JPH06166184A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH06166184A
JPH06166184A JP34535892A JP34535892A JPH06166184A JP H06166184 A JPH06166184 A JP H06166184A JP 34535892 A JP34535892 A JP 34535892A JP 34535892 A JP34535892 A JP 34535892A JP H06166184 A JPH06166184 A JP H06166184A
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JP
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cartridge
recording
ink
processing
automatic recovery
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JP34535892A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sunakawa
伸一 砂川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】長期間放置されていた記録手段(記録ヘッド)
カートリッジや、種類の異なる記録ヘッドカートリッジ
を装着した場合でも、装着された記録ヘッドカートリッ
ジに適した自動回復処理を行うことが可能で、記録(印
字)不良の少ない好適なインクジェット記録装置を提供
する。 【構成】着脱自在なカートリッジ型の記録手段から被記
録材へインクを吐出して記録を行なうインクジェット記
録装置において、記録手段カートリッジのインク吐出不
良の回復を行う手段と、装着された記録手段カートリッ
ジの属性を検知する手段と、該属性検知手段の結果に応
じて上記回復手段の処理手順を変更する手段とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録手段から被記録材へ
インクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワー
ドプロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出
力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づい
て用紙やプラスチック薄板(OHPなど)等の被記録材
(記録媒体)に画像(文字や記号なども含む)を記録し
ていくように構成されている。前記記録装置は、使用す
る記録手段の記録方式により、インクジェット式、ワイ
ヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザービーム式等に
分けることができる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査する記録方式を採るシリアルタイプの
記録装置においては、被記録材を所定の記録位置にセッ
トした後、被記録材に沿って移動(主走査)するキャリ
ッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)によって画像
(文字や記号等を含む)を記録し、1行分の記録を終了
した後に所定量の紙送り(副走査)を行ない、その後に
次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返
すことにより、被記録材の所望範囲に画像が記録され
る。一方、被記録材を搬送方向に送る副走査のみで記録
するラインタイプの記録装置においては、被記録材を所
定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続
的に行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行な
い、被記録材の全体に画像が記録される。
【0004】そのうち、インクジェット式(インクジェ
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から被記録
材にインクを吐出して記録を行なうものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安く、ノン
インパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色
のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であ
るなどの利点を有している。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。ま
た、IC技術やマイクロ加工技術の長所を活用すること
により、記録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易
であり、記録手段のフルマルチ化および高密度実装化も
容易である。
【0006】上記インクジェット方式による従来の記録
装置として、水平の主走査方向に移動するキャリッジ上
に搭載された記録ヘッドに備えられた複数のノズル(マ
ルチノズル)から、飛翔液滴を記録信号に応じて吐出
し、垂直の副走査方向に紙送りを行うオンデマンド・バ
ブルジェット方式のシリアルドットマトリックススイン
クジェットプリンタが一般に知られている。この種の記
録装置では、インク溶剤の蒸発によるインクの増粘や固
着、インク内への気泡混入あるいはオリフィス部への塵
埃や紙粉の付着などによって、インク吐出不良(オリフ
ィスの目詰まり)を生じることがあり、そのような場合
にインク性状を回復するため記録ヘッドの自動回復装置
が設けられている。
【0007】この自動回復装置は、記録ヘッドがホーム
ポジションにありオリフィス面をキャップで密閉した状
態で、吸引ポンプ等でキャップ内に負圧を発生させイン
クを空吐出させるように構成されている。インク節約の
ため、別にタイマーを設けて数日に一回程度といった一
定時間毎に自動回復処理を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インクジェット記録装置では、前回の自動回復処理後に
長時間外気中に放置され規定の時間間隔で自動回復処理
の行われていない記録ヘッド(印字ヘッド)カートリッ
ジを装着した場合でも、タイマーがカウントアップする
までは次回の自動回復処理が行われないため、インクの
固着等による記録不良を起こすという問題があった。ま
た、記録ヘッドの形状、使用するインクの組成、インク
の色等の異なった記録ヘッドカートリッジを装着する場
合、装着された記録ヘッドに応じた自動回復処理を手動
で設定しなければならず、非常に面倒であるという問題
があった。
【0009】本発明はこのような技術的課題に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、長期間放置されて
いた記録ヘッドカートリッジや、種類の異なる記録ヘッ
ドカートリッジを装着した場合でも、装着された記録ヘ
ッドカートリッジに適した自動回復処理を行うことが可
能で、記録(印字)不良の少ない好適なインクジェット
記録装置を提供することである。
【0010】
【課題解決のための手段】本発明は、着脱自在なカート
リッジ型の記録手段から被記録材へインクを吐出して記
録を行なうインクジェット記録装置において、記録手段
カートリッジのインク吐出不良の回復を行う手段と、装
着された記録手段カートリッジの属性を検知する手段
と、該属性検知手段の結果に応じて上記回復手段の処理
手順を変更する手段とを備えている構成とすることによ
り、上記目的を達成するものである。また、別の本発明
は、上記構成に加えて、時間を計時する手段と、該計時
手段の結果を記憶する手段とをさらに備え、上記属性は
記録手段カートリッジに対して前回の回復処理を行った
時刻である構成を、さらに上記記憶手段は、記録手段カ
ートリッジに組み込まれている構成を採ることにより、
一層効率よく上記目的を達成するものである。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は本発明を適用したインクジェット記録装
置の一実施例の概略構成を示す模式的斜視図である。図
1において、記録手段であるインクジェット記録ヘッド
とインクタンクとを一体化したインクカートリッジ2
が、キャリッジ9に搭載されている。キャリッジ9には
キャリッジベルト4が連結し、このキャリッジベルト4
を介してキャリッジモータ3によって駆動され、ガイド
軸5a、5bに沿って往復移動することができる。
【0012】この往復移動により、記録ヘッドは記録の
ための走査を行うことが可能になる。記録紙は、ギア1
0a、10bを介して紙送りモータ6によって回転駆動
される不図示の搬送ローラにより搬送される。搬送ロー
ラはプラテン8の下方に設けられ、これによって搬送さ
れる記録紙は紙押さえ板7とプラテン8との間を通り装
置の上方へ搬送される。この間、記録紙は紙押さえ板7
とプラテン8とによって規制されるインクカートリッジ
2に対向する記録領域に記録がなさた後、記録装置丈夫
へ排紙される。図示のインクジェット記録装置はさら
に、自動回復装置18を備えている。自動回復装置18
は、キャリッジ9が図示の位置にあるとき、記録ヘッド
のオリフィス面をキャップで密閉した状態で吸引ポンプ
等でキャップ内に負圧を発生させてインクを空吐出させ
るように動作する。
【0013】前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用し
てインクを吐出するインクジェット記録手段であって、
熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備えたも
のである。また、前記記録ヘッドは、前記電気熱変換体
によって印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰に
よる気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化を利用し
て、吐出口よりインクを吐出させ、記録を行なうもので
ある。
【0014】図2は、前記記録手段(記録ヘッド)のイ
ンク吐出部の構造を模式的に示す部分斜視図である。図
2において、被記録材10と所定の隙間(例えば、約
0.5〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面5
1には、所定のピッチで複数の吐出口52が形成され、
共通液室53と各吐出口52とを連通する各液路54の
壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するため
の電気熱変換体(発熱抵抗体など)55が配設されてい
る。本例においては、記録ヘッドは、前記吐出口52が
キャリッジ9の走査方向と交叉する方向に並ぶような位
置関係で、該キャリッジ9に搭載されている。こうし
て、画像信号または吐出信号に基づいて対応する電気熱
変換体55を駆動(通電)して、液路54内のインクを
膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口52
からインクを吐出させる記録ヘッドが構成されている。
【0015】図3は、本実施例にかかるインクジェット
記録装置の内部構成を示すブロック図である。上記記録
装置における記録動作は、装置の各部と信号の授受を行
いながら装置全体の制御をするMPU101と、記録に
かかる動作や処理の手順等を格納したROM102と、
記録データのバッファやMPU101による処理のワー
クエリア等として用いられるRAM103と、入出力ポ
ート104とからなる制御部1によって制御される。制
御部1からの制御信号は、入出力ポート104を介して
各駆動回路14、15、16に供給され、それぞれキャ
リッジモータ3、紙送りモータ6、記録装置22を駆動
する。ホスト装置としてのコンピュータが出力した記録
データは、インターフェイス回路11を介して受信され
る。記録装置の制御操作は、操作パネル12に設けられ
たキー等を操作することにより行われる。記録ヘッドの
ホームポジション等はセンサー13によって検出され
る。
【0016】駆動回路16の制御により、記録ヘッド2
2とインクタンク(不図示)を一体化した記録ヘッドカ
ートリッジ2が記録動作を行う。カートリッジID入力
は、カートリッジインターフェイス17によって行われ
る。自動回復処理の周期の制御等は、一定時間毎にMP
U101に割込み信号を発生するタイマー105によっ
て行われる。
【0017】次に、図12を参照して記録ヘッドカート
リッジ2の内部構成を説明する。図示の記録ヘッドカー
トリッジ2は、駆動回路16とカートリッジインターフ
ェイス17との接続を行うコネクタ20を備えている。
インクタンク(不図示)よりインクの供給を受けてデー
タの記録を行う記録ヘッド22の動作電圧の制御等は、
ヘッドコントロール部21によって行われる。図示の記
録ヘッドカートリッジ2はさらに、他のカートリッジと
識別するためのカートリッジIDを発生するためのカー
トリッジID発生部24を備えている。カートリッジI
D発生部24はROMやヒューズ等で構成され、カート
リッジインターフェイス17の要求でカートリッジID
の発生を行う。ヘッドコントロール部21およびカート
リッジID発生部24へのデータの切換えは、バスコン
トロール部23によって行われる。なお、本実施例で
は、同一種類の他のカートリッジと区別するためにカー
トリッジの製造番号を用いる。
【0018】図4は、本実施例にかかる記録装置の処理
手順を示すフローチャートである。図4を参照して処理
手順を説明する。図4(a)は、タイマー105による
割込み信号を用いて一定時間毎に自動回復装置を行う処
理の流れを示す。まず、ステップS101では、カート
リッジインターフェイス17より装着されているカート
リッジのID番号を入力する。ステップS102では、
RAM103内に設けられたカートリッジID保存レジ
スタを参照して、前回の自動回復処理時のカートリッジ
と同一か否かを判定する。同一であればステップS10
5に、違っていればステップS103に進む。ステップ
S105では、自動回復装置18により記録ヘッド22
の「自動回復処理」を実行して処理を完了する。自動回
復処理の手順は、ROM102中に図11に示すように
書き込まれており、その中の「自動回復処理1」を実行
する。
【0019】一方、ステップS103では、同様にRO
M102を参照して「自動回復処理2」を実行する。
「自動回復処理2」では、カートリッジが長期間外気中
に放置されていた可能性があるため、「自動回復処理
1」より吸引等の手順を増やし記録ヘッドの不吐出を防
ぐ。次いで、ステップS104では、装着されているカ
ートリッジのID番号をカートリッジID保存レジスタ
に保存して処理を終了する。以上の処理を行うことによ
り一定時間毎に自動回復処理を行うことができる。
【0020】次に、図4(b)のフローチャートを参照
して記録(印字)開始時にかかる処理を説明する。な
お、図4(a)と同一の処理については同一の番号を付
して重複する説明を省略する。まず、ステップS101
でカートリッジIDを読み込み、ステップS102に進
む。ステップS102では、前回の自動回復時と同一の
カートリッジか否かを判定し、同じであればステップS
107に、違っていればステップS103に進む。ステ
ップS103では、「自動回復処理2」を行った後ステ
ップS104に進む。ステップS104では、カートリ
ッジIDを保存しステップS106に進む。ステップS
106では、回復タイマー105のリセットを行った後
ステップS107に進む。ステップS107では、イン
ターフェイス回路11に入力されるデータに応じて記録
処理を行って処理を終了する。
【0021】以上説明したように、本実施例によれば、
記録開始時に装着されているカートリッジのカートリッ
ジIDを検出し、前回の回復処理時と違うカートリッジ
が装着されていた場合に、条件を変えた回復動作を行う
ことにより長期間放置したカートリッジを装着した直後
でも、インクの不吐出等のない良好な記録を実施するこ
とができる。
【0022】(実施例2)次に、本発明にかかる他の実
施例を関係する図面を参照して説明する。上述した実施
例1では、カートリッジIDとして製造番号を用いた処
理を行っていたが、本実施例ではカートリッジIDとし
てカートリッジの記録ヘッドの形状、インクの明度、イ
ンクの色等を表す符号を用いて処理を行う場合について
説明する。なお、装置の構成は図1および図2に示す構
成と同様であり、重複する説明を省略する。
【0023】図12において、記録ヘッドカートリッジ
2内のカートリッジID発生部24は、カートリッジの
記録ヘッドの形状、インクの明度、インクの色等に基づ
き種類を表す符号の発生を行う。本実施例では、一種類
のカートリッジには1つの番号を割当て、番号によって
カートリッジの種類の判別を行う。図6は、カートリッ
ジの種類毎の回復処理の開始ポインタテーブルであり、
ROM102内に格納されている。参照番号51はカー
トリッジの種類を表す番号であり、参照番号52はカー
トリッジ番号51で表されるカートリッジの回復処理手
順を格納する領域の開始ポインタである。
【0024】図7は、各カートリッジの回復処理手順の
格納の様子を表す図であり、ROM102内に格納され
ている。参照番号61乃至66は回復処理の手順であり
枠内の手順を符号化して格納しておく。手順61から6
6を順番に実行することにより自動回復処理を行う。参
照番号67は終了コードであり、終了コードを読み込む
ことにより自動回復処理を終了する。
【0025】図5は、本実施例における処理手順を示す
フローチャートであり、同図にしたがって処理の流れを
説明する。図5(a)は回復タイマーの割込み処理の手
順を示すフローチャートである。ステップS221で
は、装着されているカートリッジの種類を示すID番号
をカートリッジインターフェイス17を介して読み込
む。ステップS222では、ステップS221の結果を
カートリッジID保存レジスタの内容と比較して同じで
あればステップS224に、違っていればステップS2
23に進む。ステップS223では、自動回復処理の手
順を装着されているカートリッジの種類に応じて変更す
る処理を行う。ステップS224では自動回復装置18
を用いて記録ヘッド22の自動回復処理を行う。
【0026】次いで、図5(b)を参照して記録(印
字)開始時に係る処理について説明する。ステップS2
21では、カートリッジIDを読み込みステップS22
2に進む。ステップS222では、カートリッジIDが
同じか否かを判定し、同じであればステップS225
に、違っていればステップS223に進む。ステップS
223では、回復手順の変更を行いステップS224に
進む。ステップS24では、自動回復処理を行った後ス
テップS225に進む。ステップS225では、インタ
ーフェイス回路11に入力されるデータにしたがって記
録を行い処理を終了する。
【0027】図5(c)は、ステップS223における
自動回復動作の手順を変更する処理の流れを示すフロー
チャートである。ステップS201では、ステップS2
21で読み込んだカートリッジIDをROM102上の
開始ポインタテーブル50から検索する。ステップS2
02では、一致するID番号が存在するか否かを判定
し、存在すればステップS203に、存在しなければス
テップS205に進む。ステップS203では、ステッ
プS221で読み込んだカートリッジIDをRAM10
3上に設けられたカートリッジID保存レジスタに保存
する。ステップS204では、ステップS201で検索
した回復処理の開始ポインタをセットして処理を終了す
る。一方、ステップS205では、エラーを表示して、
あるいはブザーによるアラーム音等でユーザーに警告を
発して処理を終了する。
【0028】次いで、図5(d)のフローチャートを参
照して回復処理手順テーブル60による自動回復の処理
を説明する。まず、ステップS211で回復手順テーブ
ル60から回復処理の手順を示すコードを読み込む。ス
テップS212では読み込んだコードが終了コードか否
かを判定し、終了コードであればステップS214に進
み、他のコードであればステップS213に進む。ステ
ップS213では、読み込んだコードにしたがって対応
する回復動作を行った後ステップS211に進む。一
方、ステップS214では、回復タイマー105のリセ
ットを行った後処理を終了する。
【0029】以上説明したように、本実施例によれば、
タイマー割込みと記録(印字)開始時にカートリッジの
種類を表すコードを入力してカートリッジの種類に応じ
て回復制御を変更することにより、種類の違うカートリ
ッジを装着しても、ユーザーに何ら特別な設定を強いる
ことなく、インクの不吐出等のない良好な記録を行うこ
とができる。また、外形が同じであっても記録ヘッドの
特性の違い等で使用不可能なカートリッジを誤って装着
した場合には、動作を禁止してカートリッジおよび本体
の破損を防ぐことができる。なお、本発明は、上述の実
施例に限定されることなく、例えばカートリッジの種類
を表すID番号として各カートリッジが必要とする回復
手順を出力するようにしてもよい。この場合、カートリ
ッジが改良されて同一種類で回復処理が変わってしまっ
ても何ら特別な設定を必要とせず、柔軟な処理を行うこ
とができる。
【0030】(実施例3)上述の実施例1および実施例
2では、カートリッジの属性を検知する手段としてカー
トリッジの製造番号、あるいはカートリッジの種類を示
すコードを用いたが、本実施例では、属性検知手段とし
てカートリッジが前回自動回復を行った時刻を用いる処
理について説明する。なお、装置の構成は図1および図
2に示す構成と同様であり、重複する説明を省略する。
図12の記録ヘッドカートリッジ2内のカートリッジI
D発生部24は、実施例1の場合と同様にカートリッジ
の製造番号を示すコードの発生を行う。さらに、図10
に示すように、RAM103上にカートリッジIDと、
カートリッジが最後に自動回復処理を行った時刻を記憶
する回復時間テーブル90を設ける。図中、参照番号9
1はカートリッジIDを、参照番号92は自動回復処理
を行った時刻を示す。例えば、カートリッジID「01
234」のカートリッジが最後に自動回復処理を行った
時刻は「91年3月25日9時」である。
【0031】図8および図9は、本実施例における処理
の流れを示すフローチャートであり、同図を参照して処
理手順を説明する。本実施例においては、タイマーによ
る自動回復時あるいは記録時に、回復時間テーブルを参
照し前回の自動回復処理を行ってからの経過時間に応じ
て自動回復制御を変更するという処理を行う。
【0032】図8は、タイマー割込み時の自動回復処理
を行うフローチャートである。図中、ステップS301
では、カートリッジインターフェイス17より装着され
ているカートリッジのID番号を入力し、ステップS3
02に進む。ステップS302では、読み込んだカート
リッジIDが回復時間テーブル90中に存在するか否か
を判定し、存在すればステップS303に進み、存在し
なければステップS305に進む。ステップS305で
は、読み込んだID番号の回復時間テーブルを作成し、
ステップS312に進む。一方、ステップS303で
は、回復時間テーブル90を参照して装着されているカ
ートリッジの前回の回復時刻を検索する。
【0033】続くステップS304では、「現在時刻」
─「前回の回復時刻」を計算して、前回の回復処理から
の経過時間を算出する。ステップS306では、経過時
間が1日以内であるか否かを判定し、1日以内であれば
ステップS307に、1日以上であればステップS30
8に進む。ステップS308では、経過時間が1日から
3日であるか否かを判定し、1日から3日であればステ
ップS309に、そうでなければステップS310に進
む。ステップS310では、経過時間が3日から7日で
あるか否かを判定し、3日から7日であればステップS
311に、そうでなければステップS312に進む。ス
テップS307、S309、S311およびS312で
は、自動回復装置18により自動回復処理を行う。自動
回復の手順は図11に示すようにROM102中に書か
れており、ステップS307では「自動回復処理1」
を、ステップS309では「自動回復処理2」を、ステ
ップS311では「自動回復処理3」を、ステップS3
12では「自動回復処理4」をそれぞれ行った後ステッ
プS313に進む。
【0034】前回の回復処理を行ってからの経過時間が
長いほどインクの固着等の可能性が高まるため、経過時
間に応じて自動回復装置18内のポンプの吸引量、ワイ
ピングの量を増やして不吐出を防ぐ。すなわち、「自動
回復処理1」より「自動回復処理2」が、「自動回復処
理2」より「自動回復処理3」さらには「自動回復処理
4」と処理量を増やす。ステップS313では、回復時
間テーブル90に回復処理を行った時刻を書き込んで処
理を終了する。
【0035】次いで、図9を参照して本実施例の記録
(印字)開始時の処理の流れを説明する。ステップS3
01乃至ステップS305の処理については、図8です
でに説明した処理と同様であり、重複する説明を省略す
る。ステップS306では、経過時間が1日以内である
か否かが判定され、1日以内であればステップS315
に、そうでなければステップS308に進む。経過時間
を判定し自動回復処理を行うステップS308乃至ステ
ップS312の処理は図8を参照して説明した通りであ
る。ステップS313では、回復処理をした時刻を書き
込み、ステップS314に進む。ステップS314で
は、回復タイマーをリセットしてステップS315に進
む。ステップS315では、インターフェイス回路11
に入力されるデータに応じて記録処理を行った後、処理
を終了する。
【0036】以上説明したように、本実施例によれば、
装着されているカートリッジの前回の自動回復処理を行
ってからの経過時間に応じて回復手順を変更することに
より、自動回復処理時のインクの消費を抑えながら、長
期間放置されていたカートリッジに対しても記録(印
字)不良を防止することができる。
【0037】(実施例4)上述の実施例3では、カート
リッジの自動回復処理を行った時刻を本体のRAM内に
記憶させる場合について説明したが、本実施例ではカー
トリッジ内に不揮発性RAMあるいはバックアップ可能
なRAMを設けて、カートリッジ内に記憶させる場合に
ついて説明を行う。図13は、本実施例にかかるカート
リッジの構成を示すブロック図である。図中、参照番号
20乃至23は、図12のブロック図で示す構成要素と
同様であり重複する説明を省略する。参照番号25は時
刻記憶部であり、不揮発性RAM、あるいはRAMとバ
ックアップ電源とで構成され、カートリッジ本体から外
されても内容が失われないようになっている。その他の
構成は、図1および図2に示す構成と同様であり、重複
する説明を省略する。
【0038】図14および図15は、本実施例における
処理の流れを示すフローチャートであり、同図を参照し
て処理手順を説明する。本実施例においては、自動回復
処理を行った時刻をカートリッジ内のRAMに保存し、
タイマー割込みによる自動回復時および記録(印字)開
始時は、前記RAMの内容に応じて回復制御を変更する
という処理を行う。図14は、タイマー割込み時の自動
回復処理を行うフローチャートである。まず、ステップ
S403では、カートリッジ内の時刻記憶部25に記憶
されている前回の回復時刻をカートリッジインターフェ
イス17を通して読み込み、ステップS404に進む。
ステップS404乃至ステップS413の処理は、実施
例3の図8のステップS304乃至ステップS313の
処理と同様であり重複する説明を省略する。ステップS
413では、自動回復処理を行った時刻をカートリッジ
2内の時刻記憶部25に書き込み、処理を終了する。
【0039】図15は、記録(印字)開始時の処理の流
れを示すフローチャートである。ステップS403およ
びステップS404は、図14に示す処理と同様であ
る。ステップS406乃至ステップS413の処理は、
実施例3の図9に示すステップS306乃至ステップS
313の処理と同様である。ステップS413では、自
動回復処理を行った時刻をカートリッジ2内の時刻記録
部25に書き込み、ステップS414に進む。ステップ
S414およびステップS415は、実施例3の図9に
示すステップS314およびステップS315の処理と
同様である。以上の処理により、前述した実施例と全く
同じ効果を得ることができる。加えて、本実施例では装
置内のRAM内の回復時間テーブルが不要になり、また
非動作時にRAMの内容を保持する必要もないため、R
AM容量の節約、消費電力の低減を図ることができる。
さらに、回復時間の情報がカートリッジ内にあるため、
機種によらず、例えば他の機種から外したカートリッジ
を使用した場合にも経過時間に応じて適切な自動回復処
理を行い効果的に記録(印字)不良を防止することがで
きる。
【0040】なお、本発明は、インクジェット記録装置
であれば、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式のインクジェット記録装置において優れた効果
をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高
密度化、高精細化が達成できるからである。
【0041】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0042】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0043】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0044】さらに、前述のように、記録装置が記録で
きる被記録材(記録媒体)の最大幅に対応した長さを有
するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明
は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、上例のようなシリアル
タイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、
あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0045】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、前述のようなキャッピング
手段、クリーニング手段、吸引回復手段の他に、加圧式
の回復手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定した
記録を行なうために有効である。
【0046】また、前述したように、搭載される記録ヘ
ッドの種類ないし個数についても、例えば、単色のイン
クに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置
の記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モー
ドだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数
個の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色
の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも
一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0047】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0048】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0049】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
によれば、着脱自在なカートリッジ型の記録手段から被
記録材へインクを吐出して記録を行なうインクジェット
記録装置において、記録手段カートリッジのインク吐出
不良の回復を行う手段と、装着された記録手段カートリ
ッジの属性を検知する手段と、該属性検知手段の結果に
応じて上記回復手段の処理手順を変更する手段とを備え
ている構成としたので、長期間放置されていた記録手段
(記録ヘッド)カートリッジや、種類の異なる記録ヘッ
ドカートリッジを装着した場合でも、装着された記録ヘ
ッドカートリッジに適した自動回復処理を行うことが可
能で、記録(印字)不良の少ない好適なインクジェット
記録装置が提供される。また、別の本発明によれば、上
記構成に加えて、時間を計時する手段と、該計時手段の
結果を記憶する手段とをさらに備え、上記属性は記録手
段カートリッジに対して前回の回復処理を行った時刻で
ある構成を、さらに上記記憶手段は、記録手段カートリ
ッジに組み込まれている上記清浄手段は、記録手段上に
設けられている構成としたので、一層効率よく、上記効
果を達成し得るインクジェット記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置の一
実施例の概略構成を示す模式的斜視図である。
【図2】図1中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す部分斜視図である。
【図3】本発明の実施例にかかるインクジェット記録装
置の内部構成を模式的に示すブロック図である。
【図4】実施例1における処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図5】実施例2における処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図6】実施例2における回復手順の格納番地を示す開
始ポインタテーブルである。
【図7】実施例2における回復手順の格納の様子を示す
図である。
【図8】実施例3における処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図9】実施例3における処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図10】実施例3における回復時間テーブルを説明す
る図である。
【図11】実施例3における回復処理の内容を説明する
図である。
【図12】実施例1乃至実施例3におけるカートリッジ
の概略構成を示すブロック図である。
【図13】実施例4におけるカートリッジの概略構成を
示すブロック図である。
【図14】実施例4における処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図15】実施例4における処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2 カートリッジ 3 キャリッジモータ 4 キャリッジベルト 5a ガイド軸 5b ガイド軸 6 紙送りモータ 7 紙押え板 8 プラテン 9 キャリッジ 10a ギヤ 10b ギヤ 11 インターフェイス回路 12 操作パネル 13 センサー 14 駆動回路 15 駆動回路 16 駆動回路 17 カートリッジインターフェイス 18 自動回復装置 101 MPU 102 ROM 103 RAM 104 入出力ポート 105 タイマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/185 29/00 29/20 9113−2C 8306−2C B41J 3/04 102 R 9113−2C 29/00 U

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱自在なカートリッジ型の記録手段
    から被記録材へインクを吐出して記録を行なうインクジ
    ェット記録装置において、記録手段カートリッジのイン
    ク吐出不良の回復を行う手段と、装着された記録手段カ
    ートリッジの属性を検知する手段と、該属性検知手段の
    結果に応じて上記回復手段の処理手順を変更する手段と
    を備えていることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  2. 【請求項2】 時間を計時する手段と、該計時手段の
    結果を記憶する手段とをさらに備え、上記属性は記録手
    段カートリッジに対して前回の回復処理を行った時刻で
    あることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
    記録装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段は、記録手段カートリッ
    ジに組み込まれていることを特徴とする請求項2に記載
    のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 上記属性は、記録手段カートリッジの
    形状、インクの組成またはインクの色であることを特徴
    とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録手段が、インクを吐出するた
    めに利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を
    備えているインクジェット記録手段であることを特徴と
    する請求項1のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段が、前記電気熱変換体が
    発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利
    用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とす
    る請求項5のインクジェット記録装置。
JP34535892A 1992-12-01 1992-12-01 インクジェット記録装置 Pending JPH06166184A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192750A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Seiko Epson Corp インクカートリッジのメモリの内容に応じたクリーニングおよび駆動信号の生成
US6885472B1 (en) 1999-08-24 2005-04-26 Canon Kabushiki Kaisha Printing system, printing apparatus, information processing apparatus, control method therefor, and computer-readable memory
JP2006150686A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7140724B2 (en) 2004-05-13 2006-11-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Imaging apparatus and methods for homogenizing ink
JP2007283776A (ja) * 2007-08-06 2007-11-01 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US10207506B2 (en) 2014-08-25 2019-02-19 Canon Kabushiki Kaisha Inkjet printing apparatus and recovery method of print head

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