JP5851808B2 - タンク - Google Patents
タンク Download PDFInfo
- Publication number
- JP5851808B2 JP5851808B2 JP2011254741A JP2011254741A JP5851808B2 JP 5851808 B2 JP5851808 B2 JP 5851808B2 JP 2011254741 A JP2011254741 A JP 2011254741A JP 2011254741 A JP2011254741 A JP 2011254741A JP 5851808 B2 JP5851808 B2 JP 5851808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- tank
- side walls
- hot water
- communication hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
このため、貯湯タンクは、水道水の水圧程度の内圧が加わっても過大な変形を生じない強度を確保するために、一般的には、円筒形状に形成されている。
特許文献1、2の貯湯タンクは、膨出させた膨出部とその膨出部の外側に向けて延在させたフランジ部とを一体に有する一対のセグメントを、互いのフランジ部同士を衝合させた状態で衝合部をシーム溶接して形成されたものであり、断面形状が楕円形に形成されている。そして、特許文献1、2には、貯湯タンクをかかる形状とすれば、その厚さを薄くできるので、円筒形の貯湯タンクに比べて、貯湯タンクを設置する床面積を小さくでき、しかも、狭い隙間にも設置することが可能となる旨が記載されている。
そして、上記引張力の影響によって、一対のフランジ部の基部間(貯湯タンク内部側の端部間)に隙間が形成されると、この隙間に水道水が浸入する可能性がある。かかる水道水の浸入が発生すると、水道水中の塩素などが作用して、一対のフランジ部においてシーム溶接された部分の腐食を引き起こす場合がある。
したがって、特許文献1、2の貯湯タンクでは、狭い隙間にも設置することが可能となるものの、衝合部の耐久性が低いので、長期間使用することが困難であるという問題を有している。
特許文献3の貯湯タンクは、特許文献1、2の貯湯タンクと同様に、膨出部とフランジ部とを一体に有する一対のセグメントを互いのフランジ部同士を衝合させた状態で衝合部をシーム溶接して形成されたタンクである。特許文献3の貯湯タンクでは、特許文献1、2の貯湯タンクと異なり、一対のセグメントのフランジ部はその基端間(つまり、タンク内側の部分)が溶接されて両者が固定されている。
この特許文献3の貯湯タンクを構成する一対のセグメントは、平面視で円形であってその中心部に内方に向かって凹んだ凹部を有しており、この凹部には開口が設けられている。そして、貯湯タンクとなった状態では、一対のセグメントの開口間をつなぐように配置された円筒部材によって、一対のセグメントの凹部間が連結されている。
上記のごとき構造と有する特許文献3の貯湯タンクは、フランジ部におけるタンク内側の部分が溶接されているので、内圧が加わっても、引張力による一対のフランジ部の基部間に隙間が形成されることを防ぐことができる。また、引張力を発生させる原因となる貯湯タンクの変形を円筒部材によって抑えることができる。したがって、特許文献3の貯湯タンクは、狭い隙間にも設置することを可能としつつ、耐久性を高くでき長期間使用することもできるのである。
第2発明のタンクは、第1発明において、前記収容部は、前記収容部における側壁の膨らみを形成する曲面状部と該曲面状部の周縁に形成された接合部とを有する一対の板状部材を、該接合部同士を接合して形成されたものであり、該一対の板状部材の接合部同士は、前記収容部が形成された場合において中空な空間側に位置する部分が溶接されていることを特徴とする。
第3発明のタンクは、第1発明において、前記一対の側壁には、その中央部に、互いに接近するように凹んだ一対の凹み部が形成されていることを特徴とする。
第4発明のタンクは、第1発明において、前記収容部は、前記一対の側壁が離間する方向と直交する方向における中空な空間の断面形状が楕円形となるように形成されていることを特徴とする。
a)連結手段によって一対の側壁の互いに離間する方向への移動が制限されているので、収容部の中空な空間が外部よりも高い圧力となった場合における一対の側壁の膨みを防ぐことができる。すると、収容部の厚さを薄くしておけば、狭い空間でもタンクを配設することができるし、収容部内に水道水などのある程度圧力が高い液体を供給して中空な空間内の圧力が高くなっても、タンクが周辺にある構造物などと干渉することを防ぐことができる。
b)挿入部材を連通孔に挿通し、一対の連結部材を取り付けるだけで、一対の側壁同士を連結できるので、タンクの製造が容易になる。
c)付勢力保持手段によって、一対の側壁が互いに接近する方向に沿って付勢力を加えておけば、収容部に加わる内圧に対する耐久性を高くすることができる。
d)連結部材が側壁に対して着脱可能であるから、連結部材を取り外せば、挿入部材も取り外すことができる。すると、連通孔から検査装置や洗浄装置を収容部内に入れることが可能となるので、タンクのメンテナンス性を向上することができる。
e)連結手段の挿入部材を連通孔に挿入すると、係合溝に固定部が挿入された状態となるので、連結手段が一対の側壁をしっかりと固定できる。
f)挿入部材と連結部材の間のOリングおよび連結部材と連通孔の内端縁との間のOリングにより、収容部の内外のシール性を高めることができる。
第2発明によれば、一対の板状部材における接合部同士を中空な空間側から溶接しているので、収容部に内圧が加わっても、接合部同士の間に隙間が形成されない。すると、水道水などを収容部に収容した場合における溶接部の腐食が発生しにくくなるので、タンクの耐久性を高くすることができる。
第3発明によれば、側壁が凹み部を有しているので、この凹み部に、連結手段において収容部外に配置される部材を配置することができる。すると、連結手段のうち、収容部の外面に突出する部分を少なくできるので、連結手段を設けてもタンクの厚みが厚くなることを防ぐことができる。
第4発明によれば、中空な空間の正面視形状を楕円形にできるので、タンクの容積を大きくすることができる。
本発明のタンクは、貯湯式温水器における貯湯タンクや、化粧品や薬品、アルコールなどのように揮発したり劣化しやすいものなど収容して一時的に貯留または長期間貯蔵しておく容器として使用し得るタンク、また、非常用の飲料水などを貯蔵しておくことができる貯水槽などとして使用できるタンクであって、設置スペースを小さくしつつ耐久性を高くすることができるようにしたことに特徴を有する。なお、貯水槽として使用する場合において、本発明のタンクを横置きにすれば床下等の狭いスペースでも設置できるので、貯水槽を設置するための特別なスペースを設けなくてもよくなるという利点が得られる。
以下では、代表として、本発明のタンクを貯湯式温水器における貯湯タンクに適用することを前提として説明する。
まず、貯湯式温水器の貯湯タンクに使用する場合における、本実施形態のタンク1の基本構造と使用方法を簡単に説明する。
図1(B)、(C)に示すように、この収容部2は、一対の側壁3,3を備えており、この一対の側壁3,3が互いに離間するように膨らんでおり、両者の間に収容空間2hが形成されている。なお、一対の側壁3,3は、一対の側壁3,3が互いに離間する方向と直交する断面(図1(C)においてD−Dで示す断面、以下、収容空間2hの平面視断面という)において収容空間2hの断面形状が楕円形となるように形成されており、しかも、収容空間2hの縦断面(図1(B))および収容空間2hの横断面(図1(C))がいずれも略楕円形上になるように形成されている。
そして、連通部5bは給水配管を介して水道管に直接接続されているので、タンク1は水道管の給水圧が加わっている。すると、給湯配管に接続されている蛇口などを開けば、水道管の給水圧によって、タンク1内の温水を連通部5aと給湯配管を通して給湯すべき場所に供給することができる。
そして、上記例では、貯湯式温水器の貯湯タンクに使用する場合のタンクであるので、連通部5aを上部、連通部5bを下部、にそれぞれ設けたが、各連通部5a,5bを設ける位置や両者の相対的な位置はとくに限定されない。例えば、飲料水などの液体を貯蔵しておくタンクとして使用する場合であって、タンク1を横置きの状態で使用する場合であれば、連通部5aおよび連通部5bは側壁3が最も膨らんだ部分に配置してもよい。すると、内部の液体を排出しやすくなるので好ましい。とくに、タンク1を横置きにした状態で、連通部5aを上側の側壁3において最も膨らんだ部分に連通部5aを配置し、連通部5bを下側の側壁3において最も膨らんだ部分に配置すれば、連通部5bから液体を排出しやすくなるし、タンク1内の液体を残さず排出できる(図8参照)。
例えば、収容空間2hの平面視断面の直径が約900mmの円となるようにして、一対の側壁3,3間の最大距離を300mm程度とした場合には、タンク容量は約100リットルである。一方、収容空間2hの平面視断面の長軸が約1100mm、短軸が約900mmの楕円となるようにして、一対の側壁3,3間の最大距離を300mm程度とすれば、タンク容量を約140リットルとすることができる。つまり、平面視断面を楕円形とすれば、円形の場合に比べて大幅にタンク容量を増加させることができる。
上述したような基本構造を有するタンク1では、収容空間2hの内圧が高くなると、一対の側壁3,3を外方に押す力によって一対の側壁3,3がさらに離間するように(側壁3が膨らむように)変形して、収容部2の形状が変形してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態のタンク1は、図1に示すように、一対の側壁3,3同士が離間するように変形することを防止するために、連結手段20を設けている。
図2に示すように、一対の側壁3,3には、平面視で、その中央部に連通孔3hがそれぞれ形成されている。具体的には、一対の側壁3,3において、収容部2の収容空間2hの平面視断面と直交しかつ平面視断面の中心を通る中心線と交差する点を中心とする位置に、円形の連通孔3hがそれぞれ形成されている。
図2に示すように、各側壁3では、連通孔3hの内端縁が外方に屈曲されており、連通孔3hを囲むように連結壁3wが形成されている。そして、連結壁3wの周囲には、この連結壁3wを囲むようにU字状の断面を有する係合部材3dが取り付けられている。つまり、係合溝3gを備えた係合部材3dが、連結壁3wの周囲に設けられているのである。 なお、この係合部材3dは、その内方の上端が連結壁3wの上端と固定されている。
また、連結壁3wと係合部材3dが、特許請求の範囲にいう係合部に相当する。以下では、連結壁3wと係合部材3dの内側の内壁とを合わせて、係合部の内壁wという。
そして、固定部23における挿入部24側の端面には、この端面から凹んだ溝23gが形成されている。この溝23gは、挿入部材21の中心軸周りに沿って形成された環状の溝である。溝23gの直径は、連通孔3h内径と同程度であり、その溝幅は、係合部の内壁wの厚さよりも広くなるように形成されている。この溝23gの内面(挿入部材21の中心軸側の内面)には、外径が連通孔3hの内径よりも大きいOリング23oが設けられている。このOリング23oは、その中心が挿入部材21の中心軸上に位置するように配設されている。
しかも、挿入部材21の外面と連結部材22の貫通孔22hの外面との間および係合部の内壁wの内面と溝23gの内側の面との間は、それぞれOリング22oおよびOリング23oによってシールされる。このため、収容部2の収容空間2hと外部との間を、液密(好ましくは気密)に遮断することができる。
しかも、挿入部材21を一対の側壁3,3の連通孔3hに挿通し、一対の連結部材22,22を挿入部材21と一対の側壁3,3に取り付けるだけで、一対の側壁3,3同士を連結できるので、タンク1の製造が容易になる。
上記の挿入部材21と、一対の連結部材22,22、一対のナット25,25が、特許請求の範囲にいう付勢力発生手段に相当する。
連結手段20は上記のごとき構造に限られず、一対の側壁3,3間の距離が離れないように連結しておくことができる構造であればよい。
例えば、上記例では、連結部材22の両方がいずれも挿入部材21に対して着脱可能な場合を説明したが、挿入部材21は、その頭部Hが連結部材22における側壁3と連結する構造と実質同等の構造を有するものとしてもよい。この場合には、挿入部材21を連通孔3hに挿入して、一方の端部のみに連結部材22を連結すれば、作業時間を短縮することができる(図5(A))。
また、図5(B)に示すように、挿入部材21として一般的なボルトを使用することも可能である。この場合には、一方の連結部材22の貫通孔22hからボルトを挿通し、このボルトの先端を他方の連結部材22の貫通孔22hから突出させる。すると、突出したボルトの先端にナット25を螺合させれば、一対の側壁3,3間の距離が離れないようにすることができる。
また、図6(B)のような一対の軸状部材21a,21bを使用する場合には、両者を結合部材21eによって連結してもよい。例えば、図6(B)に示すように、軸状部材21c,21dと結合部材21eによってターンバックルのような構造となるようにすれば、一対の側壁3,3間に発生させる付勢力を調整しやすくなるので、好適である。かかる構造とした場合には、上記の一対の軸状部材21c,21dと結合部材21eが、特許請求の範囲にいう付勢力発生手段に相当するものとなる。
図7に示すように、挿入部材21の両端部側面に、この側面の周方向に沿った溝21hをそれぞれ形成しておく。なお、各溝21hは、挿入部材21の軸方向において、挿入部材21を一対の側壁3,3の連通孔3hに挿入した状態ときに、両方の溝21hがいずれも一対の側壁3,3外に配置することができる位置に形成する。
この挿入部材21を一対の側壁3,3の連通孔3hに挿入した状態において、各溝21hに環状のプレート21pを取り付ける。この環状のプレート21pは、その内径が溝21hの底の位置における挿入部材21の内径D3とほぼ同じ長さであり、その外径が挿入部材21の外径D1よりも長くなるように(つまり幅が溝21hの深さよりも長くなるように)形成されている。
すると、収容空間2h内の圧力が高くなって一対の側壁3,3が膨らもうとしても、環状のプレート21pにおいて、挿入部材21の外周面から突出している部分が一対の側壁3,3と干渉する。つまり、環状のプレート21pによって一対の側壁3,3同士が離間する方向への移動が制限されるので、一対の側壁3,3が膨んで変形することを防ぐことができる。
なお、図7に示すように、上記のごとき構造の連結手段20によって一対の側壁3,3の変形を防止する場合には、一対の側壁3,3外面に、連通孔3hを囲むように環状の保護プレート3pを設けておくことが好ましい。かかる保護プレート3pを設けておけば、一対の側壁3,3が膨んでプレート21pと一対の側壁3,3とが干渉したときでも、一対の側壁3,3の損傷を防ぐことができる。
しかも、図7に示すように、保護プレート3pの内面に、挿入部材21の外形よりも内径が小さいOリングを設けておけば、収容空間2h内部と外部との間を液密(好ましくは気密)に保ちやすくなる。なお、図7の構造とした場合において、収容空間2h内部と外部との間を液密に保つ構造(シール構造)は、収容空間2h内からの液体等の漏れを防ぐことができるのであれば、図7に示す構造に限定されない。
上述した、環状の保護プレート3pが、特許請求の範囲にいう移動規制部材に相当する。
図3および図4に示すように、一対の側壁3,3の中央部に、互いに接近するように凹んだ一対の凹み部3s,3sを形成して、この一対の凹み部3s,3s間に連結手段20が取り付けられるようにしてもよい。具体的には、一対の側壁3,3の中央部に、収容部2の収容空間2hの平面視断面と直交しかつ平面視断面の中心を通る中心線CLと直交する平坦面である凹み部3sを形成し、この凹み部3sに連通孔3hを形成する。
かかる構成とする場合には、側壁3を、その外周縁と凹み部3sの外周縁との間がなめらかな曲面で連結されるように形成する。より詳しく言えば、中心線を含む平面と側壁3との交線が、側壁3の外周縁と凹み部3sの外周縁との間をつなぐ円弧状の曲線となるように形成する(図3(B)、(C)参照)。
すると、凹み部3sを設けることにより側壁3内面の曲率半径が小さくなっても、内圧を分散させる効果を発揮させることができるので、凹み部3sを設けたことに起因する応力集中などが発生することを防ぐことができる。
本実施形態の貯湯タンク1において、収容部2を形成する方法はとくに限定されないが、一対の板状部材を接合して形成すると製造が容易である。
例えば、板材をプレス等によって成形して、収容部における側壁の膨らみを形成する曲面状部と、曲面状部の周縁に形成されたフランジ状の接合部とを有する板状部材を形成する。そして、板状部材を、フランジ状の接合部同士が重なり合うように重ねて、接合部同士を溶接などによって接合すれば、本実施形態の貯湯タンク1における収容部2を形成することができる。
とくに、一対の側壁3,3に連通孔3hを設ける場合であって、板状部材に、一対の側壁3,3の連通孔3hとなる孔を形成してから接合部同士を接合する場合には、内側から接合部同士を接合することができる。すると、形成された収容部2となった場合において収容空間2h側に位置する部分が溶接された状態となる(図1(C)参照)。この場合、収容部2に内圧が加わっても、接合部同士の間に隙間が形成されないので、水道水などを収容部に収容した場合における溶接部の腐食が発生しにくくなるから、貯湯タンク1の耐久性を高くすることができる。
本実施形態の貯湯タンク1において、収容部2を形成する方法はとくに限定されないが、一対の板状部材を接合して形成すると製造が容易である。
例えば、板材をプレス等によって成形して、収容部における側壁の膨らみを形成する曲面状部と、曲面状部の周縁に形成されたフランジ状の接合部とを有する板状部材を形成する。そして、板状部材を、フランジ状の接合部同士が重なり合うように重ねて、接合部同士を溶接などによって接合すれば、本実施形態の貯湯タンク1における収容部2を形成することができる。
とくに、板状部材に、一対の側壁3,3の連通孔3hとなる孔を形成してから接合部同士を接合する場合には、内側から接合部同士を接合することができる。すると、形成された収容部2となった場合において収容空間2h側に位置する部分が溶接された状態となる(図1(C)参照)。この場合、収容部2に内圧が加わっても、接合部同士の間に隙間が形成されないので、水道水などを収容部に収容した場合における溶接部の腐食が発生しにくくなるから、貯湯タンク1の耐久性を高くすることができる。
2 収容部
2h 収容空間
3 側壁
3h 連通孔
3d 係合部材
3g 係合溝
20 連結手段
21 挿入部材
22 連結部材
23 係合溝
30 間隔保持手段
Claims (4)
- 中空な空間を有する収容部を備え、該収容部の中空な空間内と外部との間を連通する連通部を有するタンクであって、
前記中空な空間を形成する一対の側壁を備えた収容部と、
前記収容部の一対の側壁同士を連結する連結手段を備えており、
前記収容部は前記一対の側壁の間に形成された連通孔を備えており、
前記連結手段は、
前記連通孔に挿通される挿入部材と、
前記挿入部材と前記一対の側壁とを連結する一対の連結部材と、
前記一対の連結部材間を接近する方向の付勢力を与える付勢力保持手段とからなり、
前記収容部の前記側壁の外面には、前記連通孔を囲むように係合部が形成されており、
該係合部は、前記連通孔の内端縁が外方に屈曲されて形成された連結壁と、該連結壁の周囲に取付けられたU字状の断面を有し内側が係合溝となる係合部材とからなり、
前記連結部材は、小径の挿入部と大径の固定部とからなる段付円筒状に形成され、前記固定部における前記挿入部側の端面には、該端面から凹んだ環状の溝が形成され、前記挿入部は前記連通孔に挿入され、かつ前記固定部は前記係合溝に挿入される部材となっており、
前記挿入部材の外面と前記連結部材の内周面との間にOリングが嵌められ、
前記連結部材の外面と前記連通孔における内端縁との間にOリングが嵌められている
ことを特徴とするタンク。 - 前記収容部は、
前記収容部における側壁の膨らみを形成する曲面状部と該曲面状部の周縁に形成された接合部とを有する一対の板状部材を、該接合部同士を接合して形成されたものであり、
該一対の板状部材の接合部同士は、前記収容部が形成された場合において中空な空間側に位置する部分が溶接されている
ことを特徴とする請求項1記載のタンク。 - 前記一対の側壁には、
その中央部に、互いに接近するように凹んだ一対の凹み部が形成されている
ことを特徴とする請求項1記載のタンク。 - 前記収容部は、
前記一対の側壁が離間する方向と直交する方向における中空な空間の断面形状が楕円形となるように形成されている
ことを特徴とする請求項1記載のタンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011254741A JP5851808B2 (ja) | 2011-11-22 | 2011-11-22 | タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011254741A JP5851808B2 (ja) | 2011-11-22 | 2011-11-22 | タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013108692A JP2013108692A (ja) | 2013-06-06 |
JP5851808B2 true JP5851808B2 (ja) | 2016-02-03 |
Family
ID=48705626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011254741A Active JP5851808B2 (ja) | 2011-11-22 | 2011-11-22 | タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5851808B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MY110038A (en) * | 1992-01-17 | 1997-11-29 | Morris White Pty Ltd | Fluid storage tank |
DE50005585D1 (de) * | 1999-10-19 | 2004-04-15 | Juergen Lohse | Transportvorrichtung für Flüssigkeiten |
JP2002089564A (ja) * | 2000-09-12 | 2002-03-27 | Asmo Co Ltd | 含油軸受装置 |
JP4313279B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2009-08-12 | 四国電力株式会社 | 貯湯タンク及びその製造方法 |
JP5372414B2 (ja) * | 2008-06-16 | 2013-12-18 | Ntn株式会社 | 円すいころ軸受 |
-
2011
- 2011-11-22 JP JP2011254741A patent/JP5851808B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013108692A (ja) | 2013-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8523001B2 (en) | Thermal expansion/surge reduction water tank | |
WO2012105525A1 (ja) | チューブ継手 | |
JP6526144B2 (ja) | グルーブ式管継手アダプター | |
WO2014002874A1 (ja) | 圧力容器の継手構造及び配管の継手構造 | |
JP4819579B2 (ja) | 継手への二重管の接続構造 | |
WO2007007508A1 (ja) | 集積パネルと流体デバイスとの接続構造 | |
JP5851808B2 (ja) | タンク | |
KR101816062B1 (ko) | 유패킹이 구비된 스프링쿨러 배관용 어댑터유닛 | |
JP2012519814A (ja) | チューブコネクタ | |
JP5559109B2 (ja) | 管継手用ガイドリング及び管継手 | |
KR20130074394A (ko) | 파이프 연결구 | |
JP2006348659A (ja) | ユニットバスにおける浴槽用給湯配管の引回し構造及び該引回し構造に用いられる防水スリーブ | |
JP2010266014A (ja) | メタルタッチ式クランプ管継手 | |
TWI403445B (zh) | DC water tank | |
JP5791005B2 (ja) | 管継手用ロックリング | |
KR200463149Y1 (ko) | 해수열원을 이용한 히트펌프의 이중관용 금속소켓 및 이를 가지는 이중관 열교환기 | |
JP5220579B2 (ja) | 拡径スペーサ | |
JP3133487U (ja) | 三方継手 | |
JP6664153B2 (ja) | 鋼管矢板連結構造 | |
JPWO2019021821A1 (ja) | 管継手及び管継手構造 | |
JP2010223291A (ja) | 樹脂管継手 | |
JP2014051999A (ja) | 複層管 | |
JP2007085535A (ja) | 合成樹脂製のカプラ | |
CN204358293U (zh) | 快速接头波纹管 | |
JP2014098399A (ja) | ねじ込み式継手による接続構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150728 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150917 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151203 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5851808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |