JPWO2018139669A1 - ガスガス熱交換器 - Google Patents
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Abstract
Description
重力方向に複数段配置した場合、GGH熱回収器では、水平方向に流れるガスに対して最下段(もしくは下方)の伝熱管がアッシュエロージョン(排ガス中の石炭灰で伝熱管表面が荒れたり、削れること)で故障する事がある(なお、スートブロアを設けることで対応も可能)。また、GGH再加熱器では、湿式排煙脱硫装置からミスト状の液体が流入するため、水平方向に流れる重力方向の下段の伝熱管が重力でミストにさらされやすく、腐食して故障しやすい。なお、ガスの流れが重力方向の場合は、アッシュエロージョンも、ミストによる腐食も、最上流の伝熱管で発生しやすい。
熱媒と排ガスの熱交換を行う伝熱管の一端を支持する第1取付部と、
前記伝熱管の他端を支持する第2取付部と、
前記第1取付部と前記第2取付部との間に着脱可能に支持され、装着時に前記第1取付部と前記第2取付部とを接続する接続部材と、
を備えたことを特徴とする。
複数の前記伝熱管、
を備えたことを特徴とする。
柱状に形成された前記各取付部と、
を備えたことを特徴とする。
前記第1取付部と、前記第2取付部と、前記接続部材とを有するバンドルを複数備え、下段のバンドルの第1取付部の上面に、上段のバンドルの第1取付部を支持し、前記下段のバンドルの第2取付部の上面に、上段のバンドルの第2取付部を支持することで、下段のバンドルに上段のバンドルを積み上げた
ことを特徴とする。
最下段の前記バンドルの下面を覆う下カバーと、最上段の前記バンドルの上面を覆う上カバーと、前記伝熱管を挟んで前記各接続部材の反対側に配置された背面カバーと、を有し、内部に水平方向に沿って設定された排ガス路が形成された筐体と、
を備えたことを特徴とする。
湿式排煙脱硫装置を通過した排ガスの流れ方向に沿って、上流のバンドルの下流側に下流のバンドルを隣接して配置すると共に、
前記上流のバンドルは、前記伝熱管が裸管により構成され且つ前記伝熱管の上流側と下流側とが重力方向でずれた位置に配置され、
前記下流のバンドルは、前記伝熱管の表面に襞状のフィンが配置され且つ前記伝熱管の上流側と下流側とが重力方向で対応する位置に配置された
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、複数の伝熱管の中の1つの伝熱管が故障した場合でも、接続部材を取り外すことで、故障していない伝熱管が妨げとならずに、故障した伝熱管にアクセスしやすく、メンテナンスを容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、取付部を強度部材として兼用することができ、支持鉄骨を使用する場合に比べて、軽量化できるとともに、コストも削減できる。
請求項5に記載の発明によれば、前側のカバーも存在する従来のケーシングの構成に比べて、筐体を軽量化すると共に、費用を削減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、湿式排煙脱硫装置からのミストで腐食しやすい下流の下段のバンドルの伝熱管で故障した場合でも、上段のバンドルを取り外さずにメンテナンスができる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、実施例1の熱交換器が適用された排煙処理システム(プラント)Sでは、ボイラ1からの排ガスが脱硝装置2に導入され、排ガス中の窒素酸化物が除去された後、空気予熱器(A/H)3においてボイラ1への燃焼用空気と熱交換される。次に、排ガスは、ガスガス熱交換器の一例としてのGGH熱回収器4に導入されて熱交換(熱回収)が行われる。GGH熱回収器4を通過してガス温度が低下した排ガスは、ガス中の煤塵の電気抵抗値が低下した状態で集塵装置(EP:Electrostatic Precipitator)5に導入され、排ガス中の煤塵の大半が除去される。その後、排ガスはファン6により昇圧されて、湿式排煙脱硫装置(FGD:Flue Gas Desulfurization)7に導入され、気液接触により排ガス中の硫黄酸化物および煤塵の一部が除去される。湿式排煙脱硫装置7において、飽和ガス温度まで冷却された排ガスは、GGH熱回収器4で回収された熱を利用して、ガスガス熱交換器の一例としてのGGH再加熱器8により昇温(熱交換、再加熱)される。GGH再加熱器8を通過した排ガスは煙突9より排出される。
図2において、実施例1の排煙処理システムSでは、GGH熱回収器4の伝熱管11とGGH再加熱器8の伝熱管12を連絡配管13で連絡されている。連絡配管13は、GGH熱回収器4からGGH再加熱器8への熱媒体の流路である連絡配管13−1とGGH再加熱器8からGGH熱回収器4への熱媒体の流路である連絡配管13−2とを有する。連絡配管13には熱媒循環ポンプ14が設けられ、熱媒循環ポンプ14により熱媒を循環させる系統となっている。
前記熱媒循環系統には、系内の熱媒の膨張を吸収する目的で熱媒タンク15が設けられている。
図4は図3の熱交換器の分解図である。
図3、図4において、GGH熱回収器4は、筐体の一例としてのハウジング31を有する。ハウジング31は、下カバーの一例としての板状の底板32と、背面カバーの一例としての板状の背面板33と、上カバーの一例としての板状の天板34とを有する。ハウジング31の前部には、上下方向に延びるバンドル間カバー35が支持されている。バンドル間カバー35は、上下方向(重力方向)に延びており、左右方向(排ガス(排煙)の流れる方向)に予め設定された間隔をあけて複数配置されている。ハウジング31の内部には、熱交換バンドル41が複数収容される。
図4、図5において、各熱交換バンドル41は、第1の取付部の一例としての第1のヘッダ42と、第2の取付部の一例としての第2のヘッダ43とを有する。実施例1の第1のヘッダ42および第2のヘッダ43は、上下方向に延びる柱状に形成されている。各ヘッダ42,43は、内部が中空且つ上端および下端が閉塞された形状に形成されており、内部に流動可能な空間が形成されている。また、各ヘッダ42,43には、左右方向に張り出す取付プレート44が支持されている。
各伝熱管11,12は、前後方向の中央部において、サポート部材47で支持されている。サポート部材47は、板に、伝熱管11,12が通過する穴が複数形成された形状に形成されている。したがって、伝熱管11,12が、ヘッダ42,43のみで片持ち状態で支持されておらず、ヘッダ42,43とサポート部材47で保持されている。なお、サポート部材47は、前後方向および左右方向に1つを図示しているが、伝熱管11,12の長さに応じて、前後方向に複数枚設けたり、左右方向に複数枚設けたりすることも可能である。
したがって、ケーシング板49が装着された場合には、ヘッダ42,43が接続される。よって、ケーシング板49が装着された場合は、ヘッダ42,43、伝熱管11,12が高い剛性を有する状態で一体化されると共に、ヘッダ42,43の間から排ガスが漏出することも抑制される。
一方、実施例1では、GGH再加熱器8では、上流バンドル111〜113の伝熱管12が裸管で構成され、中流バンドル114〜116および下流バンドル117〜119はフィンチューブで構成されている。上流バンドル111〜113の伝熱管12をフィンチューブで構成すると、湿式排煙脱硫装置7からのミストが付着して腐食しやすくなるが、実施例1では、上流バンドル111〜113の伝熱管12が裸管で構成されており、フィンチューブを採用する場合に比べて、腐食しにくくなっている。
図6において、実施例1のGGH熱回収器4では、伝熱管11が、高さ方向で同一の位置に設定されている。したがって、実施例1では、図6に示すように、伝熱管11の断面において、伝熱管11が正方格子の交点に対応する位置に配置された正方配列となっている。よって、伝熱管11の前後方向に延びる本体部分は水平に沿って配置されている。
一方で、実施例1のGGH再加熱器8では、中流バンドル114〜116および下流バンドル117〜119は、GGH熱回収器4と同様に、伝熱管12が正方配列となっている。一方で、上流バンドル111〜113では、図6(B)に示すように伝熱管12の断面において、上流側に対して下流側が重力方向でずれた位置、いわゆる千鳥配列となっている。したがって、上流バンドル111〜113では、伝熱管12が後端または前端で折り返し方向に湾曲する際に、水平方向だけでなく上下方向にも曲げられている。
GGH熱回収器4では、正方配列とすることで、アッシュエロージョンが低減される。なお、GGH熱回収器4では、フィンチューブが使用されており排ガスとの接触は確保されている。また、GGH再加熱器8の上流バンドル111〜113では、湿式排煙脱硫装置7からのミストが流入しやすく、千鳥配列の伝熱管12でミストとの接触確率を高めてミストを除去しやすくなっている。
前記構成を備えた実施例1の熱交換器4,8では、従来はケーシングに収容されていた熱交換バンドル41がケーシングに収容されておらず、熱交換バンドル41のヘッダ42,43およびケーシング板49が、排ガス路の前面を構成している。したがって、ケーシングを使用する場合に比べて、前面のカバーを省略することができる。よって、熱交換器4,8を軽量化できるとともに、コストを削減することができる。また、従来構成のようにケーシングから取り出さなくても直接プラグ孔48にアクセス可能であり、故障した伝熱管11,12を塞ぐ作業も容易である。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H04)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、熱交換器4,8において、排ガスの流れる方向に対して上流、中流、下流の3段設ける構成を例示したが、これに限定されない。例えば、2段以下または4段以上設ける構成とすることも可能である。同様に、重力方向に3段積み重ねる構成を例示したが、2段以下や4段以上とすることも可能である。
また、図8に示すようにバンドル間に空箱61を入れて設置することも可能である。ガスが下から上に流れる場合には、GGH熱回収器4のガス流れ上流部に、排ガス中の灰回収用のホッパ52を設置する必要がある(図9(A))。また、ガスが上から下に流れる場合にはGGH熱回収器4の前流で立ち上げるダクト53が必要となる(図9(B))。
(H04)前記実施例において、1つの熱交換バンドル41に対して、伝熱管11,12を複数本設ける構成を例示したが、1つの熱交換バンドル41に対して伝熱管11,12が1つの構成とすることも可能である。
7…湿式排煙脱硫装置、
11,12…伝熱管、
11a,12a…伝熱管の一端、
11b,12b…伝熱管の他端、
31…筐体、
32…下カバー、
33…背面カバー、
34…上カバー、
41,101〜109,111〜119…バンドル、
42…第1取付部、
43…第2取付部、
49…接続部材、
50…鉄骨部材、
52…灰回収用ホッパ、
53…立ち上げダクト、
61…空箱。
た場合に、故障していない伝熱管も含めケーシング全体を交換する場合は、無駄が多く、修理費用が上昇する問題もある。
[0008]
本発明は、従来のケーシングに収容する構成に比べて、ガスガス熱交換器のメンテナンスを容易にすることを技術的課題とする。
課題を解決するための手段
[0009]
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明のガスガス熱交換器は、
熱媒と排ガスの熱交換を行う伝熱管の一端を支持する第1取付部と、
前記伝熱管の他端を支持する第2取付部と、
前記第1取付部と前記第2取付部との間に着脱可能に支持され、装着時に前記第1取付部と前記第2取付部とを接続する接続部材と、
を備え、
前記第1取付部と前記第2取付部が前記接続部材を支持し、
前記接続部材は前記伝熱管を支持せず伝熱管と独立して着脱可能で、
前記第1取付部と前記第2取付部と前記接続部材はケーシングに収容されておらず、排ガス路の一面を構成している
ことを特徴とする。
[0010]
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のガスガス熱交換器において、
複数の前記伝熱管、
を備えたことを特徴とする。
[0011]
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のガスガス熱交換器において、
柱状に形成された前記各取付部と、
を備えたことを特徴とする。
[0012]
請求項4に記載の発明のガスガス熱交換器は、
熱媒と排ガスの熱交換を行う伝熱管の一端を支持する第1取付部と、前記伝熱管の他端を支持する第2取付部と、前記第1取付部と前記第2取付部との間に着脱可能に支持され、装着時に前記第1取付部と前記第2取付部とを接続する接続部材とを有するバンドルを複数備え、
下段のバンドルの第1取付部の上面に、上段のバンドルの第1取付部を支持し、前記下段のバンドルの第2取付部の上面に、上段のバンドルの第2取付部を支持することで、下段のバンドルに上段のバンドルを積み上げた
ことを特徴とする。
[0013]
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のガスガス熱交換器において、
最下段の前記バンドルの下面を覆う下カバーと、最上段の前記バンドルの上面を覆う上カバーと、前記伝熱管を挟んで前記各接続部材の反対側に配置された背面カバーと、を有し、内部に水平方向に沿って設定された排ガス路が形成された筐体と、
を備えたことを特徴とする。
[0014]
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載のガスガス熱交換器において、
湿式排煙脱硫装置を通過した排ガスの流れ方向に沿って、上流のバンドルの下流側に下流のバンドルを隣接して配置すると共に、
前記上流のバンドルは、前記伝熱管が裸管により構成され且つ前記伝熱管の上流側と下流側とが重力方向でずれた位置に配置され、
前記下流のバンドルは、前記伝熱管の表面に襞状のフィンが配置され且つ前記伝熱管の上流側と下流側とが重力方向で対応する位置に配置された
ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4ないし6のいずれかに記載のガスガス熱交換器において、
1つのバンドルが複数の前記伝熱管を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項4ないし7のいずれかに記載のガスガス熱交換器において、
柱状に形成された前記各取付部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載のガスガス熱交換器において、
前記接続部材が、溶接、またはボルト締めで前記第1取付部と前記第2取付部との間に支持される
ことを特徴とする。
発明の効果
[0015]
請求項1に記載の発明によれば、伝熱管が故障した場合に接続部材を取り外すことで、伝熱管にアクセスすることができ、従来のケーシングに収容する構成に比べて、ガスガス熱交換器のメンテナンスを容易にすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、複数の伝熱管の中の1つの伝熱管が故障した場合でも、接続部材を取り外すことで、故障していない伝熱管が妨げとならずに、故障した伝熱管にアクセスしやすく、メンテナンスを容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、取付部を強度部材として兼用することができ、支持鉄骨を使用する場合に比べて、軽量化できるとともに、コストも削減できる。
[0016]
請求項4に記載の発明によれば、前記請求項1に記載の効果に加えて下段のバンドルの伝熱管が故障した場合に、上段のバンドルを取り外さなくても、下段のバンドルの接続部材を取り外すことで、故障した伝熱管のメンテナンスが可能であり、メンテナンスを容易にすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、前側のカバーも存在する従来のケーシングの構成に比べて、筐体を軽量化すると共に、費用を削減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、湿式排煙脱硫装置からのミストで腐食し
やすい下流の下段のバンドルの伝熱管で故障した場合でも、上段のバンドルを取り外さずにメンテナンスができる。
請求項7に記載の発明によれば、1つのバンドルに1つの伝熱管しか設けられていない場合に比べて、熱交換の機能が向上する。
請求項8に記載の発明によれば、取付部が柱状に形成されることで、取付部の強度を向上できる。
請求項9に記載の発明によれば、溶接またはボルトを外すことで、接続部材を取り外すことができる。
図面の簡単な説明
[0017]
[図1]図1は本発明の熱交換器を含む排煙処理システムの説明図である。
[図2]図2はGGHの流体系統図である。
[図3]図3は本発明の実施例1の熱交換器の説明図である。
[図4]図4は図3の熱交換器の分解図である。
[図5]図5は実施例1の熱交換器のバンドルの説明図である。
[図6]図6は図5のVI−VI線断面に対応する実施例1の伝熱管の端部の配置の説明図であり、図6(A)は正方配置の説明図、図6(B)は千鳥配置の説明図である。
[図7]図7は排ガスの流れる方向が上下方向の熱交換機の説明図である。
[図8]図8は図7において熱交換器バンドル間に空箱を設置した熱交換器の説明図である。
[図9]図9は排ガスの流れる方向が上下方向の熱交換機全体の説明図である。
発明を実施するための形態
[0018]
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例としての実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする
Claims (6)
- 熱媒と排ガスの熱交換を行う伝熱管の一端を支持する第1取付部と、
前記伝熱管の他端を支持する第2取付部と、
前記第1取付部と前記第2取付部との間に着脱可能に支持され、装着時に前記第1取付部と前記第2取付部とを接続する接続部材と、
を備えたことを特徴とするガスガス熱交換器。 - 複数の前記伝熱管、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のガスガス熱交換器。 - 柱状に形成された前記各取付部と、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のガスガス熱交換器。 - 前記第1取付部と、前記第2取付部と、前記接続部材とを有するバンドルを複数備え、下段のバンドルの第1取付部の上面に、上段のバンドルの第1取付部を支持し、前記下段のバンドルの第2取付部の上面に、上段のバンドルの第2取付部を支持することで、下段のバンドルに上段のバンドルを積み上げた
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のガスガス熱交換器。 - 最下段の前記バンドルの下面を覆う下カバーと、最上段の前記バンドルの上面を覆う上カバーと、前記伝熱管を挟んで前記各接続部材の反対側に配置された背面カバーと、を有し、内部に水平方向に沿って設定された排ガス路が形成された筐体と、
を備えたことを特徴とする請求項4に記載のガスガス熱交換器。 - 湿式排煙脱硫装置を通過した排ガスの流れ方向に沿って、上流のバンドルの下流側に下流のバンドルを隣接して配置すると共に、
前記上流のバンドルは、前記伝熱管が裸管により構成され且つ前記伝熱管の上流側と下流側とが重力方向でずれた位置に配置され、
前記下流のバンドルは、前記伝熱管の表面に襞状のフィンが配置され且つ前記伝熱管の上流側と下流側とが重力方向で対応する位置に配置された
ことを特徴とする請求項4または5に記載のガスガス熱交換器。
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