JP3251397B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3251397B2 JP26238693A JP26238693A JP3251397B2 JP 3251397 B2 JP3251397 B2 JP 3251397B2 JP 26238693 A JP26238693 A JP 26238693A JP 26238693 A JP26238693 A JP 26238693A JP 3251397 B2 JP3251397 B2 JP 3251397B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを吐出して記録
媒体に画像を形成する記録ヘッドを有するインクジェッ
ト記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置、複写機、ファクシミリ等
の機能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワー
ドプロセッサ等を含む複合型の電子機器やワークステー
ションの出力機器として用いられる記録装置では、画像
データに基づいて用紙やプラスチック薄板等の被記録材
(記録媒体)に画像を記録するように構成されている。
このような記録装置は、その記録方式により、例えばイ
ンクジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザ
ービーム式等に分けることができる。
【0003】いま、被記録材の搬送方向(副走査方向)
と交差する方向に記録ヘッドを走査(主走査方向)して
記録するシリアルタイプの記録装置においては、キャリ
ッジ上に搭載した記録ヘッドによって画像を記録し、1
行分の記録が終了すると、その記録幅に応じて所定量の
紙送り(ピッチ搬送)を行い、その後に再び停止した被
記録材に対して、次の行の画像を記録(主走査)すると
いう動作を繰り返して被記録材上に画像を記録してい
る。
【0004】一方、被記録材のみを副走査方向に搬送し
てライン単位で記録する記録装置においては、被記録材
を所定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を
行った後、その記録幅に応じて所定量だけ被記録材を送
った(ピッチ送り)後、次の行の記録を行うという動作
を繰り返すことにより、被記録材の全体を記録してい
る。
【0005】このような記録装置のうち、インクジェッ
ト式の記録装置(インクジェット記録装置)は、記録ヘ
ッドから被記録材にインクを吐出して記録を行うもの
で、記録手段を小型化でき、かつ高精細な画像を高速に
記録することができる。また、普通紙等のような特別の
処理を施していない被記録材にも記録することができ、
ランニングコストが安く、ノンインパクト方式であるた
め騒音が少ない等の利点に加えて、多色のインクを使用
してカラー画像を記録するのが容易であるなどの利点を
有している。中でも、被記録材の幅方向に多数の吐出口
を配列したラインタイプの記録ヘッドを使用したライン
型のプリンタ装置によれば、記録速度をより一層高速に
できる。
【0006】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録ヘッドは、エッチング、
蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロセスを用い
て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、液路壁、
天板等を形成することにより、高密度の液路配置(吐出
口配置)を有するように製造できる。これにより、より
一層のコンパクト化を図ることができる。一方、被記録
材の材質に対する要求も様々なものがあり、近年では、
通常の被記録材である紙や樹脂薄板(OHP等)などの
他に、薄紙や加工紙(ファイリング用のパンチ孔付き紙
やミシン目付き紙或いは任意の形状の紙など)などを使
用できることが要求されるようになってきた。
【0007】このようなインクジェット記録装置におい
ては、記録ヘッドのインク吐出面に紙粉やほこり等が付
着したり、ノズルから吐出されたインクの一部がインク
吐出面に付着した状態では、インクの吐出方向が変わっ
てしまったり、目詰まりしてインクが吐出されない等の
インク吐出不良が発生する。このような吐出不良を防止
するため、定期的にインク吐出面をクリーニングする必
要がある。
【0008】また、記録ヘッドのノズル内部に残留した
インクが増粘したものや、ノズル内に入った空気などを
排出するため、インク吐出面よりポンプでインクを吸引
する必要がある。このようなクリーニング処理や吸引処
理は回復動作と呼ばれ、記録ヘッドより吐出されるイン
ク量を安定させ、良好な画像を得るために必要なもので
ある。この回復動作には、ユーザーの判断によって行わ
れる手動回復と、一定の状況のもとで自動的に行なわれ
る自動回復とがある。例えば自動回復は、記録ヘッドを
交換した後や、所定の時間が経過した後に行なわれるよ
うに構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、それぞれが
種類の異なるインクを吐出する複数の記録ヘッドを装着
可能にし、これらヘッドを付け替えたりして多色印刷を
行う場合がある。このように、使用目的に応じて種類の
異なるインクを吐出する記録ヘッドを頻繁に付け替える
ような使い方をすると、記録ヘッドを交換するたびに自
動回復動作が起動され、必要以上の頻度で回復動作が行
なわれてしまう。このため、インクが必要以上に消費さ
れて無駄が多くなり、その回復動作のために立ち上がり
に要する時間も長くなる等の問題があった。
【0010】また、このように種類の異なるインクを吐
出する記録ヘッドを用いる場合は、最適な回復動作を行
うためには、各記録ヘッドに応じて実行されるのが望ま
しいが、従来の回復動作は装着されている全ての記録ヘ
ッドの対して一律に同じように行われるので、その回復
処理の効果が充分に得られなかったり、ある記録ヘッド
にとっては無駄な動作となる場合があった。
【0011】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、必要以上の回復動作を避け、インクの無駄や待機時
間を少なくしたインクジェット記録装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のインクジェット記録装置は以下のような構成
を備える。即ち、少なくとも、使用するインクの種類或
いは記録ヘッドの構造を区別するための情報のいずれか
を表す識別情報を有し、インクを吐出して記録媒体に画
像を形成する記録ヘッドを交換可能に搭載するインクジ
ェット記録装置であって、記録ヘッドの回復動作を行う
ための回復手段と、搭載された前記記録ヘッドの前記識
別情報を読取って、先に取り外されてから再度搭載され
た再搭載の記録ヘッドであるか否かを識別する識別手段
と、再搭載の記録ヘッドであると識別された場合に当該
記録ヘッドが取り外されてからの経過時間を求める計時
手段と、前記計時手段により求められた前記経過時間の
長さに応じて前記回復手段による回復動作を変更するよ
うに制御する手段と、を有することを特徴とする。
【0014】
【作用】以上の構成において、少なくとも、使用するイ
ンクの種類或いは記録ヘッドの構造を区別するための情
報のいずれかを表す識別情報を読取って、先に取り外さ
れてから再度搭載された再搭載の記録ヘッドであるか否
かを識別し、再搭載の記録ヘッドであると識別された場
合に当該記録ヘッドが取り外されてからの経過時間を求
め、その経過時間の長さに応じて回復手段による回復動
作を変更する。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0016】図1は本実施例のインクジェット・プリン
タを示す外観斜視図である。
【0017】記録ヘッド1は、インク吐出面1aの吐出
口よりインクを吐出して記録媒体5に画像を記録してい
る。この記録ヘッド1は、キャリッジ2に搭載されてお
り、キャリッジ2は移動方向を案内するガイド軸3に支
持されて記録媒体5に対向しながら往復移動する。記録
媒体5はピンチローラ6によりフィードローラ4に圧接
され、このフィードローラ4が回転することにより、キ
ャリッジ2の走査方向にほぼ直交する方向に搬送され
る。更に、画像が形成された後の記録媒体5は、排出ロ
ーラ7の回転によって、記録装置の外部に排出される。
【0018】記録ヘッド1のインク吐出面1aに付着し
た紙粉などの異物や余分なインクなどは、記録媒体5の
画像形成領域外に設けられたワイパー8によって掻き取
られる。また、インク吐出面1aを覆うことにより、吐
出口の目詰まりを防止したり、また記録ヘッド1の外部
より吐出口のインクを吸引するためのキャップ9が設け
られており、このためキャップ9にはポンプ(不図示)
が接続されている。
【0019】この実施例の記録ヘッド1は、熱エネルギ
ーを利用してインクを吐出するインクジェット記録手段
であって、熱エネルギーを発生するための電気熱変換体
55(図2参照)を備えている。また、この記録ヘッド
1は、電気熱変換体によって印加される熱エネルギーに
より生ずるインクの膜沸騰による気泡の成長、収縮によ
って生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐
出させて記録を行うものである。
【0020】図2は本実施例のインクジェット・プリン
タの記録ヘッド1のインク吐出部の構造を模式的に示す
部分斜視図である。
【0021】図2において、記録媒体と所定の隙間(例
えば、約0.5から2.0ミリ程度)をおいて対面する
吐出口形成面51には、所定のピッチで複数の吐出口5
2が形成されている。更に、共通液室53と各吐出口5
2とを連通する各液路54の壁面に沿って、インク吐出
用のエネルギーを発生するための電気熱変換体(発熱抵
抗体など)55が配設されている。本実施例において
は、記録ヘッド1は、吐出口52がキャリッジ2の走査
方向と交差する方向に並ぶような位置関係でキャリッジ
2上に取り付けられて、搭載されている。こうして、画
像信号または吐出信号に基づいて、その信号に対応する
電気熱変換体55を駆動(通電)して、液路54内のイ
ンクに膜沸騰を起こし、その時に発生する圧力によって
吐出口52からインクを吐出するものである。
【0022】なお、以下に述べる各実施例では、キャリ
ッジ2に、1個の記録ヘッド1(単色記録用または1個
で複数色のインクを吐出可能なカラー記録用)を搭載し
たインクジェット・プリンタを例にあげて説明するが、
本発明はこれに限定されるものでないことはもちろんで
ある。すなわち、本発明は、それぞれが異なる色のイン
クで記録する複数個の記録ヘッドを用いたカラー記録用
のインクジェット・プリンタ、あるいはそれぞれが同一
色彩で濃度の異なるインクで記録する複数の記録ヘッド
を用いる階調記録用のインクジェット・プリンタなどの
ように、記録ヘッドの数やインクの特性に関係なく、各
種形式のプリンタ装置にも同様に適用することができ、
同様の作用・効果を達成し得るものである。
【0023】さらに、以下に述べる各実施例では、記録
ヘッド1として、記録ヘッドとインクタンクを一体化し
たカートリッジタイプのものを例にあげて説明するが、
記録ヘッドとインクタンクを別体とし、これらを直接に
接続する構成のもの、また、これらをインク供給チュー
ブで接続する構成のものなど、記録ヘッドおよびインク
タンクの構成がどのようなものであっても同様に適用す
ることができ、同様の効果を達成し得るものである。
【0024】図3は本実施例のインクジェット・プリン
タの概略構成を示すブロック図である。
【0025】図3において、101はプリンタ全体を制
御するための制御部で、マイクロプロセッサ等のCPU
120、CPU120の制御プログラムや各種データを
記憶しているROM121、CPU120のワークエリ
アとして使用され各種データを記憶するRAMなどを備
えている。このRAM123はまた、後述する記録ヘッ
ド1のID(識別)コードと、それに対応付けて装着さ
れてからの経過時間を記憶するIDメモリを備えてい
る。124はタイマで、CPU120の指示により計時
を開始し、その経過時間をCPU120に通知してい
る。
【0026】102は記録ヘッド1に付されたIDコー
ドを読み取るためのID読取部で、ここで読み取られた
IDコードは制御部101に出力される。103はヘッ
ドドライバで、制御部101より出力される画像データ
に従って記録ヘッド1の発熱体55に通電して、記録ヘ
ッド1を駆動している。104はセンサで、記録ヘッド
1がキャリッジ2に装着されているか否かを示す信号を
出力している。このセンサ104よりの信号に基づい
て、制御部101は記録ヘッド1が、交換等のために装
着或いは脱着されたかを検出することができる。106
はキャリッジ2を搬送させるためのキャリッジモータ、
108は被記録材である、例えば記録紙などを搬送駆動
するための紙送り用モータである。105,107のそ
れぞれは対応するモータを駆動するためのモータドライ
バである。109は回復部で、前述したワイパー8、キ
ャップ9および吸引のためのポンプなどを含んでいる。
【0027】尚、図示を省略しているが、これ以外に
も、インクカートリッジやそのカートリッジ内のインク
残量を検出するためのセンサ、ホーム位置センサ、ホス
トコンピュータとの通信制御を行ってプリントデータを
受信して入力するためのインターフェース部等を有して
いる。
【0028】図4は本発明の第1実施例のプリンタにお
ける記録ヘッド1の装着時の処理を示すフローチャート
で、この処理を実行する制御プログラムはROM121
に記憶されている。
【0029】このプリンタ装置では、記録ヘッド1がキ
ャリッジ2より脱着される時をセンサ104よりの信号
により検出し、その記録ヘッドのIDとともに、その記
録ヘッド1が取り外された時の日時をタイマ124によ
り求めてIDメモリ123に記憶している。従って、こ
のIDメモリ123は、不揮発メモリエリアに設けられ
ていることが望ましい。
【0030】そして、記録ヘッドがキャリッジ2に装着
されたことをセンサ104により検出すると、まずステ
ップS1で、その記録ヘッドに付されているIDコード
を読み取る。次にステップS2に進み、その読取ったI
DコードがIDメモリ123に記憶されているかどうか
を調べ、記憶されていない時はステップS3に進み、キ
ャリッジモータ2を回転駆動してキャリッジ2を回復動
作位置まで移動し、回復部109を駆動してヘッドの回
復処理を行う。
【0031】一方、ステップS2で、そのIDコードに
一致するIDがIDメモリ123に記憶されているとス
テップS3に進み、そのIDメモリ123にIDととも
に記憶されている日時データと、タイマ124が示す現
在の日時との差により、その記録ヘッドが脱着されてか
ら今までの経過時間を求める。その経過時間が所定以上
長い時はステップS3に進み、前述のようにステップS
3に進んでヘッドの回復動作を行うが、所定時間以内で
あればヘッド回復動作を省略してスタンバイ状態に進
む。
【0032】以上説明したように第1実施例によれば、
記録ヘッドを記録装置から取り外してから再び取り付け
るまでの時間が短い場合、記録ヘッドの状態はあまり劣
化していないので回復動作を省略もしくは簡略化するこ
とができることに鑑み、頻繁に記録ヘッドを交換する場
合であっても、記録ヘッドの状態を良好に維持すること
ができ、回復動作に伴うインクの消費、および無駄な待
機時間の発生を無くすことができる。
【0033】尚、前述のID読取部102は、電気的、
光学的、機械的なもの等のような各種手段が考えられ
る。 [第2実施例]次に本発明の第2実施例を説明する。イ
ンクの種類はカラー、モノクロ、耐水インクなど各種存
在し、これらインクの種類や記録ヘッドの構造によっ
て、最適な回復動作の手法がそれぞれ異なっている。そ
こで、記録ヘッドに付加された前述のIDコードに、そ
れらインクの種類や記録ヘッドの構造等を識別できる情
報を含ませ、記録装置はそのIDを読取って最適な回復
動作を選択できるようにしたものである。
【0034】図5は、この第2実施例の動作を示すフロ
ーチャートで、この処理を実行する制御プログラムもま
たROM121に記憶されている。
【0035】記録ヘッド1をプリンタ装置に装着された
ことをセンサ104よりの信号により検出するとステッ
プS10に進み、その記録ヘッド1に付されているID
を読み取る。そしてステップS11で、その読み取った
IDに基づいて、装着された記録ヘッド1の種類やイン
クの種類等を識別する。そして、その識別された種類に
応じて、最も最適な回復動作を選択して実行する。これ
には例えば、粘性の高いインクが使用されている時は、
回復動作の時間間隔を短くして、念入りに回復動作を行
うが、粘性の低いインクが使用されている時は、回復動
作の時間間隔を長くして、比較的短時間で回復動作を終
了する等の処理方法が考えられる。
【0036】このように第2実施例によれば、それぞれ
の記録ヘッドや使用するインクの種類に応じて、必要十
分な回復動作を行うことができる。これにより、インク
や動作時間を無駄にすることなく、その記録ヘッドを用
いて良好な出力画像が得られる。
【0037】以上説明したように前述の実施例によれ
ば、出力画像の品位を低下させることなく、回復動作に
要するインクや時間を節約することが可能になる。 [第3実施例]次に本発明の第3実施例を説明する。
【0038】図6は、本実施例の回復装置の構成を示す
図で、前述の図面と共通する部分は同じ番号で示してい
る。この図6は、キャップ9が接続されているポンプを
図1のA方向から見た時の模型図を示している。キャッ
プ9は、シリンダ10に連結されており、シリンダ10
には図の左右方向に移動可能なピストン11、及びピス
トン11をシリンダ10内で左右方向に移動するための
ピストン軸12が装着されている。図示しない駆動源に
よって、相互に噛合するポンプギア16a,16b,1
6cによって形成されるギア列を介してポンプカム17
が回転駆動されると、このポンプカム17に設けられた
カム面によって上記ピストン11及びピストン軸12
が、図の左右方向に移動する。これによりキャッピング
状態にあるキャップ9を介して記録ヘッド1のインク吐
出口からインクをシリンダ内に吸引し、その吸引された
インクをシリンダ10に連結された廃インク管15によ
り排出するように構成している。13はシリンダ10を
密閉するためのシリンダキャップであり、14はシリン
ダ10の吸引管部で、シリンダ吸引管部14にキャップ
9を嵌合させてシールすることにより、両者が連結され
ている。15は吸引されたインクをシリンダ10の外に
排出するための廃インク管である。またキャップ9の上
半分(記録ヘッド1側)にはインク吸収体18(図7参
照)が装着されており、このインク吸収体18はその上
部に設けられた吸収体止め部19(図7参照)によって
脱落しないようにキャップ9に固定されている。したが
って、キャップ9は、インク吸収体18がシリンダ吸引
管部14の端部開口に対向するようにシリンダ10に対
して装着されている。
【0039】図7の状態からピストン11をカム等を用
いて右から左に押すと、ピストン11の摺動面11a
と、シリンダ10の内面との摩擦抵抗により、図8に示
すようにピストン11のシール面11bはピストン軸1
2のフランジ部12aと密着状態になって、ピストン軸
12と一緒に右から左へと移動する。この間、吸引管1
4が負圧状態にあるシリンダ10と連通するまで、シリ
ンダ10内の負圧が増加する。
【0040】そして、図8のように吸引管14がシリン
ダ10と連通するようになると、吐出面1aをキャップ
9に覆われている記録ヘッド1のインクが液路を通って
シリンダ10内に吸い込まれていく。こうして所要の吸
引量に達すると、ピストン11の動きを一旦止めて、図
9のようにキャップ9及びシリンダ10を傾けて、密閉
状態を解消してからピストン11の動きを再開する。こ
のとき、吸引管14の記録ヘッド側端部は大気に連通し
ているため、空気のみが吸い込まれる。
【0041】こうしてピストン11が図7の左端まで進
むと、その移動方向を反転し、再び図7の状態に戻る。
このとき、ピストン11の摺動面11aとシリンダ10
の内面との摩擦抵抗の関係で、ピストン軸12の抜け止
め部12cがピストン11の左端面に当たってから一緒
に動きだす。これにより、シール面11bとフランジ部
12aとの間に隙間ができる。そしてピストン11が左
から右に移動するにつれて、吸引されたインクはシール
面11bとフランジ部12aの間にできた隙間、ピスト
ン軸12のフランジ部12aと抜け止め部12cの間の
溝部12bを通って、シリンダ10の反対側に流れ込
む。次にピストン11の左右往復運動が繰り返され、シ
リンダ10内のインクは廃インク管15から外に排出さ
れる。
【0042】次にキャッピングの方法について図9及び
図10を参照して説明する。尚、これらの図において
も、前述の図面と共通する部分は同じ番号で示してい
る。
【0043】図9において、シリンダ10はポンプベー
ス20に図中の矢印に示すように、所定の角度だけ回転
自在にして固定されている。21はスライドレバーであ
り、図示しないポンプベース上のレールを図面の左右方
向に摺動するもので、スライドレバーバネ23によって
常に左方向に付勢されている。このとき、シリンダ10
はシリンダバネ22により図示のごとく左方向に傾くよ
うに付勢されていて、キャップ9は開いている状態にな
っている。
【0044】ここで図9の状態から、記録ヘッド1を搭
載したキャリッジ2が右方向に移動すると、キャリッジ
2あるいは記録ヘッド1自体がスライドレバー21に当
たって、スライドレバー23も共に右方向にスライドす
る。このとき、スライドレバー21の押し当て部材21
aがピストン11に当たって、ピストン11を回転させ
る。これにより、図10に示すようなキャッピング状態
になる。このようなキャッピング状態時に、キャリッジ
2を左方向に移動させると、キャップ9が自動的に開く
ことになる。
【0045】以上の説明から明らかなように、ピストン
11の全ストロークは一定となっているが、キャップ9
の密閉状態を解消するタイミング(キャップ9を開ける
タイミング)を必要に応じて調整すれば、同じ構成でイ
ンクの吸引量を変えることができる。ここで、キャップ
9を開けるまでのピストン11のストロークを有効スト
ロークと言う。
【0046】一例として、図8を参照して説明すると、
ここではモノクロインクの入った記録ヘッド1が搭載さ
れているものとすると、ピストン11がCの位置に来た
らキャップ9が開かれる。これに対して、カラーインク
の入った記録ヘッド1が搭載されている場合、キャップ
9はピストン11がDの位置に来た時に開かれる。この
ような有効ストロークの差は、インク吸引量の差となっ
て現われる。このように使用するインクに応じて、キャ
ップ9の開閉のタイミングを変えることにより、インク
に応じた適切な回復処理を行うことができる。この手法
は、前述の第2実施例において、記録ヘッドやインクの
種類などに応じて回復動作を変更する場合にも適用でき
る。
【0047】尚、このために記録ヘッド1の種類をイン
クジェット記録装置に認識させる方法として、ユーザー
による操作パネル等のキー操作のほか、図11のフロー
チャートに示されているように、記録ヘッド1に、前述
の実施例のように、その種類を識別するためのIDを付
し、そのIDを読み取って回復処理を変更することが考
えられる。これにより記録ヘッドの種類に最適なインク
量を吸引するように前述の方法で吸引手段を制御すれば
良い。尚、この第3実施例のインクジェットプリンタの
構成は、前述の実施例の構成と同様であり、図11のフ
ローチャートで示された処理を実行する制御プログラム
はROM121に記憶されている。
【0048】図11のフローチャートでは、まずステッ
プS20で、ID読取部102により記録ヘッド1に付
されたIDを読取り、ステップS21で、その記録ヘッ
ド1の種類や使用しているインクなどを判別する。この
判別結果に応じて、インクの吸引量を決定する。これは
例えば前述のように、キャップ9の開閉のタイミングを
変更することにより実現できる。そしてステップS23
で、記録ヘッドの回復動作を開始する。
【0049】本発明は、インクジェット記録装置であれ
ば、例えば、圧電素子等の電気機械変換体を用いる記録
手段(記録ヘッド)を使用したものにも適用できるが、
中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式
のインクジェット記録装置において優れた効果をもたら
すものである。 [第4実施例]本発明の第4実施例を図12のフローチ
ャートを用いて説明する。この実施例の構成もまた前述
の実施例のプリンタ装置と同様である。
【0050】回復動作の起動は記録ヘッド装着後の自動
起動の他に、ホストからの回復指令やユーザーの手操作
によっても行なわれる。これにより、必要以上の頻度で
回復動作が行なわれようとする場合がある。このような
場合において、回復動作が行われた日時をタイマ124
により検出してRAM122に不揮発に記憶しておき、
前回の回復動作が行なわれてから現在までの経過時間を
計算する(ステップS30)。この経過時間の長さに応
じて、予め決められた最適な吸引量を求め(ステップS
31)、キャップ9を開閉するタイミングを決定して回
復動作を行なう(ステップS32)。尚、この経過時間
が極端に短い場合は回復動作を省略するようにしても良
い。
【0051】また、前述の第1実施例のように、記録ヘ
ッドを一旦記録装置本体から取り外して再び装着した場
合でも、記録ヘッドのID及び前回の回復動作が行なわ
れた時間がプリンタ装置本体に記憶されているから、記
録ヘッドが装着された後に、記録ヘッドのIDを読み取
り、記憶されているIDの中から同じものを検出して、
その経過時間を計算する。この経過時間の長さに応じ
て、インクの吸引量を決定して回復動作を行なう。
【0052】以上説明したように本実施例によれば、記
録ヘッドや使用しているインクの種類、更には回復動作
の時間間隔に応じて、最適のインク量を吸引する回復処
理を行うことができる。
【0053】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0054】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0055】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0056】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0057】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0058】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0059】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0060】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0061】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化する
ものを用いても良く、あるいはインクジェット方式では
インク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0062】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0063】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、必
要以上の回復動作を避け、インクの無駄や待機時間を少
なくできる。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインクジェット・プリンタ
の要部構成を示す外観斜視図である。
【図2】本実施例の記録ヘッドのインク吐出部の構造を
模式的に示す部分斜視図である。
【図3】本発明の一実施例のインクジェット・プリンタ
の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例のインクジェット・プリン
タにおける記録ヘッド装着時の処理を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の第2実施例のインクジェット・プリン
タにおける記録ヘッド装着時の処理を示すフローチャー
トである。
【図6】本実施例のインクジェット・プリンタにおける
回復装置の一例を示す説明図である。
【図7】インクの吸引手段として使われるポンプを図1
のA方向から見た時の説明図である。
【図8】インクの吸引手段として使われるポンプを図1
のA方向から見た時の説明図である。
【図9】インクの吸引手段として使われるポンプを図1
のB方向から見た時の説明図で、キャップが開いている
状態を示す。
【図10】インクの吸引手段として使われるポンプを図
1のB方向から見た時の説明図で、キャッピングしてい
る状態を示す。
【図11】本発明の第3実施例によるインクジェット・
プリンタの動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第4実施例によるインクジェット・
プリンタの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 キャリッジ 5 記録媒体 8 ワイパー 9 キャップ 101 制御部 102 ID読取部 109 回復部 120 CPU 121 ROM 122 RAM 123 IDメモリ 124 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 広行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 瓦間 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 谷黒 昌宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 新町 昌也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 丹野 幸一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 哲夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 浅野 潤一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−250066(JP,A) 特開 平5−169675(JP,A) 特開 平5−64890(JP,A) 特開 平4−73159(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175 B41J 2/165 B41J 2/18 B41J 2/185

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、使用するインクの種類或い
    は記録ヘッドの構造を区別するための情報のいずれかを
    表す識別情報を有し、インクを吐出して記録媒体に画像
    を形成する記録ヘッドを交換可能に搭載するインクジェ
    ット記録装置であって、記録ヘッドの回復動作を行うための 回復手段と、搭載された前記記録ヘッドの 前記識別情報を読取って
    先に取り外されてから再度搭載された再搭載の記録ヘッ
    ドであるか否かを識別する識別手段と、再搭載の記録ヘッドであると識別された場合に当該記録
    ヘッドが取り外されてからの経過時間を求める計時手段
    と、 前記計時手段により求められた前記経過時間の長さに応
    じて前記回復手段による回復動作を変更するように制御
    する手段と、 を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 装着されている記録ヘッドが取り外され
    た日時情報を当該記録ヘッドに対応付けて記憶する記憶
    手段を更に有し、 前記計時手段は前記記憶手段に記憶された前記日時情報
    に基づいて前記経過時間を計時する ことを特徴とする請
    求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドは、インク吐出用の熱エ
    ネルギーを発生するための電気熱変換体を備えているイ
    ンクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項
    又は2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドは前記電気熱変換体によ
    って印加される熱エネルギーによりインクに生じる膜沸
    騰を利用して吐出口よりインクを吐出させることを特徴
    とする請求項に記載のインクジェット記録装置。
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