JP5874216B2 - 現像装置 - Google Patents
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Description
特に近年は小型化の要請により現像ローラを小径化する傾向にあり、そのような構成においては、第2シール部材が第1シール部材の背面を支持する部分が相対的に大きくなるため、トナー漏れの虞はより顕著となる。
そして、前記凹部の断面形状は、前記供給ローラの軸線方向と直交する断面で見て、前記現像ローラ側に位置する入口端部の長さが、当該入口端部と平行で最も幅の広い幅広部の長さよりも短く、前記入口端部に対向し、当該入口端部よりも長い底辺を有する四角形である。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
次に、現像カートリッジ28の詳細構造について説明する。
図3に示すように、現像カートリッジ28は、前述した現像ローラ31および供給ローラ33を回転可能に支持するケース本体50と、供給ローラ33の軸方向における両端側に配置されるシールユニット60とを主に備えている。
なお、図3および図4に示すように、ケース本体50は、現像ローラ31の端部周面に対向し、凹部51の周縁部で円弧状に湾曲するシール支持面50Aを有する。そのため、凹部51の断面形状も、入口端部52において円弧状となるが、本明細書では、便宜的に凹部51の上縁部と下縁部とを結ぶ直線(弦)によって凹部51の形状を説明することにする。
そして、凹部51のうち入口端部52に隣接する2つの辺54,55は、現像ローラ31の軸線O1に向かって延びている。換言すると、入口端部52に隣接する2つの辺54,55は、その延長線が現像ローラ31の軸線O1で交わっている。そのため、凹部51に配置された第2シール部材62は、入口端部52側の角部C1,C2が、現像ローラ31の接線に対して直交する方向で第1シール部材61およびケース本体50の壁部と当接する。
第2シール部材62の略中央部には、供給ローラ33の軸部33Bが貫通される孔部A1が形成されている。また、第2シール部材62の現像ローラ31側の端部面は、側面視円弧状に形成されており、この面に倣うように第1シール部材61が密着して接合されている。
次に、第2シール部材62を潰して弾性変形させたままの状態で、供給ローラ33を現像カートリッジ28のケース本体50に装着する。供給ローラ33の装着後、弾性回復した第2シール部材62は、凹部51内で、凹部51に密着した状態で所定位置に保持される。第1シール部材61は、その背面がシール支持面50Aに跨った状態で、第2シール部材62に密着して支持される。
そして、現像ローラ31をケース本体50に装着して、現像ローラ31の軸方向における両端部周面を、シールユニット60の第1シール部材61に摺接させる。
最後に、左右のサイドカバー(図示せず)を装着することで、現像カートリッジ28の組み立てが完了する。
このような構成の場合、現像カートリッジ28の組み立ては、供給ローラ33の両端部に組み付けた第2シール部材62を凹部51の所定位置に保持させた後、第2シール部材62に密着するように第1シール部材61をケース本体50のシール支持面50Aに接着することで行う。現像ローラ31の装着と左右のサイドカバー(図示せず)の装着は、シールユニット60を用いた場合の組み立てと同様である。
供給ローラ33の軸線方向と直交する断面で見て、凹部51の断面形状は、現像ローラ31側に位置する入口端部52の長さL1が、当該入口端部52と平行で最も幅の広い幅広部である底辺部分53の長さL2よりも短いので、第1シール部材61の背面がケース本体50のシール支持面50Aによって支持される部分が大きくなり、第1シール部材61の面圧を安定させることができる。
また、入口端部52の長さL1が底辺部分53の長さL2以上である断面形状を有する凹部と比較すると、供給ローラ33の軸部33Bの回転に伴って第2シール部材62に回転力が作用しても、第2シール部材62を安定した状態で凹部51内に保持することができる。
例えば、図7に示すように、前記実施形態に対して、図5に示す現像カートリッジ28における凹部51の底辺部分53の形状のみを変更した現像カートリッジ28´とすることができる。
現像カートリッジ28´の凹部71は、供給ローラ33の軸線方向と直交する断面で見ると、入口端部72に対向し、当該入口端部72よりも長い底辺部分73を有する四角形の断面形状を有している。底辺部分73は入口端部52に対して傾斜しており、この傾斜した底辺部分73によって、拡張された辺74と底辺部分73が交わる角部C3の周辺では凹部71の深さが深くなっている。
また、凹部71の断面形状は、現像ローラ31側に位置する入口端部72の長さL3が、当該入口端部72と平行で最も幅の広い幅広部の長さL4よりも短くなっている。
凹部71に配置されるシールユニット65は、第1シール部材66と第2シール部材67が一体に構成され、第2シール部材67が凹部71に対応する断面形状を有し、凹部71に密着して装着されている。第1シール部材66は、その背面がシール支持面50Aに跨った状態で、第2シール部材67に密着して支持されている。
図8に示すように、第2変形例に係る凹部81は、供給ローラ33の軸線方向と直交する断面で見ると、六角形をなしている。具体的には、入口端部82と、当該入口端部82と平行で且つこれよりも長い底辺部分83とを有し、入口端部82に隣接する2つの辺84,85は、入口端部82の上下端からシール支持面50Aに直交する方向に延びており、底辺部分83に隣接する2つの辺86,87は、底辺部分83に対して直交する方向に延び、2つの辺84,85と交わっている。
また、凹部81の断面形状は、現像ローラ31側に位置する入口端部82の長さL5が、底辺部分83の長さL6よりも短くなっている。
さらに、入口端部92と対向する湾曲底部93には、供給ローラ33の回転時における第2シール部材62の回り止めとして機能する2つの係止部94,95が設けられている。
このような凹部91の断面形状は、現像ローラ31の軸線O1と供給ローラ33の軸線O2を通る直線L12に関して対称形となっている。
また、凹部91の断面形状は、現像ローラ31側に位置する入口端部92の長さL7が、供給ローラ33の軸線O2を通り入口端部92と平行で最も幅の広い幅広部の長さL8よりも短くなっている。
なお、係止部の個数や形状は、凹部および第2シール部材の寸法、断面形状等に応じて、適宜変更することが望ましい。
2つの係止部94,95は、供給ローラ33の軸部33Bの回転時に、第2シール部材99の回り止めとして機能し、第2シール部材99を安定した状態で凹部91内に保持することができる。
31 現像ローラ
33 供給ローラ
33B 軸部
50 ケース本体
51 凹部
52 入口端部
53 底辺部分(底辺)
54,55 隣接する辺
60 シールユニット
61 第1シール部材
62 第2シール部材
O1 現像ローラの軸線
O2 供給ローラの軸線
L12 直線
Claims (8)
- 現像剤を担持する現像ローラと、
前記現像ローラに接触して現像剤を供給する供給ローラと、
前記現像ローラおよび前記供給ローラを回転可能に支持するケース本体と、
前記ケース本体に形成され、前記現像ローラの軸方向における各端部周面に向けて開口するとともに、前記供給ローラの軸部が配置される凹部と、
前記現像ローラの前記端部周面と摺接する第1シール部材と、
前記供給ローラの軸部が貫通されるとともに、前記凹部に配置され、前記凹部と前記第1シール部材とに密着する第2シール部材と、を備えた現像装置であって、
前記供給ローラの軸線方向と直交する断面で見て、前記凹部の断面形状は、前記現像ローラ側に位置する入口端部の長さが、当該入口端部と平行で最も幅の広い幅広部の長さよりも短く、前記入口端部に対向し、当該入口端部よりも長い底辺を有する四角形であることを特徴とする現像装置。 - 前記凹部の断面形状は、略台形であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記凹部の断面形状は、前記現像ローラの軸線と前記供給ローラの軸線を通る直線に関して対称形であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
- 前記凹部の断面形状は、前記現像ローラの軸線と前記供給ローラの軸線を通る直線に関して非対称形であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
- 前記供給ローラの軸線方向と直交する断面で見て、前記凹部のうち前記入口端部に隣接する辺は、前記現像ローラの軸線に向かって延びることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記入口端部の長さは、前記供給ローラの軸部の直径よりも長いことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記第2シール部材は、前記凹部に対応する断面形状を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記第1シール部材と前記第2シール部材が一体に構成されたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の現像装置。
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