JP5871516B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態を適用可能なインクジェット記録装置(以下、単に記録装置ともいう)の構成の概要を示す外観斜視図である。インクジェット記録装置は、記録媒体に対してインクを吐出することで記録を行うインクジェット方式を採用した記録ヘッド1がキャリッジ2に搭載されている。インクジェット記録装置における記録部である記録ヘッド1を搭載したキャリッジ2に、キャリッジモータ(不図示)によって発生する駆動力を伝え、キャリッジ2を矢印A方向に往復移動させる。
ここで、記録ヘッド1に取り付けられている温度センサおよび湿度センサについて説明する。本実施形態においては、記録ヘッド近傍(記録部近傍)の温度および湿度をセンサによって検知している。温度センサとしては記録ヘッド1に用いられている基板(以下。記録ヘッド基板と称す)に配置されたダイオードセンサを用いている。インクの温度を直接検出することは困難であるため、一般には、記録ヘッド基板の温度(以下、記録ヘッド温度と称す)を検出し、これをインクの温度として用いている。記録ヘッド温度を検出するための構成としては、ダイオードセンサ以外に、例えば、金属薄膜センサ等を用いてもよい。
Uw=xv/xvs×100=e/es×100≒e/ew×100
V :湿潤空気の体積
T,t:湿潤空気の温度
T :湿潤空気の温度(絶対温度)
t :湿潤空気の温度(セルシウス温度)
mv :湿潤空気中の水蒸気の質量
es :飽和湿潤空気の水蒸気圧
ew :水の飽和蒸気圧
xv :湿潤空気の水のモル分率
xvs:飽和湿潤空気の水のモル分率
プラテン9について説明する。プラテン9は記録ヘッド1に対して、所定の間隙を介して対向しており、その中央部には記録ヘッド1の走査方向(矢印A方向)に延在する溝が形成されている。この溝には、MAPS(多孔質体)などからなる吸収体が埋設されており、記録ヘッド1の各ノズルから吐出されたインクを受容可能となっている。本実施形態において、プラテン9は、記録媒体に対する記録時に記録ヘッド1の吐出口面に対して対向する位置であって、記録媒体の裏面側の位置に設けられている。そして、吸収体はプラテン9と一体に設けられている。本明細書において、この吸収体をプラテン吸収体と呼び、図3に示す。尚、この吸収体はスポンジでもよく、液体を保持できる材質であればよい。また、プラテン9の中央部には下方に向けて延在するインク導出路が形成されており、廃インク保持部に連通している。この廃インク保持体も多孔質体などのインクを吸収・保持可能な素材によって形成されおり、この廃インク保持部とその上方に設けられたプラテン吸収体とによりインク吸収部が構成されている。
図4は、図1に示したインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。
本体制御回路19は、CPU21、ゲートアレイ(G.A.)24、RAM23、ROM22を備えている。インタフェース20は、外部装置28から画像データを入力し、ROM22は、CPU21が実行する制御プログラムを格納しており、RAM23は、各種データ(画像データや記録ヘッドに供給される記録信号等)を保存する。従って、機能的にはRAM23の一部が画像メモリ(後述)として割当てられる。ゲートアレイ(G.A.)24は。記録ヘッド1に対する記録信号の供給制御を行っており、インタフェース20、CPU21、RAM23間のデータ転送制御も行う。モータドライバ25、26はそれぞれ搬送モータ、キャリッジモータを駆動するためのドライバである。
本実施形態では、プラテン吸収体18に記録に寄与しないインクを吐出することで、プラテン吸収体18に水分を含ませ、プラテン吸収体18から蒸発する水分によってプラテン吸収体18周囲の雰囲気を湿潤させる。そして、その湿潤した雰囲気によって記録ヘッドのノズルが湿潤され、吐出不良や不吐出を抑制する。
記録信号が受信されているか否か判断し、記録信号の入力がない場合は回復装置4に設けられたキャッピング機構16の吸引回復用キャップにてキャッピングが行われる。記録信号の入力がある場合は以下の制御を実行する。
図8は、本実施形態の記録装置が備えているテーブルを示した図である。記録ヘッド1の温湿度センサが温度および湿度を検知して、その検出結果から図8のテーブルを参照して安定吐出時間を求める。なお、ここでは本実施形態において最も安定吐出時間が短いインクであるイエローインク(Ye)の安定吐出時間を示している。図8のテーブルを参照すると、例えば温度30℃、湿度10%の環境での安定吐出時間は1.0secとなる。なお、本検討では温度として記録ヘッド温度(ダイオードセンサ値)を参照しているが、代わりに環境温度(サーミスタ値)を参照しても良い。
図9は、本実施形態の記録装置が備えている記録モードに関するテーブルである。ドライバより送られてくる記録信号から記録媒体のサイズ、及び図9のような記録媒体の種類記録品位等の情報を含む記録モードを参照することで、記録中の予備吐出の制御方法を決定する。記録媒体のサイズに関する情報は、少なくとも記録ヘッドの走査方向における幅の情報を含む。ここで、本実施形態における予備吐出の駆動周波数は9kHzであり、1ノズルあたり9発の予備吐出を後述する予備吐出受けに対して行う。
予備吐出を行うタイミングを説明する。記録中の予備吐出は、あるインクが以下の式(1)を満たした場合に、次にキャリッジが折り返すタイミングで所定の位置にて行う。
(予備吐出からの経過時間)>(安定吐出時間)−(スキャン時間) ・・・(1)
読み込んだ記録媒体のサイズ、及び記録媒体の種類、記録品位等の情報を含む記録モードより、1スキャンにおける所要時間(スキャン時間)と記録完了までに必要な走査回数(総スキャン数)を計算する。本実施形態で使用するインクジェット記録装置のプラテン吸収体18付近の上面図を図10に、側面図を図11に示す。なお、インクジェット記録装置は1ノズル列あたり768個のノズルが1200dpi間隔で並んでいる記録ヘッドを有しているとする。ここで、本実施形態においてA3サイズ(297mm×420mm)の特殊紙を「品位1」で記録する場合の総スキャン数は概算で、
420mm÷(25.4mm÷1200dpi×768)×16パス≒413スキャン
となる。また、A3サイズの記録媒体を記録する際のキャリッジ動作幅を480mmとすると、スキャン時間は概算で、
480mm÷(25.4mm×15inch)+(キャリッジ加減速項)≒1.3sec
となる。
温湿度、及び記録モードより算出した安定吐出時間、スキャン時間、総スキャン数より、湿潤シーケンスの要否を判断する。本実施形態においては、安定吐出時間がスキャン時間よりも短い場合に湿潤シーケンスを実施する。ただし、湿潤シーケンスを行う条件は上記場合に限定されるわけではない。例えば、記録媒体サイズが小さくスキャン時間が安定吐出時間よりも短い場合は、記録中に記録目的以外で使用するインクが最も少なくなるような制御を選択する。すなわち、「(湿潤シーケンスに用いるインク量)+(湿潤シーケンスを行った場合の記録中予備吐出量)」が、「湿潤シーケンスを行わない場合の記録中予備吐出量」よりも少なくなる場合に、湿潤シーケンスを実行しても良い。安定吐出時間がスキャン時間よりも長い場合は、通常の記録動作を開始する。
安定吐出時間がスキャン時間よりも短い場合は、給紙動作前に湿潤シーケンスを実行する。まず、湿潤シーケンスにて湿潤させるプラテン吸収体18の領域を決定する。ここで、本発明者の検討では、湿潤しているプラテン吸収体18上約4mmを記録媒体が通過している場合、記録媒体上の雰囲気は周辺環境の温湿度に近づき、湿潤シーケンスによる効果が極端に薄れてしまうという結果が得られた。よって、廃インク削減のため、記録媒体の通過範囲を除いた領域のプラテン吸収体18にのみインクを吐出することが好ましい。また、拡散層の厚さと中心からの距離について先述した通り、上記インク吐出範囲が広いほど、湿潤した雰囲気がノズル口付近に触れる機会が増すことは前述の通りである。なお、記録ヘッド1のノズルはプラテン吸収体18上、約6mmを走査している。よって記録媒体通過範囲と湿潤領域の間隔をゼロに近づける程、より効果的にノズル口付近の湿潤効果を得ることができる。
ステップS007で決定したプラテン吸収体18の領域に対し、1cm2あたり0.041mlのインク吐出を行う。本実施形態におけるインク滴の平均吐出量は3.2plであるので、発数に換算すると1cm2あたり1.25×107発である。ここで本実施形態におけるインク吐出範囲(図5斜線部)は約18cm2であるので、使用インク量は0.72ml(2.25×108発)となる。
(記録所要時間)≒(総スキャン数)×(スキャン時間)≒8分57秒
記録媒体の給紙を行う。
湿潤シーケンス実行後は給紙動作を行い、記録ヘッドを走査して通常の記録動作を行う。
湿潤シーケンスにおけるインク吐出方法に関する他の実施形態(ステップS007からステップS008)
なお、前述の湿潤シーケンスにおけるインク吐出は、水モル分率が高く蒸発しやすいインクで行うことが好ましい。例えば、実施形態1のインクセットにおいては、ライトマゼンタ(Lm)、ライトシアン(Lc)、グレー(Gray)を使用することが好ましい。
なお、前述の湿潤シーケンスにおけるインク吐出は、プラテン吸収体18だけでなく、キャップ、予備吐出受けの両方もしくは片方にも行っても良い。また本実施形態においては、キャップ、予備吐出受けに対してもプラテン吸収体18に対するインク吐出と同様、1cm2あたり0.04mlのインク吐出を行うが、使用するインク量はそれぞれで異なっていても良く、特に限定されるわけではない。
以下、図面を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。なお、本実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、以下では特徴的な構成についてのみ説明する。
これによって、高温低湿などインクの水分が蒸発し易い環境下でも、温湿度、記録モードに応じた制御でノズル口近傍の雰囲気を湿潤させ、廃インクの量やコストの増大を抑えつつ高記録品位の記録が可能なインクジェット記録装置を実現することができた。
2 キャリッジ
8 エンコーダ
9 プラテン
18 プラテン吸収体
33 温湿度センサ
Claims (7)
- インクを吐出するための複数のノズルを有する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドを走査方向に走査させる走査手段と、
記録媒体を前記走査方向と交差する搬送方向に搬送する搬送手段と、
前記走査手段による走査を伴って前記記録ヘッドからインクを吐出するように前記記録ヘッドを制御する制御手段と、
前記記録ヘッドの記録時の位置と対向する位置であり、且つ、被記録時の前記記録媒体の裏面側の位置に設けられ、前記走査方向において前記記録媒体の前記走査方向における幅よりも大きい幅を有し、前記記録ヘッドから吐出されたインクを吸収可能な吸収体と、を備えたインクジェット記録装置であって、
前記インクジェット記録装置内の温度または湿度の少なくとも一方に関する情報を取得する第1の取得手段と、
前記第1の取得手段によって取得された前記情報に基づいて、前記記録媒体に対する記録を開始してから前記ノズルからのインクの吐出不良が発生するまでの時間に関する情報を取得する第2の取得手段と、
前記記録媒体に対する記録を開始してから前記記録媒体に対する記録を終了するまでの時間に関する情報を取得する第3の取得手段と、を有し、
前記制御手段は、(i)前記第3の取得手段によって取得された前記情報が示す時間が前記第2の取得手段によって取得された前記情報が示す時間よりも短い場合、前記記録媒体にインクを吐出する前に前記吸収体にインクを吐出することなく前記搬送手段により搬送される前記記録媒体にインクを吐出し、(ii)前記第3の取得手段によって取得された前記情報が示す時間が前記第2の取得手段によって取得された前記情報が示す時間よりも長い場合、前記搬送手段により搬送される前記記録媒体が前記走査方向において通過しない領域と、前記搬送手段により搬送される前記記録媒体が通過する領域のうちの前記走査方向における中央部を含まず端部を含む領域と、に対応する前記吸収体上の所定の領域にインクを吐出した後、前記搬送手段により搬送される前記記録媒体にインクを吐出するように、インクの吐出を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記制御手段は、前記第3の取得手段によって取得された前記情報が示す時間が前記第2の取得手段によって取得された前記情報が示す時間よりも長い場合、前記搬送手段により搬送される前記記録媒体にインクを吐出する際に前記搬送手段により搬送される前記記録媒体が前記走査方向において通過しない領域に対応する前記吸収体上の領域にインクを吐出するように、インクの吐出を制御することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の取得手段は、少なくとも温度に関する情報を取得し、
前記第2の取得手段は、(i)前記第1の取得手段によって取得された前記情報が示す温度が第1の温度である場合、前記記録媒体に対する記録を開始してから前記ノズルからのインクの吐出不良が発生するまでの時間として第1の時間に関する情報を取得し、(ii)前記第1の取得手段によって取得された前記情報が示す温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度である場合、前記記録媒体に対する記録を開始してから前記ノズルからのインクの吐出不良が発生するまでの時間として前記第1の時間よりも短い第2の時間に関する情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。 - 前記第1の取得手段は、少なくとも湿度に関する情報を取得し、
前記第2の取得手段は、(i)前記第1の取得手段によって取得された前記情報が示す湿度が第1の湿度である場合、前記記録媒体に対する記録を開始してから前記ノズルからのインクの吐出不良が発生するまでの時間として第3の時間に関する情報を取得し、(ii)前記第1の取得手段によって取得された前記情報が示す湿度が前記第1の湿度よりも高い第2の湿度である場合、前記記録媒体に対する記録を開始してから前記ノズルからのインクの吐出不良が発生するまでの時間として前記第3の時間よりも長い第4の時間に関する情報を取得することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記制御手段は、(i)前記第3の取得手段によって取得された前記情報が示す時間が前記第2の取得手段によって取得された前記情報が示す時間よりも長く、且つ、前記搬送方向における幅が第1の幅の記録媒体に対して記録を行う場合、第1の量のインクを前記吸収体上の前記所定の領域に吐出し、(ii)前記第3の取得手段によって取得された前記情報が示す時間が前記第2の取得手段によって取得された前記情報が示す時間よりも長く、且つ、前記搬送方向における幅が前記第1の幅よりも長い第2の幅の記録媒体に対して記録を行う場合、前記第1の量よりも多い第2の量のインクを前記吸収体上の前記所定の領域に吐出するように、インクの吐出を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録媒体を案内支持し、前記記録ヘッドの記録時の位置と対向する位置に設けられたプラテンをさらに備え、
前記吸収体は、前記プラテンと一体に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 記録ヘッドの複数のノズルからインクを吐出する記録工程と、
前記記録ヘッドを走査方向に走査させる走査工程と、
記録媒体を前記走査方向と交差する搬送方向に搬送する搬送工程と、
前記走査工程における走査を伴って前記記録ヘッドからインクを吐出するように前記記録ヘッドを制御する制御工程と、
前記記録ヘッドの記録時の位置と対向する位置で、且つ、被記録時の記録媒体の裏面側の位置において、前記走査方向において前記記録媒体の前記走査方向における幅よりも大きい幅の吸収体で、前記記録ヘッドから吐出されたインクを吸収する吸収工程と、
を有するインクジェット記録方法であって、
インクジェット記録装置内の温度または湿度の少なくとも一方に関する情報を取得する第1の取得工程と、
前記第1の取得工程によって取得された前記情報に基づいて、前記記録媒体に対する記録を開始してから前記ノズルからのインクの吐出不良が発生するまでの時間に関する情報を取得する第2の取得工程と、
前記記録媒体に対する記録を開始してから前記記録媒体に対する記録を終了するまでの時間に関する情報を取得する第3の取得工程と、を更に有し、
前記制御工程では、(i)前記第3の取得工程で取得された前記情報が示す時間が前記第2の取得工程で取得された前記情報が示す時間よりも短い場合、前記記録媒体にインクを吐出する前に前記吸収体にインクを吐出することなく前記搬送工程で搬送される前記記録媒体にインクを吐出し、(ii)前記第3の取得工程で取得された前記情報が示す時間が前記第2の取得工程で取得された前記情報が示す時間よりも長い場合、前記搬送工程で搬送される前記記録媒体が前記走査方向において通過しない領域と、前記搬送工程で搬送される前記記録媒体が通過する領域のうちの前記走査方向における中央部を含まず端部を含む領域と、に対応する前記吸収体上の所定の領域にインクを吐出した後、前記搬送工程で搬送される前記記録媒体にインクを吐出するように、インクの吐出を制御することを特徴とするインクジェット記録方法。
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