JP5864449B2 - 製袋充填機におけるガセット形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、製袋充填機におけるガセット形成装置に関するものである。
横形製袋充填機などの製袋充填機では、帯状フィルムの幅方向における両端縁を重合して、その重合端縁部に縦シールを施すことで該フィルムを筒状に成形し、筒状フィルム内に供給された物品の前後に横シールを施すと共にフィルムを切断することで包装品を得ている。包装品は、袋側面における横シール近傍を袋内側に押し込んだガセットを形成した形態がある。ガセットは、筒状フィルムを挟持しつつフィルム搬送方向に移動して横シールを施す一対のシール体の動作に合わせて、ガセット爪を筒状フィルムの側面に対して進退移動するガセット形成装置によって形成される。
例えば特許文献1に開示の装置は、フィルム搬送方向に交差するフィルム幅方向に起伏が設けられた端面カム(立体カム)を、シール体に駆動力を与えるシャフトに配設し、この端面カムの起伏に合わせてアームをカムフォロワによりフィルム幅方向に傾動させることで、アームに連結されたガセット爪をフィルム幅方向に進退させて、筒状フィルムの側面を押し込んでガセットを形成する構成である。また、特許文献1の装置は、アームをコイルばねによって付勢することで、カムフォロアが端面カムに接触した状態が保たれている。
特許4343821号公報
両シール体が筒状フィルム内の物品を噛み込む等の異常が生じた際に、ガセット爪がフィルムや物品からの反力に抗して通常通り前進すると、フィルムや物品を破損する等の不具合が生じる。そこで、異常発生時に、ガセット爪のフィルムに向けた前進を停止させる簡単な機構が求められている。しかしながら、特許文献1の装置は、異常発生時にガセット爪のフィルムに向けた前進を停止させるためには、アームを付勢するコイルばねの弾性力に抗する力だけでなく、アームおよびカムフォロア等の作動手段を動かす力に抗する大きな反力を要するので、異常発生時にガセット爪を停止させることができず、フィルムや物品の破損を十分に防止し得るものではない。
すなわち本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、ガセットを形成する押込体の筒状フィルムに向けた前進を、異常発生時に停止し得る製袋充填機におけるガセット形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の製袋充填機におけるガセット形成装置は、
筒状フィルムの搬送路を挟んで対向して配設されて、筒状フィルムを挟持しつつ該フィルムの搬送と共にそのフィルム搬送方向に移動する一対のシール体によって、筒状フィルムに所定間隔毎に横シールを施す製袋充填機の横シール装置に設けられ、互いに近接・離間移動する両シール体の近接離間方向の動きに連動して筒状フィルムにガセットを形成するガセット形成装置において、
前記シール体を支持する本体部と、
該本体部によって、前記シール体と共にフィルム搬送方向に移動可能に支持された支持体と、
該支持体に、前記両シール体の近接離間方向と交差するフィルム幅方向に進退移動可能に配設され、筒状フィルムを内方へ押し込んでガセットを形成する押込体と、
前記本体部または前記支持体に配設され、前記両シール体の近接離間方向の動きに連動して作動する作動手段と、
前記作動手段の作動に連動して前記押込体が前記フィルム幅方向に進退移動するように押込体と作動手段とを係合する係合手段とを備え
前記シール体が物品を噛み込む異常が生じた際に、前記押込体のフィルム押し込みにより物品の破損に至る前に、前記係合手段による前記押込体と前記作動手段との係合解除されるよう構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、一対のシール体の近接離間方向の動きに連動して前進する押込体による物品の破損に至る前に、押込体と作動手段との間に設けられた係合手段の係合が解除されることで、押込体の筒状フィルムに向けた前進が停止する。すなわち、両シール体が筒状フィルム内の物品を噛み込む等の異常が生じた際に、押込体の前進を簡単な機構で停止させることができ、フィルムや物品の破損を防止し得る。
請求項2に係る発明では、前記係合手段は、前記支持体と前記押込体との間に配設されて該押込体を筒状フィルムに向けて付勢する付勢手段の付勢力によって、前記押込体と前記作動手段とを係合するよう構成されると共に前記シール体が物品を噛み込む異常が生じた際に、前記付勢手段の付勢力によって前記筒状フィルムを押し込む前記押込体による物品の破損に至る前に該押込体の移動が停止することで、該押込体と前記作動手段との係合が解除されるよう構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、係合手段が、筒状フィルムに向けて前進させる付勢手段の付勢力によって押込体を作動手段に係合させる構成であるので、より簡単な機構とすることができる。
請求項3に係る発明では、前記作動手段は、
前記本体部に配設され、前記一対のシール体の近接離間方向の動きに連動して前記フィルム搬送方向に移動する第1連係体と、
該第1連係体に対して両シール体の近接離間方向に向いた軸周りに回動可能に連結され、第1連係体のフィルム搬送方向への移動に連動してフィルム搬送方向に移動する第2連係体と、
前記フィルム搬送方向に離間して配設され、前記本体部および前記第2連係体に対して、両シール体の近接離間方向に向いた軸周り回動可能に連結された一対のリンク体と、
両リンク体に回動可能に連結されると共に、前記係合手段を介して前記押込体と係合する作動部とを備え、
各リンク体における前記第2連係体、前記本体部および前記作動部に対する連結位置が一直線上に並ばず、両リンク体における各連結位置の配置関係および各連結位置間の長さ関係が互いに同じにされ、
前記第2連係体の移動に連動して前記作動部が前記フィルム幅方向に進退移動するよう構成されたことを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、第2連係体のフィルム搬送方向への移動に連動して、一対のリンク体が本体部との連結位置を中心に同じ向き互いに干渉することなく回動し、作動部をフィルム幅方向に進退移動させる簡単な作動手段によって、押込体を筒状フィルムに対して進退させることができる。
請求項4に係る発明では、前記支持体は、前記一対のシール体を支持するスライドロッドに、該スライドロッドの前記近接離間方向の移動を許容するように配設されたことを特徴とする
請求項4に係る発明によれば、支持体が一対のシール体を支持するスライドロッドに配設されているので、支持体をフィルム搬送方向への両シール体の移動に追従するように移動させることができる。
請求項5に係る発明では、前記横シール装置は、横形製袋充填機に配設され、
前記本体部は、固定枠と、この固定枠に高さ位置を変更可能に支持された移動枠と、固定枠に対する移動枠の高さ位置を調節する高さ調節手段とを備え、
該高さ調節手段によって前記移動枠の高さ位置と前記一対のシール体が噛み合う高さ位置と前記押込体の高さ位置とを共に変更し得るように、前記支持体が移動枠に支持されたことを特徴とする。
請求項5に係る発明によれば、固定枠に対する移動枠の高さ位置の変更に伴って押込体の高さ位置が変更されるので、包装する物品のサイズや包装品種の切り替えに対応してガセットを適切に形成し得る。
本発明に係る製袋充填機におけるガセット形成装置によれば、ガセットを形成する押込体のフィルムに向けた前進を、簡単な機構で異常発生時に停止し得る。
本発明の実施例に係る横シール装置を示す概略正面図である。 実施例の横シール装置をフィルム搬送方向下流側から示す概略側面図である。 実施例のガセット形成装置を示す概略側面図である。 実施例のガセット形成装置を示す概略平面図であって、(a)は押込体が筒状フィルムに向けて前進した状況を示し、(b)は押込体が筒状フィルムから後退した状況を示す。 実施例のガセット形成装置を示す概略平面図であって、異常発生時の状況を示す。
次に、本発明に係る製袋充填機におけるガセット形成装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。
横形製袋充填機では、原反ロールから引き出された帯状フィルムを製袋手段で筒状に成形し、その筒状フィルムに縦シール手段で縦シールが施されると共に供給コンベヤから所定間隔毎に物品Gが内側に供給された筒状フィルムFが、物品Gと共に横シール装置10に搬送される。図1および図2に示すように、横シール装置10は、筒状フィルムFの搬送路11を上下に挟んで対向するように、本体部15に支持された一対のシール体12,14を備え、上側の上シール体12および下側の下シール体14は、筒状フィルムFの搬送に連動してそのフィルム搬送方向へ移動すると共に近接・離間移動する所謂ボックスモーションを繰り返す。また、横シール装置10には、両シール体12,14の近接離間方向の動きに連動して筒状フィルムFにガセットを形成するガセット形成装置が設けられる。横シール装置10では、筒状フィルムF中における物品Gの前後位置で両シール体12,14が筒状フィルムFを挟持する際に、フィルム幅方向(左右方向)に横シールSが施されると共にガセット形成装置によりガセットが形成された後に筒状フィルムFが切断されることで、ピロー包装品が得られる。なお、横シール装置10の左右両側には、後述する高さ調節手段のハンドルHやサーボモータ(駆動源)M等を除いて同様な機構が配設される。
図1および図2に示すように、横シール装置10の本体部15は、床面に設置される固定枠16と、この固定枠16に対して上下方向に移動可能に支持され、駆動源としてのサーボモータMの駆動力をシール体12,14に伝える駆動伝達手段および力伝達手段が配設された移動枠18と、固定枠16に対する移動枠18の高さ位置を調節する高さ調節手段とを備える。高さ調節手段は、固定枠16の両側部の夫々に回転可能に設けられた一対の雄ねじ棒20と、両雄ねじ棒20,20をシャフト21を介して連動させて回転させるハンドルHと、移動枠18の両側部の夫々に設けられ、対応の雄ねじ棒20に螺合した一対の雌ねじ部材22とからなるネジ機構で構成される。移動枠18は、ハンドルHにより両雄ねじ棒20,20を回転させると、両雌ねじ部材22,22が雄ねじ棒20,20に沿って上下方向(両シール体12,14の近接離間方向)へ移動することに伴い、固定枠16に対する高さ位置が変更される。
図2に示すように、移動枠18は、筒状フィルムFの搬送路11の左右両側に配置された支持パネル24,24を有し、一方の支持パネル24の外側には、前記サーボモータMが配設される。各支持パネル24には、伝達ギヤ26が回転可能に配設され、左右の両伝達ギヤ26,26が図示しない駆動シャフトによって連結されて一体回転される。また、各支持パネル24には、対応する側の伝達ギヤ26に噛み合う作動ギヤ部を有する作動体28が回転可能に配設される。サーボモータMの駆動力は、駆動シャフトに伝達されて、駆動シャフトと一体回転する両伝達ギヤ26,26を介して対応の作動ギヤ部に伝達され、これにより両作動体28,28は、サーボモータMの駆動に連動して所定方向に同期して回転される。このように、実施例では、駆動シャフト、伝達ギヤ26および作動ギヤ部によって、サーボモータMの駆動力を作動体28に伝達する駆動伝達手段が構成される。
図1および図2に示すように、各支持パネル24には、フィルム搬送方向前後に離間して一対のステー30,30が内側に突出するように設けられ、各前後のステー30,30間にはガイドロッド32が支持パネル24に対して平行にフィルム搬送方向に延在するよう架設される。各ガイドロット32には、フィルム搬送方向に移動可能にガイド体34が支持され、左右のガイド体34,34は、フィルム幅方向に延びる支軸36によって連結される。各ガイド体34,34には、スライドロッド38が上下方向に移動可能に配設され、左右の両スライドロッド38,38の上端部間および下端部間の夫々に、連結体40,42が架設される。各スライドロッド38には、上下方向に移動可能に支持された案内体44が、ガイド体34の上側に配設され、左右の両案内体44,44間に下シール体14の中間連結体46が架設される。下シール体14は、中間連結体46の上側にシールブロック14aを備える。ガイド体34の下側に延在する下部連結体40および中間連結体46は、トグルリンク機構によって接続される。トグルリンク機構は、支軸36に回転可能に支持された回動体47と、この回動体47に一端部が回転可能に連結されると共に他端部が中間連結体46に回転可能に連結された上リンク48と、回動体47に一端部が回転可能に連結されると共に他端部が下部連結体40に回転可能に連結された下リンク50とを備える。作動体28は、その回転中心から半径方向外側に偏倚した偏心位置に内側へ向けて突出した偏心ピン52を有し、偏心ピン52が案内体44に対して軸受44aを介して連結される。このように、下シール体14は、作動体28の偏心位置に前記偏心ピン52によって支持される。
図2に示すように、上シール体12は、左右のスライドロッド38,38の上端部に配設される。上シール体12は、両スライドロッド38,38の上端部の上部連結体42の下側に、上下方向に移動可能に支持されたシールブロック12aと、上部連結体42とシールブロック12aとの間に配設され、シールブロック12aを下シール体14に向けて付勢するシール体付勢手段としてのコイルばね54とを備える。なお、上シール体12におけるシールブロック12aの内側には、図示しないカッターが収納されており、カッターをシリンダ等によって両シール体12,14の近接離間方向の動きに連動して下シール体14側へ突出させることで筒状フィルムFが切断される。上下のシール体12,14は、上下方向およびフィルム搬送方向に移動可能に配設されたスライドロッド38,38に支持され、両シール体12,14の互いに近接・離間する動きおよびフィルム搬送方向の動きが、スライドロッド38,38を介して連動するよう構成される。
前記横シール装置10は、サーボモータMの駆動により両作動体28,28が回転すると、偏心ピン52が作動体28の回動中心を中心に円運動し、その円運動により、偏心ピン52に係合した軸受44aと共に案内体44がスライドロッド38に案内されて上下方向に昇降すると共にガイド体34がガイドロット32に案内されてフィルム搬送方向前後に移動する。これにより、下シール体14は、作動体28の回転に連動して昇降およびフィルム搬送方向前後に略円運動し、下シール体14に対してトグルリンク機構を介して接続された下部連結体40および両スライドロッド38,38が、下シール体14の昇降に連動して該下シール体14と相反する向きに昇降する。そして、上シール体12は、作動体28の回転に連動して下シール体14と相反する向きに昇降すると共に、下シール体14と同じ向きでフィルム搬送方向前後へ移動する。このように、横シール装置10では、サーボモータMの駆動力が、前記駆動伝達手段を介して作動体28に伝達され、作動体28の回転が、ガイドロッド32、ガイド体34、スライドロッド38およびトグルリンク機構などの力伝達手段によって、両シール体12,14がフィルム搬送方向に移動すると共に互いに近接・離間移動するボックスモーションを行う。なお、実施例の横シール装置10は、上下のシール体12,14が近接して噛み合った際に、上側のシールブロック12aがコイルばね54を圧縮するようにスライドするので、上シール体12は、下シール体14のような円運動にならない。
図3〜図5に示すように、ガセット形成装置は、移動枠18によって、両シール体12,14と共にフィルム搬送方向に移動可能に支持された支持体60と、該支持体60にフィルム幅方向に進退移動可能に配設され、筒状フィルムFを内方へ押し込んでガセットを形成する押込体62と、後述する係合手段を介して押込体62に係脱可能に連係し、両シール体12,14の近接離間方向の動きに連動して作動する作動手段とを備える。ここで、ガセット形成装置は、筒状フィルムFの搬送路11の左右両側に、支持体60、押込体62、係合手段および作動手段を夫々備えており、両シール体12,14の近接離間方向の動きに連動して左右両側の押込体62,62が同期して進退移動することで筒状フィルムFの左右両側面にガセットを形成する。係合手段は、作動手段の作動に連動して押込体62がフィルム幅方向に進退移動するように押込体62と作動手段とを係合すると共に、押込体62が受ける筒状フィルムFからの反力が所定値を超えた際に、押込体62と作動手段との係合を解除するよう構成される。
図2に示すように、前記支持体60は、一対のシール体12,14を支持するスライドロッド38に、該スライドロッド38の上下方向の移動のみを許容するように配設され、スライドロッド38に支持された案内体44の上側に配置される。支持体60は、フィルム幅方向に向いた軸周りに回転可能に配設されてフィルム搬送方向に離間配置された一対の支持ローラ64,64と、上下方向に向いた軸周りに回転可能に配設されてフィルム搬送方向に離間配置された一対の位置決めローラ66,66とを備える。そして、支持体60は、移動枠18にフィルム搬送方向に延在するように設けられた保持枠68の上面に両支持ローラ64,64を載置すると共に、保持枠68の外側面に両位置決めローラ66,66を当接させて配設される。これにより、支持体60は、作動体28の回転に連動してフィルム搬送方向に移動するスライドロッド38と共に保持枠68に沿ってフィルム搬送方向に移動し、保持枠68によって上下左右の移動が規制されて、筒状フィルムFの搬送路11に対する高さ位置がスライドロッド38の昇降につれて変化しないようになっている。支持体60は、高さ調節手段による移動枠18の高さ位置の変更に伴って保持枠68の高さ位置が変わることでスライドロッド38に沿って昇降し、これにより移動枠18の高さ位置の変更に伴って両シール体12,14が噛み合う高さ位置の変化に追従して、支持体60に配設された押込体62の高さ位置が筒状フィルムFに合わせて変化する。
図2に示すように、左右両側の押込体62,62は、筒状フィルムFの搬送路11を挟んで対向して配置される。図3および図4に示すように、支持体60と該支持体60に対してフィルム幅方向に進退移動可能に配設された押込体62との間には、押込体62を筒状フィルムFに向けて付勢するコイルばねからなる付勢手段70が配設され、付勢手段70によって前記所定値の付勢力が押込体62に対してかかるように設定されている。各押込体62は、フィルム搬送方向に離間して筒状フィルムFに向けて突出形成された一対の押込爪62a,62aを有し、図4(a)に示すように押込体62を筒状フィルムFに向けて前進した際に、前後の押込爪62a,62aによって筒状フィルムFに収容されている物品Gを挟むフィルム搬送方向前後位置のフィルム幅方向両側を内側に折込んでガセットが形成される。
図1に示すように、前記作動手段は、作動体28を支持する回転軸に接続されたカム板74と、移動枠18にフィルム幅方向に向いた軸周りに回転可能に配設され、一端部にカム板74の周面に従動するカムフォロア75を有する接続体76と、この接続体76の作動をフィルム幅方向の向きに変換するリンク機構とを備えている。接続体76は、移動枠18に対する接続軸からフィルム搬送方向に延びる腕部の先端に設けたカムフォロア75がカム板74の上部周面に載置されると共に、接続軸から上方に延びる腕部の先端にリンク機構が連結し、カム板74の回転に連動してリンク機構に接続する腕部がフィルム搬送方向に揺動される。
図4に示すように、リンク機構は、移動枠18に配設され、接続体76の揺動に連動してフィルム搬送方向に進退移動する第1連係体78と、該第1連係体78と直列に連結された第2連係体80と、フィルム搬送方向に離間して配設され、一端部が第2連結体80に夫々連結された一対のリンク体82,82と、両リンク体82,82の他端部に連結された作動部84とを備える。第2連係体80は、第1連係体78の端部にボールジョイント等を介して連結される。第2連係体80は、第1連係体78に対して少なくともフィルム幅方向に向いた軸周りに回動可能に連結され、揺動に伴う第1連係体78の高さ位置の変化をジョイント部分で吸収する。両リンク体82,82は、平面視で略L字状に形成されており、軸部82aによって屈曲部分が移動枠18に対して上下方向に向いた軸周りに回動可能に配設される。フィルム搬送方向後側のリンク体82は、その一端部が第2連係体80におけるフィルム搬送方向後側の端部に上下方向に向いた軸周りに回動可能に連結され、フィルム搬送方向前側のリンク体82は、その一端部が第2連係体80におけるフィルム搬送方向前側の端部に上下方向に向いた軸周りに回動可能に連結される。また、フィルム搬送方向後側のリンク体82は、その他端部が作動部84におけるフィルム搬送方向後側の端部に上下方向に向いた軸周りに回動可能に連結され、フィルム搬送方向前側のリンク体82は、その他端部が作動部84におけるフィルム搬送方向前側の端部に上下方向に向いた軸周りに回動可能に連結される。両リンク体82,82は、軸部82a(移動枠18との連結位置)から第2連係体80との連結位置まで引いた仮想線が互いに平行であり、軸部82aから作動部84との連結位置まで引いた仮想線が互いに平行になるよう構成される。また、作動手段は、各リンク体82における第2連係体80、移動枠18および作動部84に対する連結位置が一直線上に並ばず、両リンク体82,82における各連結位置の配置関係および各連結位置間の長さ関係が互いに同じになるよう構成される。そして、作動部84は、第2連係体80に対して平行に配設される。リンク機構は、両連係体78,80がフィルム搬送方向に移動することに連動して両リンク体82,82が軸部82a,82aを中心に揺動し、これにより両リンク体82,82の他端部に連結された作動部84がフィルム搬送方向前後に移動しつつフィルム幅方向に進退するように変位する。
前記係合手段としては、押込体62に上下方向に向いた軸周りに回転可能に配設された係合ローラ(係合部)86と、該係合ローラ86および作動部84を係脱可能に付勢する前記付勢手段70とを備える。係合ローラ86は、作動部84に対して押込体62が筒状フィルムFから後退する側に配置され、押込体62が付勢手段70で付勢されたもとで作動部84に当接し、両シール体12,14の近接離間方向の動きに連動した作動部84のフィルム幅方向の進退移動に追従して押込体62がフィルム幅方向に進退するように係合する。係合手段は、作動部84のフィルム搬送方向の相対的な移動に対して係合ローラ86が上下方向に向いた軸周りに転動することで、作動部84のフィルム搬送方向の移動に追従せず、両シール体12,14のフィルム搬送方向の移動に追従した押込体62のフィルム搬送方向の移動が許容される。押込体62は、係合手段によって作動手段に係合したもとで、作動手段の作動部84が筒状フィルムFに向けて前進することに伴い係合ローラ86の前進が許容されることで付勢手段70の付勢力によって前進し、作動部84が筒状フィルムFから後退することに伴い係合ローラ86が後退することで付勢手段70の付勢力に抗して後退する。図5に示すように、係合手段は、押込体62の筒状フィルムFから受ける反力が付勢手段70の付勢力を超えた際に、係合ローラ86が作動部84から相対的に離間して、押込体62と作動手段との係合を解除するよう構成され、作動手段が作動しても押込体62が前進しない。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係るガセット形成装置の作用について説明する。係合手段を介して作動手段に係合した押込体62は、両シール体12,14の近接離間方向の動きに連動して作動する作動手段によって筒状フィルムFに対して進退し、これにより筒状フィルムFを両シール体12,14が挟持するタイミングに合わせて、筒状フィルムFにガセットを形成し得る。図5に示すように、両シール体12,14が筒状フィルムF内の物品Gを噛み込む等の異常が生じて、両シール体12,14の近接離間方向の動きに連動して前進する押込体62に対して所定値を超えた反力がかかった際に、作動手段の作動部84に当接していた係合手段の係合ローラ86が該作動部84から離れて係合が解除されることで、押込体62の筒状フィルムFに向けた前進が停止する。すなわち、両シール体12,14が筒状フィルムF内の物品Gを噛み込む等の異常が生じた際に、押込体62の前進を付勢手段70と係合ローラ86からなる簡単な係合手段で停止させることができ、筒状フィルムFや物品Gの破損を抑制し得る。ここで、係合手段は、押込体62と、この押込体62を進退移動させる作動手段との間に設けられているので、前記異常発生時に作動手段を構成する部材の荷重や作動手段の作動力が押込体62および係合手段にかからず、異常発生時に係合手段をスムーズに係合解除させることができる。
前記作動手段は、第2連係体80のフィルム搬送方向への移動に連動して、一対のリンク体82,82が移動枠18との連結位置を中心に同じ向き互いに干渉することなく回動し、作動部84をフィルム幅方向に進退移動させる簡単な構成によって、押込体62を筒状フィルムFに対して進退させることができる。また、実施例のリンク機構は、軸部82aを介して移動枠18に回転可能に配設されたリンク体82,82を用いているので、両リンク体82,82を同じ向きに回動させることができ、押込体62を安定して進退させることができる。支持体60は、一対のシール体12,14を支持するスライドロッド38,38に配設されているので、支持体60をフィルム搬送方向への両シール体12,14の移動に追従するように移動させることができる。すなわち、支持体60に配設された押込体62を、両シール体12,14合わせた所定のタイミングで移動させることができる。特に実施例の横シール装置10のように、両シール体12,14が噛み合った際に上シール体12がコイルばね54を圧縮してスライドし、上シール体12の回転軌跡が下シール体14のような円運動にならない構成においては、押込体62を支持する支持体60が保持枠68に保持されてスライドロッド38と相対的に高さ変位するから、上シール体12の高さ位置の変化に影響されずに、筒状フィルムFを押し込む押込体62の押込爪62aの高さ位置を一定にすることができる。固定枠16に対する移動枠18の高さ位置の変更に伴って押込体62の高さ位置が変更されるので、包装する物品Gのサイズや包装品種の切り替えに対応してガセットを適切に形成し得る。
(変更例)
本願発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1)横形製袋充填機以外に、縦形製袋充填機や三方シール装置などの様々なシール手段を有する製袋充填機などに適用可能である。
(2)横シール手段は、スライドロッドを用いた構成に限定されず、両シール体を溝カムで支持・案内してボックスモーションさせる構成等、その他の構成を採用し得る。
(3)作動手段は、実施例のカムとリンク機構とを組み合わせた構成に限られず、例えばモータやエアシリンダ等の駆動源によって係合手段を介して押込体を進退させる構成など、その他の構成を採用できる。また、カム機構やリンク機構の他に、プーリ機構などのその他の連係機構を用いることができる。
(4)作動手段は、支持体に配設してもよい。
(5)作動手段のリンク機構としては、連係体、一対のリンク体および作動部によって平行リンク機構を構成してもよい。
(6)作動手段のカム機構としては、溝カムなどの平面カムやその他の構成を採用することができる。
(7)係合手段は、凹部と凸部との嵌合により押込体と作動手段とを係合し、凹部から凸部が外れることで係合解除される構成や、異常発生時に係合手段の一部または全部が破断することで係合解除される構成など、その他の構成を採用し得る。
(8)係合手段の付勢手段は、押込体を付勢する構成に限られず、例えば爪が凹部に嵌って係合する構成において、爪を凹部に挿入するように付勢する構成等、その他の構成であってもよい。
(9)押込体の押込爪は、板状等、適宜の形状を採用し得る。
11 搬送路,12 上シール体,14 下シール体,15 本体部,16 固定枠,
18 移動枠,38 スライドロッド,60 支持体,62 押込体,70 付勢手段,
78 第1連係体,80 第2連係体,82a 軸部,82 リンク体,84 作動部,
F 筒状フィルム,S 横シール

Claims (5)

  1. 筒状フィルム(F)の搬送路(11)を挟んで対向して配設されて、筒状フィルム(F)を挟持しつつ該フィルム(F)の搬送と共にそのフィルム搬送方向に移動する一対のシール体(12,14)によって、筒状フィルム(F)に所定間隔毎に横シール(S)を施す製袋充填機の横シール装置に設けられ、互いに近接・離間移動する両シール体(12,14)の近接離間方向の動きに連動して筒状フィルム(F)にガセットを形成するガセット形成装置において、
    前記シール体(12,14)を支持する本体部(15)と、
    該本体部(15)によって、前記シール体(12,14)と共にフィルム搬送方向に移動可能に支持された支持体(60)と、
    該支持体(60)に、前記両シール体(12,14)の近接離間方向と交差するフィルム幅方向に進退移動可能に配設され、筒状フィルム(F)を内方へ押し込んでガセットを形成する押込体(62)と、
    前記本体部(15)または前記支持体(60)に配設され、前記両シール体(12,14)の近接離間方向の動きに連動して作動する作動手段と、
    前記作動手段の作動に連動して前記押込体(62)が前記フィルム幅方向に進退移動するように押込体(62)と作動手段とを係合する係合手段とを備え
    前記シール体(12,14)が物品を噛み込む異常が生じた際に、前記押込体(62)のフィルム押し込みにより物品の破損に至る前に、前記係合手段による前記押込体(62)と前記作動手段との係合解除されるよう構成した
    ことを特徴とする製袋充填機におけるガセット形成装置。
  2. 前記係合手段は、前記支持体(60)と前記押込体(62)との間に配設されて該押込体(62)を筒状フィルム(F)に向けて付勢する付勢手段(70)の付勢力によって、前記押込体(62)と前記作動手段とを係合するよう構成されると共に前記シール体(12,14)が物品を噛み込む異常が生じた際に、前記付勢手段(70)の付勢力によって前記筒状フィルム(F)を押し込む前記押込体(62)による物品の破損に至る前に該押込体(62)の移動が停止することで、該押込体(62)と前記作動手段との係合が解除されるよう構成したことを特徴とする請求項1記載の製袋充填機におけるガセット形成装置。
  3. 前記作動手段は、
    前記本体部(15)に配設され、前記一対のシール体(12,14)の近接離間方向の動きに連動して前記フィルム搬送方向に移動する第1連係体(78)と、
    該第1連係体(78)に対して両シール体(12,14)の近接離間方向に向いた軸周りに回動可能に連結され、第1連係体(78)のフィルム搬送方向への移動に連動してフィルム搬送方向に移動する第2連係体(80)と、
    前記フィルム搬送方向に離間して配設され、前記本体部(15)および前記第2連係体(80)に対して、両シール体(12,14)の近接離間方向に向いた軸周り回動可能に連結された一対のリンク体(82,82)と、
    両リンク体(82,82)に回動可能に連結されると共に、前記係合手段を介して前記押込体(62)と係合する作動部(84)とを備え、
    各リンク体(82,82)における前記第2連係体(80)、前記本体部(15)および前記作動部(84)に対する連結位置が一直線上に並ばず、両リンク体(82,82)における各連結位置の配置関係および各連結位置間の長さ関係が互いに同じにされ、
    前記第2連係体(80)の移動に連動して前記作動部(84)が前記フィルム幅方向に進退移動するよう構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の製袋充填機におけるガセット形成装置。
  4. 前記支持体(60)は、前記一対のシール体(12,14)を支持するスライドロッド(38)に、該スライドロッド(38)の前記近接離間方向の移動を許容するように配設されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の製袋充填機におけるガセット形成装置。
  5. 前記横シール装置は、横形製袋充填機に配設され、
    前記本体部(15)は、固定枠(16)と、この固定枠(16)に高さ位置を変更可能に支持された移動枠(18)と、固定枠(16)に対する移動枠(18)の高さ位置を調節する高さ調節手段とを備え、
    該高さ調節手段によって前記移動枠(18)の高さ位置と前記一対のシール体(12,14)が噛み合う高さ位置と前記押込体(62)の高さ位置とを共に変更し得るように、前記支持体(60)が移動枠(18)に支持されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の製袋充填機におけるガセット形成装置。
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