JP7448223B2 - 製袋充填機におけるシール装置 - Google Patents
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Description
物品(33)が収容された筒状フィルム(10)の移送路を挟んで対向し、前記筒状フィルム(10)を挟持して該筒状フィルム(10)の移送と共にその移送向きへ移動する一対のシール体(11,12)により、筒状フィルム(10)の前記物品(33)を挟む前後にシールを施す製袋充填機におけるシール装置において、
前記筒状フィルム(10)の移送路を挟んで対向し、各シール体(11,12)を、一対のシール体(11,12)の対向方向に移動可能に支持する一対の保持部材(13,14)と、
前記各シール体(11,12)を、該シール体(11,12)を支持する前記保持部材(13,14)に対して常に他方のシール体(11,12)側に付勢する付勢手段(27)と、
装置本体(15)に支持され、駆動手段(46)によって作動して前記一対の保持部材(13,14)を、シール体(11,12)の姿勢を維持したまま相反する向きに円運動するように移動する作動機構(16)と、
前記一対のシール体(11,12)の夫々に配設されて一体で移動する支持体(17,18)と、
前記装置本体(15)に配設され、前記保持部材(13,14)と共に移動する前記各支持体(17,18)に設けたフォロワ(19)を係合案内するカム面(20)を有するカム部材(21,22)と、を備え、
前記一対の保持部材(13,14)は、一方の保持部材(13)に配設したスライドシャフト(24)に他方の保持部材(14)が摺動可能に支持されて、一対の保持部材(13,14)はスライドシャフト(24)に沿って相対的に接近・離間し得るよう構成され、
前記作動機構(16)は、
前記装置本体(15)に回転可能に支持されて、一方の保持部材(13)が偏心位置に回転可能に支持された第1歯車(38)と、
該第1歯車(38)に噛合するよう前記装置本体(15)に回転可能に支持され、他方の保持部材(14)が偏心位置に回転可能に支持された第2歯車(42)と、を備え、
前記第1歯車(38)および第2歯車(42)の一方に噛合する駆動歯車(45)を、前記駆動手段(46)によって回転駆動して第1歯車(38)と第2歯車(42)とを互いに反対方向に回転することで、前記一対の保持部材(13,14)を相反する向きに円運動するよう構成され、
一方の前記支持体(17)のフォロワ(19)を係合案内する一方の前記カム部材(21)と、他方の前記支持体(18)のフォロワ(19)を係合案内する他方の前記カム部材(22)とは、前記装置本体(15)における第1歯車(38)および第2歯車(42)の支持位置を挟む位置に配設され、
前記一対の保持部材(13,14)の円運動に伴う一対のシール体(11,12)における対向端の移動軌跡が、一部で重なるよう構成され、
前記カム面(20)は、前記シール体(11)の移動軌跡が重なる区間に対応する位置に設けられて筒状フィルム(10)の移送方向に沿う直線状に延在する第1カム面部(20a)と、該第1カム面部(20a)の始端に連続する弧状の第2カム面部(20b)と、を有し、
前記作動機構(16)による前記一対の保持部材(13,14)の円運動に伴い前記フォロワ(19)が第2カム面部(20b)から第1カム面部(20a)に移行することで、前記一対のシール体(11,12)が筒状フィルム(10)を挟持すると共に、該シール体(11,12)に対して前記保持部材(13,14)が前記付勢手段(27)の付勢力に抗して前記対向方向に移動して、一対のシール体(11,12)が筒状フィルム(10)の挟持状態を維持して前記移送向きへ移動し得るよう構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、一対のシール体が筒状フィルムを挟んで当接する際の位置をカム部材で制御して、当接時に大きな衝撃が発生するのを防止して騒音の発生を抑止することができ、作業環境を悪化させることなく包装能力の限界値を高めることができる。また、一対のシール体が当接する際の衝撃を付勢手段で吸収することができ、騒音の発生をより抑止することができる。更に、一対のシール体が当接する際に加わる力をカム部材で受けることができるので、保持部材を円運動する作動機構に衝撃が加わるのを抑制でき、該作動機構の長寿命化を図ることができる。また、一対の保持部材を、噛合する歯車によって円運動するよう構成したので、包装処理速度の高速化に容易に対応することができる。
請求項2の発明によれば、包装処理速度の高速化に対応して筒状フィルムを良好に切断することができる。
図1に示す如く、前記一対の保持部材13,14および前記一対のシール体11,12が相互に離間した初期位置において、前記駆動手段46によって前記第1歯車38と第2歯車42とを互いに反対方向に回転すると、第1保持部材13および第2保持部材14は円運動を開始し、第1シール体11と第2シール体12とは上流側へ移動すると共に相互に接近する。すなわち、第1歯車38に対して第1保持部材13を介して偏心位置に支持されている第1シール体11は、第1支持体17のフォロワ19,19が第1カム部材21,21の第2カム面部20b,20bに案内されつつシール面を下向きとした姿勢を維持して円運動すると共に、第2歯車42に対して第2保持部材14を介して偏心位置に支持されている第2シール体12は、第2支持体18のフォロワ19,19が第2カム部材22,22の第2カム面部20b,20bに案内されつつシール面を上向きとした姿勢を維持して円運動する。そして、各支持体17,18のフォロワ19が対応するカム部材21,22の第2カム面部20bから第1カム面部20aに移行することで、図3に示す如く、一対のシール体11,12により筒状フィルム10が挟持される。筒状フィルム10を挟持した一対のシール体11,12に対し、円運動を行う保持部材13,14が前記バネ27,27の付勢力に抗して相対的に前記対向方向に移動し、各支持体17,18のフォロワ19が対応するカム部材21,22の第1カム面部20aを移動する際には、一対のシール体11,12は、筒状フィルム10を挟持した状態を維持したままフィルム移送向き(下流側)に移動し、これにより筒状フィルム10にエンドシールが施される。なお、一対のシール体11,12は、バネ27,27の付勢力によって筒状フィルム10を所定圧で挟持する。また、一対のシール体11,12が筒状フィルム10を挟持している間に、前記進退動手段30により前記切断刃28が作動され、エンドシールが施された筒状フィルム10は幅方向に切断される。
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) 実施例では、カム部材21,22の内周面に形成したカム面20でフォロワ19を案内するよう構成したが、カム部材21,22に形成した溝(カム面)に沿ってフォロワ19を案内するカム部材を採用することができる。
(2) 実施例では、フォロワ19としてローラを用いたが、球状のボールを採用することができ、該ボールであればカム面20を転動する際の接触抵抗を小さくして、騒音や摩耗を抑制することができる。
(3) 実施例では、横形製袋充填機のエンドシール装置の場合で説明したが、縦形製袋充填機のエンドシール装置としても採用することができる。
13 第1保持部材(保持部材),14 第2保持部材(保持部材)
15 機枠(装置本体),16 作動機構,17 第1支持体(支持体)
18 第2支持体(支持体),19 フォロワ,20 カム面,20a 第1カム面部
20b 第2カム面部,21 第1カム部材(カム部材)
22 第2カム部材(カム部材),24 スライドシャフト,27 バネ(付勢手段)
28 切断刃,31 サーボモータ,33 物品,38 第1歯車,42 第2歯車
45 駆動歯車,46 駆動手段
Claims (2)
- 物品が収容された筒状フィルムの移送路を挟んで対向し、前記筒状フィルムを挟持して該筒状フィルムの移送と共にその移送向きへ移動する一対のシール体により、筒状フィルムの前記物品を挟む前後にシールを施す製袋充填機におけるシール装置において、
前記筒状フィルムの移送路を挟んで対向し、各シール体を、一対のシール体の対向方向に移動可能に支持する一対の保持部材と、
前記各シール体を、該シール体を支持する前記保持部材に対して常に他方のシール体側に付勢する付勢手段と、
装置本体に支持され、駆動手段によって作動して前記一対の保持部材を、シール体の姿勢を維持したまま相反する向きに円運動するように移動する作動機構と、
前記一対のシール体の夫々に配設されて一体で移動する支持体と、
前記装置本体に配設され、前記保持部材と共に移動する前記各支持体に設けたフォロワを係合案内するカム面を有するカム部材と、を備え、
前記一対の保持部材は、一方の保持部材に配設したスライドシャフトに他方の保持部材が摺動可能に支持されて、一対の保持部材はスライドシャフトに沿って相対的に接近・離間し得るよう構成され、
前記作動機構は、
前記装置本体に回転可能に支持されて、一方の保持部材が偏心位置に回転可能に支持された第1歯車と、
該第1歯車に噛合するよう前記装置本体に回転可能に支持され、他方の保持部材が偏心位置に回転可能に支持された第2歯車と、を備え、
前記第1歯車および第2歯車の一方に噛合する駆動歯車を、前記駆動手段によって回転駆動して第1歯車と第2歯車とを互いに反対方向に回転することで、前記一対の保持部材を相反する向きに円運動するよう構成され、
一方の前記支持体のフォロワを係合案内する一方の前記カム部材と、他方の前記支持体のフォロワを係合案内する他方の前記カム部材とは、前記装置本体における第1歯車および第2歯車の支持位置を挟む位置に配設され、
前記一対の保持部材の円運動に伴う一対のシール体における対向端の移動軌跡が、一部で重なるよう構成され、
前記カム面は、前記シール体の移動軌跡が重なる区間に対応する位置に設けられて筒状フィルムの移送方向に沿う直線状に延在する第1カム面部と、該第1カム面部の始端に連続する弧状の第2カム面部と、を有し、
前記作動機構による前記一対の保持部材の円運動に伴い前記フォロワが第2カム面部から第1カム面部に移行することで、前記一対のシール体が筒状フィルムを挟持すると共に、該シール体に対して前記保持部材が前記付勢手段の付勢力に抗して前記対向方向に移動して、一対のシール体が筒状フィルムの挟持状態を維持して前記移送向きへ移動し得るよう構成した
ことを特徴とする製袋充填機におけるシール装置。 - 前記一対のシール体の一方に、前記筒状フィルムを切断する切断刃を、サーボモータにより前記対向方向に進退移動可能に支持したことを特徴とする請求項1記載の製袋充填機におけるシール装置。
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