JP5851743B2 - ディファレンシャル装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。
次に、図6を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、フリクションリング41の回転軸線O1(サイドギヤ21,22の回転軸線)に対する周方向の両側に一対の切欠き部412が形成された構成が第1の実施の形態と異なる。また、図示は省略しているが、フリクションリング42も同様に形成されている。この他の構成は第1の実施の形態と共通である。なお、以下の実施の形態において、第1の実施の形態について説明したものと機能が共通する構成要素については、共通する符号を付して、その重複した説明を省略する。
次に、図7を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では、フリクションリング41の回転軸線O1(サイドギヤ21,22の回転軸線)に平行な方向の両端に一対の切欠き411が形成され、かつ回転軸線O1の周方向の両端に一対の切欠き部412が形成されている。また、図示は省略しているが、フリクションリング42も同様に形成されている。この他の構成は第1及び第2の実施の形態と共通である。
次に、図8を参照して本発明の第4の実施の形態について説明する。第1の実施の形態(図2参照)では、背面支持部501a,501bが、第1及び第2のピニオンギヤ31,32に接触しないように形成されていたが、本実施の形態では、背面支持部501a,501bが、球面状のワッシャ54,55を介してフリクションリング41,42の背面41d,42dと、第1及び第2のピニオンギヤ31,32の背面311b,321bとを支持し、ワッシャ54,55が第1及び第2のピニオンギヤ31,32の背面311b,321bと摺動するように形成されていている。球面状のワッシャ54,55は、デフケース50に対して回転しないように回り止めされている。これにより、第1及び第2のピニオンギヤ31,32の回転時に背面311b,321bとワッシャ54,55との間で摩擦力が発生し、第1の実施の形態に比較して、ディファレンシャル装置1の差動制限力がさらに増大する。
次に、図9を参照して本発明の第5の実施の形態について説明する。第1の実施の形態(図2参照)では、第1及び第2のサイドギヤ21,22とデフケース50の内面との間に平板状のワッシャ52,53が配置されていたが、本実施の形態では、平板状のワッシャ52,53に替えて、回転軸線O2に近づく方向の中心部側に向かって内径が徐々に大きくなるテーパ状の環状支持部材61,62が配置されている。環状支持部材61,62は、デフケース50に対して回転不能に収容されている。
次に、図10及び図11を参照して本発明の第6の実施の形態について説明する。第1の実施の形態(図3参照)では、フリクションリング41の挿通孔410の内面及びピニオンシャフト40の外面の断面形状が共に非円形に形成されていることにより、フリクションリング41がピニオンシャフト40に対して回転不能とされていたが、本実施の形態では、フリクションリング41,42とピニオンシャフト40との間に挿入された円柱状のピン71,72により、フリクションリング41,42とピニオンシャフト40とが回転不能とされている。
次に、図12を参照して本発明の第7の実施の形態について説明する。第7の実施の形態では、フリクションリング41の回転軸線O1(サイドギヤ21,22の回転軸線)に対する周方向の一端に切欠き部413が形成され、他端に切欠き部414が形成されている。すなわち、フリクションリング41は、回転軸線O1に対する周方向の両端部が第1のピニオンギヤ31の大径部311の内面311aに接触しないように、非対称に切欠き形成されている。また、図示は省略しているが、フリクションリング42も同様に形成されている。この他の構成は第1及び第2の実施の形態と共通である。
21…第1のサイドギヤ
22…第2のサイドギヤ
31…第1のピニオンギヤ
32…第2のピニオンギヤ
4…支持部材
40…ピニオンシャフト
41,42…フリクションリング
50…デフケース
100…車両
Claims (3)
- 車両の駆動源の駆動力を伝達する一対の駆動軸にそれぞれ相対回転不能に連結される一対のサイドギヤと、
前記一対のサイドギヤに回転軸線を直交させて噛み合い、回転軸線に沿った貫通孔を有する複数のピニオンギヤと、
前記ピニオンギヤの前記貫通孔の内面に接触して前記ピニオンギヤを回転可能に支持する支持部材と、を備え、
前記ピニオンギヤは、前記貫通孔の内面における前記支持部材との接触面が第1の接触領域、及び前記第1の接触領域よりも大径に形成された第2の接触領域を有し、
前記第2の接触領域は、前記第1の接触領域との間に前記支持部材に接触しない非接触領域を挟んで、前記第1の接触領域よりも前記一対のサイドギヤの回転軸線に対する径方向の外側に形成され、
前記非接触領域は、前記ピニオンギヤの回転軸線方向における前記ピニオンギヤと前記サイドギヤとの噛み合い中心点に対応する位置を含む範囲に形成されているディファレンシャル装置。 - 前記ピニオンギヤは、前記ピニオンギヤと前記サイドギヤとの間の駆動力伝達荷重の分担割合が、前記第1の接触領域よりも前記第2の接触領域で高い、
請求項1に記載のディファレンシャル装置。 - 前記支持部材は、前記サイドギヤの回転軸線に対する周方向の端部が前記ピニオンギヤの前記第2の接触領域に接触しないように切欠き形成されている、
請求項1乃至2の何れか1項に記載のディファレンシャル装置。
Priority Applications (1)
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JP2011152577A JP5851743B2 (ja) | 2011-07-11 | 2011-07-11 | ディファレンシャル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011152577A JP5851743B2 (ja) | 2011-07-11 | 2011-07-11 | ディファレンシャル装置 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP2011152577A Expired - Fee Related JP5851743B2 (ja) | 2011-07-11 | 2011-07-11 | ディファレンシャル装置 |
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- 2011-07-11 JP JP2011152577A patent/JP5851743B2/ja not_active Expired - Fee Related
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