JP5869401B2 - ケーシング供給方法、及び、掘削孔の形成方法 - Google Patents

ケーシング供給方法、及び、掘削孔の形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、ケーシング圧入装置にケーシングを供給する方法、及び、掘削孔を形成する方法に関する。
ボーリングマシン等の掘削機を用いて掘削孔を形成する場合には、掘削孔内を泥水で満たして泥水循環により掘削土砂を掘削孔外に排出させる工法が採用され得る。この種の工法としては、例えば非特許文献1に記載のTBH工法(トップドライブリバース工法)を挙げることができる。
TBH工法では、図8に示すように、TBH掘削機100の直立したフレーム101に沿って昇降可能なスイベルヘッド102が、直列に連結された複数の円筒状のリバースロッド(掘削ロッド)103を回転させつつ下降させる。リバースロッド103の下端にはリバースビット(掘削ビット)104が設けられており、リバースロッド103の回転に応じて、リバースビット104にて地盤の回転掘削が行われる。この掘削に並行して、安定液タンク105内の泥水及びベントナイト溶液等の安定液が、サンドポンプ106を介して掘削孔107に送られる。掘削孔107内の安定液及び土砂は、リバースロッド103の内部を通過してサクションポンプ108に吸引される。サクションポンプ108から吐出される安定液及び土砂は、安定液タンク105に予め設けられた1次スクリーン109、2次スクリーン110、サイクロンスクリーン111に導かれて、ここで安定液と土砂とが分離される。分離された安定液は、安定液タンク105及びサンドポンプ106を介して掘削孔107に再び供給される。一方、分離された土砂は、残土タンク112に送られる。
また、基礎工事等に使用される円筒状のケーシング(鋼管等)を地盤に圧入する装置としては、一般に、ケーシングを揺動させて圧入を行う揺動式のものと、ケーシングを回転させて圧入を行う回転式のものとが知られている。
これらケーシング圧入装置のうち回転式のものとしては、例えば、特許文献1に記載のケーシング圧入装置を挙げることができる。特許文献1に記載のケーシング圧入装置では、分割されたリングを油圧シリンダにより緊縮させてケーシングを保持するチャック装置を回転体に設け、この回転体を油圧モータで回転させながら、回転体を回転可能に支持する昇降フレームをスラストシリンダにより昇降させて、ケーシングの圧入(押込)・引抜を行っている。
特開昭61−270418号公報
大口径ボーリング工法−TBH工法、[online]、大口径ボーリング協会、[平成23年12月15日検索]、インターネット<URL:http://www.daikoukei.ne.jp/kouho/tbh/index.html>
ところで、既存の鉄道の軌道等の重要構造物に近接して場所打ちコンクリート杭を施工する場合には、掘削機により形成される掘削孔の緩みにより周辺地盤に対する悪影響が懸念されるため、何らかの対策が必要となる。その対策として、場所打ちコンクリート杭の施工に際して、事前に薬液注入等による地盤改良を施すことで周辺地盤に対する悪影響は回避する方法があるが、薬液注入等の地盤改良工事自体が近接する重要構造物の変状を引き起こすこともある。また、そのような地盤改良工事は多大な費用を要するものであり、そのための工期も余分に必要となる。そのため、薬液注入による地盤改良によらずとも周辺地盤に対する悪影響を確実に防止することのできる有効な工法の開発が望まれている。
その対策として、掘削孔の孔壁を覆うようにケーシングを地盤に圧入することにより、孔壁の崩壊や、それに伴う重要構造物の支持地盤の緩みを抑制することができる。
しかしながら、孔壁崩壊を抑制すべく、非特許文献1に記載のようなTBH掘削機と、特許文献1に記載のようなケーシング圧入装置とを用いて、掘削孔の形成とケーシングの圧入とを並行して行うためには、例えば、図9に示すように架台120を設けて、架台120の上側にTBH掘削機100を配置する。また、ケーシング121を圧入するケーシング圧入装置122をTBH掘削機100の直下に配置して、掘削軸とケーシングの中心軸とを一致させる。ここで、TBH掘削機100とケーシング圧入装置122とは、互いの間隔が、ケーシング121の長さより大きくなるように配置される。この間隔は、ケーシング圧入装置122にケーシング121をセットするために必要な間隔である。このようにTBH掘削機100とケーシング圧入装置122とを配置すると、架台120を含む装置全体の高さが増大してしまうが、TBHにて掘削孔内の泥水の吸引に通常使用される真空ポンプの吸い上げ能力は6m程度であり、掘削孔内水位からロッド最頂部までの高さも、その真空ポンプの吸い上げ可能な高さ以上に高くすることはできない。また、図9に示すようなTBH掘削機及びケーシング圧入装置の配置を、鉄道の軌道等に近接する低空頭な場所(例えば、後述する図6に示すような鉄道軌道近傍で空頭制限Lがある場所)にて実現することが難しかった。
本発明は、このような実状に鑑み、空頭制限がある場所にて、ケーシングの圧入に並行して掘削孔を形成することを目的とする。
そのため本発明では、円筒状のケーシングをその外方から挟持して鉛直方向に地盤に圧入するケーシング圧入装置にケーシングを供給する方法として、掘削機のベースマシンに基端部が取り付けられたブームの先端部に上部が枢支されて直立するフレームを、その上部の枢支軸を中心として揺動させて傾斜させ、傾斜状態のフレームの下方にケーシングを直立させて配置し、ケーシング内にフレームをその下端より挿入し、フレームをその傾斜状態から直立状態に戻しつつケーシングを水平移動させることにより、ケーシングへのフレームの挿入を進行させ、ケーシングを上昇させ、ケーシング及びフレームをケーシング圧入装置の上方に移動させ、フレームに沿って昇降可能な回転ヘッドに回転掘削装置の上端部を連結させ、ケーシングを下降させることにより、ケーシングをケーシング圧入装置に供給する。
また本発明では、掘削孔の形成方法として、前述のケーシング供給方法を用いてケーシングをケーシング圧入装置に供給し、ケーシング圧入装置により挟持されたケーシング内を回転掘削装置が通過しつつ地盤を回転掘削する。
本発明によれば、掘削機の直立するフレームを傾斜させ、傾斜状態のフレームの下方にケーシングを直立させて配置し、ケーシング内にフレームをその下端より挿入し、フレームをその傾斜状態から直立状態に戻しつつケーシングを水平移動させることにより、ケーシングへのフレームの挿入を進行させる。また、この後に、ケーシングを上昇させて、ケーシング及びフレームをケーシング圧入装置の上方に移動させる。これにより、掘削機の高さを変えずにフレームをケーシング内に挿入して、ケーシング及びフレームをケーシング圧入装置の上方に配置させることができるので、図9に示すような掘削機とケーシング圧入装置との間の間隔を設ける必要がなく、従って、比較的低空頭な場所で、掘削孔の形成とケーシングの圧入とを並行して行うことができる。
本発明の一実施形態における掘削機の概略構成を示す図 図1のA−A断面図 スタビライザの概略構成を示す平面レイアウト図 リバースロッドの継ぎ足し方法、及び、ケーシング圧入装置へのケーシングの供給方法を示す図 リバースロッドの継ぎ足し方法、及び、ケーシング圧入装置へのケーシングの供給方法を示す図 鉄道の軌道の近傍での場所打ちコンクリート杭の施工を示す図 掘削機の変形例を示す図 TBH工法を示す図 架台上に配置されたTBH掘削機と、その直下に配置されたケーシング圧入装置とを示す図
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の実施形態では、前述のTBH工法を例にとって掘削孔の施工について説明するが、掘削孔の施工方法はこれに限らない。また、図1、図2、及び、図4〜図7では、後述するベースマシン2の走行手段(履帯21)の前後方向及び左右方向を、「前・後・左・右」の各記載で示している。
図1は、本発明の一実施形態における掘削機の概略構成を示す。図2は図1のA−A断面を示す。
掘削機1は、ベースマシン2、ブーム3、フレーム4、フレームジャッキ5、スイベルヘッド(回転ヘッド)6、回転掘削装置7、補助クレーン(揚重装置)8、及び、ケーシング圧入装置(パワーケーシングジャッキ)9により構成されている。ここで、ケーシング圧入装置9は、円筒状のケーシング(鋼管等)10をその外方から挟持して鉛直方向に地盤に圧入するものである。
ベースマシン2は、その下部に装備された走行手段である履帯21と、ベースマシン本体22と、ベースマシン本体22を履帯21に対してその上方にて水平旋回させる旋回装置23とにより構成される。すなわち、ベースマシン2は、その下部に履帯21を装備した全旋回式ベースマシンである。ベースマシン2は、その履帯21により、地盤上を任意の方向に走行可能である。
ブーム3は、矩形断面で所定の長さを有するブーム本体31とトップブラケット32とにより構成されている。
ブーム本体31は、その基端部が、水平方向に延びる第1枢支軸(図示せず)を介して、ベースマシン本体22の前側上部に枢支されている。
ブーム本体31の先端部にはトップブラケット32の基端部が取り付けられている。
ブーム本体31の下側中央部には、油圧ジャッキであるブームジャッキ33の一端部が取り付けられている。また、ブームジャッキ33は、その他端部が、ベースマシン本体22の前側下部に取り付けられている。従って、ブームジャッキ33を伸縮させることにより、ブーム3(ブーム本体31)が前記第1枢支軸を介してベースマシン本体22に対して上下方向に揺動する。
ブーム3のトップブラケット32の前側下部(先端下部)には、下方に突出する図示しない取付ブラケットが設けられている。この取付ブラケットには、水平方向に延びる第2枢支軸34を介して、フレーム4の上端部が枢支されている。
フレーム4は、図2に示すように、前面開口のU字状断面を有して鉛直方向に延在し、所定の長さを有する。ここで、フレーム4は、ケーシング10内に挿入可能な大きさの断面で形成されている。
図1に戻り、第2枢支軸34より下側のフレーム4の上部の背面には、左右一対の油圧ジャッキであるフレームジャッキ5の各々の一端部がそれぞれ取り付けられている。また、左右一対のフレームジャッキ5は、各々の他端部が、ブーム本体31の上部左右両側面にそれぞれ取り付けられている。尚、本実施形態では、左右一対のフレームジャッキ5(つまり2本のフレームジャッキ5)をフレーム4とブーム本体31とに取り付けているが、フレームジャッキ5の取付け本数はこれに限らず、例えば、左右いずれか一方のフレームジャッキ5のみ(つまり1本のフレームジャッキ5のみ)をフレーム4とブーム本体31とに取り付けてもよい。
掘削機1による地盤掘削時には、図1に示すように、フレームジャッキ5を短縮させる。この短縮時には、直立状態のフレーム4の水平方向の揺動がフレームジャッキ5により制限されるので、フレーム4の直立状態が保持される。
一方、ケーシング圧入装置9へのケーシング10の供給時には、後述する図4(b)に示すようにフレームジャッキ5を伸長させる。この伸長時には、フレーム4は、その上端部の第2枢支軸34を中心として、ベースマシン本体22の前方(図4(b)では、履帯21の左方)に揺動して傾斜する(すなわち、傾動する)。また、この伸長時には、傾斜状態のフレーム4の水平方向の揺動がフレームジャッキ5により制限されるので、フレーム4の傾斜状態が保持される。
ここで、フレームジャッキ5は、その伸縮によって、フレーム4の上端部の第2枢支軸34を中心としてフレーム4を傾動させる傾動装置として機能している。
図2に示すように、フレーム4の内側の左右両側部には、それぞれ、スイベルヘッド6昇降用のフィードシリンダ41が設けられている。フィードシリンダ41は、そのロッド部の下端がフレーム4の下部に取り付けられており、油圧により、フィードシリンダ41のシリンダ部がフレーム4の延在方向に沿って往復移動する。
また、フレーム4の左右両側の前端部には、それぞれ、案内レール42が設けられている。この一対の案内レール42は、フレーム4の内方に向かって互いに対向するように配置されており、フレーム4の延在方向に延びて所定の長さを有する。ここで、スイベルヘッド6及び回転掘削装置7の回転軸は、一対の案内レール42間の中央を通過している。
スイベルヘッド6は、フィードシリンダ41のシリンダ部の往復移動に応じて、案内レール42により案内されて、フレーム4の延在方向に沿って往復移動する。
スイベルヘッド6は、図示しないモータを駆動源として、鉛直方向を回転軸とする回転駆動力を出力する。
図1に示すように、スイベルヘッド6を駆動源とする回転掘削装置7は、鉛直方向に直列に連結される複数のリバースロッド103と、リバースロッド103の下端(最先端)103aに設けられるリバースビット104と、により構成される。ここで、リバースビット104の外径はケーシング10の内径よりも小さい。
リバースロッド103は、その上端部103bがスイベルヘッド6に連結されて、スイベルヘッド6からの回転駆動力により鉛直方向を回転軸として回転する。この回転により、リバースロッド103の下端103aに位置するリバースビット104が、地盤を回転掘削する。
この回転掘削により発生する掘削土砂は、図8を用いて説明したTBH工法と同様に、安定液(泥水)と共に、掘削孔11からリバースロッド103の内部を通過して前述のサクションポンプ108に吸引され得る。
ここで、掘削機1では、図2に示すように、フレーム4内に、フィードシリンダ41とリバースロッド103の少なくとも一部とが配置されている。また、左右のフィードシリンダ41間に、リバースロッド103の少なくとも一部が位置している。これにより、リバースロッド103がフレーム4の外方に位置する場合に比べて、リバースロッド103とフィードシリンダ41との間の距離が短いので、フィードシリンダ41の往復移動により生じる力をスイベルヘッド6及び回転掘削装置7(リバースロッド103)に良好に伝達してこれらを昇降させることができる。
回転掘削装置7については、その少なくとも1つ(図1では2つ)のリバースロッド103にスタビライザ71が設けられている。
図3は、図1に示す2つのスタビライザ71のうち上側のスタビライザ71の概略構成を示す。
スタビライザ71は、リバースロッド103の外周面より放射状に張り出す複数(図3では4つ)のストッパ部材72により構成される。
ストッパ部材72は、その先端部が、掘削孔11の孔壁近傍(図3ではケーシング10の内周面近傍)に位置している。
ストッパ部材72の先端部には板状部材73が取り付けられている。
板状部材73は、掘削孔11の孔壁面に対応する円弧状断面を有して鉛直方向に延在し、所定の長さを有する。
掘削機1による地盤掘削時には、スタビライザ71のストッパ部材72がストッパとして機能して、回転掘削装置7(リバースロッド103)の水平方向の揺動を抑制する。つまり、スタビライザ71は、減揺装置として機能して、回転掘削装置7(リバースロッド103)の水平方向の揺動を抑制する。
図1に戻り、トップブラケット32は、補助クレーン8のブームとして機能している。
また、ブーム3のブーム本体31の基端側上部には補助クレーン8の揚重用ウインチ81が設置されている。
ウインチ81より引き出されたワイヤロープ82は、トップブラケット32に予め設置された複数のガイドプーリ83に掛け渡されて、それらの下方に位置する吊具(図示せず)に接続されている。従って、補助クレーン8は、ウインチ81によりワイヤロープ82を巻き上げることで、図示しない吊具を介して、重量物を吊り上げることができる。
ベースマシン2(履帯21)の前方の地盤上には、ケーシング圧入装置9が配置されている。
ケーシング圧入装置9の中央空間部には、ケーシング10が挿入される。また、ケーシング圧入装置9は、ケーシング10をその外方から挟持して回転させつつ、鉛直方向に地盤に圧入する。
ここで、掘削機1による地盤掘削時には、スイベルヘッド6は、その回転軸が、ケーシング圧入装置9により圧入されるケーシング10の中心軸(回転軸)に略一致するように、ケーシング圧入装置9の上方に配置される。
ケーシング圧入装置9には、例えば、前述の特許文献1に記載の回転式のケーシング圧入装置を用いることができる。尚、ケーシング圧入装置9は、回転式のものに限らず、いわゆる揺動式のものであってもよい。
ケーシング圧入装置9が前述の特許文献1に記載のケーシング圧入装置と同様の構成である場合には、分割されたリング(図示せず)を油圧シリンダ(図示せず)により緊縮させてケーシング10を保持するチャック装置(図示せず)を回転体(図示せず)に設け、この回転体を油圧モータ(図示せず)で回転させながら、回転体を回転可能に支持する昇降フレーム(図示せず)をスラストシリンダ(図示せず)により昇降させることで、ケーシング10の圧入(押込)・引抜を行うことが可能である。
ケーシング圧入装置9は、図示しない連結部材(例えばロッド部材)を介して、ベースマシン2に連結固定することが可能である。ケーシング圧入装置9をベースマシン2に連結固定することにより、ケーシング圧入装置9はケーシング旋回力の反力をベースマシン2から得ることができるので、ケーシング10の地盤への圧入を安定的に行うことができる。
次に、回転掘削装置7のリバースロッド103を継ぎ足す方法と、ケーシング圧入装置9にケーシング10を供給する方法とについて、図1〜図3に加えて図4及び図5を用いて説明する。
図4及び図5は、ベースマシン2(履帯21)の後方より見た、掘削機1の作動状態を示す。
まず、図1を参照して、掘削機1による地盤掘削によりスイベルヘッド6がフレーム4の下端部まで移動すると、掘削機1による地盤掘削を停止する。この後に、スイベルヘッド6より回転掘削装置7を分離させる。
次に、ベースマシン本体22を履帯21に対して左に90°旋回させて、図4(a)に示すように、ベースマシン本体22の前方を履帯21の左方に一致させる。これにより、フレーム4をケーシング圧入装置9の上方より退避させることができる。尚、フレーム4をケーシング圧入装置9の上方より退避させる場合には、前述のようにベースマシン本体22を履帯21に対して左に90°旋回させる代わりに、ベースマシン本体22を履帯21に対して右に90°旋回させてもよい。この後に、スイベルヘッド6に新たなリバースロッド103’の上端部を連結して、スイベルヘッド6を上昇させることにより、リバースロッド103’を引き上げる。また、地盤上を走行可能な台車13上に、新たなケーシング10’を直立させて載置する。尚、台車13の走行範囲内の地盤上に予め鉄板等を敷くことにより、台車13の走行を安定化させることが可能である。
次に、図4(b)に示すように、直立状態のフレーム4を第2枢支軸34を中心としてベースマシン本体22の前方(図では、履帯21の左方)に揺動させて傾斜状態にする。この後に、台車13を走行させて、傾斜状態のフレーム4の下方にケーシング10’を配置する。
次に、ケーシング10’内にフレーム4の下端を挿入する。この後に、図5(c)に示すように、フレーム4をその傾斜状態から直立状態に戻しつつ、台車13の走行によりケーシング10’を水平移動させてベースマシン2側に引き寄せる。これにより、ケーシング10’へのフレーム4の挿入が進行する。
次に、図5(d)に示すように、補助クレーン8によりケーシング10’を吊上げてフレーム4の下部とリバースロッド103’の下端部とを露出させる。この吊上げ時には、補助クレーン8は、ケーシング10’を、その内方にフレーム4を挿入させた状態で揚重する。
次に、ベースマシン本体22を履帯21に対して右に90°旋回させてベースマシン本体22の前方を履帯21の前方に一致させる。これにより、ケーシング10’及びフレーム4がケーシング圧入装置9の上方に配置される。この後に、リバースロッド103’の下端部に回転掘削装置7の上端部を連結させる。この回転掘削装置7の連結時には、スイベルヘッド6の回転軸と、回転掘削装置7の回転軸と、ケーシング圧入装置9の中央軸(回転軸)とが略一致するように、それぞれが配置される。
次に、補助クレーン8によりケーシング10’を下降させて、ケーシング圧入装置9にセットする。尚、ケーシング圧入装置9内に既設のケーシング10が位置している場合には、補助クレーン8により下ろされたケーシング10’が、ケーシング圧入装置9内の既設のケーシング10上に継ぎ足されることにより、ケーシング10’のケーシング圧入装置9へのセットが間接的に行われる。
このようにして、掘削機1の全高を変えることなく、リバースロッド103’を継ぎ足すことができ、また、ケーシング圧入装置9にケーシング10’を供給することができる。また、回転掘削装置7は、ケーシング圧入装置9に挟持されたケーシング10’(10)内を通過しつつ、地盤を回転掘削することが可能である。また、ケーシング10’内にフレーム4、スイベルヘッド6及びフィードシリンダ41が挿入された状態で、回転掘削装置7による地盤の回転掘削を行うことが可能である。
リバースロッド103’の継ぎ足しと、ケーシング圧入装置9へのケーシング10’の供給とが完了すると、掘削機1による地盤掘削が再開される。
この地盤掘削では、掘削機1のスイベルヘッド6を下降させつつ、スイベルヘッド6からの回転駆動力により、回転掘削装置7を回転させて、ケーシング10内を削孔する。これにより、孔壁がケーシング10によって覆われた掘削孔11が形成される。また、この削孔に並行して、ケーシング圧入装置9は、ケーシング10を回転させつつ地盤に圧入する。
ここで、スイベルヘッド6の下降速度は、フレーム4に予め設置された速度センサ(図示せず)によって測定されて、この測定データが、ベースマシン2に予め設置された制御装置(図示せず)に伝達される。この制御装置では、測定されたスイベルヘッド6の下降速度に応じて回転掘削装置7の掘進速度を算出し、この掘進速度に同調させた圧入速度でケーシング10を地盤に圧入すべく、ケーシング圧入装置9のスラストシリンダの作動を制御する。このようにして、ケーシング圧入装置9は、回転掘削装置7の掘進速度に同調させた圧入速度で、ケーシング10を地盤に圧入することができる。
図6は、鉄道の軌道の近傍で空頭制限がある場所での場所打ちコンクリート杭の施工を示す。
図6に示すように、鉄道の軌道130に近接する低空頭な場所(鉄道の軌道130の近傍で空頭制限Lがある場所)にて場所打ちコンクリート杭を施工する場合には、空頭制限Lより全高が低い掘削機1によって掘削孔11を形成すると共に、この掘削孔11の孔壁を覆うようにケーシング10を地盤に圧入する。また、図4及び図5を用いて説明したように、リバースロッド103を継ぎ足すと共に、ケーシング圧入装置9にケーシング10を供給する。尚、ケーシング10を圧入する範囲(深さ)は、軌道130を含む近隣の既設構造物に変位や変形等の有害な影響が及ばないように対策を実施すべき範囲を考慮して設定される。掘削孔11の形成及びケーシング10の圧入完了後には、ケーシング圧入装置9のみを残して掘削機1を退避させ、掘削孔11内に鉄筋籠(図示せず)を建込み、生コンクリート(図示せず)を打設する。生コンクリート打設後にケーシング圧入装置9を用いてケーシング10を速やかに撤去することで、場所打ちコンクリート杭が構築される。以上のように掘削機1を用いて掘削孔11の形成とケーシング10の圧入とを行うことにより、掘削孔11の孔壁の崩壊や、それに伴う軌道130の支持地盤の緩みを抑制することができるので、掘削孔11の形成前に地盤改良や鋼矢板打設等の孔壁防護工事を行うことなく、確実に孔壁崩落を防護することができ、ひいては、施工コストを低減することができる。
また、ケーシング10の圧入が近隣の既設構造物に変位や変形等の有害な影響を及ぼさないよう対策が必要な範囲でケーシング圧入装置9によるケーシング10の地盤への圧入を止め、それ以深では、掘削孔11内の泥水及びベントナイト溶液等の安定液で掘削孔11の孔壁を安定させながら、回転掘削装置7により地盤を回転掘削して掘削孔11を形成することができるので、使用するケーシング量を軽減して施工コストを低減することができる。
本実施形態によれば、円筒状のケーシング10をその外方から挟持して鉛直方向に地盤に圧入するケーシング圧入装置9にケーシング10’を供給する方法として、掘削機1のベースマシン2に基端部が取り付けられたブーム3の先端部に上部が枢支されて直立するフレーム4を、その上部の枢支軸34を中心として揺動させて傾斜させ(図4(b)参照)、傾斜状態のフレーム4の下方にケーシング10’を直立させて配置し(図4(b)参照)、ケーシング10’内にフレーム4をその下端より挿入し、フレーム4をその傾斜状態から直立状態に戻しつつケーシング10’を水平移動させることにより、ケーシング10’へのフレーム4の挿入を進行させ(図5(c)参照)、補助クレーン8によりケーシング10’を吊上げて上昇させ(図5(d)参照)、ベースマシン本体22を旋回させてケーシング10’及びフレーム4をケーシング圧入装置9の上方に移動させ、フレーム4に沿って昇降可能なスイベルヘッド6に回転掘削装置7の上端部を連結させ、補助クレーン8によりケーシング10’を下降させることにより、ケーシング10’をケーシング圧入装置9に供給する。これにより、掘削機1の高さを変えずにフレーム4をケーシング10’内に挿入して、ケーシング10’及びフレーム4をケーシング圧入装置9の上方に配置させることができるので、比較的低空頭な場所であっても、掘削孔11の形成とケーシング10’(10)の圧入とを並行して行うことができる。
また本実施形態によれば、フレーム4を傾斜させるに先立って、スイベルヘッド6に連結された回転掘削装置7をスイベルヘッド7より分離させ、フレーム4をケーシング圧入装置9の上方より退避させる。これにより、ケーシング10’内へのフレーム4の挿入作業と補助クレーン8によるケーシング10’の吊上げ作業とをケーシング圧入装置9より離れた比較的スペースがある場所で行うことができる。
また本実施形態によれば、回転掘削装置7は、鉛直方向に直列に連結される複数のリバースロッド103と、これらリバースロッド103の下端に設けられるリバースビット104と、を含んで構成され、スイベルヘッド6より回転掘削装置7を分離させてからフレーム4を傾斜させるまでの間に、スイベルヘッド6に新たなリバースロッド103’を継ぎ足す(図4(a)参照)。これにより、リバースロッド103’の継ぎ足し作業を比較的スペースがある場所で行うことができる。
また本実施形態によれば、傾斜状態のフレーム4の下方に配置されるケーシング10’は、地盤上を走行可能な台車13に載置され、この台車13の走行により、ケーシング10’を水平移動させる。これにより、比較的簡素な構成で、ケーシング10’を水平移動させることができる。
また本実施形態によれば、前述のケーシング供給方法を用いてケーシング10’をケーシング圧入装置9に供給し、ケーシング圧入装置9により挟持されたケーシング10’(10)内を回転掘削装置7が通過しつつ地盤を回転掘削する。これにより、比較的簡素な構成で、掘削孔11の形成と並行してケーシング10の圧入を行うことができるので、場所打ちコンクリート杭の施工を効率良く行うことができる。
図7は、本実施形態における掘削機1の変形例を示す。この変形例では、前述のブーム3の代わりとして、既存の油圧ショベルのベースマシン2に取り付けられた既存のブーム3’を用いている。また、ブーム3’の先端部には、フレーム4の上部が第2枢支軸34を介して枢支されている。また、フレームジャッキ5の代わりとして、ブーム3’に予め設置された一般的なアームジャッキ(油圧ジャッキ)15が用いられている。このアームジャッキ15は、その一端部が第2枢支軸34より上側のフレーム4の上端部に取り付けられており、他端部がブーム3’の上面中央部に取り付けられている。すなわち、アームジャッキ15は、その伸縮によって、フレーム4の上部の第2枢支軸34を中心としてフレーム4を傾動させる傾動装置として機能している。また、ベースマシン本体22の後部には、補助クレーン8の揚重用ウインチ81’が設置されている。
尚、前述の実施形態では、ベースマシン2の走行手段として履帯21を用いて説明したが、走行手段はこれに限らず、例えば、走行手段として車輪を用いてもよい。
また、前述の実施形態では、ベースマシン2の下部に走行手段を装備しているが、ベースマシン2の下部の構成はこれに限らず、例えば、スキッドフレーム等の基台により、ベースマシン2の下部を構成してもよい。
また、前述の実施形態では、減揺装置として、ストッパ部材72により構成されるスタビライザ71を用いて説明したが、回転掘削装置7の水平方向の揺動を抑制するものであれば減揺装置はこれに限らず、例えば、ケーシング圧入装置9の周辺に仮杭を予め設置して、ケーシング圧入装置9へのケーシング10のセット後に、仮杭からフレーム4に控えを取って固定することで減揺装置を構成することにより、フレーム4の水平方向の揺動を抑制して、回転掘削装置7の水平方向の揺動を抑制してもよい。
また、前述の実施形態では、回転掘削装置7がリバースロッド103及びリバースビット104により構成されているが、回転掘削装置7は、スイベルヘッド6からの回転駆動力により鉛直方向を回転軸として下端部が地盤を回転掘削するものであればこれに限らず、例えば、回転掘削装置7は、オーガスクリューであってもよい。
1 掘削機
2 ベースマシン
3、3’ ブーム
4 フレーム
5 フレームジャッキ(傾動装置)
6 スイベルヘッド(回転ヘッド)
7 回転掘削装置
8 補助クレーン(揚重装置)
9 ケーシング圧入装置
10、10’ ケーシング
11 掘削孔
13 台車
15 アームジャッキ(傾動装置)
21 履帯(走行手段)
22 ベースマシン本体
23 旋回装置
31 ブーム本体
32 トップブラケット
33 ブームジャッキ
34 第2枢支軸
41 フィードシリンダ
42 案内レール
71 スタビライザ(減揺装置)
72 ストッパ部材
73 板状部材
81、81’ 揚重用ウインチ
82 ワイヤロープ
83 ガイトプーリ
100 TBH掘削機
101 フレーム
102 スイベルヘッド
103、103’ リバースロッド(掘削ロッド)
104 リバースビット(掘削ビット)
105 安定液タンク
106 サンドポンプ
107 掘削孔
108 サクションポンプ
109 1次スクリーン
110 2次スクリーン
111 サイクロンスクリーン
112 残土タンク
120 架台
121 ケーシング
122 ケーシング圧入装置
130 軌道

Claims (5)

  1. 円筒状のケーシングをその外方から挟持して鉛直方向に地盤に圧入するケーシング圧入装置に前記ケーシングを供給する方法であって、
    掘削機のベースマシンに基端部が取り付けられたブームの先端部に上部が枢支されて直立するフレームを、その上部の枢支軸を中心として揺動させて傾斜させ、
    傾斜状態の前記フレームの下方に前記ケーシングを直立させて配置し、
    前記ケーシング内に前記フレームをその下端より挿入し、
    前記フレームをその傾斜状態から直立状態に戻しつつ前記ケーシングを水平移動させることにより、前記ケーシングへの前記フレームの挿入を進行させ、
    前記ケーシングを上昇させ、
    前記ケーシング及び前記フレームを前記ケーシング圧入装置の上方に移動させ、
    前記フレームに沿って昇降可能な回転ヘッドに回転掘削装置の上端部を連結させ、
    前記ケーシングを下降させることにより、前記ケーシングを前記ケーシング圧入装置に供給することを特徴とするケーシング供給方法。
  2. 前記フレームを傾斜させるに先立って、前記回転ヘッドに連結された前記回転掘削装置を前記回転ヘッドより分離させ、前記フレームを前記ケーシング圧入装置の上方より退避させることを特徴とする請求項1に記載のケーシング供給方法。
  3. 前記回転掘削装置は、鉛直方向に直列に連結される複数の掘削ロッドと、これら掘削ロッドの下端に設けられる掘削ビットと、を含んで構成され、
    前記回転ヘッドより前記回転掘削装置を分離させてから前記フレームを傾斜させるまでの間に、前記回転ヘッドに新たな掘削ロッドを継ぎ足すことを特徴とする請求項2に記載のケーシング供給方法。
  4. 傾斜状態の前記フレームの下方に配置される前記ケーシングは、地盤上を走行可能な台車に載置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のケーシング供給方法。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のケーシング供給方法を用いて前記ケーシングを前記ケーシング圧入装置に供給し、
    前記ケーシング圧入装置により挟持された前記ケーシング内を前記回転掘削装置が通過しつつ地盤を回転掘削することを特徴とする掘削孔の形成方法。
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