JP5846467B1 - 水性印刷インキ組成物 - Google Patents

水性印刷インキ組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP5846467B1
JP5846467B1 JP2015542498A JP2015542498A JP5846467B1 JP 5846467 B1 JP5846467 B1 JP 5846467B1 JP 2015542498 A JP2015542498 A JP 2015542498A JP 2015542498 A JP2015542498 A JP 2015542498A JP 5846467 B1 JP5846467 B1 JP 5846467B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
printing ink
ink composition
water
copolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015542498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015186561A1 (ja
Inventor
淳彦 片岡
淳彦 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
DIC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DIC Corp filed Critical DIC Corp
Priority to JP2015542498A priority Critical patent/JP5846467B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5846467B1 publication Critical patent/JP5846467B1/ja
Publication of JPWO2015186561A1 publication Critical patent/JPWO2015186561A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/10Printing inks based on artificial resins
    • C09D11/106Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C09D11/107Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from unsaturated acids or derivatives thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

エチレン−アクリル酸共重合体をバインダーとして用い、親水性の強い界面活性剤等の分散剤を用いることなく顔料の分散性が良好で、ゲル化等の原料同士の不相溶が起きることがない水性印刷インキ組成物を提供する。顔料と、α−メチルスチレン単量体と、炭素原子数14〜18のアルコールとα、β−不飽和カルボン酸とのエステル化合物を必須成分として含有する単量体類を共重合して得られる共重合体を含有することを特徴とする水性印刷インキ組成物。

Description

本発明は、高い耐アルカリ等の耐薬品性を有し、且つ、印刷適性や作業性に優れた水性印刷インキ組成物に関する。
従来、食品や生活用品のパッケージに使われる軟包装材向けグラビア、フレキソ印刷では、印刷適性の点から溶剤型インキが主流である。しかし、近年地球環境保全の観点から軟包装材市場では、溶剤型インキからの溶剤蒸気の大気放出が環境負荷増大を起こすために問題視されるようになった。そのため溶剤使用量を大幅に削減することを目的としてインキの水性化が進められている。
一方で、洗剤や石鹸等の衛生製品向けパッケージにおいては、これら製品成分等が印刷絵柄に触れることがあり、これまで比較的に水分散性の良好とされ印刷インキのバインダー等として使われてきた水性アクリル系エマルジョンでは耐アルカリ性がなく、印刷した絵柄が溶解して損なわれる問題が発生する。そのために耐薬品性の良好な塗膜が得られるエチレン−アクリル酸系共重合体を採用した水性印刷インキの製造方法(例えば特許文献1及び2)や、同樹脂成分と顔料に特殊な界面活性剤(アセチレンジオール類)を特定の比率で配合するインキ組成物(例えば特許文献3)が提案されている。しかし、顔料を分散する作業や、インキ組成物を用いてインキを作製する作業おいて、またこの他に顔料の種類によっては原料同士の不相溶によりゲル化や固形部の沈殿、浮遊等が発生する。また、界面活性剤で顔料を分散した場合にはポリエチレン等の低極性プラスチックフイルム基材に対する濡れが悪くなり印刷物濃度低下などの印刷不良が起きやすくなるなど、印刷用インキとしての性能を損なう問題点があった。
特開昭60−181178 特開平7−41719 特開2011−144335
従って、本発明の目的は、エチレン−アクリル酸共重合体をバインダーとして用い、親水性の強い界面活性剤等の分散剤を用いることなく顔料の分散性が良好で、ゲル化等の原料同士の不相溶が生じることのない水性印刷インキ組成物を提供することにある。
本発明者は、前記の課題を解決すべく鋭意検討の結果、顔料と、α−メチルスチレン単量体と特定の不飽和カルボン酸エステルを用いた単量体類を共重合して得られる共重合体を含有する水性印刷インキ組成物は分散安定性が良好であることを見出し、発明を完成させた。
すなわち、本発明は、顔料と、α−メチルスチレン単量体と、炭素原子数14〜18のアルコールとα、β−不飽和カルボン酸とのエステル化合物を必須成分として含有する単量体類を共重合して得られる共重合体を含有することを特徴とする水性印刷インキ組成物を提供する。
また、本発明は、前記α−メチルスチレン単量体の含有率が前記共重合体全量の5〜25mol%であり、前記エステル化合物の含有率が5〜60mol%である水性印刷インキ組成物を提供する。
また、本発明は、前記共重合体の酸価が60〜200mgKOH/g、重量平均分子量(Mw)が10,000〜50,000である水性印刷インキ組成物を提供する。
また、本発明は、前記水性印刷インキ組成物を用いた水性印刷インキをも提供する。
本発明による水性印刷インキ組成物は分散性に優れている上、該水性印刷インキ組成物を用いた水性印刷インキは安定性と、インキ塗膜における耐薬品性に優れる。
本発明の水性印刷インキ組成物で使用する顔料の分散に用いるアクリル酸系共重合体は、α−メチルスチレン、炭素原子数14〜18のアルコールとα、β−不飽和カルボン酸とのエステル化合物とを必須成分とする重合性単量体類を共重合して得られる。
本発明の水性印刷インキ組成物では、α−メチルスチレン単量体を使用することで、塗膜形成性が良好となり、更にゲル化等の原料同士の不相溶が生じ難くより分散性が向上し、該水性顔料分散体を用いて仕立てた水性インキ組成物のハンドリング性が向上する。
また、本発明の水性印刷インキ組成物では、炭素原子数14〜18のアルコールとα、β−不飽和カルボン酸とのエステル化合物を必須成分とする。
本発明の水性印刷インキ組成物で用いる前記共重合体中のα−メチルスチレン単量体の含有率は、その含有率が共重合体全量の5mol%以上〜25mol%以下の範囲であることが好ましい。水性印刷インキ組成物で用いる前記共重合体中のα−メチルスチレン単量体の含有率は、含有率が共重合体全量の5mol%以下であるとインキ塗膜の耐薬品性や強度が得られにくく、25mol%以上であると、顔料分散性が低下してゲル化、顔料沈殿等が発生してインキ安定性が低下する。また、前記α−メチルスチレン単量体を用いることで、スチレン単量体に比べてより顔料の分散性が向上し、概組成物を用いた水性印刷インキの流動性が良好で、該水性インキ組成物を用いて仕立てた水性インキの貯蔵安定性が向上する。
一方、前記炭素原子数14〜18のアルコールとα、β−不飽和カルボン酸エステルからなるエステル化合物の含有率は、共重合体全量の5mol%以上含有することで顔料分散性向上の点から好ましく、共重合体全量の60mol%以下であると、概分散体を用いて形成する皮膜の乾燥性と皮膜強度保持の点から好ましい。
前記エステル化合物としては、メタクリル酸ミリスチルエステル、メタクリル酸セチルエステル、メタクリル酸ステアリルエステル等が挙げられる。
更に、本発明に用いる前記共重合体の酸価が60mgKOH/g以上とすることで、水分散性が良好である点から好ましく、200mgKOH/g以下とすることで、耐水性が向上する点から好ましい。
また、本発明の水性印刷インキ組成物で用いる前記共重合体の重量平均分子量(Mw)は10,000〜50,000の範囲であることが好ましい。Mwが10,000未満であるとインキ塗膜の物理的強度が不足し、50,000より多いと前記共重合体の粘度が著しく上昇して顔料分散性及び水への分散性、ハンドリング等の作業性が低下する。
更に、本発明の水性印刷インキ組成物で用いる前記共重合体を中和するのに用いられる揮発性の塩基性物質としては、アンモニア水、トリエチルアミン、ジエチルアミン、モノエチルアミン、トリブチルアミン、ジメチルエタノールアミン、モノエタノールアミン、モルホリン、N−メチルホルマリン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールなどが挙げられる。
更に、本発明の水性印刷インキ組成物では、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘプチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ノニル、アクリル酸デシル、アクリル酸ウンデシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸−2−エチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘプチル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ノニル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸ウンデシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸−2−エチル等の炭素原子数13以下のアルコールとの不飽和カルボン酸エステル化合物や、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシエチルを始めとするモノマーを添加することが出来る。
また、必要に応じてポリエステル樹脂やポリウレタン樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、スチレン−アクリル酸系樹脂、スチレン−マレイン酸系樹脂を始めとするポリマーを本発明の水性印刷インキ組成物に添加することができる。
本発明の水性印刷インキ組成物には、更に、着色剤、溶剤、その他目的に応じた助剤を使用することができる。
前記着色剤としては、一般の水性印刷インキ組成物に使用される無機顔料、有機顔料、体質顔料等を使用することができる。
前記溶剤としては、水単独または水と混和する有機溶剤を使用することができる。有機溶剤としては、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコール等のアルコール類やプロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール類、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノn−プロピルエーテル、エチルカルビトール等のエーテル類等がある。
また、その他の助剤成分としては、耐摩擦性、滑り性等を付与するためのパラフィン系ワックス、ポリエチレン系ワックス、カルナバワックス等のワックス類やオレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、エルカ酸アミド等の脂肪酸アミド類及び印刷時の発泡を抑制するためのシリコン系、非シリコン系消泡剤及び顔料の濡れを向上させる各種分散剤等を適宜使用することもできる。
本発明に係わる水性印刷インキ組成物は、グラビア、フレキソ印刷インキの製造に一般的に使用されているアイガーミル、サンドミル、ガンマミル、アトライター等を用いて製造される。
尚、本発明に係わる水性印刷インキ組成物は、油性印刷インキが一般に使用されている印刷方式、即ちグラビア印刷、フレキソ印刷等によりプラスチックフィルム、ポリエチレンコート紙等に印刷することができる。
本発明の水性印刷インキ組成物を用いて得られるインキは、その粘度(ザーンカップNo.3)が通常グラビア印刷用で13〜25秒、フレキソ印刷用で22〜30秒であればよいが、種々の印刷適性を考慮して一般的に10〜23秒、好ましくは14〜20秒である。
以下に、実施例、比較例を用いて本発明を具体的に説明する。尚、実施例中の「部」「%」は、特に断りのない限り、重量基準である。
製造例1
攪拌機、還流冷却器、温度制御装置、および窒素導入管を備えた反応容器中に、イソプロパノールを900部とエタノールを900部仕込んで、窒素ガスの雰囲気下に温度80℃にまで昇温した。これにα−メチルスチレン100部、メタクリル酸セチルエステル(C16)400部、メタクリル酸メチル155部、アクリル酸エチル150部、メタクリル酸195部、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)の40部と、イソプロパノールの100部とからなる混合物を、を4時間かけて滴下した。
滴下終了後も、同温度で、撹拌し続け15時間のあいだ反応を行なった後、60℃にまで降温し、ジメチルエタノールアミン40部と水100部とからなる混合物を加えて、均一になるまで攪拌した。次いで、イオン交換水の900部を加えて、均一に攪拌を行なったのち、減圧蒸留により、イソプロパノールとエタノールの大部分を除去せしめた。この水溶液のpHが8.0になるまでジメタノールアミンを加えて、揮発分42%、酸価が130mgKOH/g、重量平均分子量39,000、ポリマー比重0.929の水性樹脂を得た。
製造例2
製造例1と同様の手順にて、α−メチルスチレン100部、メタクリル酸セチルエステル(C16)200部、メタクリル酸ミリスチルエステル(C14)200部、メタクリル酸メチル155部、アクリル酸エチル150部、メタクリル酸195部、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)の40部と、イソプロパノールの100部とからなる混合物を、を4時間かけて滴下した。
滴下終了後も、同温度で、撹拌し続け15時間のあいだ反応を行なった後、60℃にまで降温し、ジメチルエタノールアミン40部と水100部とからなる混合物を加えて、均一になるまで攪拌した。次いで、イオン交換水の900部を加えて、均一に攪拌を行なったのち、減圧蒸留により、イソプロパノールとエタノールの大部分を除去せしめた。この水溶液のpHが8.0になるまでジメタノールアミンを加えて均一になるまで攪拌し、不揮発分45%、酸価が120mgKOH/g、重量平均分子量37,000、ポリマー比重0.928の水性樹脂を得た。
製造例3
製造例1と同様の手順にて、α−メチルスチレン100部、メタクリル酸ステアリルエステル(C18)400部、メタクリル酸メチル155部、アクリル酸エチル150部、メタクリル酸195部、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)の40部と、イソプロパノールの100部とからなる混合物を、を4時間かけて滴下した。
滴下終了後も、同温度で、撹拌し続け15時間のあいだ反応を行なった後、60℃にまで降温し、ジメチルエタノールアミン40部と水100部とからなる混合物を加えて、均一になるまで攪拌した。次いで、イオン交換水の900部を加えて、均一に攪拌を行なったのち、減圧蒸留により、イソプロパノールとエタノールの大部分を除去せしめた。この水溶液のpHが8.0になるまでジメタノールアミンを加えて均一になるまで攪拌し、不揮発分42%、酸価が125mgKOH/g、重量平均分子量42,000、ポリマー比重0.931の水性樹脂を得た。
製造例4
製造例1と同様の手順にて、スチレン100部、メタクリル酸セチルエステル(C16)400部、メタクリル酸メチル155部、アクリル酸エチル150部、メタクリル酸195部、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)の40部と、イソプロパノールの100部とからなる混合物を、を4時間かけて滴下した。
滴下終了後も、同温度で、撹拌し続け15時間のあいだ反応を行なった後、60℃にまで降温し、ジメチルエタノールアミン40部と水100部とからなる混合物を加えて、均一になるまで攪拌した。次いで、イオン交換水の900部を加えて、均一に攪拌を行なったのち、減圧蒸留により、イソプロパノールとエタノールの大部分を除去せしめた。この水溶液のpHが8.0になるまでジメタノールアミンを加えて均一になるまで攪拌し、不揮発分44%、酸価が115mgKOH/g、重量平均分子量39,000、ポリマー比重0.930の水性樹脂を得た。
製造例5
製造例1と同様の手順にて、α−メチルスチレン100部、メタクリル酸ラウリルエステル(C12)400部を使用し、メタクリル酸メチル155部、アクリル酸エチル150部、メタクリル酸195部、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)の40部と、イソプロパノールの100部とからなる混合物を4時間かけて滴下した。
滴下終了後も、同温度で、撹拌し続け15時間のあいだ反応を行なった後、60℃にまで降温し、ジメチルエタノールアミン40部と水100部とからなる混合物を加えて、均一になるまで攪拌した。次いで、イオン交換水の900部を加えて、均一に攪拌を行なったのち、減圧蒸留により、イソプロパノールとエタノールの大部分を除去せしめた。この水溶液のpHが8.0になるまでジメタノールアミンを加えて均一になるまで攪拌し、不揮発分43%、酸価が120mgKOH/g、重量平均分子量36,000、ポリマー比重0.926の水性樹脂を得た。
実施例1
製造例1で作成した水性樹脂20部、藍顔料FASTOGEN BLUE LDB30を40部、イソプロピルアルコール4部、水36部を配合し、良く攪拌混合後、サンドミルで練肉しミルベース(A)を得た。このミルベース(A)26部にザイクセン−L70部、ポリエチレンワックス3.8部、シリコン系消泡剤0.2部を加え、さらに粘度がザーンカップNo.3で16秒になるように水性希釈剤を加えて調整し、水性インキを得た。
実施例2
同様に製造例2で作成した水性樹脂20部に以下、実施例1と同様の配合及び手順にて粘度調整を行い、水性インキを得た。
実施例3
同様に製造例3で作成した水性樹脂20部に以下、実施例1と同様の配合及び手順にて粘度調整を行い、水性インキを得た。
比較例1
同様に製造例4で作成した水性樹脂20部に以下、実施例1と同様の配合で水性インキの調整を試みたが、ゲル化してしまいインキを調製することができなかった。
比較例2
同様に製造例5で作成した水性樹脂20部に以下、実施例1と同様の配合で水性インキの調整を試みたが、ゲル化してしまいインキを調製することができなかった。

Claims (4)

  1. 顔料と、α−メチルスチレン単量体と、炭素原子数14〜18のアルコールとα、β−不飽和カルボン酸とのエステル化合物を必須成分として含有する単量体類を共重合して得られる共重合体を含有することを特徴とする水性印刷インキ組成物。
  2. α−メチルスチレン単量体の含有率が共重合体全量の5〜25mol%であり、エステル化合物の含有率が共重合体全量の5〜60mol%である請求項1記載の水性印刷インキ組成物。
  3. 前記共重合体の酸価が60〜200mgKOH/g、重量平均分子量(Mw)が10,000〜50,000である請求項1又は2記載の水性印刷インキ組成物。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の水性印刷インキ組成物を用いた水性印刷インキ。
JP2015542498A 2014-06-03 2015-05-26 水性印刷インキ組成物 Active JP5846467B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015542498A JP5846467B1 (ja) 2014-06-03 2015-05-26 水性印刷インキ組成物

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014114806 2014-06-03
JP2014114806 2014-06-03
JP2014120515 2014-06-11
JP2014120515 2014-06-11
JP2015542498A JP5846467B1 (ja) 2014-06-03 2015-05-26 水性印刷インキ組成物
PCT/JP2015/065038 WO2015186561A1 (ja) 2014-06-03 2015-05-26 水性印刷インキ組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5846467B1 true JP5846467B1 (ja) 2016-01-20
JPWO2015186561A1 JPWO2015186561A1 (ja) 2017-04-20

Family

ID=54766635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015542498A Active JP5846467B1 (ja) 2014-06-03 2015-05-26 水性印刷インキ組成物

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5846467B1 (ja)
CN (1) CN105658741B (ja)
WO (1) WO2015186561A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6870412B2 (ja) * 2017-03-22 2021-05-12 東洋インキScホールディングス株式会社 紙器用水性フレキソインキ組成物

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003238854A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Sakata Corp 水性顔料型インクジェット用インク組成物
JP2004035872A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Sakata Corp 水性顔料型インクジェット用インク組成物
WO2009119472A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 Dic株式会社 平版印刷インキ
JP2013035967A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Sakata Corp 紙器用水性グラビア印刷インキ組成物

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1333072A3 (en) * 2002-01-30 2003-11-12 Rohm And Haas Company Ink composition

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003238854A (ja) * 2002-02-15 2003-08-27 Sakata Corp 水性顔料型インクジェット用インク組成物
JP2004035872A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Sakata Corp 水性顔料型インクジェット用インク組成物
WO2009119472A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 Dic株式会社 平版印刷インキ
JP2013035967A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Sakata Corp 紙器用水性グラビア印刷インキ組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2015186561A1 (ja) 2017-04-20
CN105658741A (zh) 2016-06-08
WO2015186561A1 (ja) 2015-12-10
CN105658741B (zh) 2018-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5811835B2 (ja) 印刷インキ組成物
US20110213071A1 (en) Associative acrylic emulsion containing an oxo alcohol-based monomer, its manufacturing method, and method for thickening an aqueous formulation using this emulsion
JP2017128701A (ja) 紙器用水性グラビア印刷インキ組成物および紙器用印刷物の製造方法
JP6875831B2 (ja) 表刷り用水性フレキソ印刷インキ組成物
JP5846467B1 (ja) 水性印刷インキ組成物
JP2009013345A (ja) 水性平版印刷インキおよび印刷物
JP5588161B2 (ja) 体質顔料分散組成物の製造方法、および水性印刷用インキ組成物の製造方法
JP2014224214A (ja) 水性顔料型インクジェット用インク組成物
JP2012207130A (ja) 印刷インキ組成物
JP7229744B2 (ja) 水性フレキソ印刷インキ組成物
JP5858320B1 (ja) 耐アルカリ性水性インキ組成物
JP2013014712A (ja) 印刷インキ組成物
JP2018090718A (ja) 活性エネルギー線硬化型オフセット印刷用インキ組成物
JP2007112963A (ja) 水性平版印刷インキならびに印刷物
JP4241178B2 (ja) 水性顔料分散体及び水性インキ組成物
JP2009013344A (ja) 水性平版印刷インキおよび印刷物
JP7077200B2 (ja) 紙器用水性グラビア印刷インキ組成物
JP2011074172A (ja) 水性平版印刷インキならびに印刷物
JP5515763B2 (ja) 高耐アルカリ性水性インキ組成物
JP4114804B2 (ja) 水性印刷インキ組成物
JP2008127521A (ja) 油性インキ組成物
JP2020152850A (ja) 活性エネルギー線硬化型インキ組成物及びその製造方法、並びにそれを用いた印刷物の製造方法
JP2007224154A (ja) 水性平版印刷インキならびに印刷物
CN101805428B (zh) 水性分散液的制法、水性油墨用水性分散液、水性油墨
JP4114803B2 (ja) 水性印刷インキ用顔料分散体及びそれを含有する水性印刷インキ用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20151022

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151111

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5846467

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250