JP5871415B1 - 熱交換器の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 歩留まりを向上させ且つ効率よく製造できる放熱フィン製造方法と放熱フィンを提供すること。【解決手段】 搬送・投入される所定の横幅の板材に冷媒用パイプが貫通する複数個の貫通孔を成形する貫通孔成形工程と、上記複数個の貫通孔を成形された板材を上記横幅方向に沿って複数の放熱フィン要素に分割するべく切り込みを入れる分割工程と、上記横幅方向に複数に分割された板材を搬送・投入方向に沿った所定の縦幅で切断して上記複数の放熱フィン要素を分離させる切断工程と、を具備したことを特徴とするもの。【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、空気調和機の室内機に使用される熱交換器の製造方法に係り、特に、歩留まりを向上させることができ、且つ、効率よく製造できるように工夫したものに関する。
空気調和機の熱交換器に使用される放熱フィンの製造方法を開示するものとして、例えば、特許文献1がある。この特許文献1に記載されたフィンチューブ型熱交換器には、略C字型の板状フィンが用いられており、この板状フィンは複数枚の分割フィンから構成されている。これは、上記略C字型の板状フィンをそのまま原板から打ち抜くよりも、発生するスクラップの量が少なくなり、材取りの歩留まり(原板の面積に対する打ち抜いた分割フィンの合計面積の比率)が向上するからである。
特開2004−108647号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
略C字型の板状フィンを複数枚の分割フィンから構成することにより歩留まりは向上するものの、個々の分割フィンを型で打ち抜くようにしているので、製造が面倒であるとともに、形状が変わると別の型が必要になる等、コスト的な問題もあった。
本発明は、このような点に基づいてなされたもので、歩留まりを向上させることができ、且つ、効率よく製造できる熱交換器の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するべく本発明の請求項1による熱交換器の製造方法は、搬送・投入される所定の横幅の板材に冷媒用パイプが貫通する複数個の貫通孔を成形し、上記複数個の貫通孔を成形された板材を上記横幅方向に沿って一枚の放熱フィンを構成する複数の放熱フィン要素に分割するべく切り込みを入れ上記横幅方向に複数に分割された板材を搬送・投入方向に沿った所定の縦幅で切断して上記複数の放熱フィン要素を分離させ、上記分離された複数の放熱フィン要素の内の一部の放熱フィン要素の向きを変えることにより全体として所定の角度で略円弧状に屈曲する放熱フィンを構成するようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項2による熱交換器の製造方法は、請求項1記載の熱交換器の製造方法において、上記分離された複数の放熱フィン要素をそのまま積層してそれぞれの貫通孔に冷媒用パイプを通して固定することにより複数の放熱ブロックを構成し、上記複数の放熱ブロックの内の一部の放熱ブロックの向きを変えることにより全体として所定の角度で略円弧状に屈曲するように構成することを特徴とするものである。
また、請求項3による熱交換器の製造方法は、請求項1又は請求項2記載の熱交換器の製造方法において、上記複数の放熱フィン要素の間に僅かな隙間を設けて所定の角度で略円弧状に屈曲するようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項4による熱交換器の製造方法は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の熱交換器の製造方法において、上記放熱フィン要素は略台形形状をなしていることを特徴とするものである。
また、請求項5による熱交換器の製造方法は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の熱交換器の製造方法において、上記板材は3〜5個の放熱フィン要素に分割されることを特徴とするものである。
以上述べたように本発明の請求項1による熱交換器の製造方法によると、搬送・投入される所定の横幅の板材に冷媒用パイプが貫通する複数個の貫通孔を成形し、上記複数個の貫通孔を成形された板材を上記横幅方向に沿って一枚の放熱フィンを構成する複数の放熱フィン要素に分割するべく切り込みを入れ上記横幅方向に複数に分割された板材を搬送・投入方向に沿った所定の縦幅で切断して上記複数の放熱フィン要素を分離させ、上記分離された複数の放熱フィン要素の内の一部の放熱フィン要素の向きを変えることにより全体として所定の角度で略円弧状に屈曲する放熱フィンを構成するようにしたので、上記板材を横幅方向に沿って切り込みを入れて上記放熱フィン要素に分けることで、上記板材をスクラップが出ないように効果的に使用して歩留まりを向上させ、且つ、上記板材を搬送・投入させ、上記板材に貫通穴成形する工程、分割する工程、及び、切断する工程を順に施していくことにより効率よく製造できる。
また、請求項2による熱交換器の製造方法によると、請求項1記載の熱交換器の製造方法において、上記分離された複数の放熱フィン要素をそのまま積層してそれぞれの貫通孔に冷媒用パイプを通して固定することにより複数の放熱ブロックを構成し、上記複数の放熱ブロックの内の一部の放熱ブロックの向きを変えることにより全体として所定の角度で略円弧状に屈曲するように構成するので、上記熱交換器を効率よく製造できる。
また、請求項3による熱交換器の製造方法によると、請求項1又は請求項2記載の熱交換器の製造方法において、上記複数の放熱フィン要素の間に僅かな隙間を設けて所定の角度で略円弧状に屈曲するようにしたので、上記効果と同様の効果を得ることができる。
また、請求項4による熱交換器の製造方法は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の熱交換器の製造方法において、上記放熱フィン要素は略台形形状をなしているので、上記複数の放熱フィン要素を所定の向きに組み合わせることで所望の形状の放熱フィンを得ることができる。
また、請求項5による熱交換器の製造方法は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の熱交換器の製造方法において、上記板材は3〜5個の放熱フィン要素に分割されるので、上記熱交換器を効率よく製造できる。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、空気調和機の室内機の横断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図2(a)は熱交換器の側面図、図2(b)は図2(a)のIIb−IIb断面図、図2(c)は図2(a)のIIc−IIc断面図、図2(d)は図2(a)のIId−IId断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図3(a)は熱交換器の正面図であり、図3(b)は図3(a)のIIIb部の拡大図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、熱交換器の放熱フィンの製造工程を示す図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図4のV−V矢視図であり、原板のみを抽出したものである。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図6(a)は熱交換器の放熱フィンの第1鍛造工程の拡大断面図、図6(b)は熱交換器の放熱フィンの第2鍛造工程の拡大断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図7(a)は熱交換器の放熱フィンの第3鍛造工程の拡大断面図、図7(b)は熱交換器の放熱フィンの第4鍛造工程の拡大断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図8(a)は熱交換器のフィンの第5鍛造工程の拡大断面図、図8(b)は熱交換器のフィンの第6鍛造工程の拡大断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図9(a)は熱交換器の放熱フィンの製造工程中の原板引き出し部及び原板固定部の拡大図であり鍛造時の状態を示した図、図9(b)は熱交換器の放熱フィンの製造工程中の原板引き出し部の拡大図であり原板引き出し時の状態を示した図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図4のX部の拡大断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図11(a)は放熱フィン持ち上げ用治具を積層された放熱フィンの貫通孔に挿入する直前の状態を示す断面図、図11(b)は放熱フィン持ち上げ用治具を積層された放熱フィンの貫通孔に挿入させ係合用バーを回転させて水平方向に指向させた状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図12(a)は放熱フィン持ち上げ用治具によって積層された放熱フィンをスタッカから除去し、90回転させて設置した状態を示す断面図、図12(b)は積層された放熱フィンの貫通孔にU字パイプを貫通させた状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、図13(a)は拡開用治具をU字パイプに挿入する直前の状態を示す断面図、図13(b)は拡開用治具をU字パイプに挿入して拡開させ、上記U字パイプを積層させた放熱フィンに固定する状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、熱交換器の放熱フィンの平面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、熱交換器の放熱フィンの平面図である。
以下、図1乃至図13を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1に示す空気調和機1の室内機3には、この第1の実施の形態による放熱フィン5が用いられた熱交換器7が設置されている。以下、この空気調和機1の構成を詳細に説明する。
図1に示すように、まず、中空状の筐体9があり、この筐体9の天井側(図1中上側)から前面側(図1中左側)にかけて複数のスリット状の吸込口11が設けられている。これら複数個の吸込み口11の内側には、例えば、HEPA(High Efficiency Particle Air)フィルタ13が設置されている。又、上記筐体9の前方斜め下側(図1中左下側)には吹出口15が設けられている。上記筐体9内に、上記熱交換器7が内装されている。図1中右側と図1中下側の、上記熱交換器7と上記筐体9とが接する箇所には、それぞれ、パッキン10a、10bが介挿されており、上記熱交換器7と上記筐体9との間からの空気漏れを防止している。
上記筐体9内には、クロスフローファン17が回転可能に設置されている。このクロスフローファン17は、図示しないモータによって図1中時計回り方向(矢印aで示す方向)に回転・駆動される。このクロスフローファン17の回転により、上記筐体9外部の空気が上記複数個の吸込口11を介して吸引され、熱交換器7にて冷却又は加熱されて、上記吹出口15を介して室内に排気される。
また、上記複数個の吸込口11から空気を吸引する際、上記HEPAフィルタ13によって空気中の塵埃の捕集が行われる。また、上記吹出口15には、フラップ19が回動可能に設置されており、このフラップ19の角度を制御することにより、上記吹出口15から空気が吹き出す方向を制御している。また、上記空気調和機1の非動作状態においては、上記吹出口15は上記フラップ19によって閉塞される。
また、上記空気調和機1には室外機21が設置されており、この室外機21と上記熱交換器7とは冷媒流入パイプ23、冷媒流出パイプ25を介して接続されている。上記室外機21には図示しないコンプレッサ、熱交換器、ファン等が設置されている。上記熱交換器7内及び上記冷媒流入パイプ23、冷媒流出パイプ25内には冷媒27が充填されていて、この冷媒27は上記熱交換器7、上記冷媒流入パイプ23、冷媒流出パイプ25、及び、上記室外機21内を循環している。
冷房を行う場合は、上記冷媒27は、上記室外機21のコンプレッサによって圧縮された後、上記室外機21の熱交換器によって冷却されて上記冷媒流入パイプ23を介して上記熱交換器7に送られ、上記熱交換器7の外側を流通する空気と熱交換する。それによって、空気は冷却されて室内に排気され、昇温・膨張した冷媒27は冷媒流出パイプ25を介して再度コンプレッサに戻る。以下、同様の循環を繰り返す。
また、暖房を行う場合は、図示しない電磁弁によって、上記冷媒27の循環する方向を、上記した冷房を行う場合とは逆にする。すなわち、上記室外機21のコンプレッサによって圧縮された上記冷媒27が上記冷媒流入パイプ23を介して上記熱交換器7に送られ、上記室内機3の熱交換器7において熱を奪われることで上記熱交換器7の外側を流通する空気を暖める。その後、熱を奪われた上記冷媒27は上記冷媒流出パイプ25を介して上記室外機21に戻される。以下、同様の循環を繰り返す。
次に、上記熱交換器7の詳細な構成について説明する。
上記熱交換器7は、図2及び図3に示すように、複数枚の放熱フィン5が積層されており、これら積層された複数枚の放熱フィン5を貫通して冷媒用パイプ31が設置されている。この冷媒用パイプ31は、図3に示すように、上記積層された複数枚の放熱フィン5を貫通するU字パイプ33と、隣接する所定のU字パイプ33の開口部同士を接続して冷媒27の流路を形成する連結パイプ35、35′と、上記熱交換器7の図2中右側の所定のU字パイプ33の上記連結パイプ35に接続されていない開口部に連結される流入側アダプタ37と、上記熱交換器7の図2中下側の所定のU字パイプ33の上記連結パイプ35に接続されていない開口部に連結される流出側アダプタ39とから構成されている。上記冷媒用パイプ31は、上記流入側アダプタ37を介して前記冷媒流入パイプ23に接続され、上記流出側アダプタ39を介して前記冷媒流出パイプ25に接続されており、上記冷媒27は上記冷媒流入パイプ23及び流入側アダプタ37から上記冷媒用パイプ31内に流入され、上記流出側アダプタ39及び上記パイプ25側から流出していく。
上記放熱フィン5は、例えば、3つの放熱フィン要素41a、41b、41cから構成されている。これらの放熱フィン要素41a、41b、41cは、略台形を成しており、所定の辺同士を当接させることにより、略円弧状に屈曲された上記放熱フィン5が構成されるようになっている。また、上記熱交換器7は、積層された複数枚の放熱フィン要素41aによって構成された第1放熱ブロック42aと、積層された複数枚の放熱フィン要素41bによって構成された第2放熱ブロック42bと、積層された複数枚の放熱フィン要素41cによって構成された第3放熱ブロック42cとから構成されている。
なお、上記放熱フィン要素41a、41b、41c間には、わずかに隙間が設けられる。
上記第1放熱ブロック42aと上記第2放熱ブロック42b、及び、上記第2放熱ブロック42bと上記第3放熱ブロック42cは、上記連結パイプ35′、35′によって接続・固定されている。
なお、上記連結パイプ35′は既に説明した連結パイプ35よりもピッチが小さくなる。
また、上記第1放熱ブロック42aと上記第2放熱ブロック42bとは、図3(b)に示すように、上記第1放熱ブロック42a側の上記U字パイプ33の図3(a)中左端側と、上記第2放熱ブロック42b側の上記U字パイプ33の図3(a)中左端側とに設置された固定部材44a、44bによっても接続・固定されている。すなわち、上記固定部材44aと上記固定部材44bの間に、上記第1放熱ブロック42a側の上記U字パイプ33の図3(a)中左端の湾曲部と上記第2放熱ブロック42b側の上記U字パイプ33の図3(a)中左端の湾曲部が介挿されており、ビス44cを上記固定部材44aを貫通させて上記固定部材44bに螺合させることにより締結・固定されている。
また、上記第2放熱ブロック42bと上記第3放熱ブロック42cとは、図3(b)に示すように、上記第2放熱ブロック42b側の上記U字パイプ33の図3(a)中左端側と、上記第3放熱ブロック42c側の上記U字パイプ33の図3(a)中左端側とに設置された固定部材44a、44bによっても接続・固定されている。すなわち、上記固定部材44aと上記固定部材44bの間に、上記第1放熱ブロック42b側の上記U字パイプ33の図3(a)中左端の湾曲部と上記第2放熱ブロック42c側の上記U字パイプ33の図3(a)中左端の湾曲部が介挿されており、ビス44cを上記固定部材44aを貫通させて上記固定部材44bに螺合させることにより締結・固定されている。
上記放熱フィン要素41a、41b、41cには、それぞれ、複数の貫通孔43が所定の配置で形成されている。これら貫通孔43のそれぞれの外周側には、上記放熱フィン要素41a、41b、41cの一方の面側に突出されたスペーサ45が形成されている。また、このスペーサ45の先端側は外周側に向けて突出されて、フランジ47が形成されている。
上記放熱フィン5を積層させる際、上記スペーサ45によって上記放熱フィン5相互間に隙間が生じ、この隙間を空気が通過して上記熱交換器7による熱交換が行われることになる。
上記放熱フィン5は、例えば、アルミニウム製である。また、冷媒用パイプ31、流入側アダプタ37、流出側アダプタ39は、例えば、銅製である。
次に、上記熱交換器7の製造工程について説明する。
上記熱交換器7の放熱フィン5の製造工程は、図4に示すようなものである。図4は、放熱フィン5を製造する放熱フィン製造装置48の全体の構成を示す図である。上記放熱フィン製造装置48は、放熱フィン5用の原板を供給する原板供給部50と、貫通孔を成形する貫通孔成形部53と、上記原板を所定の台形形状の放熱フィン要素41a、41b、41cに分割する分割部55と、分割された放熱フィン要素41a、41b、41cを切断する切断部57と、製造された放熱フィン5(放熱フィン要素41a、41b、41c)をストックしておくストック部59と、から構成されている。以下、順次詳細に説明する。
まず、上記原板供給部50は、図4中右側に設置されている。上記原板供給部50には、所定の幅(図4中紙面垂直方向の大きさ)の例えば、アルミニウム製の原板51が巻き取られた状態で設置されており、この原板51の先端(図4中左側)が図4中左側に引き出されている。上記原板51は引き出された直後に複数の矯正ローラから成る矯正手段52によってその曲りが矯正されるように構成されている。
上記原板供給部50の前方側(図4中左側)に上記貫通孔成形部53が設置されている。上記原板51はこの貫通孔成形部53内に導入され、上記貫通孔成形部53内を図4中右側から左側へ移動する間に、貫通孔43、スペーサ45、フランジ47が鍛造・成形される。
上記放熱フィン製造装置48には固定基板56が設置されており、この固定基板56の図4中上側には、例えば、図示しないモータとクランク機構によって図4中上下方向に往復動される可動基板58が設置されている。
なお、上記固定基板56は、放熱フィン製造装置48の全工程にわたって延長・設置されている。
上記固定基板56の図4中上側の面には、ドローパンチプレート60と、このドローパンチプレート60に固定された複数のドローパンチ61a、61a、61b、61b、61c、61c、61d、61dと、これらドローパンチ61a、61a、61b、61b、61c、61c、61d、61dによって貫通され、図4中上下方向に所定の範囲で移動可能に設置されたブランクホルダ63と、が設置されている。また、上記可動基板58の図4中下側の面には、基板用スペーサ62を介して、ダイ65が固着されている。このダイ65には、上記ドローパンチ61a、61a、61b、61b、61c、61c、61d、61dに対応した複数の貫通孔67a、67a、67b、67b、67c、67c、67d、67dが成形されている。
上記ドローパンチ61a、61a、貫通孔67a、67aによって第1鍛造工程が実行され、上記ドローパンチ61b、61b、貫通孔67b、67bによって第2鍛造工程が実行され、上記ドローパンチ61c、61c、貫通孔67c、67cによって第3鍛造工程が実行され、上記ドローパンチ61d、61d、貫通孔67d、67dによって第4鍛造工程が実行されることになる。そして、上記第1鍛造工程〜第4鍛造工程により図5に示す凸部69a〜69dを順次成形するものである。
上記ドローパンチ61a、61aは、幅方向(図4中紙面に直交する方向)に所定の当ピッチで複数個(この実施の形態の場合には9個ずつ)配置されている。又、上記ドローパンチ61a、61aは、幅方向(図4中紙面に直交する方向)に半ピッチだけずれた状態で配置されている。又、それに対応する貫通孔67a、67aも同様の配置になっている。
そして、ドローパンチ61b、61bと貫通孔67b、67b、ドローパンチ61c、61cと貫通孔67c、67c、ドローパンチ61d、61dと貫通孔67d、67d、についても同様の配置で設置されている。
また、上記ドローパンチ61a、61a、61b、61b、61c、61c、61d、61dは、前後方向(図4中左右方向)にも所定のピッチで等間隔で配置されており、この前後方向(図4中左右方向)のピッチと上記幅方向(図4中紙面垂直方向)のピッチは、隣接する上記ドローパンチ61a、61b、61c、61d間の距離が等しくなるように設定されている。
また、上記貫通孔67a、67b、67c、67dも、上記ドローパンチ61a、61b、61c、61dの配置に対応して成形されている。
上記ダイ65は、上記可動基板58とともに図4中上下方向に往復動される。上記原板51は、上記ブランクホルダ63と上記ダイ65との間に配置されている。また、上記ブランクホルダ63は図示しないコイルバネ等の弾性部材によって図4中上側に付勢されており、常時は上記ドローパンチ61a、61a、61b、61b、61c、61c、61d、61dの先端が上記ブランクホルダ63よりも図4中上側に突出しないようになっているが、上記ダイ65が図4中下側に降下されると、上記ダイ65によって上記ブランクホルダ63が図4中下側に付勢され、上記ドローパンチ61a、61a、61b、61b、61c、61c、61d、61dの先端側が上記ブランクホルダ63の図4中上側に突出される。このとき、上記ドローパンチ61a、61a、61b、61b、61c、61c、61d、61dの先端側は、上記ダイ65の貫通孔67a、67a、67b、67b、67c、67c、67d、67d内に挿入され、上記ドローパンチ61a、61a、61b、61b、61c、61c、61d、61dと上記ダイ65の貫通孔67a、67a、67b、67b、67c、67c、67d、67dによって上記原板51に鍛造が施される。
上記ダイ65と上記ドローパンチ61a、61a、61b、61b、61c、61c、61d、61dによって、上記原板51に鍛造が施されると、図5〜図7に示すように、凸部69a〜69dが順次成形される。すなわち、上記原板51の先端が図4中右側から上記貫通孔成形部53内に入っていくと、上記ダイ65が図4中下側に降下され、まず、上記ドローパンチ61a、61aとダイ65の貫通孔67a、67aによって、上記原板51に図6(a)に示すような凸部69a、69aが成形される。これが第1鍛造工程である。
次に、上記原板51が前方(図4中左方向)に向けて上記ドローパンチ61a、61b、61c、61dの前後方向(図4中左右方向)のピッチの2つ分だけ引き出される。このとき、上記ダイ65が図4中下側に降下され、上記ドローパンチ61b、61bとダイ65の貫通孔67b、67bによって、上記原板51の上記凸部69a、69aに二段目の鍛造が施され、図6(b)に示すような凸部69b、69bに変化する。上記凸部69b、69bが成形された後、上記ダイ65は図6中上側に上昇される。このように、凸部69a、69aが凸部69b、69bに変形される工程が第2鍛造工程である。
なお、上記ドローパンチ61bは、上記ドローパンチ61aよりも、径が小さく、且つ、より多くブランクホルダ63の図6中上側に突出される高さになっている。
次に、上記原板51が前方(図4中左方向)に向けて上記ドローパンチ61a、61b、61c、61dの前後方向(図4中左右方向)のピッチの2つ分だけ引き出される。このとき、上記ダイ65が図4中下側に降下され、上記ドローパンチ61c、61cとダイ65の貫通孔67c、67cによって、上記原板51の上記凸部69b、69bに三段目の鍛造が施され、図7(a)に示すような凸部69c、69cが成形される。上記凸部69c、69cが成形された後、上記ダイ65は図7(a)中上側に上昇される。このように、凸部69b、69bが凸部69c、69cに変形される工程が第3鍛造工程である。
なお、上記ドローパンチ61cは、上記ドローパンチ61bよりも、径が小さく、且つ、より多くブランクホルダ63の図7中上側に突出される高さになっている。
次に、上記原板51が前方(図4中左方向)に向けて上記ドローパンチ61a、61b、61c、61dの前後方向(図4中左右方向)のピッチの2つ分だけ引き出される。このとき、上記ダイ65が図4中下側に降下され、上記ドローパンチ61d、61dとダイ65の貫通孔67d、67dによって、上記原板51の上記凸部69c、69cに四段目の鍛造が施され、図7(b)に示すような凸部69d、69dが形成される。上記凸部69d、69dが成形された後、上記ダイ65は図7(b)中上側に上昇される。このように、上記凸部69c、69cが凸部69d、69dに変形される工程が第4鍛造工程である。
なお、上記ドローパンチ61dは、上記ドローパンチ61cよりも、径が小さく、且つ、より多くブランクホルダ63の図7中上側に突出される高さになっている。
また、上記固定基板56上の上記ドローパンチプレート60の前方側(図4中左側)にはピアスバーリングダイホルダ71が設置されている。このピアスバーリングダイホルダ71には、図8に示すように、複数のピアスバーリングダイ73、73が設置されている。また、上記ピアスバーリングダイホルダ71の図4中上側には、これらピアスバーリングダイ73、73によって貫通され、図4中上下方向に所定の範囲で移動可能に設置されたストリッパプレート75が設置されている。このストリッパプレート75には、上記ピアスバーリングダイ73、73に対応した貫通孔76、76が形成されている。
また、可動基板58の図4中下側の面であって、上記ストリッパプレート75の図4中上側にはピアスパンチプレート81が設置されており、このピアスパンチプレート81には、上記ピアスバーリングダイ73、73に対応したピアスパンチ83、83が固着されている。また、上記ピアスパンチプレート81の図4中下側には、バーリングダイプレート77が設置されており、このバーリングダイプレート77には、上記ピアスバーリングダイ73、73に対応したバーリングダイ79、79が設置されている。
上記ピアスバーリングダイ73、73、上記貫通孔76、76、上記バーリングダイ79、79、及び、上記ピアスパンチ83、83も、前記した上記ドローパンチ61a、61aと同様の配置で設置されている。
また、上記ピアスバーリングダイ73には、図8(a)に示すように図6(a)中上下方向に貫通孔85が形成されており、上記バーリングダイ79にも図8(a)中上下方向に貫通孔87が形成されている。また、上記ピアスパンチ83は、図8(a)中下側に突出した形状となっており、上記バーリングダイ79の貫通孔87を貫通している。
上記ピアスパンチングプレート81及び上記バーリングダイプレート77は、上記可動基板58とともに図4中上下方向往復動される。上記原板51は、上記バーリングダイプレート77と上記ストリッパプレート75との間に配置されている。
また、上記ストリッパプレート75は図示しないコイルバネ等の弾性部材によって図4中上側に付勢されており、常時は上記ピアスバーリングダイ73、73の先端が上記ストリッパプレート75よりも図4中上側に突出しないようになっているが、上記ピアスパンチングプレート81及び上記バーリングダイプレート77が図4中下側に降下されると、上記ピアスパンチングプレート81及び上記バーリングダイプレート77によって上記ストリッパプレート75が図4中下側に付勢され、上記ピアスバーリングダイ73、73の先端側が上記ストリッパプレート75の図4中上側に突出される。このとき、上記ピアスバーリングダイ73、73の先端側は上記バーリングダイ79、79内に挿入され、同時に、上記ピアスパンチ83、83の先端側が上記ピアスバーリングダイ73、73の貫通孔85、85内に挿入される。このようにして、上記原板51に前記した貫通孔43、43が形成されると共にこの貫通孔43、43の外周側が切り起こされて立設部89、89が形成される。このように、凸部69d、69dが貫通孔43、43になるとともに上記立設部89、89が形成される工程が第5鍛造工程である。
なお、凸部69d、69dが形成された原板51が、前方側(図4中左側)に向けて2ピッチ引き出されると、上記ピアスパンチングプレート81及び上記バーリングダイプレート77が降下され、上記貫通孔43、43と立設部89、89が形成される。
また、上記固定基板56上の上記ピアスバーリングダイホルダ71の前方側(図4中左側)にはワークサポート91が設置されている。このワークサポート91には、複数の貫通孔93、93が形成されている。また、可動基板58の図4中下側の面であって、上記ワークサポート91の図4中上側には、リフレアーパンチホルダ95が設置されている。このリフレアーパンチホルダ95には、上記ワークサポート91の貫通孔93、93に対応したリフレアーパンチ97、97が設置されている。
上記ワークサポート91の貫通孔93、93、及び、上記リフレアーパンチ97、97も、前記した上記ドローパンチ61a、61aと同様の配置で設置されている。
また、上記リフレアーパンチ97は、図8(b)に示すように、下側に突出されており、先端側には縮径部99が下側に更に突出・形成されている。この縮径部99の基部は所定の曲率で形成された成形用曲面部101となっている。
上記リフレアーパンチホルダ95は、上記可動基板58とともに図4中上下方向に往復動される。上記原板51は、上記リフレアーパンチホルダ95と上記ワークサポート91との間に配置されている。
上記リフレアーパンチホルダ95が図4中下側に降下されると、上記リフレアーパンチ97、97の縮径部99、99が上記原板51の貫通孔43、43内に挿入される。このとき、上記リフレアーパンチ97、97によって、上記原板51の立設部89、89の先端(図8(b)中上側)が押圧・変形されて、外周側に広がり、前記フランジ47、47が形成され、これにより、前記スペーサ45、45が形成される。このように、上記スペーサ45、45が形成される工程が第6鍛造工程である。
以上述べた第1〜第6鍛造工程が貫通孔成形工程である。
また、上記固定基板56上の上記ワークサポート91の前方側(図4中左側)には、原板引き出し部103が、図示しない駆動手段によって、前後方向(図4中左右方向)に往復動可能に設置されており、この原板引き出し部103の前方側(図4中左側)には、原板固定部105が設置されている。
上記原板引き出し部103には、図9に示すように、前後方向(図4中左右方向)に往復動可能に設置された支持部107があり、この支持部107の図9(a)中上側に複数の係合部109が設置されている。この係合部109は、上記支持部107に固着された中空形状の係合部本体111と、この係合部本体111を貫通して図9(a)中上側に突出された係合部材113と、上記係合部本体111内に設置され、上記係合部材113を図9(a)中上側に押圧・付勢する弾性部材115とから構成されている。
上記係合部材113は上記弾性部材115に押圧・付勢されているが、上記係合部材113の係合部本体111側(図9(a)中下側)の端部が拡径されており、この拡径された部分が上記係合部本体111の内面に係合され、上記係合部材113が上記係合部本体111から脱落しないようになっている。
また、上記係合部材113には、前方から後方(図9(a)中左側から右側)に向かって下り勾配で傾斜された傾斜面116が形成されている。
また、上記原板固定部105は上記固定基板56に固着された支持部117と、この支持部117の図9(a)中上側に設置された複数の係合部119とから構成されている。この係合部119も、上記原板引き出し部103の係合部109と同様に、係合部本体121、係合部材123、弾性部材125から構成されている。また、上記係合部材123には、前方から後方(図9(a)中左側から右側)に向かって下り勾配で傾斜された傾斜面127が形成されている。
上記係合部109、109は、前記した原板51の貫通孔43、43と同様の配置で設置されており、上記係合部109、109の図9(a)中上側に上記貫通孔43、43がある場合は、上記係合部材113、113の上端側の前方側(図9(a)中左上側)は上記貫通孔43、43の内周面の前方側(図9(a)中左側)に係合されている。この状態で、上記原板引き出し部103が前方(図9(a)中左側)に移動されると、上記原板51が前方(図9(a)中左側)に引き出される。前方に2ピッチ分だけ上記原板引き出し部103が移動されると、上記原板引き出し部103は後方(図9(a)中右側)に移動されるが、このとき上記係合部材113は上記傾斜面116と上記原板51とが当接されることで、上記弾性部材115の弾性力に抗して図9(a)中下側に移動され、図9(b)に示すように、上記係合部材113と上記貫通孔43の内周面との係合が解除された状態になる。上記原板引き出し部103が元の位置に戻ると、引き出された2ピッチ後ろの貫通孔43の内周面と上記係合部材113とが係合される。
また、上記原板引き出し部103の前方側(図9(a)中左側)では、原板固定部105の係合部119の係合部材123と上記原板51の貫通孔43とが係合されることによって、上記原板51が後方(図9(a)中右側)に戻らないように保持されている。上記原板51が前方(図9(a)中左側)に移動される際は、上記原板引き出し部103の係合部109と同様、上記係合部材123は、上記原板51と傾斜面127とが当接されることで、上記弾性部材125の弾性力に抗して図9(a)中下側に移動され、図9(b)に示すように、上記係合部材123と上記貫通孔43の内周面との係合が解除された状態になり、上記原板51の移動が許容される。
このような上記原板引き出し部103による上記原板51の引き出しと上記原板固定部104による上記原板51の後方(図4中右側)への戻りの防止によって、上記原板51を2ピッチずつ前方(図4中左側)に送っている。
なお、上記原板51の初回投入時や交換時等、上記原板51が上記原板引き出し部103まで到達していない場合は、上記第1〜第6鍛造工程の作業と、その後の上記原板51を2ピッチずつ前方(図4中左側)に送る作業を、手動で繰り返し行い、上記原板51の先端側(図4中左側)に形成された貫通孔43を上記引き出し部103の係合部109に係合させ、以降は、上記第1〜第6鍛造工程の作業と、その後上記原板を2ピッチずつ前方(図4中左側)に送る作業を自動的に行うようにする。
上記原板固定部105の前方側(図4中左側)には、前記した分割部55が設けられている。上記分割部55は、図10に示すように、固定基板56に固着された下側分割用カッタ133と、上記固定基板56の上側且つ前端側(図4中左端側)に上下に往復動可能に設置された分割用可動基板135と、この分割用可動基板135に固着され上記下側分割用カッタ133に対向して配置された上側分割用カッタ137とから構成されている。
上記下側分割用カッタ133と上記上側分割用カッタ137は、図10中紙面に直交する方向に、それぞれ2つずつあり、後方側(図10中右側)に向けて拡開されたハの字型に設置されており、図5に示す切込みを139、141を入れるためのものである。
なお、図5に示すように、切り込みの角度(原板51の引出方向に対する角度)は、例えば、22.5°に設定されており、それによって、図2(a)に示すように、放熱フィン41の中心位置の角度が45°になる。
上記分割用可動基板135は、上記原板51が4ピッチ分前方(図10中左側)に向けて送られてくる毎に下降され、このとき上記下側分割用カッタ133と上記上側分割用カッタ137によって上記原板51に切込み139、141を入れる。このように上記原板51に切込み139、141を入れる工程が分割工程である。
なお、上記分割用可動基板135も、図示しないモータとクランク機構によって図4中上下方向に往復動されるが、前記可動基板58とは異なったタイミングで動作される。すなわち、上記分割用可動基板135は、上記可動基板58が2回下降する毎に、1回下降される。
上記分割部55の前方側(図4中左側)には、前記切断部57が設けられている。上記切断部57は、図10に示すように、固定基板56の前端(図10中左端)に固着された下側切断用カッタ153と、既に述べた分割用可動基板135の前端(図10中左端)に固着され上記分割用カッタ153に対応して配置された上側切断用カッタ157とから構成されている。
上記下側切断用カッタ153と上記上側切断用カッタ157は、図10中紙面垂直方向に延長・配置されており、図5に示す切断線159に沿って上記原板51を切断するものである。
また、上記下側切断用カッタ153と上記上側切断用カッタ157の前方側(図10中左側)には、前記ストック部59が設置されている。上記ストック部59には、まず、放熱フィン保持用吸引器161が設置されている。この放熱フィン保持用吸引器161には、まず、図10中下側が拡径された筒状のカバ163があり、このカバ163の下端側には吸引口165が開口されている。また、上記カバ163の側面には開口部167が設けられていて、この開口部167は上記カバ163に回動可能に設置された扉169によって閉塞されている。また、上記カバ163内には吸引用ファン171が設置されている。
上記吸引用ファン171を駆動させると上記カバ163内に負圧が発生し、上記原板51は上記放熱フィン保持用吸引器161の下側まで送られてくると、上記負圧によって吸引・保持される。この状態で、上記分割用可動基板135が下降され、このとき上記下側切断用カッタ153と上記上側切断用カッタ157によって上記原板51を切断する。このように上記原板51を切断する工程が切断工程である。上記下側切断用カッタ153と上記上側切断用カッタ157によって上記原板51が切断される際、上記下側切断用カッタ153と上記上側切断用カッタ157の先端側同士が図10中上下方向に重なる。
このように上記原板51が切断されると、上記原板51が4ピッチ毎の長さで切断されるとともに、既に形成された切り込み139、141によって更に3つに分割される。このようにして、既に述べた放熱フィン要素41a、41b、41cが成形される。
なお、前記したように、上記分割用可動基板135は、上記原板51が4ピッチ分前方(図10中左側)に向けて送られてくる毎に下降されるので、上記原板51が4ピッチ毎の長さで切断されるようになっている。
また、上記放熱フィン保持用吸引器161によって、切断後も上記放熱フィン要素41a、41b、41cが一体に保持された状態となっている。
上記放熱フィン保持用吸引器161の図10中下側には、スタッカ181が移動可能に設置されている。このスタッカ181は、基板183と、この基板183の図10中上側に立設された複数の支柱185と、上記基板183から図10中上側に突出・形成された複数のスペーサ187とから構成されている。
上記放熱フィン保持用吸引器161の扉169を回動させて、上記開口部167を開口させると、上記カバ163内の負圧が一時的に消滅し、上記放熱フィン要素41a、41b、41cが上記スタッカ181側(図10中下側)に落下される。上記放熱フィン要素41a、41b、41cは、一部の貫通孔43を上記支柱185によって貫通された状態で、上記スタッカ181によって一体に保持される。また、上記放熱フィン要素41a、41b、41cは連続して形成されて上記スタッカ181側(図10中下側)に順次落下されることで、上記スタッカ181上に上記放熱フィン要素41a、41b、41cが積層されていく。また、一番下側の放熱フィン要素41a、41b、41cは、上記スペーサ187によって上記基板183から離間された状態で保持される。
次に、積層された上記放熱フィン要素41a、41b、41cを上記スタッカ181ごと前方(図10中左側)に移動させる。
なお、スタッカ181は、例えば、上記製造装置52の下に予めいくつか設置されており、上記放熱フィン要素41a、41b、41cを積層されたスタッカ181が移動されると、空のスタッカ181が補充されるようになっている。
次に、上記スタッカ181から上記積層された放熱フィン要素41a、41b、41cを除去する。その際、図11に示すようなフィン持ち上げ用治具191を用いる。このフィン持ち上げ用治具191は、上下に移動可能に設置された支持軸193と、この支持軸193の先端(図11中下端)に回動可能に設置された係合バー195とから構成されている。
まず、図11(a)に示すように、上記フィン持ち上げ用治具191の係合バー195を図11(a)中上下方向に指向させた状態にする。この状態で、上記フィン持ち上げ用治具191を上記積層された放熱フィン要素41a、41b、41cの貫通孔43のうち、上記スタッカ181の支柱185によって貫通されていないものの中に挿入・貫通させる。上記フィン持ち上げ用治具191の係合バー195の先端(図11(a)中下端)が上記スタッカ181の基板183に当接されると、図11(b)に示すように、上記係合バー195が回動されて図11(b)中左右方向に指向された状態となる。
その後、上記フィン持ち上げ用治具191を図11(b)中上側に引き上げると、上記係合バー195が最も図11(b)中下側の放熱フィン41a、41b、41cに当接され、上記積層された放熱フィン要素41a、41b、41cが図11(b)中上側に移動されて、上記スタッカ181から除去される。この使用後のスタッカ181は、再び、例えば、放熱フィン製造装置48の下に戻され、繰り返し使用される。
次に、上記積層された放熱フィン要素41a、41b、41cを、図12(a)に示すように、90°回転させた状態で設置し、裏側(上記放熱フィン要素41a、41b、41cのスペーサ45が突出されていない側、図12(a)中左側)から、既に述べたU字パイプ33を上記放熱フィン要素41a、41b、41cの上記フィン持ち上げ用治具191によって貫通されていない貫通孔43に貫通させる。
その後、上記フィン持ち上げ用治具191を図12(b)中左側に引き抜いて除去する。
次に、上記U字パイプ33を上記積層された放熱フィン要素41a、41b、41cに固定する。その際、図13(a)に示すような、拡開用治具211を用いる。この拡開用治具211は、略棒状の治具であり、先端側には上記U字パイプ33の内径よりも拡開された拡開部213が形成されている。
上記拡開用治具211を上記U字パイプ33内に挿入すると、上記U字パイプ33が拡開され、上記放熱フィン要素41a、41b、41cの貫通孔43の内周面に対して押圧・付勢される。これによって、上記U字パイプ33と上記積層された放熱フィン要素41a、41b、41cが固定される。
また、残りの貫通孔43にもU字パイプ33を貫通させて、同様にして上記積層された放熱フィン要素41a、41b、41cに固定させる。
このようにして、積層された上記放熱フィン要素41aによって構成された第1放熱ブロック42aと、積層された上記放熱フィン要素41bによって構成された第2放熱ブロック42bと、積層された上記放熱フィン要素41cによって構成された第3放熱ブロック42cが構成される。
その後、上記第1放熱ブロック42a、上記第2放熱ブロック42b、上記第3放熱ブロック42cを、図1に示すような円弧状に配置した後、前記した連結パイプ35、35′、流入側アダプタ37、流出側アダプタ39を接続するとともに、二箇所において、固定部材44a、44b、ビス44cを使用して固定することにより、前記冷媒用パイプ31を構成する。
このようにして、熱交換器7が構成される。
次に、この第1の実施の形態による作用について説明する。
まず、空気調和機1の動作について説明する。
最初に、室内機3のフラップ19を回動させて吹出口15を開放する。次に、図示しないモータによってクロスフローファン17を回転・駆動させる。これにより、複数個の吸込口11を介して筐体9内に空気が取り込まれ、HEPAフィルタ13、熱交換器7、吹出口15を介して室内に排気される。
一方、熱交換器7の冷媒用パイプ31内には、図示しないコンプレッサによって圧縮・冷却された冷媒27が循環しており、上記筐体9内に取り込まれた空気と冷媒27との熱交換により、上記筐体9内に取り込まれた空気が冷却又は加熱される。
冷房を行う場合は、まず、冷媒27が室外機21のコンプレッサによって圧縮され、上記室外機21の熱交換器によって熱を奪われて冷却される。この冷媒27が冷媒流入パイプ23を介して熱交換器7に送られ、この熱交換器7によって上記筐体9内に取り込まれた空気が冷却される。冷却された空気は、吹出口15を介して室内に排気される。一方、熱交換により昇温・膨張した冷媒27は冷媒流出パイプ25を介して室外機21に戻され、再度、圧縮・冷却される。この冷却された冷媒27は、上記冷媒流入パイプ23によって再び上記熱交換器7側に送られる。以下、同様のサイクルを繰り返す。
また、暖房を行う場合は、まず、冷媒27が室外機21のコンプレッサによって圧縮され、この冷媒27が冷媒流入パイプ23を介して熱交換器7に送られる。この熱交換器7によって上記冷媒27から熱が奪われ、上記筐体9内に取り込まれた空気が暖められる。この暖められた空気は、吹出口15を介して室内に排気される。一方、熱交換により熱を奪われて冷却された冷媒27は冷媒流出パイプ25を介して室外機21に戻され、再度、圧縮される。この圧縮された冷媒27は、上記冷媒流入パイプ23によって再び上記熱交換器7側に送られる。以下、同様のサイクルを繰り返す。
なお、上記冷媒27の循環する方向は、図示しない電磁弁によって切り替えられ、冷房を行う場合と暖房を行う場合とでは逆になっている。
また、上記フラップ19の角度によって、上記吹出口15から空気が排出される方向が設定される。
次に、この第1の実施の形態による効果について説明する。
まず、上記放熱フィン5の製造に際して、歩留まりの向上を図ることができるとともに、その製造の容易化を図ることかできる。すなわち、図5に示すように、所定の幅で切断される原板51の先端部は、切り込み139、141によって、台形の放熱フィン要素41a、41b、41cとなり、これら台形の放熱フィン要素41a、41b、41cの向きを変えて並べることにより、略円弧状の放熱フィン41を構成することができ、その際、原板51から無駄な部分は一切発生することはなく、それによって、歩留まりの向上を図ることができる。
又、上記原板51を前方に送り出すだけで、順次、第1〜第6工程からなる貫通孔成形工程と、分割工程と、切断工程を経て、上記放熱フィン要素41a、41b、41cを製造することができ、それによって、製造の容易化を図ることかできるものである。
次に、図14を参照しながら、本発明の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態の場合には、前記第1の実施の形態と同様の製造方法により得られた放熱フィンを図14に示すように、3つ組み合わせることにより、略正六角形の中心に空間が形成された熱交換器を提供するようにしたものである。そして、中央に図示しないファンを設置し、外周側から空気を流入させ、図14中紙面垂直方向に流出させるように構成して、例えば、パッケージエアコンの室内機として用いるものである。
上記放熱フィン301は、3つの放熱フィン要素303a、303b、303cから構成されている。これら放熱フィン要素303a、303b、303cは、前記した第1の実施の形態の放熱フィン要素41a、41b、41cと同様の製造方法で製造されるが、ドローパンチ61a等の配置、原板51の送りピッチ、下側分割用カッタ133、上側分割用カッタ137の角度や位置が異なっている。
この第2の実施の形態においても、前記した第1の実施の形態と同様の作用・効果を奏することができる。
次に、図15を参照しながら、本発明の第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態による放熱フィン401は、円弧状に組み合わされた4つの放熱フィン要素403a、403b、403c、403dから構成されている。これら放熱フィン要素403a、403b、403c、403dは、前記した第1の実施の形態の放熱フィン要素41a、41b、41cと同様の製造方法で製造されるが、ドローパンチ61a等の配置、原板51の送りピッチ、下側分割用カッタ133、上側分割用カッタ137の角度や位置、及び、数が異なっている。
この第3の実施の形態においても、前記した第1の実施の形態と同様の作用・効果を奏することができる。
本発明は、前記第1の実施の形態〜第3の実施の形態に限定されない。
まず、放熱フィンの形状には様々な場合が考えられる。
また、放熱フィン要素の形状、分割数、組み合わせ等についても、様々な場合が考えられる。
また、貫通孔やスペーサの配置にもさまざまな場合が考えられる。
また、原板を送るピッチ数、貫通孔形成用可動側基板や分割切断用可動側基板の降下されるタイミングについても様々な場合が考えられる。
また、放熱フィン、冷媒用パイプ、流入側アダプタ、流出側アダプタの材質も、様々な場合が考えられる。例えば、放熱フィンの材質としては、銅も考えられ、冷媒用パイプ、流入側アダプタ、流出側アダプタの材質としては、例えば、アルミニウムも考えられる。
また、積層された放熱フィンをスタッカから取り出す治具についても様々な場合が考えられる。例えば、先端側が弾性力により拡開される治具を、その先端側を閉じた状態でスタッカに積層された放熱フィンの貫通孔に挿入し貫通させると、上記治具の先端側が反対側に突出した際に拡開されるため、上記放熱フィンを上記治具の拡開された先端側の部分と係合させて、上記放熱フィンを上記スタッカから取り出すようなものが考えられる。
その他、本願発明は図示した構成に限定されるものではなく、様々な変形が考えられる。
本発明は、例えば、空気調和機の室内機に使用される熱交換器の製造方法に係り、特に、歩留まりを向上させることができ、且つ、効率よく製造できるように工夫したものに関し、例えば、家庭用の空気調和機の室内機に使用される熱交換器に好適である。
5 放熱フィン
23 冷媒流入パイプ(冷媒用パイプ)
25 冷媒流出パイプ(冷媒用パイプ)
33 U字パイプ(冷媒用パイプ)
35 連結パイプ(冷媒用パイプ)
37 流入側アダプタ(冷媒用パイプ)
39 流出側アダプタ(冷媒用パイプ)
41a 放熱フィン要素
41b 放熱フィン要素
41c 放熱フィン要素
43 貫通孔
45 スペーサ
51 原板(板材)
301 放熱フィン
303a 放熱フィン要素
303b 放熱フィン要素
303c 放熱フィン要素
401 放熱フィン
403a 放熱フィン要素
403b 放熱フィン要素
403c 放熱フィン要素

Claims (5)

  1. 搬送・投入される所定の横幅の板材に冷媒用パイプが貫通する複数個の貫通孔を成形し、
    上記複数個の貫通孔を成形された板材を上記横幅方向に沿って一枚の放熱フィンを構成する複数の放熱フィン要素に分割するべく切り込みを入れ
    上記横幅方向に複数に分割された板材を搬送・投入方向に沿った所定の縦幅で切断して上記複数の放熱フィン要素を分離させ
    上記分離された複数の放熱フィン要素の内の一部の放熱フィン要素の向きを変えることにより全体として所定の角度で略円弧状に屈曲する放熱フィンを構成するようにしたことを特徴とする熱交換器の製造方法。
  2. 請求項1記載の熱交換器の製造方法において、
    上記分離された複数の放熱フィン要素をそのまま積層してそれぞれの貫通孔に冷媒用パイプを通して固定することにより複数の放熱ブロックを構成し、
    上記複数の放熱ブロックの内の一部の放熱ブロックの向きを変えることにより全体として所定の角度で略円弧状に屈曲するように構成することを特徴とする熱交換器の製造方法。
  3. 請求項1又は請求項2記載の熱交換器の製造方法において、
    上記複数の放熱フィン要素の間に僅かな隙間を設けて所定の角度で略円弧状に屈曲するようにしたことを特徴とする熱交換器の製造方法。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の熱交換器の製造方法において、
    上記放熱フィン要素は略台形形状をなしていることを特徴とする熱交換器の製造方法
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の熱交換器の製造方法において、
    上記板材は3〜5個の放熱フィン要素に分割されることを特徴とする熱交換器の製造方法
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