JP3065148B2 - 自動包装機におけるシール装置 - Google Patents

自動包装機におけるシール装置

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JP3065148B2
JP3065148B2 JP3338475A JP33847591A JP3065148B2 JP 3065148 B2 JP3065148 B2 JP 3065148B2 JP 3338475 A JP3338475 A JP 3338475A JP 33847591 A JP33847591 A JP 33847591A JP 3065148 B2 JP3065148 B2 JP 3065148B2
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鈴木  貢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば横型ピロータイ
プの包装機における包装材等のフィルムのボトムシーラ
ー等に使用する自動包装機におけるシール装置,特にシ
ール時間を長くとるためにシーラーを一定区画噛み合い
状態で平行直線移動させる機構でシーラーを常に鉛直に
保持させるようにシーラーを物品の送り通路の両側に設
けたD型のカム溝を有するデュエルカムで案内するシー
ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、かかるD型のデュエルカム
を用いたシール装置として既に実公昭60−18327
号,同63−11049号等を考案し、また他人におい
てもシーラーが常時鉛直状態のものとしては、特公昭6
3−17694号,特公昭63−17695号,特公平
2−30926号等が発明されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしかかる従来の実
公昭60−18327号,同63−11049号は、そ
のシーラを支持する部材は左右一対のデュエルカムに係
合する部材のみで支持しているが、これではシーラは軸
を中心とする回転運動であるのでその向きがシール時に
変化しその傾きでシール圧が均一にできないことや被包
装物に対しシールピッチが長くなる等がおこる欠点があ
った。
【0004】またシーラーが常時鉛直状態のものとし
て、上記特公昭63−17694号は太陽ギヤやアイド
ルギヤ等を用いて上下のシーラーの向きを回転中一定に
するように公転させているが、これではシーラー噛み合
い状態で噛み合い部分によりスプリングにより圧着力が
変わってしまう欠点があり構造も複雑になる欠点があ
る。
【0005】また上記特公昭63−17695号は変形
ギヤを用いて上記シーラーが直線運動する際の上下動を
吸収しているが、これでは変形ギヤの形状は限定され上
下動する為の圧力はシール圧最良の状態に設定できずシ
ーラー全体の構造が複雑になる欠点がある。
【0006】更に上記特公平2−30926号はその第
2図にみられるように上下のシーラーをガイドポールで
鉛直を保持するようにしているが、これでは速度が上げ
られない欠点がある。
【0007】本発明はかかる欠点を除去するもので、上
下左右2対のD型のデュエルカムを物品の送り方向に向
かって前後2段に設け、これら4対のデュエルカムによ
り上下のシーラーを安定よく支持するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、物品1を送る
通路I−Iに沿ってその前後両側上側には2対のD型の
カム溝16を有する上デュエルカムF1 ,F1 ,R1
1 、前後両側下側には2対のD型のカム溝16を有す
る下デュエルカムF2 ,F2 ,R2 ,R2 を夫々対向さ
せて固定し、上記の上デュエルカムF1 ,F1 ,R1
1 の中心には前上軸F3 ,F3 、後上軸R3 ,R3
また上記下デュエルカムF2 ,F2 ,R2 ,R2 の中心
には前下軸F4 ,F4 、後下軸R4 ,R4 を回動すべく
設け、上記前上軸F3 ,F3 と後上軸R3 ,R3 及び前
下軸F4 ,F4 と後下軸R4 ,R4 には夫々径方向に延
びる案内溝24,24・・・を有するフォーク25,2
5・・・を固定し、これらの相対するフォーク25,2
5・・・の案内溝24,24・・・には夫々前後の上支
持体26,26と前後の下支持体27,27の両端を摺
動すべく嵌合すると共に、それら前後の上支持体26,
26,前後の下支持体27,27の端部は夫々対応する
上下デュエルカムF1 ,F1 ,R1 ,R1 、F2
2 ,R2 ,R2 に係合し、これら前後の上支持体2
6,26、下支持体27,27には上シーラー30の支
持板31及び下シーラー34の支持板35の前後端を夫
々支持するようにしたことを特徴とする自動包装機にお
けるシール装置である。
【0009】
【作用】上シーラー30と下シーラー34は常に鉛直状
態で上記D型の軌跡に沿って移動し、先ずその後方の位
置において夫々上方と下方から物品1の通路I−Iに接
近してフィルム5の物品1,1・・・間の位置をスプリ
ング33の弾力を介して挟持し、次にその直線部の軌跡
に沿って上と下のシーラー30と34が相接し、フィル
ム5と共に図2矢印のように前方に平行直線移動し、フ
ィルム5をボトムシールすると共にその中間の位置を切
断刃36により切断する。
【0010】
【実施例】以下図面につき本発明の一実施例を詳細に説
明する。図1示のように、物品1,1・・・は(レシー
ビング)コンベヤ2上においてドッグ3,3・・・によ
り一定間隔で図1において左方に送られ、フォーマ4に
おいて筒状に丸められたフィルム5内に送り込まれ、こ
のフィルム5の両端部aはヒータ6で予備加熱された後
サイドシーラ7,7で挟持されて連続的にシールされ、
ガイドチュービングベルト8,8により挟持されて上下
のボトムシーラ10に送られ、上下のボトムシーラによ
りシールされて出口コンベヤ12に送り出される。
【0011】上記ボトムシーラ10においては、図2示
のように物品1,1・・・の通路I−Iに沿って物品
1,1・・・を前方へ送る被包装物受渡し用すだれコン
ベヤ13を案内スプロケットホイール14,14,1
4,14により掛渡すと共にその両側には一対の左右の
支持板15,15を固定する。この両側の支持板15,
15の内面の前後上側にはD型のカム溝16を有する上
のデュエルカムF1 ,F1 ,R1 ,R1 、前後下側には
下のデュエルカムF2 ,F2 ,R2 ,R2 を夫々対向さ
せて固定する。
【0012】上記上のデュエルカムF1 ,F1 ,R1
1 、下のデュエルカムF2 ,F2 ,R2 ,R2 の中心
には夫々ベアリング19,・・・を介して前上軸F3
3 、後上軸R3 ,R3 、前下軸F4 ,F4 、後下軸R
4 ,R4 を夫々左右対向させて回動すべく設ける。
【0013】上記上軸F3 ,F3 ,R3 ,R3 と下軸F
4 ,F4 ,R4 ,R4 は図2,3示の一対の噛合する歯
車21,22、21,22により互いに反対方向に回動
すべく連結すると共に下軸F4 ,F4 ,R4 ,R4 の歯
車22,22は中間歯車23と反対方向に回動すべく噛
合し、この中間歯車23を介して駆動軸20に連結す
る。
【0014】上記前上軸F3 ,F3 と後上軸R3 ,R3
及び前下軸F4 ,F4 と後下軸R4 ,R4 の内端には夫
々径方向に延びる案内溝24,24・・・を有するフォ
ーク25,25・・・の一端を固定し、これらの相対す
るフォーク25,25・・・には夫々前後の上支持体2
6,26、前後の下支持体27,27の両端に回動すべ
く嵌合した外面方形状の軸受28・・・を摺動すべく嵌
合すると共にその前後の上支持体26,26、前後の下
支持体27,27の端部には夫々対応する上下のデュエ
ルカムF1 ,F1 ,R1 ,R1 、F2 ,F2 ,R2 ,R
2 のカム溝16,16・・・に係合するカムフォロワー
29,29・・・を設ける。
【0015】上記前後の上支持体26,26には上シー
ラー30の支持板31の前端及び後端を上支持体26,
26に植設したピン32・・・とそれに嵌合したスプリ
ング33・・・とにより上下に弾撥すべく連結支持す
る。上記前後の下支持体27,27には下シーラー34
の支持板35の前端及び後端を固定支持する。上記上シ
ーラー30内にはフィルム5の切断刃36また下シーラ
ー34にはその切断刃36が入る溝37を設ける。
【0016】次にこの装置の動作を説明する。駆動軸2
0により中間歯車23は回動し、歯車22,21を介し
て前上軸F3 ,F3 ,後上軸R3 ,R3 及びそれらに取
付けたフォーク25,25・・・は図2において反時計
方向に、また前下軸F4 ,F4 ,後下軸R4 ,R4 及び
それらの取付けたフォーク25,25・・・は図におい
て時計方向に回動し、前後の上支持体26,26は前後
の上のデュエルカムF1 ,F1 ,R1 ,R1 のカム溝1
6によりそのD型の軌跡に沿って反時計方向に回動し、
前後の下の支持体27,27は前後の下のデュエルカム
2 ,F2 ,R2 ,R2 のカム溝16によりそのD型の
軌跡に沿って時計方向に回動し、前後の上支持体26,
26,26,26上にスプリング33・・・を介して支
持された支持板31及び上シーラー30と前後の下支持
体27,27,27,27上に支持された支持板35と
下シーラー34は同じ軌跡で夫々作動する。
【0017】従って上シーラー30と下シーラー34は
常に鉛直状態で上記D型の軌跡に沿って移動し、先ずそ
の後方の位置において夫々上方と下方から物品1の通路
I−Iに接近してフィルム5の物品1,1・・・間の位
置をスプリング33の弾力を介して挟持し、次にその直
線部の軌跡に沿って上と下のシーラー30と34が相接
し、フィルム5と共に図2矢印のように前方に平行直線
移動し、フィルム5をボトムシールすると共にその中間
の位置を切断刃36により切断する。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば上下左右2
対のD型のデュエルカムを物品の送り方向に向かって前
後2段に設け、これら4対のデュエルカムにより上下の
シーラーを安定よく支持しているので、フィルムをシー
ルする際にシール部を均等な圧で高速にシールすること
ができ、また上シーラー30と下シーラー34はD型の
軌跡に沿って垂直な向きで接近してフィルム5の物品1
と物品1との間の位置を挟持してシールできるのでその
フィルム5の袋内のエアーを抜くことが容易であると共
に被包装物に対しての包装長さを短くできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した包装材の概要を示す説明図で
ある。
【図2】その要部の図3A−A部分の断面図である。
【図3】その正面図である。
【図4】その一部の平面図である。
【符号の説明】
1 物品 I−I 通路 16 D型のカム溝 F1 ,F1 ,R1 ,R1 上デュエルカム F2 ,F2 ,R2 ,R2 下デュエルカム F3 ,F3 前上軸 R3 ,R3 後上軸 F4 ,F4 前下軸 R4 ,R4 後下軸 24,24・・・ 案内溝 25,25・・・ フォーク 26,26 上支持体 27,27 下支持体 30 上シーラー 31 支持板 34 下シーラー 35 支持板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を送る通路に沿ってその前後両側上
    側には2対のD型のカム溝を有する上デュエルカム、前
    後両側下側にはD型のカム溝を有する2対の下デュエル
    カムを夫々対向させて固定し、上記の上デュエルカムの
    中心には前上軸、後上軸、また上記下デュエルカムの中
    心には前軸、後軸を回動すべく設け、上記前上軸と
    後上軸及び前下軸と後下軸には夫々径方向に延びる案内
    溝を有するフォークを固定し、これらの相対するフォー
    クの案内溝には夫々前後の上支持体と前後の下支持体の
    両端を摺動すべく嵌合すると共に、それら前後の上支持
    体,前後の下支持体の端部は夫々対応する上下デュエル
    カムに係合し、これら前後の上支持体、下支持体には上
    シーラーの支持板及び下シーラーの支持板の前後端を夫
    々支持するようにしたことを特徴とする自動包装機にお
    けるシール装置。
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