JP5866622B2 - 双方向語学学習装置、方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

双方向語学学習装置、方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、生徒と先生の両者の要求や対応を管理して、生徒の語学学習を支援する技術に関する。
従来、インターネット等のネットワークを介した語学学習においては、先生あるいは講師側から一方的に講義を配信する等、生徒の個別具体的な状況に応じた学習を支援するものは少なかった。
しかしながら近年は、インターネット回線を利用した通話やテレビ電話が安価になったことから、生徒から先生、及び先生から生徒という、双方向の語学学習を提供するものも増えてきた。
この点、特許文献1では、学習者端末から、無料チャット、無料授業及び有料授業から授業し種別を選択し、講師を指名する受講申請を受け付け、待機中講師データベースと受講申請とに基づいて講師選択を行うシステムが提案されている。
特開2005−352127号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のようなシステムでは、専属の講師を長時間にわたって拘束し、常に学習者に対して講師を提供できるのであればよいが、そのような融通の利く講師を多く用意することは難しい。したがって、限られた時間だけでも、語学学習の先生を業として請け負える者を雇うことで多くの先生を確保し、いつでも生徒に先生を割り当てられるようにすることが現実的である。
その一方、生徒側と先生側との時間的な都合は必ずしも一致しないし、複数の先生によって生徒を指導させようとすれば、一の先生が指導を担当する際に、他の先生が行ったことをしっかり把握していなければならない。
また、語学の学習は、単に文章を書くだけ、あるいは読むだけでは学習効果が小さく、様々な態様で行うことが有効である。
そこで本発明は、生徒と先生、双方向の語学学習において、複数の先生が生徒を教えつつも、生徒側にそのことを意識させることがなく、様々な態様の学習を段階的に行うことができるようにしたシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一の観点に係る双方向語学学習装置は、語学を学習する生徒が利用する複数の生徒側端末と、当該生徒に語学を教える先生が利用する複数の先生側端末と、がネットワークを介して通信可能に構成され、上記生徒と上記先生との間のやり取りを管理して、双方向による語学学習を行うための装置であって、上記生徒側端末から、テキストチャットによる発言データを受信する発言データ受信手段と、所定の先生側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立されておらず、発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末がある場合に、複数ある上記先生側端末全てに対して、当該生徒側端末とのテキストチャットの対応要求を送信する対応要求送信手段と、上記先生側端末から、上記対応要求に応じる旨の要求受入通知を受信する要求受入通知受信手段と、上記対応要求に応じた先生側端末と、上記発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションを確立する第一のセッション確立手段と、上記テキストチャットにおける、生徒側端末の発言データと先生側端末の発言データからなるチャットデータを記憶するチャットデータ記憶手段と、上記チャットデータ記憶手段を参照して、上記生徒側端末と上記先生側端末との間のチャットデータの履歴を抽出する抽出処理手段と、上記生徒側端末との間でテキストチャットを行うためのセッションが確立された先生側端末に対して、上記チャットデータの履歴を送信するチャットデータ送信手段と、を有することを特徴とする。
また、上記生徒側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立されている先生側端末から、上記生徒側端末から送信された発言データに返答する発言データが所定の時間を経過しても送信されない場合に、上記セッションを切断するセッション切断手段、をさらに有するものとしてもよい。
また、所定の先生側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立されておらず、発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末が複数ある場合において、上記先生側端末から、上記対応要求に応じる旨の要求受入通知を受信した際に、当該対応要求に応じた先生側端末とテキストチャットを行うためのセッションを確立する生徒側端末として、まだ一度もテキストチャットを行うためのセッションが確立されていない生徒側端末を選択する選択処理手段、をさらに有するものとしてもよい。
また、上記先生側端末に対して、上記チャットデータ記憶手段に記憶されているチャットデータの添削要求を送信する添削要求送信手段と、上記添削要求に応じた先生側端末から、添削されたチャットデータに係る添削データを受信する添削データ受信手段と、上記生徒側端末に対して、上記添削データを送信する添削データ送信手段と、をさらに有するものとしてもよい。
また、上記添削データを記憶する添削データ記憶手段と、上記先生側端末に対して、上記添削データ記憶手段に記憶されている添削データの録音要求を送信する録音要求送信手段と、上記録音要求に応じた先生側端末から、録音された添削データに係る録音データを受信する録音データ受信手段と、上記生徒側端末に対して、上記録音データを送信する録音データ送信手段と、をさらに有するものとしてもよい。
また、上記添削データを記憶する添削データ記憶手段と、上記先生側端末と上記生徒側端末との間で、上記添削データに基づいたビデオレッスンを行うため、上記先生側端末と上記生徒側端末との間でビデオレッスンのセッションを確立する第二のセッション確立手段と、をさらに有するものとしてもよい。
なお、ビデオレッスンとは、いわゆるテレビ電話を利用した双方向の学習形態を意味する。
また、本発明の別の観点に係る双方向語学学習方法は、語学を学習する生徒が利用する複数の生徒側端末と、当該生徒に語学を教える先生が利用する複数の先生側端末と、がネットワークを介して通信可能に構成され、テキストチャットにおける、生徒側端末の発言データと先生側端末の発言データからなるチャットデータを記憶するチャットデータ記憶手段、を有するコンピュータにより、上記生徒と上記先生との間のやり取りを管理して、双方向による語学学習を行うための方法であって、上記コンピュータにより、上記生徒側端末から、上記テキストチャットによる発言データを受信する処理と、所定の先生側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立されておらず、発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末がある場合に、複数ある上記先生側端末全てに対して、当該生徒側端末とのテキストチャットの対応要求を送信する処理と、上記先生側端末から、上記対応要求に応じる旨の要求受入通知を受信する処理と、上記対応要求に応じた先生側端末と、上記発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションを確立する処理と、上記チャットデータ記憶手段を参照して、上記生徒側端末と上記先生側端末との間のチャットデータの履歴を抽出する処理と、上記生徒側端末との間でテキストチャットを行うためのセッションが確立された先生側端末に対して、上記チャットデータの履歴を送信する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明のさらに別の観点に係るコンピュータプログラムは、語学を学習する生徒が利用する複数の生徒側端末と、当該生徒に語学を教える先生が利用する複数の先生側端末と、がネットワークを介して通信可能に構成され、テキストチャットにおける、生徒側端末の発言データと先生側端末の発言データからなるチャットデータを記憶するチャットデータ記憶手段、を有するコンピュータを、上記生徒と上記先生との間のやり取りを管理して、双方向による語学学習を行う双方向語学学習装置として機能させるためのプログラムであって、上記コンピュータに対し、上記生徒側端末から、上記テキストチャットによる発言データを受信する処理と、所定の先生側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立されておらず、発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末がある場合に、複数ある上記先生側端末全てに対して、当該生徒側端末とのテキストチャットの対応要求を送信する処理と、上記先生側端末から、上記対応要求に応じる旨の要求受入通知を受信する処理と、上記対応要求に応じた先生側端末と、上記発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションを確立する処理と、上記チャットデータ記憶手段を参照して、上記生徒側端末と上記先生側端末との間のチャットデータの履歴を抽出する処理と、上記生徒側端末との間でテキストチャットを行うためのセッションが確立された先生側端末に対して、上記チャットデータの履歴を送信する処理と、を実行させる。
本発明によれば、生徒と先生、双方向の語学学習において、複数の先生が生徒を教えつつも、生徒側にそのことを意識させることがない。また、様々な態様の学習を段階的に行うことができる。
本発明の実施形態に係る双方向語学学習装置が備える機能を示した機能ブロック図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置において、生徒情報記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置において、先生情報記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置において、履歴データ記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置において、タスク情報記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置による処理のうち、テキストチャットに係るタスクが実行される際の流れを示した処理フロー図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置において、要求されているタスクの有無や状況等を先生が把握するために、先生側端末上に表示される画面構成例を示した図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置による処理のうち、テキストチャットに係るタスクが実行される際の流れを示した処理フロー図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置において、テキストチャットが行われる際に、生徒側端末上に表示される画面構成例を示した図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置において、テキストチャットが行われる際に、先生側端末上に表示される画面構成例を示した図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置による処理のうち、セッションが切断される際の流れを示した処理フロー図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置において、要求されているタスクの有無や状況等を先生が把握するために、先生側端末上に表示される画面構成例を示した図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置による処理のうち、チャットデータの添削に係るタスクが実行される際の流れを示した処理フロー図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置において、生徒が添削データを参照するために、生徒側端末上に表示される画面構成例を示した図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置による処理のうち、添削データの録音に係るタスクが実行される際の流れを示した処理フロー図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置において、生徒が録音データを聞くために、生徒側端末上に表示される画面構成例を示した図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置による処理のうち、添削データに基づくビデオレッスンに係るタスクが実行される際の流れを示した処理フロー図である。 本実施形態に係る双方向語学学習装置による処理のうち、添削データに基づくビデオレッスンに係るタスクが実行される際の流れを示した処理フロー図である。
次に、本発明の実施形態に係る双方向語学学習システムについて説明する。
本実施形態に係る双方向学習システムは、生徒と先生によるテキストチャット、テキストチャットの内容の添削、添削内容を先生が読み上げたものを録音してこれを聞かせる、さらには添削されたテキストチャットに基づいて、生徒と先生がビデオレッスンを行う、という複数のタスクを段階的に行うようにしてものである。
このような本実施形態に係る双方向語学学習システムは、図1に示されるように、語学を学習する生徒が利用する生徒側端末1、生徒に語学を教える先生が利用する先生側端末2、及び、生徒側端末1先生側端末2の間の語学学習に関するやり取りを管理する双方向語学学習装置3とから構成される。
これらの生徒側端末1、先生側端末2、及び双方向語学学習装置3は、相互にインターネット等のネットワークNWを介して通信可能に構成されている。
なお、生徒側端末1と先生側端末2はいずれも、生徒あるいは先生の数だけ複数、存在している。
生徒側端末1は、語学を学習する生徒が利用する端末であって、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末のほか、カメラ付き携帯電話機等によって実現される。
この生徒側端末1は、CPU(Central Processing Unit)や、CPUが実行するコンピュータプログラム、コンピュータプログラムや所定のデータを記憶するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などにより、入出力処理部11、通信処理部12からなる機能ブロックを構成する。
入出力処理部11は、データの入出力を実行する処理部であって、データを出力するためのディスプレイやスピーカ、データを入力するためのテンキー、キーボード、タッチパネル、あるいはマイクなどにより実現される。
通信処理部12は、双方向語学学習装置3とインターネット等のネットワークNWを介し、所定のプロトコルに従ってデータの送受信処理を実行する処理部であって、Webブラウザやメーラー等により実現される。
先生側端末2は、生徒に語学を教える先生が利用する端末であって、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末のほか、カメラ付き携帯電話機等によって実現される。
この先生側端末1は、CPU(Central Processing Unit)や、CPUが実行するコンピュータプログラム、コンピュータプログラムや所定のデータを記憶するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などにより、入出力処理部21、通信処理部22からなる機能ブロックを構成する。
入出力処理部21は、データの入出力を実行する処理部であって、データを出力するためのディスプレイやスピーカ、データを入力するためのテンキー、キーボード、タッチパネル、あるいはマイクなどにより実現される。
通信処理部22は、双方向語学学習装置3とインターネット等のネットワークNWを介し、所定のプロトコルに従ってデータの送受信処理を実行する処理部であって、Webブラウザやメーラー等により実現される。
双方向語学学習装置3は、生徒側端末1先生側端末2の間の語学学習に関するやり取りを管理して、双方向による語学学習を行うための装置である。
この双方向語学学習装置3は、CPU(Central Processing Unit)、CPUが実行するコンピュータプログラム、コンピュータプログラムや所定のデータを記憶するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、及びハードディスクドライブなどの外部記憶装置により、生徒情報記憶部31、先生情報記憶部32、履歴データ記憶部33、タスク情報記憶部34、選択処理部35、セッション確立処理部36、抽出処理部37、セッション切断処理部38、及び通信処理部39からなる各機能ブロックを構成する。
生徒情報記憶部31は、語学を学習する生徒に関する情報を記憶した記憶部である。
この生徒情報記憶部31には例えば、図2に示されるように、生徒を識別するための生徒ID、生徒を認証するためのパスワード、氏名等の情報が記憶される。
先生情報記憶部32は、生徒に語学を教える先生に関する情報を記憶した記憶部である。
この先生情報記憶部32には例えば、図3に示されるように、先生を識別するための先生ID、先生認証するためのパスワード、氏名、プロフィール等の情報が記憶されている。
履歴データ記憶部33は、生徒側端末1と先生側端末2との間のやり取りに関する情報が記憶される記憶部である。
この履歴データ記憶部33には例えば、図4に示されるように、生徒IDに関連付けて、チャットデータ、添削データ、及び録音データが記憶される。
チャットデータとは、テキストチャットによる生徒側、先生側それぞれの発言データからなり、生徒側、先生側の各ターンの発言データが含まれる。
添削データとは、チャットデータの内容に基づいて、生徒の発言データを先生が添削したデータである。
録音データとは、添削データの内容に基づいて、先生が実際に喋った内容を録音した音声データである。
タスク情報記憶部34は、生徒側端末1が要求したタスクの状況に関する情報を記憶する記憶部である。
このタスク情報記憶部34には例えば、図5に示されるように、テキストチャットや添削といったタスクを要求した生徒の生徒IDに関連付けて、要求タスク、各タスクが生徒から要求された場合に発行されるセッションID、及び各タスクへの対応情報が記憶される。
要求タスクとは、テキストチャット、添削、録音、及びビデオレッスンの各タスクのうち、生徒が要求しているタスクである。
セッションIDは、生徒側端末1から、テキストチャット、添削、録音、あるいはビデオレッスンのいずれかのタスクが要求された場合において、要求されたタスクの進行状況を個別に捕捉するため、一時的に発行される識別情報である。
対応情報は、生徒側端末1からタスクが要求された場合における、タスクの対応状況に関する情報であり、先生ID、対応フラグ、待ち時間に係る情報が含まれる。
先生IDは、タスクに対応している先生の先生IDである。
対応フラグは、要求されたタスクについて、一度でも先生が対応したか否かを示す情報である。
待ち時間は、テキストチャットあるいはビデオレッスンのいずれのタスクが要求され、当該要求されたタスクに対して先生側端末2が対応した際に、生徒側端末1からの発言に対し、先生側端末2が返答するまでに要している時間、即ち、生徒が返答を待っている時間である。
選択処理部35は、先生側端末2との間で、テキストチャット又はビデオレッスンを行うためのセッションが確立されておらず、発言に対して返答する先生側端末2が定まっていない生徒側端末1が複数ある場合において、対応可能な先生側端末2をあてがう生徒側端末1を選択する処理を実行する。
この選択処理部35は、先生側端末2から、タスクへの対応要求に応じる旨の要求受入通知を受信した際に、当該対応要求に応じた先生側端末2とテキストチャット又はビデオレッスンを行うためのセッションを確立する生徒側端末1として、まだ一度もテキストチャット又はビデオレッスンを行うためのセッションが確立されていない生徒側端末1を選択する。
セッション確立処理部36は、テキストチャット又はビデオレッスンのタスクへの対応要求に応じた先生側端末2と、生徒側端末1からの発言に対して返答する先生側端末2が定まっていない生徒側端末1との間で、テキストチャット又はビデオレッスンを行うためのセッションを確立し、タスクを実行可能な状態とする処理を実行する。
抽出処理部37は、履歴データ記憶部33を参照して、生徒側端末1と先生側端末2との間のチャットデータ、添削データ、又は録音データを抽出する処理を実行する。
これにより抽出されたチャットデータや添削データ等は、添削、録音、ビデオレッスンを行う際に参照されるデータとなる。
セッション切断処理部38は、生徒側端末1との間で、テキストチャット又はビデオレッスンを行うためのセッションが確立されている先生側端末2から、生徒側端末1から送信された発言データに返答する発言データが所定の時間を経過しても送信されない場合に、セッションを切断する処理を実行する。
セッションを切断することで、生徒に対応する先生を新たにあてがうことを試み、生徒を無用に待たせることがないようにする。
通信処理部39は、生徒側端末1及び先生側端末2との間で、インターネット等のネットワークNWを介し、所定のプロトコルに従ってデータの送受信処理を実行する処理部である。
続いて、本実施形態に係る双方向語学学習装置3によって実行される処理の流れについて説明する。
まず、図6により、生徒側端末1から、テキストチャットを要求された場合について説明する。
双方向語学学習装置3は、生徒側端末1から生徒IDと共に、テキストチャットの開始要求を受信すると(S101)、生徒側端末1を識別しながら、タスクの進行状況を管理するためにセッションIDを発行する(S102)。
そして、当該発行したセッションIDに関連付けて、生徒IDとテキストチャットの要求がタスク情報記憶部34に登録される(S103)。
生徒側端末1からテキストチャットによる発言データを受信すると(S104)、発言データは履歴データ記憶部33に記憶される(S105)。
そして、全ての先生側端末2に対して、テキストチャットへの対応要求が送信される(S106)。
ここで、タスクへの対応要求が送信された先生側端末2において、生徒が要求したタスクへの対応状況を把握可能な画面構成例を図7に示す。
タスク一覧102には、各タスクの対応要求の有無を示すと共に、タスクごとに、先生が対応要求の受け入れを双方向語学学習装置3に対して通知するためのボタン101a、101b、101c、101dが設けられている。
101a、101b、101c、101dは夫々、テキストチャット、添削、録音、ビデオレッスンへの対応要求の状況を示しており、対応要求がある場合には「+Add a student」の表示がなされ、対応要求がない場合には「no waiting student」の表示がなされている。各表示は押下可能なボタンとして構成されており、各ボタンを押下すると、双方向語学学習装置3に対して、押下したタスクへの対応要求を受け入れる旨の通知が送信されるようになっている。
生徒側端末1からのテキストチャットへの対応要求に対して、先生側端末2から要求受入通知を受信した際の処理について、図8を参照して説明する。
先生側端末2から、先生IDと共に、テキストチャットへの対応要求に対する要求受入通知を受信すると(S201)、選択処理部35により、対応する先生側端末2が決まっていない生徒側端末1が複数あるか否かが判別される(S202)。
判別の結果、対応する先生側端末2が決まっていない生徒側端末1が一つであった場合には、当該対応する先生側端末2が決まっていない生徒側端末1を、要求受入通知を送信してきた先生側端末2との間でテキストチャットを行うためのセッションを確立させる生徒側端末1として選択する(S203)。
一方、判別の結果、対応する先生側端末2が決まっていない生徒側端末1が複数あった場合には、一度も先生側端末2とテキストチャットを行うためのセッションが確立されていない生徒側端末1を、当該セッションを確立させる生徒側端末1として選択する(S204)。
この処理では、タスク情報記憶部34の対応フラグが参照され、これにより、先生側端末2との間でテキストチャットを行うためのセッションが一度も確立されていないか否かが把握される。
テキストチャットを行うためのセッションを確立させる生徒側端末1が選択されると、セッション確立処理部36により、生徒側端末1と先生側端末2との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立される(S205)。また、これに伴って、対応する先生の先生IDがタスク情報記憶部34に登録される(S206)。
また、タスク情報記憶部34において、先生側端末2が対応したことを示す対応フラグが立てられているか否かが判別され(S207)、立てられていない場合には対応フラグが立てられる(S208)。
それから、抽出処理部37により、履歴データ記憶部33が参照され、生徒IDに基づき、これまでの生徒側端末1と先生側端末2との間のチャットデータの履歴が抽出される(S209)。
抽出されたチャットデータの履歴は、先生側端末2に対して参照可能に送信される(S210)。
以後、セッションが確立された生徒側端末1と先生側端末2との間で、テキストチャットが行われる。
この際の生徒側端末1の画面構成例を図9に示す。
この画面中には、先生側端末2からの発言データ表示欄201、これに対する生徒側端末1からの発言データ入力欄202、入力した発言データを送信する送信ボタン203、これまでの生徒側端末1と先生側端末2の間におけるチャットデータの履歴表示欄204が表示されている。
一方、先生側端末2の画面構成例を図10に示す。
この画面中には、生徒側端末1の画面構成例と同様に、生徒側端末1からの発言データ表示欄301、これに対する先生側端末2からの発言データ入力欄302、入力した発言データを送信する送信ボタン303、これまでの生徒側端末1と先生側端末2の間におけるチャットデータの履歴表示欄304が表示されている。
なお、チャットデータの履歴表示欄304におけるチャットデータ中、先生側端末2の発言データは、必ずしも同一の先生側端末2によるものとは限らず、生徒側端末1からの発言データに対する返答として生徒側端末1に対して送信された発言データが全て含まれている。
したがって、生徒がこれまで、他の先生とテキストチャットを行っており、新たに別の先生がテキストチャットを引き継ぐことになった場合には、当該引き継いだ先生は、これまで当該生徒と他の先生が行っていたテキストチャットのやり取りを参照しながらテキストチャットを行うことができる。
次に、先生側端末2が、生徒側端末1からの要求に応じてテキストチャットを開始した後、生徒側端末1からの発言データに対して返答する発言データを所定の時間、送信しなかった場合の処理について、図11を参照して説明する。
なお、生徒側端末1と先生側端末2との間でテキストチャットのセッションが確立され、生徒側端末1からの発言データが先生側端末2に対して送信されると、タスク情報記憶部34において、生徒側端末1からの発言に対して、先生側端末2が返答するまでに要している時間が、生徒側端末1の待ち時間としてカウントされる。
双方向語学学習装置3はセッション切断処理部38により、タスク情報記憶部34の待ち時間を参照して、先生側端末2から、生徒側端末からの発言データに返信する発言データを受信しないまま所定の時間が経過したか否かを判断する(S301)。
その結果、待ち時間が所定の時間に達したと判断すると、生徒側端末1と先生側端末2との間のセッションを切断する(S302)。
セッションが切断されると、生徒側端末1からのテキストチャットの要求に対し、対応する先生が決まっていない状態となり、再び、全ての先生側端末2に対して、テキストチャットの対応要求が送信される(S303)。
全ての先生側端末2に対して、テキストチャットの対応要求が送信された後は、先生側端末2から要求受入通知を受信するのを待つ状態となり、要求受入通知を受信すると、図8を参照して前述したS201以降の処理が実行される。
なお、待ち時間は先生側端末2の画面上に表示されていてもよく、その画面構成例を図12に示す。
即ち、タスク一覧403には、各タスクへの対応要求の有無を示すと共に、タスクごとに対応要求の受け入れを通知するためのボタン401a、401b、401c、401dが設けられている。
401a、401b、401c、401dは夫々、テキストチャット、添削、録音、ビデオレッスンへの対応要求の状況を示しており、対応要求がある場合には「+Add a student」の表示がなされ、対応要求がない場合には「no waiting student」の表示がなされている。各表示は押下可能なボタンとして構成されており、各ボタンを押下すると、双方向語学学習装置3に対して、押下したタスクへの対応要求を受け入れる旨の通知が送信されるようになっている。
また、生徒側端末2から要求されたタスクに対応していることを示す対応状況表示枠402が表示されている。
対応状況表示枠402は、対応しているタスクごとに表示され、生徒の氏名、待ち時間が表示されている。図12の例では、先生は現在、「M. Satoyama」という生徒とテキストチャットを行っており、生徒側端末1から最新の発言データを受信してから9分54秒が経過したことを示している。
この待ち時間が例えば、予め設定された10分に達した場合には、生徒側端末1とのセッションが切断されて対応状況表示枠402が消えることになる。
続いて、生徒側端末1からチャットデータの添削に係るタスクが要求された場合の処理について、図13を参照して説明する。
双方向語学学習装置3は、生徒側端末1から、生徒IDと共にチャットデータの添削要求を受信すると(S401)、セッションIDを発行し(S402)、当該セッションIDに関連付けて、生徒IDと添削要求をタスク情報記憶部34に登録する(S403)。
これに応じて、全ての先生側端末2に対して、チャットデータの添削要求が送信される(S404)。
先生側端末2から、先生IDと共に、チャットデータの添削要求について要求受入通知を受信すると(S405)、抽出処理部37により、履歴データ記憶部33からチャットデータが抽出され(S406)、当該抽出されたチャットデータが先生側端末1に対して送信される(S407)。
先生側端末2によりチャットデータを受信した先生がチャットデータを添削し、添削の終わった添削データが双方向語学学習装置3に対して送信されると、双方向語学学習装置3はこれを受信する(S408)。
添削データは履歴データ記憶部33に記憶されると共に(S409)、生徒側端末1に対して送信される(S410)。
ここで、生徒側端末1における添削データの閲覧用画面の構成例を図14に示す。
画面中には、添削した先生の情報表示欄501、一連のチャットデータと添削データからなるチャットデータ表示欄502、チャットデータ中の各発言データに対して行われた添削の内容に係る添削データ表示欄503が設けられている。
生徒側端末1により添削データを受信した生徒は、当該画面から添削内容を参照することにより、テキストチャットのやり取りを見直して学習することができる。
続いて、生徒側端末1から添削データの録音に係るタスクが要求された場合の処理について、図15を参照して説明する。
双方向語学学習装置3は、生徒側端末1から、生徒IDと共に、チャットデータを添削した添削データの録音要求を受信すると(S501)、セッションIDを発行し(S502)、当該セッションIDに関連付けて、生徒IDと録音要求をタスク情報記憶部34に登録する(S503)。
これに応じて、全ての先生側端末2に対して、添削データの録音要求が送信される(S504)。
先生側端末2から、先生IDと共に、添削データの録音要求について要求受入通知を受信すると(S505)、抽出処理部37により、履歴データ記憶部33から添削データが抽出され(S506)、当該抽出された添削データが先生側端末1に対して送信される(S507)。
先生側端末2により添削データを受信した先生が、添削データを読み上げて音声データを作成し、当該作成された録音データが双方向語学学習装置3に対して送信されると、双方向語学学習装置3はこれを受信する(S508)。
録音データは履歴データ記憶部33に記憶されると共に(S509)、生徒側端末1に対して送信される(S510)。
ここで、生徒側端末1における録音データの参照用画面の構成例を図16に示す。
画面中には、録音した先生の情報表示欄601、一連のチャットデータと添削データからなるチャットデータ表示欄602、チャットデータ中の各発言データあるいは添削データごとに、録音内容の音声出力を要求するためのボタン603が設けられている。
生徒側端末1により録音データを受信した生徒は、当該画面から録音内容を聞くことにより、実際の発音を聞いて学習することができる。
続いて、生徒側端末1から添削データに基づくビデオレッスンに係るタスクが要求された場合の処理について、図17を参照して説明する。
双方向語学学習装置3は、生徒側端末1から、生徒IDと共に、チャットデータを添削した添削データのビデオレッスン要求を受信すると(S601)、セッションIDを発行し(S602)、当該セッションIDに関連付けて、生徒IDとビデオレッスン要求をタスク情報記憶部34に登録する(S603)。
これに応じて、全ての先生側端末2に対して、添削データに基づくビデオレッスン要求が送信される(S604)。
全ての先生側端末2に対して、ビデオレッスンの対応要求が送信された後は、先生側端末2から要求受入通知を受信するのを待つ状態となり、要求受入通知を受信すると、テキストチャットの場合における、図8を参照して前述したS201以降の処理と同様の処理が実行される。
即ち、図18に示されるように、双方向語学学習装置3は、先生側端末2から、先生IDと共に、ビデオレッスンの対応要求に対する要求受入通知を受信すると(S701)、選択処理部35により、対応する先生側端末2が決まっていない生徒側端末1が複数あるか否かを判別する(S702)。
判別の結果、対応する先生側端末2が決まっていない生徒側端末1が一つであった場合には、当該対応する先生側端末2が決まっていない生徒側端末1を、要求受入通知を送信してきた先生側端末2との間でビデオレッスンを行うためのセッションを確立させる生徒側端末1として選択する(S703)。
一方、判別の結果、対応する先生側端末2が決まっていない生徒側端末1が複数あった場合には、一度も先生側端末2とビデオレッスンを行うためのセッションが確立されていない生徒側端末1を、当該セッションを確立させる生徒側端末1として選択する(S704)。
ビデオレッスンを行うためのセッションを確立させる生徒側端末1が選択されると、セッション確立処理部36により、生徒側端末1と先生側端末2との間でセッションが確立される(S705)。また、これに伴って、対応する先生の先生IDがタスク情報記憶部34に登録される(S706)。
また、タスク情報記憶部34において、先生側端末2が対応したことを示す対応フラグが立てられているか否かが判別され(S707)、立てられていない場合には対応フラグが立てられる(S708)。
それから、抽出処理部37により、履歴データ記憶部33が参照され、生徒IDに基づき、これまでの生徒側端末1と先生側端末2との間の添削データが抽出される(S709)。
抽出された添削データは、先生側端末2に対して参照可能に送信される(S710)。
以後、セッションが確立された生徒側端末1と先生側端末2との間で、添削データに基づくビデオレッスンが行われる。
なお、ビデオレッスンにおいても、所定の時間、先生からの返答がない場合には、セッション切断処理部38によりセッションを切断し、新たな先生をあてがうようにすることができる。
以上の本実施形態に係る双方向語学学習装置を利用した双方向語学学習システムによれば、生徒が語学を学習する際、いずれの先生が対応しているかを生徒に意識させることがない。
また、生徒が最初に行ったテキストチャットを元に、添削や録音、ビデオレッスンと、同じ内容について段階的に複数の態様で学習することができるので、語学習得の効果が高い。
なお、以上の本実施形態に係る双方向語学学習装置を利用した双方向語学学習システムでは、テキストチャット、添削、録音、ビデオレッスンという4つのステップを段階的に行い、添削はチャットデータに基づいて、録音やビデオレッスンは添削データに基づいて行うものとしたが、当該システムを応用して、これらのステップを例えば、生徒側による日本語文章の作成、先生側による英訳、英訳文の録音、英訳文によるビデオレッスンという4つのステップで構成し、英訳は日本語文章に基づいて、録音やビデオレッスンは英訳文に基づいて行うものとすることもできる。
1 生徒側端末
11 入出力処理部
12 通信処理部
2 先生側端末
21 入出力処理部
22 通信処理部
3 双方向語学学習装置
31 生徒情報記憶部
32 先生情報記憶部
33 履歴データ記憶部
34 セッション情報記憶部
35 選択処理部
36 セッション確立処理部
37 抽出処理部
38 セッション切断処理部
39 通信処理部

Claims (8)

  1. 語学を学習する生徒が利用する複数の生徒側端末と、当該生徒に語学を教える先生が利用する複数の先生側端末と、がネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記生徒と上記先生との間のやり取りを管理して、双方向による語学学習を行うための装置であって、
    上記複数の生徒側端末のうちの所定の生徒側端末から、テキストチャットによる発言データを受信する発言データ受信手段と、
    所定の先生側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立されておらず、発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末がある場合に、複数ある上記先生側端末全てに対して、当該生徒側端末とのテキストチャットの対応要求を送信する対応要求送信手段と、
    上記複数ある先生側端末のうちの所定の先生側端末から、上記対応要求に応じる旨の要求受入通知を受信する要求受入通知受信手段と、
    上記対応要求に応じた先生側端末と、上記発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションを確立する第一のセッション確立手段と、
    上記テキストチャットにおける、生徒側端末の発言データと、当該生徒側端末の発言データに対する返答として当該生徒側端末に対して送信された先生側端末の発言データ全てからなるチャットデータを生徒側端末ごとに記憶するチャットデータ記憶手段と、
    上記チャットデータ記憶手段を参照して、上記セッションが確立された生徒側端末チャットデータの履歴を抽出する抽出処理手段と、
    上記生徒側端末との間でテキストチャットを行うためのセッションが確立された先生側端末に対して、上記チャットデータの履歴を送信するチャットデータ送信手段と、を有する、
    ことを特徴とする双方向語学学習装置。
  2. 上記生徒側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立されている先生側端末から、上記セッションが確立された生徒側端末から送信された発言データに返答する発言データが所定の時間を経過しても送信されない場合に、上記セッションを切断するセッション切断手段、をさらに有する、
    請求項1記載の双方向語学学習装置。
  3. 所定の先生側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立されておらず、発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末が複数ある場合において、所定の先生側端末から、上記対応要求に応じる旨の要求受入通知を受信した際に、当該対応要求に応じた先生側端末とテキストチャットを行うためのセッションを確立する生徒側端末として、まだ一度もテキストチャットを行うためのセッションが確立されていない生徒側端末を選択する選択処理手段、をさらに有する、
    請求項1又は2記載の双方向語学学習装置。
  4. 複数ある先生側端末全てに対して、上記チャットデータ記憶手段に記憶されているチャットデータのうち、所定のチャットデータの添削要求を送信する添削要求送信手段と、
    上記添削要求に応じた先生側端末から、添削された所定のチャットデータに係る添削データを受信する添削データ受信手段と、
    上記所定の生徒側端末に対して、上記添削データを送信する添削データ送信手段と、をさらに有する、
    請求項1乃至3いずれかの項に記載の双方向語学学習装置。
  5. 上記添削データを記憶する添削データ記憶手段と、
    複数ある先生側端末全てに対して、上記添削データ記憶手段に記憶されている添削データの録音要求を送信する録音要求送信手段と、
    上記録音要求に応じた先生側端末から、録音された添削データに係る録音データを受信する録音データ受信手段と、
    上記所定の生徒側端末に対して、上記録音データを送信する録音データ送信手段と、をさらに有する、
    請求項4記載の双方向語学学習装置。
  6. 上記添削データを記憶する添削データ記憶手段と、
    所定の先生側端末と上記所定の生徒側端末との間で、上記添削データに基づいたビデオレッスンを行うため、当該所定の先生側端末と上記所定の生徒側端末との間でビデオレッスンのセッションを確立する第二のセッション確立手段と、をさらに有する、
    請求項4記載の双方向語学学習装置。
  7. 語学を学習する生徒が利用する複数の生徒側端末と、当該生徒に語学を教える先生が利用する複数の先生側端末と、がネットワークを介して通信可能に構成され、
    テキストチャットにおける、生徒側端末の発言データと、当該生徒側端末の発言データに対する返答として当該生徒側端末に対して送信された先生側端末の発言データ全てからなるチャットデータを生徒側端末ごとに記憶するチャットデータ記憶手段、を有するコンピュータにより、
    上記生徒と上記先生との間のやり取りを管理して、双方向による語学学習を行うための方法であって、
    上記コンピュータにより、
    上記複数の生徒側端末のうちの所定の生徒側端末から、上記テキストチャットによる発言データを受信する処理と、
    所定の先生側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立されておらず、発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末がある場合に、複数ある上記先生側端末全てに対して、当該生徒側端末とのテキストチャットの対応要求を送信する処理と、
    上記複数ある先生側端末のうちの所定の先生側端末から、上記対応要求に応じる旨の要求受入通知を受信する処理と、
    上記対応要求に応じた先生側端末と、上記発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションを確立する処理と、
    上記チャットデータ記憶手段を参照して、上記セッションが確立された生徒側端末チャットデータの履歴を抽出する処理と、
    上記生徒側端末との間でテキストチャットを行うためのセッションが確立された先生側端末に対して、上記チャットデータの履歴を送信する処理と、を実行する、
    ことを特徴とする双方向語学学習方法。
  8. 語学を学習する生徒が利用する複数の生徒側端末と、当該生徒に語学を教える先生が利用する複数の先生側端末と、がネットワークを介して通信可能に構成され、
    テキストチャットにおける、生徒側端末の発言データと、当該生徒側端末の発言データに対する返答として当該生徒側端末に対して送信された先生側端末の発言データ全てからなるチャットデータを生徒側端末ごとに記憶するチャットデータ記憶手段、を有するコンピュータを、
    上記生徒と上記先生との間のやり取りを管理して、双方向による語学学習を行う双方向語学学習装置として機能させるためのプログラムであって、
    上記コンピュータに対し、
    上記複数の生徒側端末のうちの所定の生徒側端末から、上記テキストチャットによる発言データを受信する処理と、
    所定の先生側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションが確立されておらず、発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末がある場合に、複数ある上記先生側端末全てに対して、当該生徒側端末とのテキストチャットの対応要求を送信する処理と、
    上記複数ある先生側端末のうちの所定の先生側端末から、上記対応要求に応じる旨の要求受入通知を受信する処理と、
    上記対応要求に応じた先生側端末と、上記発言データに対して返答する先生側端末が定まっていない生徒側端末との間で、テキストチャットを行うためのセッションを確立する処理と、
    上記チャットデータ記憶手段を参照して、上記セッションが確立された生徒側端末チャットデータの履歴を抽出する処理と、
    上記生徒側端末との間でテキストチャットを行うためのセッションが確立された先生側端末に対して、上記チャットデータの履歴を送信する処理と、を実行させる、
    コンピュータプログラム。
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