に、プライマー層41、接着剤層43を通常の方法で形成する(図6(a))。続いて、ベランダ床面4の中央側(排水用溝6やパラペット3等の立ち上げ部分、室内側立ち上げ部分7を除く)に防水シート10B、10Bを隣接する防水シートの間に隙間無く敷く(図6(b)、図5)。
続いて、防水シート10B、10Bを敷いていない排水用溝やパラペット3等の立ち上げ部分、室内側立ち上げ部分7に、従来の方法でウレタン防水剤を塗布して、現場防水層45を形成する(図6(c))。続いて、防水シート10B、10B、排水用溝やパラペット3等の立ち上げ部分、室内側立ち上げ部分7など、防水層を形成した範囲(防水シート10Bやウレタン防水剤が表れた面)に、トップコート層47を形成する(図6(d))。
以上で、防水工事が完了する。なお、紫外線による影響が少なく、また防水性能がそれほど要求されない場合には、トップコート層47を省略することもできる(図示していない)。
また、高い防水性能が要求される場合には、前記同様にトップコート層30を形成した防水シート10Aを使用することもできる(図示していない)。
(3) 前記防水シート10(10A、10B)で、パラペットの立ち上げ部分(機能性部材)を予め防水シート10(10A、10B)の上方に突出させて一体に成形すれば(図示していない。工場などで)、現場作業を省略して、境目での防水性能も高めることができる。同様に、防水処理が必要な平面に排水用配管がある場合には、配管の内面に添って接着できる形状で、下方に向けて突出した漏斗状の部分(機能性部材)を防水シート10(10A、10B)と一体に成形することもできる(図示していない)。
図面に基づきこの発明の端部処理の前提となる実施例を説明する。この実施例は、予めトップコート層30を形成した防水シート10Aを使用する(図3(a)(b))。
1.防水シート10Aの製造
(1) 防水シート10Aを製造する凹状型枠20は、板状の基部21の上面(平坦面)22で、枠状に桟材25、25を配置して、防水シート10Aの形状に合わせた凹部23を形成する(図4(a))。桟材25は、製造する防水シート10Aの厚さに応じた長方形又は正方形の断面形状で形成されている。
(2) 凹部23の底24(基部21の上面22。平坦面)は、使用する防水シート10Aの表面11に合わせて凹凸模様を形成してある。この場合、凹凸模様は、溜まった水をパラペット3、3側へ掃き出し易い模様や、滑りにくい模様、撥水性を発揮できる模様、蒸発を促す模様など従来からある各種機能の凹凸模様や、単に装飾を目的とした模様など、目的に応じて自由に形成できる。
(3) 予め工場で、凹部23の平面L×L、凹部23の高さ(厚さ)tの凹状型枠20、20を用意して、先ず凹部23内に離型剤を塗り、その後、凹部23内にトップコート剤を塗装し、トップコート層30を形成する(図4(b))。この状態で、トップコート層30の表面(上を向いた面)はほぼ均一な膜厚で形成される。ここで使用するトップコート剤は、使用時にウレタン防水剤の経年劣化を防止することを主な機能として、例えば紫外線防止機能を有する材料(例えば、ユープレックス株式会社の「コスミック・トップUV」)を使用する。また、トップコート層30の色や平面模様も自由に形成することもできる。
続いて、トップコート層30が乾いたならば、トップコート層30の表面に、高品質のウレタン防水剤を吹き付け、高品質ウレタン防水層31を形成する(図4(c))。注入する高品質のウレタン防水剤は、通常の2液性の基剤と硬化剤を衝突混合して、スプレーするタイプである。高品質のウレタン防水剤として、例えば、ユープレックス株式会社の「コスミックRIM S200」を使用する。高品質のウレタン防水剤は、ある程度の流動性を有するので、噴霧後に平面を保って硬化する。
続いて、高品質ウレタン防水層31が乾いたならば、高品質ウレタン防水層31の表面側に、ウレタン基材に各種増量成分を混入した汎用のウレタン防水剤を流し込み、一般用ウレタン防水層32を形成する(図4(d))。汎用のウレタン防水剤としては、例えば、ユープレックス株式会社の「コスミックPRO12」を使用する。汎用のウレタン防水剤は、セルフレベリングで平面を保った状態で硬化する。
(4) 続いて、一般用ウレタン防水層32が乾いたならば、脱型して、凹部23内への充填物(トップコート層30、高品質ウレタン防水層31及び一般用ウレタン防水層32の積層体)を上下逆にすれば、使用時の表面11上から裏面12に向けて、
トップコート層30 厚さt=0,2〜0.3mm(凹凸)
高品質ウレタン防水層31 厚さt=1〜3mm
一般用ウレタン防水層32 厚さt=1〜5mm
全面にわたって(各層の端縁20a、31a、32aがそろっている)三層に形成されたウレタン防水シート10Aを構成する(図4(e)、図3(a))。
(5) 防水シート10の他の実施例
前記において、正方形又は長方形断面の桟材25を使用したが、台形など斜めに形成した桟材を使用して凹部23の周囲で、底24より開口が広がるように、桟材25の内側面25aに傾斜面を形成することもできる(図4(a)参照)。また、同様に逆の傾斜面も可能である。
また、前記において、使用時に表面11(最上面)に位置するトップコート層30から形成したが(図4)、凹部23内の底24から順に、一般用ウレタン防水層32、高品質ウレタン防水層31、トップコート層30を積層して、脱型することもできる(図示していない)。この場合に、トップコート層30に各種凹凸模様を形成する場合には、まだ固まらないトップコート層30の表面に転圧などにより模様を形成することもできる。
また、前記において、定型凹状型枠20は、1つの凹部23が形成された構造とすることもでき(図2(a))、あるいは、複数(2個、4個、12個など)の凹部23、23が形成された構造とすることもできる(図示していない)。
また、前記において、防水シート10は一辺L×L(例えば、L=1m、L=2m)の長方形としたが、正方形や三角形、六角形など連続して並べることができれば、形状は任意である(図示していない)。
また、前記において、高品質ウレタン防水層31、一般用ウレタン防水層32の2層から防水層を形成したが、いずれか1層から防水層を形成することもでき(図3(b))、この場合には、高品質ウレタン防水層31を形成することが望ましい。
また、前記実施例において、凹部23の底24に材料を流し込んで各層30、31、32等を形成したが、桟材25、25を省略して、ある程度広い平面(底24のみを有する)に材料を流し込んで、同様に各層30、31、32等を積層して、周縁部(桟材25、25が形成されるであろう位置)を切断して、所定厚さの防水シート10A、10B等を製造することもできる(図示していない)。なお、周縁部は、ある程度揃っていれば、切断も不要である。
2.防水設計
(1) 施工予定の屋上(施工現場)は、隅にペントハウス(塔屋)2が形成され、一部が欠けた長方形の平面で、周囲にパラペット3、3が形成されている(図1)。
従って、この現場では、パラペット3、3とペントハウス2に囲まれた屋上床面1を防水施工する。
(2) 長さL×Lの防水シート10の配置を表す割付表を造っておく(図1)。図1の現場では、6枚の防水シート10を用意する(図1)。
3.現場での施工
(1) 割付け表に基づき、施工現場の屋上床面1に割付線5、5を描き、あるいは立ち上げ部分に各種補助マークをする(図1)。
(2) 割付線5等を残すように、屋上床面1の全体(必要なパラペット3の立ち上げ面、ペントハウス2の立ち上げ面、排水溝6を含む)に、通常のプライマーを塗布し、プライマー層41を形成する(図2(a))。塗布は、スプレーやローラーなど通常の方法で塗布する。
(3) 割付線5等を残すように、プライマー層41の上に、ウレタン樹脂系の接着剤を塗布し、接着剤層43を形成する(図2(a))。塗布は、スプレーやローラーなど通常の方法で塗布する。
(4) 描いた割付線5等に基づき、屋上床面1の中央側に、防水シート10A、10Aを敷き詰めて貼り、防水シート10A、10群Aを構成する(図2(b))。防水シート10Aの周縁(31a、32a、33a)で、各層が一致しているので、端縁は密着して、防水のための処理は不要であるが、必要ならば隣接する防水シート10A、10Aの当接部分15、15に、ウレタン樹脂系のシーリング剤(接着剤)を塗布することもできる(図3(a))。
(5) 続いて、防水シート10A、10A群の周囲(排水溝6を含む)とパラペット3、3及びペントハウス2の間に、従来のウレタン防水剤を塗布して、現場防水層45を形成する(図3(c))。現場防水層45で使用するウレタン防水剤は、通常の2液性の基剤と固化剤を衝突混合して、スプレーするタイプであり、例えば、ユープレックス株式会社の「コスミックRIM S200」を使用するが、求める性能により各種材料を選定して使用することができる。
(6) 続いて、必要ならば、現場防水層45の表面に、従来使用される紫外線防止用のトップコート層47を形成する(図2(d))。以上のようにして、防水工事が完了する。
トップコート層47を形成すれば、メンテナンス時には、現場防水層45はそのままで、トップコート層45を上塗りすればよいので、メンテナンス作業が大幅に軽減できる。また、防水シート10Aには予めトップコート層30が形成されているので、同様の効果がある。
(7)他の施工手順
前記において、屋根上面1の全体にプライマー層41、接着剤層43を形成したが、防水シート10A、10Aを貼る部分(中央側)のみにまず、プライマー層41、接着剤層43を形成して、防水シート10、10を貼った後に、現場防水層45部分のプライマー層41、接着剤層43を形成することもできる(図示していない)。
また、前記において、先に、防水シート10、10を貼った後で、現場防水層45を形成したが、逆に先に、現場防水層45を形成した後で(または同時進行で)、防水シート10A、10Aを貼ることもできる(図示していない)。
また、前記実施例において、防水シート10A、10A群の周囲に現場防水層45を形成したが、現場防水層45の全部又は一部を、予め工場で特殊形状防水シートとして、防水シート10Aと同様に成型して現場で、貼り付けることもできる(図示していない)この場合には、防水工事をさらに簡略化できる。この場合、特殊形状防水シート部分(機能性部材)を防水シート10Aの端縁に連続して一体に成形することもできる(図示していない)。
図面に基づきこの発明の実施例を説明する。この実施例は、トップコート層30を形成しない防水シート10Bを使用する。
1.防水シート10の製造
(1) 実施例1と同様に、板状の基部21の上面(平坦面)22で、桟材25、25を配置して、防水シート10の形状に合わせた凹部23を形成する(図4(a)参照)。
(2) 予め工場で、凹部23の平面L×L、凹部23の高さ(厚さ)tの凹状型枠20、20を用意して、先ず凹部23内に離型剤を塗り、その後、凹部23の底24(基部21の上面22。平坦面)内に高品質のウレタン防水剤を吹き付け、高品質ウレタン防水層30を形成する。注入する高品質のウレタン防水剤は、前記実施例と同様である。
続いて、高品質ウレタン防水層30が乾いたならば、高品質ウレタン防水層30の表面側に、ウレタン基材に各種増量成分を混入した汎用のウレタン防水剤を塗り、一般用ウレタン防水層31を形成する。汎用のウレタン防水剤は前記実施例と同様である。(図4(d)参照)。
(3) 続いて、一般用ウレタン防水層32が乾いたならば、脱型して、凹部23内への充填物(高品質ウレタン防水層31及び一般用ウレタン防水層32の積層体)を上下逆にすれば、表面11から裏面12に向けて、
高品質ウレタン防水層31 厚さt=1〜3mm
一般用ウレタン防水層32 厚さt=1〜5mm
が全面にわたって二層に形成された防水シート10Bを構成する(図3(c))。従って、四周で、高品質ウレタン防水層31の縁と一般用ウレタン防水層32の縁とが略一致する。
(4) 他の防水シート10の構成は、前記実施例1と同様である。
2.現場での施工
(1) 前記実施例1と同様に、割付け表に基づき、施工現場の屋上床面に割付線5、5を描き、あるいは立ち上げ部分に各種補助マークをする(図1参照)。
(2) 前記実施例と同様に、プライマー層41を形成し、プライマー層41の上に、接着剤層43を形成し(図2(a)参照)、屋上床面1の中央側に、割付け表に基づき、防水シート10、10を敷き詰めて貼り、防水シート10B、10B群を構成する(図3(c)、図2(b)参照)。
(3) 続いて、防水シート10B、10B群の周囲とパラペット3、3及びペントハウス2の間に、前記実施例1と同様に、現場防水層47を形成する(図2(c)参照)。
(4) 続いて、屋根の上面の全体(防水シート10、10の表面及び現場防水層45の表面)に、従来使用される紫外線防止用のトップコート層47を形成する(図3(c))。以上のようにして、防水工事が完了する。なお、トップコート層47を形成する前に、工場で又は現場で、防水シート10Bの表面(高品質ウレタン防水層31の表面)に付着した離型剤を除去しておく。
(5) 前記実施例における他の施工方法は前記実施例1と同様である。
次ぎに、図7に基づき、前記実施例において、防水シート10A、10Bの端部の処理について説明する。
防水シートの端部と床面1との固定(図7)の場合である。
面(コンクリート)1にアンカー溝51を空け、床面1にプライマー層41、接着剤層43を施す。アンカー溝51内にも、必要ならばプライマー層41、接着剤層43を施す(図7(a))。尚、アンカー溝51は、防水シート10Aに形成する固定開口53に対応した位置に設ける。また、アンカー溝51は使用する防水シート10Aの巾方向に連続するスリット状(目地状)の凹部で形成するが、断続したスリット状(目地状)の凹部とすることもでき、あるいは平面円形などの凹部を、間隙を空けて防水シートの巾方向に並列して設けることもできる(図示していない)。
使用する防水シート10Aは、前記実施例のように、トップコート層30、高品質ウレタン層31、一般ウレタン層32からなり、アンカー溝51より大きな固定開口53を予め空ける(図7(a))。固定開口53は、アンカー溝51の位置に対応させてある。
面1に、防水シート10Aを重ねて、アンカー溝51の周りに固定開口53を位置させる(図7(b)。この場合、固定開口53は、平面視でアンカー溝51内に納まることが望ましいが、アンカー溝51と固定開口53とに共通部分が形成されれば支障はない。
なったアンカー溝51、固定開口53内にエポキシ樹脂を注入する。この場合、固定開口53内にもエポキシ樹脂を充填して、防水シート10Aのトップコート層30の下付近まで位置させる(図7(c))。尚、エポキシ樹脂の場合には通常プライマー層41は不要である。また、エポキシ樹脂以外の樹脂を充填することもできる。
続いて、固化したエポキシ樹脂が、固化樹脂アンカー55となり、固化樹脂アンカー55の上面に、トップコート層47を形成する。トップコート層47の上面と防水シート10Aのトップコート層30の上面とを面一に形成することが望ましい(図7(c))。
図7(c)で防水シート10Aの右側へは前記実施例と同様に、現場防水層45を施工する。あるいは、同様に防水シート10Aを施工することもできる。
記において、アンカー溝51、固定開口53の中心側に樹脂基材57を位置させて(図7(c)鎖線図示57)、樹脂基材57の外側とアンカー溝51の隙間、樹脂基材57の外側と固定開口53の隙間に夫々エポキシ樹脂を充填して、樹脂基材57と充填した液状のエポキシ樹脂が固化した状態で、固化樹脂アンカー55を構成する。
こで、防水シート10Aを使用したが、トップコート層30を形成しない防水シート10Bに適用することもできる。また、従来の任意の防水シートや、現場で超速硬化ウレタンスプレー(ポリウレア系など)を吹き付けてシート状に形成した防水シートに適用することもできる(図示していない)。
1 屋上床面
2 ペントハウス
3 パラペット
4 ベランダ床面
5 割付線
8 垂直面
9 水平面
10 防水シート
10A 防水シート(トップコート層有り)
10B 防水シート(トップコート層無し)
11 防水シートの表面
12 防水シートの底面
13 防水シートの連通孔
20 凹状型枠
21 凹状型枠の基部
22 基部の上面
23 凹状型枠の凹部
24 凹部の底
25 桟材
25a 桟材の内側面
30 防水シートのトップコート層
30a トップコート層の端縁
31 防水シートの高品質ウレタン防水層(第1防水層)
31a 高品質ウレタン防水層の端縁
32 防水シートの一般用ウレタン防水層(第2防水層)
32a 一般用ウレタン防水層の端縁
41 プライマー層
43 接着剤層
45 現場防水層
47 トップコート層
51 アンカー溝
53 固定開口(防水シート)
55 固化樹脂アンカー
57 基材

Claims (1)

  1. 床面にアンカー溝を空け、床面にプライマー層、接着剤層を施し、
    床面に施工現場外で成型したウレタン樹脂系のウレタン防水剤からなる防水シートを床面に重ねて、アンカー溝に防水シートの固定開口を位置させ、
    重なったアンカー溝、固定開口内に接着剤樹脂を注入し、
    固化した接着剤樹脂が、固化樹脂アンカーとなることを特徴とする防水シートの端部処理方法。
JP2014164711A 2010-02-19 2014-08-13 防水シートの端部処理方法 Expired - Fee Related JP5876546B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014164711A JP5876546B2 (ja) 2010-02-19 2014-08-13 防水シートの端部処理方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010035020 2010-02-19
JP2010035020 2010-02-19
JP2010256329 2010-11-16
JP2010256329 2010-11-16
JP2014164711A JP5876546B2 (ja) 2010-02-19 2014-08-13 防水シートの端部処理方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011034050A Division JP5882586B2 (ja) 2010-02-19 2011-02-19 床面の防水方法

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015151581A Division JP5989870B2 (ja) 2010-02-19 2015-07-31 防水シート工法
JP2015151582A Division JP2015187388A (ja) 2010-02-19 2015-07-31 防水シートの端部処理方法
JP2015153122A Division JP6145608B2 (ja) 2010-02-19 2015-08-03 防水シートの端部処理構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014231734A JP2014231734A (ja) 2014-12-11
JP5876546B2 true JP5876546B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=46504037

Family Applications (10)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011034050A Active JP5882586B2 (ja) 2010-02-19 2011-02-19 床面の防水方法
JP2013240710A Withdrawn JP2014031716A (ja) 2010-02-19 2013-11-21 防水シートの施工法および防水シート
JP2013249779A Withdrawn JP2014077346A (ja) 2010-02-19 2013-12-03 防水シート及び水切り材
JP2014164711A Expired - Fee Related JP5876546B2 (ja) 2010-02-19 2014-08-13 防水シートの端部処理方法
JP2014164709A Active JP6022511B2 (ja) 2010-02-19 2014-08-13 防水シートの施工法
JP2014164710A Active JP6022512B2 (ja) 2010-02-19 2014-08-13 防水シートを用いた水切り材
JP2015044537A Expired - Fee Related JP6171150B2 (ja) 2010-02-19 2015-03-06 ウレタン防水シートの端部処理方法
JP2015151581A Active JP5989870B2 (ja) 2010-02-19 2015-07-31 防水シート工法
JP2015151582A Pending JP2015187388A (ja) 2010-02-19 2015-07-31 防水シートの端部処理方法
JP2015153122A Expired - Fee Related JP6145608B2 (ja) 2010-02-19 2015-08-03 防水シートの端部処理構造

Family Applications Before (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011034050A Active JP5882586B2 (ja) 2010-02-19 2011-02-19 床面の防水方法
JP2013240710A Withdrawn JP2014031716A (ja) 2010-02-19 2013-11-21 防水シートの施工法および防水シート
JP2013249779A Withdrawn JP2014077346A (ja) 2010-02-19 2013-12-03 防水シート及び水切り材

Family Applications After (6)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014164709A Active JP6022511B2 (ja) 2010-02-19 2014-08-13 防水シートの施工法
JP2014164710A Active JP6022512B2 (ja) 2010-02-19 2014-08-13 防水シートを用いた水切り材
JP2015044537A Expired - Fee Related JP6171150B2 (ja) 2010-02-19 2015-03-06 ウレタン防水シートの端部処理方法
JP2015151581A Active JP5989870B2 (ja) 2010-02-19 2015-07-31 防水シート工法
JP2015151582A Pending JP2015187388A (ja) 2010-02-19 2015-07-31 防水シートの端部処理方法
JP2015153122A Expired - Fee Related JP6145608B2 (ja) 2010-02-19 2015-08-03 防水シートの端部処理構造

Country Status (1)

Country Link
JP (10) JP5882586B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6002530B2 (ja) * 2012-10-04 2016-10-05 東日本高速道路株式会社 橋面舗装端部止水工及びその施工方法
KR102096055B1 (ko) * 2013-07-19 2020-04-02 삼성디스플레이 주식회사 보호필름 박리장치 및 보호필름 박리방법
JP2015151809A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 多摩防水技研株式会社 防水シートの施工法
JP5893653B2 (ja) * 2014-02-18 2016-03-23 多摩防水技研株式会社 防水シートを用いた水切り材の製造方法
JP6092807B2 (ja) * 2014-04-22 2017-03-08 多摩防水技研株式会社 防水施工用防水シートの貼付け方法
JP2015206224A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 多摩防水技研株式会社 防水シートおよびその製造方法
KR101661998B1 (ko) * 2015-03-11 2016-10-19 주식회사 제드건축사사무소 열교 차단형 외부통로 연결 구조체 및 그 시공방법
JP2017057668A (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 株式会社開発技研 板状防水材を用いた防水施工方法、及びこれに用いる板状防水材
KR101663205B1 (ko) * 2016-07-09 2016-10-10 주식회사 제드건축사사무소 열교 차단형 외부통로 연결 구조체 및 그 시공방법
CN109680551B (zh) * 2019-01-10 2019-12-03 嘉善人民印刷包装有限公司 一种适用于各种瓦楞纸板生产线改造系统
JP7161247B1 (ja) * 2021-10-27 2022-10-26 多摩防水技研株式会社 防水工法およびそれに使用する防水ボード

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498526B1 (ja) * 1969-10-01 1974-02-27
JPS5157926A (ja) * 1974-11-15 1976-05-20 Showa Sekyu Asufuaruto Kk Bosuiyanekozo
JPS56139726U (ja) * 1980-03-21 1981-10-22
JPS5910661A (ja) * 1982-07-09 1984-01-20 東亞合成株式会社 雨仕舞防水工法
JPS59148826U (ja) * 1983-03-26 1984-10-04 ロンシール工業株式会社 防滑性防水シ−ト
JPS60152708U (ja) * 1984-03-23 1985-10-11 東京フアブリツク工業株式会社 コンクリ−トパネルの止水継手
JPS61162660A (ja) * 1985-01-05 1986-07-23 加賀防水工業株式会社 建築物の断熱防水構造及びその断熱防水施工方法
JPS61204460A (ja) * 1985-03-08 1986-09-10 株式会社ダイフレックス 防水シ−トの施工方法
JPS6273944A (ja) * 1985-09-27 1987-04-04 旭硝子株式会社 防水構造体
JP2798213B2 (ja) * 1988-02-17 1998-09-17 旭化成工業株式会社 シート防水用の複合シート鋼板
JPH03119103U (ja) * 1990-03-22 1991-12-09
JPH0485437A (ja) * 1990-07-26 1992-03-18 Misawa Homes Co Ltd 建物の防水立上り水切
JP2536494Y2 (ja) * 1990-08-09 1997-05-21 晃吉 館野 防水雨仕舞装置
JP3272090B2 (ja) * 1993-02-05 2002-04-08 田島ルーフィング株式会社 断熱露出防水材とその巻物
JPH0932233A (ja) * 1995-07-19 1997-02-04 Otsuka Kogyo:Kk 表装板
JPH10331344A (ja) * 1997-05-28 1998-12-15 Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd 防水層張設構造
JP2001027016A (ja) * 1999-07-13 2001-01-30 Mitsuboshi Belting Ltd 防水シートの仕舞部構造および水切り部材
JP2001049202A (ja) * 1999-08-12 2001-02-20 San Techno Chemical Kk 接着被膜構造体の製造方法および接着被膜構造体
JP4149686B2 (ja) * 2000-06-28 2008-09-10 エスケー化研株式会社 吸放湿性自然石調塗材及び吸放湿性自然石調シート
JP3985439B2 (ja) * 2000-08-04 2007-10-03 大日本インキ化学工業株式会社 湿気硬化性樹脂層を有する構造体
JP4737851B2 (ja) * 2001-03-19 2011-08-03 旭化成ホームズ株式会社 壁の防水構造
JP2004124496A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Kajima Corp 床版コンクリートの保護舗装法
JP4507184B2 (ja) * 2003-12-02 2010-07-21 エスケー化研株式会社 シート積層方法
JP3748873B2 (ja) * 2003-12-09 2006-02-22 喜通 大川 防水シートの立ち上がり壁面の納め構造
JP4419582B2 (ja) * 2004-01-28 2010-02-24 積水ハウス株式会社 外壁の目地構造
JP2007016462A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Kodaka Shokai:Kk 防水材用シート体及びその製造方法、並びにコンクリート表面の防水工法
JP4629698B2 (ja) * 2007-05-10 2011-02-09 株式会社シーアールユニット 防水ユニット、防水ユニットの製造方法及び防水施工方法
JP2010270481A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Bridgestone Kbg Co Ltd 止水板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014031716A (ja) 2014-02-20
JP2015187387A (ja) 2015-10-29
JP2014231734A (ja) 2014-12-11
JP2014231733A (ja) 2014-12-11
JP5882586B2 (ja) 2016-03-09
JP2015129439A (ja) 2015-07-16
JP6145608B2 (ja) 2017-06-14
JP6022511B2 (ja) 2016-11-09
JP2012122317A (ja) 2012-06-28
JP6022512B2 (ja) 2016-11-09
JP6171150B2 (ja) 2017-08-02
JP2014208973A (ja) 2014-11-06
JP2014077346A (ja) 2014-05-01
JP5989870B2 (ja) 2016-09-07
JP2015187388A (ja) 2015-10-29
JP2015194078A (ja) 2015-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5876546B2 (ja) 防水シートの端部処理方法
US9719247B2 (en) Reinforced water-resistant board with traffic coat
TWI267576B (en) Prefab-type waterproofing structure and method for fabricating the waterproofing structure
KR20190105922A (ko) 지붕슁글의 이탈방지 및 방수 시공방법
KR100875897B1 (ko) 합성수지 시트 양면에 엘엠에프 부직포가 형성된방수시트를 이용한 방수 공법
KR101133026B1 (ko) 노출방수를 위한 고무 아스팔트 도막 및 방수시트의 3중 적층공법
JP6146244B2 (ja) 外部床の防水構造および防水工法
JP5198217B2 (ja) 床被覆材の継目構造及び継目施工法
JP5688906B2 (ja) 床被覆材の継目構造及び継目施工法
US10344469B2 (en) Reinforced water-resistant board with traffic coat
KR100656511B1 (ko) 아스팔트시트의 적층공법
JPH0343288Y2 (ja)
JP2015151809A (ja) 防水シートの施工法
JP7400174B2 (ja) 構造物の防水工法
KR100216633B1 (ko) 경사박공지붕의 우레탄싱글공법
KR101032821B1 (ko) 건물옥상의 방근방수 시공방법
EP3346070A1 (en) Reinforced water-resistant board with traffic coat
JP2017057668A (ja) 板状防水材を用いた防水施工方法、及びこれに用いる板状防水材
KR101558457B1 (ko) 탄소섬유를 이용한 옥상방수공법
JP2023153127A (ja) 屋根の補修方法及び屋根の補修構造
JPH04238941A (ja) 折版屋根カバー材の施工方法
JPH04363436A (ja) 防水工法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5876546

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees