JP5862442B2 - 電磁弁駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁弁駆動制御装置に関するものである。
従来、電磁弁駆動制御装置の一例として、特許文献1に開示されたソレノイド駆動制御装置があった。このソレノイド駆動制御装置は、電磁弁に流す電流を作動初期の所定期間(過励磁駆動期間)では定電圧駆動により直流の定格電流を流す。そして、ソレノイド駆動制御装置は、その所定期間経過後の保持した状態(パルス幅変調駆動期間)では、PWM制御により定電流駆動することにより電流を制限するものである。
特開2008−16621号公報
ところで、このソレノイド駆動制御装置は、過励磁駆動期間では、PWM制御によって100%のオンデューティ比のPWM駆動信号を出力することで定電圧駆動を実現している。よって、過励磁駆動期間の精度は、予め設定したPWM制御周波数に依存することになる。つまり、過励磁駆動を終了させるタイミングは、予め設定したPWM制御周波数に依存することになる。よって、過励磁駆動期間を高精度に制御できない可能性がある。
また、過励磁駆動を終了させるタイミングを高精度に制御するためには、PWM制御周波数を上げることが考えられる。しかしながら、PWM制御周波数を上げると、パルス幅変調駆動期間において、電磁弁の追従性が低下する可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、過励磁駆動期間を高精度に制御しつつ、パルス幅変調駆動期間において精度良く電磁弁を駆動することができる電磁弁駆動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の電磁弁駆動制御装置は、
電磁弁を駆動制御するものであり、電磁弁の開弁開始から予め設定された過励磁駆動期間は過励磁駆動するとともに、電磁弁の開弁開始から過励磁駆動期間が経過した後、予め設定されたパルス幅変調駆動期間は保持駆動する電磁弁駆動制御装置であって、
電磁弁の駆動を指示する駆動信号を出力するものであり、アウトプットコンペア機能とパルス幅変調機能とを有するとともに、アウトプットコンペア機能とパルス幅変調機能とを切替え可能な第1タイマー(11)と、
第1タイマーの機能を切替え可能な第2タイマー(12)と、を備え、
第2タイマーは、第1タイマーの機能がアウトプットコンペア機能からパルス幅変調機能に切替わると、機能が切替わってからの経過時間を計測するとともに、この経過時間がパルス幅変調駆動期間に一致すると、第1タイマーの機能をパルス幅変調機能からアウトプットコンペア機能へ切替え、
第1タイマーは、アウトプットコンペア機能で動作中である場合、電磁弁の開弁開始タイミングになると、駆動信号として所定レベルの過励磁駆動用信号を出力開始するとともに、開弁指示タイミングからの経過時間を計測し、この経過時間が励磁駆動期間と一致するまで過励磁駆動用信号を出力し、パルス幅変調機能で動作中である場合、アウトプットコンペア機能からパルス幅変調機能へ切替わってから、第2タイマーによってパルス幅変調機能からアウトプットコンペア機能へ切替えられるまでの間は、駆動信号としてパルス波の保持駆動用信号を出力することを特徴とする。
このように、電磁弁駆動制御装置は、第1タイマーが、アウトプットコンペア機能で動作中であり、且つ、励磁駆動期間中に、駆動信号として所定レベルの過励磁駆動用信号を出力する。また、第1タイマーは、この過励磁駆動用信号を出力する期間を、自身で計測するものである。つまり、第1タイマーは、開弁指示タイミングになってからの経過時間が励磁駆動期間に一致するまで計測するとともに、計測している間、過励磁駆動用信号を出力するものである。
よって、過励磁駆動用信号を出力する期間(過励磁駆動期間)は、第1タイマーによって制御されるものである。このため、過励磁駆動期間の精度は、パルス幅変調駆動期間で出力される保持駆動用信号(パルス波)の周波数に依存しない。言い換えると、過励磁駆動を終了(過励磁駆動用信号の出力を停止)させるタイミングは、保持駆動用信号(パルス波)の周波数に依存しない。
また、第1タイマーは、パルス幅変調機能で動作中(つまり、パルス幅変調駆動期間中)、駆動信号としてパルス波の保持駆動用信号を出力する。なお、このパルス幅変調駆動期間は、第2タイマーのよって計測されている。つまり、第1タイマーは、第2タイマーが、パルス幅変調機能に切替わってからの経過時間がパルス幅変調駆動期間に一致するまで計測している間、保持駆動用信号を出力するものである。これによれば、過励磁駆動を終了させるタイミングを高精度に制御するために、保持駆動用信号の周波数を上げる必要がない。よって、パルス幅変調駆動期間において、電磁弁の追従性が低下することを抑制できるため、精度良く電磁弁を駆動することができる。
また、このように、第1タイマーは、過励磁駆動用信号と保持駆動用信号とを出力する。よって、電磁弁駆動制御装置は、一つのポートで過励磁駆動用信号と保持駆動用信号とを出力することができる。つまり、電磁弁駆動制御装置は、過励磁駆動用信号と保持駆動用信号の夫々を出力するためのポートを備える必要がない。
実施形態におけるECUの概略構成を示すブロック図である。 ECUの処理動作を示すタイムチャートである。 図2の部分的拡大図である。 演算部の処理動作を示すフローチャートである。 噴射開始待時の処理動作を示すフローチャートである。 割り込みタイミングTaでの処理動作を示すフローチャートである。 割り込みタイミングTbでの処理動作を示すフローチャートである。 割り込みタイミングTdでの処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
本実施形態においては、本願発明の電磁弁駆動制御装置を、燃料噴射を制御するECU(electronic controller unit)100に適用した例を採用する。図1に示すように、ECU100は、主に、マイコン10、電磁弁駆動回路20、ツェナー電圧回路30、出力端子40などを備えて構成されている。このECU100は、出力端子40を介して電磁弁(例えば低抵抗電磁弁)200を駆動制御するものである。なお、電磁弁200は、電磁ソレノイド、プランジャ(弁)などを備えて構成されている。よって、ECU100は、電磁弁200を開弁及び閉弁させて、燃料噴射を制御するものである。
より詳細には、ECU100は、作動初期(開弁初期)の所定期間(過励磁駆動噴射時間T1の間)では、定電圧駆動することにより電磁弁200に直流の定格電流を流す(過励磁駆動する、過励磁噴射駆動する)。一方、ECU100は、過励磁駆動噴射期間が終了してからの所定期間(PWM駆動時間T4の間)では、PWM制御で定電流駆動することにより電磁弁200に流す電流を制限する(保持駆動する、保持噴射駆動する)。なお、過励磁駆動噴射時間T1は、特許請求の範囲における過励磁駆動期間に相当する。また、PWM駆動時間T4は、特許請求の範囲におけるパルス幅変調駆動期間に相当する。
まず、ECU100の構成に関して説明する。マイコン10は、主に、ポート出力可能な第1タイマー11及び第2タイマー12と、演算部13、第1ポート14、第2ポート15などを備えて構成されている。また、マイコン10は、図示は省略するが、記憶装置(RAM、ROM)なども備えている。なお、RAMはRandom Access Memoryであり、ROMはRead Only Memoryである。
第1タイマー11は、例えば、フリーランニングカウンタ、レジスタ等を備えて構成されている。この第1タイマー11は、OC(output compare)出力とPWM(pulse width modulation)出力の機能を有し、OC出力からPWM出力、及びPWM出力からOC出力への出力切替えが可能なものである。なお、第1タイマー11は、OC出力が可能なOC機能とPWM出力が可能なPWM機能を有し、OC機能からPWM機能、及びPWM機能からOC機能への機能切替えが可能なものと言い換えることができる。さらに、第1タイマー11は、OC出力が可能なOCモードとPWM出力が可能なPWMモードを有し、OCモードからPWMモード、及びPWMモードからOCモードへのモード切替えが可能なものと言い換えることもできる。なお、第1タイマー11は、第2タイマー12からの機能切替指示(機能切替信号)に応じて、OC機能(OCモード)からPWM機能(PWMモード)、及びPWM機能(PWMモード)からOC機能(OCモード)への機能切替えを行う。
また、本実施形態における第1タイマー11は、電磁弁200を駆動するための駆動信号をポート出力するものである。言い換えると、第1タイマー11は、第1ポート14から駆動信号を出力する。つまり、第1タイマー11は、OC出力及びPWM出力で駆動信号を出力する。さらに、第1タイマー11は、OC機能である場合に駆動信号をOC出力可能であり、PWM機能である場合に駆動信号をPWM出力可能であると言い換えることができる。また、第1タイマー11は、OC機能で動作中である場合、駆動信号として所定レベルの過励磁駆動用信号を第1ポート14から出力可能であり、PWM機能で動作中である場合、駆動信号としてパルス波の保持駆動用信号を出力することが可能であるとも言い換えることができる。なお、第1タイマー11は、過励磁駆動噴射時間T1を示す値をレジスタ(自身のレジスタ)に保持している。この過励磁駆動噴射時間T1は、過励磁駆動噴射を行う期間を示すものである。
なお、フリーランニングカウンタは、第1タイマー11の外部に設けられていてもよい。つまり、第1タイマー11は、自身の外部に設けられたフリーランニングカウンタからカウント値を取得するものであってもよい。また、過励磁駆動噴射時間T1を示す値を記憶する部位(ここではレジスタ)は、第1タイマー11の外部に設けられていてもよい。つまり、第1タイマー11は、自身の外部に設けられた第1記憶部から過励磁駆動噴射時間T1を示す値を取得するものであってもよい。
第2タイマー12は、例えば、フリーランニングカウンタ、レジスタ等を備えて構成されている。この第2タイマー12は、第1タイマー11の機能切替え、及びツェナー電圧回路30の電圧切替えを行う為のタイマーである。言い換えると、第2タイマー12は、第1タイマー11の機能切替え指示、及びツェナー電圧回路30の電圧切替え指示を行う為のタイマーである。
つまり、第2タイマー12は、ツェナー電圧回路30の電圧切替えを指示するツェナー電圧切替信号をポート出力するものである。言い換えると、第2タイマー12は、第2ポート15からツェナー電圧切替信号を出力する。
また、第2タイマー12は、第1タイマー11の機能切替えを指示する機能切替信号を第1タイマー11に出力する。言い換えると、第2タイマー12は、第1タイマー11の機能切替えを指示する割り込み信号を第1タイマー11に出力する。つまり、第1タイマー11は、第2タイマー12からの割り込みで機能を切替えることができる。
また、第2タイマー12は、保持駆動移行時間T2を示す値及びPWM駆動時間T4を示す値をレジスタ(自身のレジスタ)に保持している。そして、第2タイマー12は、保持駆動移行時間T2及びPWM駆動時間T4を計測する。この保持駆動移行時間T2は、過励磁駆動噴射が終了してから保持駆動噴射を行うまでの期間(待ち時間)を示すものである。一方、PWM駆動時間T4は、第1タイマー11をPWM機能で動作させる期間を示すものである。なお、PWM駆動時間T4は、パルス波の駆動信号を第1ポート14から出力するように第1タイマー11に対して指示する期間とも言い換えることができる。保持駆動移行時間T2は、特許請求の範囲における保持駆動移行期間に相当する。
なお、フリーランニングカウンタは、第2タイマー12の外部に設けられていてもよい。つまり、第2タイマー12は、自身の外部に設けられたフリーランニングカウンタからカウント値を取得するものであってもよい。また、保持駆動移行時間T2を示す値及びPWM駆動時間T4を示す値を記憶する部位(ここではレジスタ)は、第2タイマー12の外部に設けられていてもよい。つまり、第2タイマー12は、自身の外部に設けられた第2記憶部から保持駆動移行時間T2を示す値及びPWM駆動時間T4を示す値を取得するものであってもよい。
演算部13は、主に、全噴射時間T0(全開弁期間)、過励磁駆動噴射時間T1、保持駆動移行時間T2、保持駆動噴射時間T3(保持駆動期間)、PWM駆動時間T4を演算する。また、演算部13は、演算した過励磁駆動噴射時間T1を第1タイマー11のレジスタに記憶するとともに、演算した保持駆動移行時間T2及びPWM駆動時間T4を第2タイマー12のレジスタに記憶する。よって、後ほど詳しく説明するが、第1タイマー11は、演算部13によって演算された(予め設定された)過励磁駆動噴射時間T1を計測する。同様に、第2タイマー1は、演算部13によって演算された(予め設定された)保持駆動移行時間T2及びPWM駆動時間T4を計測する。
なお、このように、本実施形態においては、演算部13が、全噴射時間T0、過励磁駆動噴射時間T1、保持駆動移行時間T2、保持駆動噴射時間T3、PWM駆動時間T4を演算する例を採用する。しかしながら、全噴射時間T0、過励磁駆動噴射時間T1、保持駆動移行時間T2、保持駆動噴射時間T3、PWM駆動時間T4の夫々は、予め決められた一定の値であってもよい。
また、電磁弁駆動回路20は、第1タイマー11からの駆動信号に応じてオンとオフが切替わるスイッチ素子(例えばトランジスタ)などを含んで構成される回路である。つまり、電磁弁駆動回路20は、第1タイマー11からの駆動信号に応じて出力端子40の電圧を切替える(高電圧Vz1から低電圧Vz2、高電圧Vz1から低電圧Vz2に切替える)。
また、ツェナー電圧回路30は、マイコン10(第2タイマー12)からのツェナー電圧切替信号により、ツェナー電圧を高電圧から低電圧、低電圧から高電圧に切替える機能を有する。なお、このツェナー電圧は、過励磁駆動時及び保持駆動時の夫々において、電磁弁200に対して電圧を印加するための電圧である。
ここで、図2〜図8を用いて、ECU100の処理動作を詳しく説明する。
まず、図4を用いて、演算部13の処理動作に関して説明する。演算部13は、所定時間毎に、図4のフローチャートに示す処理を実行する。
ステップS10では、例えば、吸気流量又は吸気管圧力、エンジン回転数、電磁弁流量サイズ、目標空燃比、燃料密度から全噴射時間T0を演算する。より詳細には、吸気流量又は吸気管圧力、エンジン回転数、電磁弁流量サイズ、目標空燃比、燃料密度から演算した全噴射時間T0を基本としつつ、燃料圧力、燃料温度により補正を行う。
ステップS11では、電磁弁200の電気的特性から過励磁駆動噴射時間T1を演算する。より詳細には、電磁弁200の電気的特性から演算した過励磁駆動噴射時間T1を基本としつつ、電源電圧により補正を行う。
ステップS12では、保持駆動移行時間T2を演算する(第1演算部)。この保持駆動移行時間T2は、保持に必要な電流により決まるものである。よって、電磁弁200の電気的特性、電源電圧、吸気温度から推定した電磁弁200の温度から保持駆動移行時間T2を演算する。
ステップS13では、全噴射時間T0、過励磁駆動噴射時間T1、保持駆動移行時間T2から保持駆動噴射時間T3を演算する。つまり、全噴射時間T0から過励磁駆動噴射時間T1と保持駆動噴射時間T3とを減算して保持駆動噴射時間T3を演算する。
そして、ステップS14では、PWM駆動時間T4を演算する(第2演算部)。このPWM駆動時間T4を演算する際には、保持駆動噴射時間T3と、第1タイマー11におけるPWM出力のPWM周期、デューティとから、最終PWM出力のオンタイミングTc(オフ信号からオン信号に切り替わったタイミング)の直後のタイミングを狙って、PWM駆動時間T4を演算する。例えば、図3のタイムチャートに示すように、最終PWM出力がオン信号である間で、ツェナー電圧を低電圧から高電圧に切替えるとともに、第1タイマー11をPWM機能からOC機能に切替えることができるように、PWM駆動時間T4を演算する。言い換えると、演算部13は、第1タイマー11の機能がOC機能からPWM機能へ切替わってから、保持駆動用信号における最後のオンタイミングの直後までの期間をパルス幅変調駆動期間T4として演算する。
このようにすることによって、パルス幅変調駆動期間T4を電磁弁200の環境条件や動作条件(例えば電磁弁200の電気的特性、電磁弁200の温度など)により動的に切替ることができる。よって、オンデマンドな制御が可能となり省電化することができる。
次に、図5を用いて、噴射開始待時の処理を説明する。ECU100は、所定時間毎に、図5に示すフローチャートの処理を実行する。なお、第1タイマー11は、図5に示すフローチャートの実行時はOC機能で動作しているものとする。
図5のステップS20では、第1タイマー11は、噴射開始タイミングであるか否かを判定する。そして、電磁弁200の開弁開始タイミング(例えば、演算部13からの開弁指示があったタイミング、自身のフリーランニングカウンタのカウント値が所定の値に達したタイミング)になると、噴射開始タイミングであると判定してステップS21へ進む。一方、電磁弁200の開弁開始タイミングにならないと噴射開始タイミングでないと判定して図5に示すフローチャートの処理を終了する。
図5のステップS21では、過励磁駆動噴射時間T1をセットする。このとき、図2に示すように、第1タイマー11は、第1ポート14からオン信号(ハイレベルの駆動信号、過励磁駆動用信号)を出力(OC出力)するとともに、過励磁駆動噴射時間T1をセットしカウントをスタートする。第1タイマー11は、カウントをスタートすると、開弁信号が入力された時点のフリーランニングカウンタのカウント値に過励磁駆動噴射時間T1が示す値を加えた値(第1目標値とも称する)と、自身のフリーランニングカウンタのカウント値とを比較する。つまり、第1タイマー11は、OC機能で動作している場合、開弁開始タイミング(噴射開始タイミング)になると、第1ポート14からオン信号を出力するとともに、フリーランニングカウンタのカウント値を用いて、開弁信号が入力されてから過励磁駆動噴射時間T1が経過したか否かを確認(判定)する。これは、開弁信号が入力されてから過励磁駆動噴射時間T1が経過した時点で、第1タイマー11から出力されているオン信号を停止させるために行うものである。
そして、図2に示すように、第1タイマー11は、第1目標値と、自身のフリーランニングカウンタで刻々とカウントされるカウント値とが一致するまで(割り込みタイミングTaまで)、第1ポート14からオン信号を出力し続ける。また、第1タイマー11は、第1目標値と、カウント値が一致(開弁信号が入力されてから過励磁駆動噴射時間T1が経過)すると、第1ポート14からオフ信号(ローレベルの駆動信号)を出力する。つまり、第1タイマー11は、割り込みタイミングTaで、第1ポート14から出力する信号をオン信号からオフ信号に切替える。
このように、本実施形態のOC出力時には、フリーランニングカウンタのカウント値と所定の値(ここでは第1目標値)とが一致するまで、過励磁駆動用信号が出力される。第1タイマー11は、OC機能で動作中である場合、電磁弁200の開弁開始タイミングになると、過励磁駆動用信号を出力開始するとともに、開弁指示タイミングからの経過時間を計測し、この経過時間が過励磁駆動噴射時間T1と一致するまで過励磁駆動用信号を出力する。
また、第1タイマー11は、過励磁駆動噴射時間T1の間、第1ポート14からオン信号を出力し続けるため、出力端子40の電圧は一定となる(図2参照)。なお、第2タイマー12は、後ほど説明する割り込みタイミングTbでツェナー電圧切替信号(高電圧から低電圧への切替えを示す信号)を出力し、割り込みタイミングTdでツェナー電圧切替信号(低電圧から高電圧への切替えを示す信号)を出力するものである。よって、ツェナー電圧回路30におけるツェナー電圧は、過励磁駆動噴射時間T1の間、高電圧となっている。ECU100は、開弁初期の所定期間では、このようにして定電圧駆動することにより電磁弁200に直流の定格電流を流す。
また、第1タイマー11は、割り込みタイミングTaで、第2タイマー12によるカウントをスタートさせるものである。つまり、第1タイマー11は、割り込みタイミングTaで、第2タイマー12に対して、カウントのスタートを指示する割り込み信号(スタート指示信号)を出力する。よって、第2タイマー12は、第1タイマー11からの割り込み(オフ割り込み)でカウントをスタートする。
次に、図6を用いて、割り込みタイミングTaでの処理を説明する。第2タイマー12は、第1タイマー11からの割り込みがあると、図6に示すフローチャートの処理を実行する。
図6のステップS30では、第2タイマー12は、保持駆動移行時間T2をセットする。このとき、図2,図3に示すように、第2タイマー12は、保持駆動移行時間T2をセットしカウントをスタートする。つまり、第2タイマー12は、スタート指示信号が入力されると、スタート指示信号が入力された時点の自身のフリーランニングカウンタのカウント値に保持駆動移行時間T2が示す値を加えた値(第2目標値とも称する)と、自身のフリーランニングカウンタのカウント値とを比較する。これは、割り込みタイミングTaから保持駆動移行時間T2が経過した時点で、OC機能からPWM機能に切替えるために行うものである。つまり、割り込みタイミングTaから保持駆動移行時間T2が経過した時点で、第1タイマー11からパルス波の駆動信号(保持駆動用信号)を出力させるために行うものである。
次に、図7を用いて、割り込みタイミングTbでの処理を説明する。第2タイマー12は、第2目標値と、自身のフリーランニングカウンタのカウント値とが一致すると(割り込みタイミングTbで)、図7に示すフローチャートの処理を実行する。
ステップS40では、第2タイマー12は、図2,図3に示すように、ツェナー電圧切替信号(高電圧から低電圧への切替えを示す信号)を第2ポート15から出力する。つまり、第2タイマー12は、第2目標値と、自身のフリーランニングカウンタで刻々とカウントされるカウント値とが一致すると(割り込みタイミングTbで)、ツェナー電圧切替信号を第2ポート15から出力する。なお、ツェナー電圧回路30は、このツェナー電圧切替信号が入力されると、ツェナー電圧を高電圧から低電圧へ切替える。言い換えると、第2タイマー12は、開弁指示タイミングからの経過時間が過励磁駆動噴射時間T1に一致した時点で、この時点からの経過時間を計測するとともに、この経過時間が保持駆動移行時間T2に一致すると、ツェナー電圧回路30のツェナー電圧を高電圧から低電圧へ切替える。
ステップS41では、第2タイマー12は、図2,図3に示すように、機能切替信号(OC機能からPWM機能への切替えを示す信号、OC機能からPWM機能への切替えを示す割り込み信号)を第1タイマー11に出力する。つまり、第2タイマー12は、第2目標値と、自身のフリーランニングカウンタで刻々とカウントされるカウント値とが一致すると(割り込みタイミングTbで)、機能切替信号を第1タイマー11に出力する。言い換えると、第2タイマー12は、開弁指示タイミングからの経過時間が過励磁駆動噴射時間T1に一致した時点で、この時点からの経過時間を計測するとともに、この経過時間が保持駆動移行時間T2に一致すると、第1タイマー11の機能をOC機能からPWM機能へ切替える。
また、ステップS42では、演算部13は、第1タイマー11に対して、PWM出力時の所定の周期、デューティをセット(指示)する。
なお、第1タイマー11は、この機能切替信号が入力されると、自身の機能をOC機能からPWM機能へ切替える。そして、第1タイマー11は、演算部13からセットされた周期、デューティのパルス波の駆動信号を第1ポート14から出力する。
このように、第2タイマー12は、割り込みタイミングTaから保持駆動移行時間T2が経過すると、ツェナー電圧切替信号を第2ポート15から出力するとともに、機能切替信号を第1タイマー11に出力する。また、第2タイマー12は、T2時間一致割り込みタイミングで、ツェナー電圧切替信号を第2ポート15から出力するとともに、機能切替信号を第1タイマー11に出力すると言い換えることもできる。
また、このように、割り込みタイミングTaから保持駆動移行時間T2の経過を経て保持駆動することによって、出力端子40の電流値がある程度下がってから、保持駆動(保持駆動用信号の出力)を開始することができる。さらに、保持駆動移行時間T2は、演算部13によって演算される値である。これによって、ECU100は、噴射タイミング毎に保持駆動移行時間T2を動的に変えることが可能である(図4のステップS12)。よって、割り込みタイミングTb時における出力端子40の電流値を、電磁弁の電気的特性、電源電圧、吸気温度から推定した電磁弁200の温度(言い換えると、電源電圧や周囲温度などの環境条件、動作条件)に応じて、保持下限電流まで降下させることが可能である。
なお、第2タイマー12は、T2時間一致割り込みタイミングで第1タイマー11に出力する機能切替信号を、ツェナー電圧切替信号として使用するものであってもよい。つまり、第2タイマー12は、第1タイマー11の機能を切替える際に、第1タイマー11に対して機能の切替えを指示する機能切替信号を出力するとともに、ツェナー電圧回路30に対して、ツェナー電圧の切替えを指示する電圧切替信号として機能切替信号を出力するようにしてもよい。このようにすることによって、第1タイマー11の機能切替と、ツェナー電圧回路30の電圧切替えを単一信号で制御することができる。よって、第1タイマー11の機能切替と、ツェナー電圧回路30の電圧切替えとの同期が取れるので好ましい。
ステップS43では、第2タイマー12は、割り込みタイミングTbで、PWM駆動時間T4をセットしカウントをスタートする。つまり、第2タイマー12は、割り込みタイミングTbで、割り込みタイミングTbの時点のフリーランニングカウンタのカウント値にPWM駆動時間T4が示す値を加えた値(第3目標値とも称する)と、自身のフリーランニングカウンタのカウント値とを比較する。これは、割り込みタイミングTbからPWM駆動時間T4が経過した時点で、PWM機能からOC機能に切替えるために行うものである。つまり、割り込みタイミングTbからPWM駆動時間T4が経過した時点で、第1タイマー11が出力しているパルス波の駆動信号を停止させるために行うものである。
よって、第1タイマー11は、OC機能からPWM機能へ切替わってから、第2タイマー12によってPWM機能からOC機能へ切替えられるまでの間は、保持駆動用信号を出力する。このように、本実施形態のPWM出力時には、パルス波の信号が出力(言い換えると、オン信号とオフ信号が交互に出力)される。
次に、図8を用いて、割り込みタイミングTdでの処理を説明する。第2タイマー12は、第3目標値と、自身のフリーランニングカウンタのカウント値とが一致すると(割り込みタイミングTdで)、図8に示すフローチャートの処理を実行する。
ステップS50では、第2タイマー12は、図2,図3に示すように、ツェナー電圧切替信号(低電圧から高電圧への切替えを示す信号)を第2ポート15から出力する。つまり、第2タイマー12は、第3目標値と、自身のフリーランニングカウンタで刻々とカウントされるカウント値とが一致すると(割り込みタイミングTdで)、ツェナー電圧切替信号を第2ポート15から出力する。なお、ツェナー電圧回路30は、このツェナー電圧切替信号が入力されると、ツェナー電圧を低電圧から高電圧へ切替える。よって、ツェナー電圧は、最終出力のオフ前に高電圧側に切替る。
ステップS51では、第2タイマー12は、図2,図3に示すように、機能切替信号(PWM機能からOCM機能への切替えを示す信号)を第1タイマー11に出力する。つまり、第2タイマー12は、第3目標値と、自身のフリーランニングカウンタで刻々とカウントされるカウント値とが一致すると(割り込みタイミングTdで)、機能切替信号を第1タイマー11に出力する。言い換えると、第2タイマー12は、第1タイマー11の機能がOC機能からPWM機能に切替わると、機能が切替わってからの経過時間を計測するとともに、経過時間がPWM駆動時間T4に一致すると、第1タイマー11の機能をPWM機能からOC機能へ切替える。そして、ECU100は、次回の噴射(開弁指示)に備える。
ECU100は、過励磁駆動噴射期間が終了してからの所定期間では、PWM制御で定電流駆動することにより電磁弁200に流す電流を制限するものである。
なお、第1タイマー11は、図2,図3に示すように、この機能切替信号(PWM機能からOCM機能への切替えを示す信号)が入力されると、自身の機能をPWM機能からOC機能へ切替える。つまり、第1タイマー11は、この機能切替信号が入力されると、第1ポート14から出力していたパルス波の駆動信号の出力を停止する。このように、第1タイマー11は、保持駆動噴射時間T3の間、パルス波の駆動信号を第1ポート14から出力する(PWM出力する)。つまり、第1タイマー11は、PWM機能で動作している場合、パルス波の駆動信号を第1ポート14から出力する。なお、図3に示すように、第1タイマー11は、タイミングTdでPWM機能からOC機能に切替わった場合でも、成り行きでPWM出力が行われる。つまり、第1タイマー11は、パルス波の一周期の途中でPWM機能からOC機能に切替えても、出力中のパルス波は出力することになる。
このように、第2タイマー12は、割り込みタイミングTbからPWM駆動時間T4が経過すると、ツェナー電圧切替信号を第2ポート15から出力するとともに、機能切替信号を第1タイマー11に出力する。また、第2タイマー12は、T4時間一致割り込みタイミングで、ツェナー電圧切替信号(低電圧から高電圧への切替えを示す信号)を第2ポート15から出力するとともに、機能切替信号(PWM機能からOC機能への切替えを示す信号、PWM機能からOC機能への切替えを示す割り込み信号)を第1タイマー11に出力するとも言い換えることができる。なお、第2タイマー12は、T4時間一致割り込みタイミングで第1タイマー11に出力する機能切替信号を、ツェナー電圧切替信号(低電圧から高電圧への切替えを示す信号)として使用するものであってもよい。
なお、図2,図3に示すように、割り込みタイミングTd後に、出力端子電圧が一瞬だけ高電圧Vz1になっているのは、開弁している電磁弁200を高速で閉弁させるためである。
このように、ECU100においては、過励磁駆動用信号を出力する期間(過励磁駆動時間T1)が、第1タイマー11によって制御される。このため、過励磁駆動時間T1の精度は、パルス幅変調駆動期間T4で出力される保持駆動用信号(パルス波)の周波数に依存しない。言い換えると、過励磁駆動を終了(過励磁駆動用信号の出力を停止)させるタイミングは、保持駆動用信号(パルス波)の周波数に依存しない。
また、第1タイマー11は、パルス幅変調機能で動作中(つまり、パルス幅変調駆動時間T4中)、駆動信号としてパルス波の保持駆動用信号を出力する。なお、このパルス幅変調駆動時間T4は、第2タイマー12のよって計測されている。つまり、第1タイマー11は、第2タイマー12が、パルス幅変調機能に切替わってからの経過時間がパルス幅変調駆動時間T4に一致するまで計測している間、保持駆動用信号を出力するものである。これによれば、過励磁駆動を終了させるタイミングを高精度に制御するために、保持駆動用信号の周波数を上げる必要がない。よって、パルス幅変調駆動時間T4において、電磁弁200の追従性が低下することを抑制できるため、精度良く電磁弁200を駆動することができる。
また、このように、第1タイマー11は、過励磁駆動用信号と保持駆動用信号とを出力する。よって、ECU100は、一つのポート(第1ポート14)で過励磁駆動用信号と保持駆動用信号とを出力することができる。つまり、ECU100は、過励磁駆動用信号と保持駆動用信号の夫々を出力するためのポートを備える必要がない。
なお、本実施形態においては、第2タイマー12が保持駆動移行時間T2を計測する例を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。第1タイマー11が、OC機能時に、保持駆動移行時間T2を計測するようにしてもよい。第1タイマー11が保持駆動移行時間T2を計測する場合、第1タイマー11は、開弁指示タイミングからの経過時間が過励磁駆動期間に一致した時点で、この時点からの経過時間を計測するとともに、この経過時間が保持駆動移行時間T2に一致すると、自身の機能をアウトプットコンペア機能からパルス幅変調機能へ切替える。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
10 マイコン、11 第1タイマー、12 第2タイマー、13 演算部、14 第1ポート、15 第2ポート、20 電磁弁駆動回路、30 、40 出力端子、100 ECU、200 電磁弁

Claims (5)

  1. 電磁弁(200)を駆動制御するものであり、前記電磁弁の開弁開始から予め設定された過励磁駆動期間は過励磁駆動するとともに、前記電磁弁の開弁開始から過励磁駆動期間(T1)が経過した後、予め設定されたパルス幅変調駆動期間(T4)は保持駆動する電磁弁駆動制御装置であって、
    前記電磁弁の駆動を指示する駆動信号を出力するものであり、アウトプットコンペア機能とパルス幅変調機能とを有するとともに、前記アウトプットコンペア機能と前記パルス幅変調機能とを切替え可能な第1タイマー(11)と、
    前記第1タイマーの機能を切替え可能な第2タイマー(12)と、を備え、
    前記第2タイマーは、前記第1タイマーの機能が前記アウトプットコンペア機能から前記パルス幅変調機能に切替わると、機能が切替わってからの経過時間を計測するとともに、該経過時間がパルス幅変調駆動期間に一致すると、前記第1タイマーの機能を前記パルス幅変調機能から前記アウトプットコンペア機能へ切替え、
    前記第1タイマーは、前記アウトプットコンペア機能で動作中である場合、前記電磁弁の開弁開始タイミングになると、駆動信号として所定レベルの過励磁駆動用信号を出力開始するとともに、開弁指示タイミングからの経過時間を計測し、該経過時間が励磁駆動期間と一致するまで過励磁駆動用信号を出力し、前記パルス幅変調機能で動作中である場合、前記アウトプットコンペア機能から前記パルス幅変調機能へ切替わってから、前記第2タイマーによって前記パルス幅変調機能から前記アウトプットコンペア機能へ切替えられるまでの間は、駆動信号としてパルス波の保持駆動用信号を出力することを特徴とする電磁弁駆動制御装置。
  2. 過励磁駆動の終了から、予め設定された保持駆動移行期間(T2)を経て保持駆動するものであり、
    前記第1タイマー又は前記第2タイマーは、開弁指示タイミングからの経過時間が過励磁駆動期間に一致した時点で、該時点からの経過時間を計測するとともに、該経過時間が保持駆動移行期間に一致すると、前記第1タイマーの機能を前記アウトプットコンペア機能から前記パルス幅変調機能へ切替えることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁駆動制御装置。
  3. 前記電磁弁の電気的特性電源電圧と、前記電磁弁の温度から保持駆動移行期間を演算する第1演算部を備えることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁駆動制御装置。
  4. パルス幅変調駆動期間を演算する第2演算部を備え、
    前記第2演算部は、予め設定された全開弁期間(T0)から過励磁駆動期間と保持駆動移行期間とを減算した保持駆動期間(T3)と、保持駆動用信号の周期及びデューティとから、前記第1タイマーの機能が前記アウトプットコンペア機能から前記パルス幅変調機能へ切替わってから、保持駆動用信号における最後のオンタイミングの直後までの期間をパルス幅変調駆動期間として演算することを特徴とする請求項2又は3に記載の電磁弁駆動制御装置。
  5. 過励磁駆動時及び保持駆動時の夫々において、前記電磁弁に対して電圧を印加するためのツェナー電圧を高電圧から低電圧、低電圧から高電圧に切替可能なツェナー電圧回路(30)を備え、
    前記第2タイマーは、前記ツェナー電圧回路のツェナー電圧を切替え可能であり、前記第1タイマーの機能を切替える際に、前記第1タイマーに対して機能の切替えを指示する機能切替信号を出力するとともに、前記前記ツェナー電圧回路に対して、ツェナー電圧の切替えを指示する電圧切替信号として機能切替信号を出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電磁弁駆動制御装置。
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