JP2011012252A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract


【課題】簡便に使用でき、毛穴に形成される硬い固形状の汚れ、特に角栓の除去効果に優れ、刺激性が少なく、さらには、洗い上がりの肌感触が良好な洗浄剤組成物を提供する。
【解決手段】(A)1種又は2種以上の非イオン界面活性剤で構成され、単独又は混合界面活性剤のHLBが10以上、15以下である非イオン界面活性剤 5質量%以上、50質量%以下(B)30℃における粘度が15mPa・s以下である油剤 8質量%以上、39質量%以下(C)炭素数が2以上、6以下であり、水酸基を1または2有する化合物 10質量%以上、50質量%以下(D)(メタ)アクリル酸を構成単位として含む水溶性ポリマー、アクリロイルメチルタウレート・ビニルピロリドン共重合体から選ばれる1種類以上を合計で0.01質量%以上、5質量%以下(E)水 10質量%以上、52質量%以下を含み、(A)/(B)で示される質量比が3/7以上、3/1以下であるO/W型エマルジョンの洗浄剤組成物。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄剤組成物に関する。
女性の肌悩みで上位を占めるものの一つとして、毛穴の目立ちが挙げられる。これは、毛穴に形成される汚れ(柔らかいバター状の汚れや、硬い固形状の汚れ(たとえば角栓))に起因するところが大きい。これらの毛穴の汚れは、皮膚表面の汚れに比べて除去しにくい。しかし、毛穴の汚れを放置することは、毛穴の目立ちのみならず、にきびや種々の肌トラブルを引き起こす。したがって、毛穴の汚れを除去することは、美容上および肌の健康上好ましいことである。
従来、毛穴汚れの除去を目的として、粘土鉱物等の粉末を含有するクレイパック化粧料(特許文献1参照)や、毛穴皮脂を溶解するポリオールを応用した非水系の洗顔料が提案されている(特許文献2参照)。これらの化粧料・洗顔料では、毛穴に貯留している液体の脂、柔らかいバター状の皮脂成分を除去することができるが、硬い固形状の汚れ、特に角栓を除去することが困難であった。
毛穴に形成される硬い固形状の汚れ、特に角栓を除去する方法としては、シート剤の貼付やパック剤の塗布が行われている(特許文献3,4参照)。
さらに、角栓を除去する方法として、所定の粘度の油分を有する化粧料を用いて、皮膚をマッサージする方法が提案されている(特許文献5参照)。
特開平3−190810号公報 特開平8−59455号公報 特開平9−194325号公報 特開平8−109119号公報 特開2002−241260号公報
しかしながら、従来の方法では、以下のような課題が生じている。
特許文献3や特許文献4では、シート剤を皮膚に貼付、あるいはパック剤で毛穴を包み込んで、これらに毛穴の汚れである角栓を吸着させた後、シート剤やパック剤を剥離して、同時に角栓も除去する。この方法では、使用部位に予め水をつけるなどの前処理を行わなければいけないことや、剥離前に乾燥させる必要があるなど、面倒であった。
また、特許文献5に記載された方法は、主基剤の油分が角栓を溶解する効果を利用したものであり、ある程度の角栓除去効果はあるものの根本的に角栓を取り去るには十分満足できるものではなかった。さらに、油剤が大量に配合されているものは、洗い上がりの肌に油性感が残留してべたつきを生じるという問題があった。
このように、簡便に使用でき、毛穴に形成される硬い固形状の汚れ、特に角栓の除去効果に優れ、さらには、洗い上がりの良好な肌感触を満足するものはなかった。
本発明は、簡便に使用でき、毛穴に形成される硬い固形状の汚れ、特に角栓の除去効果に優れ、さらには、洗い上がりの肌感触が良好な洗浄剤組成物を提供するものである。
本発明者は、(A)非イオン界面活性剤、(B)油剤、(C)炭素数が2以上、6以下であり、水酸基を1または2有する化合物、(D)特定の水溶性ポリマー、(E)水を組み合わせて、O/W型の乳化組成物とすることで、特定の相状態をとり、上記の課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は、
次の成分(A)〜(E):
(A)1種の非イオン界面活性剤又は2種以上の非イオン界面活性剤を混合した混合界面活性剤で構成され、1種の前記非イオン界面活性剤又は前記混合界面活性剤のHLBが10以上、15以下である非イオン界面活性剤 5質量%以上、50質量%以下
(B)30℃における粘度が15mPa・s以下である油剤 8質量%以上、39質量%未満
(C)炭素数が2以上、6以下であり、水酸基を1または2有する化合物 10質量%以上、50質量%以下
(D)(メタ)アクリル酸を構成単位として含む水溶性ポリマー、又はアクロイルメチルタウレート・ビニルピロリドン共重合体から選ばれる1種類以上を合計で 0.01質量%以上、5質量%以下
(E)水 10質量%以上、52質量%以下
を含み、
(A)/(B)で示される質量比が3/7以上、3/1以下であるO/W型エマルジョンの洗浄剤組成物を提供するものである。
ここで、各成分の含有量は、洗浄剤組成物全体を100とした場合におけるものである。
本発明によれば、簡便に使用でき、毛穴に形成される硬い固形状の汚れ、特に角栓の除去効果に優れ、さらには、洗い上がりの肌感触が良好な洗浄剤組成物が提供される。
(a)は、本発明の洗浄剤組成物の相状態図である。(b)は従来の洗浄剤組成物の相状態図である。 本発明の洗浄剤組成物の相状態図である。 本発明の洗浄剤組成物の相状態図である
以下、本実施形態について説明する。
本発明における洗浄剤組成物は、O/W型エマルジョンである。成分(A)非イオン界面活性剤、(B)30℃における粘度が15mPa・s以下である油剤、(C)炭素数が2以上、6以下であり、水酸基を1または2有する化合物、(E)水の組成に、成分(D)(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマー、又はアクロイルメチルタウレート・ビニルピロリドン共重合体を組み合わせることで得られる洗浄剤組成物である。この洗浄剤組成物の特徴は、水分の減少に伴い、O/W型エマルジョンエリア、隣り合った等方性1液相エリア、油相エリアの3つの領域の順に変化することである。この3つの相で洗浄することが、毛穴に形成される硬い固形状の汚れ、特に角栓を溶解する効果に優れ、角栓除去効果が高まるものである。
なお、後述する各成分の配合量は、洗浄剤組成物全体を100とした場合におけるものである。
(成分(A))
成分(A)は、非イオン界面活性剤であり、1種の非イオン界面活性剤又は2種以上の非イオン界面活性剤からなる混合界面活性剤で構成され、前記1種の非イオン界面活性剤又は前記混合界面活性剤のHLBが10以上、15以下である。
成分(A)の混合界面活性剤のHLBを10以上、15以下とすることで、洗浄剤組成物をO/W型エマルジョンとすることができる。
ここで、HLB(親水性−親油性のバランス〈Hydrophilic-Lypophilic Balance〉)は、界面活性剤の全分子量に占める親水基部分の分子量を示すものであり、非イオン界面活性剤については、グリフィン(Griffin)の式により求められるものである。
2種以上の非イオン界面活性剤から構成される混合界面活性剤のHLBは、次のようにして求められる。混合界面活性剤のHLBは、各非イオン界面活性剤のHLB値をその配合比率に基づいて相加算平均したものである。
混合HLB=Σ(HLBx×Wx)/ΣWx
HLBxは、非イオン界面活性剤XのHLB値を示す。
Wxは、HLBxの値を有する非イオン界面活性剤Xの重量(g)を示す。
本発明に用いる成分(A)の非イオン界面活性剤は、上記の条件を満たすものであれば、特に限定されず、例えば、炭素数8〜22の脂肪酸エステル又は、炭素数8〜22の高級アルコールのエーテルからなり、親水性の官能基としては、水酸基、エチレンオキサイド基を有するものである。
具体的には、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリアルキルグリセリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、(ポリ)アルキルグリセリルエーテル、等が挙げられる。
なかでも、洗浄性の観点からポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、(ポリ)アルキルグリセリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシドが優れている。
特に、油性汚れに対する洗浄性の面で、ジグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、(ポリ)アルキルグリセリルエーテル、アルキルポリグルコシドが好ましい。
なかでも、成分(A)〜(E)でつくる等方性1液相の構築に寄与し、角栓汚れに対する洗浄性の高さ、みずみずしい使用感の観点から、モノイソステアリン酸ジグリセリン(HLB8)、ポリオキシエチレン(8)グリセリルモノイソステアレート(HLB9)、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(HLB11)、ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリン(HLB13)、モノラウリン酸(12)ポリエチレングリコール(HLB14)、炭素数8〜16のアルキルグルコシド(HLB17)、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル(HLB7)、モノオレイン酸ジグリセリン、イソステアリルグリセリルエーテルが好ましく、1種又は2種以上混合させて使用することができる。
これらの成分(A)は、安定性をより高める目的で、HLBが高い非イオン界面活性剤とHLBが低い非イオン界面活性剤を2種以上組み合わせて用いることが好ましい。
つまり、混合した2種以上の非イオン界面活性剤の最も高いHLBと最も低いHLBの差が5以上ある組み合わせにすることが良く、特に7以上であることで、洗浄剤組成物の安定性を高めることに優れている。
成分(A)の含有量は、全組成中、5質量%以上、50質量%以下である。このようにすることで、後述する特定の相状態をとることができる。
また、成分(A)の含有量は、5質量%以上、さらには、10質量%以上、好ましくは16質量%以上である。このようにすることで、肌とのなじみが良好で角栓を含む毛穴汚れを浮き上がらせることができる。また、成分(A)の含有量は、全組成中、50質量%以下である。なかでも、成分(A)の含有量が、40質量%以下、特に33質量%以下であることが好ましい。このようにすることで、残留感なくすっきりと洗い流すことができる。
(成分(B))
本発明で用いる成分(B)の油剤は、常温で液状であり、30℃における粘度が15mPa・s以下である。ここで、粘度は、BM型粘度計(トキメック社製、測定条件:ローターNo.1、60rpm、30℃)により測定するものである。
このような粘度の低い油剤は、毛穴に詰まった角栓周りへのなじみが高く、汚れの溶解性が高いため、毛穴に形成される硬い固形状の汚れ、特に角栓などの汚れに対して優れた洗浄力を有する。更に、強い油性感を伴わず、使用感も良好である。
油っぽさを緩和して、適度な使用感にする観点から、成分(B)の30℃における粘度が、10mPa・s以下の低粘度のものが好ましい。
かかる油剤としては、通常化粧料に使用される液状油の中で、上記条件を満たすものを用いることができる。例えば、流動パラフィン、流動イソパラフィン、水添ポリイソブテン、スクワラン、イソドデカン等の炭化水素油;イソステアリン酸コレステリルエステル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、イソステアリン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクタデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、トリ(2−エチルヘキサン酸)グリセリン、トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリン等のエステル油;アルキル−1,3−ジメチルブチルエーテル、ノニルフェニルエーテル等のエーテル油;デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等のメチルシクロポリシロキサン、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油;オリーブ油等の動植物油;テルペン油などを用いることができる。
なかでも分子量300以下の油剤は洗浄力が高く好ましい。具体的には、軽質流動イソパラフィン、水添ポリイソブテン等の炭化水素油、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル等のエステル油、オクタメチルトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン等のシリコーン油が挙げられる。特に、炭素数8〜18の分岐の炭化水素油が好ましく、イソドデカンが好ましい。
また、成分(B)の油剤は、炭化水素油、エステル油、シリコーン油等の混合物で形成されても良い。尚、この場合は、イソパラフィンを成分(B)中30質量%以上、好ましくは42質量%以上を含有することが好ましい。尚、匂いの観点から炭素数8〜9の炭化水素を含まない方が好ましい。
炭化水素油としては、商品名でマルカゾールR(丸善石油化学社)、IPソルベント1620、2028(以上、出光石油化学社)、アイソパーL、アイソパーH(以上、エクソン化学社)、アイソゾール300、400(以上、新日本石油化学社)等が挙げられ、イソドデカンを高純度に含む点から、マルカゾールRが特に好適に用いられる。
成分(B)の油剤は、全組成中に8質量%以上、さらには、10質量%以上含まれ、好ましくは15質量%以上である。このようにすることで、十分な洗浄力を発揮できる。また、成分(B)の油剤は、全組成中に39質量%以下、好ましくは30質量%以下、更には24質量%以下含有することが好ましい。このようにすることで、残留感なくすっきりと洗い流すことができる。
また、成分(B)の油剤の含有量を10質量%以上、39質量%以下とすることで、後述する特定の相状態をとることができる。
(成分(C))
本発明に用いる成分(C)の化合物は、炭素数2以上、6以下であり、水酸基を1または2を有する化合物である。これは、成分(A)〜(E)でつくるO/W型エマルジョン、並びに等方性1液相の構築に寄与する。洗浄性の高さの観点から、具体的には、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール等の炭素数2以上、6以下の一価アルコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、イソプレングリコール等の炭素数2以上、6以下のグリコール類、ジエチレングリコールモノエチルエーテル等のエチレングリコールアルキルエーテル類が挙げられる。
なかでも、グリコール類、例えば、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールは安定領域の広い等方性1液相の構築に優れている。
成分(C)として、化合物を1種類以上を用いることができ、全組成中に10質量%以上含有することが十分な洗浄力を実現する観点から好ましい。また、全組成中に50質量%以下、さらに40質量%以下、特に30質量%以下、さらには、20質量%以下含有するのが使用感の観点から好ましい。さらに、成分(C)の含有量を10質量%以上、50質量%以下とすることで、後述する特定の相状態をとることができる。
(成分(D))
本発明に用いる成分(D)は、(メタ)アクリル酸を構成単位として含む水溶性ポリマー((メタ)アクリル酸由来の構成単位を含む水溶性ポリマー)、又はアクリロイルメチルタウレート・ビニルピロリドン共重合体から選ばれる1種又は2種以上の成分を組み合わせて用いることができる。
(メタ)アクリル酸の構成単位を含む水溶性ポリマーは、(メタ)アクリル酸をモノマーとして合成したものであり、例えば、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体であり、アクリル酸とアルキル(C10〜30)メタクリル酸エステルの架橋型共重合体で、市販品としては例えば、PEMULEN TR−1、PEMULEN TR−2、カーボポールETD2020(Lubrizol Advanced Materials社製)等が挙げられる。
成分(D)の(メタ)アクリル酸を構成単位として含む水溶性ポリマーは、アルカリ剤を用いて(メタ)アクリル酸の単位の全部または一部を中和することが好ましい。中和するアルカリ剤としては通常化粧料に配合可能なアルカリ剤であれば特に限定はされず、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等を使用することができる。アルカリ剤は1種又は2種以上を組み合わせて使用することができ、全組成中に0.01質量%以上、5質量%以下を配合し、系のpHを5.5〜9、特に6〜8に調整するのが好ましい。
成分(D)のアクリロイルメチルタウレート・ビニルピロリドン共重合体としては、市販品としては例えば、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VPコポリマーで、Aristoflex AVC(クラリアント社製)等が挙げられ、全組成中に0.01質量%以上、5質量%以下を配合し、系のpHを4〜8.5、特に5〜7に調整するのが好ましい。
成分(D)の(メタ)アクリル酸をモノマーの構成単位として含む水溶性ポリマー、又はアクリロイルメチルタウレート・ビニルピロリドン共重合体は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
なお、成分(D)としては、O/W乳化組成物をつくる観点から、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体が特に好ましい。
成分(D)は、成分(A)(B)(C)(E)でつくる等方性1液相において、成分(D)が入ることで連続相を水相としたO/W型エマルジョンの領域を形成する。洗浄剤の剤型がO/W型エマルジョンであることが、毛穴周りの汚れと皮膚からの代謝物を膨潤させることができ、それにより表層の汚れが除去しやすくなり、角栓除去効果が高まるものである。
成分(D)の含有量は、前述したO/W型エマルジョンの領域を形成する観点から、全組成中に0.01質量%以上、5質量%以下であることが好ましい。なかでも、0.2質量%以上、4質量%以下、さらには3質量%以下とすることで、角栓除去効果が高く、安定したO/W型エマルジョン、並びに等方性1液相の構築に寄与している点で優れている。
(成分(E))
本発明に用いる成分(E)の水は、全組成中に10質量%以上、52質量%以下含有される。特に20質量%以上、50質量%以下、さらに、40質量%以下含有されることが好ましい。このようにすることで、O/W型エマルジョン、並びに等方性1液相の構築に寄与しており、油性感なく、洗い流すことができる。
(成分(A)〜(E)の構成する相)
本発明における洗浄剤組成物は、O/W型エマルジョンである。成分(A)、(B)、(C)、(E)の四成分系の相状態図で説明する(図1(a))。この相状態図は、水分の減少に伴い、O/W型エマルジョンエリア、隣り合った等方性1液相エリア、油相エリアの3つの領域が順に出現することを示している。この3つの相で洗浄することが、毛穴に形成される硬い固形状の汚れ、特に角栓を溶解する効果に優れ、角栓除去効果が高まるものである。
ここで、図1(a)は、成分(C)として、1,3−ブチレングリコールを使用し、水と、成分(C)との質量比を3:1とした場合の図である。成分(D)は、アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C10-30)共重合体(Lubrizol Advanced Materials社製 PEMULEN TR−1)であり、0.9質量%とした。さらに成分(A)はモノイソステアリン酸ジグリセリン(HLB8)(日清オイリオグループ社製 コスモール 41V)、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット(HLB11)(花王社製 レオドール 430)、モノラウリン酸(12)ポリエチレングリコール(HLB14)(花王社製 エマノーン1112HG)、アルキル(C8-16)グルコシド(HLB17)(40質量%水溶液)(花王社製 マイドール 10)を使用し、質量比を10:6:22:15とした場合である。
本発明では、図1(a)に示すように、洗浄剤組成物を肌に塗布した状態では、洗浄剤組成物は、O/W型エマルジョンであり、連続相が水相からなる。O/W型の状態で皮膚を洗浄(皮膚になじませる)することで、毛穴周りの汚れと皮膚からの代謝物を膨潤することができ、それにより表層の汚れが除去しやすくなる。その後、必要に応じてマッサージを行う。この間に、洗浄剤組成物から水分が蒸発し、等方性1液相に変化する。
等方性1液相は、一般的にミセル溶液も含まれるが、ここで言う等方性1液相とは、水相・油相の双方が可溶化された状態である。この双方が可溶化され、水相、油相それぞれが連続相となり、光学的に等方性の透明または半透明の液相をバイコンティニュアス相と呼ぶ。
水相・油相の双方が可溶化された等方性1液相からなる洗浄剤組成物は、濡れ性が高く、油成分および水成分が肌になじみ、細かい部分にまで剤が行き届く。これにより、表層の汚れが除去されたところから、洗浄成分を毛穴のより深いところまで作用させることができる。さらに、必要に応じてマッサージを行い、肌になじませ、この結果、洗浄剤組成物から水分が蒸発すると、連続相が油相から構成される剤となる。この剤をさらに、必要に応じてマッサージを行い、肌になじませる。毛穴内部のより固体状の皮脂が成分(B)によって溶解され、毛穴に詰まった角栓を除去することができるのである。
その後、使用者が、水で肌をすすぐと、洗浄剤組成物は、油相、水相および油相がそれぞれ連続相となった等方性1液相、O/W型エマルジョンの順に相変化し、肌から容易に除去される。
このように、成分(A)、(B)、(C)、(E)の四成分系の相状態図に、O/W型エマルジョン、等方性1液相、油相の3つの領域が出現するには、成分(A)と成分(B)の質量比を(A)/(B)=3/7〜3/1にすることで、初めのO/W型エマルジョンエリアが出現する。なかでも、(A)/(B)=1/1〜7/3にすることで、十分な角栓の洗浄力を持ったまま、残留感なくすっきりと洗い流すことができる。(A)/(B)を3/1以下とすることで、O/W型エマルジョンを形成することができ、また、(A)/(B)を3/7以上とすることで、O/W型エマルジョンが形成しやすくする同時に、等方性1液相を経て油相に相変化させることができる。
さらに、洗浄剤組成物は、成分(C)と成分(E)の質量比が(C)/(E)=1/5〜5/1、特に1/4〜2/1であることが、十分な角栓の洗浄力を実現することができる。(C)/(E)を5/1以下とすることで、相分離を防止して、O/W型エマルジョンを形成することができ、(C)/(E)を1/5以上とすることで、O/W型エマルジョンから等方性1液相、油相に相変化させやすくすることができる。
以上の作用により、本実施形態の洗浄剤組成物は、毛穴に形成される硬い固形状の汚れ、特に角栓の除去効果に優れたものとなる。また、本実施形態の洗浄剤組成物は、肌に塗布して使用し、使用後は肌を水で洗浄するだけでよいので、簡便に使用できる。また、肌にシート等を貼るタイプのものに比べ、刺激性が少ない。さらに、本実施形態の洗浄剤組成物は、O/W型エマルジョンであり、連続相が水相であるため、洗い上がりの肌感触が良好となる。
なお、図1(b)には、比較として、図1(a)の洗浄剤組成物から成分(D)を除いた組成物の相状態図を示す。この組成物は、O/W型ではなく、水相、油相それぞれが連続相である等方性1液相からなるものである。肌をマッサージしていくと、相変化を起こし、油相が形成される。ただし、この図1(b)に示した組成物では、角栓を除去する効果が低い。これは、後述する実施例、比較例の評価結果からも理解できる。
なお、図1に示した相状態図は、成分(C)として、1,3−ブチレングリコールを使用したものであるが、たとえば、図2に示すように、1,3−ブチレングリコールにかえて他の成分(C)を使用した場合であっても、同様の相状態図を描くことができ、同様の作用効果がある。
図2(a)は、成分(C)として、ジエチレングリコール使用した場合の相状態図、図2(b)は、成分(C)としてジプロピレングリコールを使用した場合の相状態図である。水と、成分(C)との質量比は、3:1であり、成分(D)は、0.9質量%とした。
さらに、図3(a)〜(c)には、水と、成分(C)との質量比を変えた相状態図を示す。これらからも、同様の相状態図を描くことができ、同様の作用効果があることがわかる。
図3(a)は、成分(C)として、1,3−ブチレングリコールを使用し、水と、成分(C)との質量比は、3:1であり、成分(D)は、0.5質量%とした場合の相状態図である。
また、図3(b)は、成分(C)として、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールを使用し、水と、成分(C)との質量比は、1:1であり、成分(D)は、0.5質量%とした場合の相状態図である。
図3(c)は、成分(C)として、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールを使用し、水と、成分(C)との質量比は、2:3であり、成分(D)は、0.5質量%とした場合の相状態図である。
図3(b)の点線の丸で囲んだ部分は、後述する実施例10の組成物の相変化を示している。また、図3(c)の点線の丸で囲んだ部分は、後述する実施例11の組成物の相変化を示している。
また、本発明において、成分(A)と、成分(B)の質量比である(A)/(B)を3/7〜3/1としたのは、前述したように、成分(A)〜(E)の含有量の条件に加え、(A)/(B)を3/7〜3/1とすることで、洗浄剤組成物O/W型エマルジョンが得られ、このO/W型エマルジョンは、その後、等方性1液相、油相と相変化させることができるからである。(A)/(B)の質量比は、図1〜図3のように、各成分を変えて、相状態図を作成し、これらの相状態図から求められたものである。
角栓の皮膚最表面に露出している頭部分は、毛穴周りの汚れと皮膚からの代謝物が複雑に絡み合っている。この部分の汚れは、他の皮膚表面の汚れに比べて除去しにくく、角栓を除去する際の妨げとなる。また、毛穴内部に存在する角栓の胴体部分は、毛穴内部の皮脂と皮膚からの代謝物によって硬い固形状になっており、剤が毛穴に入りにくいため除去しにくい。本発明の洗浄剤組成物は、洗浄する際にO/W相、等方性1液相、油相の順に相変化することにより、角栓の頭部と胴体部の汚れの除去に適した相で順に洗浄できるため、従来の肌にシート等を貼るタイプのものでしか除去できなかった硬い固形状の毛穴汚れ、特に角栓を洗顔で簡便に除去できる。さらに、水で肌をすすぐと、洗浄剤組成物は、油相、等方性1液相、O/W相の順に相変化し、最終的に連続相が水相となり肌から除去されるため、洗い上がりの肌感触が良好となる。
(その他成分)
なお、本発明の洗浄剤組成物には、更に洗浄剤に通常用いられる成分、増粘剤、殺菌剤、保湿剤、高粘度の油剤、湿潤剤、着色剤、防腐剤、感触向上剤、香料、酸化防止剤、各種の抽出液等を、適宜含有させることができる。
なお、本実施形態の洗浄剤組成物は、安定した等方性1液相の構築の観点からイオン性界面活性剤を多く含まないことがよく、1.0%未満であることが好ましい。さらには、0.1%以下であることが好ましく、特には含まないことが好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、洗顔料、メイク落とし、ボディー洗浄料、マッサージ剤、角栓除去剤として使用でき、特に洗顔料、角栓除去剤として使用することが好ましく、さらに、角栓除去剤として使用することが好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、使用部位として、角栓詰まりがある毛穴を有する皮膚に用いることができる。例として、全身、全顔、額から鼻にかけての周囲(Tゾーン)、等の気になる毛穴部分に用いることができる。角栓除去によって、毛穴目立ちの改善、ざらつきの改善、べたつきの改善、ニキビ予防の効果が期待できる。
本発明の洗浄剤組成物は、炭素数が2以上、6以下であり、水酸基が1または2である化合物(成分(C))と、特定の水溶性ポリマー(成分(D))、及び水(成分(E))を均一に混合し、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ剤を添加して中和し、その後、非イオン界面活性剤(成分(A))、油剤(成分(B))を添加することで得られる。常温で固体の原料を含む場合については加熱溶融又は他の成分に溶解した後に、全成分を均一に混合することより製造することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
次に、本発明の実施例について説明する。
(実施例1〜20、比較例1〜7)
(製造方法)
(実施例1〜20)
表1に示す組成の洗浄剤組成物を製造した。表1の各成分の単位は、質量%である。具体的には、成分(C)、(D)、(E)に必要に応じて保湿剤(ソルビトール、グリセリン)さらには、必要に応じてポリプロピレングリコール、水添ポリイソブテンを加え、攪拌して全成分を均一に混合した。そして、この混合物に水酸化カリウムを添加して中和した。ついで、成分(A)、(B)、香料を均一に分散させることにより洗浄剤組成物を得た。
室温で固体の成分のある場合、あるいは室温での混合によってゲル状成分を生成する場合には、溶解させるために、攪拌しながら70〜75℃で加熱した。十分に溶解させた後に、室温に戻して、洗浄剤組成物を得た。
(比較例1〜7)
表2に示す組成の洗浄剤組成物を製造した。表2の各成分の単位は、質量%である。成分(C)、(D)、(E)を混合し(成分(C)、(D)は、必要に応じて添加)、さらに必要に応じて保湿剤(ソルビトール、グリセリン)、さらには、必要に応じて、流動パラフィンを加え、攪拌して全成分を均一に混合した。そして、この混合物に水酸化カリウムを添加して中和した。ついで、成分(A)、(B)(必要に応じて)、香料を均一に分散させることにより洗浄剤組成物を得た。
各実施例、比較例にて得られた洗浄剤組成物について、外観の観察、光学偏光顕微鏡による観察、相状態図の作成、NMRによる自己拡散係数の測定等により、相状態を確認した。結果を表1に併せて示す。
なお、表1〜表3中に記載された粘度の値は、BM型粘度計(トキメック社製、測定条件:ローターNo.1、60rpm、30℃)により測定したものである。
(評価方法)
(1)角栓除去効果:
健常パネル5名を用いて実施例、比較例で作製した洗浄剤組成物で小鼻を洗浄する試験を行い、洗浄前後の小鼻に存在する角栓数をそれぞれ計測した。即ち、実施例、比較例で作製した洗浄剤組成物1gを鼻部分のみに塗布し、30秒間マッサージを行い、その後、水で1分間すすいだ。
次に、(式1)により角栓除去率を求め評価した。
角栓除去率=100−(使用後小鼻上1cm2中に存在する角栓数)/(使用前小鼻上1cm2中に存在する角栓数)×100(式1)
(2)洗い上がりの肌感触
女性評価パネル8名にて、洗い上がりの肌感触について以下の基準で官能評価し、8名の合計点を求めた。その結果を表1に併せて示す。
3:しっとりとうるおった肌になったと感じた。
2:ややべたつきがある、もしくはやや肌がかさかさすると感じた。
1:べたつきが多い、もしくは肌がかさかさになったと感じた。
表1の結果より、実施例1〜20の洗浄剤組成物は、角栓除去効果、洗い上がりの肌感のいずれをも満足する優れた洗浄剤組成物であった。
また、実施例1〜20の洗浄剤組成物は、肌に塗布するものであるため、簡便に使用できるものであった。また、肌に塗布した後、洗浄するものであるため、シート剤を肌に貼り付けて剥がすものに比べ、刺激性が少ないものであった。それに対して比較例では、いずれの評価項目をも満足するものは得られなかった。なお、比較例2の洗浄剤組成物は、界面活性剤が水相に可溶化したものであり、相変化はしない。比較例5,7の洗浄剤組成物は、連続相が等方性1液相となっているものであるが、マッサージ中にO/Wエマルジョン、等方性1液相、油相の順に変化しないため表2に示すように、角栓除去効果が低いものとなっていることがわかる。
Figure 2011012252
Figure 2011012252
Figure 2011012252
(実施例21)
表3に示す配合の洗浄剤組成物を作製した。表3の各成分の単位は、質量%である。具体的には、成分(C)、(D)、(E)を混合し、攪拌して全成分を均一に混合した。そして、この混合物に水酸化カリウムを添加して中和した。ついで、成分(A)、(B)、香料を均一に分散させることにより洗浄剤組成物を得た。得られた洗浄剤組成物について、外観の観察、光学偏光顕微鏡による観察、相状態図の作成、NMRによる自己拡散係数の測定等により、相状態を確認した。得られた洗浄剤組成物は、O/W型のエマルジョンであった。
Figure 2011012252
実施例21は、角栓除去効果に優れ、洗い上がりの肌がしっとりとうるおった感じであった。
なお、連続相が水相からなるO/W型の実施例1〜21の洗浄剤組成物を皮膚に塗布すると、この剤から、水分が蒸発して、等方性一液相(バイコンティニュアス相)からなる剤となることがわかる。そして、さらに、等方一液相からなる前記剤から、水分が蒸散すると、連続相が油相に相変化し、連続相が油相からなる前記剤となる。さらに、水で肌をすすぐと、洗浄剤組成物は、油相、等方性1液相、O/W相の順に相変化し、最終的に連続相が水相となる。

Claims (4)

  1. 次の成分(A)〜(E):
    (A)1種の非イオン界面活性剤又は2種以上の非イオン界面活性剤を混合した混合界面活性剤で構成され、1種の前記非イオン界面活性剤又は前記混合界面活性剤のHLBが10以上、15以下である非イオン界面活性剤 5質量%以上、50質量%以下
    (B)30℃における粘度が15mPa・s以下である油剤 8質量%以上、39質量%以下
    (C)炭素数が2以上、6以下であり、水酸基を1または2有する化合物 10質量%以上、50質量%以下
    (D)(メタ)アクリル酸を構成単位として含む水溶性ポリマー、又はアクリロイルメチルタウレート・ビニルピロリドン共重合体から選ばれるポリマー 0.01質量%以上、5質量%以下
    (E)水 10質量%以上、52質量%以下
    を含み、
    (A)/(B)で示される質量比が3/7以上、3/1以下であるO/W型エマルジョンの洗浄剤組成物。
  2. さらに、(C)/(E)で示される質量比が1/5以上、5/1以下である請求項1記載の洗浄剤組成物。
  3. 前記(D)の水溶性ポリマーが、アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体である請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。
  4. 前記(C)が、グリコール類である請求項1乃至3のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
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