JP2019045003A - 熱回収器 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝熱材の損耗を効果的に抑え得る熱回収器を提供する。【解決手段】固形粒子を含むガスGが流通する流路2と、該流路2内に設置される伝熱装置3と、該伝熱装置3の一部を構成し、該伝熱装置3を通過するガスGと熱交換する伝熱材4と、前記伝熱装置3の他部を構成し、該伝熱装置3の占める領域のうち、ガスG中の固形粒子による摩耗量が他の領域より大きい領域に配置されるダミー部材5とを備えて熱回収器1を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、化石燃料の燃焼排ガス等、熱を持ったガスの流路に設置されて熱を回収する装置に関する。
各種の燃料を燃焼させる設備においては、排ガスの流路上にガスガスヒーター等と称される熱回収器を設置し、排ガスから熱を回収する場合がある。
例えば、石炭等の化石燃料を燃焼させる際には、排ガスに含まれる硫黄分等を取り除くため、流路上に脱硫装置が設けられる。脱硫装置は、例えば排ガスに対して水等の吸収液を放散し、該吸収液中に硫黄分を溶かし込む仕組みである。脱硫装置を通過すると、排ガスの温度が低下するので、排ガス中の水分が凝集して白煙となることがある。そこで、排ガスの流路における前記脱硫装置より上流側に熱回収器を備え、温度の高い排ガスから熱を回収すると共に、回収した熱を利用して前記脱硫装置より下流側にて排ガスの温度を上げ、排ガス中の水分を水蒸気の状態で排出するといったことが行われている。こうすることにより、排ガスが白煙として視認され得る状態で大気中へ放出されることを防ぐことができる。この種の熱回収器に関連する先行技術文献としては、例えば、下記の特許文献1等がある。
こうした熱回収器は、例えば排ガスの流路中に伝熱材として多数の伝熱管を配置し、排ガス中の熱を前記伝熱管にて受け取るようになっている。前記伝熱管は、金属等、熱伝導率の高い素材で構成され、表面にはフィンが形成されて排ガスとの熱交換面積を確保している。また、前記伝熱管の内部には熱媒が流通し、伝熱管が受け取った熱を運搬するようになっている。
特開2000−304237号公報
ところで、石炭等を燃焼する設備に上述の如き熱回収器を設置する場合、燃焼排ガスに固形粒子が含まれるため、熱回収器を構成する伝熱管が固形粒子により摩耗してしまうという問題がある。摩耗量が大きくなれば、伝熱管から熱媒が流出してしまう等の虞があるので、伝熱管は定期的に交換する必要があり、交換には相応の手間と費用が生じる。また、仮に伝熱管からの熱媒の流出が起こった場合には、熱回収器の運転を停止し、流出箇所を特定して施栓するといった処置を講じなくてはならず、やはり大きな手間と費用が発生してしまう。
本発明は、斯かる実情に鑑み、伝熱材の損耗を効果的に抑え得る熱回収器を提供しようとするものである。
本発明は、固形粒子を含むガスが流通する流路と、該流路内に設置される伝熱装置と、該伝熱装置の一部を構成し、該伝熱装置を通過するガスと熱交換する伝熱材と、前記伝熱装置の他部を構成し、該伝熱装置の占める領域のうち、ガス中の固形粒子による摩耗量が他の領域より大きい領域に配置されるダミー部材とを備えた熱回収器にかかるものである。
本発明の熱回収器においては、前記伝熱装置における前記伝熱材の配置された領域において、該伝熱材を構成する部材同士が均等に配置されていることが好ましい。
本発明の熱回収器においては、ガスが水平方向に沿って流れる前記流路内に前記伝熱装置を設置し、前記流路を構成するダクトの床面の上方に前記ダミー部材を配置することができる。
本発明の熱回収器においては、前記流路内に、前記伝熱装置を構成する伝熱ユニットを仕切板を介して上下に積み重なるように配置し、前記伝熱ユニットにおける前記仕切板の上下に前記ダミー部材を配置することができる。
本発明の熱回収器においては、ガスが上下方向に沿って流れる前記流路内に、前記伝熱装置を構成する伝熱ユニットを設置すると共に、該伝熱ユニットの上方に該伝熱ユニットに堆積する固形粒子を吹き払うスートブロワを配置し、前記伝熱ユニットのうち、前記スートブロワの下方にあたる領域に前記ダミー部材を配置することができる。
本発明の熱回収器において、前記伝熱材は、内部を熱媒が流通する伝熱管とし、前記ダミー部材は、内部を熱媒が流通しないダミー管とすることができる。
本発明の熱回収器において、前記ダミー部材は、ガスが流通する穴が設けられたダミー板とすることができる。
本発明の熱回収器によれば、伝熱材の損耗を効果的に抑え得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の第一実施例による熱回収器の形態を示す側断面図である。 図1の要部を示す拡大図である。 本発明の第一実施例による熱回収器の要部の形態を示す斜視図である。 本発明の第二実施例による熱回収器の形態を示す側断面図である。 図4の要部を示す拡大図である。 本発明の第三実施例による熱回収器の形態を示す側断面図である。 図6の要部を示す拡大図である。 本発明の第三実施例による熱回収器の要部の形態を示す正断面図であり、図6のVIII−VIII矢視相当図である。 本発明の第四実施例による熱回収器の形態を示す側断面図である。 図9の要部を示す拡大図である。 本発明の第四実施例による熱回収器の要部の形態を示す正断面図であり、図9のXI−XI矢視相当図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図3は本発明の実施による熱回収器の形態の一例を示している。本第一実施例の熱回収器1は、図1に示す如く、石炭の燃焼排ガス等であるガスGの流路をなすダクト2内に伝熱装置3を設置して構成される。本第一実施例では、水平方向に設置したダクト2内を、ガスGが水平方向に沿って流通する場合を例示している。尚、本第一実施例、及び後述する第二実施例においては、ガスGの流通方向を前後方向、ガスGの流通方向に直交する水平方向を左右方向として説明するものとする。
伝熱装置3は、ガスGと熱交換を行うための伝熱材として、ガスGの流通する空間内に多数の伝熱管4を備えている。伝熱装置3のうち、伝熱管4の占める領域は一部であり、伝熱管4の備えられていない他部には、ダミー部材5が配置されている。尚、図1では説明の都合上、伝熱装置3の一部(一個の伝熱ユニット8)のみに伝熱材4やダミー部材5を図示しているが、他の伝熱ユニット8に関しても同様に伝熱材4やダミー部材5が配置されていることは勿論である。これは、以下の図4や図6、図9についても同様である。また、後述するフィン6やダミー板24、穴44c等についても、各図にて適宜部分的に図示を省略している。
伝熱装置3の一部を構成する伝熱管4は、例えば図3に示す如く、一本一本が水平面に沿って蛇行しつつ、左右方向に沿って伸びる形で形成されている。すなわち、各伝熱管4は、左右方向に伸びる一の直線部4aの一端側にて屈曲部4bに至り、該屈曲部4bにて折り返した後、別の直線部4aとして他端側へ伸びるという形で、水平面上を蛇行している。直線部4aの表面には、左右方向の全長にわたって径方向に突出するフィン6が形成され、ガスGとの接触面積を確保している。伝熱管4は、例えば金属等、熱伝導率の高い素材で構成される。伝熱管4の内部には熱媒Lが流通し、伝熱管4の外側を流通するガスGから受け取った熱を、熱媒Lによって外部へ運搬するようになっている。
水平方向に蛇行する各伝熱管4は、各直線部4aの両端部を支持具7により固定されている。支持具7は、各伝熱管4の直線部4aと直交する向きに面をなす板状の部材である。各伝熱管4は、直線部4aの両端にて支持具7を貫通するようにして支持具7に固定されており、上下方向に複数段設置された伝熱管4が同じ支持具7に固定され、伝熱装置3を構成する伝熱ユニットとしてのバンドル8を形成している。各バンドル8では、左右方向に伸びる伝熱管4の直線部4aが、上下及び前後方向にわたって均等に配置される。すなわち、各バンドル8における各直線部4a同士の上下方向及び前後方向の距離は等しく設定されている。
ダクト2内には、図1に示す如く、複数のバンドル8が上下に積み重ねられると共に前後方向にも複数段設置され、伝熱装置3を構成する。上下方向に重ねられた各バンドル8同士の間には、水平方向に沿った面をなす仕切板9が配置されている。
前後方向に隣接するバンドル8同士は、所定の間隔を置いて互いに離間して設置されており、前後方向に隣接するバンドル8間の空間には、図1に示す如くスートブロワ10が配置される。スートブロワ10は、左右方向(図1の紙面に直交する方向)に沿って伸び縮みする管体からバンドル8に対して蒸気等を吹き付け、バンドル8を構成する伝熱管4やダミー管5に付着する固形粒子を吹き払う装置である。ガスGが石炭等の燃焼排ガスである場合、ガスGには固形粒子として煤塵が含まれている。固形粒子が伝熱管4の表面に付着し、フィン6同士の間に蓄積すると、フィン6を介したガスGと熱媒L(図3参照)との熱交換が妨げられる。スートブロワ10は、このような事態を避けるべく、フィン6に固形粒子が蓄積する前に除去するための装置である。
伝熱管4と共に伝熱装置3の一部をなすダミー部材5は、本第一実施例の場合、伝熱管4と類似したダミー管として構成されている。ダミー管5は、図3に示す如く、伝熱管4と同様の直線部5aを備えており、該直線部5aは、ガスGの流通方向と直交する向きに伸びるように配置される。ただし、ダミー管5には、熱媒Lは流通しないため、直線部5a同士が接続されている必要はなく、伝熱管4の屈曲部4bに相当する部分は備えていない。また、本第一実施例のダミー管5は、熱交換を行う機能は担っていないため、伝熱管4の直線部4aに備えられているようなフィン6は、ダミー管5の直線部5aには形成されていない。各ダミー管5は、直線部5aの両端部を、伝熱管4を支持する支持具7により固定されており、伝熱管4と共にバンドル8を構成している。
ダミー管5の配置される位置は、伝熱装置3の占める領域のうち、特に摩耗しやすい箇所である。本第一実施例の場合は、各バンドル8の上部と下部に、伝熱管4に代えてダミー管5が配置されている。
本第一実施例では、図1に示す如く、水平方向に沿って配置されたダクト2を、ガスGが水平方向に沿って流通する。このため、ガスG中に含まれる固形粒子は、水平方向に沿った面をなすダクト2の床面2aに堆積する。同様に、水平方向に沿った面をなす仕切板9の上にも固形粒子が堆積する。堆積した固形粒子は、スートブロワ10の作動やガスGの流通により巻き上げられ、伝熱装置3を構成する素材に接触し、摩耗させる。本第一実施例の如き伝熱装置3の場合、床面2aや仕切板9に固形粒子が多く分布するので、固形粒子による摩耗の度合は、床面2aや仕切板9の付近において最も大きい。そこで、床面2aの上方や、仕切板9の上下にあたる各バンドル8の上下の部分をダミー管5とし、伝熱管4が大きく摩耗することを防いでいる。
具体的には、図2に示す如く、各バンドル8を構成する伝熱管4ないしダミー管5は、一個のバンドル8につき、合わせて4段以上40段以下程度設置される。このうち、各バンドル8の上部と下部にそれぞれ1段以上4段以下のダミー管5を配置し、残りの部分に伝熱管4を配置すると好適である。本第一実施例の伝熱装置3では、各バンドル8に合計6段の伝熱管4とダミー管5を備え、そのうち上部の1段と、下部の2段をダミー管5とし、その他の段を伝熱管4として構成している。
このように、伝熱装置3の占める領域のうちでも、他の部分と比較して摩耗量の大きい箇所に伝熱管4の代わりにダミー管5を備えれば、スートブロワ10を作動させても、ガスG中の固形粒子により生じる摩耗の大部分をダミー管5が担うことになる。これにより、伝熱管4の摩耗が著しく低減され、伝熱管4の損傷や熱媒Lの漏出といった事態は回避される。
ここで、バンドル8において、伝熱管4の直線部4a同士は上述の如く均等に配置されている。そして、ダミー管5に関しても、直線部5aの形状や寸法は直線部4aと類似しており、直線部4a,5a同士の配置間隔は、バンドル8全体で均等になっている。ダミー管5は、例えば伝熱管4と同じ金属で構成されるが、伝熱管4を構成する素材よりも耐摩耗性の高い素材によりダミー管5を形成しても良い。
このようにすると、伝熱装置3を通過するガスGの流れをなるべく一様に保つことができる。仮に、伝熱管4とダミー管5の間で直線部4a,5aの形状や寸法、配置間隔等が大きく異なっていた場合、バンドル8内においてガスGの流速が部分毎に異なる結果、ガスGの流れに偏流が生じる虞がある。その結果、偏流の周囲に、摩耗量の大きい箇所が新たに生じてしまう可能性がある。つまり、ダミー管5は、伝熱管4に生じ得る摩耗を肩代わりするために、伝熱装置3内でも特に摩耗量の大きい領域に設置されるところ、仮にダミー管5を設置することでガスGの流れに変化が生じれば、設計当初の意図とは別の部分に摩耗量の大きい領域が生じかねない。そこで、本発明では、ダミー管5として伝熱管4と形状や寸法等の同じ部品を用い、伝熱管4の一部に代えてダミー管5を配置することで、ダミー管5の設置がガスGの流れに影響することを回避している。このようにすれば、伝熱管4とダミー管5との間でガスGの流れを一様に保ちやすい。また、伝熱装置3の設計・製造にあたり、伝熱管4に使用される部品を流用してダミー管5を設置できるので、製造コストや部品管理、組み付けの手間の点で有利である。
無論、ダミー管5の形状や寸法等は、必ずしも伝熱管4と揃える必要はなく、伝熱管4と異なる構成のダミー管5を用いても良い。その場合、ダミー管5の形状や寸法、配置等を適宜調整することで、ダミー管5における気流の抵抗やガスGの流量等を伝熱管4と同程度とし、大きな偏流が生じないようにすることは可能である。また、後述する第三及び第四実施例のように、ダミー部材として管状以外の形状の部品を用いることもできる。
ここで、本第一実施例の如く伝熱管4に代えてダミー管5を設置すると、伝熱装置3における空間あたりの熱交換量がダミー管5の分だけ少なくなってしまうことは否めない。こうした熱交換量の減少への対策としては、例えばバンドル8の設置総数を増やす等の措置により、全体の伝熱面積を増やして要求される熱交換量を満たすよう調整すれば良い。
ダミー管5の設置位置としては、本第一実施例ではダクト2の床面2aや仕切板9の付近にあたる箇所を例示したが、本発明を実施するにあたり、ダミー部材を設置する部分はここに示した例に限定されない。ガスGの流路としてのダクト2の形状や、伝熱装置3の配置等の条件により、ダミー部材は伝熱装置3における適宜位置に配置し得る。例えば、本第一実施例のダクト2においては、側壁付近にてガスGの偏流が生じる場合も想定されるが、それによって伝熱装置3の素材に生じる摩耗がダクト2の側壁付近において大きくなる場合には、該側壁付近にダミー部材を設置しても良い。また、後述する第三・第四実施例のように、スートブロワの作動する領域付近で摩耗量が大きい場合には、該スートブロワの作動領域近傍にダミー部材を配置しても良い。いずれにしても、伝熱装置のうち、ダミー部材を配置する部分としては、前記伝熱装置の占める領域のうち、他の領域よりも摩耗量が大きい領域を選択すれば良い。その際、例えば過去の類似の伝熱装置における部分別の摩耗量の実績を参考にしたり、あるいはモデルや実機を使った試験を行うことにより、摩耗量の大きい箇所を特定し、ダミー部材の配置箇所を決定することができる。
以上のように、上記本第一実施例の熱回収器1は、固形粒子を含むガスGが流通する流路2と、該流路2内に設置される伝熱装置3と、該伝熱装置3の一部を構成し、該伝熱装置3を通過するガスGと熱交換する伝熱材4と、前記伝熱装置3の他部を構成し、該伝熱装置3の占める領域のうち、ガスG中の固形粒子による摩耗量が他の領域より大きい領域に配置されるダミー部材5とを備えている。このようにすると、ガスG中の固形粒子により生じる摩耗の大部分をダミー部材5が担うことで、伝熱管4の摩耗が著しく低減される。
本第一実施例においては、前記伝熱装置3における前記伝熱材4の配置された領域において、該伝熱材4を構成する部材(直線部4a)同士が均等に配置されている。このようにすると、伝熱装置3を通過するガスGの流れをなるべく一様に保つ上で好適である。
本第一実施例においては、ガスGが水平方向に沿って流れる前記流路2内に前記伝熱装置3を設置し、前記流路2を構成するダクトの床面2aの上方に前記ダミー部材5を配置している。このようにすると、摩耗量の大きい領域であるダクト2の床面2aの上方にて生じる摩耗をダミー部材5に担わせることができる。
本第一実施例においては、前記流路2内に、前記伝熱装置3を構成する伝熱ユニット8を仕切板9を介して上下に積み重なるように配置し、前記伝熱ユニット8における前記仕切板9の上下に前記ダミー部材5を配置している。このようにすると、摩耗量の大きい領域である仕切板9の上下にて生じる摩耗をダミー部材5に担わせることができる。
本第一実施例において、前記伝熱材4は、内部を熱媒Lが流通する伝熱管とし、前記ダミー部材5は、内部を熱媒Lが流通しないダミー管としている。このようにすると、伝熱管4とダミー管5との間でガスGの流れに関して一様性を保つ上で好適である。また、伝熱管4に使用される部品を流用してダミー管5を設置できるので、製造コストや部品管理、組み付けの手間の点で有利である。
したがって、上記本第一実施例によれば、伝熱材の損耗を効果的に抑え得る。
図4、図5は本発明の第二実施例による熱回収器を示している。本第二実施例の熱回収器21は、ダクト2の形状をはじめ、基本的な構成は上記第一実施例(図1〜図3参照)と同様である。ただし、本第二実施例の場合、伝熱装置22において摩耗量の大きい領域にあたる各バンドル23の上部及び下部に、ダミー部材としてダミー板24を備えた点が上記第一実施例とは異なっている。
ダミー板24は、例えば金属で形成された板状の部材である。ダミー板24は、上記第一実施例におけるダミー管5(図1参照)と同様の位置、すなわち仕切板9の上下や、ダクト2の床面2aの上に設置される。本第二実施例の場合、各バンドル23において、前後方向に直交する向きに沿った面をなすダミー板24が、伝熱管4を配置した領域の上方及び下方に3枚ずつ設置されている。各バンドル23の上下各3枚のダミー板24は、それぞれバンドル23の前面と背面、及び前後方向中間部に配置されている。
各バンドル23の高さは、伝熱管4の段数にして4段以上40段以下程度である。このうち、各バンドル23の上下における1段分以上4段分以下の高さをそれぞれダミー板24が占めており、残りの部分に伝熱管4が配置されている。図4、図5に示す伝熱装置22では、各バンドル23の高さは伝熱管4の段数にして6段分であり、そのうち上部の1段分、及び下部の2段分をダミー板24とし、残りの3段を伝熱管4として構成している。
図5に示す如く、各ダミー板24には、該ダミー板24を前後に貫通するよう、多数の穴24aが開口されている。したがって、ダクト2を流通するガスGは、伝熱管4同士の間のほか、ダミー板24の穴24aをも通過することができる。仮に穴24aを備えずにダミー板24を構成した場合、ガスGはダミー板24を迂回して伝熱管4の間を通過せざるを得ない。その結果、バンドル23ないし伝熱装置22内においてガスGに偏流が生じ、摩耗量の大きい箇所が新たに生じてしまう可能性がある。穴24aは、こうした事態を回避するために設けられている。
そして、本第二実施例では、ダミー板24に設けた穴24aの寸法や数、ダミー板24における配置を適宜設定することにより、ダミー板24と、伝熱管4の設置領域とでガスGの流速や流量、抵抗等が極力均一になるよう調整することができる。また、ダミー板24は板材に穴24aを開口した単純な構造であるので、伝熱装置22にダミー部材24を備えるにあたり、該ダミー部材24を安価で簡単に製造することができ、熱回収器21の設置にかかるコストを低減することができる。
ここで、穴24aの寸法や配置等は、各バンドル23ないし伝熱装置22各所のダミー板24毎に変更しても良い。例えば、ガスGの上流側にあたるダミー板24では、下流側にあたるダミー板24と比較して、穴24aの寸法を大きく、又は数を多くしても良い。このように、本第二実施例では、穴24aの設定を変更することで、ダミー板24の設置領域を通過するガスGの流量を調整することができる。
また、ダミー板24に関し、ここでは各バンドル23の上下に3枚ずつ設置した場合を例示したが、ダミー板24の構成はこれに限定されない。各バンドル23におけるダミー板24の枚数や配置は、該ダミー板24を設置した領域において要求されるガスGの流量その他の条件に合わせて適宜設定することができる。
各バンドル23において、ダミー板24と、該ダミー板24の下方に位置する床面2a又は仕切板9との間に0より大きく10cm以下程度の隙間を設けると良い。メンテナンス等の際、前記隙間から清掃用の器具等を差し込んだり、空気等を送り込むことで、床面2aや仕切板9に堆積した固形粒子を簡便に除去することができる。
以上のように、本第二実施例の熱回収器21において、ダミー部材24は、ガスGが流通する穴24aが設けられたダミー板としている。このようにすると、穴24aの寸法や数、穴24aのダミー板24における配置、さらにバンドル23ないし伝熱装置22におけるダミー板24の配置や枚数等を適宜設定することで、ガスGの流速や流量、抵抗等が極力均一になるよう調整することができる。また、ダミー部材24を安価で簡単に製造することができるので、熱回収器21の設置にかかるコストを低減することができる。
その他の構成や作用効果については上記第一実施例と同様であるため説明を省略するが、上記本第二実施例によっても、伝熱材の損耗を効果的に抑え得る。
図6〜図8は本発明の第三実施例による熱回収器の形態を示している。本第三実施例の熱回収器31の場合、図6、図7に示す如く、伝熱装置32の設置されたダクト33内を、ガスGが上下方向に沿って流通する場合を例示している。尚、本第三実施例、及び後述する第四実施例においては、上下方向に沿った向きがガスGの流通方向であるので、伝熱装置32内における伝熱管4の直線部4aの伸びる方向を左右方向とし、左右方向に直交する水平方向を前後方向として説明するものとする。
図7、図8に示す如く、伝熱装置32は、伝熱材としての複数の伝熱管4と共に、ダミー部材としてのダミー管34を支持具7により固定してなるバンドル35により構成されている。こうした構成は、上記第一実施例(図1〜図3参照)の伝熱装置3と共通している。ただし、伝熱装置32内においてダミー管34が配置される領域は、上記第一実施例の伝熱装置3においてダミー管5が配置される領域とは異なっている。これは、本第三実施例では上記第一実施例とはガスGの流通方向が異なる結果、伝熱装置32の占める領域のうちでも摩耗しやすい箇所が異なることによる。
本第三実施例の場合、図6に示す如く、垂直方向に沿って伸びるダクト33内に、複数のバンドル35が上下に配置されると共に前後方向にも複数段設置され、伝熱装置32を構成している。前後方向に配列した各バンドル35同士の間には、前後方向に直交する鉛直面をなす仕切板36が配置されている。
上下方向に隣接するバンドル35同士は、所定の間隔を置いて互いに離間して配置されており、各バンドル35の上方の空間には、スートブロワ10が設置される。スートブロワ10は、図8に示す如くバンドル35同士の間を左右方向に伸び縮みしつつ、下方に位置するバンドル35(図6参照)に対して蒸気等を吹き付ける。
そして、本第三実施例では、各バンドル35において、スートブロワ10の作動する領域の近傍にあたる部分にダミー管34が配置される。具体的には、図7、図8に示す如く、各バンドル35のうち上部を占め、スートブロワ10の下方にあたる一部領域に、伝熱管4に代えてダミー管34が設置されている。
ダミー管34は、伝熱管4と同様の線部34aを備えており、該直線部34aの両端部は、伝熱管4と共に支持具7に固定される。ただし、ダミー管34には、熱媒Lは流通せず、また、フィン6も備えられていない。
スートブロワ10は、上述の如く左右方向に伸び縮みしながら、下方へ蒸気等を吹き付けるように動作する。したがって、スートブロワ10からバンドル35に対して吹き付けられる蒸気等の流量は、スートブロワ10の下方において最も大きい。その結果、本第三実施例においては、バンドル35の素材に生じる摩耗量が、スートブロワ10の下方にて大きくなる。このため、各バンドル35のうち上部にあたる一部の伝熱管4をダミー管34に置き換え、摩耗を肩代わりさせるようにしているのである。
本第三実施例において、各バンドル35を構成する伝熱管4ないしダミー管34は、一個のバンドル35につき、合わせて4段以上40段以下程度設置され、各バンドル35のうち、上部にあたる一部領域にダミー管34が配置されている。ダミー管34の配置位置は、バンドル35の上方に位置するスートブロワ10から見て下方にあたる部分である。そして、バンドル35を構成する伝熱管4のうち、スートブロワ10の直下の位置を中心とし、直線部4aにして1本以上10本以下程度の領域を、ダミー管34に置き換えれば良い。本第三実施例の伝熱装置32では、図7、図8に示す如く各バンドル35に合計6段の伝熱管4とダミー管34を備えており、そのうち上部の一部を、ダミー管34を構成する3本の直線部34aが占めている。すなわち、バンドル35の最上段にはスートブロワ10の下方にあたる位置にダミー管34の直線部34aが2本位置し、上から2段目にはスートブロワ10の下方にあたる位置にダミー管34の直線部34aが1本位置している。
以上のように、本第三実施例の熱回収器31においては、ガスGが上下方向に沿って流れる流路33内に、伝熱装置32を構成する伝熱ユニット35を設置すると共に、該伝熱ユニット35の上方に該伝熱ユニット35に堆積する固形粒子を吹き払うスートブロワ10を配置し、前記伝熱ユニット35のうち、前記スートブロワ10の下方にあたる領域に前記ダミー部材34を配置している。このようにすると、摩耗量の大きい領域でスートブロワ10の下方にて生じる摩耗をダミー部材34に担わせることができる。
その他の構成や作用効果については上記第一、第二実施例と同様であるため説明を省略するが、上記本第三実施例によっても、伝熱材の損耗を効果的に抑え得る。
図9〜図11は本発明の第四実施例による熱回収器の形態を示している。本第四実施例の熱回収器41は、ダクト33の形状をはじめ、基本的な構成は上記第三実施例(図6〜図8参照)と同様である。ただし、本第四実施例の場合、伝熱装置42において摩耗量の大きい領域にあたる各バンドル43の上部に、ダミー部材としてダミー板44を備えた点が上記第三実施例とは異なっている。
ダミー板44は、上記第三実施例におけるダミー管34(図6〜図8参照)と同様の位置、すなわち各バンドル43の上部における一部領域に設置される。本第四実施例において、各バンドル43を構成する伝熱管4は、一個のバンドル43につき4段以上40段以下程度設置されている。そして、バンドル43を構成する伝熱管4のうち、スートブロワ10の直下の位置を中心とし、直線部4aにして1本以上10本以下程度の領域に、伝熱管4に代えてダミー板44が設置される。
ダミー板44は、バンドル43におけるスートブロワ10の直下にあたる位置を包囲するように3面に配置される。すなわち、ダミー板44は、図10、図11に示す如く、スートブロワ10の直下の位置にて左右方向に伸びる水平面をなす底面44aと、該底面44aの前後端から外側に向かって斜め上方に伸びる2つの側面44bを備えており、底面44aと、2つの側面44bとで全体としてハット型の断面を形成している。ダミー板44の左右両端は、伝熱管4と共に支持具7に固定されている。
ダミー板44を構成する底面44a、側面44bには、該底面44a、側面44bを上下又は前後に貫通するように、それぞれ多数の穴44cが全体にわたって開口されている。スートブロワ10からバンドル43に対して噴射される蒸気等の流れは、ダミー板44に衝突しつつ、穴44cを通過して伝熱管4の設置された領域へ行き渡り、伝熱管4の表面から固形粒子を吹き払うことができる。この際、スートブロワ10から噴射される強い流れの大半は、伝熱管4に吹き付ける前にスートブロワ10の近傍に位置するダミー板44に接触することになる。その結果、強い気流による摩耗の多くをダミー板44が肩代わりすることになり、伝熱管4の摩耗を低減させることができる。
その他の構成や作用効果については上記第一〜第三実施例と同様であるため説明を省略するが、上記本第四実施例によっても、伝熱材の損耗を効果的に抑え得る。
尚、本発明の熱回収器は、上述の実施例にのみ限定されるものではない。例えば、伝熱材としては伝熱管以外にも、板状の伝熱板等、種々の形状ないし構造の部材を採用し得る。また、ダミー部材としても、上述の如きダミー管やダミー板以外に、種々の形状や構造の部材を採用することができる。その他、本発明の熱回収器を実施するにあたっては、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 熱回収器
2 流路(ダクト)
2a 床面
3 伝熱装置
4 伝熱材(伝熱管)
5 ダミー部材(ダミー管)
8 伝熱ユニット(バンドル)
9 仕切板
10 スートブロワ
21 熱回収器
22 伝熱装置
23 伝熱ユニット(バンドル)
24 ダミー部材(ダミー板)
24a 穴
31 熱回収器
32 伝熱装置
33 流路(ダクト)
34 ダミー部材(ダミー管)
35 伝熱ユニット(バンドル)
41 熱回収器
42 伝熱装置
43 伝熱ユニット(バンドル)
44 ダミー部材(ダミー板)
44c 穴
G ガス
L 熱媒

Claims (7)

  1. 固形粒子を含むガスが流通する流路と、
    該流路内に設置される伝熱装置と、
    該伝熱装置の一部を構成し、該伝熱装置を通過するガスと熱交換する伝熱材と、
    前記伝熱装置の他部を構成し、該伝熱装置の占める領域のうち、ガス中の固形粒子による摩耗量が他の領域より大きい領域に配置されるダミー部材と
    を備えた熱回収器。
  2. 前記伝熱装置における前記伝熱材の配置された領域において、該伝熱材を構成する部材同士が均等に配置されている、請求項1に記載の熱回収器。
  3. ガスが水平方向に沿って流れる前記流路内に前記伝熱装置が設置され、前記流路を構成するダクトの床面の上方に前記ダミー部材が配置されている、請求項1又は2に記載の熱回収器。
  4. 前記流路内に、前記伝熱装置を構成する伝熱ユニットが仕切板を介して上下に積み重なるように配置されており、前記伝熱ユニットにおける前記仕切板の上下に前記ダミー部材が配置されている、請求項3に記載の熱回収器。
  5. ガスが上下方向に沿って流れる前記流路内に、前記伝熱装置を構成する伝熱ユニットが設置されると共に、該伝熱ユニットの上方に該伝熱ユニットに堆積する固形粒子を吹き払うスートブロワが配置され、前記伝熱ユニットのうち、前記スートブロワの下方にあたる領域に前記ダミー部材が配置されている、請求項1又は2に記載の熱回収器。
  6. 前記伝熱材は、内部を熱媒が流通する伝熱管であり、前記ダミー部材は、内部を熱媒が流通しないダミー管である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱回収器。
  7. 前記ダミー部材は、ガスが流通する穴が設けられたダミー板である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の熱回収器。
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