JP5851777B2 - ボイラ装置 - Google Patents
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Description
また、ケージ壁後部パネル8は後部伝熱管8aとメンブレンバー12を交互に組み合わせてパネル状に形成しているため、図11に示すように平面形状がほぼ波型形状(凹凸形状)になっており、バイパスダクト取り合い金具10も、ケージ壁後部パネル8の形状に合わせてほぼ波型形状に形成されている。そしてバイパスダクト取り合い金具10を、ケージ壁後部パネル8の後部伝熱管8aに直接溶接19する構造となっている。さらに、バイパスダクト取り合い金具10の補強部材14(板状部材)もケージ壁後部パネル8の後部伝熱管8aに直接溶接19していた。
上部鉄骨から吊り下げられたケージ壁後部パネルと、
そのケージ壁後部パネルの内側に設置されて流通する火炉ガスとの間で熱交換を行なう節炭器と、
その節炭器を経由した火炉ガスを導入して所定のガス処理を行うガス処理装置と、
前記節炭器の火炉ガス流れ方向上流側におけるケージ壁後部パネルの外側部分に取り付けられて、他端が前記ガス処理装置側に延びた節炭器バイパスダクトを備えて、
前記火炉ガスの温度が低いときは、火炉ガスを前記節炭器には通さないで、前記節炭器バイパスダクトを通して前記ガス処理装置に導入する構成になっているボイラ装置において、
前記ケージ壁後部パネルの外側部分に取り付ける前記節炭器バイパスダクトのガス取り出し口が、ケージ壁後部パネルの炉幅方向において2箇所以上に分割して形成され、
前記ケージ壁後部パネルがメンブレンバーと後部伝熱管を交互に組み合わせてパネル状に形成されると共に、前記メンブレンバーと、そのメンブレンバーの両側に設置された後部伝熱管との間に凹部が形成され、
前記凹部内に溶接部を介して取り付けられるプレート部材と、
前記プレート部材に溶接部を介して固定され、前記節炭器バイパスダクトを前記ケージ壁後部パネルに取り付けるためのバイパスダクト取り合い金具と、を有し、
前記ケージ壁後部パネルのうち前記プレート部材が取り付けられた部分がほぼフラットな状態となるよう形成される、ことを特徴とするものである。
前記複数のガス取り出し口が、前記ケージ壁後部パネルの炉幅方向において所定の間隔離して形成されていることを特徴とするものである。
前記ケージ壁後部パネルの炉幅方向中央部には前記節炭器バイパスダクトのガス取り出し口は形成されておらず、前記炉幅方向中央部の両側にそれぞれガス取り出し口が形成されていることを特徴とするものである。
前記節炭器バイパスダクトが、前記ケージ壁後部パネル側に配置される第1の節炭器バイパスダクトと、前記ガス処理装置側に配置される第2の節炭器バイパスダクトとを備え、
前記第1の節炭器バイパスダクトと第2の節炭器バイパスダクトの間に、非金属製のエキスパンションが介在されていることを特徴とするものである。
前記ケージ壁後部パネルと前記非金属製エキスパンションの間が1000mm以上離れていることを特徴とするものである。
前記節炭器バイパスダクトを前記ケージ壁後部パネルに取り付けるためのバイパスダクト取り合い金具の各コーナ部に応力集中を緩和するための丸みを付けたことを特徴とするものである。
前記ガス処理装置が脱硝酸装置であり、前記火炉ガスの温度が低いときが当該ボイラ装置の起動時であることを特徴とするのである。
図1は本発明の実施形態に係るケージ壁後部パネル8と節炭器バイパスダクト9の取り合い構造を示す側面図、図2は図1のE−E矢視図、図3は図2のF−F矢視図である。また、図4および図5はケージ壁後部パネル8とバイパスダクト取り合い金具10の取り合い構造を示す図であり、図4は図2に示すコーナ部17の詳細図、図5は図4のH−H拡大矢視図である。
Claims (7)
- 上部鉄骨から吊り下げられたケージ壁後部パネルと、
そのケージ壁後部パネルの内側に設置されて流通する火炉ガスとの間で熱交換を行なう節炭器と、
その節炭器を経由した火炉ガスを導入して所定のガス処理を行うガス処理装置と、
前記節炭器の火炉ガス流れ方向上流側におけるケージ壁後部パネルの外側部分に取り付けられて、他端が前記ガス処理装置側に延びた節炭器バイパスダクトを備えて、
前記火炉ガスの温度が低いときは、火炉ガスを前記節炭器には通さないで、前記節炭器バイパスダクトを通して前記ガス処理装置に導入する構成になっているボイラ装置において、
前記ケージ壁後部パネルの外側部分に取り付ける前記節炭器バイパスダクトのガス取り出し口が、ケージ壁後部パネルの炉幅方向において2箇所以上に分割して形成され、
前記ケージ壁後部パネルがメンブレンバーと後部伝熱管を交互に組み合わせてパネル状に形成されると共に、前記メンブレンバーと、そのメンブレンバーの両側に設置された後部伝熱管との間に凹部が形成され、
前記凹部内に溶接部を介して取り付けられるプレート部材と、
前記プレート部材に溶接部を介して固定され、前記節炭器バイパスダクトを前記ケージ壁後部パネルに取り付けるためのバイパスダクト取り合い金具と、を有し、
前記ケージ壁後部パネルのうち前記プレート部材が取り付けられた部分がほぼフラットな状態となるよう形成される、ことを特徴とするボイラ装置。 - 請求項1に記載のボイラ装置において、
前記複数のガス取り出し口が、前記ケージ壁後部パネルの炉幅方向において所定の間隔離して形成されていることを特徴とするボイラ装置。 - 請求項2に記載のボイラ装置において、
前記ケージ壁後部パネルの炉幅方向中央部には前記節炭器バイパスダクトのガス取り出し口は形成されておらず、前記炉幅方向中央部の両側にそれぞれガス取り出し口が形成されていることを特徴とするボイラ装置。 - 請求項1に記載のボイラ装置において、
前記節炭器バイパスダクトが、前記ケージ壁後部パネル側に配置される第1の節炭器バパスダクトと、前記ガス処理装置側に配置される第2の節炭器バイパスダクトとを備え、
前記第1の節炭器バイパスダクトと第2の節炭器バイパスダクトの間に、非金属製のエキスパンションが介在されていることを特徴とするボイラ装置。 - 請求項4に記載のボイラ装置において、
前記ケージ壁後部パネルと前記非金属製エキスパンションの間が1000mm以上離れていることを特徴とするボイラ装置。 - 請求項1に記載のボイラ装置において、
前記節炭器バイパスダクトを前記ケージ壁後部パネルに取り付けるためのバイパスダクト取り合い金具の各コーナ部に応力集中を緩和するための丸みを付けたことを特徴とするボイラ装置。 - 請求項1に記載のボイラ装置において、
前記ガス処理装置が脱硝酸装置であり、前記火炉ガスの温度が低いときが当該ボイラ装置の起動時であることを特徴とするボイラ装置。
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JP2011198640A JP5851777B2 (ja) | 2011-09-12 | 2011-09-12 | ボイラ装置 |
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Family Applications (1)
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