JP2003341079A - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置Info
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- JP2003341079A JP2003341079A JP2002153285A JP2002153285A JP2003341079A JP 2003341079 A JP2003341079 A JP 2003341079A JP 2002153285 A JP2002153285 A JP 2002153285A JP 2002153285 A JP2002153285 A JP 2002153285A JP 2003341079 A JP2003341079 A JP 2003341079A
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Abstract
トをワイパーブレードによって払拭する時に、払拭した
残留インクがノズルカバー段差付近に残ることがないイ
ンクジェットヘッドを提供する。 【解決手段】 ノズルプレート24の全周を覆うノズル
カバー40には、複数のノズル孔25からなるノズル列
を露出する開口部41が形成され、ノズル列の延長方向
にワイパーブレードの払拭範囲Wより広い充分なワイピ
ング空間を有する。また、開口部41の対向する2辺の
先端部42は、ノズルプレート24側に反って形成され
ているので、ノズルプレート24とノズルカバー40間
の段差がノズルカバーの板厚となり、ワイパーブレード
で払拭された残留インクが段差部分に残ることがない。
Description
ッド及びインクジェット記録装置に関し、さらに詳しく
は、ノズルプレートを開口部の対向辺に反りが付された
ノズルカバーで覆うことにより、ノズルプレートをワイ
パーブレードで払拭する時にインクが滞留することがな
い、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
に関する。
ートに複数列設けられたノズル孔列から加圧されたイン
クをインク滴として記録紙上に噴射し、文字や図形等を
記録する。このとき、ノズル孔から吐出したインク滴を
構成する一部のインクが、ノズルプレートの表面に残留
すると、他のノズル孔のインクと混色を起こしたり、イ
ンク滴の飛翔方向を変化させて印刷品質を低下させる。
このようなノズルプレートに残留するインクを払拭する
ため、インクジェットプリンタ内部の記録範囲から外れ
た位置にノズル面に対し昇降可能なワイパーブレードが
設けられている。これにより、必要時にワイパーブレー
ドを上昇させてノズルプレートに当接させ、この状態で
インクジェットヘッドを搭載したキャリッジを往復移動
させ、ワイパーブレードによりノズルプレートに残留し
ているインクを拭き取り印字品質を回復する。
す分解斜視図である。従来のインクジェットヘッド11
0は、流路ユニット120、ヘッドケース130、ノズ
ルカバー140からなり、流路ユニット120はヘッド
ケース130上に接合され、流路ユニット120の表面
はノズルカバー140によって覆われている。流路ユニ
ット120は、流路板121の表面にノズルプレート1
24を接合し、反対面に振動板126を接合した構成
で、流路板121は図示しない隔壁によって分離された
複数のインク供給路122及び圧力室123が所定ピッ
チで長手方向に2列連なって形成されている。
ーム131は、流路板121に形成された複数のインク
供給路122及び圧力室123にインクを供給する共通
液室132が形成され、また中央部に開口133を有
し、FPC137が接続されたPZT136を表面に接
合した金属基板135を収納している。図6に示す圧電
型インクジェットヘッド110は、振動板126をPZ
T136で駆動するものであって、金属基板135上に
接合されたPZT136は、流路板121に形成された
複数のインク供給路122及び圧力室123にに対応し
て溝加工が施されている。分離された個々のPZT13
6は接着層によって振動板126に接合され、個々のP
ZT136の各電極は、FPC137によって実装さ
れ、図示しない制御部によって個別に駆動制御される。
インクは、共通液室132から振動板126に形成され
たインク供給口127を経由して圧力室123に供給さ
れる。ノズルプレート124には、流路板121に形成
された圧力室123の列に対応してノズル孔125の列
が形成され、その表面はノズル孔列を露出する開口14
1が形成されたノズルカバー140で覆われている。
カバーにより覆われているインクジェットヘッドにおい
ては、インクジェットヘッドをワイパーブレードによっ
て払拭する時に、ワイパーブレードが浮き上がるのを防
止するため、払拭方向にある程度の弾性圧で弾性変形さ
せてノズルプレートに接触させられている。したがっ
て、ワイパーブレードがノズルカバーの段差を乗り越え
る際に、前記弾性圧が急激に変化しノズル列付近から、
払拭したインクをノズルカバー段差付近に残す恐れがあ
る。このため、例えば特開平2000−190513号
公報に記載されたインクジェット式記録ヘッドではワイ
パーブレード長手方向にオーバーラップ部分を設けず、
また払拭方向のノズルカバー開口部先端に傾斜を設けて
いるが、充分な強度を得るため材料が厚くする必要があ
ること、また一貫した工程で加工できないことから、そ
の製造においてコストが上昇する。
な事情に鑑みなされたもので、ノズルプレート全周がノ
ズルカバーにより覆われているインクジェットヘッドに
おいて、インクジェットヘッドをワイパーブレードによ
って払拭する時に、ワイパーブレードが浮き上がるのを
防止し、またワイパーブレードがノズルカバーの段差を
乗り越える際に、跳ね上がることがなく、払拭したイン
クをノズルカバー段差付近に滞留する恐れがないインク
ジェットヘッド及び該インクジェットヘッドを搭載した
インクジェット記録装置を提供することである。また、
ノズルカバーを電気的に接地することによってノズルプ
レートの帯電を防ぎ、常に印字品質の高いインクジェッ
トヘッド及び該インクジェットヘッドを搭載したインク
ジェット記録装置を提供することである。
決するためになされたもので、請求項1の発明は、加圧
されたインクを吐出する複数のノズル孔からなるノズル
孔列が形成されたノズルプレートと、前記ノズル孔列が
露出する開口部を有するノズルカバーを備えたインクジ
ェットヘッドにおいて、前記ノズルカバーは、弾性を有
し、前記開口部内周の対向する少なくとも2辺が前記ノ
ズルプレート側へ反って形成され、反りを戻すように前
記ノズルプレートの表面に押圧して取り付けられること
を特徴とする。
ジェットヘッドにおいて、前記ノズルカバーは、残留イ
ンクを払拭するワイパーブレードの長手方向に対する前
記開口部の辺が、前記ワイパーブレードの払拭範囲の外
側に位置し、前記ノズルプレートより外側にワイピング
空間が確保されること特徴とする。
ジェットヘッドにおいて、前記ノズルプレートは、前記
ノズル孔列が複数直線状に配置して形成され、前記ワイ
ピング空間は、ノズル孔列の延長線上に形成されること
を特徴とする。
ンクジェットヘッドにおいて、前記ノズルカバーは、導
電性を有することを特徴とする。
ジェットヘッドにおいて、前記ノズルプレートは、前記
ノズルカバーを介して接地されることを特徴とする。
ンクジェットヘッドにおいて、前記ノズルカバーは、厚
みが0.05〜0.2mmの板材を屈曲して形成されるこ
とを特徴とする。
ンクジェットヘッドにおいて、前記ノズルカバーの反り
は、前記ノズルプレート側へ0.05〜0.3mmに形成
されることを特徴とする。
ンクジェットヘッドを搭載するインクジェット記録装置
であることを特徴とする。
〜図5に示す実施例に基づいて説明する。 (実施例)図1は、本発明の実施例の圧電型インクジェ
ットヘッドの分解斜視図、図2は圧電型インクジェット
ヘッドの外観斜視図である。本発明の実施例の圧電型イ
ンクジェットヘッド10は、流路ユニット20、ヘッド
ケース30、ノズルカバー40等から形成されおり、流
路ユニット20はヘッドケース30上に接合され、流路
ユニット20の表面はノズルカバー40によって覆われ
ている。流路ユニット20は、流路板21の表面にノズ
ルプレート24を接合し、反対面に振動板26を接合し
た構成で、流路板21は図示しない隔壁によって分離さ
れた複数のインク供給路22及び端部に連通孔28を有
する圧力室23が所定ピッチで長手方向に2列連なって
形成されている。
ム31は、流路板21に形成された複数のインク供給路
22及び圧力室23にインクを供給する共通液室32が
形成され、接地電極33を有している。また、中央部に
開口34を有し、FPC37が接続されたPZT36を
表面に接合した金属基板35を収納している。金属基板
35上に接合されたPZT36は、流路板21に形成さ
れた複数のインク供給路22及び圧力室23に対応して
溝加工が施されている。分離された個々のPZT36は
接着層29によって振動板26に接合され、個々のPZ
T36の各電極は、FPC37によって実装され、図示
しない制御部によって個別に駆動制御される。インク
は、共通液室32から振動板26に形成されたインク供
給口27を経由して圧力室23に供給される。ノズルプ
レート24には、流路板21に形成された複数の圧力室
23の列に対応してノズル孔25の列が形成され、その
表面はノズル孔列を露出する開口部41が形成されたノ
ズルカバー40で覆われている。
体構成を示す断面図である。図3に示す圧電型インクジ
ェットヘッドは、振動板26をPZT36で駆動するも
のであって、金属基板35上にPZT36が接合され、
PZT36はノズルプレート24に形成されたノズル孔
列の各ノズル孔25に対応して溝加工が施されている。
分離された個々のPZT36は接着層29によって振動
板26に接合され、個々のPZT36の各電極は、FP
C37によって実装され、図示しない制御部によって個
別に駆動制御される。共通液室32は樹脂製のフレーム
31によって形成され、流路板21の裏面側に接着層に
よって接合されている。インクは、共通液室32から振
動板26に形成されたインク供給口27を経由して圧力
室23に供給される。
ノズルカバー40は、複数のノズル孔25からなるノズ
ル孔列の延長方向にワイパーブレード84の払拭範囲W
より広い充分な空間を形成するような開口部41を有し
ている。また、厚さ0.05〜0.2mmの薄い材質によ
り形成されるが、ノズル列の延長方向にも部材が存在す
ることで、充分な強度が確保されている。また、ノズル
列を露出する開口部41の対向する2辺の先端部42
は、ノズルプレート24方向に反るように曲げ加工さ
れ、反りが戻る方向に押し付けて取り付けられているの
で、それ自体の弾性によってノズルプレート24と密着
し、段差を板厚分とすることができ、段差周辺へのイン
クの滞留を防止することができる。つまり、図3に示す
ようにワイパーブレード84がノズルプレート24に接
触した状態で、インクジェットヘッド10が左方向に移
動されると、残留インク83が掻き取られるが、掻き取
り工程の末期においてワイパーブレード84がノズルカ
バー40の開口部41の先端部42を乗り越える際、先
端部42とノズルプレート24との段差が低いので、段
差周辺へのインクの滞留を防止することができる。ま
た、ノズルカバー40は、導電性を有し、且つ適宣手段
により接地電極33と接続することにより接地されてい
るため、ノズルプレートの帯電を防ぐことができる。
搭載したインクジェット記録装置の例について説明す
る。図4は、インクジェット記録装置の要部を示す斜視
図、図5は、同記録装置の機構部の断面図である。本実
施例のインクジェット記録装置は、記録装置本体50の
内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ55、キャリ
ッジに搭載した本発明に係るインクジェットヘッドから
なる記録ヘッド51、記録ヘッドへインクを供給するバ
ッファタンク52、インク供給パイプ53を介してバッ
ファタンクへインクを供給する大容量のインクカートリ
ッジ54等で構成される印字機構部等を収納する。ま
た、記録装置本体50の下方部には、前方側から多数枚
の用紙62を積載可能な給紙カセット(或いは、給紙ト
レイ)63を抜き差し自在に装着し、また用紙を手差し
で給紙するための手差しトレイ64を開倒することがで
き、給紙カセット63或いは手差しトレイ64から給送
される用紙62を取り込み、印字機構部によって所要の
画像を記録した後、後面側に装着された排紙トレイ65
に排紙する。
架したガイド部材である主ガイドロッド56と従ガイド
ロッド57とでキャリッジ55を主走査方向(図5で紙
面垂直方向)に摺動自在に保持する。キャリッジ55に
はイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブ
ラック(K)の各色のインク滴を吐出する本発明に係る
液滴吐出ヘッドであるインクジェットヘッドからなる記
録ヘッド51を複数のインク吐出口を主走査方向と交叉
する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装
着している。また、キャリッジ55には記録ヘッド51
に各色のインクを供給するためのバッファタンク52を
交換可能に装着している。バッファタンク52は、上方
に大気と連通する大気口、下方には記録ヘッド51へイ
ンクを供給する供給口を、内部にはインクが充填された
多孔質体を有しており、多孔質体の毛管力により記録ヘ
ッド51へ供給されるインクをわずかな負圧に維持して
いる。また、記録ヘッド51として、本実施例では各色
の記録ヘッドを用いているが、各色のインク滴を吐出す
るノズルを有する1個の記録ヘッドでもよい。
下流側)を主ガイドロッド56に摺動自在に嵌装し、前
方側(用紙搬送方向上流側)を従ガイドロッド57に摺
動自在に載置している。そして、このキャリッジ55を
主走査方向に移動走査するため、主走査モータ58で回
転駆動される駆動プーリ59と従動プーリ60との間に
タイミングベルト61を張装し、このタイミングベルト
61をキャリッジ55に固定しており、主走査モータ5
8の正逆回転によりキャリッジ55が往復駆動される。
62を記録ヘッド51の下方側に搬送するために、給紙
カセット63から用紙62を分離給装する給紙ローラ6
7及びフリクションパッド68と、用紙62を案内する
ガイド部材69と、給紙された用紙を反転させて搬送す
る搬送ローラ70と、この搬送ローラ70の周面に押し
付けられる搬送コロ71及び搬送ローラ70からの用紙
の送り出し角度を規定する先端コロ72とを設けてい
る。搬送ローラ70は副走査モータ73によってギヤ列
を介して回転駆動される。そして、キャリッジ55の主
走査方向の移動範囲に対応して搬送ローラ70から送り
出された用紙62を記録ヘッド51の下方側で案内する
用紙ガイド部材である印写受け部材75を設けている。
この印写受け部材75の用紙搬送方向下流側には、用紙
62を排紙方向へ送り出すために回転駆動される搬送コ
ロ76、拍車77を設け、さらに用紙62を排紙トレイ
65に送り出す排紙ローラ78及び拍車79と、排紙経
路を形成するガイド部材80とを配設している。
がら画像信号に応じて記録ヘッド51を駆動することに
より、停止している用紙62にインクを吐出して1行分
を記録し、用紙を所定量搬送後次の行の記録を行う。記
録終了信号または、用紙62の後端が記録領域に到達し
た信号を受けることにより、記録動作を終了させ用紙6
2を排紙する。この場合、記録ヘッド51を構成する本
発明に係るインクジェットヘッドはインク滴噴射の制御
性が向上し、特性変動が抑制されているので、安定して
高い画像品質の画像を記録することができる。
記録領域を外れた位置には、記録ヘッド51の吐出不良
を回復するための回復装置82を配置している。回復装
置82は、キャップ手段と吸引手段と図3に示すような
ワイパーブレード84からなるクリーニング手段を有し
ている。キャリッジ55は印字待機中にはこの回復装置
82側に移動されてキャッピング手段で記録ヘッド51
をキャッピングされ、吐出口部を湿潤状態に保つことに
よりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、記録
途中等に記録と関係しないインクを吐出することによ
り、全ての吐出口のインク粘度を一定にし、安定した吐
出性能を維持する。吐出不良が発生した場合等には、キ
ャッピング手段で記録ヘッド51の吐出口を密封し、チ
ューブを通して吸引手段で吐出口からインクとともに気
泡等を吸い出し、吐出口面に付着したインクやゴミ等は
クリーニング手段のワイパーブレード84により除去さ
れ吐出不良が回復される。また、吸引されたインクは、
本体下部に設置された図示しない廃インク溜に排出さ
れ、廃インク溜内部のインク吸収体に吸収保持される。
このように本発明に係る液滴吐出ヘッドであるインクジ
ェットヘッドを搭載することによって、安定したインク
滴吐出特性が得られるので、高画質記録を行うことがで
きる記録装置を得ることができる。
ノズルカバーは、弾性のある板材を湾曲して構成され、
開口部の払拭方向と直交する方向をワイパーブレードの
長手方向長さより十分大きく取りワイピング空間とし、
また払拭方向のノズルカバー開口部先端をノズルプレー
ト方向に反りを持たせて形成することで、加工が容易に
なりコストを削減することができる。また、ノズルカバ
ー強度を十分に保持したまま、ノズルプレートとノズル
カバー間の段差をノズルカバーの板厚とすることがで
き、ワイパーブレードによる払拭時のインク滞留をなく
すことができる。また、ノズルカバーを導電性部材で形
成するとともに、ノズルカバーを電気的に接地すること
によってノズルプレートの帯電を防ぎ、印字品質の高い
インクジェットヘッド及び該インクジェットヘッドを搭
載したインクジェット記録装置を提供することでができ
る。
解斜視図である。
図である。
である。
ある。
図である。
1…流路板、22…インク供給路、23…圧力室、24
…ノズルプレート、25…ノズル孔、26…振動板、2
7…インク供給口、28…連通孔、29…接着層、30
…ヘッドケース、31…フレーム、32…共通液室、3
3…接地電極、34…開口、35…金属基板、36…P
ZT、37…FPC、40…ノズルカバー、41…開口
部、42…先端部、50…記録装置本体、51…記録ヘ
ッド、52…バッファタンク、53…インク供給パイ
プ、54…インクカートリッジ、55…キャリッジ、5
6…主ガイドロッド、57…従ガイドロッド、58…主
走査モータ、59…駆動プーリ、60…従動プーリ、6
1…タイミングベルト、62…用紙、63…給紙カセッ
ト、64…手差しトレイ、65…排紙トレイ、67…給
紙ローラ、68…フリクションパッド、69…ガイド部
材、70…搬送ローラ、71…搬送コロ、72…先端コ
ロ、73…副走査モータ、75…印写受け部材、76…
搬送コロ、77…拍車、78…排紙ローラ、79…拍
車、80…ガイド部材、82…回復装置、83…残留イ
ンク、84…ワイパーブレード。
Claims (8)
- 【請求項1】 加圧されたインクを吐出する複数のノズ
ル孔からなるノズル孔列が形成されたノズルプレート
と、前記ノズル孔列が露出する開口部を有するノズルカ
バーを備えたインクジェットヘッドにおいて、 前記ノズルカバーは、弾性を有し、前記開口部内周の対
向する少なくとも2辺が前記ノズルプレート側へ反って
形成され、反りを戻すように前記ノズルプレートの表面
に押圧して取り付けられることを特徴とするインクジェ
ットヘッド。 - 【請求項2】 前記ノズルカバーは、残留インクを払拭
するワイパーブレードの長手方向に対する前記開口部の
辺が、前記ワイパーブレードの払拭範囲の外側に位置
し、前記ノズルプレートより外側にワイピング空間が確
保されること特徴とする請求項1記載のインクジェット
ヘッド。 - 【請求項3】 前記ノズルプレートは、前記ノズル孔列
が複数直線状に配置して形成され、前記ワイピング空間
は、ノズル孔列の延長線上に形成されることを特徴とす
る請求項2記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項4】 前記ノズルカバーは、導電性を有するこ
とを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のインクジ
ェットヘッド。 - 【請求項5】 前記ノズルプレートは、前記ノズルカバ
ーを介して接地されることを特徴とする請求項4記載の
インクジェットヘッド。 - 【請求項6】 前記ノズルカバーは、厚みが0.05〜
0.2mmの板材を屈曲して形成されることを特徴とす
る請求項1乃至5いずれか記載のインクジェットヘッ
ド。 - 【請求項7】 前記ノズルカバーの反りは、前記ノズル
プレート側へ0.05〜0.3mmに形成されることを特
徴とする請求項1乃至6いずれか記載のインクジェット
ヘッド。 - 【請求項8】 請求項1乃至7いずれか記載のインクジ
ェットヘッドを搭載することを特徴とするインクジェッ
ト記録装置。
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