JP5859602B2 - 動物罠用トリガー装置、それを備えた動物罠及び動物罠の空作動防止方法 - Google Patents
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Description
すなわち、括り罠を仕掛ける際には、掛止部によって、固定アームと跳上げアームを閉じた状態で両アーム先端を掛止している動物罠用トリガー具の踏み部に、踏板の一方側の端部が載せられてセットされるので、踏板に比較的小さな衝撃や力が作用しただけで、踏板が落ちてトリガー具が固定アームと跳上げアームの先端の掛止を解除してしまう嫌いがあった。
このような場合、掛止部に対する踏部材の固定を緩めることにより、踏部材の反発力により踏部材をスライドさせて踏部の全体の長さを短くしてバネ力を弱めることができるので、比較的容易に踏部の引っ掛かった状態を解除できる。
本発明の動物罠用トリガー装置及びそれを備えた動物罠の作用を説明する。
動物罠用トリガー装置は、例えば括り罠本体の固定アームと跳上げアームを付勢力に抗して閉じ、掛止部で固定アームと跳上げアームの先端を掛止してセットされる。そして、上記両アームが開くことにより絞られるワイヤロープの括り輪を、先端部が仕掛け穴の縁部の受け部に渡された踏部材を囲むようにしてセットする。これにより、動物罠を仕掛け状態とする。
図1、図2、図3及び図4を参照する。
動物罠用トリガー装置A1は、掛止部1、踏部2、トリガー部3及び止め部材4を有している。
掛止部1は金属製で、後で説明する括り罠6の固定アーム61と跳上げアーム62を閉じた状態で両アーム先端に掛止し、固定アーム61と跳上げアーム62が閉じた状態を維持するものである。掛止部1は、固定アーム61先端に掛ける掛部11と、跳上げアーム62先端に掛ける掛部12を有する本体10と、本体10に角度調節自在に取り付けられている取付台具13を有している。
図1ないし図5を参照して、動物罠用トリガー装置A1及び動物罠T1の作用を説明する。
動物罠T1は、動物罠用トリガー装置A1と、括り罠本体6及び仕掛け補助具5により構成されている。括り罠本体6は、基部側を回動可能に軸支された固定アーム61と跳上げアーム62を有し、両アーム61、62は、ねじりコイルバネ63を介し開く方向に付勢されている。
獣道7の適当な箇所に仕掛け穴70が形成され、仕掛け穴70に仕掛け補助具5が安定するようにして収容される。動物罠用トリガー装置A1は、括り罠本体6の固定アーム61と跳上げアーム62をねじりコイルバネ63の付勢力に抗して閉じ、掛止部1の掛部11、12で固定アーム61の掛かり部65と跳上げアーム62の掛かり部67を掛止してセットされている。
また、ワイヤロープ69の括り輪690は、ワイヤ掛け52に内掛けする。この状態では、トリガー部材32の接触体321の上端は、セットされた括り輪690よりやや上方にある。最後に、カムフラージュのための土や木の葉等を全体に被せて、動物罠T1を仕掛け状態とする(図2、図3、図4(a)参照)。
図5には、動物罠T1aを、獣道7に掘った仕掛け穴70に、直接仕掛けた状態を示している。
動物罠T1aは、動物罠用トリガー装置A1と括り罠本体6により構成されており、上記動物罠T1とは相違して仕掛け補助具5は使用しない。仕掛け穴70の開口縁の一方側に木板71が立てて埋設されており、木板71の上端面が受け部710となっている。そして、動物罠T1aを仕掛ける際には、止め部材4の先端部を受け部710に渡して掛けるようにする。
なお、動物罠T1aの作用については、上記動物罠T1と実質的に同様であるので、説明を省略する。
図6(a)に示している動物罠用トリガー装置(符号省略)の止め部材4xは、踏部材22をガタついたりしないよう安定させるために幅広く形成しており、これにより剛性をより高くして、罠作動の感度が鈍くなるようにしている。図6(b)に示している動物罠用トリガー装置(符号省略)の止め部材4yは、踏部材22を安定させるために先端側の幅だけを幅広く形成しており、罠作動の感度もやや鈍くなるようにしている。
図7を参照する。なお、図7において、上記動物罠用トリガー装置A1と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略する。
動物罠用トリガー装置A2は、掛止部1、踏部2、トリガー部3a及び止め部材4aを有している。
止め部材4aは、金属製で長方形状の板体である。止め部材4aは、荷重が作用しても容易には変形しない剛性を有している。止め部材4aは、踏部材22の下面側の幅方向中間に、長さ方向の二箇所に所定の間隔でネジ止めされているガイド部材42、43に差し込まれている。ガイド部材42、43は、それぞれ止め部材4aよりやや幅が広い隙間(符号省略)を踏部材22との間で形成しており、止め部材4aは前後にスライド可能である。
動物罠T2は、動物罠用トリガー装置A2と、括り罠本体6及び仕掛け補助具5により構成されている。
動物罠T2を仕掛けた後、動物の足8がトリガー部材32aを上方から踏むことにより、トリガー部材32aは下降し、トリガー部材32aの主動斜部323と接触している従動口44は主動斜部323の下降により押されて動き、これにより止め部材4aが後退する。
図8を参照する。なお、図8において、上記動物罠用トリガー装置A1と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略する。
動物罠用トリガー装置A3は、掛止部1及び掛止部1と一体的に設けられた踏部2bを有している。
動物罠T3は、動物罠用トリガー装置A3と、括り罠本体6及び仕掛け補助具5により構成されている。そして、獣道7を移動する動物の足8がワイヤロープ69の括り輪690の内側を充分な踏力を以て踏んだときには、足8による荷重が踏部材22bに直接又は土や木の葉の層を介し伝わって踏部材22bが下方へ膨らむように撓み変形し、踏部材22bの先端部が後退して、受け部50に対する踏部材22bの先端部の掛止が外れ、動物罠用トリガー装置A3が更に下方へ押されて落ちる。なお、踏部材22bは前後両端部が支持されているため、中央部又は中央部に近い所に荷重がかかることで、より大きく変形するので、罠が作動しやすくなる。
図9を参照する。なお、図9において、上記動物罠用トリガー装置A1と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略する。
動物罠用トリガー装置A4は、掛止部1、掛止部1と一体的に設けられた踏部2c及びトリガー部材40を有する止め部材4cを有している。
動物罠T4は、動物罠用トリガー装置A4と、括り罠本体6及び仕掛け補助具5aにより構成されている。仕掛け補助具5aは、受け部50が設けられている側板53の上部側に、前部側へ張り出すように設けられたストッパー54を有している。ストッパー54は、止め部材4cの前方への移動を一定箇所で止めることができれば、その構造、位置又は個数等を特に限定するものではない。また、ストッパー54は、上記他の動物罠T1、T2、T3及び後述する動物罠T5の仕掛け補助具に設けることもできる。
図10を参照する。なお、図10において、上記動物罠用トリガー装置A1と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略する。
動物罠用トリガー装置A5は、掛止部1、掛止部1と一体的に設けられた踏部2d及び止め部材4dを有している。
動物罠T5は、動物罠用トリガー装置A5と、括り罠本体6及び仕掛け補助具5により構成されている。動物罠用トリガー装置A5は、踏部材22dの長さが、仕掛け補助具5の開口部の差し渡しより、やや短くなる範囲で三段階に調節することができる。これにより、止め部材4d自体の長さが変化しなくても、踏部材22dの長さを調節することで、止め部材4dにおいて踏部材22dの長さ方向先端から突出する部分の長さを調節することができる。
図11を参照する。なお、図11において、上記動物罠用トリガー装置A1と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略する。
動物罠用トリガー装置A6は、掛止部1及び掛止部1と一体的に設けられた踏部2eを有している。
なお、踏部材22eは、先端部が受け部50から突出する長さを調節することにより、罠が作動する感度を調節することができる。
図11及び図12を参照する。
動物罠T6は、動物罠用トリガー装置A6と、括り罠本体6及び仕掛け補助具5により構成されている。そして、獣道7を移動する動物の足8がワイヤロープ69の括り輪690の内側を充分な踏力を以て踏んだときには、足8による荷重が踏部材22eに直接又は土や木の葉の層を介し伝わって踏部材22eが下方へ膨らむように(又は曲がるように)撓み変形し、踏部材22eの先端部が後退して、受け部50に対する踏部材22eの先端部の掛止が外れ、動物罠用トリガー装置A6が更に下方へ押されて落ちる。
そして、動物罠T6の作動後、図12に示すように踏部材22eが下方へ膨らむように撓み変形し、仕掛け補助具5の内部で踏部材22eの撓み性によるバネが利いた状態で固定されてしまうことがある。
図13(a)に示す踏部材22fには、基端側の両側二箇所に、上記踏部材22eのような長孔227ではなく、踏部材22fの長さ方向に長い切欠条227fが形成されている。各切欠条227fは、踏部材22fの基端から同幅で切り込まれて所要の長さに形成されている。
この踏部材22fを図8に示す踏部材22bと同様に、踏部材取付具21に取り付けて使用すれば、上記踏部材22eのように、仕掛け補助具5の内部で踏部材22fの撓み性によるバネが利いた状態で固定されてしまった場合、同様に各蝶ネジ228を緩めてバネ力を弱めることができる。
なお、必要であれば、蝶ネジ228を取り外すことなく緩めるだけで、踏部材22fを抜き取るようにして踏部材取付具21から取り外すことができ、罠をセットし直すときの作業がしやすくなる。
この踏部材22gを、例えば固定用の普通のネジで踏部材取付具21に取り付けて使用したときに、上記踏部材22eのように、仕掛け補助具5の内部で踏部材22gが撓み性によるバネが利いた状態で固定されてしまった場合、各固定用のネジを緩めてバネ力を弱めることができる。
A1 動物罠用トリガー装置
1 掛止部
10 本体
11 掛部
12 掛部
13 取付台具
14 カバー筒
2 踏部
21 踏部材取付具
22 踏部材
23 掛け爪
24 長円孔
25、25a ネジ孔
3 トリガー部
31 軸受具
310 基盤
311 円管
312 軸孔
313 ネジ孔
314 ネジ
32 トリガー部材
320 軸部
321 接触体
322 ガイド溝
4 止め部材
41 ネジ
4x 止め部材
4y 止め部材
4z 止め部材
5 仕掛け補助具
50 受け部
51 設置部
52 ワイヤ掛け
53 側板
6 括り罠本体
61 固定アーム
62 跳上げアーム
63 ねじりコイルバネ
64 滑車
65 掛かり部
66 滑車
67 掛かり部
68 杭固定具
680 杭
69 ワイヤロープ
690 括り輪
7 獣道
70 仕掛け穴
8 動物の足
T1a 動物罠
71 木板
710 受け部
T2 動物罠
A2 動物罠用トリガー装置
3a トリガー部
4a 止め部材
32a トリガー部材
320a 軸部
323 主動斜部
42、43 ガイド部材
44 従動口
441 口縁
T3 動物罠
A3 動物罠用トリガー装置
2b 踏部
22b 踏部材
221 抜き部
226 指入れ孔
T4 動物罠
A4 動物罠用トリガー装置
2c 踏部
40 トリガー部材
401 当接部
4c 止め部材
22c 踏部材
220 貫通穴
5a 仕掛け補助具
53 側板
54 ストッパー
T5 動物罠
A5 動物罠用トリガー装置
2d 踏部
22d 踏部材
222 基板
223 長さ調節板
224、224a、224b、224c、224d、224e 通孔
225、225a、225b、225c、225d、225e ネジ孔
4d 止め部材
T6 動物罠
A6 動物罠用トリガー装置
2e 踏部
21e 踏部材取付具
22e 踏部材
227 長孔
228 蝶ネジ
22f 踏部材
227f 切欠条
22g 踏部材
227g 長孔
Claims (11)
- 付勢体で固定アームと跳上げアームを開く方向に付勢し、固定アームと跳上げアームが開くことにより括り輪が絞られるワイヤロープを有する括り罠本体の固定アームと跳上げアームを閉じた状態で両アーム先端に掛止する掛止部と、
該掛止部と一体的に設けられ、罠仕掛け時に長さ方向の先端部が仕掛け穴の縁部の受け部に渡された状態で、上方から作用する荷重で変形することにより、前記仕掛け穴の縁部の受け部に対する前記先端部の掛止が外れるようにした踏部材とを備える
動物罠用トリガー装置。 - 前記踏部材が、前記掛止部に対し、前記踏部材の長さ方向にスライド調節自在に取り付けられている
請求項1の動物罠用トリガー装置。 - 付勢体で固定アームと跳上げアームを開く方向に付勢し、固定アームと跳上げアームが開くことにより括り輪が絞られるワイヤロープを有する括り罠本体の固定アームと跳上げアームを閉じた状態で両アーム先端に掛止する掛止部と、
該掛止部と一体的に設けられ、中央又は略中央に貫通穴を有する踏部材と、
該踏部材の下面側に位置し、中央又は略中央に前記貫通穴を上下動自在に貫通するトリガー部材を有し、先端部が前記踏部材の先端から突出するよう設けられ、罠仕掛け時に長さ方向の先端部が仕掛け穴の縁部の受け部に渡された状態で、前記トリガー部材を介し上方から作用する荷重で変形することにより、前記受け部に対する前記先端部の掛止が外れるようにした止め部材とを備える
動物罠用トリガー装置。 - 付勢体で固定アームと跳上げアームを開く方向に付勢し、固定アームと跳上げアームが開くことにより括り輪が絞られるワイヤロープを有する括り罠本体の固定アームと跳上げアームを閉じた状態で両アーム先端に掛止する掛止部と、
該掛止部と一体的に設けられ、長さが調節できるように形成された踏部材と、
該踏部材の長さ方向の先端から突出するよう設けられ、罠仕掛け時に長さ方向の先端部が仕掛け穴の縁部の受け部に渡された状態で、前記踏部材に上方から作用する荷重で変形することにより、前記受け部に対する前記先端部の掛止が外れるようにした止め部材とを備える
動物罠用トリガー装置。 - 付勢体で固定アームと跳上げアームを開く方向に付勢し、固定アームと跳上げアームが開くことにより括り輪が絞られるワイヤロープを有する括り罠本体の固定アームと跳上げアームを閉じた状態で両アーム先端に掛止する掛止部と、
該掛止部と一体的に設けられた踏部材と、
該踏部材に上下動自在且つ上方へ付勢されて中央又は略中央に取り付けられ、前記踏部材を貫通し下降することができるトリガー部材と、
前記踏部材の下面側に位置し、長さ方向の先端部が前記踏部材の先端から突出するよう設けられ、罠仕掛け時に前記先端部が仕掛け穴の縁部の受け部に渡された状態で、前記トリガー部材を介し上方から作用する荷重で変形することにより、前記受け部に対する前記先端部の掛止が外れるようにした止め部材とを備える
動物罠用トリガー装置。 - 付勢体で固定アームと跳上げアームを開く方向に付勢し、固定アームと跳上げアームが開くことにより括り輪が絞られるワイヤロープを有する括り罠本体の固定アームと跳上げアームを閉じた状態で両アーム先端に掛止する掛止部と、
該掛止部と一体的に設けられた踏部材と、
該踏部材に上下動自在且つ上方へ付勢されて中央又は略中央に取り付けられ、前記踏部材を貫通し下降することができ、主動斜部を有するトリガー部材と、
該トリガー部材の前記主動斜部と接触する従動部を有し、罠仕掛け時に先端部が仕掛け穴の縁部の受け部に渡された状態で、前記トリガー部材の下降動作により前記主動斜部が前記従動部を動かすことでスライドし、前記受け部に対する先端部の掛止が外れるようにした止め部材とを備える動物罠用トリガー装置。 - 付勢体で固定アームと跳上げアームを開く方向に付勢し、固定アームと跳上げアームが開くことにより括り輪が絞られるワイヤロープを有する括り罠本体の固定アームと跳上げアームを閉じた状態で両アーム先端に掛止する掛止部と、
該掛止部と一体的に設けられ、罠仕掛け時に先端部が仕掛け穴の縁部の受け部に渡された状態で、上方から荷重が作用することで先端部が後退し、前記受け部に対する先端部の掛止が外れるようにした踏部材とを備える
動物罠用トリガー装置。 - 付勢体で固定アームと跳上げアームを開く方向に付勢し、固定アームと跳上げアームが開くことにより括り輪が絞られるワイヤロープを有する括り罠本体と、
該括り罠本体の固定アームと跳上げアームを閉じた状態で両アーム先端に掛止する掛止部と、
該掛止部と一体的に設けられた踏部材と、
該踏部材に上下動自在且つ上方へ付勢されて中央又は略中央に取り付けられ、前記踏部材を貫通し下降することができるトリガー部材と、
前記踏部材の下面側に位置し、長さ方向の先端部が前記踏部材の先端から突出するよう設けられ、罠仕掛け時に前記先端部が仕掛け穴の縁部の受け部に渡された状態で、前記トリガー部材を介し上方から作用する荷重で変形することにより、前記受け部に対する前記先端部の掛止が外れるようにした止め部材を有する動物罠用トリガー装置とを備える
動物罠。 - 上部に開口部を有する箱型で、前記括り罠本体を設置する設置部と、前記開口部側に前記括り輪を内掛けするワイヤ掛けを有し、前記設置部とは反対側に受け部を有する仕掛け補助具を備える
請求項8の動物罠。 - 前記仕掛け補助具の前記受け部側に、前記止め部材の先端を当接させて前記踏部材の先端部が前記受け部に掛からないようにするストッパーを有する
請求項9の動物罠。 - 括り罠本体の固定アームと跳上げアームを付勢力に抗して閉じ、動物罠用トリガー装置の掛止部で前記固定アームと前記跳上げアームの先端を掛止し、前記固定アームと前記跳上げアームが開くことにより絞られるワイヤロープの括り輪を、先端部が仕掛け穴の縁部の受け部に渡された踏部材を囲むようにしてセットし、動物罠を仕掛け状態とする工程と、
動物の足が前記括り輪の内側を充分な踏力を以て踏んだときには、上方から荷重が作用することで前記踏部材の先端部を後退させ、前記受け部に対する前記踏部材の先端部の掛止を外すことで前記動物罠用トリガー装置による前記両アーム先端の掛止を解除し罠を作動させる工程と、
動物の足が前記括り輪の内側を充分でない踏力を以て踏んだときには、上方から荷重が作用しても前記踏部材が充分に変形又はスライドしないようにして前記受け部に対する踏部材の先端部の掛止を外さないようにし罠を作動させない工程とを備える
動物罠の空作動防止方法。
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