JP5875062B2 - Lpg燃料用減圧弁 - Google Patents

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Description

本発明は、LPG燃料を減圧して加熱室に導く弁機構を内蔵せしめるボディに、前記加熱室を形成するための凹部が設けられ、前記加熱室のLPG燃料を加熱するための加熱流体を流通させる加熱流体通路が前記ボディに形成されるLPG燃料用減圧弁に関する。
減圧、気化したLPG燃料をエンジンに供給するためのLPG燃料用減圧弁が、特許文献1で知られており、このものでは、加熱室内の下部に溜まった液相燃料の加熱、気化促進のために、縦横格子状に形成される加熱流体通路がボディに設けられている。
実開平4−34449号公報
ところで、ボディはアルミダイキャスト等で型成形されるものであり、加熱流体通路もボディの型成形時に同時に形成されるのが一般的であるが、上記特許文献1で開示されたもののように加熱流体通路が縦横格子状の複雑なものである場合には、加熱流体通路のための複雑な型を用意する必要があって成形が容易ではなく、また成形後に通路の一部の開放端を塞ぐ栓部材も必要となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、加熱流体通路を容易に形成可能とするとともに、その加熱流体通路による加熱効率を高めたLPG燃料用減圧弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、LPG燃料を減圧して加熱室に導く弁機構を内蔵せしめるボディに、前記加熱室を形成するための凹部が設けられ、前記加熱室のLPG燃料を加熱するための加熱流体を流通させる加熱流体通路が前記ボディに形成されるLPG燃料用減圧弁において、前記凹部が、仮想円に内周を沿わせるように形成され、前記加熱流体通路は、前記仮想円に3つの頂点が配置される直角三角形の直交する2辺にそれぞれ沿うように配置される2つの通路部のみからなり、前記2つの通路部が相互に直交して連なって成ることを第1の特徴とする。
本発明は、第の特徴の構成に加えて、前記ボディの外周に開口するようにして前記加熱流体通路以外に前記ボディに設けられる通路が、前記加熱流体通路を構成する2つの前記通路部のいずれかと平行に形成されることを第の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成のいずれかに加えて、前記両通路部の連設部の外縁が前記仮想円に内接するように前記加熱流体通路が形成されることを第の特徴とする。
本発明は、第1〜第の特徴の構成のいずれかに加えて、前記両通路部の長さが等しく設定されることを第の特徴とする。
本発明は、第1〜第の特徴の構成のいずれかに加えて、前記ボディが、前記凹部の中心軸線を水平とする姿勢で車両に搭載され、前記両通路部の連設部の外縁が、前記加熱室内に溜まる液相燃料の最高液面以下の位置に配置されることを第の特徴とする。
本発明は、第の特徴の構成に加えて、前記加熱流体通路のうち前記凹部の内周よりも内方に在る部分の全てが、前記加熱室内に溜まる液相燃料の前記最高液面以下の位置に配置されることを第の特徴とする。
本発明は、第1〜第の特徴の構成のいずれかに加えて、前記弁機構が、前記凹部の中央部に配置されることを第の特徴とする。
さらに本発明は、第の特徴の構成に加えて、前記弁機構は、前記加熱室に通じる弁孔を中央部に開口させる弁座と、該弁座に着座可能な弁体とを備え、前記弁座を形成する弁座部材を嵌合、固定するようにして前記ボディに一体に設けられる弁機構収容筒部で、前記弁体の作動方向に沿う方向で前記弁座と同一位置を通る前記加熱流体通路の周壁の一部が構成されることを第の特徴とする。
なお実施の形態の第1の凹部11が本発明の凹部に対応し、実施の形態の第1の仮想円C1が本発明の仮想円に対応する。
本発明の第1の特徴によれば、加熱室を形成するための凹部が仮想円に内周を沿わせるように形成されており、仮想円に3つの頂点が配置される直角三角形の直交する2辺にそれぞれ沿うように配置される2つの通路部のみを相互に直交、連通させるようにして加熱流体通路が形成されるので、加熱流体通路を単純形状とするとともに栓部材も不要として容易に形成可能とし、しかも加熱室内に加熱流体通路を広く配置して加熱流体通路からLPG燃料への伝熱面積を増やし、加熱効率の向上を図ることができる。
また、第1の特徴を備えたLPG燃料用減圧弁のボディの型成形時に加熱流体通路を同時に成形する場合には、直線状に延びる2つの通路部から成る加熱流体通路を形成するにあたって直交する2方向にスライドする棒状の型のみを用意すればよく、簡単な型で加熱流体通路を形成することができる。
本発明の第の特徴によれば、加熱流体通路以外でボディに設けられてボディの外周に開口する通路が、加熱流体通路の2つの通路部のいずれかと平行に形成されるので、加熱流体通路以外の通路も容易に型成形することができる。
本発明の第の特徴によれば、両通路部の連設部の外縁が仮想円に内接するので、加熱流体通路のほぼ全長が加熱室内に存在するようにして加熱流体通路からLPG燃料への伝熱面積を増やし、加熱効率の向上を図るとともに減圧弁の小型化が可能となる。
本発明の第の特徴によれば、加熱流体通路の2つの通路部の長さが等しいので、加熱室内に存在する加熱流体通路の全長を最も長くすることができ、加熱流体通路からLPG燃料への伝熱面積を増やし、加熱効率の向上を図ることができる。
本発明の第の特徴によれば、加熱室内に溜まった液相燃料の加熱効率が向上する。すなわちエンジンの冷間始動時等でエンジン冷却液等の加熱流体の温度が低いときには、LPG燃料の気化能力が低下し、加熱室内には液相燃料が溜まるが、両通路部の連設部の外縁が、加熱室内での最高液面以下の位置に配置されるので、加熱流体通路を形成する周壁のうち液相燃料に接する部位を多くすることができ、加熱室内に溜まった液相燃料の加熱効率が向上することになる。
本発明の第の特徴によれば、加熱流体通路のうち凹部の内周よりも内方に在る部分が全て、最高液面以下の位置にあるので、加熱流体通路を形成する周壁のうち液相燃料に接する部位を最大限に設定することができ、加熱室内に溜まった液相燃料の加熱効率がより向上することになる。
本発明の第の特徴によれば、弁機構が凹部の中央部に配置されるので、加熱流体通路に近い位置に弁機構を配置することで、LPG燃料を減圧することで温度が低下する弁機構の周辺を効果的に温めることができる。
さらに本発明の第の特徴によれば、弁座を形成する弁座部材を嵌合、固定する弁機構収容筒部がボディに一体に設けられ、弁体の作動方向に沿う方向で弁座と同一位置を通る加熱流体通路の周壁の一部が前記弁機構収容筒部で構成されるので、LPG燃料の減圧時に最も温度が低下する弁座の周辺を効果的に温めることができる。
LPG燃料用減圧弁の横断面図であって図2および図3の1−1線に沿う断面図である。 図1の2−2線断面図である。 図1の3−3線断面図である。 加熱流体通路の配置例を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態について図1〜図3を参照しながら説明すると、先ず図1において、このLPG燃料用減圧弁は、車両に搭載されるエンジン(図示せず)にLPG燃料を減圧して供給するためのものであり、そのハウジング5は、ボディ6と、該ボディ6との間にダイヤフラム13の周縁部を挟持するようにして前記ボディ6の一面に複数のボルト9,9…で締結されるダイヤフラムカバー7と、前記ボディ6の他面に複数のボルト10,10…で締結されるカバー部材8とで構成され、前記ダイヤフラム13の周縁部には前記ボディ6および前記ダイヤフラムカバー7間に介装される環状のシール部13aが一体に設けられ、前記カバー部材8および前記ボディ6間には環状のシール部材17が介装される。
前記ボディ6は、筒状のボディ主部6aと、一端を前記ダイヤフラム13側に向けて開口するようにして前記ボディ主部6aの中央部に配置される段付き円筒状の弁機構収容筒部6bと、該弁機構収容筒部6bの他端から半径方向内方に張り出す内向き鍔部6cと、前記弁機構収容筒部6bよりも小径に形成されて該弁機構収容筒部6bと同軸に配置されるとともに前記内向き鍔部6cの内周に連設される円筒状のガイド筒部6dと、前記弁機構収容筒部6bの中間部および前記ボディ主部6aの中間部間を連結する隔壁部6eとを一体に有し、アルミダイキャスト等で型成形される。このボディ6には、前記隔壁部6eを閉塞端として前記ボディ6の一端側に開放する第1の凹部11と、前記隔壁部6eを閉塞端として前記ボディ6の他端側に開放する第2の凹部12とが形成される。
図2および図3を併せて参照して、第1の凹部11は、第1の仮想円C1に内周を沿わせるように形成され、第2の凹部12は、第2の仮想円C2に内周を沿わせるように形成されており、この実施の形態で第1および第2の仮想円C1,C2の直径は同一である。しかも前記ボディ6を含むハウジング5は、第1および第2の凹部11,12の中心軸線CLを水平とする姿勢で車両に搭載される。なお第1および第2の凹部11,12の内周との重なりを回避して第1および第2の仮想円C1,C2を明示するために、図2および図3においては、第1および第2の仮想円C1,C2を第1および第2の凹部11,12の内周から内方側にずらせて表示する。
第1の凹部11の開放端は前記ダイヤフラム13で閉じられており、該ダイヤフラム13および前記ボディ6間には、第1の凹部11で大部分が形成されるようにして加熱室14が形成される。また第2の凹部12の開放端は前記カバー部材8で閉じられており、該カバー部材8および前記ボディ6間には、第2の凹部12で大部分が形成されるようにしてセパレータ室15が形成される。前記加熱室14および前記セパレータ室15は、前記ボディ6の隔壁部6eで隔てられるのであるが、前記隔壁部6eの上部には、前記加熱室14および前記セパレータ室15間を連通させる連通孔16が設けられる。
前記ボディ6には、高圧のLPG燃料を減圧するための弁機構18が第1および第2の凹部11,12の中央部に配置されるようにして内蔵されるものであり、この弁機構18は、高圧ガス通路23に通じる弁室24に臨むとともに弁孔19を中央部に開口させた弁座20と、該弁座20に着座可能な弁体21と、前記弁座20よりも下流側のLPG燃料の圧力に応じて作動する前記ダイヤフラム13に連結されて前記弁体21に連なる弁軸22とを有する。
前記ボディ6の前記弁機構収容筒部6bは、第1および第2の凹部11,12の中心軸線CLと同軸に配置されるものであり、前記内向き鍔部6c側に向かうにつれて段階的に小径となる段付き形状の取付け孔25が前記弁機構収容筒部6bに設けられる。この取付け孔25の軸方向中間部には、前記ダイヤフラム13側に臨む環状の段部25aが形成されており、この段部25aに当接するように前記取付け孔25にその一端側から弁座部材26が嵌合され、前記取付け孔25の一端部に螺合される押え部材27および前記段部25a間に前記弁座部材26が挟持される。すなわち弁座部材26は、前記弁機構収容筒部6bに嵌合、固定される。
前記弁座部材26は、半径方向内方に張り出す鍔部26aを一端に有して円筒状に形成されており、前記鍔部26aの中央に、弁孔19を中央部に開口させた環状の弁座20が形成される。この弁座部材26の外周には前記取付け孔25軸方向中間部内面に弾発的に接触する環状のシール部材28が装着される。而して前記取付け孔25の中間部に気密に挿入、固定される前記弁座部材26と、前記内向き鍔部6cとの間で、前記ガイド筒部6dの周囲に弁室24が形成される。
また前記ガイド筒部6dには、前記取付け孔25よりも小径であるガイド孔29が前記弁室24および前記セパレータ室15間にわたって設けられており、半径方向外方に張り出す鍔部21aを一端に有する弁体21が前記ガイド孔29に摺動可能に嵌合され、前記鍔部21aの前記弁座20に対向する面には、前記弁座20に着座して前記弁孔19を閉じ得る環状のシール部材30が装着される。また前記弁室24および前記セパレータ室15間をシールする環状のシール部材31が、前記ガイド孔29の内周に摺接するようにして前記弁体21の他端寄り外周に装着される。
ところで前記弁体21は、ダイヤフラム13によって軸方向に駆動されるのであるが、ダイヤフラム13の作動に対する弁体21の追従性を高めるために、前記弁体21および前記カバー部材8間には、前記弁体21の前記鍔部21aを前記弁座20に近接させる側に前記弁体21を付勢するコイル状のばね32が縮設され、このばね32のセット荷重は、弁体21をダイヤフラム13に追従させるだけのごく小さな値に設定される。また前記鍔部21aが前記ガイド筒部6dの一端に当接することで弁体21の弁座20から離反する側への移動端が規制される。
前記押え部材27は、摺動孔33と、前記弁座部材26側に向かうにつれて大径となるように形成されて前記摺動孔33に小径端が同軸に連なるテーパ孔34と、該テーパ孔34の大径端に同軸に連なる大径孔35とを有して円筒状に形成されており、この押え部材27の内側で該押え部材27および前記弁座部材26間には、前記弁孔19に連なる減圧室36が形成される。また前記押え部材27には、一端を前記テーパ孔34の内面に開口させた複数の通路37,37…が、前記減圧室36および前記加熱室14間を結ぶようにして設けられる。
前記押え部材27の前記摺動孔33には、前記ダイヤフラム13の中央部に結合されるダイヤフラムロッド38が摺動可能に嵌合され、ダイヤフラムロッド38の外周には前記摺動孔33の内周に摺接する環状のシール部材39が装着される。前記弁体21には、該弁体21を同軸に貫通する弁軸22が結合されており、この弁軸22は前記弁孔19を緩く貫通して前記ダイヤフラムロッド38に連結される。
前記ダイヤフラムロッド38は、第1リテーナ41を前記ダイヤフラム13の一面中央部との間に挟むものであり、このダイヤフラムロッド38に同軸に設けられる軸部38aが、第1リテーナ41、前記ダイヤフラム13ならびに該ダイヤフラム13の他面中央部に当接する第2リテーナ42を貫通する。しかも前記軸部38aの第2リテーナ42からの突出部外周には雄ねじ43が刻設されており、第2リテーナ42との間にワッシャ44を介在させるようにしてナット45が前記雄ねじ43に螺合される。而して前記ナット45を締めつけることでダイヤフラムロッド38が、前記ダイヤフラム13の中央部との間に第1および第2リテーナ41,42を挟むようにして、ダイヤフラム13の中央部に結合されることになる。
ところで前記ボディ6およびダイヤフラム13の一面間には、前記減圧室36に通路37,37…を介して連通する加熱室14が形成され、ダイヤフラム13の他面およびダイヤフラムカバー7間にはばね室46が形成されるものであり、前記ダイヤフラム13は、前記ばね室46に収容される大小2つのコイル状のダイヤフラムばね47,48で前記加熱室14の容積を減少させる側に付勢される。
前記ばね室46内には、円板状のばね受け部材49が収容されており、このばね受け部材49は、前記ダイヤフラムカバー7に装着される支持軸50で支持される。前記支持軸50は、前記ダイヤフラムカバー7の中央部に気密に嵌合する嵌合軸部50aと、該嵌合軸部50aよりも大径に形成されるとともに前記ばね室46内に配置されるようにして前記嵌合軸部50aに同軸に連なるねじ軸部50bとを一体に有しており、前記ばね受け部材49は、前記支持軸50の軸方向に沿う位置を調節することを可能として前記ねじ軸部50bに螺合され、前記ダイヤフラムばね47,48は、ばね受け部材49および第2リテーナ42間に縮設される。而して前記支持軸50の軸方向に沿う前記ばね受け部材49の進退位置を調節することで前記ダイヤフラムばね47,48のばね荷重を調節することができる。
また前記ダイヤフラムカバー7には、ばね室46内に通じる負圧導入管(図示せず)が設けられており、この負圧導入管には、エンジンの吸気負圧を導く管路(図示せず)が接続される。
前記弁室24に通じる高圧ガス通路23は、前記弁機構収容筒部6bの半径方向に延びるものであり、前記隔壁部6eの前記セパレータ室15側の面との間に前記高圧ガス通路23を形成するための通路形成部6fが前記隔壁部6eから前記セパレータ室15側に隆起するようにして前記隔壁部6eに一体に設けられる。また前記高圧ガス通路23の外端は、該高圧ガス通路23と平行な軸線を有する入口通路52に連通されるものであり、この入口通路52は、前記ボディ主部6aならびに該ボディ主部6aから外側方に突出するようにして前記ボディ6に一体に設けられる入口側接続筒部6gに形成される。しかも前記入口通路52は、前記高圧ガス通路23の外端との間に外方に臨む段部53を形成するようにして前記高圧ガス通路23よりも大径に形成されており、この入口通路52の中心からオフセットした位置に前記高圧ガス通路23の外端が連設される。
前記入口側接続筒部6gの突出端には、該入口側接続筒部6gとの間に環状のシール部材56を介在させた平板状の取付け板54が複数のボルト55,55…で締結されており、この取付け板54の中央部に該取付け板54を気密に貫通するようにして入口側接続管57が取付けられる。
前記入口側接続管57は、大径筒部57aと、大径筒部57aとの間に環状の段部57cを形成するようにして大径筒部57aに同軸に連なる小径筒部57bとを一体に有するように形成されており、前記取付け板54の中央部に設けられた貫通孔58に、前記段部57cを前記取付け板54の内面に当接させるようにして前記小径筒部57bが挿通され、前記貫通孔58の内周に弾発的に接触する環状のシール部材59が前記小径筒部57bの外周に装着される。
前記小径軸部57bの前記取付け板54からの突出部の外周には雄ねじ60が刻設されており、その雄ねじ60に螺合するナット61を前記取付け板58の外面に当接、係合するまで締めつけることによって、前記入口側接続管57が前記取付け板54の中央部に固定される。
また前記セパレータ室15の上部に通じる出口通路62が、前記ボディ主部6aならびに該ボディ主部6aから外側方に突出するようにして前記ボディ6に一体に設けられる出口側接続筒部6hに形成されており、前記出口通路62の外端部には、出口側接続管63の一端部が環状のシール部材64を介して嵌合される。前記出口側接続管63の軸方向中間部には、前記出口側接続筒部6hの突出端部に当接、係合するフランジ部63aが半径方向外方に張り出すようにして一体に設けられており、このフランジ部63aを前記出口側接続筒部6hの突出端部との間に挟持する取付け板65を、図示しないボルト等で前記出口側接続筒部6hの突出端部に締結することで前記出口側接続管63が前記出口通路62に通じるようにしてボディ6の前記出口側接続筒部6hに固定される。
また前記ボディ6のボディ主部6aには、前記加熱室14内に通じるリリーフ通路66が設けられており、そのリリーフ通路66の外端に接続されるリリーフ弁67が前記ボディ主部6aに取付けられる。
また前記ボディ主部6aの下部には、前記加熱室14および前記セパレータ室15内の下部に溜まったタールを排出するためのドレンボルト68が螺合される。
前記弁機構18で減圧されて前記加熱室14に導かれたLPG燃料は、前記ボディ6に形成される加熱流体通路70を流通する加熱流体たとえばエンジン冷却液によって加熱されるものであり、前記加熱流体通路70は、第1の凹部11の内周を沿わせる第1の仮想円Cに3つの頂点が配置される直角三角形T1の直交する2辺にそれぞれ沿うように配置される2つの通路部71,72が相互に直交して連なって成り、前記ボディ6の型成形時に同時に成形される。
しかも加熱流体通路70は、前記両通路部71,72の連設部の外縁が第1の仮想円C1に内接するように形成されており、両通路部71.72の長さは等しく設定される。
而して前記両通路部71,72の一方の外端に接続される接続管73がボディ6のボディ主部6aに取付けられ、他方の通路部72の外端に接続される接続管74がボディ6のボディ主部6aに取付けられる。
前記ボディ6には、高圧ガス通路23および入口通路52と、出口通路62とが、前記加熱流体通路70以外に該ボディ6の外周に開口するようにして設けられており、高圧ガス通路23および入口通路52と、出口通路62とは、加熱流体通路70を構成する2つの前記通路部71,72のいずれかと平行に形成される。而してこの実施の形態では、高圧ガス通路23および入口通路52と、出口通路62とが通路部72と平行に形成される。
また前記加熱流体通路70は、前記弁体21の作動方向すなわち第1および第2の凹部11,12の中心軸線CLに沿う方向で前記弁機構18の前記弁座20と同一位置を通るように配置されるものであり、弁機構18の弁座部材26を嵌合、固定するようにしてボディ6に一体に設けられる弁機構収容筒部6bで加熱流体通路70の周壁の一部が構成される。
ところで前記弁機構18で減圧されたLPG燃料は減圧室36から加熱室14に導かれ、この加熱室14では加熱流体通路70を流通する加熱流体からの放熱で加熱され、LPG燃料の気化が促進されることになり、加熱室14およびセパレータ室15の上部間を連通する連通孔16からセパレータ室15に導かれた気相のLPG燃料に同伴する液相燃料はセパレータ室15で分離され、気相のLPG燃料だけがセパレータ室15の上部から出口通路62を経て外部に導出されることになる。またエンジンの冷間始動時には、前記加熱室14に留まるLPG燃料は非加熱状態となり、加熱室14内のLPG燃料は液相となるが、その液相燃料の加熱室14内での最高液面Lは、加熱室14の最下部から第1の凹部11の直径のたとえば75%の高さであることが本願の発明者の実験で確かめられており、前記加熱流体通路70における両通路部71,72の連設部の外縁は、加熱室14内に溜まる液相燃料の前記最高液面L以下の位置、この実施の形態では前記最高液面Lよりも低い位置に配置される。
しかも前記加熱流体通路70のうち第1の凹部11の内周よりも内方に在る部分の全てが、前記加熱室14内に溜まる液相燃料の前記最高液面L以下の位置、この実施の形態では最高液面Lよりも低い位置に配置される。
また加熱室14およびセパレータ室15の上部間を連通するようにして隔壁部6eに設けられる前記連通孔16は、前記最高液面Lよりも高い位置に配置される。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、加熱室14を形成するためにボディ6に設けられる第1の凹部11が、第1の仮想円C1に内周を沿わせるように形成され、加熱室14のLPG燃料を加熱するための加熱流体を流通させる加熱流体通路70が第1の仮想円C1に3つの頂点が配置される直角三角形T1の直交する2辺にそれぞれ沿うように配置される2つの通路部71,72のみが相互に直交して連なって成るものであるので、加熱流体通路70を単純形状とするとともに栓部材も不要として容易に形成可能とし、しかも加熱室14内に加熱流体通路70を広く配置して加熱流体通路70からLPG燃料への伝熱面積を増やし、加熱効率の向上を図ることができる。
また加熱流体通路70が、ボディ6の型成形時に同時に成形されるものであるので、直線状に延びる2つの通路部71,72から成る加熱流体通路70を形成するにあたって直交する2方向にスライドする棒状の型のみを用意すればよく、簡単な型で加熱流体通路70を形成することができる。
またボディ6の外周に開口するようにして加熱流体通路70以外にボディ6に設けられる通路である高圧ガス通路23および入口通路52と、出口通路62とが、加熱流体通路70を構成する2つの前記通路部71,72のいずれかと平行に形成されるものであり、この実施の形態では、高圧ガス通路23および入口通路52と、出口通路62とが通路部72と平行に形成されるので、加熱流体通路70以外の通路である高圧ガス通路23、入口通路52および出口通路62も容易に型成形することができる。
また両通路部71,72の連設部の外縁が第1の仮想円C1に内接するように前記加熱流体通路70が形成されるので、加熱流体通路70のほぼ全長が加熱室14内に存在するようにして加熱流体通路70からLPG燃料への伝熱面積を増やし、加熱効率の向上を図るとともに減圧弁の小型化が可能となり、両通路部71,72の長さが等しく設定されるので、加熱室14内に存在する加熱流体通路70の全長を最も長くすることができ、加熱流体通路70からLPG燃料への伝熱面積を増やし、加熱効率の向上を図ることができる。
またボディ6は、第1および第2の凹部11,12の中心軸線CLを水平とする姿勢で車両に搭載されるものであり、加熱流体通路70を構成する両通路部71,72の連設部の外縁が、加熱室14内に溜まる液相燃料の最高液面L以下の位置、この実施の形態では最高液面Lよりも低い位置に配置されるので、加熱室14内に溜まった液相燃料の加熱効率が向上する。すなわちエンジンの冷間始動時等でエンジン冷却液等の加熱流体の温度が低いときには、LPG燃料の気化能力が低下し、加熱室14内には液相燃料が溜まるが、両通路部71,72の連設部の外縁が加熱室14内での最高液面L以下の位置に配置されるので、加熱流体通路70を形成する周壁のうち液相燃料に接する部位を多くすることができ、加熱室14内に溜まった液相燃料の加熱効率が向上することになる。
また加熱流体通路70のうち第1の凹部11の内周よりも内方に在る部分の全てが加熱室14内に溜まる液相燃料の最高液面L以下の位置、この実施の形態では最高液面Lよりも低い位置に配置されるので、加熱流体通路70を形成する周壁のうち液相燃料に接する部位を最大限に設定することができ、加熱室14内に溜まった液相燃料の加熱効率がより向上することになる。
また弁機構18が、第1の凹部11の中央部に配置されるので、加熱流体通路70に近い位置に弁機構18を配置することで、LPG燃料を減圧することで温度が低下する弁機構18の周辺を効果的に温めることができる。
しかも加熱流体通路70は、弁機構18の一部を構成する弁座部材26に形成される弁座20と弁体21の作動方向に沿う方向で同一位置に配置されており、前記弁座部材26を嵌合、固定するようにして前記ボディ6に一体に設けられる弁機構収容筒部6bで、加熱流体通路70の周壁の一部が構成されるので、LPG燃料の減圧時に最も温度が低下する弁座20の周辺を効果的に温めることができる。
前記加熱流体通路の変形例として、図4(a)〜(e)で示すような加熱流体通路80,90,100,110,120を構成することもできる。図4(a)の加熱流体通路80は、第1の仮想円C1に3つの頂点が配置される直角三角形T2の直交する2辺にそれぞれ沿うように配置される2つの通路部81,82が相互に直交して連なって成り、長さが等しく設定される両通路部81,82の連設部の内縁が第1の仮想円C1に内接するように加熱流体通路80が形成され、両通路部81,82の連設部の外縁が、加熱室14(図1および図3参照)内に溜まる液相燃料の最高液面Lよりも低い位置に配置される。
また図4(b)の加熱流体通路90は、第1の仮想円C1に3つの頂点が配置される直角三角形T3の直交する2辺にそれぞれ沿うように配置される2つの通路部91,92が相互に直交して連なって成り、長さが等しく設定される両通路部91,92の連設部の外縁が、最高液面Lよりも高い位置で第1の仮想円C1に内接するように加熱流体通路90が形成される。
図4(c)の加熱流体通路100は、第1の仮想円C1に3つの頂点が配置される直角三角形T4の直交する2辺にそれぞれ沿うように配置される2つの通路部101,102が相互に直交して連なって成り、長さが等しく設定される両通路部101,102の連設部の外縁が、最高液面Lに対応する位置で第1の仮想円C1に内接するように加熱流体通路100が形成される。
図4(d)の加熱流体通路110は、第1の仮想円C1に3つの頂点が配置される直角三角形T5の直交する2辺にそれぞれ沿うように配置される2つの通路部111,112が相互に直交して連なって成り、長さが等しく設定される両通路部111,112の連設部の外縁が、最高液面Lよりも低い位置で第1の仮想円C1に内接するように加熱流体通路110が形成される。
而して図4(b)〜(d)の加熱流体通路90,100,110の一部は、最高液面Lよりも高い位置にあり、その分だけ、エンジンの冷間始動時等でエンジン冷却液等の加熱流体の温度が低いときに液相燃料に接する部位が少なくなる。
さらに図4(e)の加熱流体通路120は、第1の仮想円C1に3つの頂点が配置される直角三角形T6の直交する2辺にそれぞれ沿うように配置される2つの通路部121,122が相互に直交して連なって成り、長さが異なって設定される両通路部121,122の連設部の外縁が、最高液面Lに対応する位置で第1の仮想円C1に内接するように加熱流体通路120が形成され、加熱流体通路120のうち第1の凹部11(図1および図2参照)の内周よりも内方に在る部分の全てが加熱室14内に溜まる液相燃料の最高液面L以下の位置にある。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
6・・・ボディ
6b・・・弁機構収容筒部
11・・・凹部
14・・・加熱室
18・・・弁機構
19・・・弁孔
20・・・弁座
21・・・弁体
26・・・弁座部材
23・・・高圧ガス通路
52・・・入口通路
62・・・出口通路
70,80,90,100,110,120・・・加熱流体通路
71,72,81,82,91,92,101,102,111,112,121,122・・・通路部
C1・・・仮想円
CL・・・中心軸線
L・・・最高液面
T1,T2,T3,T4,T5,T6・・・直角三角形

Claims (8)

  1. LPG燃料を減圧して加熱室(14)に導く弁機構(18)を内蔵せしめるボディ(6)に、前記加熱室(14)を形成するための凹部(11)が設けられ、前記加熱室(14)のLPG燃料を加熱するための加熱流体を流通させる加熱流体通路(70,80,90,100,110,120)が前記ボディ(6)に形成されるLPG燃料用減圧弁において、
    前記凹部(11)が、仮想円(C1)に内周を沿わせるように形成され、前記加熱流体通路(70〜120)は、前記仮想円(C1)に3つの頂点が配置される直角三角形(T1,T2,T3,T4,T5,T6)の直交する2辺にそれぞれ沿うように配置される2つの通路部(71,72;81,82;91,92;101,102;111,112;121,122)のみからなり、前記2つの通路部が相互に直交して連なって成ることを特徴とするLPG燃料用減圧弁。
  2. 前記ボディ(6)の外周に開口するようにして前記加熱流体通路(70〜120)以外に前記ボディ(6)に設けられる通路(23,52,62)が、前記加熱流体通路(70〜120)を構成する2つの前記通路部(71,72;81,82;91,92;101,102;111,112;121,122)のいずれかと平行に形成されることを特徴とする請求項記載のLPG燃料用減圧弁。
  3. 前記両通路部(71,72;91,92;101,102;111,112;121,122)の連設部の外縁が前記仮想円(C1)に内接するように前記加熱流体通路(70,90,100,110,120)が形成されることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のLPG燃料用減圧弁。
  4. 前記両通路部(71,72;81,82;91,92;101,102;111,112)の長さが等しく設定されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のLPG燃料用減圧弁。
  5. 前記ボディ(6)が、前記凹部(11)の中心軸線(CL)を水平とする姿勢で車両に搭載され、前記両通路部(71,72;81,82;101,102;111,112;121,122)の連設部の外縁が、前記加熱室(14)内に溜まる液相燃料の最高液面(L)以下の位置に配置されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のLPG燃料用減圧弁。
  6. 前記加熱流体通路(70,80,120)のうち前記凹部(11)の内周よりも内方に在る部分の全てが、前記加熱室(14)内に溜まる液相燃料の前記最高液面(L)以下の位置に配置されることを特徴とする請求項記載のLPG燃料用減圧弁。
  7. 前記弁機構(18)が、前記凹部(11)の中央部に配置されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のLPG燃料用減圧弁。
  8. 前記弁機構(18)は、前記加熱室(14)に通じる弁孔(19)を中央部に開口させる弁座(20)と、該弁座(20)に着座可能な弁体(21)とを備え、前記弁座(20)を形成する弁座部材(26)を嵌合、固定するようにして前記ボディ(6)に一体に設けられる弁機構収容筒部(6b)で、前記弁体(21)の作動方向に沿う方向で前記弁座(20)と同一位置を通る前記加熱流体通路(70〜120)の周壁の一部が構成されることを特徴とする請求項記載のLPG燃料用減圧弁。
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