JPH10178737A - 負荷の制御方法および装置 - Google Patents
負荷の制御方法および装置Info
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- JPH10178737A JPH10178737A JP9303891A JP30389197A JPH10178737A JP H10178737 A JPH10178737 A JP H10178737A JP 9303891 A JP9303891 A JP 9303891A JP 30389197 A JP30389197 A JP 30389197A JP H10178737 A JPH10178737 A JP H10178737A
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- current
- control
- control means
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/18—Circuit arrangements for obtaining desired operating characteristics, e.g. for slow operation, for sequential energisation of windings, for high-speed energisation of windings
- H01F7/1844—Monitoring or fail-safe circuits
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
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- Power Engineering (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 負荷100電流検出手段120、該負荷に直
列に接続されていて、該負荷を流れる電流に依存して制
御可能である制御手段110とによって、負荷を制御す
るための方法において、電流レベルに拘わらずパワート
ランジスタの損失電力を低減できるようにする。 【解決手段】 制御の少なくも3つのフェーズを区別
し、第1のフェーズにおいて、制御手段に対して付加的
に、それに並列に配設されている第1切換手段140を
制御しかつ第3のフェーズにおいて制御手段に対して付
加的に、これに並列に配設されている第2切換手段14
5を制御する。
列に接続されていて、該負荷を流れる電流に依存して制
御可能である制御手段110とによって、負荷を制御す
るための方法において、電流レベルに拘わらずパワート
ランジスタの損失電力を低減できるようにする。 【解決手段】 制御の少なくも3つのフェーズを区別
し、第1のフェーズにおいて、制御手段に対して付加的
に、それに並列に配設されている第1切換手段140を
制御しかつ第3のフェーズにおいて制御手段に対して付
加的に、これに並列に配設されている第2切換手段14
5を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷を流れる電流
を検出するための手段と、該負荷に直列に接続されてい
て、該負荷を流れる電流に依存して制御可能である制御
手段とによって、負荷、例えば電磁負荷を制御するため
の方法および負荷を流れる電流を検出するための手段
と、該負荷に直列に接続されていて、該負荷を流れる電
流に依存して制御可能である制御手段とを備えた、負
荷、例えば電磁負荷を制御するための装置に関する。
を検出するための手段と、該負荷に直列に接続されてい
て、該負荷を流れる電流に依存して制御可能である制御
手段とによって、負荷、例えば電磁負荷を制御するため
の方法および負荷を流れる電流を検出するための手段
と、該負荷に直列に接続されていて、該負荷を流れる電
流に依存して制御可能である制御手段とを備えた、負
荷、例えば電磁負荷を制御するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の方法およびこの種の装置は例え
ば、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4414609号
公報から公知である。そこには、負荷、殊に電磁負荷を
制御するための装置が記載されている。負荷を流れる電
流が測定されかつ目標値に制御される。負荷を流れる電
流に依存して、負荷に直列に配設されている制御手段が
制御される。更に、制御手段に並列に、1つの切換手段
が配設されている。
ば、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4414609号
公報から公知である。そこには、負荷、殊に電磁負荷を
制御するための装置が記載されている。負荷を流れる電
流が測定されかつ目標値に制御される。負荷を流れる電
流に依存して、負荷に直列に配設されている制御手段が
制御される。更に、制御手段に並列に、1つの切換手段
が配設されている。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2840
192号公報から、電磁弁を流れる電流を本来の制御の
前に、電磁弁を操作するにはまだ十分でないような値に
調整設定することが公知である。
192号公報から、電磁弁を流れる電流を本来の制御の
前に、電磁弁を操作するにはまだ十分でないような値に
調整設定することが公知である。
【0004】切換手段として通例、パワートランジスタ
が使用される。電流がアナログ制御部を用いて調整設定
されると、パワートランジスタに非常に高い損失電力が
生じる。トランジスタの電力消費は、実質的に最大許容
温度および周囲との熱結合に依存している。
が使用される。電流がアナログ制御部を用いて調整設定
されると、パワートランジスタに非常に高い損失電力が
生じる。トランジスタの電力消費は、実質的に最大許容
温度および周囲との熱結合に依存している。
【0005】この公知の装置によって、僅かな損失電力
を有する2つの電流レベルしか実現することができな
い。更に、迅速な投入接続過程は直ちに実現することが
できない。
を有する2つの電流レベルしか実現することができな
い。更に、迅速な投入接続過程は直ちに実現することが
できない。
【0006】
【発明が解決すべき課題】本発明の課題は、冒頭に述べ
た形式の負荷を制御するための装置において、種々の電
流レベルにおいてパワートランジスタの損失電力をどの
ように低減することができるかという可能性を提示する
ことである。
た形式の負荷を制御するための装置において、種々の電
流レベルにおいてパワートランジスタの損失電力をどの
ように低減することができるかという可能性を提示する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1お
よび請求項7の特徴部分に記載の構成によって解決され
る。
よび請求項7の特徴部分に記載の構成によって解決され
る。
【0008】
【発明の効果】本発明の装置では、著しく僅かな最大消
費電力しか有しないパワートランジスタ、ひいては廉価
なトランジスタを使用することができる。
費電力しか有しないパワートランジスタ、ひいては廉価
なトランジスタを使用することができる。
【0009】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0010】実施例では、負荷は内燃機関における燃料
調量に影響を及ぼす電磁弁のコイルである。この電磁弁
の制御によって、噴射開始、噴射終了、ひいては噴射さ
れる燃料量も制御することができる。このために、電磁
弁は規定された時点で開放および/または閉鎖されるこ
とが必要である。更に、殊に自己点火型内燃機関では、
電磁弁が制御信号の送出後できるだけ迅速にその新しい
終位置に達するようにすれば有利である。
調量に影響を及ぼす電磁弁のコイルである。この電磁弁
の制御によって、噴射開始、噴射終了、ひいては噴射さ
れる燃料量も制御することができる。このために、電磁
弁は規定された時点で開放および/または閉鎖されるこ
とが必要である。更に、殊に自己点火型内燃機関では、
電磁弁が制御信号の送出後できるだけ迅速にその新しい
終位置に達するようにすれば有利である。
【0011】第1図において、本発明の装置の重要なエ
レメントが略示されている。100で示されているのは
電磁負荷である。これは第1の接続端子がバッテリー電
圧Ubatに接続されている。第2の接続端子は制御手
段110に接続されている。
レメントが略示されている。100で示されているのは
電磁負荷である。これは第1の接続端子がバッテリー電
圧Ubatに接続されている。第2の接続端子は制御手
段110に接続されている。
【0012】制御手段110は有利にはトランジスタ、
殊に電界効果トランジスタである。この場合負荷の第2
の接続端子は電界効果トランジスタ110のドレイン接
続端子に接続されている。トランジスタ110のソース
接続端子は、負荷を流れる電流を検出するための電流測
定手段120に接続されている。電流測定手段120の
第2の接続端子はアースに接続されている。
殊に電界効果トランジスタである。この場合負荷の第2
の接続端子は電界効果トランジスタ110のドレイン接
続端子に接続されている。トランジスタ110のソース
接続端子は、負荷を流れる電流を検出するための電流測
定手段120に接続されている。電流測定手段120の
第2の接続端子はアースに接続されている。
【0013】これら3つのエレメントの配置は例示され
ているにすぎない。これらのエレメントは別の順序にお
いて配設することもできる。即ち例えばアースおよびバ
ッテリー接続端子を交換することができる。
ているにすぎない。これらのエレメントは別の順序にお
いて配設することもできる。即ち例えばアースおよびバ
ッテリー接続端子を交換することができる。
【0014】負荷100の第2の接続端子と制御手段1
10との間の接続点は、第1の抵抗150の第1の接続
端子に接続されている。抵抗150の第2の接続端子は
第1の切換手段140に接続されている。切換手段14
0として有利には、トランジスタ、殊に電界効果トラン
ジスタが使用される。この場合抵抗150の第2の接続
端子はトランジスタ140のドレイン接続端子に接続さ
れている。トランジスタ140のソース接続端子は、制
御手段110と電流測定手段120との間の接続点に接
続されている。切換手段140は実質的に制御手段11
0に並列に接続されている。
10との間の接続点は、第1の抵抗150の第1の接続
端子に接続されている。抵抗150の第2の接続端子は
第1の切換手段140に接続されている。切換手段14
0として有利には、トランジスタ、殊に電界効果トラン
ジスタが使用される。この場合抵抗150の第2の接続
端子はトランジスタ140のドレイン接続端子に接続さ
れている。トランジスタ140のソース接続端子は、制
御手段110と電流測定手段120との間の接続点に接
続されている。切換手段140は実質的に制御手段11
0に並列に接続されている。
【0015】負荷100の第2の接続端子と制御手段1
10との間の接続点は更に、第2の抵抗155の第1の
接続端子に接続されている。抵抗155の第2の接続端
子は第2の切換手段145に接続されている。切換手段
145として有利には、トランジスタ、殊に電界効果ト
ランジスタが使用される。この場合抵抗155の第2の
接続端子はトランジスタ145のドレイン接続端子に接
続されている。トランジスタ145のソース接続端子
は、制御手段110と電流測定手段120との間の接続
点に接続されている。切換手段145は実質的に制御手
段110に並列に接続されている。
10との間の接続点は更に、第2の抵抗155の第1の
接続端子に接続されている。抵抗155の第2の接続端
子は第2の切換手段145に接続されている。切換手段
145として有利には、トランジスタ、殊に電界効果ト
ランジスタが使用される。この場合抵抗155の第2の
接続端子はトランジスタ145のドレイン接続端子に接
続されている。トランジスタ145のソース接続端子
は、制御手段110と電流測定手段120との間の接続
点に接続されている。切換手段145は実質的に制御手
段110に並列に接続されている。
【0016】トランジスタ140および145のゲート
接続端子並びにトランジスタ110のゲート接続端子は
制御部131から制御信号が供給される。
接続端子並びにトランジスタ110のゲート接続端子は
制御部131から制御信号が供給される。
【0017】電流測定手段120は有利には、抵抗とし
て実現されている。抵抗120の2つの接続端子は制御
ユニット130によって検出される。2つの電圧値が電
流検出部132に供給され、それは抵抗120における
電圧降下から出発して電流実際値Iistを形成する。
この実際値Iistは制御器133に実際値として供給
される。制御器133の第2の接続端子は制御部131
に接続されており、それは第2の入力側に目標値Iso
llを供給する。制御器133の出力側は、トランジス
タ110のゲートに相応の信号を供給する。
て実現されている。抵抗120の2つの接続端子は制御
ユニット130によって検出される。2つの電圧値が電
流検出部132に供給され、それは抵抗120における
電圧降下から出発して電流実際値Iistを形成する。
この実際値Iistは制御器133に実際値として供給
される。制御器133の第2の接続端子は制御部131
に接続されており、それは第2の入力側に目標値Iso
llを供給する。制御器133の出力側は、トランジス
タ110のゲートに相応の信号を供給する。
【0018】制御信号を形成するために、制御ユニット
130はセンサ135の種々の出力信号を評価する。
130はセンサ135の種々の出力信号を評価する。
【0019】この装置の機能を図2に基づいて説明す
る。図2のaには、制御手段110に対する制御信号が
点線で示されており、第1の切換手段140に対する制
御信号が鎖線で示されており、第2の切換手段145に
対する制御信号が一点鎖線で示されている。図2のbに
は、制御手段110を流れる電流I2が点線で示されて
おり、第1の切換手段140を流れる電流I1が鎖線で
示されており、第2の切換手段145を流れる電流I3
が一点鎖線で示されておりかつ電磁弁100を流れる電
流が実線で示されている。
る。図2のaには、制御手段110に対する制御信号が
点線で示されており、第1の切換手段140に対する制
御信号が鎖線で示されており、第2の切換手段145に
対する制御信号が一点鎖線で示されている。図2のbに
は、制御手段110を流れる電流I2が点線で示されて
おり、第1の切換手段140を流れる電流I1が鎖線で
示されており、第2の切換手段145を流れる電流I3
が一点鎖線で示されておりかつ電磁弁100を流れる電
流が実線で示されている。
【0020】電磁弁の制御の前の第1のフェーズにおい
て、切換手段140は時点t1で、それが電流を釈放す
るように制御される。同時に第1の目標値SVが制御部
131によって前以て定められる。その際抵抗150
は、抵抗150と切換手段140とから成る分岐を流れ
る電流が予備磁化するのに十分であるように、選定され
ている。制御器133によって、制御手段が、負荷10
0を流れる電流が目標値SVに相応するように、制御さ
れる。この目標値SVは、負荷が予備磁化されるが、そ
の位置をまだ変えないように予め定められる。時点t2
で制御パルスが生じると、負荷は予備磁化に基づいて著
しく迅速にその新しい位置に達する。
て、切換手段140は時点t1で、それが電流を釈放す
るように制御される。同時に第1の目標値SVが制御部
131によって前以て定められる。その際抵抗150
は、抵抗150と切換手段140とから成る分岐を流れ
る電流が予備磁化するのに十分であるように、選定され
ている。制御器133によって、制御手段が、負荷10
0を流れる電流が目標値SVに相応するように、制御さ
れる。この目標値SVは、負荷が予備磁化されるが、そ
の位置をまだ変えないように予め定められる。時点t2
で制御パルスが生じると、負荷は予備磁化に基づいて著
しく迅速にその新しい位置に達する。
【0021】時点t1において、鎖線で示されている制
御信号A1は、第1に切換手段に対してその高いレベル
にセットされる。その結果として、第1の切換手段14
0を流れる電流I1はほぼ値SVに上昇する。点線で示
されている制御信号A2は、制御器133によって、負
荷100を流れる総電流Iが値SVをとるように予め定
められる。このフェーズにおいて、総電流の大部分は第
1の切換手段140を流れる電流I1によって形成され
る。
御信号A1は、第1に切換手段に対してその高いレベル
にセットされる。その結果として、第1の切換手段14
0を流れる電流I1はほぼ値SVに上昇する。点線で示
されている制御信号A2は、制御器133によって、負
荷100を流れる総電流Iが値SVをとるように予め定
められる。このフェーズにおいて、総電流の大部分は第
1の切換手段140を流れる電流I1によって形成され
る。
【0022】時点t2における制御開始からの第2フェ
ーズにおいて、制御信号A1は降下しかつ制御信号A2
がその最大値にセットされる。その結果として、電流制
御手段110を流れる電流I2が著しく上昇する。電磁
弁を流れる電流Iは、吸引電流SAに対する目標値まで
上昇する。これに対して電流I1は零に低下する。実際
に、負荷を流れる総電流Iは制御手段110を流れる電
流I2によって形成される。目標値SAは、弁がその位
置を迅速に変えるように、選定されている。
ーズにおいて、制御信号A1は降下しかつ制御信号A2
がその最大値にセットされる。その結果として、電流制
御手段110を流れる電流I2が著しく上昇する。電磁
弁を流れる電流Iは、吸引電流SAに対する目標値まで
上昇する。これに対して電流I1は零に低下する。実際
に、負荷を流れる総電流Iは制御手段110を流れる電
流I2によって形成される。目標値SAは、弁がその位
置を迅速に変えるように、選定されている。
【0023】時点t4からの第3のフェーズにおいて、
一点鎖線で示されている制御信号A3は第2の切換手段
145に対してその高いレベルにセットされる。その結
果として、第2の切換手段145を流れる電流I3がほ
ぼ値SHに上昇するようになる。点線で示されている制
御信号A2は、制御器133によって、負荷100を流
れる総電流Iが値SHをとるように予め定められる。目
標値SHは、保持電流とも称され、それは、弁がその位
置に留まるように、選定されている。
一点鎖線で示されている制御信号A3は第2の切換手段
145に対してその高いレベルにセットされる。その結
果として、第2の切換手段145を流れる電流I3がほ
ぼ値SHに上昇するようになる。点線で示されている制
御信号A2は、制御器133によって、負荷100を流
れる総電流Iが値SHをとるように予め定められる。目
標値SHは、保持電流とも称され、それは、弁がその位
置に留まるように、選定されている。
【0024】第3のフェーズにおいて、総電流の大部分
は、第2の切換手段145を流れる電流によって形成さ
れる。
は、第2の切換手段145を流れる電流によって形成さ
れる。
【0025】時点t5において電磁弁の制御は終了す
る。このことは例えば、切換手段145が開放されかつ
制御手段110が、切換手段145を流れる電流が零に
戻るように、制御される。負荷を流れる電流も復旧す
る。
る。このことは例えば、切換手段145が開放されかつ
制御手段110が、切換手段145を流れる電流が零に
戻るように、制御される。負荷を流れる電流も復旧す
る。
【0026】本発明の特別有利な実施例では、第2のフ
ェーズにおいて一点鎖線で示されている制御信号A3は
第2の切換手段145に対してその高いレベルにセット
される。その結果として、第2の切換手段を流れる電流
I3はほぼ値SHに上昇することになる。時点t3か
ら、第1の切換手段140に対する制御信号A1もその
高いレベルにセットされるようにすれば、特別有利であ
る。その結果、第1の切換手段を流れる電流I1はほぼ
値SVに上昇することになる。
ェーズにおいて一点鎖線で示されている制御信号A3は
第2の切換手段145に対してその高いレベルにセット
される。その結果として、第2の切換手段を流れる電流
I3はほぼ値SHに上昇することになる。時点t3か
ら、第1の切換手段140に対する制御信号A1もその
高いレベルにセットされるようにすれば、特別有利であ
る。その結果、第1の切換手段を流れる電流I1はほぼ
値SVに上昇することになる。
【0027】第2のフェーズにおける切換手段140お
よび145のこの制御は単に1例にすぎない。時点t2
とt4との間の第2のフェーズにおいて、切換手段14
0および145が選択的にまたは両方が共通に制御され
るようにすれば特別有利であり、その場合吸引電流は実
質的に、切換手段140および145を流れる電流I1
およびI3によって形成される。この実施例では、総電
流の僅かな部分がなお制御手段110によって形成され
ればよいだけである。
よび145のこの制御は単に1例にすぎない。時点t2
とt4との間の第2のフェーズにおいて、切換手段14
0および145が選択的にまたは両方が共通に制御され
るようにすれば特別有利であり、その場合吸引電流は実
質的に、切換手段140および145を流れる電流I1
およびI3によって形成される。この実施例では、総電
流の僅かな部分がなお制御手段110によって形成され
ればよいだけである。
【0028】抵抗150は、時点t1から時点t2ま
で、大部分の電流が切換手段140および抵抗150を
流れるように選定されている。単に僅かな電流成分だけ
が制御手段110を介して流れる。このことは、時点t
1とt2との間の時間間隔において、抵抗手段150と
切換手段140とから成る分岐が、制御手段110より
小さな抵抗値を有しているようにすることによって実現
される。
で、大部分の電流が切換手段140および抵抗150を
流れるように選定されている。単に僅かな電流成分だけ
が制御手段110を介して流れる。このことは、時点t
1とt2との間の時間間隔において、抵抗手段150と
切換手段140とから成る分岐が、制御手段110より
小さな抵抗値を有しているようにすることによって実現
される。
【0029】このことは、抵抗手段150と切換手段1
40とから成る分岐が、損失電力の大部分を消費もする
ことを意味している。
40とから成る分岐が、損失電力の大部分を消費もする
ことを意味している。
【0030】抵抗155は、時点t4から、大部分の電
流が切換手段145および抵抗155を流れるように、
選定されている。単に僅かな電流成分が制御手段110
を介して流れればよい。このことは、時点t4とt5と
の間の時間間隔において、抵抗手段155と切換手段1
45とから成る分岐が、制御手段110より小さな抵抗
値を有しているようにすることによって実現される。
流が切換手段145および抵抗155を流れるように、
選定されている。単に僅かな電流成分が制御手段110
を介して流れればよい。このことは、時点t4とt5と
の間の時間間隔において、抵抗手段155と切換手段1
45とから成る分岐が、制御手段110より小さな抵抗
値を有しているようにすることによって実現される。
【0031】このことは、抵抗手段155と切換手段1
45とから成る分岐が、損失電力の大部分を消費もする
ことを意味している。
45とから成る分岐が、損失電力の大部分を消費もする
ことを意味している。
【0032】切換手段140および145はその都度完
全に導通切換されかつスイッチとして動作する。抵抗1
50ないし155および切換手段140ないし145か
らなるその都度の分岐は、損失電力の大部分を消費もす
る。制御手段110は、アナログ電流制御として動作す
る。制御手段110は、目標値とその都度の切換手段1
40ないし145を流れる電流との間の差電流を消費す
る。
全に導通切換されかつスイッチとして動作する。抵抗1
50ないし155および切換手段140ないし145か
らなるその都度の分岐は、損失電力の大部分を消費もす
る。制御手段110は、アナログ電流制御として動作す
る。制御手段110は、目標値とその都度の切換手段1
40ないし145を流れる電流との間の差電流を消費す
る。
【0033】損失エネルギーの大部分は抵抗150ない
し155に変換されかつトランジスタには変換されな
い。抵抗は、トランジスタに比べて、同じコストにおい
て、著しく高い温度に対して設計することができる。僅
かなコストで、周囲ないし冷却体に対する良好な熱結合
を実現することができる。出力段の制御は、損失電力を
複数のパワートランジスタに分割する際に必要な回路コ
ストに比べて単純である。
し155に変換されかつトランジスタには変換されな
い。抵抗は、トランジスタに比べて、同じコストにおい
て、著しく高い温度に対して設計することができる。僅
かなコストで、周囲ないし冷却体に対する良好な熱結合
を実現することができる。出力段の制御は、損失電力を
複数のパワートランジスタに分割する際に必要な回路コ
ストに比べて単純である。
【0034】電力抵抗150および155は幅狭の公差
を有している必要はない、というのは、制御手段110
が電流制御を実施するからである。更に、抵抗150お
よび155は制御装置の外部、例えば負荷100の近傍
に取り付けることができる。
を有している必要はない、というのは、制御手段110
が電流制御を実施するからである。更に、抵抗150お
よび155は制御装置の外部、例えば負荷100の近傍
に取り付けることができる。
【図1】本発明の装置の重要なエレメントの概略図であ
る。
る。
【図2】装置に発生する種々の信号を時間に関して示す
波形図である。
波形図である。
100 負荷、 110 制御手段、 120 測定手
段、 130 制御ユニット、131 制御部、 13
2 電流検出部、 133 制御器、135センサ、
150,155 抵抗、 140,145 切換手段
段、 130 制御ユニット、131 制御部、 13
2 電流検出部、 133 制御器、135センサ、
150,155 抵抗、 140,145 切換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビルテ リュベルト ドイツ連邦共和国 シュツットガルト ル ートヴィヒスブルガー シュトラーセ 65
Claims (7)
- 【請求項1】 負荷(100)を流れる電流を検出する
ための手段(120)と、該負荷に直列に接続されてい
て、該負荷を流れる電流に依存して制御可能である制御
手段(110)とによって、負荷を制御するための方法
において、制御の少なくも3つのフェーズを区別し、第
1のフェーズにおいて、前記制御手段(110)に対し
て付加的に、該制御手段(110)に並列に配設されて
いる第1の切換手段(140)を制御しかつ第3のフェ
ーズにおいて前記制御手段(110)に対して付加的
に、該制御手段(110)に並列に配設されている第2
の切換手段(145)を制御することを特徴とする負荷
の制御方法。 - 【請求項2】 前記制御手段(110)は、前記負荷
(110)を流れる電流と目標電流との間の比較に依存
して制御可能である請求項1記載の負荷の制御方法。 - 【請求項3】 電流を第1のフェーズにおいて第1の目
標値(SV)に制御可能であり、第2のフェーズにおい
て第2の目標値(SA)に制御可能でありかつ第3のフ
ェーズにおいて第1の目標値(SH)に制御可能である
請求項1または2記載の負荷の制御方法。 - 【請求項4】 第1のフェーズにおいて、前記負荷(1
00)の制御の前に、前記第1の目標値(SV)を、負
荷に電流が流れるが、その位置はまだ変化しないように
選定し、この場合大部分の電流成分は前記第1の切換手
段(140)を流れる請求項1から3までのいずれか1
項記載の負荷の制御方法。 - 【請求項5】 第2のフェーズにおいて、前記負荷(1
00)の制御の開始時に、前記第2の目標値(SA)
を、前記負荷(100)がその位置を変化するように選
定し、この場合大部分の電流成分は前記制御手段(11
0)を流れる請求項1から4までのいずれか1項記載の
負荷の制御方法。 - 【請求項6】 第3のフェーズにおいて、前記第3の目
標値(SH)を、前記負荷(100)がその位置を維持
するように選定し、この場合大部分の電流成分は前記第
2の切換手段(145)を流れる請求項1から5までの
いずれか1項記載の負荷の制御方法。 - 【請求項7】 負荷(100)を流れる電流を検出する
ための手段(120)と、該負荷に直列に接続されてい
て、該負荷を流れる電流に依存して制御可能である制御
手段(110)とを備えた、負荷を制御するための装置
において、前記制御手段(110)に並列に配設されて
いる第1および第2の切換手段(140,145)が設
けられており、かつ第1のフェーズにおいて、前記制御
手段(110)に対して付加的に、前記第1の切換手段
(140)を制御し、かつ第3のフェーズにおいて前記
制御手段(110)に対して付加的に、前記第2の切換
手段(145)を制御する手段が設けられていることを
特徴とする負荷の制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE19646052A DE19646052A1 (de) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | Verfahren und Vorrichtung zur Ansteuerung eines Verbrauchers |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JPH10178737A (ja) |
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-
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