JP5845440B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Description
知機能が動作して不必要に加熱が停止したり、炒め物と誤検知したりすることを避け、使用者が違和感なく調理を継続することができ、使い勝手の良い誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
して前記調理容器の底温度に対応する出力電圧を出力する赤外線センサと、前記出力電圧が第1出力電圧値から前記第1出力電圧値よりも大きい第2出力電圧値以上に増加したことを検知すると前記調理容器底に調理物が焦げ付いたことを示す焦げ付き情報を出力する焦げ付き検知部と、複数の異なる出力設定値の中から、ひとつの前記出力設定値を選択するための出力設定部と、前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給し、かつ加熱出力が前記出力設定値となるように前記インバータの加熱動作を制御する制御部と、を備え、さらに、前記制御部には、前記赤外線センサの前記出力電圧を温度に換算する検知温度算出部を備え、さらに、前記焦げ付き検知部には、前記赤外線センサの前記出力電圧の上昇時間を測定する上昇時間測定部と、前記加熱動作を停止した後に前記検知温度の所定期間の温度低下を算出する温度低下算出部と、を備え、前記焦げ付き検知部は、前記温度低下算出部、及び前記上昇時間測定部による判定値が所定の範囲以上であると焦げ付き情報を出力する構成において、前記第2出力電圧値以下の加熱状態において、すなわち煮物調理と炒め物調理の判別を行うまでの期間に、前記上昇時間測定部にて前記赤外線センサの出力値の温度変化勾配を測定し、使用者により前記調理容器が振られたり、ずらされたり、また、持ち上げられたりされることにより前記赤外線センサに外乱光が入射された場合、その温度変化勾配がある所定値以上となった場合に、前記炒め物調理と判定させないように構成したものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の全体構成図、図2は、赤外線センサ4の略回路図、図3は、赤外線センサ4の出力特性を示す図、図4は、焦げ付き検知部の温度上昇時間測定動作及び温度低下測定動作を示す図、図5は、焦げ付き検知部の焦げ付き動作の判定値の関係を示す図、図6は調理中に調理容器が持ち上げられた場合の赤外線センサの検知温度変化動作を示す図である。
の下方に設けられる(赤外線センサ設置位置は限定しない)。調理容器2の底面から放射された、調理容器2の底面温度に基づく赤外線は、トッププレート1を通って入射し、外コイル3aと内コイル3bとの間の隙間を通って、赤外線センサ4により受光される。赤外線センサ4は、受光した赤外線を検出し、検出した赤外線量に基づいた赤外線検出信号5を出力する。
検出信号25の出力値は、調理容器2の温度が約120℃以上になると、指数関数的に増加する。
上昇時間測定部32によって測定することで、上昇時間が短い炒め物系統の調理と上昇時間が長い煮物系統の調理を判別するが、上昇温度Temp2(℃)に到達してから、所定時間T(例えば10秒間)の間、加熱を停止して、調理容器2の底温度の低下温度を温度低下算出部33によって、1秒あたりの低下温度(10秒間の温度低下の平均値)Taveを算出することで、使用している調理容器2の底の厚みを推定でき、上昇時間と低下温度から推定される調理容器2の底の厚さとの関係を図5に記すリニアな比例式にすることで、煮物調理と炒め物調理の区別を高精度で判別することができ、この煮物調理と炒め物調理の区別を行うまでの状態において、例えば、使用者がカレーの煮込み調理を行っている場合、調理容器2を振ったり、ずらしたり、また、持ち上げたりした場合には、図6の破線で示すように赤外線センサ4の出力の温度変化勾配が急峻になり、炒め物時の温度変化勾配に近い温度変化を起こす。このTemp1(℃)からTemp2(℃)までの上昇時間Tup2を上昇時間測定部32によって測定し、その温度変化勾配がある所定の値以上となった場合には、炒め物と検知せずに加熱を継続することができ、誤って炒め物調理と検知させないよう働かせることができ、使用者が違和感なく調理を継続することが可能で、使い勝手を向上させることができる。
2 調理容器
3 加熱コイル(誘導加熱コイル)
4 赤外線センサ
8 インバータ回路
14 操作部
15 制御部
30 検知温度算出部
31 焦げ付き検知部
32 上昇時間測定部
33 温度低下算出部
35 判定値
Claims (1)
- 調理容器を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下に設けられ前記調理容器を加熱する誘導加熱コイルを含むインバータと、前記トッププレートの下に設けられ前記調理容器の底から放射され前記トッププレートを透過する赤外線を検知して前記調理容器の底温度に対応する出力電圧を出力する赤外線センサと、前記出力電圧が第1出力電圧値から前記第1出力電圧値よりも大きい第2出力電圧値以上に増加したことを検知すると前記調理容器底に調理物が焦げ付いたことを示す焦げ付き情報を出力する焦げ付き検知部と、複数の異なる出力設定値の中から、ひとつの前記出力設定値を選択するための出力設定部と、前記誘導加熱コイルに高周波電流を供給し、かつ加熱出力が前記出力設定値となるように前記インバータの加熱動作を制御する制御部と、を備え、
さらに、前記制御部には、前記赤外線センサの前記出力電圧を温度に換算する検知温度算出部を備え、
さらに、前記焦げ付き検知部には、前記赤外線センサの前記出力電圧の上昇時間を測定する上昇時間測定部と、前記加熱動作を停止した後に前記検知温度の所定期間の温度低下を算出する温度低下算出部と、を備え、
前記焦げ付き検知部は、前記温度低下算出部、及び前記上昇時間測定部による判定値が所定の範囲以上であると焦げ付き情報を出力する構成において、
前記第2出力電圧値以下の加熱状態において、すなわち煮物調理と炒め物調理の判別を行うまでの期間に、前記上昇時間測定部にて前記赤外線センサの出力値の温度変化勾配を測定し、使用者により前記調理容器が振られたり、ずらされたり、また、持ち上げられたりされることにより前記赤外線センサに外乱光が入射された場合、その温度変化勾配がある所定値以上となった場合に、前記炒め物調理と判定させないように構成した誘導加熱調理器。
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JP2011113150A JP5845440B2 (ja) | 2011-05-20 | 2011-05-20 | 誘導加熱調理器 |
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- 2011-05-20 JP JP2011113150A patent/JP5845440B2/ja active Active
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