JP5851750B2 - クレンジング料 - Google Patents
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Description
(A)グリセリン
(B)アクリル酸・アクリロイルジメチルタウリンナトリウムコポリマー及び/又はアク
リルアミドと2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の架橋コポリマー
(C)アルキル変性カルボキシビニルポリマー及び/又はカルボキシビニルポリマー
(D)25℃で液状であって、成分(A)に溶解しない非イオン性界面活性剤
を含有し、成分(A)を連続相とし、成分(D)が成分(A)中に分散していることを特徴とするクレンジング料である。
れ、伸び広がりが良いため使用性に優れるものである。さらに安定性が高いため長期間にわたって分離等の発生を抑制することが可能である。
非イオン性界面活性剤の検討:
下記表1に示す組成および下記製法によりクレンジング料を調製した。得られたクレンジング料について、下記処方及び下記製法で調製した「口紅」を洗い落とす際の伸び広がりの良さ、温感、クレンジング力について化粧品評価専門パネル10名が下記基準より5段階評価し、さらにその平均点を求め判定した。
(成分) (%)
1.マイクロクリスタリンワックス 9.0
2.ポリエチレンワックス(平均分子量5000) 8.0
3.イソノナン酸イソトリデシル 5.0
4.精製ホホバ油 0.2
5.ラノリン 8.0
6.リンゴ酸ジイソステアリル 15.0
7.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残 量
8.イソプロピルミリスチン酸エステル 8.0
9.雲母チタン(注1) 3.0
10.二酸化チタン 3.0
11.黄色4号アルミニウムレーキ 0.6
12.赤色202号 1.0
13.天然ビタミンE 0.05
14.香料 0.1
15.フェノキシエタノール 0.2
(注1)チミロンスーパーゴールド(メルク社製)
A:成分1〜15を加熱溶解し、ローラー処理する。
B:Aを容器に充填成型し、口紅とした。
(評価) (内容)
5 : 非常に良好
4 : 良好
3 : 普通
2 : やや不良
1 : 不良
(判定) (平均点)
◎ : 平均点4.5以上
○ : 平均点3.5以上4.5未満
△ : 平均点2.5以上3.5未満
× : 平均点2.5未満
(評価) (内容)
◎ : 全く分離せず変化なし
○ : 分離が若干観察されるが使用性に問題なし
△ : 分離が観察され、不均一であり使用性に問題あり
× : 製造後すぐに分離が観察される
A:成分1,2を室温で混合し、ディスパーにて2500rpmで5分間攪拌した。この液を減圧を保持したまま、ディスパー2500rpmで攪拌しながら80℃まで加温し、その後20分間攪拌した。
B:Aを減圧に保持したまま3〜18を加え、ディスパーにて3000rpmで攪拌しながら15分混合し、40℃まで冷却した。
C:Bに19を加えディスパーにて2500rpmで5分攪拌混合し、35℃まで冷却しクレンジング料を得た。
※2 SIMULGEL EG(SEPPIC社製)
※3 ゼオラムA−4 100♯(東ソー社製)
※4 RGL−20TIS(青木油脂工業社製)
※5 EMALEX GWIS−120 (日本エマルジョン社製)
※6 EMALEX PEIS−10EX(日本エマルジョン社製)
※7 ニッコールHCO−20(日本サーファクタント工業社製)
※8 ニッコールHCO−10(日本サーファクタント工業社製)
※9 ニッコールTS−10V(日本サーファクタント工業社製)
※10 ニッコールPBC−34(日本サーファクタント工業社製)
※11 ニッコールMYS−40V(日本サーファクタント工業社製)
※12 ニッコールHCO−40(日本サーファクタント工業社製)
※13 サンファクトM−12J(太陽化学社製)
※14 ノニオンOT−221R(日油社製)
※15 アミゼット5C(川研ファインケミカル社製)
上記実施例1〜5および比較例1〜7と同様にして下記表2、3に示す組成および下記製法によりクレンジング料を調製し、得られたクレンジング料について、使用した際の伸び広がりの良さ、温感、クレンジング力、安定性について評価した。結果を表2および3に示す。
A:成分1〜6を室温で混合し、ディスパーにて2500rpmで5分間攪拌した。この液を減圧を保持したまま、ディスパー2500rpmで攪拌しながら80℃まで加温し、その後20分間攪拌した。
B:Aを減圧に保持したまま7〜18を加え、ディスパーにて3000rpmで攪拌しながら15分混合し、40℃まで冷却した。
C:Bに20を加えディスパーにて2500rpmで5分攪拌混合し、35℃まで冷却しクレンジング料を得た。
A:成分8及び21に、成分17及び18を室温にて加え、均一に混合溶解した後、成分22に添加してクレンジング料を得た。
A:成分9、17〜19を加温溶解し、室温まで冷却して、クレンジング料を得た。
※2 SIMULGEL EG(SEPPIC社製)
※3 ゼオラムA−4 100♯(東ソー社製)
※4 RGL−20TIS(青木油脂工業社製)
※5 EMALEX GWIS−120 (日本エマルジョン社製)
※16 カーボポール940(日本ルーブリゾール社製)
※17 メトローズ 65SH4000(信越化学工業社製)
※18 サンフレッシュST-500MPSC(三洋化成工業社製)
※19 アロンビスS(日本純薬社製)
※20 セピゲル305(SEPPIC社製)
※21 アキュリン22(ROHM GMBH製;コポリマー含量30%)
※22 アキュリン33A(ROHM GMBH製;コポリマー含量28%)
※23 シリコンKF−96A(6CS)(信越化学工業社製)
※24 ノムコートHK−P (日清オイリオグループ社製)
(成分) (%)
1.グリセリン 10
2.アルキル変性カルボキシビニルポリマー ※25 0.1
3.グリセリン 残量
4.アクリル酸・アクリロイルジメチルタウリンナトリウムコポリマー溶液 ※4
0.5
5.アクリルアミドと2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の架橋コポリ
マー溶液 ※5 0.3
6.ゼオライト ※6 10
7.デカメチルシクロペンタシロキサン 5
8.軽質流動イソパラフィン ※26 2
9.2−エチルヘキサン酸セチル 2
10.流動パラフィン 3
11.トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(20モル)グリセリル※27 5
12.イソステアリン酸ポリエチレングリコール(10モル) ※10 5
13.ポリオキシエチレン(20モル)硬化ヒマシ油 ※7 0.5
14.エタノール 0.5
ADVANNCED MATERIALS社製)
※26 IPソルベント2028MU(出光興産社製)
※27 EMALEX GWIS−320 (日本エマルジョン社製)
A:成分1,2を室温で混合し、ディスパーにて2500rpmで5分間攪拌した。この液を減圧を保持したまま、ディスパー2500rpmで攪拌しながら80℃まで加温し、その後20分間攪拌した。
B:Aを減圧に保持したまま3〜13を加え、ディスパーにて3000rpmで攪拌しながら15分混合し、40℃まで冷却した。
C:Bに14を加えディスパーにて2500rpmで5分攪拌混合し、35℃まで冷却しクレンジング料を得た。
Claims (12)
- 次の成分(A)〜(D);
(A)グリセリン
(B)アクリル酸・アクリロイルジメチルタウリンナトリウムコポリマー及び/又はアク
リルアミドと2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の架橋コポリマー
(C)アルキル変性カルボキシビニルポリマー及び/又はカルボキシビニルポリマー
(D)25℃で液状であって、成分(A)に溶解しない非イオン性界面活性剤
を含有し、成分(A)を連続相とし、成分(D)が成分(A)中に分散していることを特徴とするクレンジング料。 - 25℃における粘度が3500〜20000mPa・sである請求項1記載のクレンジング料
- 成分(D)が成分(A)中に平均粒子径0.5〜30μmの範囲で分散している請求項1又は2記載のクレンジング料。
- 成分(D)がポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステルである請求項1ないし3のいずれかの項記載のクレンジング料。
- 成分(C)がアルキル変性カルボキシビニルポリマーである請求項1ないし4のいずれかの項記載のクレンジング料。
- 成分(A)と成分(B)の含有質量比が1500:1〜200:1である請求項1ないし5のいずれかの項記載のクレンジング料。
- 成分(A)の含有量が70〜95質量%である請求項1ないし6のいずれかの項記載のクレンジング料。
- 成分(B)の含有量が0.01〜2質量%である請求項1ないし7のいずれかの項記載のクレンジング料。
- 成分(C)の含有量が0.01〜2質量%である請求項1ないし8のいずれかの項記載のクレンジング料。
- 成分(B)と成分(C)の含有質量比が4:1〜1:2である請求項1ないし9のいずれかの項記載のクレンジング料。
- さらに成分(E)非極性油を含有する請求項1ないし10のいずれかの項記載のクレンジング料。
- さらに成分(F)ゼオライトを含有する請求項1ないし11のいずれかの項記載のクレンジング料。
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