JP5859789B2 - 携帯ストラップ用取付物品並びに携帯ストラップ - Google Patents

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Description

本発明は、主にストラップの構成部分である紐であるストラップ本体を通す紐通し取り付け孔を有するスマートホン、携帯電話、携帯デジタルカメラ、携帯音楽プレイヤー、財布、携帯電話ケース、スマートホンケースなどの紐通し孔付き携帯品に取り付ける携帯ストラップに係り、その携帯ストラップ用取付物品並びに携帯ストラップ関する。
従来、紐通し孔を有する携帯電話などの該紐通し孔に細紐(ストラップ本体)を通し取り付ける形態のストラップであって、非ループの0.8mm程の細紐の一方の端に飾り物品を設けて、他方の端に前記紐通し孔を通らない形態である潜らせストッパーを設け、携帯電話などの紐通し孔に細紐を二つ下りにして通し、紐通し孔を通り抜けた部位を広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに潜らせストッパーを潜らせた状態で該潜らせループを絞め縮小させて、細紐(ストラップ本体)部位を携帯電話などの携帯品に取り付ける携帯ストラップが知られている。(例えば、特許文献1、特許文献2)
特許第4276289号公報(図10、図11) 特許第4453932号(図10〜図12)
特になし
(1)上述した従来技術は、飾り物品にしても、潜らせストッパーにしても1.2mm以下の細紐(ストラップ本体)へのその取付形態は、特別な工具や部品がなければ携帯品の使用者が簡単容易に交換したり、細紐(ストラップ本体)の長さを簡単容易に変更したりでき難いものであったし、飾り物品あるいは潜らせストッパーを他の飾り物品あるは他の潜らせストッパーと組み合わせたストラップを形成することも特別な工具や部品がなければ携帯品の使用者が簡単容易にはでき難いものであった。
また、携帯電話などの紐通し孔の大きさが3mm×4mm程度であり、かつ、曲がっているために、従来技術では細紐(ストラップ本体)を折り合わせた2通し形態での通しとなるので、紐の太さが1.3mm以下でないと通らず、よって、より太く丈夫な2mm以上(上限2.5mm程度)の細紐(ストラップ本体)の使用ができないものであった。
(2)また、上述した従来技術は、主に非ループ形態の一本の紐、該一本の紐の先端に紐通し孔付き携帯品の紐通し取り付け孔を通らない形態の携帯ストラップ用取付物品(潜らせストパー)を設け、ストラップを紐通し孔付き携帯品の紐通し取り付け孔に二つ折り状態で通して、通り抜けた側の部位を広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに携帯ストラップ用取付物品を潜らせ、潜らせループを絞め、携帯ストラップ用取付物品が紐通し孔付き携帯品に密着あるいは当接した状態となった取付状態(以下「携帯ストラップ用取付物品潜らせ取り付け形態」という)を実現するという、すなわち、ストラップに使用した場合、結び目入り孔が正面を向いた取り付け形態となって、結び目入り孔の開口およびその中の結び目色が露骨に見えてしまい、美観的に違和感のある取り付けになってしまうという欠点があった。
また、正面に孔開口が位置するので、紐通し孔付き携帯品のアクセント的な美感機能を有する携帯ストラップ用取付物品の表現が孔開口によって邪魔されるという欠点を有するものであった。
また、ストラップ本体(紐)紐通し孔付き携帯品側の部位に擦り切れなどの切断予兆部が生じても、そのまま使用し続けなければならないために使用し続け、結果完全に切断していまい、使用できないものになってしまうという欠点を有するものであった。この欠点は、ストラップ本体をループ紐形態としたストラップについても同様のことが言えるものである。
また、ストラップ本体の他方(他方側)に設けたマスコット人形、宝飾品などと、携帯電話との距離を簡単にはできないという欠点を有するものであった。
本発明は以上のような従来技術の欠点に鑑み、主に携帯電話、スマートホンなどの携帯電子機器、該携帯電子機器の携帯ケースなどの携帯品で、ストラップ本体を通して取り付けるための紐通し孔を有する紐通し孔付き携帯品にストラップを取り付ける紐通し孔付き携帯品へのストラップの取付方法において、携帯ストラップの使用者が身近にある鋏、爪切り、カッターなどの切断手段と使用者自信の極めて簡単容易な手作業とによって、ストラップ本体の長さを好みの長さにすることを可能とし、前記切断手段と別体のストラップ本体があればストラップの飾りや潜らせストッパーを多様な他の飾りや潜らせストッパーと組み合わせて、異なるストラップを形成してストラップを形成しながら取り付けることを簡単容易にできことを可能とする携帯ストラップ用取付物品並びに携帯ストラップを提供することを第1の目的としている。
また、本発明は、上記第1の目的を実現するとともに、紐通し孔付き携帯品に当接状態にあって、看者に向くその正面が紐通し孔の無いことで見た目に違和感の無い形態の携帯ストラップ用取付物品を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
<請求項1記載の発明>
取付物品本体と、
この取付物品本体の一方の側面から他方の側面に向けて貫通された、紐の結び目が入る結び目入り孔と、
この結び目入り孔に交差形態で連絡された、前記紐は通るが前記結び目は通らない結び目止め孔とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品である。
<請求項に記載の発明>
取付物品本体と、
この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
前記物品当接可能箇所側から前記結び目入り孔に交差形態で連絡されかつ前記正面部位には非貫通とされた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品である。
すなわち、結び目入り孔、結び目止め孔を通されたストラップ本体の結び目入り孔側の先端に結び目を作り、結び目止め孔からストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込む。結び目は結び目止め孔部位で止まり取り付けは完了する。
「紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所」には、直接当接する形態、ストラップ本体を間に挟んで当接する形態をその技術的範疇に含むものである。
「結び目入り孔」、「結び目止め孔」の形態には溝形態もその技術的範疇に含むものである。
「ストラップ本体」には、組紐、釣り糸などに使用されるテグス、合成樹脂製紐、ゴム製紐、編組編み紐など多様なものがある。
<請求項に記載の発明>
取付物品本体と、
この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
この結び目入り孔を延長するようにあけられた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔と、
前記結び目止め孔から出た前記ストラップ本体を前記正面部位とは反対向きに折曲可能とするストラップ本体折曲開放部とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品である。
すなわち、結び目入り孔、結び目止め孔を通されたストラップ本体の結び目入り孔側の先端に結び目を作り、結び止め孔側ないしストラップ本体折曲開放部側からストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込む。結び目は結び目止め孔部位で止まり取り付けは完了する。
<請求項に記載の発明>
結び目入り孔が正面部位面に開口を有する溝形態であり、前記正面部位面が飾り部材に接着、融着、溶着、嵌合などによって接合する接合面であることを特徴とする請求項5、6のいずれか1項に記載の携帯ストラップ用取付物品である。
<請求項に記載の発明>
紐通し孔付き携帯品の紐通し孔に折られ合わせ状態で通されて、通し出された側に潜らせループを形成する紐からなるストラップ本体と、
一方の結び目が入る開口孔径の一方の結び目入り孔と、この一方の結び目入り孔に交差方向から連絡された前記一方の結び目が通らない開口孔径の一方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が前記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通され出た部位で前記一方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の一方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された、前記潜らせループに潜らせて前記紐通し孔付き携帯品側に取り付け可能とされた第1の携帯ストラップ用取付物品と、
他方の結び目が入る開口孔径の他方の結び目入り孔、この他方の結び目入り孔に連絡された前記他方の結び目が通らない開口孔径の他方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が通され前記他方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の他方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された第2の携帯ストラップ用取付物品とからなるとともに、
前記一方の結び目入り孔および前記一方の結び目止め孔に通されかつ前記一方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の一方を前記第1の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の一方を切断し、前記一方の結び目入り孔内にある前記一方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通し出して一方の出した部分を形成し、この一方の出した部分に前記一方の結び目を形成して、前記一方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記一方の結び目を前記一方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第1の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能とし、
前記他方の結び目入り孔および前記他方の結び目止め孔に通されかつ前記他方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の他方を前記第2の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の他方を切断し、前記他方の結び目入り孔内にある前記他方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記他方の結び目止め孔から前記他方の結び目入り孔に通し出して他方の出した部分を形成し、この他方の出した部分に前記他方の結び目を形成して、前記他方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記他方の結び目を前記他方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第2の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能としてなることを特徴とする携帯ストラップである。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
<請求項1記載の発明の効果>
紐を切断して結び目入り孔に棒を付き入れ結び目を簡単容易に取り出すことができるので、何回でも使用することができるという効果を奏する。
また、紐に取付後に紐が長い場合には、結び目を出し好みの長さとなる位置に新たな結び目を作り、余分な紐部位を切断し新たな結び目を結び目入り孔に引き込むことにより隠し、好みの紐の長さに簡単容易にできるという効果を奏する。
<請求項に記載の発明の効果>
正面部位には孔は存在しないので、孔の開口および結び目が正面からは見える紐がない。これによって、動物の顔、マークなどのアクセント要素を正面に施してその面が正面を向く違和感のなく、むしろアクセント、飾り、広告効果などをもたらす携帯ストラップ用取付物品を実現するという効果を奏する。
また、結び目入り孔、結び目止め孔にストラップ本体を通し、結び目入り孔側のストラップ本体部位に結び目を形成して、当接開口側にストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔内に引き込むという操作だけで簡単に取り付けることができるとともに、紐であるストラップ本体は携帯ストラップ使用者の身近にある爪切り、鋏、カッターなどの身近な切断手段で切断し携帯ストラップ用取付物品を取り外して、他の携帯ストラップ用取付物品に該ストラップ本体を通し結び目を形成し取り付け替えることも使用者が簡単容易に行える、またストラップ本体を別の長さやカラーのものに取り替えることも身近な切断手段と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業に行えるという効果を奏する。
また、ストラップ本体(紐)に切断予兆部が生じたら、切断予兆部以来を切り離し、携帯ストラップ用取付物品の結び目入り孔内に残っている結び目を、細い棒部材(針金クリップを伸ばしたものや、針、爪楊枝をカッター等で細くしたものなど)を結び目入り孔に挿入して結び目を出し、次に、結び目止め孔から切断したストラップ本体を挿入して結び目を入り孔から外に出して出した部位を形成し、この出した部位に結び目を形成し、余分な部分を切り取り、ストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込んで新たな連結形態を実現するという、使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって、切断予兆部の無いストラップ本体と携帯ストラップ用取付物品の連結形態とした携帯ストラップを再生できるという効果を奏する。
また、ストラップ本体を長尺(好ましくは20cm以上、より好ましくは30cm以上)のものにして、携帯ストラップ用取付物品をストラップ本体に取りつけないで添付形態で、あるいは、結び目止め孔および結び目入り孔にストラップ本体を通し該結び目入り孔から出した孔通し形態で提供し、使用者のストラップ本体の好みの長さとするための、身近な切断手段によるストラップ本体の切断と、その後の結び目の形成という使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって、好みの長さのストラップ本体としたトラップを素早く作成できることを可能にするという効果を奏する。
また、ストラップ本体を切断して携帯ストラップ用取付物品を切り離し、携帯ストラップ用取付物品を保管するなどして、他の非ループの一本紐のストラップ本体に取り付けて、ストラップを形成できるという効果を奏する。
また、結び目入り孔が貫通孔であれば、従来のビーズ、数珠玉などの紐通し孔付飾り品と同様に、紐や鎖を結び目入り孔に通した携帯ストラップ用取付物品を多数個取付、ブレスレット、ネックレスなどの飾り部品として使用できるとともに、結び目入り孔から結び目止め孔に紐を通して多数個の携帯ストラップ用取付物品を通した形態でのブレスレット、ネックレスの飾り部品としてもしようでき、また、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングのゴム通し横穴付飾りなどの飾り部品としても使用できる。というより、ビーズ、数珠玉、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングのゴム通し横穴付飾りなどの飾り部品の糸通し孔、ゴム通し孔を結び目入り孔とし、該結び目入り孔に交差する方向から結び目止め孔を形成してなる結び目止め孔付き飾り(=結び目止め孔付きの携帯ストラップ用取付物品)とできるものであり、しかして、ブレスレット、ネックレス、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングとして購入したものから結び目止め孔付飾りを外し、その結び目止め孔にストラップ本体を通し結び目を形成することによって携帯ストラップ用取付物品付のストラップを簡単に製作できるという効果を奏する。
<請求項に記載の発明の効果>
請求項2に記載の発明と同様な効果を奏する。
<請求項に記載の発明の効果>
結び目入り孔が正面部位面に開口を有する溝形態であり、前記正面部位面が飾り部材に接着、融着、溶着、嵌合などによって接合する接合面であることを特徴とする請求項5、6のいずれか1項に記載の携帯ストラップ用取付物品であるので、飾り部材に接合されて請求項5、6のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、結び目入り孔が開口を正面部位面にした溝形態であるので、合成樹脂製部材の射出成形、プレス成形などの成型において、上型と下型のみの簡単な金型構成で形成できるという効果を奏する。
また、単なる側面全面塞ぎ形態(溝開口が無い塞ぎ形態)の孔のものより、取付物品本体の厚みを薄くできる。
<請求項に記載の発明の効果>
ストラップ本体(紐)の切断予兆部が生じたら、切断予兆部以来を切り離し、第1の携帯第1のストラップ用取付物品の結び目入り孔内に残っている結び目を、細棒を結び目入り孔に挿入して結び目を出しておいて、次に、結び目止め孔からストラップ本体の切断した部位側を挿入して結び目を入り孔から外に出して出した部位を形成し、この出した部位に結び目を形成し、余分な部分を切り落とし、ストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込んで新たな連結形態とし、切断予兆部の無いストラップ本体と第1の携帯ストラップ用取付物品の連結形態を再生できることを、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業により実現するという効果を奏する。
また、潜らせループを形成し締め付けいる部位を緩めストラップ本体を移動させることができるものであるので、ストラップ本体の一方の側に設けた第1の携帯ストラップ用取付物品の位置と、ストラップ本体の他方の側に設けた第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)の位置とを調節して、すなわち、紐通し孔付き携帯品(例えば携帯電話)から、それぞれのストラップ本体の長さを好みの長さに調節して使用できるという効果を奏する。
しかして、例えばズボンのポケットに携帯電話を納めた携行態様では、ズボンのポケットの深さに対応させて、第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)のポケットからの外への垂れ下がり位置を好みの位置や使用感のよい最適な位置にできる。
あるいは、腰ベルトに根付け態様で支持させるなど、携帯電話から第2の携帯ストラップ用取付物品までのストラップ本体の長さを調節することができる。
また、ショルダーバックに携帯電話を納め、第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)を外に出し下げておく。それは、ショルダーバックの深さ、携帯電話の収納位置などに自在に対応させて、携帯電話から第2の携帯ストラップ用取付物品までのストラップ本体の長さを好みのものに、素早く容易に調節することができる。
本発明の実施例1の正面図、物品当接可能箇所図、平面図、底面図、右側面図および正面図中央縦断面図。 本発明の実施例1のストラップ本体装着状態断面図および物品への取付け状態断面図。 本発明の実施例1の物品への取付状態正面図および従来の携帯ストラップ用取付物品部品を用いた物品への取付け状態正面図。 本発明の実施例2の斜視図。 本発明の実施例3の斜視図。 本発明の実施例4の斜視図。 本発明の実施例5の斜視図。 本発明の実施例6の斜視図および断面図。 本発明の実施例7の正面図、底面図およびストラップ本体を取り付けた状態の断面図。 本発明の実施例8の側面図および背面図。 本発明の実施例8の切断予兆部位が生じた場合の対処手順図。 本発明の実施例9の取り扱い図。 本発明の実施例10の平面図、正面図、右側面図、左側面図、背面図、底面図および拡大断面図。 本発明の実施例10の取付状態の側面図。 潜らせループを形成して携帯ストラップ用取付物品を潜らせ取り付ける手順図。 本発明の実施例11の携帯ストラップ用取付物品の斜視図およびその使用形態例図。 本発明の実施例12の斜視図。 本発明の実施例13の斜視図。 本発明の実施例14の正面部位を上にした斜視図および飾り部材を接合した状態の結び目止め孔を上にした(正面部位を下にした)斜視図。 本発明の実施例15の正面部位を上にした斜視図および飾り部材を接合した状態の結び目止め孔を上にした(正面部位を下にした)斜視図。 本発明の実施例16の底面図および断面図。 本発明の実施例17の平面図、正面図、底面図および断面図。 本発明の実施例18の正面図、側面図および背面図。 本発明の実施例19の側面図および背面図。 本発明の実施例20の側面図および底面図。 本発明の実施例21の三種類の携帯ストラップ用取付物品のそれぞれの正面図および側面図。 本発明の実施例22のストラップ本体を取り付けた状態の断面図。 本発明の実施例23の携帯ストラップ。 本発明の実施例24の携帯ストラップの形成取付手順図。 図29の続き。 本発明の実施例25の携帯ストラップの形成取付手順図。 本発明の実施例26の携帯ストラップの形成取付手順図。 本発明の実施例27の携帯ストラップの形成取付手順図。 本発明の実施例28の携帯ストラップの形成取付手順図。 本発明の実施例29の携帯ストラップの形成取付手順図。 本発明の実施例30の携帯ストラップの形成取付手順図。 本発明の実施例31の携帯ストラップの形成取付手順図。 本発明の実施例32の携帯ストラップの形成取付手順図。 本発明の実施例33の2種類の取付物品の側面図縦断面図、側面図および平面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施例について説明する。但し、本発明をこれら実施例のみに限定する趣旨のものではない。また、後述する実施例の説明に当って、前述した実施例の同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図1〜図3、図15に示す本発明の実施例1において40はストラップ用の携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品40は、紐通し孔付き携帯品3に取り付け密着ないし当接した状態で看者から見て正面に見えるないし正面を向く正面部位66とした、ハート形状の略平板部材からなる取付物品本体41と、この取付物品本体41の前記正面部位66の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品3に当接可能箇所である物品当接可能箇所53(向きによって当接箇所部分は異なる)の中寄りに凹み形成されたストラップ本体折曲開放部47の凹み形成側壁面の一つである開口形成段差面42(実施例では中央より少し下方)と、取付物品本体41の底面(非正面部位54)から開口形成段差面42に向けて貫通され、取付物品本体41の非正面部位54である図では底面に一方の開口部43が形成されかつ開口形成段差面42に他方の開口部39を形成されてなる、ストラップ本体4を通しかつ他方の開口部39から出たストラップ本体4をストパー本体41の物品当接可能箇所53側に出すためのあるいは該物品当接可能箇所53側に出すストラップ本体を可能とした紐通し孔45と、開口形成段差面42によって形成されたストラップ本体折曲開放部底面部位46によって非正面部位54まで続くように形成された、他方の開口部39から出たストラップ本体4が非正面部位54に略真っ直ぐに向かって(傾斜孔でもよい)該非正面部位54から外にでるようにする溝形態のストラップ本体折曲開放部47と、このストラップ本体折曲開放部47の非正面部位54近くに設けられたストラップ本体4の太さよりもストラップ本体折曲開放部47の物品当接可能箇所53側開口の一部を狭くして、ストラップ本体折曲開放部47にあるストラップ本体4が物品当接可能箇所53側に抜けないように止める突起形態のストラップ止め突起48とからなっている。
紐通し孔45は、非正面部位54の一方の開口部43から形成されたストラップ本体4の結び目52が入り保持されるストラップ本体4の太さよりも広い開口孔径(溝径も含む)の結び目入り孔49と、この結び目入り孔49からその他方の開口部43に連絡されたストラップ本体4が一本通り且つ結び目52が通らない開口孔径のストラップ本体折曲開放部47に連絡した結び目止め孔50と、結び目入り孔49と結び目止め孔50の境に形成された、結び目52の結び目止め孔50への進入を阻止する進入阻止段差部51とからなっている(図2参照)。
取付物品本体の正面部位66あるいは正面部位から非正面部位にかけて絵柄などの装飾を施したもの、あるいは花装飾部材などの装飾部材を接着剤や粘着材で取付けてなるものもよい。
ストラップ止め突起48へのストラップ本体4は指で押し込むと容易に入り、物品当接可能箇所側に引くと容易に抜けるような幅となっている。
紐通し孔付き携帯品3の紐通し取付け孔Bにストラップ本体4を折り畳形態で通し、通し出した部位を広げて潜らせループ98を形成して、潜らせループ98に携帯ストラップ用取付物品85を潜らせ(図15の(a)図)、ストラップ本体4を引き(図15の(b)図)、潜らせループ98を携帯ストラップ用取付物品85が抜けない環に締め縮め、携帯ストラップ用取付物品85を紐通し孔付き携帯品3に当接させる。
図2の下図に示すように、「携帯ストラップ用取付物品潜らせ取り付け形態」で携帯ストラップ用取付物品40を携帯電話などの紐通し孔付き携帯品3に取り付けた形態にあって、紐通し孔付き携帯品3側に携帯ストラップ用取付物品40を引きつけて該紐通し孔付き携帯品3に当接する状態にあっては、他方の開口部39から出ているストラップ本体4は強制的に携帯ストラップ用取付物品40の物品当接可能箇所側に向き出た状態となって、それによって携帯ストラップ用取付物品40は紐通し孔付き携帯品3にその物品当接可能箇所を押し当てられた状態である正面を向いた状態が固定状態とされ、携帯ストラップ用取付物品40の大きさにもよるが、携帯ストラップ用取付物品背部の紐通し取付け孔Bおよびそれを通り外周を回っているストラップ本体4部分が隠されるので、より良好な美観を形成する。
良好な美観を形成するその事例を、図3で示している。
図3の右図に示す側面からストレートな紐通し孔を有する従来の携帯ストラップ用取付物品部品(ハート形状)を携帯ストラップ用取付物品55として用いたものである。
携帯ストラップ用取付物品55を一本の紐であるストラップ本体4の先端に取り受けたものでは、紐通し孔付き携帯品3の紐通し取付け孔Bに「携帯ストラップ用取付物品潜らせ取り付け形態」で携帯ストラップ用取付物品55を取付け、携帯ストラップ用取付物品55を紐通し孔付き携帯品3に引き寄せ当接させた場合、携帯ストラップ用取付物品55の紐通し孔が正面を向いた形態となって、ハート形状が正面を向かない、ハート形状が分かり難い、またハート面に模様等が施されている場合はその模様等が見えがたいものになってしまうという、違和感のあるアクセント力の弱い状態となり、また、ストラップ本体4もそのカラーが正面から見えてしまうものである。
これに対して、図3の左図に示す、本発明の実施例の携帯ストラップ用取付物品40をストラップ本体4の一方の先端に取り付け、他方の先端に物品2を取り付けた形態のストラップ5としたものでは、紐通し孔付き携帯品3の紐通し取付け孔Bに「携帯ストラップ用取付物品潜らせ取り付け形態」で取付け、携帯ストラップ用取付物品40を紐通し孔付き携帯品3に引き寄せ当接させた場合、携帯ストラップ用取付物品40の物品当接可能箇所が紐通し孔付き携帯品3に当って、結果、紐通し孔の無いハート形状が正面を向いた違和感のないアクセント取り付け状態となり、また、ストラップ本体4も携帯ストラップ用取付物品40に隠れて見えない状態を実現しているものである。
携帯ストラップ用取付物品40は、ハート形状、星形状、多角形状、花形状、リボン形状、動物形状、乗り物形状など多様な形態があり、平板に限られず立体的なものでもよい。
また、携帯ストラップ用取付物品40をベース携帯ストラップ用取付物品とする形態もよい。すなわち、正面部位66を平面、緩やかな湾曲面、あるいは装飾粒部材(粒形態の宝石ないし宝石状のものなど)の位置決め凹み(1個ないし複数個)設けたものなど、装飾部材を接着剤などで後付けするベース携帯ストラップ用取付物品とするのもよい。この形態も本発明の技術的範疇に含まれるものである。
図4に示す本発明の実施例2において57は携帯ストラップ用取付物品であって、前記実施例1と主に異なる点は以下に述べるとおりである。
携帯ストラップ用取付物品57は、半球形態ないし正面球面形態の取付物品本体58と、この取付物品本体58の物品当接可能箇所53側に溝形態に形成されたストラップ本体折曲開放部61と、このストラップ本体折曲開放部61の物品当接可能箇所53と連絡された傾斜面である開口形成段差面59と、取付物品本体57の非正面部位54から開口形成段差面59に向けて貫通され、非正面部位54に一方の開口部(図示せず省略)が形成され開口形成段差面59に他方の開口部44を形成してなる、ストラップ本体4を通しかつ他方の開口部44から出たストラップ本体4を、ストパー本体57の物品当接可能箇所側に出すためのあるいは該物品当接可能箇所側に出す紐を可能とした紐通し孔45とからなっている。
紐通し孔45の構造は実施例1の携帯ストラップ用取付物品40と同じである。
図5に示す本発明の実施例3において前記実施例2と主に異なる点は、結び目止め孔50に真っ直ぐに連絡され該結び目止め孔50の反対側に抜けストラップ本体出し開口65を形成しかつ結び目止め孔50よりも広く該結び目止め孔50を通ったストラップ本体4が通り抜けて該取付物品本体58の外側(平面)に抜ける溝である紐通し溝63を形成し、この紐通し溝63の溝開口であるストラップ本体折曲開放部61を取付物品本体58の物品当接可能箇所に形成し、ストラップ本体折曲開放部61がストラップ本体4が押し潰されて通る幅とした携帯ストラップ用取付物品64を形成した点にある。
このような構造とする紐により、紐通し溝63のストラップ本体出し開口65から出したストラップ本体4を物品当接可能箇所側に起こしストラップ本体折曲開放部61に入れ、平面中央に引き入れる紐によりストラップ本体4は取付物品本体58の物品当接可能箇所略中央に出された形態に保持される。
よって、携帯ストラップ用取付物品64のぶらつかせた吊り下げ状態においても、あるいは物品への引きつけ当接状態においても、いずれの場合にあってもストラップ本体4の物品当接可能箇所からの出し状態での使用形態と、ストラップ本体出し開口65からの出し状態での使用形態という、二種類の使用形態を実現するものである。
また、携帯ストラップ用取付物品64の以上のような構造は、対向する二つの金型によって成形する紐ができる。
図6に示す本発明の実施例4において前記実施例2と主に異なる点は、ストラップ本体折曲開放部の構造を非正面部位54に抜けない止まり孔形態でストラップ本体4より大きなストラップ本体折曲開放部70としてなる携帯ストラップ用取付物品71を形成した点ある。
図7に示す本発明の実施例5において前記実施例4と主に異なる点は、ストラップ本体折曲開放部の構造を左右側面に貫通したストラップ本体折曲開放部72としてなる携帯ストラップ用取付物品73を形成した点ある。
開口形成段差面は非傾斜面である開口形成段差面74としている。
図8に示す本発明の実施例6において75は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品75は、取付物品本体58と、この取付物品本体58の平面部位からなる物品当接可能箇所53と、取付物品本体58の非正面部位54の一方の開口部43から形成されたストラップ本体4の結び目52が入り保持されるストラップ本体4の太さよりも広い径の結び目入り孔49と、物品当接可能箇所53の略中央に開口された他方の開口部44と、結び目入り孔49から他方の開口部44に連絡されたストラップ本体4の太さより太い径の湾曲孔である結び目止め孔76と、結び目入り孔49と結び目止め孔76の境に形成された、結び目52の結び目止め孔76への進入を阻止する進入阻止段差部51と、結び目止め孔76のストラップ本体58の物品当接可能箇所に形成された開口である紐通し孔77とからなっている。
結び目止め孔76は直角に曲がった形態もよい。
図9に示す本発明の実施例7において85はストラップ用の携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品85は次のような構成となっている。
円盤形態の取付物品本体86と、
この取付物品本体86の、紐通し孔付き携帯品3(図3、図15参照)に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品に直接的にあるいは間接的に密着あるいは当接した状態にあって、看者から見て正面向きとなる正面部位87と、
前記取付物品本体86の、紐通し孔付き携帯品3に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品3に密着あるいは当接した状態にあって、前記紐通し孔付き携帯品3に当接する面である物品当接可能箇所88と、
前記取付物品本体86の前記正面部位87と前記物品当接可能箇所88との間に位置する非正面部位89と、
この非正面部位89から対向側の非正面部位89に向けてあけられた、通されたストラップ本体4の結び目52が入り込む孔径(多様な孔形態を含み、貫通孔、止まり穴を技術的範疇に含む。)の結び目入り孔90と、
前記物品当接可能箇所88側から前記結び目入り孔90に交差形態で連絡されかつ前記正面部位87には非貫通とされた(T字形の交差形態)、前記ストラップ本体4を通しかつ前記結び目52を通さない開口孔径の結び目止め孔91とからなっている。
取付物品本体86は円盤形態としているが、多角形、花形、虫形、動物形、文字形、ロゴ形、キャラクター形、抽象的な模様形などの多様な盤形態でよい。
結び目入り孔90は貫通孔となっているが、物品当接可能箇所88側で、結び目入り孔90の全区間あるいは2区間いずれか一方を溝としてもよく、その場合の溝開口の幅は、ストラップ本体4は通るが(ストラップ本体4が押し潰された形態で通る窮屈形態の溝開口形態を含む)結び目52が通らない形態とするのがよい。このような溝形態も本発明の結び目入り孔の技術的範疇に含まれるものである。
このような溝形態の結び目入り孔とすることにより、結び目入り孔から結び目を取り出す時に溝開口部位から爪楊枝などの細棒を入れ結び目に当てないし突き刺し、外側に移動させて取り出すという、容易な結び目の取り出し操作を実現する。
ストラップ本体を多数本の極細繊維からなるものとして、先端を開放して毛ば立たせた膨らみ形態にして、結び目入り孔90内に引き込みと止め状態にして、毛ば立たせた部位に瞬間接着剤を含ませ硬化させて結び目に変わる塊を形成して抜けないようにすることも可能である。
また、ストラップ本体が透明な釣り糸であるテグス製部材もよい。
結び目止め孔91は複数個でもよい。また、結び目止め孔91は円孔である必要はなく、ストラップ本体4が複数本通る横長形態でもよく、ようは、結び目が抜け無い形態であればその形態はどのようなものでもよい。こんことは、他の実施例の結び目止め孔に付いて適用されるものである。
また、携帯ストラップ用取付物品85とストラップ本体4とを分離した状態で提供するストラップキットを形成するのもよい。
ストラップ本体4は長尺のまま提供し、使用者が好みの長さで携帯ストラップ用取付物品85を一方の端に、他方の端に物品を取り付けができるようにする。
または、両端に携帯ストラップ用取付物品を取り付けたストラップ形態として、ストラップ本体の両端に紐通し孔付き携帯品を連結形態で取り付けるようにする。
あるいは、ぬいぐるみなどの物品が一方の側に既に設けられたストラップとし、このストラップが20cm以上(好ましくは30cm以上)の長さのものとし、使用者が好みの長さとして携帯ストラップ用取付物品を他方の側に取り付けできるようにするのもよい。
あるいは、携帯ストラップ用取付物品を紐の一方の側に取り付けた状態とし、紐の他方の側に好みの物品を取り付ける形態で提供するストラップキットとするのもよい。
また、携帯ストラップ用取付物品85をベース携帯ストラップ用取付物品とする形態もよい。すなわち、正面部位66を平面、緩やかな湾曲面、あるいは装飾粒部材(粒形態の宝石ないし宝石状のものなど)の位置決め凹み(1個ないし複数個)設けたものなど、装飾部材を接着剤などで後付けするベース携帯ストラップ用取付物品とするのもよい。この形態も本発明の技術的範疇に含まれるものである。
図10、図11に示す本発明の実施例8において95は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品95は次のような構成となっている。
動物形態の合成樹脂製部材からなる取付物品本体96と、
この取付物品本体96の、紐通し孔付き携帯品(図時せず省略。紐通し孔付き携帯品へ取り付けは図2、図3と同様)に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品に直接的にあるいは間接的に密着あるいは当接した状態にあって、看者から見て正面向きとなる正面部位87と、
前記取付物品本体96の、紐通し孔付き携帯品に取り付けられて該紐通し孔付き携帯品に直接的にあるいは間接的に密着あるいは当接した状態にあっては、前記紐通し孔付き携帯品に当接する面となる物品当接可能箇所88と、
前記取付物品本体96の前記正面部位87と前記物品当接可能箇所88との間に位置する非正面部位89と、
この非正面部位89から対向側非正面部位89に向けてあけられた、通されたストラップ本体4の結び目52(図示せず省略)が入り込む孔径(多様な孔形態を含む。)の結び目入り孔94と、
前記物品当接可能箇所88から前記結び目入り孔94に向けてあけられかつ該結び目入り孔94とT字形の交差形態で連絡された、前記ストラップ本体4を通しかつ前記結び目52を通さない開口孔径の結び目止め孔97と、
この結び目止め孔97の開口であるストラップ本体折曲開放部92と、
前記結び目入り孔94にその直線延長形態で連絡された、ストラップ本体4を通しかつ前記結び目52を通さない開口孔径の結び目止め孔93とからなっている。
ストラップ本体を結び目止め孔93から出す形態とすることによって、紐通し孔付き携帯品から離しぶら下げた形態としても違和感のない状態とでき、結び目止め孔91から出す形態とする紐によって、紐通し孔付き携帯品に密着ないし当接させても違和感のない状態とできる。
図11に示すように、ストラップ本体4に切断予兆部位が生じた場合の対処手順を示している。
図11の(a):ストラップ本体4に切断予兆部位が生じた。
図11の(b):切断予兆部位以来を鋏、爪切り、カッターなどで切断切り離す。(切断)
図11の(c):結び目入り孔90内にある結び目52を取り出す。(結び目取り出し)
図11の(d):切断予兆部位を無くしたストラップ本体4の一方を結び目止め孔91から挿入し、結び目入り孔90から外に出して一方の出した部位99を形成する。(ストラップ本体通し)
図11の(e):一方の出した部位99に結び目52を形成する。(結び目形成)
図11の(f):ストラップ本体4を引いて結び目52を結び目入り孔90内に引き込む。(結び目引き込み)
切断→結び目取り出し→ストラップ本体通し→結び目形成→結び目引き込み、という手順による携帯ストラップ用取付物品に付け直しは、単にストラップ本体を短くする場合にも適用できるものであり、携帯ストラップ用取付物品95の側でおこなってもよいものである。当然に携帯ストラップ用取付物品85側で調節してもよい。
図12に示す本発明の実施例9において100はストラップキットであって、このストラップキット100は次に述べるようなものである。
すなわち、紐通し孔付き携帯品3(図15参照)の紐通し孔B(図15参照)に、折り合わせ状態で通されて通し出された側に潜らせループ98(図15参照)を形成する紐からなるストラップ本体4と、
このストラップ本体4の一方に形成した結び目52aが入るないし通る径の貫通孔である結び目入り孔90(図9参照)、この結び目入り孔90に連絡された前記結び目52aが通らない径の結び目止め孔91とを備え、前記ストラップ本体4が通され前記結び目52aが形成された形態で、前記ストラップ本体4の一方に取り付けられるないし取り付けられた、前記潜らせループ98に潜らせて前記紐通し孔付き携帯品4側に取り付け可能とされた携帯ストラップ用取付物品85(図9参照)(ここではエンドストッパーとして使用)と、
前記ストラップ本体4の他方に形成した結び目52bが入るないし通る径の貫通孔である結び目入り孔94(図10参照)、この結び目入り孔94に連絡された前記結び目52bが通らない径の結び目止め孔93、97(図10参照)とを備え、前記ストラップ本体4が通され前記結び目52bが形成された形態で、前記ストラップ本体4の他方に取り付けられるないし取り付けられた紐通し止め孔付き物品である携帯ストラップ用取付物品95(図10参照)とからなるとともに、
前記結び目入り孔90および前記結び目止め孔91に通されかつ前記結び目52aで抜けないように、前記ストラップ本体4の一方を前記携帯ストラップ用取付物品95に取り付けた状態で、前記ストラップ本体4の一方を切断し、前記結び目入り孔90内にある前記結び目52aを取り出し、前記ストラップ本体4の前記切断した部位を前記結び目止め孔91から前記結び目入り孔90に通し出して一方の出した部分を形成し、この一方の出した部分に新たな結び目52aを形成して、前記結び目止め孔91側の前記ストラップ本体4を引いて新たな結び目52aを前記結び目入り孔90内に引き込み入れて、前記携帯ストラップ用取付物品85を前記ストラップ本体4に再取り付けができることを可能とし、
前記結び目入り孔94および前記結び目止め孔93に通されかつ前記結び目52bで抜けないように、前記ストラップ本体4の他方を前記携帯ストラップ用取付物品95に取り付けた状態で、前記ストラップ本体4の他方を切断し、前記結び目入り孔94内にある前記結び目52bを取り出し、前記ストラップ本体4の前記切断した部位を記結び目止め孔93から前記結び目入り孔94に通し出して他方の出した部分を形成し、この他方の出した部分に前記結び目52bを形成して、前記結び目止め孔93側の前記ストラップ本体4を引いて前記結び目52bを前記結び目入り孔94に引き込み入れて、前記携帯ストラップ用取付物品95を前記ストラップ本体4に再取り付けができることを可能としてなることを特徴としている。
実施例9においては、ストラップ本体4の一方側に携帯ストラップ用取付物品85が取り付けられ、結び目52aが携帯ストラップ用取付物品85外に出された形態とされ、ストラップ本体4の他方の側に携帯ストラップ用取付物品95が取り付けられ、結び目52bが携帯ストラップ用取付物品95の外にだされた形態とされたストラップ110形成されている。
また、ストラップ本体4より長尺のストラップ本体111が添付されている。
ストラップ110とストラップ本体111とでストラップキット100を形成している。
ストラップ110は、ストラップ本体4のそのままの長さでOKなら、結び目52aを携帯ストラップ用取付物品85に引き込み、結び目52bを携帯ストラップ用取付物品95内に引き込んで使用できるが、ストラップ本体4の長さを短くしたい場合は、好みの長さで止めるための新たな結び目を、結び目52a側および結び目52b側に、あるいはいずれか一方に新たに形成して、余分な部位を切り離し、新たな結び目を携帯ストラップ用取付物品内に引き込み入れた状態としたストラップ112を形成する。
より長いストラップ本体としたい場合や、ストラップ本体4に切断予兆が生じたら、ストラップ本体4から携帯ストラップ用取付物品85、95を外し、ストラップ本体111に好みの長さで再取り付けする。
長尺のストラップ本体と、このストラップ本体とは分離して添付された1個ないし複数個の携帯ストラップ用取付物品とからなるストラップキットもよい。
図13、図14に示す本発明の実施例10において114は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品114は、長方形の板形態からなる取付物品本体115と、
この取付物品本体115の、紐通し孔付き携帯品3(図3、図15参照)に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品3に密着あるいは当接した状態にあって、看者から観て正面となる、ロゴ122が表示された正面部位116と、
前記取付物品本体115の、紐通し孔付き携帯品3に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品3に密着あるいは当接した状態にあって、前記紐通し孔付き携帯品3に当接する面である物品当接可能箇所117と、
前記取付物品本体115の前記正面部位116と前記物品当接可能箇所117との間に位置する非正面部位118と、
この非正面部位118から対向側の非正面部位118に向けてあけられた、通されたストラップ本体4の結び目52(図9と同様)が入り込む孔径(多様な孔形態を含み、貫通孔、止まり穴を技術的範疇に含む。)の結び目入り孔119と、
前記物品当接可能箇所117から前記結び目入り孔119に向けてあけられかつ該結び目入り孔119と連絡された、前記ストラップ本体4を通しかつ前記結び目52を通さない開口孔径の結び目止め孔120と、
前記物品当接可能箇所117の縁側に、正面部位116とは反対側に突出するように設けた、結び目止め孔120からでるストラップ本体4を避けるように離れて設けられた突出部123a、123bとからなっている。
図14に示すように、紐通し孔付き携帯品3への取付状態にあっては、突出部123a、123bが紐通し孔付き携帯品3の縁角に掛かり形態となって、携帯ストラップ用取付物品114の向きが固定され、よって、ロゴ122が向きを変えない安定形態が実現される。
また、突出部123a、123bに替えて、紐通し孔付き携帯品3の縁角が掛かるないし嵌る溝形態とするのも同様な取付形態を実現する。
図14において、ストラップ本体4の一方の側に携帯ストラップ用取付物品114が設けられ、ストラップ本体の他方の側に携帯ストラップ用取付物品95が設けられてなるストラップ124を形成している。
図16に示す本発明の実施例11において126は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品126は、短円筒形態の取付物品本体127と、
この取付物品本体127の、紐通し孔付き携帯品3(図3、図15参照)に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品3に密着あるいは当接した状態にあって、看者から見て正面向きとなる正面部位128と、
前記取付物品本体127の、紐通し孔付き携帯品3に取り付けられた該紐通し孔付き携帯品3に密着あるいは当接した状態にあって、前記紐通し孔付き携帯品3に当接する面である物品当接可能箇所129と、
前記取付物品本体127の前記正面部位128と前記物品当接可能箇所129との間に位置する非正面部位130と、
この非正面部位130から対向側の非正面部位130に向けてあけられた形態である、通されたストラップ本体4の結び目52(図9と同様)が入り込む孔径の貫通筒孔からなる結び目入り孔131(結び目よりそうとうに大きい)と、
前記物品当接可能箇所129から前記結び目入り孔131に向けてあけられかつ該結び目入り孔131と連絡された、前記ストラップ本体4を通しかつ前記結び目52を通さない開口孔径の結び目止め孔132とからなっている。
図16の下図に示すような、リング134にストラップ本体4を一方の側に取り付けた携帯ストラップ用取付物品126を4個を通し取り付けし、3本のストラップ本体4には携帯ストラップ用取付物品40を取付、携帯ストラップ用取付物品40には熊マスコットの耳部分に紐通し取付け孔B(図示せず)を有す紐通し孔付き携帯品135を潜らせループ取付形態で取り付け、残りのストタップ本体4には携帯ストラップ用取付物品126を取り付け、それを紐通し孔付き携帯品3に取り付けている。
図17に示す本発明の実施例12において137は(a)図は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品137はボタンである円板形態の取付物品本体141と、この取付物品本体141の裏面に盛り上げられた盛り上がり部142と、この盛り上がり部142の側面である非正面部位143aから貫通された糸通し横穴である結び目入り孔138と、盛り上がり部142の物品当接可能箇所139(盛り上がり部142の頂部面)から結び目入り孔138にT字形の交差形態(盛り上がり部142の頂部面から略垂直に向かって)で連絡された結び目止め孔140とからなるものである。
元々はボタンであり、結び目止め孔140を設けることによって、ストラップの携帯ストラップ用取付物品(紐止め孔付き携帯ストラップ用取付物品)としても使用できるようにしたものである。
図17に示す本発明の実施例12において151は(b)図は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品151はボタンであり、正面部位(表面)および物品当接可能箇所152側(背面側=裏面側)が湾曲形態で盛り上がった(スポーツ競技の円盤投げの円板形態)形態ないし、物品当接可能箇所152側だけが湾曲形態で盛り上がった円盤形態である取付物品本体153と、この取付物品本体153の背面側の中腹部位である非正面部位154aから貫通された糸通し横穴である結び目入り孔155と、物品当接可能箇所152(背面側の頂部面)から結び目入り孔155にT字形の交差形態(背面側頂部面から略垂直に向かって)で連絡された結び目止め孔156とからなるものである。
元々はボタンであり、結び目入り孔156を設けることによって、ストラップの携帯ストラップ用取付物品(紐止め孔付き携帯ストラップ用取付物品)としても使用できるようにしたものである。
ボタンではなく、バッチを取付物品本体とし、これに結び目入り孔とこれにT字形の交差形態とされた結び目止め孔を設けた形態もよい。
バッチを携帯ストラップ用取付物品とした場合にあっては、安全ピンや刺しピンを設けない最初から携帯ストラップ用取付物品として提供するもの、安全ピンや刺しピンが付いていてバッチとして使用でするが、安全ピン部分や刺しピン部分をニッパーなどで取り除いて携帯ストラップ用取付物品として使用できるようにしたものがある。
図17に示す本発明の実施例12において144は(c)図は携帯ストラップ用取付物品(結び目止め孔付き携帯ストラップ用取付物品)であって、この携帯ストラップ用取付物品144は髪束ね用ゴム紐に取り付ける髪飾りであり、飾り部位である取付物品本体145と、この取付物品本体145の裏面に盛り上げられた盛り上がり部146と、この盛り上がり部146の側面である非正面部位150aから貫通されたゴム紐通し横穴である結び目入り孔147と、盛り上がり部146の物品当接可能箇所148(盛り上がり部146の頂部面)から結び目入り孔147にT字形の交差形態(盛り上がり部146の頂部面から略垂直に向かって)で連絡された結び目止め孔149とからなるものである。
元々は束ね用ゴム紐に取り付ける髪飾りであり、結び目止め孔149を設けることによって、ストラップの携帯ストラップ用取付物品(紐止め孔付き携帯ストラップ用取付物品)としても使用できるようにしたものである。
以上のように、元々はビーズ、数珠玉、ボタン、髪飾り、バッチなどの飾り物品であるもので、結び目入り孔と交差形態で連絡された結び目止め孔を有する飾り物品は、ストラップ以外の飾り品として販売、提供されているものでも本発明の技術的範疇に含まれるものである。
図18に示す本発明の実施例13において157は(a)図は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品157は円板形態の取付物品本体158と、この取付物品本体158の側面である非正面部位159から貫通(止め孔でもよい)されたストラップ本体4の結び目(一回結び)が入る糸通し横穴(糸入り横穴)である結び目入り孔160と、取付物品本体158の背面から結び目入り孔160にT字形の交差形態で連絡された結び目止め孔161とからなるものである。
結び目入り孔160の結び目止め孔161側には、スリット状の結び目入り孔開口162a、162bが結び目止め孔161の周囲を除く略全区間(2区間)に設けられ、結び目止め孔161の出口開口に連絡する形態で開口され、結び目入り孔160を溝形態とも言える形態としてなるものである。
その場合の結び目入り孔開口162a、162bの開口幅は、ストラップ本体4は押し潰された形態で通る窮屈形態の溝開口形態である。
結び目止め孔161の開口周辺部位は物品当接可能箇所165となる。
このような溝形態の結び目入り孔とすることにより、結び目入り孔から結び目を取り出す時に溝開口部位から爪楊枝などの細棒を入れ結び目に当てないし突き刺し、外側に移動させて取り出すという、容易な結び目の取り出し操作を実現する。
結び目入り孔開口162a、162bいずれか一方を結び目が入る開口幅としてもよい。
正面部位163は真っ平ら面となっていて、該正面部位に接着剤を塗布し、あるいは予め剥離紙の貼られた粘着剤面とされて提供され、他の飾り部材に接着して使用するベース携帯ストラップ用取付物品である。
また、正面部位163を飾り物品に溶着ないし融着して接合するのもよい。
図19に示す本発明の実施例14において実施例7(図9)と主に異なる点は、結び目入り孔が正面部位87面に該結び目入り孔の孔径と略同じ幅の開口を有する溝形態である結び目入り孔164とし、前記正面部位87面が飾り部材170に接着、融着、溶着、嵌合などによって接合する接合面である携帯ストラップ用取付物品166を形成した点にある。
図20に示す本発明の実施例15において172は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品172は半円板形態の取付物品本体173と、この取付物品本体173の紐通し孔付き携帯品3の紐通し取付け孔B(図示せず)にストラップ本体4を通して取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位87と、前記取付物品本体173の前記正面部位87の反対面に形成された、前記紐通し孔付き携帯品3ないし紐通し取付け孔Bに通したストラップ本体4の前記紐通し孔付き携帯品3に当接ないし密着したストラップ本体4部位に当接する箇所(縁部位)である物品当接可能箇所174と、
前記取付物品本体173の前記正面部位87と前記物品当接可能箇所174との間に位置する外周面部位(側面)である非正面部位89と、
この非正面部位89(湾曲側面)から対向側非正面部位(平側面)に向けてあけられた(形成された)、通されたストラップ本体4の結び目が入り込む孔径孔を形成する溝形態である結び目入り孔164と、
この結び目入り孔164の一方の側に形成された、該結び目入り孔164の側面口を狭める形態で設けられた、ストラップ本体4が通りかつ該ストラップ本体4の結び目が通らない開口孔径を形成する結び目止め孔175と、
この結び目止め孔175から出たストラップ本体4を正面部位87とは反対向きに折曲可能とする、結び目止め孔175開口前面の開放空間であるストラップ本体折曲開放部178とからなっている。
携帯ストラップ用取付物品172はその正面部位87を接着、融着、溶着、嵌合などの接合形態によって、飾り部材170に接合し取り付けた形態とした携帯ストラップ用取付物品176にして使用する(下図)。よって、飾り部材170に携帯ストラップ用取付物品172を取り付けてなる携帯ストラップ用取付物品としたものも、本発明の技術的範疇に含まれるものである。
飾り部材170への接合によって、結び目入り孔164と結び目止め孔175は周壁が閉じられた貫通孔形態の結び目入り孔164と結び目止め孔175となる。
紐通し取付け孔Bにストラップ本体4を折り通し、通し出した部分を広げて潜らせループを形成し、この潜らせループに携帯ストラップ用取付物品176を潜らせ、紐通し取付け孔Bの反対側に出ているストラップ本体4部分を引っ張り携帯ストラップ用取付物品176を紐通し孔付き携帯品3に当接ないし紐通し孔付き携帯品3に当接しているストラップ本体4に当接した状態に取り付けられる。
この場合の、当接箇所は物品当接可能箇所174と飾り部材170の背面177の適当な箇所(向きによって箇所がことなる)となる。
結び目入り孔164と結び目止め孔175は、非溝形態の完全な孔形態であるものもよい。
携帯ストラップ用取付物品172と飾り部材170を射出成形などの一体成形により形成してなる携帯ストラップ用取付物品とする形態もよい。
図21に示す本発明の実施例16において前記実施例7と主に異なる点は、取付物品本体を楕円円盤形態のビーズである取付物品本体181とし、結び目入り孔90の結び目止め孔91を過ぎた部位である側を結び目止め孔182とした携帯ストラップ用取付物品180を形成した点にある。
結び目入り孔90と結び目止め孔182に紐を通して数珠、ブレスレット、ネックレスなどを作成できるとともに、実施例7と同様な形態での携帯ストラップ用取付物品としても使用できる。
携帯ストラップ用取付物品としての使用は、ストラップ本体を結び目止め孔182から出しての使用形態と、結び目止め孔91から出しての使用形態の2種類から好みの方を選択することができる。
図22に示す本発明の実施例17において184は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品184は、携帯ストラップを取り付けるための紐通し孔Bを備えた主に携帯電話、携帯スマートホン、携帯デジタルカメラなどの紐通し孔付き携帯品3(ここでは携帯電話)の、前記紐通し孔Bに通る太さであるストラップ本体4、このストラップ本体4に取り付けられて該ストラップ本体4とで携帯ストラップを形成することが可能とされた携帯ストラップ用取付物品であって、
前記紐通し孔Bを通らない略ドングリ状形態でシリコンゴム製部材、天然ゴム制部材、弾性合成樹脂製部材などの指で摘み押すと弾性凹みする取付物品本体185に前記ストラップ本体4の結び目52が入る開口孔径の結び目入り孔186を底部から上方に向けて設け、前記結び目入り孔186に真っ直ぐに連絡して上方に突き抜けるストラップ本体4が余裕を持って通る紐通り孔187を設け、結び目入り孔186と紐通り孔187の間に位置された金属製ないし硬質耐熱性合成樹脂の板材からなり、かつ、その中央に前記ストラップ本体4は通るが前記結び目56が通らない開口孔径で結び目入り孔186と紐通り孔187を連絡する結び目止め孔188を有して結び目止め体19を設けるとともに、
前記ストラップ本体4の端を紐通り孔187から前記結び目止め孔188および結び目入り孔186通しいれ該結び目入り孔186から出してその出た部位で前記結び目52を形成し、この結び目52を前記結び目入り孔186内に引き込み入れて、前記ストラップ本体4に前記携帯ストラップ用物品184を取り付けて携帯ストラップを形成することができ、且つ、前記ストラップ本体4を鋏、爪切り、カッターナイフなどの携帯ストラップ使用者の身近な切断手段で前記前記紐通し孔付き携帯品3の使用者自身が切断して、結び目入り孔186に入っている結び目56を取り出し、新たなストラップ本体および前記携帯ストラップ用物品に184よって新たな携帯ストラップの形成を可能としている。
ここでは、0.8mmの太さのストラップ本体4を通し、かつ、その1回結び(一つ結び)の結び目52が結び目入り孔186に入るが結び目止め孔188は通ることができないようにするために、結び目入り孔186は孔径(直径)1.8mm〜2mm程度とし、結び目止め孔188は孔径1.2mmとしている。
以下に述べる実施例にあっても本実施例と同様な使用態様であるので、以下に述べる実施例の説明ではその使用態様についての説明を省略する。
図23に示す本発明の実施例18において190は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品190は、レジンキャスト・コールドキャスト・ソフビ・塩ビなどのプラスチック製部材、ゴム製部材あるいは木製部材などからなるフィギアと呼ばれる人形からなる取付物品本体191にストラップ本体4の結び目52が入る開口孔径の結び目入り孔192を、後頭部下方から斜め直線で頭頂部真ん中ないし吊下げバランスが良い位置になる頭頂部位に向けて貫通させず途中まであけ、さらに結び目入り孔192に真っ直ぐに連絡して頭頂部位に突き抜けさせた、ストラップ本体4は通るが結び目56は通らないで止められる開口孔径の結び目止め孔193を設けた構成となっている。
フィギアの頭の位置や形態によって、顎ないし胸部位当たりから結び目入り孔192をあけるようにするのもよい。
また、空を飛ぶ姿勢や泳ぐ姿勢であるものは、その飛び・泳ぎ姿のバランスが得られるように胴部に結び目入り孔192および結び目止め孔193を形成するのもよい。
図24に示す本発明の実施例19において195は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品195は取付物品本体191にストラップ本体4の結び目52が入る開口孔径の結び目入り孔192を、頭部一方の側面から頭部他方の側面に貫通させ、頭頂部から結び目入り孔192に向けてあけた結び目止め孔193が該結び目入り孔192に連絡されてなる構成となっている。
図25に示す本発明の実施例20において196は携帯ストラップ用取付物品であって、この携帯ストラップ用取付物品196はプラスチック製部材、ゴム製部材あるいは木製部材などからなる飛行物体を表現した取付物品本体197にストラップ本体4の結び目52が入る開口孔径の結び目入り孔192を、胴部の底部から上方に向けて貫通させず途中まであけ、結び目入り孔192から胴部上部に貫通するように結び目止め孔193が形成された、結び目入り孔192と結び目止め孔193連絡されてなる構成となっている。
図26に示す本発明の実施例21においてリング形態の携帯ストラップ用取付物品199、202、204は次のような構成となっている。
<図26の(a)図>
携帯ストラップ用取付物品199は、合成樹脂製部材のリング部位からなる取付物品本体200と、この取付物品本体200の上部に該取付物品本体200と一体成形により外向きに突出設けられた紐吊り部201と、この紐吊り部201の底部側から真っ直ぐ上方に向けて貫通しない途中止めであけられた結び目入り孔192と、この結び目入り孔192から上方に向けて貫通された結び目止め孔193とからなっている。
<図26の(b)図>
携帯ストラップ用取付物品202、取付物品本体200と、この取付物品本体200の上部に該取付物品本体200と一体成形により外向きに突出設けられた紐吊り部203と、この紐吊り部203の一方の側面から他方の側面に貫通されて形成された結び目入り孔192と、この結び目入り孔192から上方に向けて貫通された結び目止め孔193とからなっている。
<図26の(c)図>
携帯ストラップ用取付物品204は、リング部位を形成する取付物品本体205と、この取付物品本体205の上部に形成された紐吊り部206と、この紐吊り部206の一方の側面から他方の側面に貫通されて形成された結び目入り孔192と、この結び目入り孔192から上方に向けて貫通された結び目止め孔193とからなっている。
図27に示す本発明の実施例22において携帯ストラップ用取付物品208、210は次のような構成となっている。
携帯ストラップ用取付物品208は円球体からなる取付物品本体209と、この取付物品本体209に略中心を通るように且つ非貫通の途中止め形態であけられた結び目入り孔192と、この結び目入り孔192からその延長線上で真っ直ぐに貫通された結び目止め孔193とからなっている。
携帯ストラップ用取付物品210は楕円球体からなる取付物品本体211と、この取付物品本体211にその長手方向で略中心を通るように且つ非貫通の途中止め形態であけられた結び目入り孔192と、この結び目入り孔192からその延長線上で真っ直ぐに貫通された結び目止め孔193とからなっている。
図28に示す本発明の実施例23において、店先において、いろいろなカラーや模様の多数の50cm〜100cm程度のストラップ本体4と、多数の携帯ストラップ用取付物品(ここでは、大きさのことなる携帯ストラップ用取付物品40、85、184、190、199、202、204、208、210)が並べられ、好みの色のストラップ本体と好みの携帯ストラップ用取付物品を多種類の中から選択し、それらを組み合わせて購入者ないしそれを貰った者などが、好みのストラップ本体の長さと好みの携帯ストラップ用取付物品の組み合わせで、携帯ストラップ用取付物品の結び目入り孔および結び目止め孔193にストラップ本体を通し一つ結びの結び目52を形成し、結び目52から出た余分な部分を鋏や爪切りなどの身近な切断手段で切断して、結び目52を結び目入り孔に引き込みいれることによって、結び目の隠れた携帯ストラップを、簡単容易に作成できる。
携帯ストラップの紐通し孔付き携帯品への取り付けは、該携帯ストラップを形成してから、潜らせループを形成しての後付で取り付けることも可能であるし、また、先に紐通し孔付き携帯品の紐通し孔にストラップ本体を通した携帯品孔紐通し状態としておいて、携帯ストラップ用取付物品をストラップ本体に取り付けるという、携帯ストラップの形成がそのまま紐通し孔付き携帯品への取り付けとなる形成と取り付けが同時に行われる取り付け方法かのうである。
すなわち、
携帯ストラップを取り付けるための紐通し孔を備えた主に携帯電話、携帯スマートホン、携帯デジタルカメラなどの携帯電子機器ないし該携帯電子機器の携帯ケースなどの紐通し孔付き携帯品に、携帯ストラップを形成しながら同時に取り付けも実現する携帯ストラップの形成取付方法であって、
前記紐通し孔を通らない形態の第1の取付物品本体に前記ストラップ本体の結び目が入る開口孔径の第1の結び目入り孔を設け、前記第1の結び目入り孔に連絡した前記ストラップ本体は通るが前記結び目が通らない開口孔径の第1の結び目止め孔を設けてなる第1の携帯ストラップ用取付物品、
前記紐通し孔を通らない形態の第2の取付物品本体に前記ストラップ本体の結び目が入る開口孔径の第2の結び目入り孔を設け、前記第2の結び目入り孔に連絡した前記ストラップ本体は通るが前記結び目が通らない開口孔径の第2の結び目止め孔を設けてなる第2の携帯ストラップ用取付物品、
前記ストラップ本体を前記紐通し孔に通した携帯品孔紐通し状態とし、
前記ストラップ本体の一方の側を前記第1の結び目止め孔から入れ前記第1の結び目入り孔から出して、該第1の結び目入り孔から出た部位で第1の結び目を形成し、この第1の結び目を前記第1の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の一方の側に前記第1の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第1の物品取り付け状態を形成し、前記ストラップ本体の他方の側を前記第2の結び目止め孔から入れ前記第2の結び目入り孔から出してその出た部位で第2の結び目を形成し、この第2の結び目を前記第2の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の他方の側に前記第2の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第2の物品取り付け状態の形成によって、携帯ストラップの形成と該携帯ストラップの前記紐通し孔付き携帯品への取り付けを実現するとともに、
前記ストラップ本体を鋏、爪切り、カッターナイフなどの身近な切断手段で切断して、前記紐通し孔付き携帯品から前記携帯ストラップを取り外し、前記第1の結び目入り孔に入っている第1の結び目および前記第2の結び目入り孔に入っている第2の結び目を取り出し、
新たなストラップ本体、前記第1の携帯ストラップ用取付物品および前記第2の携帯ストラップ用取付物品とによる、前記新たなストラップ本体、前記第1の携帯ストラップ用取付物品および前記結び目が入る開口孔径の第3の結び目入り孔とこの第3の結び目入り孔に連絡した前記結び目が通らない開口孔径の第3の紐通し孔とからなる第3の携帯ストラップ用取付物品とによる、あるいは新たなストラップ本体、前記第2の携帯ストラップ用取付物品および前記第3の携帯ストラップ用取付物品とによる、新たな携帯ストラップの形成と前記紐通し孔付き携帯品への取り付けを同時に可能としたことを特徴とした携帯ストラップの形成取付方法を実現するものである。
また、ストラップ本体に第1の携帯ストラップ用取付物品あるいは第2の携帯ストラップ用取付物品のいずれか一方を取り付けた状態にしてから携帯品孔紐通し状態として、前記第2の携帯ストラップ用取付物品あるいは前記第1の携帯ストラップ用取付物品の取り付けていない方を取り付ける携帯ストラップの形成取付方法とするのもよい。
以下の実施例において、携帯ストラップの形成取付方法の事例を説明する。
図29、図30に示す本発明の実施例24において、ストラップ本体4と、携帯ストラップ用取付物品208、携帯ストラップ用取付物品210を揃える。(図29の(a)図)
ストラップ本体4を折り畳んで紐通し孔付き携帯品3の紐通し取り付け孔Bに通し、抜け出た部位を広げて潜らせループを形成して、この潜らせループに対向側に出ている二本のストラップ4部位を潜らせ、引いて潜らせループを縮小締めてストラップ本体を紐通し孔に通した携帯品孔紐通し状態とする。(図29の(b)図)
ストラップ本体4の一方の側を携帯ストラップ用取付物品208の結び目止め孔193から結び目入り孔192に入れ出して、好みの箇所に1回結び目(一結び目)である結び目52を形成し、ストラップ本体4の他方の側を携帯ストラップ用取付物品210の結び目止め孔193から結び目入り孔192に入れ出して、好みの箇所に結び目52を形成する。(図29の(c)図)(このような取り付け作業を、以下「紐通し結び目形成作業」という。)
ストラップ本体4の結び目52、52を残して余分な部位を鋏、爪切りあるいはカッターなどで切断し、あるいは、切断せずそのまま、携帯ストラップ用取付物品208、210の結び目入り孔192内に引き込んで携帯ストラップ213を形成し、同時に紐通し孔付き携帯品3への該携帯ストラップ213の取り付けを完了する。(図29の(d)図)
紐通し孔付き携帯品3の携帯ストラップ213の取り付け状態(図29の(d)図=図30の(d)図)から、ストラップ本体4を切断して該ストラップ本体4を紐通し孔付き携帯品3から外し(ストラップ本体4の長さが足りそのままの付け方で良いなら外さなくてもよい)、携帯ストラップ用取付物品208、210内の結び目52を結び目止め孔193側から針金クリップを延ばしたもの、爪楊枝を削ったもの、針あるいは細針金など身近なもので突き出す。(図30の(e)図)
ストラップ本体4(新たなストラップ本体)を紐通し孔付き携帯品3の紐通し取り付け孔Bに(図29の(b)図)と同様の携帯品孔紐通し状態とし、(ストラップ本体4の長さが足りそのままの付け方で良いなら外さなくてもよい(このストラップ本体も「新たなストラップ本体」の範疇)、ストラップ本体4の一方の側に携帯ストラップ用取付物品210を図29の(c)図)と同様に、他方の側に携帯ストラップ用取付物品208を(図29の(c)図)と同様に取り付けるとともに、携帯ストラップ用取付物品208側の結び目52からは長くストラップ本体部分を残して、この残した部位に携帯ストラップ用取付物品190を該携帯ストラップ用取付物品190の結び目止め孔193から結び目入り孔192にストラップ本体を通し出して、出た部位に結び目52を作る。(図30の(f−1)図)
携帯ストラップ用取付物品208、210、190の結び目入り孔192にそれぞれ結び目52を引き込み隠し(結び目50から出た余分な部位は切断除去して)、携帯ストラップ214を形成し、同時に紐通し孔付き携帯品3への該携帯ストラップ214の取り付けを完了する。(図30の(f−2)図)
あるいは、切断し紐通し孔付き携帯品3から外した残ったストラップ本体である新たなストラップ本体4を、一本状態のまま紐通し孔付き携帯品3の紐通し取り付け孔Bに通し、一方の側(紐通し孔付き携帯品3側)に携帯ストラップ用取付物品40を、その結び目止め孔50から入れ結び目入り孔49から出して、出た部位に1回結び目の結び目52を作り、余分な部位を切り離し、他方の側に携帯ストラップ用取付物品210を図29の(c)図)と同様にして取り付け、余分な部位を切り離し、結び目入り孔49、結び目入り孔192にそれぞれ結び目52を引き込み入れ隠し、携帯ストラップ215を形成し同時に該携帯ストラップ215の紐通し孔付き携帯品3への取り付けを実現する。
図31に示す本発明の実施例25に示す携帯ストラップの形成取付方法(手順)は、紐通し取り付け孔Bにストラップ本体4の一方の側を通し、その一方の側を携帯ストラップ用取付物品85の結び目入り孔90に通し抜きだし、抜き出した一方の側を再び紐通し取り付け孔Bに戻し通しして、その一方の側に携帯ストラップ用取付物品208を、他方の側に携帯ストラップ用取付物品184を紐通し結び目形成作業により取り付ける。(図31の図(b))
結び目52を携帯ストラップ用取付物品208、184の結び目入り孔90内に引き込み入れ隠し、携帯ストラップ216の形成と該携帯ストラップ216の紐通し孔付き携帯品3への取り付けを同時に実現する。(図31の図(c))
図31の図(d)に示すように、携帯ストラップ用取付物品85に変えて、単なる1.2mmほどのストレート孔があいている4mm〜6mm程度の小さなビーズ217を用いるのも良い。
図32に示す本発明の実施例26に示す携帯ストラップの形成取付方法は、ストップ本体4に摩擦移動可能に取り付けられかつ好みの位置でその弾性摩擦力によって止め置くことができる、シリコンゴム製部材で一方が交差携帯とされた針金バネを内設した摩擦移動ストッパー208を設けるないし設けたもの予め用意する。(図32の図(a))
紐通し取り付け孔Bにストラップ本体4の一方の側と他方の側を通して携帯品孔紐通し状態とし、摩擦移動ストッパー208が紐通し取り付け孔Bから抜け無いようにし、ストラップ本体4の一方の側に、携帯ストラップ用取付物品199を紐通し結び目形成作業により取り付け、携帯ストラップ用取付物品199にストラップ本体4の他方の側を通し、該他方の側に携帯ストラップ用取付物品208を紐通し結び目形成作業により取り付ける。(図32の図(b))
結び目52を携帯ストラップ用取付物品199、208の結び目入り孔192に引き込み隠して携帯ストラップ219を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ219の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図32の図(e))
トラップ本体4の一方の側に、携帯ストラップ用取付物品199を摘み摩擦移動ストッパー208の摩擦抵抗に抗して引っ張るとストラップ本体4は移動し、携帯ストラップ用取付物品208と紐通し孔付き携帯品3との距離は短くなってその状態が固定され、携帯ストラップ用取付物品208を摘み摩擦移動ストッパー208の摩擦抵抗に抗して引っ張るとストラップ本体4は移動し、携帯ストラップ用取付物品208と紐通し孔付き携帯品3との距離は長くなりその状態が固定される。これによって、例えば、紐通し孔付き携帯品3をショルダーバックに入れて携行する場合、携帯ストラップ用取付物品208を該ショルダーバックの口から外に垂れ下げるちょうど良い位置となるように調節できる。
また、携帯ストラップ用取付物品199はリングであるので、他の飾りを吊り下げることが簡単容易に行える。
図33に示す本発明の実施例27に示す携帯ストラップの形成取付方法は、紐通し取り付け孔Bにストラップ本体4の一方の側を通して携帯品孔紐通し状態とし、ストラップ本体4の一方の側に、携帯ストラップ用取付物品40を紐通し結び目形成作業により取り付け、他方の側に携帯ストラップ用取付物品210を紐通し結び目形成作業により取り付ける。(図33の図(b))
結び目52を携帯ストラップ用取付物品40、210の結び目入り孔49、192に引き込み隠して携帯ストラップ220を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ220の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図33の図(c))
図34に示す本発明の実施例28に示す携帯ストラップの形成取付方法は、ストラップ本体40の一方の側に携帯ストラップ用取付物品40を紐通し結び目形成作業により取り付け、紐通し取り付け孔Bにストラップ本体4の他方の側を通して携帯品孔紐通し状態とし、他方の側に携帯ストラップ用取付物品190を紐通し結び目形成作業により取り付ける。(図34の図(b))
結び目52を携帯ストラップ用取付物品40、210の結び目入り孔49、192に引き込み隠して携帯ストラップ221を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ221の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図34の図(c))
図35に示す本発明の実施例29に示す携帯ストラップの形成取付方法は、ストラップ本体40の一方の側に携帯ストラップ用取付物品85を紐通し結び目形成作業により取り付け、紐通し取り付け孔Bにストラップ本体4の他方の側を通して携帯品孔紐通し状態とし、他方の側に携帯ストラップ用取付物品184aを通し結び目52aを作り、次に携帯ストラップ用取付物品184bを通し結び目52bを作り、次に携帯ストラップ用取付物品184cを通し結び目52cを作りという紐通し結び目形成作業により取り付ける。(図35の図(b))
結び目52a、52b、52cを携帯ストラップ用取付物品184a、184b、184c結び目入り孔49、192に引き込み隠し、結び目52を携帯ストラップ用取付物品85の結び目入り孔90に引き込み隠して携帯ストラップ222を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ222の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図35の図(c))
図36に示す本発明の実施例30に示す携帯ストラップの形成取付方法は、ストラップ本体40の一方の側を紐通し取り付け孔Bに通して携帯品孔紐通し状態とし、その一方の側ないし他方の側をリング223に通しさらに紐通し取り付け孔Bに通し、その通しを3〜4重巻程度にして最後の巻を交差(1回縛り)させて締めた重巻部位224を形成し、該重ね巻部位224によってリング223を紐通し孔付き携帯品3に当接固定状態にする。(図36の図(b))
一方の側に携帯ストラップ用取付物品184aを通し結び目52a(図示せず省略)を作り、他方の側に携帯ストラップ用取付物品184bを通し結び目52bを作りという紐通し結び目形成作業により取り付け、結び目52a、52b、携帯ストラップ用取付物品184a、184bの結び目入り孔192に引き込み隠して携帯ストラップ225を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ225の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図36の図(c))
リング223には他の携帯ストラップあるいは飾りを吊り下げることができる。
図37に示す本発明の実施例31に示す携帯ストラップの形成取付方法は、ストラップ本体40の一方の側を紐通し取り付け孔Bに通して携帯品孔紐通し状態とし、その一方の側に紐通し結び目形成作業により一方の携帯のストラップ用取付物品40を取り付け通し結び目52を作り、他方の側を飾り226のヒートン金具227に通し、該他方の側に紐通し結び目形成作業により他方の携帯ストラップ用取付物品40を取り付けを通し結び目52を作り、結び目52を携帯ストラップ用取付物品40、40の結び目入り孔49に引き込み隠して携帯ストラップ22228を完成(形成)させるとともに、該完成(形成)がそのまま該携帯ストラップ228の紐通し孔付き携帯品3への取り付け完了となる。(図37の図(c))
図38に示す本発明の実施例31に示す携帯ストラップの形成取付方法において、前記実施例24と主に異なる点は、潜らせループを形成せず、ストラップ本体4一方の側を紐通し取付け孔に通し3〜4通し回しての重巻部位224を形成し、最後の巻を一方の側と他方の側を交差させた(1回縛り)形態で携帯品孔紐通し状態とした携帯ストラップ229を形成した点にある。
図39に示す本発明の実施例33において、230は携帯品取付物品であり、235は携帯品取付物品である。
携帯品取付物品230は、
略板形態の取付物品本体231と、
この取付物品本体231の一方の側面から他方の側面に向けて貫通されたストラップ本体4(紐)の1回結び目である結び目52が入る開口孔径の結び目入り孔232と、
この結び目入り孔232に取付物品本体231の側面から略T字形の交差形態で連絡し、前記ストラップ本体4(紐)は通るが前記結び目52は通らない開口孔径の結び目止め孔233a、233bとからなっている。
結び目止め孔233a、233bと2箇所設けられているので、例えば、ループ紐を形成するときに、その両端の先端結び目は結び目入り孔に入り隠れた景観となるので、見た目のよいループを形成できるという効果を奏する。
携帯品取付物品235は、
略板形態の取付物品本体234と、
この取付物品本体234の一方の側面から他方の側面に向けて貫通されたストラップ本体4(紐)の1回結び目である結び目52が入る開口孔径の結び目入り孔232と、
この結び目入り孔232に取付物品本体234の側面から略T字形の交差形態で連絡し、前記ストラップ本体4(紐)が2本通るが前記結び目52は通らない開口孔径の結び目止め孔235とからなっている。
結び目止め孔は一つでストラップ本体4(紐)が1本しか通らない開口孔径でもよい。
<付記>
<技術分野>
付記の発明は、紐通し取付孔を有する携帯電話あるいは該携帯電話の携帯ケースである紐通し孔付き携帯品に、細紐(ストラップ本体)を前記紐通し取付孔に通し取り付ける携帯ストラップに使用する携帯ストラップ用取付物品を除く、紐に取り付けるエンドストパーである取付物品に関する。
<従来技術>
従来の紐のエンドストッパー(取付物品)として、ヒンジ部と、このヒンジ部の一方の側に設けられた、一方の係合部本体、この一方の係止本体に形成された紐が嵌る一方の溝、この一方の溝内に突出された紐を押さえ付ける一方の鋸刃状部とからなる一方の係合部と、前記ヒンジ部の他方の側に設けられた、他方の係合部本体、この他方の係合部本体に形成された紐が嵌る他方の溝、この他方の溝内に突出された紐を押さえ付ける他方の鋸刃状部とからなる他方の係合部と、前記一方の係合部に設けられた一方の嵌合部と、この一方の嵌合部に嵌め殺し形態で嵌合する前記他方の係合部に設けられた他方の嵌合部とからなるとともに、
紐の先端を一方の係合部と他方の係合部とで紐を抜けないように噛み押さえ挟持した状態で嵌め殺し固定状態にする取付物品(エンドストッパー)が知られている。(例えば特許文献1)
<特許文献1>特開平10-174607号公報
<比特許文献>特になし
<解決しようとする課題>
上述した従来技術は次に述べるような欠点を有するものであった。
(1)嵌め殺し固定するものであったので、容易に取り外すことができない、外した場合は嵌合機能が失われたり、弱くなるものであったので、繰り返しの使用ないし数回の繰り返しの使用後は使用できなくなるという欠点を有するものであった。
(2)取付後は、紐の長さを短くすることができ難いという欠点を有するものであった。
<付記の発明の効果>
[付記1]
取付物品本体と、
この取付物品本体の一方の側面から他方の側面に向けて貫通された紐の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
この結び目入り孔に略T字形の交差形態で該結び目入り孔に連絡された、前記紐は通るが前記結び目は通らない開口孔径の結び目止め孔とからなることを特徴とする取付物品であるので、次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
紐を切断して結び目入り孔に棒を付き入れ結び目を簡単容易に取り出すことができるので、何回でも使用することができるという効果を奏する。
また、紐に取付後に紐が長い場合には、結び目を出し好みの長さとなる位置に新たな結び目を作り、余分な紐部位を切断し新たな結び目を結び目入り孔に引き込むことにより隠し、好みの紐の長さに簡単容易にできるという効果を奏する。
[付記2]
結び目止め孔が2箇所ないし紐が2本通る開口孔形態であることを特徴とする付記1に記載の取付物品であるので、付記1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、例えば、ループ紐を形成するときに、その両端の先端結び目は結び目入り孔に入り隠れた景観となるので、見た目のよい紐ループを形成できるという効果を奏する。
[付記3]
取付物品本体が略板状形態であり、結び目止め孔が前記取付物品本体の側面部位から結び目入り孔に交差形態で連絡されたことを特徴とする付記1、2のいずれかに記載の取付物品であるので、付記1、2のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、取付物品が垂れ下がった状態では、結び目止め孔のある側面が常に上になり、結び目入り孔の両開口は横に位置することになるので、常に取付物品本体の板状面が正面を向くことを実現するという効果を奏する。
これにより、正面を向く板状面に模様、絵柄、ロゴなどを印刷、凸凹で表現したものにして、露出された状態では看者にそれが常に見えるようにできる。
[付記4]結び目入り孔への結び目止め孔の連絡形態が略T字形の交差形態であることを特徴とする付記1〜3に記載の取付物品であるので、このような構成としても付記1〜3に記載の発明と同様な効果を奏する。
<実施の形態>
付記の発明の実施例は、前記した各実施例の携帯ストラップ用取付物品を取付物品に置き換え、ストラップ本体4を紐4に置き換えて説明することができる。紐4は紐通し孔付き携帯品3の紐通し取り付け孔Bを通らない太さ、一般的には使用されない太さのものであり、例えば1.5mm以上の太さのものである。
付記発明Bは以上のような従来技術の欠点に鑑み、主に携帯電話、スマートホンなどの携帯電子機器、該携帯電子機器の携帯ケースなどの携帯品で、ストラップ本体を通して取り付けるための紐通し孔を有する紐通し孔付き携帯品にストラップを取り付ける紐通し孔付き携帯品へのストラップの取付方法において、携帯ストラップの使用者が身近にある鋏、爪切り、カッターなどの切断手段と使用者自信の極めて簡単容易な手作業とによって、携帯ストラップの形成および取り付けが同時に行えるとともに、ストラップ本体の長さを好みの長さにすることを可能とし、前記切断手段と別体のストラップ本体があればストラップの飾りや潜らせストッパーを多様な他の飾りや潜らせストッパーと組み合わせて、異なるストラップを形成してストラップを形成しながら取り付けることを簡単容易にできことを可能とする携帯ストラップの形成取付方法、携帯ストラップ用取付物品、携帯ストラップ並びに携帯ストラップの使用方法を提供することを第1の目的としている。
また、付記発明Bは、上記第1の目的を実現するとともに、紐通し孔付き携帯品に当接状態にあって、看者に向くその正面が紐通し孔の無いことで見た目に違和感の無い形態の携帯ストラップ用取付物品を提供することを目的としている。
ストラップ本体の結び目によって抜けなくしての取り付け形態を実現するとともに、紐通し孔付き携帯品に密着あるいは当接した状態において正面に紐通し孔の開口が位置しない、見えないないし見えにくい携帯ストラップ用取付物品、ストラップキット、ストラップおよびストラップの使用方法を提供することを第1の目的としている。
また、付記発明Bの第2の目的は、ストラップ本体(紐)が切断予兆部が生じたら、その切断予兆部を解消して使用し続けることを可能とする携帯ストラップ用取付物品、ストラップキット、ストラップおよびストラップの使用方法を提供することを目的としている。
<付記B1記載の発明の効果>
携帯ストラップを取り付けるための紐通し孔を備えた主に携帯電話、携帯スマートホン、携帯デジタルカメラなどの携帯電子機器ないし該携帯電子機器の携帯ケースなどの紐通し孔付き携帯品に、携帯ストラップを形成しながら同時に取り付けも実現する携帯ストラップの形成取付方法であって、
前記紐通し孔を通らない形態の第1の取付物品本体に前記ストラップ本体の結び目が入る開口孔径の第1の結び目入り孔を設け、前記第1の結び目入り孔に連絡した前記ストラップ本体は通るが前記結び目が通らない開口孔径の第1の結び目止め孔を設けてなる第1の携帯ストラップ用取付物品、
前記紐通し孔を通らない形態の第2の取付物品本体に前記ストラップ本体の結び目が入る開口孔径の第2の結び目入り孔を設け、前記第2の結び目入り孔に連絡した前記ストラップ本体は通るが前記結び目が通らない開口孔径の第2の結び目止め孔を設けてなる第2の携帯ストラップ用取付物品、
前記ストラップ本体を前記紐通し孔に通した携帯品孔紐通し状態とし、
前記ストラップ本体の一方の側を前記第1の結び目止め孔から入れ前記第1の結び目入り孔から出して、該第1の結び目入り孔から出た部位で第1の結び目を形成し、この第1の結び目を前記第1の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の一方の側に前記第1の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第1の物品取り付け状態を形成し、前記ストラップ本体の他方の側を前記第2の結び目止め孔から入れ前記第2の結び目入り孔から出してその出た部位で第2の結び目を形成し、この第2の結び目を前記第2の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の他方の側に前記第2の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第2の物品取り付け状態の形成によって、携帯ストラップの形成と該携帯ストラップの前記紐通し孔付き携帯品への取り付けを実現するとともに、
前記ストラップ本体を鋏、爪切り、カッターナイフなどの身近な切断手段で前記前記紐通し孔付き携帯品の使用者自身が切断して、前記紐通し孔付き携帯品から前記携帯ストラップを取り外し、前記第1の結び目入り孔に入っている第1の結び目および前記第2の結び目入り孔に入っている第2の結び目を取り出し、
新たなストラップ本体、前記第1の携帯ストラップ用取付物品および前記第2の携帯ストラップ用取付物品とによる、前記新たなストラップ本体、前記第1の携帯ストラップ用取付物品および前記結び目が入る開口孔径の第3の結び目入り孔とこの第3の結び目入り孔に連絡した前記結び目が通らない開口孔径の第3の紐通し孔とからなる第3の携帯ストラップ用取付物品とによる、あるいは新たなストラップ本体、前記第2の携帯ストラップ用取付物品および前記第3の携帯ストラップ用取付物品とによる、新たな携帯ストラップの形成と前記紐通し孔付き携帯品への取り付けを同時に可能としたことを特徴とした携帯ストラップの形成取付方法であるので次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
(1)携帯ストラップの使用者自身の身近な切断手段とストラップ本体に結び目を作るという簡単容易な手作業だけによって、ストラップ本体を紐通し孔付き携帯品に紐通し孔に通した携帯品孔紐通し状態とし(通し方は、1本そのまま通す、下り合わせて通し出た部位の潜らせループを広げそれに二股となった2本紐部位を通すなどがある。)、前記ストラップ本体の一方の側を前記第1の結び目止め孔から入れ前記第1の結び目入り孔から出して、該第1の結び目入り孔から出た部位で第1の結び目を形成し、この第1の結び目を前記第1の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の一方の側に前記第1の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第1の物品取り付け状態を形成し、前記ストラップ本体の他方の側を前記第2の結び目止め孔から入れ前記第2の結び目入り孔から出してその出た部位で第2の結び目を形成し、この第2の結び目を前記第2の結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体の他方の側に前記第2の携帯ストラップ用取付物品を取り付けた第2の物品取り付け状態の形成によって、携帯ストラップの形成と該携帯ストラップの前記紐通し孔付き携帯品への取り付けを実現するものであるので、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって、携帯ストラップの形成と該携帯ストラップの紐通し孔付き携帯品の取り付けをその携帯ストラップの形成作業によって同時に実現するという効果を奏する。
さらに、ストラップ本体の切断による携帯ストラップの取り外し、結び目の携帯ストラップ用取付物品からの取り外し除去(針金クリップを伸ばしたもの、細い針金、縫い針、マッチ棒や爪楊枝を細くしたものなどで押し出す)し、そのストラップ本体ないし新たなストラップ本体に他の携帯ストラップ用取付物品と組み合わせたり、ストラップ本体の長さを変えての新たな携帯ストラップを形成することも、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって実現するという効果を奏する。
(2)上記携帯ストラップ作成作業においては、ストラップ本体の長さは、切断によってあるいは結び目の形成位置によって、その長さを好みの長さにすることができるものであり、最初は長めにしておいて、携帯品に取り付けてその長さを見て、長いようであったら、結び目をほどくか、切断して、異なる位置に結び目を形成して、好みのストラップ本体の長さの携帯ストラップを実現するという効果を奏する。
(3)店先に、形態、色などが異なる多数の種類の携帯ストラップ用取付物品を置き、多様な色と長さのストラップ本体を別体で置き、購入者が好みの携帯ストラップ用取付物品を求め、好みのストラップ本体を求め、購入者やそれを貰うなどした者が好みのストラップの長さで、好みの携帯ストラップ用取付物品の組み合わせで、ストラップ本体の紐通し孔付き携帯品の紐通し孔への好みの通し方で通し、携帯ストラップ用取付物品を取り付けることによって、携帯ストラップ使用者が好みの携帯ストラップを、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業で、形成と取り付けを同時に実現できるというような、販売方法を実現するという効果を奏する。
店先に、鋏、爪切り、針金クリップなどを置くことにより、購入後にその場で即に携帯ストラップの作成取り付けを実現させることも可能とする。
(4)また、紐であるストラップ本体の紐通し孔付き携帯品の紐通し孔への通し方は、1本通し取り付け、折り畳通し潜らせループ潜らせ取り付け、1本通し複数巻通し取り付けなど多様な取り付け形態があるが、例えば、1本通し複数巻通し取り付けでリングにもストラップ本体を同時に2〜4回の複数巻とし最後を紐同士を交差させたて通すことによって、リングを携帯品に密着固定した取り付け形態を実現することもできる。
このリングに、いくつもの携帯ストラップを取り付けることが可能となる。
本発明は、携帯ストラップの形成(作成)が作業そのものが、紐通し孔付き携帯品への該携帯ストラップの取付の取付操作であり、携帯ストラップの形成が紐通し孔付き携帯品への携帯ストラップの取付完了とするところを、発明の技術的思想としているところにあるものである。

<付記B2記載の発明の効果>
ストラップ本体に第1の携帯ストラップ用取付物品あるいは第2の携帯ストラップ用取付物品のいずれか一方を取り付けた状態にしてから携帯品孔紐通し状態として、前記第2の携帯ストラップ用取付物品あるいは前記第1の携帯ストラップ用取付物品の取り付けていない方を取り付けることを特徴とする付記B1記載の携帯ストラップの形成取付方法であるので、このようにしても付記B1記載の発明と同様な効果を奏する。

<付記B3記載の発明の効果>
携帯ストラップを取り付けるための紐通し孔を備えた主に携帯電話、携帯スマートホン、携帯デジタルカメラなどの紐通し孔付き携帯品の、前記紐通し孔に通る太さであるストラップ本体、このストラップ本体に取り付けられて該ストラップ本体とで携帯ストラップを形成する携帯ストラップ用取付物品であって、
前記紐通し孔を通らない形態の取付物品本体に前記ストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔を設け、前記結び目入り孔に連絡した前記ストラップ本体は通るが前記結び目が通らない開口孔径の結び目止め孔を設けてなるとともに、
前記ストラップ本体の端を前記結び目止め孔から入れ前記結び目入り孔から出してその出た部位で前記結び目を形成し、この結び目を前記結び目入り孔内に引き込み入れて、前記ストラップ本体に前記携帯ストラップ用物品を取り付けて携帯ストラップを形成することができ、かつ、前記ストラップ本体を鋏、爪切り、カッターナイフなどの携帯ストラップ使用者身近な切断手段で前記前記紐通し孔付き携帯品の使用者自身が切断して、結び目入り孔に入っている結び目を取り出し、新たなストラップ本体および前記携帯ストラップ用物品によって新たな携帯ストラップの形成を可能としたことを特徴とする携帯ストラップ用取付物品であるので次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
付記B1記載の携帯ストラップ用取付物品と同様な構成であるので、付記B1記載の発明の携帯ストラップの形成取付方法を実現するという効果を奏する。

<付記B4記載の発明の効果>
紐通し孔の開口孔径が略1.5mm程度以下であることを特徴とする付記B2記載の携帯ストラップ用取付物品である。
付記B1記載の携帯ストラップ用取付物品と同様な構成であるので、付記B1記載の発明の携帯ストラップの形成取付方法を実現するという効果を奏する。

<付記B5に記載の発明の効果>
取付物品本体と、
この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
前記物品当接可能箇所側から前記結び目入り孔に交差形態で連絡されかつ前記正面部位には非貫通とされた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品である。
すなわち、結び目入り孔、結び目止め孔を通されたストラップ本体の結び目入り孔側の先端に結び目を作り、結び目止め孔からストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込む。結び目は結び目止め孔部位で止まり取り付けは完了する。
「紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所」には、直接当接する形態、ストラップ本体を間に挟んで当接する形態をその技術的範疇に含むものである。
「結び目入り孔」、「結び目止め孔」の形態には溝形態もその技術的範疇に含むものである。
「ストラップ本体」には、組紐、釣り糸などに使用されるテグス、合成樹脂製紐、ゴム製紐、編組編み紐など多様なものがある。

正面部位には孔は存在しないので、孔の開口および結び目が正面からは見える紐がない。これによって、動物の顔、マークなどのアクセント要素を正面に施してその面が正面を向く違和感のなく、むしろアクセント、飾り、広告効果などをもたらす携帯ストラップ用取付物品を実現するという効果を奏する。
また、結び目入り孔、結び目止め孔にストラップ本体を通し、結び目入り孔側のストラップ本体部位に結び目を形成して、当接開口側にストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔内に引き込むという操作だけで簡単に取り付けることができるとともに、紐であるストラップ本体は携帯ストラップ使用者の身近にある爪切り、鋏、カッターなどの身近な切断手段で切断し携帯ストラップ用取付物品を取り外して、他の携帯ストラップ用取付物品に該ストラップ本体を通し結び目を形成し取り付け替えることも使用者が簡単容易に行える、またストラップ本体を別の長さやカラーのものに取り替えることも身近な切断手段と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業に行えるという効果を奏する。
また、ストラップ本体(紐)に切断予兆部が生じたら、切断予兆部以来を切り離し、携帯ストラップ用取付物品の結び目入り孔内に残っている結び目を、細い棒部材(針金クリップを伸ばしたものや、針、爪楊枝をカッター等で細くしたものなど)を結び目入り孔に挿入して結び目を出し、次に、結び目止め孔から切断したストラップ本体を挿入して結び目を入り孔から外に出して出した部位を形成し、この出した部位に結び目を形成し、余分な部分を切り取り、ストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込んで新たな連結形態を実現するという、使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって、切断予兆部の無いストラップ本体と携帯ストラップ用取付物品の連結形態とした携帯ストラップを再生できるという効果を奏する。
また、ストラップ本体を長尺(好ましくは20cm以上、より好ましくは30cm以上)のものにして、携帯ストラップ用取付物品をストラップ本体に取りつけないで添付形態で、あるいは、結び目止め孔および結び目入り孔にストラップ本体を通し該結び目入り孔から出した孔通し形態で提供し、使用者のストラップ本体の好みの長さとするための、身近な切断手段によるストラップ本体の切断と、その後の結び目の形成という使用者自信の極めて簡単容易な手作業によって、好みの長さのストラップ本体としたトラップを素早く作成できることを可能にするという効果を奏する。
また、ストラップ本体を切断して携帯ストラップ用取付物品を切り離し、携帯ストラップ用取付物品を保管するなどして、他の非ループの一本紐のストラップ本体に取り付けて、ストラップを形成できるという効果を奏する。
また、結び目入り孔が貫通孔であれば、従来のビーズ、数珠玉などの紐通し孔付飾り品と同様に、紐や鎖を結び目入り孔に通した携帯ストラップ用取付物品を多数個取付、ブレスレット、ネックレスなどの飾り部品として使用できるとともに、結び目入り孔から結び目止め孔に紐を通して多数個の携帯ストラップ用取付物品を通した形態でのブレスレット、ネックレスの飾り部品としてもしようでき、また、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングのゴム通し横穴付飾りなどの飾り部品としても使用できる。というより、ビーズ、数珠玉、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングのゴム通し横穴付飾りなどの飾り部品の糸通し孔、ゴム通し孔を結び目入り孔とし、該結び目入り孔に交差する方向から結び目止め孔を形成してなる結び目止め孔付き飾り(=結び目止め孔付きの携帯ストラップ用取付物品)とできるものであり、しかして、ブレスレット、ネックレス、糸通し横穴付ボタン、ヘアーゴムリングとして購入したものから結び目止め孔付飾りを外し、その結び目止め孔にストラップ本体を通し結び目を形成することによって携帯ストラップ用取付物品付のストラップを簡単に製作できるという効果を奏する。

<付記B6に記載の発明の効果>
取付物品本体と、
この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
この結び目入り孔を延長するようにあけられた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔と、
前記結び目止め孔から出た前記ストラップ本体を前記正面部位とは反対向きに折曲可能とするストラップ本体折曲開放部とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品である。
すなわち、結び目入り孔、結び目止め孔を通されたストラップ本体の結び目入り孔側の先端に結び目を作り、結び止め孔側ないしストラップ本体折曲開放部側からストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込む。結び目は結び目止め孔部位で止まり取り付けは完了する。
付記B5に記載の発明と同様な効果を奏する。

<付記B7に記載の発明の効果>
結び目入り孔が正面部位面に開口を有する溝形態であり、前記正面部位面が飾り部材に接着、融着、溶着、嵌合などによって接合する接合面であることを特徴とする付記B5、6のいずれか1項に記載の携帯ストラップ用取付物品であるので、飾り部材に接合されて付記B5、6のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、結び目入り孔が開口を正面部位面にした溝形態であるので、合成樹脂製部材の射出成形、プレス成形などの成型において、上型と下型のみの簡単な金型構成で形成できるという効果を奏する。
また、単なる側面全面塞ぎ形態(溝開口が無い塞ぎ形態)の孔のものより、取付物品本体の厚みを薄くできる。

<付記B8に記載の発明の効果>
紐通し孔付き携帯品の紐通し孔に折られ合わせ状態で通されて、通し出された側に潜らせループを形成する紐からなるストラップ本体と、
一方の結び目が入る開口孔径の一方の結び目入り孔と、この一方の結び目入り孔に交差方向から連絡された前記一方の結び目が通らない開口孔径の一方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が前記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通され出た部位で前記一方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の一方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された、前記潜らせループに潜らせて前記紐通し孔付き携帯品側に取り付け可能とされた第1の携帯ストラップ用取付物品と、
他方の結び目が入る開口孔径の他方の結び目入り孔、この他方の結び目入り孔に連絡された前記他方の結び目が通らない開口孔径の他方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が通され前記他方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の他方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された第2の携帯ストラップ用取付物品とからなるとともに、
前記一方の結び目入り孔および前記一方の結び目止め孔に通されかつ前記一方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の一方を前記第1の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の一方を切断し、前記一方の結び目入り孔内にある前記一方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通し出して一方の出した部分を形成し、この一方の出した部分に前記一方の結び目を形成して、前記一方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記一方の結び目を前記一方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第1の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能とし、
前記他方の結び目入り孔および前記他方の結び目止め孔に通されかつ前記他方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の他方を前記第2の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の他方を切断し、前記他方の結び目入り孔内にある前記他方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記他方の結び目止め孔から前記他方の結び目入り孔に通し出して他方の出した部分を形成し、この他方の出した部分に前記他方の結び目を形成して、前記他方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記他方の結び目を前記他方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第2の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能としてなることを特徴とする携帯ストラップである。

ストラップ本体(紐)の切断予兆部が生じたら、切断予兆部以来を切り離し、第1の携帯第1のストラップ用取付物品の結び目入り孔内に残っている結び目を、細棒を結び目入り孔に挿入して結び目を出しておいて、次に、結び目止め孔からストラップ本体の切断した部位側を挿入して結び目を入り孔から外に出して出した部位を形成し、この出した部位に結び目を形成し、余分な部分を切り落とし、ストラップ本体を引っ張って結び目を結び目入り孔に引き込んで新たな連結形態とし、切断予兆部の無いストラップ本体と第1の携帯ストラップ用取付物品の連結形態を再生できることを、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業により実現するという効果を奏する。
また、潜らせループを形成し締め付けいる部位を緩めストラップ本体を移動させることができるものであるので、ストラップ本体の一方の側に設けた第1の携帯ストラップ用取付物品の位置と、ストラップ本体の他方の側に設けた第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)の位置とを調節して、すなわち、紐通し孔付き携帯品(例えば携帯電話)から、それぞれのストラップ本体の長さを好みの長さに調節して使用できるという効果を奏する。
しかして、例えばズボンのポケットに携帯電話を納めた携行態様では、ズボンのポケットの深さに対応させて、第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)のポケットからの外への垂れ下がり位置を好みの位置や使用感のよい最適な位置にできる。
あるいは、腰ベルトに根付け態様で支持させるなど、携帯電話から第2の携帯ストラップ用取付物品までのストラップ本体の長さを調節することができる。
また、ショルダーバックに携帯電話を納め、第2の携帯ストラップ用取付物品(例えばマスコット飾り)を外に出し下げておく。それは、ショルダーバックの深さ、携帯電話の収納位置などに自在に対応させて、携帯電話から第2の携帯ストラップ用取付物品までのストラップ本体の長さを好みのものに、素早く容易に調節することができる。

<付記B9に記載の発明の効果>
携帯ストラップ用取付物品に替えて、ストラップ本体の一方に取り付けられる紐通し止め孔付き物品が設けられないし添付されてなるとともに、前記一方に取り付けられる紐通し止め孔付き物品および前記ストラップ本体の他方に取り付けられる紐通し止め孔付き物品のいずれもが潜らせループを潜らせることのできる形態である、前記一方に取り付けられる紐通し止め孔付き物品の形態および前記ストラップ本体の他方に取り付けられる紐通し止め孔付き物品の形態が前記潜らせループを同時に潜らせることができる形態である、あるいはいずれか一方が潜らせループを潜らせることのできる形態であることを特徴とする付記B7に記載の携帯ストラップである。

付記B8に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、第2の携帯ストラップ用取付物品と第3の携帯ストラップ用取付物品という、他方の結び目が入る開口孔径の他方の結び目入り孔、この他方の結び目入り孔に連絡された前記他方の結び目が通らない開口孔径の他方の結び目止め孔とを有する、2つの携帯ストラップ用取付物品を下げることができ、その位置およびそれぞれのストラップ本体長さを好みの長さに調節して使用できることを、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業により実現するという効果を奏する。

<付記B10に記載の発明の効果>
付記B5〜7のいずれか1項に記載の携帯ストラップ用取付物品と両端に何も取り付けていない単なるストラップ本体が分離形態で、あるいは、携帯ストラップ用取付物品が前記ストラップ本体の一方の側に取り付けられた取付形態で提供形態される特徴とする携帯ストラップであるので、付記B4、6のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、使用者がストラップ本体の長さを好みの長さにしたストラップ本体を鋏、爪切り、カッターなどで簡単に製作でき、かつ、他方の側に好みの飾り部材(例えば付記B4に記載の「紐通し止め孔付き物品」)を、孔に通し結び目を作るだけで簡単に取り付けて携帯ストラップを製作できるという効果を奏する。

<付記B11に記載の発明の効果>
非ループ形態で使用する紐からなるストラップ本体と、このストラップ本体を結び形成した結び目を通す径の結び目入り孔、この結び目入り孔に該結び目入り孔とは異なる方向から連絡された前記結び目が通らない径の結び目止め孔とを備えてなる携帯ストラップ用取付物品とからなる携帯ストラップにおいて、
前記ストラップ本体に切断予兆部が生じたら、その切断予兆部の無い箇所で切り離し、前記結び目入り孔内に残っている前記結び目を取り出し、前記ストラップ本体を前記結び目止め孔から前記結び目入り孔に通し出して出した部分を形成し、その出した部分に新たな結び目を形成し、この新たな結び目を前記結び目入り孔内に引き込んで、前記ストラップ本体と前記携帯ストラップ用取付物品との新たな連結を可能とすることを特徴とする携帯ストラップの使用方法である。
すなわち、
ストラップ本体が切れる予兆が生じたら、不良箇所は切り捨て、結び目は取り出し、不良箇所を取り除いたストラップ本体を、結び目止め孔から結び目入り孔に通し出して出した部分を形成し、その出した部分に新たな結び目を形成し、この新たな結び目を前記結び目入り孔内に引き込んで、前記ストラップ本体と携帯ストラップ用取付物品との新たな連結を実現するということを、身近な切断手段による切断と結び目を作るという使用者自信の極めて簡単容易な手作業で実現するという効果を奏する。
本発明は、主に紐通し孔を有する携帯電話などの紐通し孔付き携帯品に取り付けるストラップを製造する産業で利用される。
B:紐通し取付け孔、
2:物品、
3:紐通し孔付き携帯品、
4:ストラップ本体、
5:ストラップ、
39:他方の開口部、
40:携帯ストラップ用取付物品、
41:取付物品本体、
42:開口形成段差面、
43:一方の開口部、
44:他方の開口部、
45:紐通し孔、
46:ストラップ本体折曲開放部底面部位、
47:ストラップ本体折曲開放部、
48:ストラップ止め突起、
49:結び目入り孔、
50:結び目止め孔、
51:進入阻止段差部、
52、52a、52b:結び目、
53:物品当接可能箇所、
54:非正面部位、
55:携帯ストラップ用取付物品、
57:携帯ストラップ用取付物品、
58:取付物品本体、
59:開口形成段差面、
60:ストラップ本体折曲開放部底面部位、
61:ストラップ本体折曲開放部、
63:紐通し溝、
64:携帯ストラップ用取付物品、
65:ストラップ本体出し開口、
66:正面部位、
67:取付物品本体、
68:携帯ストラップ用取付物品、
70:ストラップ本体折曲開放部、
72:ストラップ本体折曲開放部、
73:携帯ストラップ用取付物品、
75:携帯ストラップ用取付物品、
76:結び目止め孔、
77:紐通し孔、
85:携帯ストラップ用取付物品、
86:取付物品本体、
87:正面部位、
88:物品当接可能箇所、
89:非正面部位、
90:結び目入り孔、
91:結び目止め孔、
93:結び目止め孔、
94:結び目入り孔、
95:携帯ストラップ用取付物品、
96:取付物品本体、
97:結び目止め孔、
98:潜らせループ、
99:一方の出した部位、
100:ストラップ、
110:ストラップ、
111:ストラップ本体、
112:ストラップ、
114:携帯ストラップ用取付物品、
115:取付物品本体、
116:正面部位、
117:物品当接可能箇所、
118:非正面部位、
119:結び目入り孔、
120:結び目止め孔、
122:ロゴ、
123a、123b:突出部、
124:ストラップ、
126:携帯ストラップ用取付物品、
127:取付物品本体、
128:正面部位、
129:物品当接可能箇所、
130:非正面部位、
131:結び目入り孔、
132:結び目止め孔、
134:リング、
135:紐通し孔付き携帯品、
137:携帯ストラップ用取付物品、
138:結び目入り孔、
139:物品当接可能箇所、
140:結び目止め孔、
141:取付物品本体、
142:盛り上がり部、
143a、143b:非正面部位、
144:携帯ストラップ用取付物品、
145:取付物品本体、
146:盛り上がり部、
147:結び目入り孔、
148:物品当接可能箇所、
149:結び目止め孔、
150a、150b:非正面部位、
151:携帯ストラップ用取付物品、
152:物品当接可能箇所、
153:取付物品本体、
154a、154b:非正面部位、
155:結び目入り孔、
156:結び目止め孔、
157:携帯ストラップ用取付物品、
158:取付物品本体、
159:非正面部位、
160:結び目入り孔、
161:結び目止め孔、
162a、162b:結び目入り孔開口、
163:正面部位、
164:結び目入り孔、
165:物品当接可能箇所、
166:携帯ストラップ用取付物品、
168:携帯ストラップ用取付物品、
169:取付物品本体、
170:飾り部材、
172:携帯ストラップ用取付物品、
173:取付物品本体、
174:物品当接可能箇所、
175:結び目止め孔、
176:携帯ストラップ用取付物品、
177:背面、
178:ストラップ本体折曲開放部。
180:携帯ストラップ用取付物品、
181:取付物品本体、
182:結び目止め孔、
184、184a〜184c:携帯ストラップ用取付物品、
185:取付物品本体、
186:結び目入り孔、
187:紐通り孔、
188:結び目止め孔、
189:結び目止め体、
190:携帯ストラップ用取付物品、
191:取付物品本体、
192:結び目入り孔、
193:結び目止め孔、
195:携帯ストラップ用取付物品、
196:携帯ストラップ用取付物品、
197:取付物品本体、
199:携帯ストラップ用取付物品、
200:取付物品本体、
201:紐吊り部、
202:携帯ストラップ用取付物品、
203:紐吊り部、
204:携帯ストラップ用取付物品、
205:取付物品本体、
206:紐吊り部、
208:携帯ストラップ用取付物品、
209:取付物品本体、
210:携帯ストラップ用取付物品、
211:取付物品本体、
213:携帯ストラップ、
215:携帯ストラップ、
216:携帯ストラップ、
217:ビーズ、
218:摩擦移動ストッパー、
219:携帯ストラップ、
220:携帯ストラップ、
221:携帯ストラップ、
222:携帯ストラップ、
223:リング、
224:重巻部位、
225:携帯ストラップ、
226:飾り、
227:ヒートン、
228:携帯ストラップ、
229:携帯ストラップ、
230:携帯品取付物品、
231:取付物品本体、
232:結び目入り孔、
233a、233b:結び目止め孔、
234:取付物品本体、
235:結び目止め孔、
236:携帯品取付物品。

Claims (5)

  1. 取付物品本体と、
    この取付物品本体の一方の側面から他方の側面に向けて貫通された、紐の結び目が入る結び目入り孔と、
    この結び目入り孔に交差形態で連絡された、前記紐は通るが前記結び目は通らない結び目止め孔とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品。
  2. 取付物品本体と、
    この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
    前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
    前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
    この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
    前記物品当接可能箇所側から前記結び目入り孔に交差形態で連絡されかつ前記正面部位には非貫通とされた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品。
  3. 取付物品本体と、
    この取付物品本体の紐通し孔付き携帯品に取り付けられた取付状態では看者から見て正面向きとなる正面部位と、
    前記取付物品本体の前記正面部位の反対面に形成された前記紐通し孔付き携帯品に当接可能箇所である物品当接可能箇所と、
    前記取付物品本体の前記正面部位と前記物品当接可能箇所との間に位置する非正面部位と、
    この非正面部位から対向側非正面部位に向けてあけられた、通されたストラップ本体の結び目が入る開口孔径の結び目入り孔と、
    この結び目入り孔を延長するようにあけられた、前記ストラップ本体を通しかつ前記結び目を通さない開口孔径の結び目止め孔と、
    前記結び目止め孔から出た前記ストラップ本体を前記正面部位とは反対向きに折曲可能とするストラップ本体折曲開放部とからなることを特徴とする携帯ストラップ用取付物品。
  4. 結び目入り孔が正面部位面に開口を有する溝形態であり、前記正面部位面が飾り部材に接着、融着、溶着、嵌合などによって接合する接合面であることを特徴とする請求項5、6のいずれか1項に記載の携帯ストラップ用取付物品。
  5. 紐通し孔付き携帯品の紐通し孔に折られ合わせ状態で通されて、通し出された側に潜らせループを形成する紐からなるストラップ本体と、
    一方の結び目が入る開口孔径の一方の結び目入り孔と、この一方の結び目入り孔に交差方向から連絡された前記一方の結び目が通らない開口孔径の一方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が前記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通され出た部位で前記一方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の一方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された、前記潜らせループに潜らせて前記紐通し孔付き携帯品側に取り付け可能とされた第1の携帯ストラップ用取付物品と、
    他方の結び目が入る開口孔径の他方の結び目入り孔、この他方の結び目入り孔に連絡された前記他方の結び目が通らない開口孔径の他方の結び目止め孔とを有し、前記ストラップ本体が通され前記他方の結び目が形成された形態で、前記ストラップ本体の他方側に取り付けられたないし非取り付け状態で該ストラップ本体と一緒に提供された第2の携帯ストラップ用取付物品とからなるとともに、
    前記一方の結び目入り孔および前記一方の結び目止め孔に通されかつ前記一方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の一方を前記第1の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の一方を切断し、前記一方の結び目入り孔内にある前記一方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記一方の結び目止め孔から前記一方の結び目入り孔に通し出して一方の出した部分を形成し、この一方の出した部分に前記一方の結び目を形成して、前記一方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記一方の結び目を前記一方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第1の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能とし、
    前記他方の結び目入り孔および前記他方の結び目止め孔に通されかつ前記他方の結び目で抜けないように、前記ストラップ本体の他方を前記第2の携帯ストラップ用取付物品に取り付けた状態で、前記ストラップ本体の他方を切断し、前記他方の結び目入り孔内にある前記他方の結び目を取り出し、前記ストラップ本体の前記切断した部位を記他方の結び目止め孔から前記他方の結び目入り孔に通し出して他方の出した部分を形成し、この他方の出した部分に前記他方の結び目を形成して、前記他方の結び目止め孔側の前記ストラップ本体を引いて前記他方の結び目を前記他方の結び目入り孔に引き込み入れて、前記第2の携帯ストラップ用取付物品を前記ストラップ本体に再取り付けができることを可能としてなることを特徴とする携帯ストラップ。
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