JP5859789B2 - 携帯ストラップ用取付物品並びに携帯ストラップ - Google Patents
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Description
また、携帯電話などの紐通し孔の大きさが3mm×4mm程度であり、かつ、曲がっているために、従来技術では細紐(ストラップ本体)を折り合わせた2通し形態での通しとなるので、紐の太さが1.3mm以下でないと通らず、よって、より太く丈夫な2mm以上(上限2.5mm程度)の細紐(ストラップ本体)の使用ができないものであった。
(2)また、上述した従来技術は、主に非ループ形態の一本の紐、該一本の紐の先端に紐通し孔付き携帯品の紐通し取り付け孔を通らない形態の携帯ストラップ用取付物品(潜らせストパー)を設け、ストラップを紐通し孔付き携帯品の紐通し取り付け孔に二つ折り状態で通して、通り抜けた側の部位を広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに携帯ストラップ用取付物品を潜らせ、潜らせループを絞め、携帯ストラップ用取付物品が紐通し孔付き携帯品に密着あるいは当接した状態となった取付状態(以下「携帯ストラップ用取付物品潜らせ取り付け形態」という)を実現するという、すなわち、ストラップに使用した場合、結び目入り孔が正面を向いた取り付け形態となって、結び目入り孔の開口およびその中の結び目色が露骨に見えてしまい、美観的に違和感のある取り付けになってしまうという欠点があった。
また、正面に孔開口が位置するので、紐通し孔付き携帯品のアクセント的な美感機能を有する携帯ストラップ用取付物品の表現が孔開口によって邪魔されるという欠点を有するものであった。
また、ストラップ本体(紐)紐通し孔付き携帯品側の部位に擦り切れなどの切断予兆部が生じても、そのまま使用し続けなければならないために使用し続け、結果完全に切断していまい、使用できないものになってしまうという欠点を有するものであった。この欠点は、ストラップ本体をループ紐形態としたストラップについても同様のことが言えるものである。
また、ストラップ本体の他方(他方側)に設けたマスコット人形、宝飾品などと、携帯電話との距離を簡単にはできないという欠点を有するものであった。
また、本発明は、上記第1の目的を実現するとともに、紐通し孔付き携帯品に当接状態にあって、看者に向くその正面が紐通し孔の無いことで見た目に違和感の無い形態の携帯ストラップ用取付物品を提供することを目的としている。
<請求項1記載の発明>
取付物品本体と、
この取付物品本体の一方の側面から他方の側面に向けて貫通された、紐の結び目が入る結び目入り孔と、
この結び目入り孔に交差形態で連絡された、前記紐は通るが前記結び目は通らない結び目止め孔とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品である。
<請求項2に記載の発明>
取付物品本体と、
この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
前記物品当接可能箇所側から前記結び目入り孔に交差形態で連絡されかつ前記正面部位には非貫通とされた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品である。
すなわち、結び目入り孔、結び目止め孔を通されたストラップ本体の結び目入り孔側の先端に結び目を作り、結び目止め孔からストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込む。結び目は結び目止め孔部位で止まり取り付けは完了する。
「紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所」には、直接当接する形態、ストラップ本体を間に挟んで当接する形態をその技術的範疇に含むものである。
「結び目入り孔」、「結び目止め孔」の形態には溝形態もその技術的範疇に含むものである。
「ストラップ本体」には、組紐、釣り糸などに使用されるテグス、合成樹脂製紐、ゴム製紐、編組編み紐など多様なものがある。
<請求項3に記載の発明>
取付物品本体と、
この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
この結び目入り孔を延長するようにあけられた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔と、
前記結び目止め孔から出た前記ストラップ本体を前記正面部位とは反対向きに折曲可能とするストラップ本体折曲開放部とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品である。
すなわち、結び目入り孔、結び目止め孔を通されたストラップ本体の結び目入り孔側の先端に結び目を作り、結び止め孔側ないしストラップ本体折曲開放部側からストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込む。結び目は結び目止め孔部位で止まり取り付けは完了する。
<請求項4に記載の発明>
結び目入り孔が正面部位面に開口を有する溝形態であり、前記正面部位面が飾り部材に接着、融着、溶着、嵌合などによって接合する接合面であることを特徴とする請求項5、6のいずれか1項に記載の携帯ストラップ用取付物品である。
<請求項5に記載の発明>
紐通し孔付き携帯品の紐通し孔に折られ合わせ状態で通されて、通し出された側に潜らせループを形成する紐からなるストラップ本体と、
一方の結び目が入る開口孔径の一方の結び目入り孔と、この一方の結び目入り孔に交差方向から連絡された前記一方の結び目が通らない開口孔径の一方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が前記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通され出た部位で前記一方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の一方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された、前記潜らせループに潜らせて前記紐通し孔付き携帯品側に取り付け可能とされた第1の携帯ストラップ用取付物品と、
他方の結び目が入る開口孔径の他方の結び目入り孔、この他方の結び目入り孔に連絡された前記他方の結び目が通らない開口孔径の他方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が通され前記他方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の他方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された第2の携帯ストラップ用取付物品とからなるとともに、
前記一方の結び目入り孔および前記一方の結び目止め孔に通されかつ前記一方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の一方を前記第1の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の一方を切断し、前記一方の結び目入り孔内にある前記一方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通し出して一方の出した部分を形成し、この一方の出した部分に前記一方の結び目を形成して、前記一方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記一方の結び目を前記一方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第1の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能とし、
前記他方の結び目入り孔および前記他方の結び目止め孔に通されかつ前記他方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の他方を前記第2の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の他方を切断し、前記他方の結び目入り孔内にある前記他方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記他方の結び目止め孔から前記他方の結び目入り孔に通し出して他方の出した部分を形成し、この他方の出した部分に前記他方の結び目を形成して、前記他方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記他方の結び目を前記他方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第2の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能としてなることを特徴とする携帯ストラップである。
<請求項1記載の発明の効果>
紐を切断して結び目入り孔に棒を付き入れ結び目を簡単容易に取り出すことができるので、何回でも使用することができるという効果を奏する。
また、紐に取付後に紐が長い場合には、結び目を出し好みの長さとなる位置に新たな結び目を作り、余分な紐部位を切断し新たな結び目を結び目入り孔に引き込むことにより隠し、好みの紐の長さに簡単容易にできるという効果を奏する。
<請求項2に記載の発明の効果>
正面部位には孔は存在しないので、孔の開口および結び目が正面からは見える紐がない。これによって、動物の顔、マークなどのアクセント要素を正面に施してその面が正面を向く違和感のなく、むしろアクセント、飾り、広告効果などをもたらす携帯ストラップ用取付物品を実現するという効果を奏する。
また、結び目入り孔、結び目止め孔にストラップ本体を通し、結び目入り孔側のストラップ本体部位に結び目を形成して、当接開口側にストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔内に引き込むという操作だけで簡単に取り付けることができるとともに、紐であるストラップ本体は携帯ストラップ使用者の身近にある爪切り、鋏、カッターなどの身近な切断手段で切断し携帯ストラップ用取付物品を取り外して、他の携帯ストラップ用取付物品に該ストラップ本体を通し結び目を形成し取り付け替えることも使用者が簡単容易に行える、またストラップ本体を別の長さやカラーのものに取り替えることも身近な切断手段と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業に行えるという効果を奏する。
また、ストラップ本体(紐)に切断予兆部が生じたら、切断予兆部以来を切り離し、携帯ストラップ用取付物品の結び目入り孔内に残っている結び目を、細い棒部材(針金クリップを伸ばしたものや、針、爪楊枝をカッター等で細くしたものなど)を結び目入り孔に挿入して結び目を出し、次に、結び目止め孔から切断したストラップ本体を挿入して結び目を入り孔から外に出して出した部位を形成し、この出した部位に結び目を形成し、余分な部分を切り取り、ストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込んで新たな連結形態を実現するという、使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって、切断予兆部の無いストラップ本体と携帯ストラップ用取付物品の連結形態とした携帯ストラップを再生できるという効果を奏する。
また、ストラップ本体を長尺(好ましくは20cm以上、より好ましくは30cm以上)のものにして、携帯ストラップ用取付物品をストラップ本体に取りつけないで添付形態で、あるいは、結び目止め孔および結び目入り孔にストラップ本体を通し該結び目入り孔から出した孔通し形態で提供し、使用者のストラップ本体の好みの長さとするための、身近な切断手段によるストラップ本体の切断と、その後の結び目の形成という使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって、好みの長さのストラップ本体としたトラップを素早く作成できることを可能にするという効果を奏する。
また、ストラップ本体を切断して携帯ストラップ用取付物品を切り離し、携帯ストラップ用取付物品を保管するなどして、他の非ループの一本紐のストラップ本体に取り付けて、ストラップを形成できるという効果を奏する。
また、結び目入り孔が貫通孔であれば、従来のビーズ、数珠玉などの紐通し孔付飾り品と同様に、紐や鎖を結び目入り孔に通した携帯ストラップ用取付物品を多数個取付、ブレスレット、ネックレスなどの飾り部品として使用できるとともに、結び目入り孔から結び目止め孔に紐を通して多数個の携帯ストラップ用取付物品を通した形態でのブレスレット、ネックレスの飾り部品としてもしようでき、また、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングのゴム通し横穴付飾りなどの飾り部品としても使用できる。というより、ビーズ、数珠玉、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングのゴム通し横穴付飾りなどの飾り部品の糸通し孔、ゴム通し孔を結び目入り孔とし、該結び目入り孔に交差する方向から結び目止め孔を形成してなる結び目止め孔付き飾り(=結び目止め孔付きの携帯ストラップ用取付物品)とできるものであり、しかして、ブレスレット、ネックレス、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングとして購入したものから結び目止め孔付飾りを外し、その結び目止め孔にストラップ本体を通し結び目を形成することによって携帯ストラップ用取付物品付のストラップを簡単に製作できるという効果を奏する。
<請求項3に記載の発明の効果>
請求項2に記載の発明と同様な効果を奏する。
<請求項4に記載の発明の効果>
結び目入り孔が正面部位面に開口を有する溝形態であり、前記正面部位面が飾り部材に接着、融着、溶着、嵌合などによって接合する接合面であることを特徴とする請求項5、6のいずれか1項に記載の携帯ストラップ用取付物品であるので、飾り部材に接合されて請求項5、6のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、結び目入り孔が開口を正面部位面にした溝形態であるので、合成樹脂製部材の射出成形、プレス成形などの成型において、上型と下型のみの簡単な金型構成で形成できるという効果を奏する。
また、単なる側面全面塞ぎ形態(溝開口が無い塞ぎ形態)の孔のものより、取付物品本体の厚みを薄くできる。
<請求項5に記載の発明の効果>
ストラップ本体(紐)の切断予兆部が生じたら、切断予兆部以来を切り離し、第1の携帯第1のストラップ用取付物品の結び目入り孔内に残っている結び目を、細棒を結び目入り孔に挿入して結び目を出しておいて、次に、結び目止め孔からストラップ本体の切断した部位側を挿入して結び目を入り孔から外に出して出した部位を形成し、この出した部位に結び目を形成し、余分な部分を切り落とし、ストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込んで新たな連結形態とし、切断予兆部の無いストラップ本体と第1の携帯ストラップ用取付物品の連結形態を再生できることを、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業により実現するという効果を奏する。
また、潜らせループを形成し締め付けいる部位を緩めストラップ本体を移動させることができるものであるので、ストラップ本体の一方の側に設けた第1の携帯ストラップ用取付物品の位置と、ストラップ本体の他方の側に設けた第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)の位置とを調節して、すなわち、紐通し孔付き携帯品(例えば携帯電話)から、それぞれのストラップ本体の長さを好みの長さに調節して使用できるという効果を奏する。
しかして、例えばズボンのポケットに携帯電話を納めた携行態様では、ズボンのポケットの深さに対応させて、第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)のポケットからの外への垂れ下がり位置を好みの位置や使用感のよい最適な位置にできる。
あるいは、腰ベルトに根付け態様で支持させるなど、携帯電話から第2の携帯ストラップ用取付物品までのストラップ本体の長さを調節することができる。
また、ショルダーバックに携帯電話を納め、第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)を外に出し下げておく。それは、ショルダーバックの深さ、携帯電話の収納位置などに自在に対応させて、携帯電話から第2の携帯ストラップ用取付物品までのストラップ本体の長さを好みのものに、素早く容易に調節することができる。
紐通し孔45は、非正面部位54の一方の開口部43から形成されたストラップ本体4の結び目52が入り保持されるストラップ本体4の太さよりも広い開口孔径(溝径も含む)の結び目入り孔49と、この結び目入り孔49からその他方の開口部43に連絡されたストラップ本体4が一本通り且つ結び目52が通らない開口孔径のストラップ本体折曲開放部47に連絡した結び目止め孔50と、結び目入り孔49と結び目止め孔50の境に形成された、結び目52の結び目止め孔50への進入を阻止する進入阻止段差部51とからなっている(図2参照)。
取付物品本体の正面部位66あるいは正面部位から非正面部位にかけて絵柄などの装飾を施したもの、あるいは花装飾部材などの装飾部材を接着剤や粘着材で取付けてなるものもよい。
ストラップ止め突起48へのストラップ本体4は指で押し込むと容易に入り、物品当接可能箇所側に引くと容易に抜けるような幅となっている。
図3の右図に示す側面からストレートな紐通し孔を有する従来の携帯ストラップ用取付物品部品(ハート形状)を携帯ストラップ用取付物品55として用いたものである。
携帯ストラップ用取付物品55を一本の紐であるストラップ本体4の先端に取り受けたものでは、紐通し孔付き携帯品3の紐通し取付け孔Bに「携帯ストラップ用取付物品潜らせ取り付け形態」で携帯ストラップ用取付物品55を取付け、携帯ストラップ用取付物品55を紐通し孔付き携帯品3に引き寄せ当接させた場合、携帯ストラップ用取付物品55の紐通し孔が正面を向いた形態となって、ハート形状が正面を向かない、ハート形状が分かり難い、またハート面に模様等が施されている場合はその模様等が見えがたいものになってしまうという、違和感のあるアクセント力の弱い状態となり、また、ストラップ本体4もそのカラーが正面から見えてしまうものである。
携帯ストラップ用取付物品40は、ハート形状、星形状、多角形状、花形状、リボン形状、動物形状、乗り物形状など多様な形態があり、平板に限られず立体的なものでもよい。
また、携帯ストラップ用取付物品40をベース携帯ストラップ用取付物品とする形態もよい。すなわち、正面部位66を平面、緩やかな湾曲面、あるいは装飾粒部材(粒形態の宝石ないし宝石状のものなど)の位置決め凹み(1個ないし複数個)設けたものなど、装飾部材を接着剤などで後付けするベース携帯ストラップ用取付物品とするのもよい。この形態も本発明の技術的範疇に含まれるものである。
携帯ストラップ用取付物品57は、半球形態ないし正面球面形態の取付物品本体58と、この取付物品本体58の物品当接可能箇所53側に溝形態に形成されたストラップ本体折曲開放部61と、このストラップ本体折曲開放部61の物品当接可能箇所53と連絡された傾斜面である開口形成段差面59と、取付物品本体57の非正面部位54から開口形成段差面59に向けて貫通され、非正面部位54に一方の開口部(図示せず省略)が形成され開口形成段差面59に他方の開口部44を形成してなる、ストラップ本体4を通しかつ他方の開口部44から出たストラップ本体4を、ストパー本体57の物品当接可能箇所側に出すためのあるいは該物品当接可能箇所側に出す紐を可能とした紐通し孔45とからなっている。
紐通し孔45の構造は実施例1の携帯ストラップ用取付物品40と同じである。
このような構造とする紐により、紐通し溝63のストラップ本体出し開口65から出したストラップ本体4を物品当接可能箇所側に起こしストラップ本体折曲開放部61に入れ、平面中央に引き入れる紐によりストラップ本体4は取付物品本体58の物品当接可能箇所略中央に出された形態に保持される。
よって、携帯ストラップ用取付物品64のぶらつかせた吊り下げ状態においても、あるいは物品への引きつけ当接状態においても、いずれの場合にあってもストラップ本体4の物品当接可能箇所からの出し状態での使用形態と、ストラップ本体出し開口65からの出し状態での使用形態という、二種類の使用形態を実現するものである。
また、携帯ストラップ用取付物品64の以上のような構造は、対向する二つの金型によって成形する紐ができる。
開口形成段差面は非傾斜面である開口形成段差面74としている。
結び目止め孔76は直角に曲がった形態もよい。
円盤形態の取付物品本体86と、
この取付物品本体86の、紐通し孔付き携帯品3(図3、図15参照)に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品に直接的にあるいは間接的に密着あるいは当接した状態にあって、看者から見て正面向きとなる正面部位87と、
前記取付物品本体86の、紐通し孔付き携帯品3に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品3に密着あるいは当接した状態にあって、前記紐通し孔付き携帯品3に当接する面である物品当接可能箇所88と、
前記取付物品本体86の前記正面部位87と前記物品当接可能箇所88との間に位置する非正面部位89と、
この非正面部位89から対向側の非正面部位89に向けてあけられた、通されたストラップ本体4の結び目52が入り込む孔径(多様な孔形態を含み、貫通孔、止まり穴を技術的範疇に含む。)の結び目入り孔90と、
前記物品当接可能箇所88側から前記結び目入り孔90に交差形態で連絡されかつ前記正面部位87には非貫通とされた(T字形の交差形態)、前記ストラップ本体4を通しかつ前記結び目52を通さない開口孔径の結び目止め孔91とからなっている。
取付物品本体86は円盤形態としているが、多角形、花形、虫形、動物形、文字形、ロゴ形、キャラクター形、抽象的な模様形などの多様な盤形態でよい。
このような溝形態の結び目入り孔とすることにより、結び目入り孔から結び目を取り出す時に溝開口部位から爪楊枝などの細棒を入れ結び目に当てないし突き刺し、外側に移動させて取り出すという、容易な結び目の取り出し操作を実現する。
また、ストラップ本体が透明な釣り糸であるテグス製部材もよい。
結び目止め孔91は複数個でもよい。また、結び目止め孔91は円孔である必要はなく、ストラップ本体4が複数本通る横長形態でもよく、ようは、結び目が抜け無い形態であればその形態はどのようなものでもよい。こんことは、他の実施例の結び目止め孔に付いて適用されるものである。
ストラップ本体4は長尺のまま提供し、使用者が好みの長さで携帯ストラップ用取付物品85を一方の端に、他方の端に物品を取り付けができるようにする。
または、両端に携帯ストラップ用取付物品を取り付けたストラップ形態として、ストラップ本体の両端に紐通し孔付き携帯品を連結形態で取り付けるようにする。
あるいは、ぬいぐるみなどの物品が一方の側に既に設けられたストラップとし、このストラップが20cm以上(好ましくは30cm以上)の長さのものとし、使用者が好みの長さとして携帯ストラップ用取付物品を他方の側に取り付けできるようにするのもよい。
あるいは、携帯ストラップ用取付物品を紐の一方の側に取り付けた状態とし、紐の他方の側に好みの物品を取り付ける形態で提供するストラップキットとするのもよい。
また、携帯ストラップ用取付物品85をベース携帯ストラップ用取付物品とする形態もよい。すなわち、正面部位66を平面、緩やかな湾曲面、あるいは装飾粒部材(粒形態の宝石ないし宝石状のものなど)の位置決め凹み(1個ないし複数個)設けたものなど、装飾部材を接着剤などで後付けするベース携帯ストラップ用取付物品とするのもよい。この形態も本発明の技術的範疇に含まれるものである。
動物形態の合成樹脂製部材からなる取付物品本体96と、
この取付物品本体96の、紐通し孔付き携帯品(図時せず省略。紐通し孔付き携帯品へ取り付けは図2、図3と同様)に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品に直接的にあるいは間接的に密着あるいは当接した状態にあって、看者から見て正面向きとなる正面部位87と、
前記取付物品本体96の、紐通し孔付き携帯品に取り付けられて該紐通し孔付き携帯品に直接的にあるいは間接的に密着あるいは当接した状態にあっては、前記紐通し孔付き携帯品に当接する面となる物品当接可能箇所88と、
前記取付物品本体96の前記正面部位87と前記物品当接可能箇所88との間に位置する非正面部位89と、
この非正面部位89から対向側非正面部位89に向けてあけられた、通されたストラップ本体4の結び目52(図示せず省略)が入り込む孔径(多様な孔形態を含む。)の結び目入り孔94と、
前記物品当接可能箇所88から前記結び目入り孔94に向けてあけられかつ該結び目入り孔94とT字形の交差形態で連絡された、前記ストラップ本体4を通しかつ前記結び目52を通さない開口孔径の結び目止め孔97と、
この結び目止め孔97の開口であるストラップ本体折曲開放部92と、
前記結び目入り孔94にその直線延長形態で連絡された、ストラップ本体4を通しかつ前記結び目52を通さない開口孔径の結び目止め孔93とからなっている。
図11の(a):ストラップ本体4に切断予兆部位が生じた。
図11の(b):切断予兆部位以来を鋏、爪切り、カッターなどで切断切り離す。(切断)
図11の(c):結び目入り孔90内にある結び目52を取り出す。(結び目取り出し)
図11の(d):切断予兆部位を無くしたストラップ本体4の一方を結び目止め孔91から挿入し、結び目入り孔90から外に出して一方の出した部位99を形成する。(ストラップ本体通し)
図11の(e):一方の出した部位99に結び目52を形成する。(結び目形成)
図11の(f):ストラップ本体4を引いて結び目52を結び目入り孔90内に引き込む。(結び目引き込み)
切断→結び目取り出し→ストラップ本体通し→結び目形成→結び目引き込み、という手順による携帯ストラップ用取付物品に付け直しは、単にストラップ本体を短くする場合にも適用できるものであり、携帯ストラップ用取付物品95の側でおこなってもよいものである。当然に携帯ストラップ用取付物品85側で調節してもよい。
すなわち、紐通し孔付き携帯品3(図15参照)の紐通し孔B(図15参照)に、折り合わせ状態で通されて通し出された側に潜らせループ98(図15参照)を形成する紐からなるストラップ本体4と、
このストラップ本体4の一方に形成した結び目52aが入るないし通る径の貫通孔である結び目入り孔90(図9参照)、この結び目入り孔90に連絡された前記結び目52aが通らない径の結び目止め孔91とを備え、前記ストラップ本体4が通され前記結び目52aが形成された形態で、前記ストラップ本体4の一方に取り付けられるないし取り付けられた、前記潜らせループ98に潜らせて前記紐通し孔付き携帯品4側に取り付け可能とされた携帯ストラップ用取付物品85(図9参照)(ここではエンドストッパーとして使用)と、
前記ストラップ本体4の他方に形成した結び目52bが入るないし通る径の貫通孔である結び目入り孔94(図10参照)、この結び目入り孔94に連絡された前記結び目52bが通らない径の結び目止め孔93、97(図10参照)とを備え、前記ストラップ本体4が通され前記結び目52bが形成された形態で、前記ストラップ本体4の他方に取り付けられるないし取り付けられた紐通し止め孔付き物品である携帯ストラップ用取付物品95(図10参照)とからなるとともに、
前記結び目入り孔90および前記結び目止め孔91に通されかつ前記結び目52aで抜けないように、前記ストラップ本体4の一方を前記携帯ストラップ用取付物品95に取り付けた状態で、前記ストラップ本体4の一方を切断し、前記結び目入り孔90内にある前記結び目52aを取り出し、前記ストラップ本体4の前記切断した部位を前記結び目止め孔91から前記結び目入り孔90に通し出して一方の出した部分を形成し、この一方の出した部分に新たな結び目52aを形成して、前記結び目止め孔91側の前記ストラップ本体4を引いて新たな結び目52aを前記結び目入り孔90内に引き込み入れて、前記携帯ストラップ用取付物品85を前記ストラップ本体4に再取り付けができることを可能とし、
前記結び目入り孔94および前記結び目止め孔93に通されかつ前記結び目52bで抜けないように、前記ストラップ本体4の他方を前記携帯ストラップ用取付物品95に取り付けた状態で、前記ストラップ本体4の他方を切断し、前記結び目入り孔94内にある前記結び目52bを取り出し、前記ストラップ本体4の前記切断した部位を記結び目止め孔93から前記結び目入り孔94に通し出して他方の出した部分を形成し、この他方の出した部分に前記結び目52bを形成して、前記結び目止め孔93側の前記ストラップ本体4を引いて前記結び目52bを前記結び目入り孔94に引き込み入れて、前記携帯ストラップ用取付物品95を前記ストラップ本体4に再取り付けができることを可能としてなることを特徴としている。
また、ストラップ本体4より長尺のストラップ本体111が添付されている。
ストラップ110とストラップ本体111とでストラップキット100を形成している。
ストラップ110は、ストラップ本体4のそのままの長さでOKなら、結び目52aを携帯ストラップ用取付物品85に引き込み、結び目52bを携帯ストラップ用取付物品95内に引き込んで使用できるが、ストラップ本体4の長さを短くしたい場合は、好みの長さで止めるための新たな結び目を、結び目52a側および結び目52b側に、あるいはいずれか一方に新たに形成して、余分な部位を切り離し、新たな結び目を携帯ストラップ用取付物品内に引き込み入れた状態としたストラップ112を形成する。
より長いストラップ本体としたい場合や、ストラップ本体4に切断予兆が生じたら、ストラップ本体4から携帯ストラップ用取付物品85、95を外し、ストラップ本体111に好みの長さで再取り付けする。
この取付物品本体115の、紐通し孔付き携帯品3(図3、図15参照)に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品3に密着あるいは当接した状態にあって、看者から観て正面となる、ロゴ122が表示された正面部位116と、
前記取付物品本体115の、紐通し孔付き携帯品3に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品3に密着あるいは当接した状態にあって、前記紐通し孔付き携帯品3に当接する面である物品当接可能箇所117と、
前記取付物品本体115の前記正面部位116と前記物品当接可能箇所117との間に位置する非正面部位118と、
この非正面部位118から対向側の非正面部位118に向けてあけられた、通されたストラップ本体4の結び目52(図9と同様)が入り込む孔径(多様な孔形態を含み、貫通孔、止まり穴を技術的範疇に含む。)の結び目入り孔119と、
前記物品当接可能箇所117から前記結び目入り孔119に向けてあけられかつ該結び目入り孔119と連絡された、前記ストラップ本体4を通しかつ前記結び目52を通さない開口孔径の結び目止め孔120と、
前記物品当接可能箇所117の縁側に、正面部位116とは反対側に突出するように設けた、結び目止め孔120からでるストラップ本体4を避けるように離れて設けられた突出部123a、123bとからなっている。
また、突出部123a、123bに替えて、紐通し孔付き携帯品3の縁角が掛かるないし嵌る溝形態とするのも同様な取付形態を実現する。
図14において、ストラップ本体4の一方の側に携帯ストラップ用取付物品114が設けられ、ストラップ本体の他方の側に携帯ストラップ用取付物品95が設けられてなるストラップ124を形成している。
この取付物品本体127の、紐通し孔付き携帯品3(図3、図15参照)に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品3に密着あるいは当接した状態にあって、看者から見て正面向きとなる正面部位128と、
前記取付物品本体127の、紐通し孔付き携帯品3に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品3に密着あるいは当接した状態にあって、前記紐通し孔付き携帯品3に当接する面である物品当接可能箇所129と、
前記取付物品本体127の前記正面部位128と前記物品当接可能箇所129との間に位置する非正面部位130と、
この非正面部位130から対向側の非正面部位130に向けてあけられた形態である、通されたストラップ本体4の結び目52(図9と同様)が入り込む孔径の貫通筒孔からなる結び目入り孔131(結び目よりそうとうに大きい)と、
前記物品当接可能箇所129から前記結び目入り孔131に向けてあけられかつ該結び目入り孔131と連絡された、前記ストラップ本体4を通しかつ前記結び目52を通さない開口孔径の結び目止め孔132とからなっている。
元々はボタンであり、結び目止め孔140を設けることによって、ストラップの携帯ストラップ用取付物品(紐止め孔付き携帯ストラップ用取付物品)としても使用できるようにしたものである。
元々はボタンであり、結び目入り孔156を設けることによって、ストラップの携帯ストラップ用取付物品(紐止め孔付き携帯ストラップ用取付物品)としても使用できるようにしたものである。
バッチを携帯ストラップ用取付物品とした場合にあっては、安全ピンや刺しピンを設けない最初から携帯ストラップ用取付物品として提供するもの、安全ピンや刺しピンが付いていてバッチとして使用でするが、安全ピン部分や刺しピン部分をニッパーなどで取り除いて携帯ストラップ用取付物品として使用できるようにしたものがある。
元々は束ね用ゴム紐に取り付ける髪飾りであり、結び目止め孔149を設けることによって、ストラップの携帯ストラップ用取付物品(紐止め孔付き携帯ストラップ用取付物品)としても使用できるようにしたものである。
結び目入り孔160の結び目止め孔161側には、スリット状の結び目入り孔開口162a、162bが結び目止め孔161の周囲を除く略全区間(2区間)に設けられ、結び目止め孔161の出口開口に連絡する形態で開口され、結び目入り孔160を溝形態とも言える形態としてなるものである。
その場合の結び目入り孔開口162a、162bの開口幅は、ストラップ本体4は押し潰された形態で通る窮屈形態の溝開口形態である。
結び目止め孔161の開口周辺部位は物品当接可能箇所165となる。
このような溝形態の結び目入り孔とすることにより、結び目入り孔から結び目を取り出す時に溝開口部位から爪楊枝などの細棒を入れ結び目に当てないし突き刺し、外側に移動させて取り出すという、容易な結び目の取り出し操作を実現する。
結び目入り孔開口162a、162bいずれか一方を結び目が入る開口幅としてもよい。
正面部位163は真っ平ら面となっていて、該正面部位に接着剤を塗布し、あるいは予め剥離紙の貼られた粘着剤面とされて提供され、他の飾り部材に接着して使用するベース携帯ストラップ用取付物品である。
また、正面部位163を飾り物品に溶着ないし融着して接合するのもよい。
前記取付物品本体173の前記正面部位87と前記物品当接可能箇所174との間に位置する外周面部位(側面)である非正面部位89と、
この非正面部位89(湾曲側面)から対向側非正面部位(平側面)に向けてあけられた(形成された)、通されたストラップ本体4の結び目が入り込む孔径孔を形成する溝形態である結び目入り孔164と、
この結び目入り孔164の一方の側に形成された、該結び目入り孔164の側面口を狭める形態で設けられた、ストラップ本体4が通りかつ該ストラップ本体4の結び目が通らない開口孔径を形成する結び目止め孔175と、
この結び目止め孔175から出たストラップ本体4を正面部位87とは反対向きに折曲可能とする、結び目止め孔175開口前面の開放空間であるストラップ本体折曲開放部178とからなっている。
飾り部材170への接合によって、結び目入り孔164と結び目止め孔175は周壁が閉じられた貫通孔形態の結び目入り孔164と結び目止め孔175となる。
紐通し取付け孔Bにストラップ本体4を折り通し、通し出した部分を広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに携帯ストラップ用取付物品176を潜らせ、紐通し取付け孔Bの反対側に出ているストラップ本体4部分を引っ張り携帯ストラップ用取付物品176を紐通し孔付き携帯品3に当接ないし紐通し孔付き携帯品3に当接しているストラップ本体4に当接した状態に取り付けられる。
この場合の、当接箇所は物品当接可能箇所174と飾り部材170の背面177の適当な箇所(向きによって箇所がことなる)となる。
結び目入り孔164と結び目止め孔175は、非溝形態の完全な孔形態であるものもよい。
携帯ストラップ用取付物品172と飾り部材170を射出成形などの一体成形により形成してなる携帯ストラップ用取付物品とする形態もよい。
結び目入り孔90と結び目止め孔182に紐を通して数珠、ブレスレット、ネックレスなどを作成できるとともに、実施例7と同様な形態での携帯ストラップ用取付物品としても使用できる。
携帯ストラップ用取付物品としての使用は、ストラップ本体を結び目止め孔182から出しての使用形態と、結び目止め孔91から出しての使用形態の2種類から好みの方を選択することができる。
前記紐通し孔Bを通らない略ドングリ状形態でシリコンゴム製部材、天然ゴム制部材、弾性合成樹脂製部材などの指で摘み押すと弾性凹みする取付物品本体185に前記ストラップ本体4の結び目52が入る開口孔径の結び目入り孔186を底部から上方に向けて設け、前記結び目入り孔186に真っ直ぐに連絡して上方に突き抜けるストラップ本体4が余裕を持って通る紐通り孔187を設け、結び目入り孔186と紐通り孔187の間に位置された金属製ないし硬質耐熱性合成樹脂の板材からなり、かつ、その中央に前記ストラップ本体4は通るが前記結び目56が通らない開口孔径で結び目入り孔186と紐通り孔187を連絡する結び目止め孔188を有して結び目止め体19を設けるとともに、
前記ストラップ本体4の端を紐通り孔187から前記結び目止め孔188および結び目入り孔186通しいれ該結び目入り孔186から出してその出た部位で前記結び目52を形成し、この結び目52を前記結び目入り孔186内に引き込み入れて、前記ストラップ本体4に前記携帯ストラップ用物品184を取り付けて携帯ストラップを形成することができ、且つ、前記ストラップ本体4を鋏、爪切り、カッターナイフなどの携帯ストラップ使用者の身近な切断手段で前記前記紐通し孔付き携帯品3の使用者自身が切断して、結び目入り孔186に入っている結び目56を取り出し、新たなストラップ本体および前記携帯ストラップ用物品に184よって新たな携帯ストラップの形成を可能としている。
ここでは、0.8mmの太さのストラップ本体4を通し、かつ、その1回結び(一つ結び)の結び目52が結び目入り孔186に入るが結び目止め孔188は通ることができないようにするために、結び目入り孔186は孔径(直径)1.8mm〜2mm程度とし、結び目止め孔188は孔径1.2mmとしている。
フィギアの頭の位置や形態によって、顎ないし胸部位当たりから結び目入り孔192をあけるようにするのもよい。
また、空を飛ぶ姿勢や泳ぐ姿勢であるものは、その飛び・泳ぎ姿のバランスが得られるように胴部に結び目入り孔192および結び目止め孔193を形成するのもよい。
<図26の(a)図>
携帯ストラップ用取付物品199は、合成樹脂製部材のリング部位からなる取付物品本体200と、この取付物品本体200の上部に該取付物品本体200と一体成形により外向きに突出設けられた紐吊り部201と、この紐吊り部201の底部側から真っ直ぐ上方に向けて貫通しない途中止めであけられた結び目入り孔192と、この結び目入り孔192から上方に向けて貫通された結び目止め孔193とからなっている。
<図26の(b)図>
携帯ストラップ用取付物品202、取付物品本体200と、この取付物品本体200の上部に該取付物品本体200と一体成形により外向きに突出設けられた紐吊り部203と、この紐吊り部203の一方の側面から他方の側面に貫通されて形成された結び目入り孔192と、この結び目入り孔192から上方に向けて貫通された結び目止め孔193とからなっている。
<図26の(c)図>
携帯ストラップ用取付物品204は、リング部位を形成する取付物品本体205と、この取付物品本体205の上部に形成された紐吊り部206と、この紐吊り部206の一方の側面から他方の側面に貫通されて形成された結び目入り孔192と、この結び目入り孔192から上方に向けて貫通された結び目止め孔193とからなっている。
携帯ストラップ用取付物品208は円球体からなる取付物品本体209と、この取付物品本体209に略中心を通るように且つ非貫通の途中止め形態であけられた結び目入り孔192と、この結び目入り孔192からその延長線上で真っ直ぐに貫通された結び目止め孔193とからなっている。
携帯ストラップ用取付物品210は楕円球体からなる取付物品本体211と、この取付物品本体211にその長手方向で略中心を通るように且つ非貫通の途中止め形態であけられた結び目入り孔192と、この結び目入り孔192からその延長線上で真っ直ぐに貫通された結び目止め孔193とからなっている。
携帯ストラップの紐通し孔付き携帯品への取り付けは、該携帯ストラップを形成してから、潜らせループを形成しての後付で取り付けることも可能であるし、また、先に紐通し孔付き携帯品の紐通し孔にストラップ本体を通した携帯品孔紐通し状態としておいて、携帯ストラップ用取付物品をストラップ本体に取り付けるという、携帯ストラップの形成がそのまま紐通し孔付き携帯品への取り付けとなる形成と取り付けが同時に行われる取り付け方法かのうである。
携帯ストラップを取り付けるための紐通し孔を備えた主に携帯電話、携帯スマートホン、携帯デジタルカメラなどの携帯電子機器ないし該携帯電子機器の携帯ケースなどの紐通し孔付き携帯品に、携帯ストラップを形成しながら同時に取り付けも実現する携帯ストラップの形成取付方法であって、
前記紐通し孔を通らない形態の第1の取付物品本体に前記ストラップ本体の結び目が入る開口孔径の第1の結び目入り孔を設け、前記第1の結び目入り孔に連絡した前記ストラップ本体は通るが前記結び目が通らない開口孔径の第1の結び目止め孔を設けてなる第1の携帯ストラップ用取付物品、
前記紐通し孔を通らない形態の第2の取付物品本体に前記ストラップ本体の結び目が入る開口孔径の第2の結び目入り孔を設け、前記第2の結び目入り孔に連絡した前記ストラップ本体は通るが前記結び目が通らない開口孔径の第2の結び目止め孔を設けてなる第2の携帯ストラップ用取付物品、
前記ストラップ本体を前記紐通し孔に通した携帯品孔紐通し状態とし、
前記ストラップ本体の一方の側を前記第1の結び目止め孔から入れ前記第1の結び目入り孔から出して、該第1の結び目入り孔から出た部位で第1の結び目を形成し、この第1の結び目を前記第1の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の一方の側に前記第1の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第1の物品取り付け状態を形成し、前記ストラップ本体の他方の側を前記第2の結び目止め孔から入れ前記第2の結び目入り孔から出してその出た部位で第2の結び目を形成し、この第2の結び目を前記第2の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の他方の側に前記第2の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第2の物品取り付け状態の形成によって、携帯ストラップの形成と該携帯ストラップの前記紐通し孔付き携帯品への取り付けを実現するとともに、
前記ストラップ本体を鋏、爪切り、カッターナイフなどの身近な切断手段で切断して、前記紐通し孔付き携帯品から前記携帯ストラップを取り外し、前記第1の結び目入り孔に入っている第1の結び目および前記第2の結び目入り孔に入っている第2の結び目を取り出し、
新たなストラップ本体、前記第1の携帯ストラップ用取付物品および前記第2の携帯ストラップ用取付物品とによる、前記新たなストラップ本体、前記第1の携帯ストラップ用取付物品および前記結び目が入る開口孔径の第3の結び目入り孔とこの第3の結び目入り孔に連絡した前記結び目が通らない開口孔径の第3の紐通し孔とからなる第3の携帯ストラップ用取付物品とによる、あるいは新たなストラップ本体、前記第2の携帯ストラップ用取付物品および前記第3の携帯ストラップ用取付物品とによる、新たな携帯ストラップの形成と前記紐通し孔付き携帯品への取り付けを同時に可能としたことを特徴とした携帯ストラップの形成取付方法を実現するものである。
ストラップ本体4を折り畳んで紐通し孔付き携帯品3の紐通し取り付け孔Bに通し、抜け出た部位を広げて潜らせループを形成して、この潜らせループに対向側に出ている二本のストラップ4部位を潜らせ、引いて潜らせループを縮小締めてストラップ本体を紐通し孔に通した携帯品孔紐通し状態とする。(図29の(b)図)
ストラップ本体4の一方の側を携帯ストラップ用取付物品208の結び目止め孔193から結び目入り孔192に入れ出して、好みの箇所に1回結び目(一結び目)である結び目52を形成し、ストラップ本体4の他方の側を携帯ストラップ用取付物品210の結び目止め孔193から結び目入り孔192に入れ出して、好みの箇所に結び目52を形成する。(図29の(c)図)(このような取り付け作業を、以下「紐通し結び目形成作業」という。)
ストラップ本体4の結び目52、52を残して余分な部位を鋏、爪切りあるいはカッターなどで切断し、あるいは、切断せずそのまま、携帯ストラップ用取付物品208、210の結び目入り孔192内に引き込んで携帯ストラップ213を形成し、同時に紐通し孔付き携帯品3への該携帯ストラップ213の取り付けを完了する。(図29の(d)図)
紐通し孔付き携帯品3の携帯ストラップ213の取り付け状態(図29の(d)図=図30の(d)図)から、ストラップ本体4を切断して該ストラップ本体4を紐通し孔付き携帯品3から外し(ストラップ本体4の長さが足りそのままの付け方で良いなら外さなくてもよい)、携帯ストラップ用取付物品208、210内の結び目52を結び目止め孔193側から針金クリップを延ばしたもの、爪楊枝を削ったもの、針あるいは細針金など身近なもので突き出す。(図30の(e)図)
携帯ストラップ用取付物品208、210、190の結び目入り孔192にそれぞれ結び目52を引き込み隠し(結び目50から出た余分な部位は切断除去して)、携帯ストラップ214を形成し、同時に紐通し孔付き携帯品3への該携帯ストラップ214の取り付けを完了する。(図30の(f−2)図)
結び目52を携帯ストラップ用取付物品208、184の結び目入り孔90内に引き込み入れ隠し、携帯ストラップ216の形成と該携帯ストラップ216の紐通し孔付き携帯品3への取り付けを同時に実現する。(図31の図(c))
紐通し取り付け孔Bにストラップ本体4の一方の側と他方の側を通して携帯品孔紐通し状態とし、摩擦移動ストッパー208が紐通し取り付け孔Bから抜け無いようにし、ストラップ本体4の一方の側に、携帯ストラップ用取付物品199を紐通し結び目形成作業により取り付け、携帯ストラップ用取付物品199にストラップ本体4の他方の側を通し、該他方の側に携帯ストラップ用取付物品208を紐通し結び目形成作業により取り付ける。(図32の図(b))
結び目52を携帯ストラップ用取付物品199、208の結び目入り孔192に引き込み隠して携帯ストラップ219を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ219の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図32の図(e))
トラップ本体4の一方の側に、携帯ストラップ用取付物品199を摘み摩擦移動ストッパー208の摩擦抵抗に抗して引っ張るとストラップ本体4は移動し、携帯ストラップ用取付物品208と紐通し孔付き携帯品3との距離は短くなってその状態が固定され、携帯ストラップ用取付物品208を摘み摩擦移動ストッパー208の摩擦抵抗に抗して引っ張るとストラップ本体4は移動し、携帯ストラップ用取付物品208と紐通し孔付き携帯品3との距離は長くなりその状態が固定される。これによって、例えば、紐通し孔付き携帯品3をショルダーバックに入れて携行する場合、携帯ストラップ用取付物品208を該ショルダーバックの口から外に垂れ下げるちょうど良い位置となるように調節できる。
また、携帯ストラップ用取付物品199はリングであるので、他の飾りを吊り下げることが簡単容易に行える。
結び目52を携帯ストラップ用取付物品40、210の結び目入り孔49、192に引き込み隠して携帯ストラップ220を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ220の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図33の図(c))
結び目52を携帯ストラップ用取付物品40、210の結び目入り孔49、192に引き込み隠して携帯ストラップ221を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ221の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図34の図(c))
結び目52a、52b、52cを携帯ストラップ用取付物品184a、184b、184c結び目入り孔49、192に引き込み隠し、結び目52を携帯ストラップ用取付物品85の結び目入り孔90に引き込み隠して携帯ストラップ222を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ222の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図35の図(c))
一方の側に携帯ストラップ用取付物品184aを通し結び目52a(図示せず省略)を作り、他方の側に携帯ストラップ用取付物品184bを通し結び目52bを作りという紐通し結び目形成作業により取り付け、結び目52a、52b、携帯ストラップ用取付物品184a、184bの結び目入り孔192に引き込み隠して携帯ストラップ225を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ225の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図36の図(c))
リング223には他の携帯ストラップあるいは飾りを吊り下げることができる。
略板形態の取付物品本体231と、
この取付物品本体231の一方の側面から他方の側面に向けて貫通されたストラップ本体4(紐)の1回結び目である結び目52が入る開口孔径の結び目入り孔232と、
この結び目入り孔232に取付物品本体231の側面から略T字形の交差形態で連絡し、前記ストラップ本体4(紐)は通るが前記結び目52は通らない開口孔径の結び目止め孔233a、233bとからなっている。
結び目止め孔233a、233bと2箇所設けられているので、例えば、ループ紐を形成するときに、その両端の先端結び目は結び目入り孔に入り隠れた景観となるので、見た目のよいループを形成できるという効果を奏する。
略板形態の取付物品本体234と、
この取付物品本体234の一方の側面から他方の側面に向けて貫通されたストラップ本体4(紐)の1回結び目である結び目52が入る開口孔径の結び目入り孔232と、
この結び目入り孔232に取付物品本体234の側面から略T字形の交差形態で連絡し、前記ストラップ本体4(紐)が2本通るが前記結び目52は通らない開口孔径の結び目止め孔235とからなっている。
結び目止め孔は一つでストラップ本体4(紐)が1本しか通らない開口孔径でもよい。
<技術分野>
付記の発明は、紐通し取付孔を有する携帯電話あるいは該携帯電話の携帯ケースである紐通し孔付き携帯品に、細紐(ストラップ本体)を前記紐通し取付孔に通し取り付ける携帯ストラップに使用する携帯ストラップ用取付物品を除く、紐に取り付けるエンドストパーである取付物品に関する。
<従来技術>
従来の紐のエンドストッパー(取付物品)として、ヒンジ部と、このヒンジ部の一方の側に設けられた、一方の係合部本体、この一方の係止本体に形成された紐が嵌る一方の溝、この一方の溝内に突出された紐を押さえ付ける一方の鋸刃状部とからなる一方の係合部と、前記ヒンジ部の他方の側に設けられた、他方の係合部本体、この他方の係合部本体に形成された紐が嵌る他方の溝、この他方の溝内に突出された紐を押さえ付ける他方の鋸刃状部とからなる他方の係合部と、前記一方の係合部に設けられた一方の嵌合部と、この一方の嵌合部に嵌め殺し形態で嵌合する前記他方の係合部に設けられた他方の嵌合部とからなるとともに、
紐の先端を一方の係合部と他方の係合部とで紐を抜けないように噛み押さえ挟持した状態で嵌め殺し固定状態にする取付物品(エンドストッパー)が知られている。(例えば特許文献1)
<特許文献1>特開平10-174607号公報
<比特許文献>特になし
<解決しようとする課題>
上述した従来技術は次に述べるような欠点を有するものであった。
(1)嵌め殺し固定するものであったので、容易に取り外すことができない、外した場合は嵌合機能が失われたり、弱くなるものであったので、繰り返しの使用ないし数回の繰り返しの使用後は使用できなくなるという欠点を有するものであった。
(2)取付後は、紐の長さを短くすることができ難いという欠点を有するものであった。
<付記の発明の効果>
[付記1]
取付物品本体と、
この取付物品本体の一方の側面から他方の側面に向けて貫通された紐の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
この結び目入り孔に略T字形の交差形態で該結び目入り孔に連絡された、前記紐は通るが前記結び目は通らない開口孔径の結び目止め孔とからなることを特徴とする取付物品であるので、次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
紐を切断して結び目入り孔に棒を付き入れ結び目を簡単容易に取り出すことができるので、何回でも使用することができるという効果を奏する。
また、紐に取付後に紐が長い場合には、結び目を出し好みの長さとなる位置に新たな結び目を作り、余分な紐部位を切断し新たな結び目を結び目入り孔に引き込むことにより隠し、好みの紐の長さに簡単容易にできるという効果を奏する。
[付記2]
結び目止め孔が2箇所ないし紐が2本通る開口孔形態であることを特徴とする付記1に記載の取付物品であるので、付記1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、例えば、ループ紐を形成するときに、その両端の先端結び目は結び目入り孔に入り隠れた景観となるので、見た目のよい紐ループを形成できるという効果を奏する。
[付記3]
取付物品本体が略板状形態であり、結び目止め孔が前記取付物品本体の側面部位から結び目入り孔に交差形態で連絡されたことを特徴とする付記1、2のいずれかに記載の取付物品であるので、付記1、2のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、取付物品が垂れ下がった状態では、結び目止め孔のある側面が常に上になり、結び目入り孔の両開口は横に位置することになるので、常に取付物品本体の板状面が正面を向くことを実現するという効果を奏する。
これにより、正面を向く板状面に模様、絵柄、ロゴなどを印刷、凸凹で表現したものにして、露出された状態では看者にそれが常に見えるようにできる。
[付記4]結び目入り孔への結び目止め孔の連絡形態が略T字形の交差形態であることを特徴とする付記1〜3に記載の取付物品であるので、このような構成としても付記1〜3に記載の発明と同様な効果を奏する。
<実施の形態>
付記の発明の実施例は、前記した各実施例の携帯ストラップ用取付物品を取付物品に置き換え、ストラップ本体4を紐4に置き換えて説明することができる。紐4は紐通し孔付き携帯品3の紐通し取り付け孔Bを通らない太さ、一般的には使用されない太さのものであり、例えば1.5mm以上の太さのものである。
また、付記発明Bは、上記第1の目的を実現するとともに、紐通し孔付き携帯品に当接状態にあって、看者に向くその正面が紐通し孔の無いことで見た目に違和感の無い形態の携帯ストラップ用取付物品を提供することを目的としている。
ストラップ本体の結び目によって抜けなくしての取り付け形態を実現するとともに、紐通し孔付き携帯品に密着あるいは当接した状態において正面に紐通し孔の開口が位置しない、見えないないし見えにくい携帯ストラップ用取付物品、ストラップキット、ストラップおよびストラップの使用方法を提供することを第1の目的としている。
また、付記発明Bの第2の目的は、ストラップ本体(紐)が切断予兆部が生じたら、その切断予兆部を解消して使用し続けることを可能とする携帯ストラップ用取付物品、ストラップキット、ストラップおよびストラップの使用方法を提供することを目的としている。
<付記B1記載の発明の効果>
携帯ストラップを取り付けるための紐通し孔を備えた主に携帯電話、携帯スマートホン、携帯デジタルカメラなどの携帯電子機器ないし該携帯電子機器の携帯ケースなどの紐通し孔付き携帯品に、携帯ストラップを形成しながら同時に取り付けも実現する携帯ストラップの形成取付方法であって、
前記紐通し孔を通らない形態の第1の取付物品本体に前記ストラップ本体の結び目が入る開口孔径の第1の結び目入り孔を設け、前記第1の結び目入り孔に連絡した前記ストラップ本体は通るが前記結び目が通らない開口孔径の第1の結び目止め孔を設けてなる第1の携帯ストラップ用取付物品、
前記紐通し孔を通らない形態の第2の取付物品本体に前記ストラップ本体の結び目が入る開口孔径の第2の結び目入り孔を設け、前記第2の結び目入り孔に連絡した前記ストラップ本体は通るが前記結び目が通らない開口孔径の第2の結び目止め孔を設けてなる第2の携帯ストラップ用取付物品、
前記ストラップ本体を前記紐通し孔に通した携帯品孔紐通し状態とし、
前記ストラップ本体の一方の側を前記第1の結び目止め孔から入れ前記第1の結び目入り孔から出して、該第1の結び目入り孔から出た部位で第1の結び目を形成し、この第1の結び目を前記第1の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の一方の側に前記第1の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第1の物品取り付け状態を形成し、前記ストラップ本体の他方の側を前記第2の結び目止め孔から入れ前記第2の結び目入り孔から出してその出た部位で第2の結び目を形成し、この第2の結び目を前記第2の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の他方の側に前記第2の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第2の物品取り付け状態の形成によって、携帯ストラップの形成と該携帯ストラップの前記紐通し孔付き携帯品への取り付けを実現するとともに、
前記ストラップ本体を鋏、爪切り、カッターナイフなどの身近な切断手段で前記前記紐通し孔付き携帯品の使用者自身が切断して、前記紐通し孔付き携帯品から前記携帯ストラップを取り外し、前記第1の結び目入り孔に入っている第1の結び目および前記第2の結び目入り孔に入っている第2の結び目を取り出し、
新たなストラップ本体、前記第1の携帯ストラップ用取付物品および前記第2の携帯ストラップ用取付物品とによる、前記新たなストラップ本体、前記第1の携帯ストラップ用取付物品および前記結び目が入る開口孔径の第3の結び目入り孔とこの第3の結び目入り孔に連絡した前記結び目が通らない開口孔径の第3の紐通し孔とからなる第3の携帯ストラップ用取付物品とによる、あるいは新たなストラップ本体、前記第2の携帯ストラップ用取付物品および前記第3の携帯ストラップ用取付物品とによる、新たな携帯ストラップの形成と前記紐通し孔付き携帯品への取り付けを同時に可能としたことを特徴とした携帯ストラップの形成取付方法であるので次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
(1)携帯ストラップの使用者自身の身近な切断手段とストラップ本体に結び目を作るという簡単容易な手作業だけによって、ストラップ本体を紐通し孔付き携帯品に紐通し孔に通した携帯品孔紐通し状態とし(通し方は、1本そのまま通す、下り合わせて通し出た部位の潜らせループを広げそれに二股となった2本紐部位を通すなどがある。)、前記ストラップ本体の一方の側を前記第1の結び目止め孔から入れ前記第1の結び目入り孔から出して、該第1の結び目入り孔から出た部位で第1の結び目を形成し、この第1の結び目を前記第1の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の一方の側に前記第1の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第1の物品取り付け状態を形成し、前記ストラップ本体の他方の側を前記第2の結び目止め孔から入れ前記第2の結び目入り孔から出してその出た部位で第2の結び目を形成し、この第2の結び目を前記第2の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の他方の側に前記第2の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第2の物品取り付け状態の形成によって、携帯ストラップの形成と該携帯ストラップの前記紐通し孔付き携帯品への取り付けを実現するものであるので、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって、携帯ストラップの形成と該携帯ストラップの紐通し孔付き携帯品の取り付けをその携帯ストラップの形成作業によって同時に実現するという効果を奏する。
さらに、ストラップ本体の切断による携帯ストラップの取り外し、結び目の携帯ストラップ用取付物品からの取り外し除去(針金クリップを伸ばしたもの、細い針金、縫い針、マッチ棒や爪楊枝を細くしたものなどで押し出す)し、そのストラップ本体ないし新たなストラップ本体に他の携帯ストラップ用取付物品と組み合わせたり、ストラップ本体の長さを変えての新たな携帯ストラップを形成することも、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって実現するという効果を奏する。
(2)上記携帯ストラップ作成作業においては、ストラップ本体の長さは、切断によってあるいは結び目の形成位置によって、その長さを好みの長さにすることができるものであり、最初は長めにしておいて、携帯品に取り付けてその長さを見て、長いようであったら、結び目をほどくか、切断して、異なる位置に結び目を形成して、好みのストラップ本体の長さの携帯ストラップを実現するという効果を奏する。
(3)店先に、形態、色などが異なる多数の種類の携帯ストラップ用取付物品を置き、多様な色と長さのストラップ本体を別体で置き、購入者が好みの携帯ストラップ用取付物品を求め、好みのストラップ本体を求め、購入者やそれを貰うなどした者が好みのストラップの長さで、好みの携帯ストラップ用取付物品の組み合わせで、ストラップ本体の紐通し孔付き携帯品の紐通し孔への好みの通し方で通し、携帯ストラップ用取付物品を取り付けることによって、携帯ストラップ使用者が好みの携帯ストラップを、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業で、形成と取り付けを同時に実現できるというような、販売方法を実現するという効果を奏する。
店先に、鋏、爪切り、針金クリップなどを置くことにより、購入後にその場で即に携帯ストラップの作成取り付けを実現させることも可能とする。
(4)また、紐であるストラップ本体の紐通し孔付き携帯品の紐通し孔への通し方は、1本通し取り付け、折り畳通し潜らせループ潜らせ取り付け、1本通し複数巻通し取り付けなど多様な取り付け形態があるが、例えば、1本通し複数巻通し取り付けでリングにもストラップ本体を同時に2〜4回の複数巻とし最後を紐同士を交差させたて通すことによって、リングを携帯品に密着固定した取り付け形態を実現することもできる。
このリングに、いくつもの携帯ストラップを取り付けることが可能となる。
本発明は、携帯ストラップの形成(作成)が作業そのものが、紐通し孔付き携帯品への該携帯ストラップの取付の取付操作であり、携帯ストラップの形成が紐通し孔付き携帯品への携帯ストラップの取付完了とするところを、発明の技術的思想としているところにあるものである。
<付記B2記載の発明の効果>
ストラップ本体に第1の携帯ストラップ用取付物品あるいは第2の携帯ストラップ用取付物品のいずれか一方を取り付けた状態にしてから携帯品孔紐通し状態として、前記第2の携帯ストラップ用取付物品あるいは前記第1の携帯ストラップ用取付物品の取り付けていない方を取り付けることを特徴とする付記B1記載の携帯ストラップの形成取付方法であるので、このようにしても付記B1記載の発明と同様な効果を奏する。
<付記B3記載の発明の効果>
携帯ストラップを取り付けるための紐通し孔を備えた主に携帯電話、携帯スマートホン、携帯デジタルカメラなどの紐通し孔付き携帯品の、前記紐通し孔に通る太さであるストラップ本体、このストラップ本体に取り付けられて該ストラップ本体とで携帯ストラップを形成する携帯ストラップ用取付物品であって、
前記紐通し孔を通らない形態の取付物品本体に前記ストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔を設け、前記結び目入り孔に連絡した前記ストラップ本体は通るが前記結び目が通らない開口孔径の結び目止め孔を設けてなるとともに、
前記ストラップ本体の端を前記結び目止め孔から入れ前記結び目入り孔から出してその出た部位で前記結び目を形成し、この結び目を前記結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体に前記携帯ストラップ用物品を取り付けて携帯ストラップを形成することができ、かつ、前記ストラップ本体を鋏、爪切り、カッターナイフなどの携帯ストラップ使用者身近な切断手段で前記前記紐通し孔付き携帯品の使用者自身が切断して、結び目入り孔に入っている結び目を取り出し、新たなストラップ本体および前記携帯ストラップ用物品によって新たな携帯ストラップの形成を可能としたことを特徴とする携帯ストラップ用取付物品であるので次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
付記B1記載の携帯ストラップ用取付物品と同様な構成であるので、付記B1記載の発明の携帯ストラップの形成取付方法を実現するという効果を奏する。
<付記B4記載の発明の効果>
紐通し孔の開口孔径が略1.5mm程度以下であることを特徴とする付記B2記載の携帯ストラップ用取付物品である。
付記B1記載の携帯ストラップ用取付物品と同様な構成であるので、付記B1記載の発明の携帯ストラップの形成取付方法を実現するという効果を奏する。
<付記B5に記載の発明の効果>
取付物品本体と、
この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
前記物品当接可能箇所側から前記結び目入り孔に交差形態で連絡されかつ前記正面部位には非貫通とされた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品である。
すなわち、結び目入り孔、結び目止め孔を通されたストラップ本体の結び目入り孔側の先端に結び目を作り、結び目止め孔からストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込む。結び目は結び目止め孔部位で止まり取り付けは完了する。
「紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所」には、直接当接する形態、ストラップ本体を間に挟んで当接する形態をその技術的範疇に含むものである。
「結び目入り孔」、「結び目止め孔」の形態には溝形態もその技術的範疇に含むものである。
「ストラップ本体」には、組紐、釣り糸などに使用されるテグス、合成樹脂製紐、ゴム製紐、編組編み紐など多様なものがある。
正面部位には孔は存在しないので、孔の開口および結び目が正面からは見える紐がない。これによって、動物の顔、マークなどのアクセント要素を正面に施してその面が正面を向く違和感のなく、むしろアクセント、飾り、広告効果などをもたらす携帯ストラップ用取付物品を実現するという効果を奏する。
また、結び目入り孔、結び目止め孔にストラップ本体を通し、結び目入り孔側のストラップ本体部位に結び目を形成して、当接開口側にストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔内に引き込むという操作だけで簡単に取り付けることができるとともに、紐であるストラップ本体は携帯ストラップ使用者の身近にある爪切り、鋏、カッターなどの身近な切断手段で切断し携帯ストラップ用取付物品を取り外して、他の携帯ストラップ用取付物品に該ストラップ本体を通し結び目を形成し取り付け替えることも使用者が簡単容易に行える、またストラップ本体を別の長さやカラーのものに取り替えることも身近な切断手段と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業に行えるという効果を奏する。
また、ストラップ本体(紐)に切断予兆部が生じたら、切断予兆部以来を切り離し、携帯ストラップ用取付物品の結び目入り孔内に残っている結び目を、細い棒部材(針金クリップを伸ばしたものや、針、爪楊枝をカッター等で細くしたものなど)を結び目入り孔に挿入して結び目を出し、次に、結び目止め孔から切断したストラップ本体を挿入して結び目を入り孔から外に出して出した部位を形成し、この出した部位に結び目を形成し、余分な部分を切り取り、ストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込んで新たな連結形態を実現するという、使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって、切断予兆部の無いストラップ本体と携帯ストラップ用取付物品の連結形態とした携帯ストラップを再生できるという効果を奏する。
また、ストラップ本体を長尺(好ましくは20cm以上、より好ましくは30cm以上)のものにして、携帯ストラップ用取付物品をストラップ本体に取りつけないで添付形態で、あるいは、結び目止め孔および結び目入り孔にストラップ本体を通し該結び目入り孔から出した孔通し形態で提供し、使用者のストラップ本体の好みの長さとするための、身近な切断手段によるストラップ本体の切断と、その後の結び目の形成という使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって、好みの長さのストラップ本体としたトラップを素早く作成できることを可能にするという効果を奏する。
また、ストラップ本体を切断して携帯ストラップ用取付物品を切り離し、携帯ストラップ用取付物品を保管するなどして、他の非ループの一本紐のストラップ本体に取り付けて、ストラップを形成できるという効果を奏する。
また、結び目入り孔が貫通孔であれば、従来のビーズ、数珠玉などの紐通し孔付飾り品と同様に、紐や鎖を結び目入り孔に通した携帯ストラップ用取付物品を多数個取付、ブレスレット、ネックレスなどの飾り部品として使用できるとともに、結び目入り孔から結び目止め孔に紐を通して多数個の携帯ストラップ用取付物品を通した形態でのブレスレット、ネックレスの飾り部品としてもしようでき、また、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングのゴム通し横穴付飾りなどの飾り部品としても使用できる。というより、ビーズ、数珠玉、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングのゴム通し横穴付飾りなどの飾り部品の糸通し孔、ゴム通し孔を結び目入り孔とし、該結び目入り孔に交差する方向から結び目止め孔を形成してなる結び目止め孔付き飾り(=結び目止め孔付きの携帯ストラップ用取付物品)とできるものであり、しかして、ブレスレット、ネックレス、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングとして購入したものから結び目止め孔付飾りを外し、その結び目止め孔にストラップ本体を通し結び目を形成することによって携帯ストラップ用取付物品付のストラップを簡単に製作できるという効果を奏する。
<付記B6に記載の発明の効果>
取付物品本体と、
この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
この結び目入り孔を延長するようにあけられた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔と、
前記結び目止め孔から出た前記ストラップ本体を前記正面部位とは反対向きに折曲可能とするストラップ本体折曲開放部とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品である。
すなわち、結び目入り孔、結び目止め孔を通されたストラップ本体の結び目入り孔側の先端に結び目を作り、結び止め孔側ないしストラップ本体折曲開放部側からストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込む。結び目は結び目止め孔部位で止まり取り付けは完了する。
付記B5に記載の発明と同様な効果を奏する。
<付記B7に記載の発明の効果>
結び目入り孔が正面部位面に開口を有する溝形態であり、前記正面部位面が飾り部材に接着、融着、溶着、嵌合などによって接合する接合面であることを特徴とする付記B5、6のいずれか1項に記載の携帯ストラップ用取付物品であるので、飾り部材に接合されて付記B5、6のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、結び目入り孔が開口を正面部位面にした溝形態であるので、合成樹脂製部材の射出成形、プレス成形などの成型において、上型と下型のみの簡単な金型構成で形成できるという効果を奏する。
また、単なる側面全面塞ぎ形態(溝開口が無い塞ぎ形態)の孔のものより、取付物品本体の厚みを薄くできる。
<付記B8に記載の発明の効果>
紐通し孔付き携帯品の紐通し孔に折られ合わせ状態で通されて、通し出された側に潜らせループを形成する紐からなるストラップ本体と、
一方の結び目が入る開口孔径の一方の結び目入り孔と、この一方の結び目入り孔に交差方向から連絡された前記一方の結び目が通らない開口孔径の一方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が前記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通され出た部位で前記一方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の一方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された、前記潜らせループに潜らせて前記紐通し孔付き携帯品側に取り付け可能とされた第1の携帯ストラップ用取付物品と、
他方の結び目が入る開口孔径の他方の結び目入り孔、この他方の結び目入り孔に連絡された前記他方の結び目が通らない開口孔径の他方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が通され前記他方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の他方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された第2の携帯ストラップ用取付物品とからなるとともに、
前記一方の結び目入り孔および前記一方の結び目止め孔に通されかつ前記一方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の一方を前記第1の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の一方を切断し、前記一方の結び目入り孔内にある前記一方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通し出して一方の出した部分を形成し、この一方の出した部分に前記一方の結び目を形成して、前記一方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記一方の結び目を前記一方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第1の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能とし、
前記他方の結び目入り孔および前記他方の結び目止め孔に通されかつ前記他方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の他方を前記第2の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の他方を切断し、前記他方の結び目入り孔内にある前記他方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記他方の結び目止め孔から前記他方の結び目入り孔に通し出して他方の出した部分を形成し、この他方の出した部分に前記他方の結び目を形成して、前記他方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記他方の結び目を前記他方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第2の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能としてなることを特徴とする携帯ストラップである。
ストラップ本体(紐)の切断予兆部が生じたら、切断予兆部以来を切り離し、第1の携帯第1のストラップ用取付物品の結び目入り孔内に残っている結び目を、細棒を結び目入り孔に挿入して結び目を出しておいて、次に、結び目止め孔からストラップ本体の切断した部位側を挿入して結び目を入り孔から外に出して出した部位を形成し、この出した部位に結び目を形成し、余分な部分を切り落とし、ストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込んで新たな連結形態とし、切断予兆部の無いストラップ本体と第1の携帯ストラップ用取付物品の連結形態を再生できることを、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業により実現するという効果を奏する。
また、潜らせループを形成し締め付けいる部位を緩めストラップ本体を移動させることができるものであるので、ストラップ本体の一方の側に設けた第1の携帯ストラップ用取付物品の位置と、ストラップ本体の他方の側に設けた第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)の位置とを調節して、すなわち、紐通し孔付き携帯品(例えば携帯電話)から、それぞれのストラップ本体の長さを好みの長さに調節して使用できるという効果を奏する。
しかして、例えばズボンのポケットに携帯電話を納めた携行態様では、ズボンのポケットの深さに対応させて、第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)のポケットからの外への垂れ下がり位置を好みの位置や使用感のよい最適な位置にできる。
あるいは、腰ベルトに根付け態様で支持させるなど、携帯電話から第2の携帯ストラップ用取付物品までのストラップ本体の長さを調節することができる。
また、ショルダーバックに携帯電話を納め、第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)を外に出し下げておく。それは、ショルダーバックの深さ、携帯電話の収納位置などに自在に対応させて、携帯電話から第2の携帯ストラップ用取付物品までのストラップ本体の長さを好みのものに、素早く容易に調節することができる。
<付記B9に記載の発明の効果>
携帯ストラップ用取付物品に替えて、ストラップ本体の一方に取り付けられる紐通し止め孔付き物品が設けられないし添付されてなるとともに、前記一方に取り付けられる紐通し止め孔付き物品および前記ストラップ本体の他方に取り付けられる紐通し止め孔付き物品のいずれもが潜らせループを潜らせることのできる形態である、前記一方に取り付けられる紐通し止め孔付き物品の形態および前記ストラップ本体の他方に取り付けられる紐通し止め孔付き物品の形態が前記潜らせループを同時に潜らせることができる形態である、あるいはいずれか一方が潜らせループを潜らせることのできる形態であることを特徴とする付記B7に記載の携帯ストラップである。
付記B8に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、第2の携帯ストラップ用取付物品と第3の携帯ストラップ用取付物品という、他方の結び目が入る開口孔径の他方の結び目入り孔、この他方の結び目入り孔に連絡された前記他方の結び目が通らない開口孔径の他方の結び目止め孔とを有する、2つの携帯ストラップ用取付物品を下げることができ、その位置およびそれぞれのストラップ本体長さを好みの長さに調節して使用できることを、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業により実現するという効果を奏する。
<付記B10に記載の発明の効果>
付記B5〜7のいずれか1項に記載の携帯ストラップ用取付物品と両端に何も取り付けていない単なるストラップ本体が分離形態で、あるいは、携帯ストラップ用取付物品が前記ストラップ本体の一方の側に取り付けられた取付形態で提供形態される特徴とする携帯ストラップであるので、付記B4、6のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、使用者がストラップ本体の長さを好みの長さにしたストラップ本体を鋏、爪切り、カッターなどで簡単に製作でき、かつ、他方の側に好みの飾り部材(例えば付記B4に記載の「紐通し止め孔付き物品」)を、孔に通し結び目を作るだけで簡単に取り付けて携帯ストラップを製作できるという効果を奏する。
<付記B11に記載の発明の効果>
非ループ形態で使用する紐からなるストラップ本体と、このストラップ本体を結び形成した結び目を通す径の結び目入り孔、この結び目入り孔に該結び目入り孔とは異なる方向から連絡された前記結び目が通らない径の結び目止め孔とを備えてなる携帯ストラップ用取付物品とからなる携帯ストラップにおいて、
前記ストラップ本体に切断予兆部が生じたら、その切断予兆部の無い箇所で切り離し、前記結び目入り孔内に残っている前記結び目を取り出し、前記ストラップ本体を前記結び目止め孔から前記結び目入り孔に通し出して出した部分を形成し、その出した部分に新たな結び目を形成し、この新たな結び目を前記結び目入り孔内に引き込んで、前記ストラップ本体と前記携帯ストラップ用取付物品との新たな連結を可能とすることを特徴とする携帯ストラップの使用方法である。
すなわち、
ストラップ本体が切れる予兆が生じたら、不良箇所は切り捨て、結び目は取り出し、不良箇所を取り除いたストラップ本体を、結び目止め孔から結び目入り孔に通し出して出した部分を形成し、その出した部分に新たな結び目を形成し、この新たな結び目を前記結び目入り孔内に引き込んで、前記ストラップ本体と携帯ストラップ用取付物品との新たな連結を実現するということを、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業で実現するという効果を奏する。
2:物品、
3:紐通し孔付き携帯品、
4:ストラップ本体、
5:ストラップ、
39:他方の開口部、
40:携帯ストラップ用取付物品、
41:取付物品本体、
42:開口形成段差面、
43:一方の開口部、
44:他方の開口部、
45:紐通し孔、
46:ストラップ本体折曲開放部底面部位、
47:ストラップ本体折曲開放部、
48:ストラップ止め突起、
49:結び目入り孔、
50:結び目止め孔、
51:進入阻止段差部、
52、52a、52b:結び目、
53:物品当接可能箇所、
54:非正面部位、
55:携帯ストラップ用取付物品、
57:携帯ストラップ用取付物品、
58:取付物品本体、
59:開口形成段差面、
60:ストラップ本体折曲開放部底面部位、
61:ストラップ本体折曲開放部、
63:紐通し溝、
64:携帯ストラップ用取付物品、
65:ストラップ本体出し開口、
66:正面部位、
67:取付物品本体、
68:携帯ストラップ用取付物品、
70:ストラップ本体折曲開放部、
72:ストラップ本体折曲開放部、
73:携帯ストラップ用取付物品、
75:携帯ストラップ用取付物品、
76:結び目止め孔、
77:紐通し孔、
85:携帯ストラップ用取付物品、
86:取付物品本体、
87:正面部位、
88:物品当接可能箇所、
89:非正面部位、
90:結び目入り孔、
91:結び目止め孔、
93:結び目止め孔、
94:結び目入り孔、
95:携帯ストラップ用取付物品、
96:取付物品本体、
97:結び目止め孔、
98:潜らせループ、
99:一方の出した部位、
100:ストラップ、
110:ストラップ、
111:ストラップ本体、
112:ストラップ、
114:携帯ストラップ用取付物品、
115:取付物品本体、
116:正面部位、
117:物品当接可能箇所、
118:非正面部位、
119:結び目入り孔、
120:結び目止め孔、
122:ロゴ、
123a、123b:突出部、
124:ストラップ、
126:携帯ストラップ用取付物品、
127:取付物品本体、
128:正面部位、
129:物品当接可能箇所、
130:非正面部位、
131:結び目入り孔、
132:結び目止め孔、
134:リング、
135:紐通し孔付き携帯品、
137:携帯ストラップ用取付物品、
138:結び目入り孔、
139:物品当接可能箇所、
140:結び目止め孔、
141:取付物品本体、
142:盛り上がり部、
143a、143b:非正面部位、
144:携帯ストラップ用取付物品、
145:取付物品本体、
146:盛り上がり部、
147:結び目入り孔、
148:物品当接可能箇所、
149:結び目止め孔、
150a、150b:非正面部位、
151:携帯ストラップ用取付物品、
152:物品当接可能箇所、
153:取付物品本体、
154a、154b:非正面部位、
155:結び目入り孔、
156:結び目止め孔、
157:携帯ストラップ用取付物品、
158:取付物品本体、
159:非正面部位、
160:結び目入り孔、
161:結び目止め孔、
162a、162b:結び目入り孔開口、
163:正面部位、
164:結び目入り孔、
165:物品当接可能箇所、
166:携帯ストラップ用取付物品、
168:携帯ストラップ用取付物品、
169:取付物品本体、
170:飾り部材、
172:携帯ストラップ用取付物品、
173:取付物品本体、
174:物品当接可能箇所、
175:結び目止め孔、
176:携帯ストラップ用取付物品、
177:背面、
178:ストラップ本体折曲開放部。
180:携帯ストラップ用取付物品、
181:取付物品本体、
182:結び目止め孔、
184、184a〜184c:携帯ストラップ用取付物品、
185:取付物品本体、
186:結び目入り孔、
187:紐通り孔、
188:結び目止め孔、
189:結び目止め体、
190:携帯ストラップ用取付物品、
191:取付物品本体、
192:結び目入り孔、
193:結び目止め孔、
195:携帯ストラップ用取付物品、
196:携帯ストラップ用取付物品、
197:取付物品本体、
199:携帯ストラップ用取付物品、
200:取付物品本体、
201:紐吊り部、
202:携帯ストラップ用取付物品、
203:紐吊り部、
204:携帯ストラップ用取付物品、
205:取付物品本体、
206:紐吊り部、
208:携帯ストラップ用取付物品、
209:取付物品本体、
210:携帯ストラップ用取付物品、
211:取付物品本体、
213:携帯ストラップ、
215:携帯ストラップ、
216:携帯ストラップ、
217:ビーズ、
218:摩擦移動ストッパー、
219:携帯ストラップ、
220:携帯ストラップ、
221:携帯ストラップ、
222:携帯ストラップ、
223:リング、
224:重巻部位、
225:携帯ストラップ、
226:飾り、
227:ヒートン、
228:携帯ストラップ、
229:携帯ストラップ、
230:携帯品取付物品、
231:取付物品本体、
232:結び目入り孔、
233a、233b:結び目止め孔、
234:取付物品本体、
235:結び目止め孔、
236:携帯品取付物品。
Claims (5)
- 取付物品本体と、
この取付物品本体の一方の側面から他方の側面に向けて貫通された、紐の結び目が入る結び目入り孔と、
この結び目入り孔に交差形態で連絡された、前記紐は通るが前記結び目は通らない結び目止め孔とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品。 - 取付物品本体と、
この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
前記物品当接可能箇所側から前記結び目入り孔に交差形態で連絡されかつ前記正面部位には非貫通とされた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品。 - 取付物品本体と、
この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
この結び目入り孔を延長するようにあけられた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔と、
前記結び目止め孔から出た前記ストラップ本体を前記正面部位とは反対向きに折曲可能とするストラップ本体折曲開放部とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品。 - 結び目入り孔が正面部位面に開口を有する溝形態であり、前記正面部位面が飾り部材に接着、融着、溶着、嵌合などによって接合する接合面であることを特徴とする請求項5、6のいずれか1項に記載の携帯ストラップ用取付物品。
- 紐通し孔付き携帯品の紐通し孔に折られ合わせ状態で通されて、通し出された側に潜らせループを形成する紐からなるストラップ本体と、
一方の結び目が入る開口孔径の一方の結び目入り孔と、この一方の結び目入り孔に交差方向から連絡された前記一方の結び目が通らない開口孔径の一方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が前記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通され出た部位で前記一方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の一方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された、前記潜らせループに潜らせて前記紐通し孔付き携帯品側に取り付け可能とされた第1の携帯ストラップ用取付物品と、
他方の結び目が入る開口孔径の他方の結び目入り孔、この他方の結び目入り孔に連絡された前記他方の結び目が通らない開口孔径の他方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が通され前記他方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の他方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された第2の携帯ストラップ用取付物品とからなるとともに、
前記一方の結び目入り孔および前記一方の結び目止め孔に通されかつ前記一方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の一方を前記第1の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の一方を切断し、前記一方の結び目入り孔内にある前記一方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通し出して一方の出した部分を形成し、この一方の出した部分に前記一方の結び目を形成して、前記一方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記一方の結び目を前記一方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第1の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能とし、
前記他方の結び目入り孔および前記他方の結び目止め孔に通されかつ前記他方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の他方を前記第2の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の他方を切断し、前記他方の結び目入り孔内にある前記他方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記他方の結び目止め孔から前記他方の結び目入り孔に通し出して他方の出した部分を形成し、この他方の出した部分に前記他方の結び目を形成して、前記他方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記他方の結び目を前記他方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第2の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能としてなることを特徴とする携帯ストラップ。
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