JP5853910B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関するものである。
一般に、銀行などの金融機関には、紙幣を取り扱う紙幣処理端末が設置される。紙幣処理端末の例としては、ATM(Automatic teller machine)、窓口用現金入出金機(TCR:Teller Cash Recycler)、出納用現金入出金機、紙幣整理機などが挙げられる。これらの紙幣処理端末は、入金や出金などの取引において紙幣を識別する識別部を有しており、この識別部により正常ではないと判断された紙幣をはじく機能を有している(例えば、特許文献1参照)。
また、正常ではないと判断された紙幣をはじく機能は、具体的には、正常ではないと判断された紙幣をReject(以下、「RJ」とも言う。)庫などといった集積部に移動させて保管することにより実現される。以下、紙幣をRJ庫に移動させることを、単に「RJする」とも言う。
特開2006−107061号公報
しかしながら、上記のようにRJ庫に移動された紙幣を操作者が取り出し、この紙幣を再利用することを考えてカセットに装填して紙幣処理端末を稼働させた場合に、紙幣処理端末は、当該紙幣を正常ではないと再度判断してしまう。このため、例えば、紙幣処理端末は、紙幣を1取引中に複数回連続してRJしたり1取引中に所定回数を超えてRJしたりすると、エラー発生によりその紙幣を異常であると判断し、紙幣処理端末の休止率を向上させてしまう可能性がある。このような現象は、紙幣を識別する場合だけではなく、紙幣以外の券が識別対象となる場合にも起こり得る。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、正常ではないとしてリジェクトされた券を操作者が再利用しようと考えてカセットに装填した場合に、その券が正常ではないと再度判断されて不要なエラーが発生してしまうことを回避することが可能な技術を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、対象の券の状態を判断する状態判断部と、前記対象の券の状態が正常ではないと判断された場合、過去に正常ではないと判断された券に付された番号のうち登録されている登録番号と前記対象の券に付された番号とを比較して比較結果を得る比較部と、前記比較結果が不一致を示す場合、所定のカウンタを更新するカウンタ更新部と、を備える、情報処理装置が提供される。
前記カウンタ更新部は、前記比較結果が一致を示す場合、前記所定のカウンタの更新を省略してもよい。
前記情報処理装置は、前記所定のカウンタと上限値との関係を判断するカウンタ判断部と、前記所定のカウンタが上限値を超えたと判断された場合に、所定のエラー処理を行うエラー処理部をさらに備えてもよい。
前記情報処理装置は、前記対象の券の状態が正常ではないと判断された場合、前記対象の券の番号を前記登録番号に追加する登録処理部をさらに備えてもよい。
前記情報処理装置は、前記対象の券の状態が正常ではないと判断された場合であり、かつ、前記対象の券の状態が所定の第1の状態であると判断された場合、前記対象の券の番号を前記登録番号に追加する登録処理部をさらに備えてもよい。
前記登録処理部は、前記対象の券の状態が正常ではないと判断された場合であり、かつ、前記対象の券の状態が所定の第2の状態であると判断された場合、前記対象の券の番号を前記登録番号に追加する処理を省略してもよい。
以上説明したように本発明によれば、正常ではないとしてリジェクトされた券を操作者が再利用しようと考えてカセットに装填した場合に、その券が正常ではないと再度判断されて不要なエラーが発生してしまうことを回避することが可能である。
一般的な情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 一般的な情報処理装置の動作に関わる各種データの例を示す図である。 一般的な情報処理装置の動作に関わる各種データの例を示す図である。 一般的な情報処理装置の動作に関わる各種データの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る紙幣処理端末の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の動作に関わる各種データの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の動作に関わる各種データの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の動作に関わる各種データの例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の動作に関わる各種データの例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の動作に関わる各種データの例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の動作に関わる各種データの例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
[一般的な技術の説明]
まず、一般的な情報処理装置の動作の流れについて説明する。図1は、一般的な情報処理装置の動作の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、一般的な情報処理装置が上記したような紙幣処理端末に組み込まれている場合を想定しているが、一般的な情報処理装置は紙幣処理端末の外部に存在していてもよい。
以下の説明において、対象の紙幣は、例えば、接客部を介して紙幣処理端末に入金された紙幣であってもよいし、紙幣処理端末から出金される紙幣であってもよい。また、ここでは、対象の紙幣が再利用に適合しない紙幣であると判断した場合に、エラー処理を行うか否かを判断するために、カウンタを利用する。以下に示す例では、カウンタとして、連続RJカウンタおよびトータルRJカウンタを利用する。
例えば、連続RJカウンタは、1取引中に紙幣が連続してRJされた回数をカウントするためのカウンタであり、トータルRJカウンタは、連続的であるか不連続的であるかを問わずに1取引中に紙幣のRJがなされた合計回数をカウントするためのカウンタである。ただし、どのようなカウンタを利用するかに関しては特に限定されず、連続RJカウンタおよびトータルRJカウンタ以外のカウンタが用いられてもよい。
また、再利用に適合する紙幣(例えば、再利用に向かない紙幣、偽の紙幣など)は、例えば、その先利用することが可能な紙幣に相当し、例えば、正常な紙幣に相当する。一方、再利用に適合しない紙幣(以下、「再利用不適合紙幣」とも言う。)は、例えば、その先利用することが不可能な紙幣に相当し、例えば、正常ではない紙幣(あるいは、異常な紙幣)に相当する。
図1に示すように、一般的な情報処理装置は、対象の紙幣が再利用に適合しない紙幣であるか否かを判断する(ステップS11)。一般的な情報処理装置は、対象の紙幣が再利用に適合した紙幣であると判断した場合には(ステップS11で「No」)、当該紙幣を所定ユニットへ搬送するように制御する(ステップS12)。搬送路は、かかる制御に従って所定ユニットへ当該紙幣を搬送する。所定ユニットは、例えば、取引において利用される紙幣が収納されるカセットであってもよい。
一方、一般的な情報処理装置は、対象の紙幣が再利用に適合しない紙幣であると判断した場合には(ステップS11で「Yes」)、当該紙幣の1枚前に状態が判断された紙幣(以下、「直前紙幣」とも言う。)も再利用に適合しない紙幣である否かを判断する(ステップS13)。一般的な情報処理装置は、直前紙幣は再利用に適合する紙幣であると判断した場合には(ステップS13で「No」)、ステップS17に進む。
一方、一般的な情報処理装置は、直前紙幣も再利用に適合しない紙幣であると判断した場合には(ステップS13で「Yes」)、連続RJカウンタをカウントUPして(ステップS14)、連続RJカウンタが連続RJ枚数用の上限値をオーバーしているか否かを判断する(ステップS15)。一般的な情報処理装置は、連続RJカウンタが連続RJ枚数用の上限値をオーバーしていると判断した場合には(ステップS15で「Yes」)、所定のエラー処理を行う(ステップS16)。所定のエラー処理は特に限定されず、例えば、紙幣処理端末の動作状態を休止状態にするといった処理であってもよい。
一方、一般的な情報処理装置は、連続RJカウンタが連続RJ枚数用の上限値をオーバーしていないと判断した場合には(ステップS15で「No」)、ステップS17に進む。続いて、一般的な情報処理装置は、トータルRJカウンタをカウントUPして(ステップS17)、トータルRJカウンタがトータルRJ枚数用の上限値をオーバーしているか否かを判断する(ステップS18)。
一般的な情報処理装置は、トータルRJカウンタがトータルRJ枚数用の上限値をオーバーしていると判断した場合には(ステップS18で「Yes」)、所定のエラー処理を行う(ステップS19)。一方、一般的な情報処理装置は、トータルRJカウンタがトータルRJ枚数用の上限値をオーバーしていないと判断した場合には(ステップS18で「No」)、当該紙幣をRJ庫へ搬送するように制御する(ステップS20)。搬送路は、かかる制御に従ってRJ庫へ当該紙幣を搬送する。
以上、一般的な情報処理装置の動作の流れについて説明した。図1に示した動作に従って一般的な情報処理装置が動作する場合における各種データの例について説明する。図2〜図4は、一般的な情報処理装置の動作に関わる各種データの例を示す図である。
図2〜図4に示した例では、「DB」は、過去に再利用不適合紙幣であると判断された紙幣に付された番号のうち記憶部に登録されている登録番号および不適合の種類を示している。例えば、「RJなし」は、そのような番号が登録されていない旨を示しており、「A番号」は、登録番号が「A」であることを示している。「真偽RJ」は、登録番号が付された紙幣自体に異常があるためにRJされたことを示しており、「走行RJ」は、登録番号が付された紙幣が分離不良などといった走行系の理由によってRJされたことを示している。
以下では、紙幣に付された番号として、記番号を用いて説明することにするが、紙幣に付された番号は、記番号に限定されず、どのような番号であっても構わない。さらに、紙幣に付された番号は、例えば、数字以外のデータであってもよく、文字であってもよいし、紙幣を一意に識別するための何らかの情報であってもよい。
「今回通過媒体」は、対象の紙幣を示し、「1枚前」は、今回通過媒体の1枚前に状態が判断された紙幣を示している。「RJ庫枚数」は、RJ庫に収納されている紙幣の枚数が今回通過媒体に対する処理によりどのように変化するかを示している。「連続RJカウンタ」は、連続RJカウンタが今回通過媒体に対する処理によりどのように変化するかを示している。「トータルRJカウンタ」は、トータルRJカウンタが今回通過媒体に対する処理によりどのように変化するかを示している。「ステータス」は、今回通過媒体のステータスを示している。
図2〜図4に示したように、パターン1〜パターン30のうち、連続RJカウンタのカウントUPは20のパターンにおいてなされ、トータルRJカウンタのカウントUPは30のパターンにおいてなされる。したがって、一般的な情報処理装置を用いた場合には、比較的多くのパターンにおいてカウンタのカウントUPがなされることが把握される。また、DB更新は、18のパターンにおいてなされる。
ここで、例えば、「パターン6」に示したように、紙幣(図2に示した例では、今回通過媒体)に対する処理によりカウンタが増加した後、RJ庫に移動された紙幣を操作者が取り出し、この紙幣を再利用することを考えてカセットに装填して紙幣処理端末を稼働させた場合を想定する。その場合、紙幣処理端末は、当該紙幣を再利用に不適合であると再度判断してしまう。このため、例えば、紙幣処理端末は、紙幣を1取引中に複数回連続してRJしたり1取引中に所定回数を超えてRJしたりすると、エラー発生によりその紙幣を異常であると判断し、紙幣処理端末の休止率を向上させてしまう可能性がある。
そこで、本発明の実施形態においては、再利用に不適合であるとしてリジェクトされた紙幣を操作者が再利用しようと考えてカセットに装填した場合に、その紙幣が再利用不適合であると再度判断されて不要なエラーが発生してしまうことを回避することが可能な技術を提案する。
[実施形態の説明]
続いて、本発明の各実施形態について説明する前に、本発明の実施形態に係る紙幣処理端末1の構成について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る紙幣処理端末1の構成を示す図である。
図5に示すように、紙幣処理端末1は、利用者が紙幣を挿入したり受け取ったりするための接客部20と、紙幣の識別を試みる識別部30と、識別結果の利用者による確認前において、識別部30によって識別された紙幣を一時的に保留する一時保留部40と、識別結果の利用者による確認後において、識別部30によって識別できなかった紙幣を収納するRJ庫60と、一時保留部40による紙幣の保留が解除されると一時保留部40により保留されていた紙幣を収納するカセット50とを備えている。
図5に示した例では、紙幣処理端末1がカセット50としてカセット50Aおよびカセット50Bを備えているが、紙幣処理端末1が備えるカセット50の数は特に限定されない。また、識別部30によって識別できなかった紙幣は、例えば、識別部30によって再利用に適合しない紙幣であると判断された紙幣に相当する。また、識別部30によって識別された紙幣は、例えば、識別部30によって再利用に適合する紙幣であると判断された紙幣に相当する。
例えば、利用者が紙幣処理端末1に対して入金を行う場合、接客部20から挿入された紙幣は識別部30により識別が試みられ、識別部30により識別できなかった紙幣は、接客部20に戻され、利用者に返却される。一方、識別部30により識別された紙幣は、一時保留部40により保留される。
一時保留部40による紙幣の保留後、利用者が識別結果を確認し、そのまま入金処理を続ける旨を示す指示が利用者により紙幣処理端末1に入力された場合には、紙幣が一時保留部40から識別部30に移動される。続いて、識別部30により再利用に適合すると判断された紙幣についてはカセット50に収納され、識別部30により再利用に不適合であると判断された紙幣についてはRJ庫60に収納される。
また、例えば、利用者が紙幣処理端末1から出金を行う場合、カセット50に収納されている紙幣は、一時保留部40では保留されずに、識別部30に直接移動され、識別部30により識別された後、接客部20に移動される。識別部30により識別できなかった紙幣については、RJ庫60に収納される。
以上、本発明の実施形態に係る紙幣処理端末1の構成について説明した。本発明の実施形態に係る情報処理装置10は、例えば、識別部30に組み込まれて動作することによってその機能を実現することが可能である。したがって、以下では、情報処理装置10が識別部30に組み込まれる場合について説明するが、情報処理装置10は、識別部30の外部に存在してもよい。
[第1の実施形態の説明]
続いて、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置10Aの機能構成例について説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置10Aの機能構成例を示す図である。図6に示すように、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置10Aは、制御部110および記憶部120を備える。
制御部110は、情報処理装置10の動作全体を制御する機能を有する。記憶部120は、制御部110を動作させるためのプログラムやデータを記憶することができる。また、記憶部120は、制御部110の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。
なお、図6に示した例では、記憶部120は、情報処理装置10の内部に存在するが、記憶部120は、情報処理装置10の外部に備えられていてもよい。また、制御部110Aは、状態判断部111と、比較部112と、登録処理部113Aと、カウンタ更新部114と、カウンタ判断部115と、エラー処理部116とを備える。以下、制御部110Aが備えるこれらの各機能部の詳細について説明する。
状態判断部111は、対象の紙幣の状態を判断する機能を有する。紙幣の状態としては、例えば、再利用に適合する状態、再利用に適合しない状態などが挙げられるが、紙幣の状態は、かかる例に限定されず、他の状態であってもよい。さらに、状態判断部111は、対象の紙幣の状態が再利用に適合しない状態であると判断した場合には、その詳細な状態を判断してもよい。
例えば、状態判断部111は、対象の紙幣の状態が所定の第1の状態であるか否かを判断してもよい。また、例えば、状態判断部111は、対象の紙幣の状態が所定の第2の状態であるか否かを判断してもよい。所定の第1の状態は、例えば、真偽RJである場合(紙幣自体に異常がある場合)が想定されるが、かかる例に限定されない。また、所定の第2の状態は、例えば、走行RJである場合(分離不良などといった走行系の理由による異常がある場合)が想定されるが、かかる例に限定されない。
比較部112は、状態判断部111により対象の紙幣の状態が再利用に適合しないと判断された場合、状態判断部111により過去に再利用に適合しないと判断された紙幣に付された記番号のうち登録されている登録番号と対象の紙幣に付された記番号とを比較して比較結果を得る機能を有する。当該登録番号は、どこに登録されていてもよいが、例えば、記憶部120に保持されているDB(DataBase)に登録されている。
登録処理部113Aは、対象の紙幣の状態が再利用に適合しないと判断された場合、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加する機能を有する。例えば、登録処理部113Aは、記番号「A」が既に登録番号としてDBに登録されている状態において記番号「B」の紙幣の状態が再利用に適合しないと判断された場合、記番号「A」に加えて記番号「B」を登録番号に追加する。なお、後に説明するように、登録処理部113Aは、対象の紙幣の状態が再利用に適合しないと判断された場合であっても、対象の紙幣の詳細な状態によっては、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加しない場合が存在してもよい。
カウンタ更新部114は、比較部112により得られた比較結果が不一致を示す場合、所定のカウンタを更新する機能を有する。所定のカウンタは、特に限定されないが、例えば、上記した例が示すように、連続RJカウンタおよびトータルRJカウンタであってもよい。カウンタの更新は、例えば、カウンタを所定の値だけ増加させることにより行われる。所定の値は特に限定されないが、例えば、「1」であってもよい。
以上に示したように、過去に再利用に適合しないと判断された紙幣に付された記番号のうち登録されている登録番号と対象の紙幣に付された記番号とを比較し、比較結果が不一致を示す場合は、エラー処理を行うか否かを判断するためのカウンタを更新してもよい。このようにすれば、再利用に適合しないとしてリジェクトされた紙幣を操作者が再利用しようと考えてカセットに装填した場合に、その紙幣が正常ではないと再度判断されて不要なエラーが発生してしまうことを回避することが可能となる。
この場合、カウンタ更新部114は、比較部112により得られた比較結果が一致を示す場合、カウンタの更新を省略すればよい。上記のように、不要なエラーが発生してしまうことを回避することを可能とするためである。
カウンタ判断部115は、カウンタと上限値との関係を判断する機能を有する。上限値は、例えば、あらかじめ定められた値であり、値の大きさは特に限定されない。カウンタと上限値との関係としては、カウンタが上限値を超えているという関係、カウンタと上限値とが等しいという関係、カウンタが上限値を下回っているという関係などが挙げられる。カウンタとしては、上記したように、連続RJカウンタおよびトータルRJカウンタが存在するが、各々のカウンタに対応する上限値が設けられてもよい。
エラー処理部116は、カウンタ判断部115によりカウンタが上限値を超えたと判断された場合に、所定のエラー処理を行う機能を有する。エラー処理はどのような処理であっても構わない。例えば、エラー処理は、紙幣処理端末を休止させる処理であってもよい。より詳細には、エラー処理は、例えば、紙幣処理端末から利用カードなどの媒体を利用者に返却する処理であってもよい。また、当該処理と同時に「カードをお取りください。」などといったカード返却画面を表示する処理がなされてもよい。
また、利用カードなどの媒体の返却の後、取扱中止を示す画面を表示する処理がなされてもよい。取扱中止画面は、例えば、顧客用表示画面「お取り扱いできなくなりました。恐れ入りますが窓口までお越しください。」などといった画面であってもよいし、行員・保守員用画面「連続RJカウンタオーバー(エラーコード:xxxx−xxxx)」などといった画面であってもよい。
以上、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置10Aの機能構成例について説明した。
続いて、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置10Aの動作の流れについて説明する。図7は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置10Aの動作の流れを示すフローチャートである。
図7に示すように、状態判断部111は、対象の紙幣が再利用に適合しない紙幣であるか否かを判断する(ステップS21)。制御部110Aは、状態判断部111により対象の紙幣が再利用に適合した紙幣であると判断された場合には(ステップS21で「No」)、当該紙幣を所定ユニットへ搬送するように制御する(ステップS22)。搬送路は、かかる制御に従って所定ユニットへ当該紙幣を搬送する。所定ユニットは、例えば、取引において利用される紙幣が収納されるカセット50であってもよい。
一方、状態判断部111は、対象の紙幣が再利用に適合しない紙幣であると判断した場合には(ステップS21で「Yes」)、対象の紙幣の記番号を一時的に記録できるかを試み(ステップS23)、対象の紙幣の記番号を一時的に記録できなかった場合には(ステップS23で「NG」)、ステップS25に進む。例えば、対象の紙幣から記番号を読み取ることができなかった場合には、対象の紙幣の記番号を一時的に記録できない。
一方、比較部112は、状態判断部111により対象の紙幣の記番号が一時的に記録された場合には(ステップS23で「OK」)、対象の紙幣の記番号と以前に再利用に適合しないと判断された紙幣の記番号とを比較して比較結果を取得し、比較結果が一致を示すか否かを判断する(ステップS24)。
制御部110Aは、比較結果が一致を示す場合には(ステップS24で「Yes」)、ステップS35に進む。一方、状態判断部111は、比較結果が不一致を示す場合には(ステップS24で「No」)、直前紙幣も再利用に適合しない紙幣であるか否かを判断する(ステップS25)。制御部110Aは、直前紙幣も再利用に適合する紙幣であると判断した場合には(ステップS25で「No」)、ステップS31に進む。
一方、カウンタ更新部114は、状態判断部111により直前紙幣も再利用に適合しない紙幣であると判断された場合には(ステップS25で「Yes」)、連続RJカウンタをカウントUPして(ステップS26)、カウンタ判断部115は、連続RJカウンタが連続RJ枚数用の上限値をオーバーしているか否かを判断する(ステップS27)。登録処理部113Aは、カウンタ判断部115により連続RJカウンタが連続RJ枚数用の上限値をオーバーしていると判断された場合には(ステップS27で「Yes」)、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加し(ステップS28)、エラー処理部116は、所定のエラー処理を行う(ステップS29)。
一方、制御部110Aは、カウンタ判断部115により連続RJカウンタが連続RJ枚数用の上限値をオーバーしていないと判断された場合には(ステップS27で「No」)、ステップS30に進む。続いて、カウンタ更新部114は、トータルRJカウンタをカウントUPして(ステップS30)、カウンタ判断部115は、トータルRJカウンタがトータルRJ枚数用の上限値をオーバーしているか否かを判断する(ステップS31)。
登録処理部113Aは、カウンタ判断部115によりトータルRJカウンタがトータルRJ枚数用の上限値をオーバーしていると判断された場合には(ステップS31で「Yes」)、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加し(ステップS32)、エラー処理部116は、所定のエラー処理を行う(ステップS33)。一方、登録処理部113Aは、カウンタ判断部115によりトータルRJカウンタがトータルRJ枚数用の上限値をオーバーしていないと判断された場合には(ステップS31で「No」)、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加し(ステップS34)、制御部110Aは、当該紙幣をRJ庫60へ搬送するように制御する(ステップS35)。搬送路は、かかる制御に従ってRJ庫60へ当該紙幣を搬送する。
以上、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置10Aの動作の流れについて説明した。図7に示した動作に従って情報処理装置10Aが動作する場合において用いられる各種データの例について説明する。図8〜図10は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置10Aの動作に関わる各種データの例を示す図である。
図8〜図10に示した各種データの例は、図2〜図4に示した各種データの例と同様の表現形式である。図8〜図10に示したように、パターン1〜パターン30のうち、連続RJカウンタのカウントUPは12のパターンにおいてなされ、トータルRJカウンタのカウントUPは18のパターンにおいてなされる。したがって、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置10Aを用いた場合には、カウンタのカウントUPがなされるパターンが低減されることが把握される。DB更新は、同様に18のパターンにおいてなされる。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
[第2の実施形態の説明]
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。まず、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置10Bの機能構成例について説明する。図11は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置10Bの機能構成例を示す図である。図11に示すように、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置10Bは、制御部110Bおよび記憶部120を備える。
図11に示すように、制御部110Bは、状態判断部111と、比較部112と、登録処理部113Bと、カウンタ更新部114と、カウンタ判断部115と、エラー処理部116とを備える。以下、登録処理部113Aとは異なる登録処理部113Bの詳細について主に説明する。
登録処理部113Bは、状態判断部111により、対象の紙幣の状態が再利用に適合しないと判断された場合であり、かつ、対象の紙幣の状態が所定の第1の状態であると判断された場合、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加する機能を有する。上記したように、所定の第1の状態は、例えば、真偽RJである場合(紙幣自体に異常がある場合)が想定される。対象の紙幣の状態が真偽RJである場合には、当該紙幣は再利用に適合しないと再度判断される可能性が高いため、当該紙幣の記番号を登録番号に追加するのがよいと予想される。
一方、登録処理部113Bは、状態判断部111により、対象の紙幣の状態が再利用に適合しないと判断された場合であり、かつ、対象の紙幣の状態が所定の第2の状態であると判断された場合、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加してもよい。上記したように、所定の第2の状態は、例えば、走行RJである場合(分離不良などといった走行系の理由による異常がある場合)が想定される。対象の紙幣の状態が走行RJである場合には、当該紙幣は再利用に適合すると次回は判断される可能性があるため、当該紙幣の記番号を登録番号に追加しなくてもよいと予想される。
以上に示したように、対象の紙幣の状態の詳細に応じて、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加するか否かを変化させてもよい。このようにすれば、次回は再利用に適合すると判断される可能性のある紙幣の記番号を登録番号として追加せずに済むため、記憶部120における登録番号のための使用領域を低減することが可能である。また、カウンタUPの頻度を低下させることにより、エラー発生の頻度を低下させて、紙幣自体の異常をより高精度に検出することが可能となる。
以上、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置10Bの機能構成例について説明した。
続いて、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置10Bの動作の流れについて説明する。図12および図13は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置10Bの動作の流れを示すフローチャートである。
図12に示すように、状態判断部111は、対象の紙幣が再利用に適合しない紙幣であるか否かを判断する(ステップS41)。制御部110Bは、状態判断部111により対象の紙幣が再利用に適合した紙幣であると判断された場合には(ステップS41で「No」)、当該紙幣を所定ユニットへ搬送するように制御する(ステップS42)。搬送路は、かかる制御に従って所定ユニットへ当該紙幣を搬送する。所定ユニットは、例えば、取引において利用される紙幣が収納されるカセット50であってもよい。
一方、状態判断部111は、対象の紙幣が再利用に適合しない紙幣であると判断した場合には(ステップS41で「Yes」)、対象の紙幣の記番号を一時的に記録できるかを試み(ステップS43)、対象の紙幣の記番号を一時的に記録できなかった場合には(ステップS43で「NG」)、ステップS45に進む。例えば、対象の紙幣から記番号を読み取ることができなかった場合には、対象の紙幣の記番号を一時的に記録できない。
一方、比較部112は、状態判断部111により対象の紙幣の記番号が一時的に記録された場合には(ステップS43で「OK」)、対象の紙幣の記番号と以前に真偽RJでRJされた紙幣の記番号とを比較して比較結果を取得し、比較結果が一致を示すか否かを判断する(ステップS44)。例えば、上記したように、以前に真偽RJでRJされた紙幣の記番号は、登録番号としてDBに登録されている。
制御部110Aは、比較結果が一致を示す場合には(ステップS44で「Yes」)、ステップS58に進む。一方、状態判断部111は、比較結果が不一致を示す場合には(ステップS44で「No」)、直前紙幣も再利用に適合しない紙幣であるか否かを判断する(ステップS45)。制御部110Bは、直前紙幣も対象の紙幣は再利用に適合する紙幣であると判断した場合には(ステップS45で「No」)、ステップS51に進む。
一方、カウンタ更新部114は、状態判断部111により直前紙幣も再利用に適合しない紙幣であると判断された場合には(ステップS45で「Yes」)、連続RJカウンタをカウントUPして(ステップS46)、カウンタ判断部115は、連続RJカウンタが連続RJ枚数用の上限値をオーバーしているか否かを判断する(ステップS47)。制御部110Bは、カウンタ判断部115により連続RJカウンタが連続RJ枚数用の上限値をオーバーしていると判断された場合には(ステップS47で「Yes」)、ステップS48に進む。
エラー処理部116は、対象の紙幣の状態が走行RJである場合(ステップS48で「No」)、所定のエラー処理を行う(ステップS50)。一方、登録処理部113Bは、対象の紙幣の状態が真偽RJである場合(ステップS48で「Yes」)、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加し(ステップS49)、エラー処理部116は、所定のエラー処理を行う(ステップS50)。
一方、制御部110Bは、カウンタ判断部115により連続RJカウンタが連続RJ枚数用の上限値をオーバーしていないと判断された場合には(ステップS47で「No」)、ステップS51に進む。続いて、カウンタ更新部114は、トータルRJカウンタをカウントUPして(ステップS51)、制御部110Bは、トータルRJカウンタがトータルRJ枚数用の上限値をオーバーしているか否かを判断する(ステップS52)。
制御部110Bは、カウンタ判断部115によりトータルRJカウンタがトータルRJ枚数用の上限値をオーバーしていると判断された場合には(ステップS52で「Yes」)、ステップS53に進む。
エラー処理部116は、対象の紙幣の状態が走行RJである場合(ステップS53で「No」)、所定のエラー処理を行う(ステップS55)。一方、登録処理部113Bは、対象の紙幣の状態が真偽RJである場合(ステップS53で「Yes」)、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加し(ステップS54)、エラー処理部116は、所定のエラー処理を行う(ステップS55)。
制御部110Bは、カウンタ判断部115によりトータルRJカウンタがトータルRJ枚数用の上限値をオーバーしていないと判断された場合には(ステップS52で「No」)、ステップS56に進む。
制御部110Bは、対象の紙幣の状態が走行RJである場合(ステップS56で「No」)、ステップS58に進む。一方、登録処理部113Bは、対象の紙幣の状態が真偽RJである場合(ステップS56で「Yes」)、対象の紙幣の記番号を登録番号に追加し(ステップS57)、制御部110Bは、当該紙幣をRJ庫60へ搬送するように制御する(ステップS58)。搬送路は、かかる制御に従ってRJ庫60へ当該紙幣を搬送する。
以上、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置10Bの動作の流れについて説明した。図12および図13に示した動作に従って情報処理装置10Bが動作する場合において用いられる各種データの例について説明する。図14〜図16は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置10Bの動作に関わる各種データの例を示す図である。
図14〜図16に示した各種データの例は、図2〜図4に示した各種データの例と同様の表現形式である。図14〜図16に示したように、パターン1〜パターン30のうち、連続RJカウンタのカウントUPは16のパターンにおいてなされ、トータルRJカウンタのカウントUPは24のパターンにおいてなされる。また、DB更新は、12のパターンにおいてなされる。したがって、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置10Bを用いた場合には、DB更新がなされるパターンが低減されることが把握される。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
[変形例の説明]
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、紙幣が対象とされ、紙幣処理端末において紙幣の状態を判断する場合を例として説明したが、判断の対象となるのは紙幣以外であってもよい。例えば、宝くじなどの券が対象とされてもよい。かかる場合、宝くじなどの券の状態を判断することが可能な端末に対して本発明の実施形態に係る技術を適用して、当たり券のコピー品の検出に利用することも可能である。
制御部110を構成する各ブロックは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などから構成され、記憶部120により記憶されているプログラムがCPUによりRAMに展開されて実行されることにより、その機能が実現され得る。あるいは、制御部110を構成する各ブロックは、専用のハードウェアにより構成されていてもよいし、複数のハードウェアの組み合わせにより構成されてもよい。
尚、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
1 紙幣処理端末
10(10A、10B) 情報処理装置
20 接客部
30 識別部
40 一時保留部
50(50A、50B) カセット
60 RJ庫
110(110A、110B) 制御部
111 状態判断部
112 比較部
113(113A、113B) 登録処理部
114 カウンタ更新部
115 カウンタ判断部
116 エラー処理部
120 記憶部

Claims (6)

  1. 対象の券の状態を判断する状態判断部と、
    前記対象の券の状態が正常ではないと判断された場合、過去に正常ではないと判断された券に付された番号のうち登録されている登録番号と前記対象の券に付された番号とを比較して比較結果を得る比較部と、
    前記比較結果が不一致を示す場合、所定のカウンタを更新するカウンタ更新部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記カウンタ更新部は、
    前記比較結果が一致を示す場合、前記所定のカウンタの更新を省略する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、
    前記所定のカウンタと上限値との関係を判断するカウンタ判断部と、
    前記所定のカウンタが上限値を超えたと判断された場合に、所定のエラー処理を行うエラー処理部をさらに備える、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、
    前記対象の券の状態が正常ではないと判断された場合、前記対象の券の番号を前記登録番号に追加する登録処理部をさらに備える、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置は、
    前記対象の券の状態が正常ではないと判断された場合であり、かつ、前記対象の券の状態が所定の第1の状態であると判断された場合、前記対象の券の番号を前記登録番号に追加する登録処理部をさらに備える、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記登録処理部は、
    前記対象の券の状態が正常ではないと判断された場合であり、かつ、前記対象の券の状態が所定の第2の状態であると判断された場合、前記対象の券の番号を前記登録番号に追加する処理を省略する、
    請求項5に記載の情報処理装置。

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