JP5844680B2 - 研磨装置及び研磨方法 - Google Patents

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本発明は、研磨装置及び研磨方法、なかでもカラーレーザープリンタ等の電子写真装置や静電記録装置等において、転写ベルトや転写搬送ベルト等として用いられる導電性エンドレスベルトを研磨する研磨装置及び研磨方法に関する。
複写機、プリンタ等における電子写真プロセス、静電記録プロセスでは、感光体の表面を一様に帯電させ、この感光体に光学系装置から映像を投射して光の当たった部分の帯電を消去することによって感光体の表面に静電潜像を形成し、次いで、この静電潜像に向けてトナーを供給して静電的付着によりトナー像を形成し、このトナー像を紙、OHP、印画紙等の記録媒体に転写することにより、プリントする方法が採られている。
電子写真プロセス、静電記録プロセスにおけるトナー像の転写を行うために、駆動ローラ等の駆動部材を介して循環駆動される転写部材として、樹脂材料やゴムを基材とする無端ベルト状の導電性エンドレスベルトが使用されている。導電性エンドレスベルトは、例えば、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)等のフッ素系樹脂,ポリカーボネート樹脂,ポリイミド樹脂等の樹脂材料に、導電性カーボンブラックを配合したものを、ディッピング法,押出成形法,遠心成形法等の方法により、筒状フィルムに形成して製造される。
導電性エンドレスベルトは、表面性状が良好でない場合は、転写された画像に悪影響を及ぼす。したがって、ディッピング法,押出成形法,遠心成形法等により製造された導電性エンドレスベルトの表面を研磨することで、表面粗さを平滑かつ均一にして表面精度を向上させるとともに、厚み変動をなくして厚み精度を向上させることが行われている。導電性エンドレスベルトの研磨に関し、鉄芯の周りにウレタン発砲体とラップテープを巻き付けた回転式研磨器がある(特許文献1)。また、導電性エンドレスベルトを対向ローラとテンションローラとに掛け渡して周回させつつ、バックアップローラでラッピングテープを対向ローラに向けて押し当てる研磨装置がある(特許文献2)。導電性エンドレスベルト以外の対象を研磨する研磨装置に関して、研磨テープを用いた半導体基板の研磨装置があり(特許文献3)、また、研磨テープを用いた液晶基板の研磨装置がある(特許文献4)。
特開2001−75373号公報 特開2010−191277号公報 特開2010−284747号公報 特開2011−16207号公報
導電性エンドレスベルトは、一般に、押出し成形、インフレーション成形又はブロー成形により成形加工されるが、これらの成形で得られたベルトの表面は、当該ベルトの表面積が大きいが故に若干の凹凸が避けられず、この凹凸が電子写真方式のプリンタや複写機に求められる高画質の出力の障害となっていた。この障害を解消するために、ベルト表面を研磨する二次加工も考えられてはいたが、公知の研磨装置は、市販のテープ研磨加工設備しかなく、導電性エンドレスベルトの実生産には活用できるものではなかった。

特許文献1や特許文献2に記載された研磨装置を用いて導電性エンドレスベルトの研磨を行った場合は、導電性エンドレスベルトの表面粗さが不均一になったり、スクラッチ傷が発生したりする場合があった。導電性エンドレスベルトには、画像形成装置における画像の品位の向上、電気的な安定性、ベルト面の均一性の観点から、表面精度、厚み精度の更なる向上が望まれていることから、導電性エンドレスベルトの表面粗さ不均一やスクラッチ傷を極力抑制することが望まれる。この点、特許文献3や特許文献4に記載された研磨装置は、研磨対象が剛性のある半導体基板や液晶基板であることから、そのまま導電性エンドレスベルトの研磨に適用しても良好な表面性状を得られなかった。
本発明は、上記の問題を有利に解決するものであり、エンドレスベルトの表面を研磨して、当該エンドレスベルトの表面精度及び厚さ精度を向上させることができる研磨装置及び研磨方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する、本発明の研磨装置は、エンドレスベルトの表面を研磨する研磨装置であって、ベルトの表面を研磨する研磨テープと、該研磨テープを案内する一対のガイドローラと、エンドレスベルトを巻きかけるワークローラと、を備え、研磨テープ及びエンドレスベルトに一定の張力を付与可能になり、一対のガイドローラは、両ローラの共通接線が、研磨するエンドレスベルトを巻きかけたワークローラの周面と重なり合う位置に設けられ、ワークローラの周面に沿ったエンドレスベルトの表面領域を研磨テープで研磨することを特徴とする。
本発明の研磨装置においては、研磨テープを移動させる移動装置を更に備えることが好ましく、また、一対のガイドローラの間隔を調整する調整装置を更に備えることが好ましい。更に、本発明の研磨装置により研磨されるエンドレスベルトが、導電性エンドレスベルトであることが好適である。
本発明の研磨方法は、上記の研磨装置を用いた研磨方法であって、研磨テープ及びエンドレスベルトに一定の張力が付与された状態で、ワークローラの周面に沿ったエンドレスベルトの表面領域を研磨テープで研磨することを特徴とする。
本発明の研磨装置によれば、一対のガイドローラの間で張力が付与された研磨テープが、ワークローラに巻きかけられたエンドレスベルトの表面に沿って当接し、所定の面領域で研磨されるので、研磨ムラの発生が抑制され、スクラッチ傷が防止されて、エンドレスベルトの表面精度及び厚み精度を向上させることができる。
本発明の研磨装置の実施形態の一例を説明する模式図である。 従来の研磨装置の例を説明する模式図である。
以下、本発明の研磨装置の実施形態について、図面を用いつつ具体的に説明する。
図1に模式図で示す本実施形態の研磨装置10は、ベルト表面を研磨する研磨テープ11と、この研磨テープ11を巻きかけて案内する一対のガイドローラ12、13とを備えている。ガイドローラ12、13は、両者の共通接線が、後述するワークローラ14の周面と重なる位置になるように所定の間隔を空けて設けられる。また、ガイドローラ12、13間で、研磨テープ11に一定の張力を付与することができるようになっている。例えば、研磨テープ11を静止させておき、研磨テープ11の両端部を固定しておいて、ガイドローラ12、13の距離を一定に保持することにより一定の張力を付与する。また、研磨テープ11を研削中に連続的に移動させる場合には、ガイドローラ12、13の回転数を一定に保持することにより一定の張力を付与する。
研磨装置10により研磨を行うエンドレスベルトは、例えば導電性エンドレスベルトB、より具体的には、電子写真技術や静電現像技術を用いた画像形成装置の転写ベルトが例示される。
導電性エンドレスベルトBは、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)等のフッ素系樹脂,ポリカーボネート樹脂,ポリイミド樹脂等の樹脂材料に、導電性材料としての導電性カーボンブラックを配合したものであり、厚みが100μm程度のフィルムを無端状に形成したものである。導電性エンドレスベルトは、ディッピング法,押出成形法,遠心成形法等のいずれの製造方法によって製造されたものでもよい。押出成形により製造された導電性エンドレスベルトの表面には、周面に沿った縦筋が生じている場合があり、これにより導電性エンドレスベルト厚みが変動している場合があるため、本発明の方法により、研磨して厚み精度をより向上させることが可能である。
研磨対象物としての導電性エンドレスベルトBは、ワークローラ14及びテンションローラ15に巻きかけられ、例えばワークローラ14により駆動されてワークローラ14とテンションローラ15との間を周回可能となっている。ワークローラ14は、金属製の芯体の周りにウレタンゴムの被覆をしてなるものを一例として用いることができる。テンションローラ15は、導電性エンドレスベルトBの周回に伴って回転するローラであって、ワークローラ14との距離を調整して、導電性エンドレスベルトBに一定の張力を付与することができるようになっている。張力を付与するための手段は、公知のテンションローラ15の張力付与手段を用いることができる。また、テンションローラ15の代わりに、固定された反転ガイド部材等を用いることもできる。
また、ワークローラ14及びテンションローラ15は、ガイドローラ12、13及びこれらのガイドローラ12、13に案内される研磨テープ11に対して、相対的に進退可能になっている。例えばワークローラ14及びテンションローラ15が、図示しない移動手段上に載置され、当該移動手段の移動により研磨テープ11に向けて移動させる構成とすることができる。逆に、ガイドローラ12、13が、図示しない移動手段上に載置され、当該移動手段の移動によりガイドローラ12、13及び研磨テープ11をワークローラ14及び導電性エンドレスベルトBに向けて移動させる構成とすることもできる。
ワークローラ14をガイドローラ12、13に近接させたとき、ガイドローラ12及びガイドローラ13の、ワークローラ14に近い側の共通接線が、ワークローラ14の周面と重なり合うように位置される。この重なり合い長さは、例えばワークローラ14が研磨テープ11に向かう前進方向の長さで10mm程度とすることができる。これによりワークローラ14に巻きかけられた導電性エンドレスベルトBは、ワークローラ14の周面に沿った所定領域、例えばワークローラ14の直径が40mmの場合で弧長が20〜30mm程度の領域で面状に研磨テープ11と接触し、研磨される。
本実施形態の研磨装置は、一定の張力で保持された導電性エンドレスベルトBが一定の張力で保持された研磨テープ11と面状に接触し、面状に研磨されることから、表面精度が高く、かつ厚さ精度の高い導電性エンドレスベルトを得ることができる。
この効果を、従来の研磨装置との対比で説明すると、図2(a)に模式図で示す従来の研磨装置100は、ワークローラ14及びテンションローラ15に巻きかけられた導電性エンドレスベルトBに対して、断面円形の研磨砥石110を当接させて研磨する装置である。また、図2(b)に模式図で示す従来の研磨装置200は,ワークローラ14及びテンションローラ15に巻きかけられた導電性エンドレスベルトBに対して、研磨テープ211を小径のバックアップローラ212と複数のガイドローラ213により案内し、バックアップローラ212上の研磨テープ211と、ワークローラ14上の導電性エンドレスベルトBとを圧接させることにより研磨する装置である。
研磨砥石110を用いている図2(a)の研磨装置100は、砥石が硬い材質のため、転写ベルトのような薄い導電性エンドレスベルトBを研磨することが難しく、無理に研磨したとしても、導電性エンドレスベルトBに局部的な切削力が加わり、導電性エンドレスベルトBが破損してしまう場合があった。
研磨テープ211とバックアップローラ212を持いた図2(b)の研削装置200は、導電性エンドレスベルトBに対して線接触で研磨テープ211を圧接して研磨を行っている。線接触であるために研磨のための相当の圧接力が局部的になり、その結果、研磨テープ211の砥粒が脱落し、その脱落した砥粒や、導電性エンドレスベルトBの粉によって、スクラッチと呼ばれる傷が生じ、導電性エンドレスベルトBの研磨面の平滑性が悪化していた。
これに対して、図1に示した本実施形態の研削装置10は、上述したように導電性エンドレスベルトBが研磨テープ11に部分的に包み込まれるように面状に接触して、面状に研磨されることから、導電性エンドレスベルトBに対する研磨時の圧接力が、所定の面積を有する接触領域、すなわち研磨領域に加わる。このため、導電性エンドレスベルトBは、研磨テープ11との接触領域において均一に研磨される。また,研磨時の圧接力が局所的ではないので、研磨テープの砥粒の脱落が抑制され、また、導電性エンドレスベルトBの粉によるスクラッチも抑制される。
また、本実施形態の研削装置10は、研磨テープ11に一定の張力が付与されており、また、導電性エンドレスベルトBに一定の張力が付与されていることから、研磨テープ及びエンドレスベルトに一定の張力が付与された状態で研磨する。これにより、圧接力が上記接触領域において変動がなく均一な研磨が可能となり、安定して良好な表面精度及び厚み精度を得ることができる。
研磨テープ11は、ベースが紙、布、フィルムであるいずれの研磨テープをも用いることができる。研磨テープ11の粗さは、番手で#1000〜3000が好ましい。研磨テープの粗さが粗いと導電性エンドレスベルトBにスクラッチ傷が入り易く、#3000を超える粗さでは、導電性エンドレスベルトBに対する研磨効果が低下してしまい、また、研磨テープ11の目詰まりや、摩擦熱が増大するため、導電性エンドレスベルトBの研磨面の平滑度が低下するおそれがある。なお、研磨に当たっては、研磨テープ11又は導電性エンドレスベルトBのいずれか、あるいは両方に水噴霧等の方法を用いて湿式で研磨を行うこともできる。湿式研磨の場合は、面粗度は細かくなる傾向がある。
一つの導電性エンドレスベルトBをワークローラ14で周回させつつ、研磨テープ11により研磨を完了したら、ワークローラ14及びテンションローラ15から導電性エンドレスベルトBを取り外し、次に研磨すべき導電性エンドレスベルトBをワークローラ14及びテンションローラ15に取り付けて研磨を行う。このとき、研磨テープの移動装置により研磨テープ11を走行させて、次に研磨すべき導電性エンドレスベルトBとの接触領域において、研磨テープ11の未使用部分が、導電性エンドレスベルトBに接触するようにすることが、本発明の研磨装置において高品位な導電性エンドレスベルトBを得るために好ましい態様である。研磨テープの移動装置は、研磨テープを用いた公知の研磨装置における当該研磨テープの移動装置を用いることができる。
一対のガイドローラ12、13の軸間距離は、50〜100mmが好ましい。軸間距離が狭いと研磨テープ11と導電性エンドレスベルトBとの接触が、線接触に近くなるためスクラッチが入り易く、また、軸間距離が100mmを超えると導電性エンドレスベルトBに対する圧接力が低下するため研磨効果が十分でなくなる。
一対のガイドローラ12、13の軸間距離を調整する調整装置を、更に備える構造とすることは、本発明の研磨装置において、より好ましい態様である。調整装置を備えることにより、一対のガイドローラ12、13間の研磨テープの張力を、調整することが容易にできる。
ガイドローラ12、13の各直径d1及びd2は、特に限定するものではないが、直径d1及びd2はそれぞれ30mm程度とすることができる。
ワークローラ14の直径Dは、導電性エンドレスベルトBとの周長との関係で適宜定めることができ、例えば導電性エンドレスベルトBの周長が200〜300mm程度である場合には、40〜50mm程度が好ましい。ワークローラ14の直径Dが小さく、例えば20mm程度では、ワークローラ14の剛性が不足して均一な研磨が難しくなる。ワークローラ14の直径Dが大きく、例えば100mm以上では、導電性エンドレスベルトBを巻きかけるのが難しくなり、また、研磨時にビビリ振動が生じる場合がある。
ワークローラ14の周速度は、研磨時の導電性エンドレスベルトBと同じということができ、50m/min〜100m/minの範囲が好ましい。周速度があまりに遅いと、導電性エンドレスベルトの凹凸部が研磨テープに圧接される時間が短く、研磨が不十分となり、また、周速度が速すぎると、導電性エンドレスベルトがビビリ振動を励起するために研磨表面にビビリ痕と呼ばれる縞模様が発生する危険性が高くなり好ましくない。
導電性エンドレスベルトBに対する研磨テープ11の圧接力は、大き過ぎると研磨効果が高まるが、スクラッチ傷が発生するおそれがある。その逆に、圧接力が低すぎると、導電性エンドレスベルトBと研磨テープ11との界面でビビリ振動が生じて研磨表面の平滑度が悪化する。導電性エンドレスベルトBと研磨テープ11との圧接力は、5〜15N/cmであれば、良好な研磨面が得られる。研磨効果とスクラッチ防止を勘案して適宜な圧接力を設定することができる。
図1に示す研磨装置を用いて、表1及び表2に示す研磨テープ11の番手、ワークローラ14の直径D(mm)、研磨時のワークローラ14の周速度f、一対のガイドローラの軸間距離W(mm)、研磨テープ11の導電性エンドレスベルトBに対する圧接力F(N/cm)の値を種々に変えた実施例1〜13の研磨を行った。また、比較のために、図2(b)に示す研磨装置を用いて、比較例1〜7の研磨を行った。
表中、番手#1000の研磨テープは、三共理化学株式会社製のラッピングフィルム LWFSタイプ(砥粒WA、粒度15μm)を使用したものである。番手#2000の研磨テープは、三共理化学株式会社製のラッピングフィルム LWFSタイプ(砥粒WA、粒度9μm)を使用したものである。番手#3000の研磨テープは、住友スリーエム株式会社製のラッピングフィルム(砥粒WA、粒度5μm)を使用したものである。
Figure 0005844680
Figure 0005844680
研磨後の導電性エンドレスベルトBについて、表面のスクラッチ傷の発生の有無、表面粗さ(中心線平均粗さRa及び最大粗さRmax)(μm)、及び平滑性について調査した。これらの調査結果を表1及び表2に併記する。なお、表1及び表2において、スクラッチ傷は、目視により評価し、傷がない場合を◎印、痕跡が1mm以下の場合を○印、痕跡が3mm以下の傷がある場合を△印、痕跡が5mm以下の場合を×△印、痕跡が7mm以下の場合を×印、深い傷が多数ある場合を××印で表した。また、平滑性は、キーエンス社製の画像カメラ:CV500型により評価し、良好である場合を○印、やや悪い場合を△印、悪い場合を×印で表した。
表1及び表2から明らかなように、図1に示した研磨装置を用いた実施例1〜13は、図2(b)に示した研磨装置を用いた比較例1〜7に比べて、スクラッチ傷の発生が抑制され、かつ、表面が平滑化されている。
10 研磨装置
11 研磨テープ
12 ガイドローラ
13 ガイドローラ
14 ワークローラ
15 テンションローラ

Claims (5)

  1. エンドレスベルトの表面を研磨する研磨装置であって、
    ベルトの表面を研磨する研磨テープと、
    該研磨テープを案内する一対のガイドローラと、
    エンドレスベルトを巻きかけるワークローラと、を備え、
    研磨テープ及びエンドレスベルトに一定の張力を付与可能になり、
    一対のガイドローラは、両ローラの共通接線が、研磨するエンドレスベルトを巻きかけたワークローラの周面と重なり合う位置に設けられ、ワークローラの周面に沿ったエンドレスベルトの表面領域を研磨テープで研磨することを特徴とする研磨装置。
  2. 前記研磨テープを走行させる移動装置を更に備える請求項1記載の研磨装置。
  3. 前記一対のガイドローラの間隔を調整する調整装置を更に備える請求項1又は2記載の研磨装置。
  4. 前記エンドレスベルトが導電性エンドレスベルトである請求項1〜3のいずれか1項に記載の研磨装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の研磨装置を用いた研磨方法であって、研磨テープ及びエンドレスベルトに一定の張力が付与された状態で研磨することを特徴とする研磨方法。
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