JP5844061B2 - X線ct装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、医用X線CT(computed tomography)装置及びその制御方法に関するものである。
X線CT装置は、被検体を透過したX線の強度に基づいて、被検体についての情報を画像により提供するものであり、疾病の診断・治療や手術計画等を初めとする多くの医療行為において重要な役割を果たしている。
X線CT装置の使用手順としては、操作者は、朝にX線CT装置の電源を投入してX線CT装置を起動させる。次いで、X線CT装置は、X線管のためのウォームアップスキャン等の準備を実行する。ウォームアップスキャンの実行後、患者が載置された天板を架台装置に挿入して、患者のスキャンを実行する。患者のスキャンが終了すると、患者が載置された天板を架台装置から退避させる。その日にスキャンすべき全ての患者のスキャンが終了すると、操作者は、X線CT装置をシャットダウンする。
救急病院等の医療機関では、医療機関への患者の搬入後、直ぐに、X線CT装置を使用できるように、X線CT装置を常時(24時間)、通電・起動状態にしている場合もある。また、ウォームアップスキャンを実行する時間がない程度に緊急に患者のスキャンを実行したい場合は、X線CT装置は、ウォームアップスキャンの実行を経ずに、患者が載置された天板を架台装置に挿入して、患者のスキャンを実行する場合もある。
特開2002−28157号公報
しかしながら、従来技術によると、X線CT装置によるスキャンの待機状態が存在し、その間、不要な電力を消費している。特に、救急病院等の医療機関では、必然的に待機時間が占める割合も多くなり、より待機電力を低減したいという要望が強い。
本実施形態のX線CT装置は、上述した課題を解決するために、X線源及びX線検出器を備える架台装置と、被検体を載置する天板を備える寝台装置とを設けるスキャナ手段と、前記スキャナ手段の動作を制御すると共に、前記天板が所定の状態に達した時点からの時間経過を基に、前記X線源の通電を制御する通電制御手段と、を有し、前記通電制御手段は、スキャン終了後の前記架台装置からの前記天板の退避途中、又は、前記天板の下降途中で前記天板の所要位置を検知すると、その検知の時点から所要時間経過の時点まで、前記X線源への通電を維持する通電待機時間を継続する
本実施形態のX線CT装置は、上述した課題を解決するために、X線源及びX線検出器を備える架台装置と、被検体を載置する天板を備える寝台装置とを設けるスキャナ手段と、前記スキャナ手段の動作を制御すると共に、前記天板が所定の状態に達した時点からの時間経過を基に、前記X線検出器の温度を制御するヒータの通電を制御する通電制御手段と、を有し、前記通電制御手段は、スキャン終了後の前記架台装置からの前記天板の退避途中、又は、前記天板の下降途中で前記天板の所要位置を検知すると、その検知の時点から所要時間経過の時点まで、前記X線検出器のヒータへの通電を維持する通電待機時間を継続する。
また、本実施形態のX線CT装置は、上述した課題を解決するために、X線源及びX線検出器を備える架台装置と、被検体を載置する天板を備える寝台装置とを設けるスキャナ手段と、前記スキャナ手段の動作を制御すると共に、前記スキャナ手段の構成部材が所定の状態に達した時点からの時間経過を基に、前記回転駆動部の通電を制御する通電制御手段と、を有し、前記架台装置は、前記X線源及び前記X線検出器を保持する回転部と、前記回転部を回転させる回転駆動部とを備え、前記通電制御手段は、前記スキャナ手段によるスキャンの終了後も通電待機時間として前記回転駆動部の通電を維持し、前記構成部材が所定の状態に達した時点から所要時間経過後に前記回転駆動部の通電を終了する
本実施形態のX線CT装置は、上述した課題を解決するために、X線源及びX線検出器を備える架台装置と、被検体を載置する天板を備える寝台装置とを設けるスキャナ手段と、前記スキャナ手段の動作を制御すると共に、前記スキャナ手段の構成部材が所定の状態に達した時点からの時間経過を基に、前記X線検出器の温度を制御するヒータの通電を制御する通電制御手段と、を有し、前記通電制御手段は、前記スキャナ手段によるスキャンの終了後も通電待機時間として前記ヒータの通電を維持し、前記構成部材が所定の状態に達した時点から所要時間経過後に前記ヒータの通電を終了する。
第1実施形態のX線CT装置を示すハードウェア構成図。 第1実施形態のX線CT装置の動作の第1例を示すフローチャート。 第1実施形態のX線CT装置の動作の第1例を示すフローチャート。 第1実施形態のX線CT装置の動作の第2例を示すフローチャート。 第2実施形態のX線CT装置を示すハードウェア構成図。 第2実施形態のX線CT装置のコンソールに設けられるスイッチを示す図。
本実施形態のX線CT装置及びその制御方法について、添付図面を参照して説明する。
本実施形態のX線CT装置には、X線源とX線検出器とが一体として被検体の周囲を回転する回転/回転(ROTATE/ROTATE)タイプと、リング状に多数の検知素子がアレイされ、X線源のみが被検体の周囲を回転する固定/回転(STATIONARY/ROTATE)タイプ等様々なタイプがあり、いずれのタイプでも本発明を適用可能である。ここでは、現在、主流を占めている回転/回転タイプとして説明する。
また、入射X線を電荷に変換するメカニズムは、シンチレータ等の蛍光体でX線を光に変換し更にその光をフォトダイオード等の光電変換素子で電荷に変換する間接変換形と、X線による半導体内の電子正孔対の生成及びその電極への移動すなわち光導電現象を利用した直接変換形とが主流である。
加えて、近年では、X線源とX線検出器との複数のペアを回転リングに搭載したいわゆる多管球型のX線CT装置の製品化が進み、その周辺技術の開発が進んでいる。本実施形態のX線CT装置では、従来からの一管球型のX線CT装置であっても、多管球型のX線CT装置であってもいずれにも適用可能である。ここでは、一管球型のX線CT装置として説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のX線CT装置を示すハードウェア構成図である。
図1は、第1実施形態のX線CT装置1を示す。X線CT装置1は、大きくは、スキャナ装置11及びコンソール12によって構成される。X線CT装置1のスキャナ装置11は、通常は検査室に設置され、患者Oの部位(被検体)に関するX線の透過データを生成するために構成される。一方、コンソール12は、通常は検査室に隣接する制御室に設置され、透過データを基に投影データを生成して再構成画像の生成・表示を行なうために構成される。
X線CT装置1のスキャナ装置11は、架台装置20、寝台装置30、及びコントローラ40を備える。
スキャナ装置11の架台装置20は、X線源としてのX線管21、絞り22、X線検出器23、DAS(data acquisition system)24、回転部25、高電圧電源26、絞り駆動装置27、回転駆動装置28、及び操作パネル29を設ける。
X線管21は、高電圧電源26から供給された管電圧に応じて金属製のターゲットに電子線を衝突させることでX線を発生させ、X線検出器23に向かって照射する。X線管21から照射されるX線によって、ファンビームX線やコーンビームX線が形成される。X線管21は、高電圧電源26を介したコントローラ40による制御によって、X線の照射に必要な電力が供給される。
絞り22は、絞り駆動装置27によって、X線管21から照射されるX線のスライス方向の照射範囲を調整する。すなわち、絞り駆動装置27によって絞り22の開口を調整することによって、スライス方向のX線照射範囲を変更できる。
X線検出器23は、マトリクス状、すなわち、チャンネル方向に複数チャンネル、スライス方向に複数列のX線検知素子を有する2次元アレイ型のX線検出器23(マルチスライス型検知器ともいう。)である。X線検出器23のX線検知素子は、X線管21から照射されたX線を検知する。
DAS24は、X線検出器23の各X線検知素子が検知する透過データの信号を増幅してデジタル信号に変換する。DAS24の出力データは、スキャナ装置11のコントローラ40を介してコンソール12に供給される。
回転部25は、X線管21、絞り22、X線検出器23、及びDAS24を一体として保持する。回転部25は、X線管21とX線検出器23とを対向させた状態で、X線管21、絞り22、X線検出器23、及びDAS24を一体として患者Oの周りに回転できるように構成されている。なお、回転部25の回転中心軸と平行な方向をz軸方向、そのz軸方向に直交する平面をx軸方向、y軸方向で定義する。
高電圧電源26は、コントローラ40による制御によって、X線の照射に必要な電力をX線管21に供給する。
絞り駆動装置27は、コントローラ40による制御によって、絞り22におけるX線のスライス方向の照射範囲を調整する機構を有する。
回転駆動装置28は、コントローラ40による制御によって、回転部25がその位置関係を維持した状態で空洞部の周りを回転するように回転部25を回転させる機構を有する。
操作パネル29は、架台装置20を動作させるために操作者、例えば技師が操作するための入力手段である。
スキャナ装置11の寝台装置30は、天板31及び天板駆動装置32を備える。天板31は、患者Oを載置可能である。天板駆動装置32は、コントローラ40による制御によって、天板31をy軸方向に沿って昇降動させると共に、z軸方向に沿って進入/退避動させる機構を有する。回転部25の中央部分は開口を有し、その開口部の天板31に載置された患者Oが挿入される。
スキャナ装置11のコントローラ40は、CPU(central processing unit)、及びメモリによって構成される。コントローラ40は、架台装置20及び寝台装置30に通電する。また、コントローラ40は、架台装置20のX線管21、X線検出器23、DAS24、高電圧電源26、絞り駆動装置27、回転駆動装置28、及び操作パネル29と、寝台装置30の天板駆動装置32等の制御を行なってスキャンを実行させる。
X線CT装置1のコンソール12は、コンピュータをベースとして構成されており、病院基幹のLAN(local area network)等のネットワークNと相互通信可能である。コンソール12は、図示しないが、CPU、メモリ、HDD(hard disc drive)、入力装置、及び表示装置等の基本的なハードウェアから構成される。入力装置は、操作者によって操作が可能なポインティングデバイスやフットスイッチである。
コンソール12は、撮影条件等をコントローラ40に入力することで、コントローラ40に、スキャナ装置11の制御を指示する。また、コンソール12は、スキャナ装置11のDAS24から入力された生データに対して対数変換処理や、感度補正等の補正処理(前処理)を行なって投影データを生成する。また、コンソール12は、前処理された投影データに対して散乱線の除去処理を行なう。コンソール12は、X線照射範囲内の投影データの値に基づいて散乱線の除去を行なうものであり、散乱線補正を行なう対象の投影データ又はその隣接投影データの値の大きさから推定された散乱線を、対象となる投影データから減じて散乱線補正を行なう。コンソール12は、補正された投影データを基に再構成画像を生成する。
続いて、第1実施形態のX線CT装置1の動作の第1例について、図2及び図3に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、X線CT装置1は、操作者、例えば技師による操作パネル29又はコンソール12の入力装置を介した電源の投入指示があるまで、電源の投入指示の待機状態となる(ステップST1)。電源の投入指示がある場合、X線CT装置1の全体の通電が開始され(ステップST2)、システムが起動される。コントローラ40は、架台装置20のX線管21や、X線検出器23の温度安定化のために設けられるヒータ等に通電する。
次いで、コントローラ40は、技師によるスキャンの実行の指示があるまで待機する(ステップST3)。コントローラ40は、技師による指示を基に、ウォームアップスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST4)。技師は、ウォームアップスキャンを実行する時間がない程度に緊急に患者O1のスキャンを実行したい場合は、ステップST4においてウォームアップスキャンを実行しない指示を行なう。ステップST4の判断でYES、すなわち、ウォームアップスキャンを開始すると判断すると、コントローラ40は、回転駆動装置28を介して回転部25を回転させながら、高電圧電源26を介してX線管21からX線を照射させることで、ウォームアップスキャンを実行する(ステップST5)。
ステップST5によるウォームアップスキャンの終了後、検査室に入室させた患者O1が、スキャナ装置11の寝台装置30の天板31上に載置される。コントローラ40は、技師による指示を基に、天板駆動装置32を介して患者O1が載置された天板31を上昇させ、続けて、天板駆動装置32を介して天板31を架台装置20側に移動させて、天板31を架台装置20(回転部25によって形成されるボア)内に進入させる(ステップST6)。次いで、コントローラ40は、技師によるスキャンの開始指示が行なわれると、回転駆動装置28を介して回転部25を回転させながら、高電圧電源26を介してX線管21からX線を照射させることで、患者O1のスキャンを実行する(ステップST7)。
ステップST7による患者O1のスキャンが終了すると、コントローラ40は、技師による指示を基に、天板駆動装置32を介して患者O1が載置された天板31を架台装置20から退避させ、続けて、天板駆動装置32を介して天板31を下降させる(ステップST8)。コントローラ40は、天板31の退避又は下降の途中において、天板31が所要位置に達した時点を検知する(ステップST9)。ステップST9において、コントローラ40は、例えば、天板31の退避途中において天板31が所要のz軸座標に達した時点、又は、天板31の下降途中において天板31が所要のy軸座標(高さ)に達した時点を検知する。次いで、コントローラ40は、ステップST9によって検知された時点から所要時間、例えば10分が経過していないか否かを判断する(ステップST10)。すなわち、ステップST10において、コントローラ40は、待機時間を経過していないか否かを判断する。
ステップST10の判断でYES、すなわち、ステップST9によって検知された時点から所要時間が経過していないと判断する場合、コントローラ40は、技師による指示を基に、スキャナ装置11にて患者O1の次にスキャンを実行すべき患者O2について続けてスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST11)。ステップST11の判断でYES、すなわち、続けて患者O2のスキャンを実行する場合、コントローラ40は、再度、ウォームアップスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST4)。一方、ステップST11の判断でNO、すなわち、続けて患者O2のスキャンを実行しない場合、コントローラ40は、再度、ステップST9によって検知された時点から所要時間が経過してないか否かを判断する(ステップST10)。
ステップST10の判断でNO、すなわち、ステップST9によって検知された時点から所要時間が経過したと判断する場合、コントローラ40は、しばらくの間はスキャンが実行されない、すなわち、スキャンの待機時間であると判断し、X線管21を除く架台装置20と、寝台装置30との通電を終了する(ステップST12)。ステップST12において、コントローラ40は、架台装置20のDAS24、絞り駆動装置27、回転駆動装置28、及び操作パネル29等や、寝台装置30の天板駆動装置32等の通電を終了する。なお、架台装置20のX線検出器23のヒータについては、ステップST12において他の部材と共に通電を終了してもよいし、ステップST10で用いた所要時間より長い別の所要時間を経過した場合に単独で通電を終了してもよい。X線検出器23は、その温度がCT画像の画質を維持するために室温より高い適正温度、例えば40±1[℃]の範囲となるようにコントローラ40によって温度制御される。しかしながら、X線検出器23のヒータの通電を終了するとPDが再び適正温度に達するまでに時間がかかるので、即時にヒータの通電を終了することは望ましくない。
次いで、コントローラ40は、技師による指示を基に、スキャナ装置11にて患者O2についてスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST13)。ステップST13の判断でYES、すなわち、患者O2のスキャンを実行する場合、コントローラ40は、X線管21を除く架台装置20と、寝台装置30との通電を開始し(ステップST14)、再度、ウォームアップスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST4)。一方、ステップST13の判断でNO、すなわち、患者O2のスキャンを実行しない場合、コントローラ40は、X線管21の温度が冷えて所定温度に達したか否かを判断する(ステップST15)。
ステップST15の判断でYES、すなわち、X線管21が所定温度に達したと判断する場合、コントローラ40は、X線管21の通電を終了する(ステップST16)。一方、ステップST15の判断でNO、すなわち、X線管21が所定温度に達していないと判断する場合、コントローラ40は、再度、技師による指示を基に、スキャナ装置11にて患者O2についてスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST13)。
ステップST16によってX線管21の通電が終了されると、コントローラ40は、技師による指示を基に、スキャナ装置11にて患者O2についてスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST17)。ステップST17の判断でYES、すなわち、患者O2のスキャンを実行する場合、コントローラ40は、X線管21を含む架台装置20と、寝台装置30との通電を開始し(ステップST18)、再度、ウォームアップスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST4)。一方、ステップST17の判断でNO、すなわち、患者O2のスキャンを実行しない場合、コントローラ40は、技師による指示を基に、X線CT装置1のシャットダウン(電源の切断)の指示がされたか否かを判断する(ステップST19)。ステップST19の判断でYES、すなわち、X線CT装置1のシャットダウンの指示がされた場合、X線CT装置1の全体の通電が終了される(ステップST20)。一方、ステップST19の判断でNO、すなわち、X線CT装置1のシャットダウンの指示がされない場合、コントローラ40は、再度、技師による指示を基に、スキャナ装置11にて患者O2についてスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST17)。
また、ステップST4の判断でNO、すなわち、緊急に患者O1のスキャンを実行したい場合であって、架台装置20のウォームアップスキャンを実行しないと判断すると、コントローラ40は、技師による指示を基に、天板駆動装置32を介して患者O1が載置された天板31を上昇させる。続けて、コントローラ40は、天板駆動装置32を介して天板31を架台装置20側に移動させて、天板31を架台装置20に進入させる(ステップST6)。
なお、ステップST13による判断時は、X線管21を除く架台装置20と寝台装置30とは通電されていない。ステップST13において、通電されていない操作パネル29の電源が技師によって投入されることで、コントローラ40は、患者O2のスキャンを実行すると判断してもよい。また、ステップST13において、コンソール12から患者ID等の患者識別情報が入力されることで、コントローラ40は、患者O2のスキャンを実行すると判断してもよい。さらに、ステップST13において、架台装置20に設けられるスイッチ(図示しない)が技師によって切り替えられることで、コントローラ40は、患者O2のスキャンを実行すると判断してもよい。
同様に、ステップST17による判断時では、X線管21を含む架台装置20と寝台装置30とは通電されていない。ステップST17において、通電されていない操作パネル29の電源が技師によって投入されることで、コントローラ40は、患者O2のスキャンを実行すると判断してもよい。また、ステップST17において、コンソール12から患者ID等の患者識別情報が入力されることで、コントローラ40は、患者O2のスキャンを実行すると判断してもよい。さらに、ステップST17において、架台装置20に設けられるスイッチが技師によって切り替えられることで、コントローラ40は、患者O2のスキャンを実行すると判断してもよい。
続いて、第1実施形態のX線CT装置1の動作の第2例について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4に示すフローチャートでは、図2及び図3に示すフローチャートと異なり、X線CT装置1を常時(24時間)、通電・起動状態とする場合を示している。
なお、図4に示すフローチャートにおいて、図2及び図3に示すフローチャートと同一ステップには同一符号を付して説明を省略する。
X線CT装置1のメンテナンス等の例外時を除き、原則としてX線CT装置1のシステムは常時起動されている。メインコントローラ40は、技師によるスキャンの実行の指示があるまで待機する(ステップST3)。
ステップST16によってX線管21の通電が終了されると、コントローラ40は、技師による指示を基に、スキャナ装置11にて患者O2についてスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST17a)。ステップST17aの判断でYES、すなわち、患者O2のスキャンを実行する場合、コントローラ40は、X線管21を含む架台装置20と、寝台装置30との通電を開始し(ステップST18)、再度、ウォームアップスキャンを実行するか否かを判断する(ステップST4)。一方、ステップST17aの判断でNO、すなわち、患者O2のスキャンを実行しない場合、コントローラ40は、技師によるスキャンの実行の指示があるまで待機する(ステップST3)。
本実施形態のX線CT装置1及びその制御方法によると、技師は通常の操作手順を遂行しながら、不要な通電を自動で解除すると共に必要な場合には解除された通電を自動で復帰させるので、技師の手を煩わせることなく、X線CT装置1の起動状態での不要な消費電力を抑えることができる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態のX線CT装置を示すハードウェア構成図である。
図5は、第2実施形態のX線CT装置1Aを示す。X線CT装置1Aは、大きくは、スキャナ装置11A及びコンソール12によって構成される。X線CT装置1Aのスキャナ装置11Aは、架台装置20A、寝台装置30、及びコントローラ40Aを備える。なお、図5に示すX線CT装置1Aにおいて、図1に示すX線CT装置1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
スキャナ装置11Aの架台装置20Aは、X線管21、絞り22、X線検出器23、DAS24、回転部25、高電圧電源26、絞り駆動装置27、回転駆動装置28、操作パネル29、複数のLED(light emitting diode)51、カバー52、及び通電切替部53を設ける。
複数のLED51は、X線CT装置1Aを構成する複数の基板、例えばDAS24を構成する複数の基板付近に搭載され、各基板の状態情報やエラー情報等を報知するために点灯(点滅を含む)又は消灯する報知灯である。
カバー52は、X線CT装置1Aの通常起動状態(スキャン可能状態)で、複数のLED51を外観上視認できないように、複数のLED51を覆うように形成されている。カバー52の一例として、架台カバー52aやDASカバー52bが挙げられる。架台カバー52aは、回転部25を覆うように形成され、大きくは、フロントカバー及びサイドカバーによって構成される。DASカバー52bは、DAS24を覆うように形成される。なお、カバー52は、マイラー等であってもよい。
通電切替部53は、X線CT装置1Aの複数のLED51への通電/非通電を切り替えるためのトリガである。通電切替部53としては、カバー52の開閉を検知する開閉センサ、例えば、カバー52としての架台カバー52aの開閉を自動的に検知する開閉センサ53aが挙げられる。架台カバー52aが開けられたことを開閉センサ53aが検知すると、コントローラ40aは、X線CT装置1Aが通常起動状態からメンテナンス起動状態に切り換わったと判断し、複数のLED51の通電を開始する。一方、架台カバー52aが閉められたことを開閉センサ53aが検知すると、コントローラ40aは、X線CT装置1Aがメンテナンス起動状態から通常起動状態に切り換わったと判断し、複数のLED51の通電を切断する。
コントローラ40Aは、通電切替部53としての開閉センサ53aによってX線CT装置1Aが通常起動状態からメンテナンス起動状態に切り替えられると、複数のLED51の通電を開始する。すなわち、メンテナンス起動状態において、複数のLED51のうち基板の状態情報やエラー情報を表示すべき特定のLEDが点灯される。
従来のX線CT装置では、コントローラは、メンテナンス起動状態又は通常起動状態に関係なく、複数のLEDに常時通電することで、複数のLEDのうち基板の状態情報やエラー情報を表示すべき特定のLEDが常時点灯される。
一方、X線CT装置1Aでは、コントローラ40Aは、メンテナンス起動状態において、複数のLED51に通電することで、複数のLED51のうち基板の状態情報を表示させるべき特定のLEDが点灯される。一方、X線CT装置1Aでは、通常起動状態において、複数のLED51への通電を切断することで、複数のLED51の全てが消灯される。よって、X線CT装置1Aは、通常起動状態における消費電力を低減できる。
また、X線CT装置1Aでは、メンテナンス起動状態又は通常起動状態に関係なく、スキャナ装置20Aを構成する複数の基板のエラー情報が、コントローラ40Aにそれぞれ適宜送信される。コントローラ40Aは、エラー情報を蓄積する。そして、コントローラ40Aは、メンテナンス起動状態において、蓄積されたエラー情報に従って複数のLED51のうち基板のエラー情報を表示させるべきLEDを特定して通電することで、特定のLEDを点灯させる。よって、X線CT装置1Aによると、メンテナンス起動状態において、点灯している特定のLEDを頼りにエラー基板を視認できる。また、コントローラ40Aは、通常起動状態において、蓄積されたエラー情報に関係なく、複数のLED51への通電を切断することで、複数のLED51の全てが消灯される。よって、X線CT装置1Aは、通常起動状態における消費電力を低減できる。
また、通電切替部53としては、カバー52表面に設置されたON/OFFスイッチ、例えば、カバー52としてのDASカバー52a表面に設置されたスイッチ53bが挙げられる。さらに、通電切替部53としては、操作パネル29やコンソール12に設けられるスイッチ53c(例えば、図6に図示)が挙げられる。メンテナンス起動状態を開始すると判断する操作者、例えば、整備士によってスイッチ53b,53cが手動的にONにされると、コントローラ40Aは、複数のLED51の通電を開始する。一方、通常起動状態を開始すると判断する操作者、例えば、技師によってスイッチ53b,53cがOFFにされると、コントローラ40Aは、複数のLED51の通電を切断する。
図6は、第2実施形態のX線CT装置1Aのコンソール12に設けられる通電切替部53としてのスイッチを示す図である。
図6に示すように、コンソール12の表示画面上には、X線CT装置1Aの状態を切り替える通電切替部53として、スイッチ53cが表示されている。操作者がスイッチ53cをON/OFFすることで、複数のLED51への通電を制御できる。
なお、通電切替部53としてスイッチ53b,53cを用いる場合、X線CT装置1Aの通常起動状態又はメンテナンス起動状態に関わらず操作者の判断によって複数のLED51の通電を制御することもできる。すなわち、通電切替部53としてスイッチ53b,53cを用いる場合、通常起動状態において、複数のLED51に通電することも可能である。
本実施形態のX線CT装置1A及びその制御方法によると、技師及び整備士等の操作者は通常の操作手順を遂行しながら通常起動状態ではLED51の全てを自動で通電させると共に、メンテナンス起動状態ではLED51の通電を自動で切断させるので、操作者の手を煩わせることなく、X線CT装置1Aの通常起動状態での不要な消費電力を抑えることができる。
また、本実施形態のX線CT装置1A及びその制御方法によると、技師及び整備士等の操作者は任意のタイミングでLED51の通電/非通電を切り替えられるので、不要な消費電力を抑えることができる。
なお、本実施形態のX線CT装置1,1Aは、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、本実施形態のX線CT装置1,1Aに開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。例えば、X線CT装置1Aのスキャナ装置11Aに複数のLED51及びカバー52を備える例を説明したが、その場合に限定されるものではない。例えば、X線CT装置1Aのコンソール12の基板に複数のLED51及びカバー52と同等の部材を備えてもよい。
1,1A X線CT装置
11,11A スキャナ装置
12 コンソール
20,20A 架台装置
21 X線管
23 X線検出器
24 DAS
25 回転部
29 操作パネル
30 寝台装置
31 天板
40,40A コントローラ
51 複数のLED
52 カバー
52a 架台カバー
52b DASカバー
53 通電切替部
53a 開閉センサ
53b,53c スイッチ

Claims (6)

  1. X線源及びX線検出器を備える架台装置と、被検体を載置する天板を備える寝台装置とを設けるスキャナ手段と、
    前記スキャナ手段の動作を制御すると共に、前記天板が所定の状態に達した時点からの時間経過を基に、前記X線源の通電を制御する通電制御手段と、を有し、
    前記通電制御手段は、スキャン終了後の前記架台装置からの前記天板の退避途中、又は、前記天板の下降途中で前記天板の所要位置を検知すると、その検知の時点から所要時間経過の時点まで、前記X線源への通電を維持する通電待機時間を継続するX線CT装置。
  2. X線源及びX線検出器を備える架台装置と、被検体を載置する天板を備える寝台装置とを設けるスキャナ手段と、
    前記スキャナ手段の動作を制御すると共に、前記天板が所定の状態に達した時点からの時間経過を基に、前記X線検出器の温度を制御するヒータの通電を制御する通電制御手段と、を有し、
    前記通電制御手段は、スキャン終了後の前記架台装置からの前記天板の退避途中、又は、前記天板の下降途中で前記天板の所要位置を検知すると、その検知の時点から所要時間経過の時点まで、前記X線検出器のヒータへの通電を維持する通電待機時間を継続するX線CT装置。
  3. 前記通電制御手段は、前記X線源の温度が所要温度以下となると、前記X線源への通電を維持する前記通電待機時間を終了する請求項に記載のX線CT装置。
  4. X線源及びX線検出器を備える架台装置と、被検体を載置する天板を備える寝台装置とを設けるスキャナ手段と、
    前記スキャナ手段の動作を制御すると共に、前記スキャナ手段の構成部材が所定の状態に達した時点からの時間経過を基に、前記回転駆動部の通電を制御する通電制御手段と、を有し、
    前記架台装置は、前記X線源及び前記X線検出器を保持する回転部と、前記回転部を回転させる回転駆動部とを備え、
    前記通電制御手段は、前記スキャナ手段によるスキャンの終了後も通電待機時間として前記回転駆動部の通電を維持し、記構成部材が所定の状態に達した時点から所要時間経過後に前記回転駆動部の通電を終了するX線CT装置。
  5. X線源及びX線検出器を備える架台装置と、被検体を載置する天板を備える寝台装置とを設けるスキャナ手段と、
    前記スキャナ手段の動作を制御すると共に、前記スキャナ手段の構成部材が所定の状態に達した時点からの時間経過を基に、前記X線検出器の温度を制御するヒータの通電を制御する通電制御手段と、を有し、
    前記通電制御手段は、前記スキャナ手段によるスキャンの終了後も通電待機時間として前記ヒータの通電を維持し、記構成部材が所定の状態に達した時点から所要時間経過後に前記ヒータの通電を終了するX線CT装置。
  6. 前記構成部材は、前記天板である請求項4又は5に記載のX線CT装置。
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