JP5843766B2 - 正極活物質、正極及び非水系二次電池 - Google Patents
正極活物質、正極及び非水系二次電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5843766B2 JP5843766B2 JP2012522622A JP2012522622A JP5843766B2 JP 5843766 B2 JP5843766 B2 JP 5843766B2 JP 2012522622 A JP2012522622 A JP 2012522622A JP 2012522622 A JP2012522622 A JP 2012522622A JP 5843766 B2 JP5843766 B2 JP 5843766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positive electrode
- active material
- electrode active
- lithium
- capacity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/48—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides
- H01M4/50—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides of manganese
- H01M4/505—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides of manganese of mixed oxides or hydroxides containing manganese for inserting or intercalating light metals, e.g. LiMn2O4 or LiMn2OxFy
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B25/00—Phosphorus; Compounds thereof
- C01B25/16—Oxyacids of phosphorus; Salts thereof
- C01B25/26—Phosphates
- C01B25/37—Phosphates of heavy metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B25/00—Phosphorus; Compounds thereof
- C01B25/16—Oxyacids of phosphorus; Salts thereof
- C01B25/26—Phosphates
- C01B25/45—Phosphates containing plural metal, or metal and ammonium
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/58—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic compounds other than oxides or hydroxides, e.g. sulfides, selenides, tellurides, halogenides or LiCoFy; of polyanionic structures, e.g. phosphates, silicates or borates
- H01M4/5825—Oxygenated metallic salts or polyanionic structures, e.g. borates, phosphates, silicates, olivines
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Description
一般に、非水系二次電池を構成する正極用の活物質として、LiCoO2に代表される層状遷移金属酸化物が用いられている。しかしながら、これらの層状遷移金属酸化物は、満充電状態において、150℃前後の比較的低温で酸素脱離を起こし易い。この酸素脱離は、熱を発するので、更に酸素を脱離させる。そのため、酸素が脱離し続ける熱暴走反応が起こり得る。従って、このような正極活物質を有する非水系二次電池には、発熱、発火等の事故が発生することがある。
また、車載用非水系二次電池の普及により、正極活物質の大幅な使用量の増大が予想される。そのため正極活物質を構成する元素に対応する資源の枯渇が問題となる。特に、資源として、地殻存在度が低いコバルト(Co)の使用を低減することが求められる。このため、ニッケル酸リチウム(LiNiO2)又はその固溶体(Li(Co1-xNix)O2)、マンガン酸リチウム(LiMn2O4)、リン酸鉄リチウム(LiFePO4)等を正極活物質として使用することが期待されている。
ここで、LiFePO4の問題点として、他の正極活物質と比較して、平均電位が3.4Vと低い値であることが挙げられる。平均電位の観点から、LiMnPO4のような高電位のオリビン型構造を有する正極活物質も研究されている。しかし、LiMnPO4は、LiFePO4よりも導電性が低いため、Liの挿入脱離が困難であることが知られている(特許文献1参照)。
また、一般式LiMP1-xAxO4(式中、Mは遷移金属、Aは酸化数≦+4の元素であり、xは0<x<1の範囲である)で表される、Pサイトを元素Aにより置換した活物質も提案されている(例えば、特許文献4参照)。また、Aa+xMbP1-xSixO4(式中、AはLi、Na又はKであり、Mは金属)で表されるPサイトをSiで置換した活物質が提案されている(例えば、特許文献5参照)。
そこで、発明者等は、Liの挿入脱離に伴う体積変化率が小さく、長寿命の正極活物質を鋭意検討することで、本発明を見出した。
LiMn1-xMxP1-ySiyO4 …(1)
(但し、MはZr、Y及びAlからなる群から選択される少なくとも1つの元素であり、xは0<x≦0.5の範囲であり、yは0<y≦0.5の範囲である)
で表される組成を有し、8%以下のLiの挿入脱離に伴う体積変化率を有する正極活物質が提供される。
また、正極活物質が、8%以下のLiの挿入脱離に伴う体積変化率を有する場合、より体積変化が抑制されているので、より長寿命の正極活物質を提供できる。
更に、MがZr、Y及びAlからなる群から選択されるいずれか1つの元素であり、xが0.05≦x≦0.25である場合、より体積変化が抑制されているので、より長寿命の正極活物質を提供できる。
具体的には、PサイトをSiで置換すると共に、Mnサイトを3価又は4価の元素で、電荷補償を行いつつ置換した正極活物質は、Liの挿入脱離に伴う体積変化が抑制されることを発明者等は見出すことで本発明に至った。
(I)正極活物質
本実施の形態に係る正極活物質は、下記一般式(1)
LiMn1-xMxP1-ySiyO4 …(1)
(但し、MはZr、Sn、Y及びAlからなる群から選択される少なくとも1つの元素であり、xは0<x≦0.5の範囲であり、yは0<y≦0.5の範囲である)
で表される組成を有する。ここで、xとyとMはx×(Mの価数−2)−0.05<y<x×(Mの価数−2)+0.05の関係を有することが好ましい。
一般にオリビン型のLiMnPO4の場合、初期の結晶構造の体積は、充電によるLiの脱離の際に収縮する。この体積の収縮は、初期の結晶構造のa軸とb軸とが収縮し、c軸が膨張することにより生じる。このため、本発明者等は、LiMnPO4の構成元素の何らかの置換により、a軸とb軸との収縮率を低減し、c軸の膨張率を増大させることによって、体積収縮を抑制できると考えた。
なお、上記一般式(1)の組成を有するほとんどの正極活物質はオリビン型構造を有する。しかしながら、本発明の範囲には、上記一般式(1)の組成を有していても、オリビン型構造を有さない正極活物質も含まれる。
ここで、PとSiとの価数が異なるため、結晶構造内の電荷補償を行うことが好ましい。このため、MnサイトをMで置換している。電荷補償は、PサイトのSiでの置換により増加した結晶構造内の電荷の合計を減少させることを意味する。特に、電荷補償により、増加した結晶構造内の電荷の合計がゼロにできるだけ近づくことが好ましい。
ここで、上記一般式(1)におけるPの価数は+5、Siの価数は+4である。例えば、結晶構造内の電荷の合計をゼロにする場合、Siの置換量yは、y=x×(Mの価数−2)という式を満たすようになる。
また、Mnには+3価のMnが少量含まれていてもよい。この場合、Siの置換量yがx×(Mの価数−2)−0.05<y<x×(Mの価数−2)+0.05の範囲であれば、電荷補償を行うことができる。
また、一般式(1)における単位格子の体積に対する、Li脱離後のLiAMn1-xMxP1-ySiyO4(式中、Aは0〜x)における単位格子の体積の変化率が8%以下であることが好ましい。体積変化率が8%以下であれば、500サイクルにおける容量維持率を80%以上とできる。変化率の下限は0%である。変化率は、7%、6%、5%、4%、3%、2%、1%をとり得る。
Mnサイトを置換しうる+3価の元素Mとしては、合成時に価数変化が起こらないY又はAlが好ましい。合成時に価数変化が起こらないことにより、正極活物質を安定して合成できる。
Mnサイトを置換しうる+4価の元素Mとしては、合成時に価数変化が起こらないZr、Snが好ましい。合成時に価数変化が起こらないことにより、正極活物質を安定して合成できる。
Mnサイトの置換量が多いほど、体積変化率を抑制できる。言い換えると、Mnサイトの置換量が多いほど、100サイクルでの容量維持率は向上する。体積変化率が8%以下であれば、容量維持率を80%以上とすることができる。
Mnサイトを+3価の元素Mで置換した場合は、電気的中性を保つためにSi量はMnサイトの置換量と同量となる。この場合、置換量xとしては、0.05以上が好ましく、0.1以上がより好ましい。
反対にMnサイトの置換量が多いほど、初期容量が減少する。置換元素によって理論容量は異なり、Mnのみが価数変化すると考えると、置換量による理論容量を求めることができる。
MnをSnで置換する場合、100mAh/g以上の初期容量を得る観点から、Mnサイトの置換量xは0.3以下であることが好ましい。また、110mAh/g以上の初期容量を得る観点から、Mnサイトの置換量xが0.25以下であることがより好ましい。更に、120mAh/g以上の初期容量を得る観点から、Mnサイトの置換量xが0.2以下であることが特に好ましい。
MnをAlで置換する場合、100mAh/g以上の初期容量を得る観点から、Mnサイトの置換量xは0.45以下であることが好ましく、110mAh/g以上の初期容量を得る観点から、Mnサイトの置換量xが0.4以下であることがより好ましく、120mAh/g以上の初期容量を得る観点から、Mnサイトの置換量xが0.3以下であることが更に好ましい。
また、オリビン型のリン酸鉄リチウムにおいて一般的に行われている、炭素膜を正極活物質に被覆することにより、導電性の向上を行ってもよい。
非水系二次電池は、正極と負極と電解質とセパレータとを有する。以下、各構成材料について説明する。
(a)正極
正極は、上記正極活物質と導電材とバインダーとを含んでいる。
正極は、例えば、正極活物質と導電材とバインダーとを有機溶剤と混合したスラリーを集電体に塗布する方法、バインダーと導電材と正極活物質とを含む混合粉末をシート状に成形し、成形体を集電体に圧着する方法、等が挙げられる。
バインダーとしては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオライド、ポリビニルクロライド、エチレンプロピレンジエンポリマー、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、フッ素ゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレン、ニトロセルロース等を用いることができる。
導電材としては、アセチレンブラック、カーボン、グラファイト、天然黒鉛、人造黒鉛、ニードルコークス等を用いることができる。
有機溶剤としては、N−メチルピロリドン、トルエン、シクロヘキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メチルエチルケトン、酢酸メチル、アクリル酸メチル、ジエチルトリアミン、N,N−ジメチルアミノプロピルアミン、エチレンオキシド、テトラヒドロフラン等を用いることができる。
正極の厚さは、0.01〜20mm程度が好ましい。厚すぎると導電性が低下し、薄すぎると単位面積当たりの容量が低下することがある。なお、塗布及び乾燥によって得られた正極は、活物質の充填密度を高めるためローラープレス等により圧密してもよい。
負極は、負極活物質と導電材とバインダーとを含んでいる。
負極は公知の方法により作製できる。具体的には、正極の作製法で説明した方法と同様にして作製できる。
負極活物質としては公知の材料を用いることができる。高エネルギー密度電池を構成するためには、リチウムの挿入/脱離する電位が金属リチウムの析出/溶解電位に近いものが好ましい。その典型例は、粒子状(鱗片状、塊状、繊維状、ウィスカー状、球状、粉砕粒子状等)の天然又は人造黒鉛のような炭素材料である。
また、リチウム遷移金属酸化物、リチウム遷移金属窒化物、遷移金属酸化物、酸化シリコン等も負極活物質として使用可能である。これらの中では、Li4Ti5O12は電位の平坦性が高く、かつ充放電による体積変化が小さいためより好ましい。
導電材とバインダーは、正極に例示したものをいずれも使用できる。
電解質としては、例えば、有機電解液、ゲル状電解質、高分子固体電解質、無機固体電解質、溶融塩等を用いることができる。
上記有機電解液を構成する有機溶媒としては、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、ブチレンカーボネート等の環状カーボネート類、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート、ジプロピルカーボネート等の鎖状カーボネート類、γ−ブチロラクトン(GBL)、γ−バレロラクトン等のラクトン類、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン等のフラン類、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、エトキシメトキシエタン、ジオキサン等のエーテル類、ジメチルスルホキシド、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニトリル、ギ酸メチル、酢酸メチル等が挙げられる。これら有機溶媒は、1種のみ使用してもよく、2種以上を混合して用いることができる。
有機電解液を構成する電解質塩としては、ホウフッ化リチウム(LiBF4)、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCF3SO3)、トリフルオロ酢酸リチウム(LiCF3COO)、リチウムビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド(LiN(CF3SO2)2)等のリチウム塩が挙げられる。これら電解質塩は、1種のみ使用してもよく、2種以上を混合して用いることができる。電解液の塩濃度は、0.5〜3mol/lが好適である。
セパレータは、正極と負極間に位置する。
セパレータとしては、多孔質材料又は不織布等が挙げられる。セパレータの材質としては、上述した、電解質中に含まれる有機溶媒に対して溶解したり膨潤したりしないものが好ましい。具体的には、ポリエステル系ポリマー、ポリオレフィン系ポリマー(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン)、エーテル系ポリマー、ガラスのような無機材料等が挙げられる。
非水系二次電池は、正極、負極、電解質及びセパレータの他、非水系二次電池が通常備える他の構成を使用できる。他の構成としては、電池容器、安全回路等が挙げられる。
非水系二次電池は、例えば、正極と負極とを、それらの間にセパレータを挟んで積層することにより作製できる。作製された正極と負極とセパレータからなる積層体は、例えば短冊状の平面形状を有していてもよい。また、円筒型や扁平型の電池を作製する場合は、積層体を巻き取ってもよい。
積層体は、その1つ又は複数が電池容器の内部に挿入できる。通常、正極及び負極は電池の外部導電端子に接続される。その後、積層体を外気より遮断するために電池容器は、通常密閉される。
密閉の方法は、円筒型の電池の場合、電池容器の開口部に樹脂製のパッキンを有する蓋をはめ込み、容器をかしめる方法が一般的である。また、角型電池の場合、金属性の封口板と呼ばれる蓋を開口部に取りつけ、溶接を行うことで密閉する方法が使用できる。これらの方法以外に、バインダーで密閉する方法、ガスケットを介してボルトで固定することにより密閉する方法も使用できる。更に、金属箔に熱可塑性樹脂を貼り付けたラミネート膜で密閉する方法も使用できる。なお、密閉時に電解質注入用の開口部を設けてもよい。また密閉する前に、正極及び負極間に通電することで発生したガスを取り除いてもよい。
(I)正極及び正極活物質の作製
〔実施例1〕
<正極活物質の作製>
出発原料にリチウム源としてLiCH3COO、マンガン源としてMn(NO3)2・6H2O、スズ源としてSnCl2、リン源としてH3PO4(85%)、シリコン源としてSi(OC2H5)4を使用した。リチウム源であるLiCH3COOを1.3196gとして、Li:Mn:Sn:P:Si=1:0.9:0.1:0.8:0.2となるようにそれぞれ量りとった。次に、これらを30mlのC2H5OHに溶解させ、室温でスターラーにて48時間攪拌した。その後40℃の恒温槽内にて溶媒を除去し、正極活物質の前駆体を得た。
得られた前駆体に対して15重量%のスクロースを添加した後に、メノウ乳鉢でよく混合した。得られた混合物を600℃12時間、窒素雰囲気下で焼成を行うことで、LiMn0.9Sn0.1P0.8Si0.2O4単相粉末(正極活物質)を合成した。
得られた正極活物質を約1g秤量し、メノウ乳鉢にて粉砕した。粉砕物に、導電材として、正極活物質に対して約10重量%のアセチレンブラック(商品名:「デンカブラック」、電気化学工業社製)と、バインダーとして、正極活物質に対して約10重量%のポリビニリデンフルオライド樹脂粉末とを混合した。
この混合物をN−メチル−2−ピロリドンに溶解してスラリーとし、これを厚さ20μmのアルミニウム箔の両面にドクターブレード法で塗布した。塗布量は約5mg/cm2とした。塗膜を乾燥した後に、プレスすることで正極を作製した。
出発原料にリチウム源としてLiOH・H2O、マンガン源としてMnCO3、アルミニウム源としてAlCl3・6H2O、リン源として(NH4)2HPO4、シリコン源としてSi(OC2H5)4を使用した。リチウム源であるLiOH・H2Oを0.25gとして、Li:Mn:Al:P:Si=1:0.875:0.125:0.875:0.125となるようにそれぞれ量りとった。次に、これらを遊星式ボールミル(GokinPlanetaring社製PlanetM2−3F)を用いて混合することで、出発原料混合物を得た。混合は、ジルコニアポット及び10mmφのジルコニアボールを70g用いて行った。混合条件は、400rpmで1時間とした。
得られた出発原料混合物に対して10重量%のスクロースを添加した後に、メノウ乳鉢でよく混合した。得られた混合物を650℃12時間、窒素雰囲気下で焼成を行うことで、LiMn0.875Al0.125P0.875Si0.125O4単相粉末(正極活物質)を合成した。
得られた正極活物質ついて、実施例1と同様の操作を行い、正極を作製した。
<正極活物質の作製>
出発原料にリチウム源としてLiOH・H2O、マンガン源としてMnCO3、ジルコニウム源としてZrOCl3・8H2O、リン源として(NH4)2HPO4、シリコン源としてSi(OC2H5)4を使用した。リチウム源であるLiOH・H2Oを0.25gとして、Li:Mn:Zr:P:Si=1:0.95:0.05:0.9:0.1となるようにそれぞれ量りとった。次に、これらを遊星式ボールミル(GokinPlanetaring社製PlanetM2−3F)を用いて混合することで、出発原料混合物を得た。混合は、ジルコニアポット及び10mmφのジルコニアボールを70g用いて行った。混合条件は、400rpmで1時間とした。
得られた出発原料混合物に対して10重量%のスクロースを添加した後に、メノウ乳鉢でよく混合した。得られた混合物を550℃12時間、窒素雰囲気下で焼成を行うことで、LiMn0.95Zr0.05P0.9Si0.1O4単相粉末(正極活物質)を合成した。
得られた正極活物質ついて、実施例1と同様の操作を行い、正極を作製した。
出発原料にリチウム源としてLiCH3COO、マンガン源としてMn(NO3)2・6H2O、鉄源としてFe(NO3)3・9H2O、リン源としてH3PO4(85%)を使用した。リチウム源であるLiCH3COOを1.3196gとして、Li:Mn:Fe:Pがモル比で1:0.8:0.2:1となるようにそれぞれ量りとった。次に、これらを30mlのC2H5OHに溶解させ、室温でスターラーにて48時間攪拌した。その後40℃の恒温槽内にて溶媒を除去し、正極活物質の前駆体を得た。
得られた前駆体に対して15重量%のスクロースを添加した後に、メノウ乳鉢でよく混合した。得られた混合物を600℃12時間、窒素雰囲気下で焼成を行うことで、LiMn0.8Fe0.2PO4単相粉末(正極活物質)を合成した。
得られた正極活物質ついて、実施例1と同様の操作を行い、正極を作製した。
出発原料にリチウム源としてLiCH3COO、マンガン源としてMn(NO3)2・6H2O、スズ源としてSnCl2、リン源としてH3PO4(85%)、シリコン源としてSi(OC2H5)4を使用した。リチウム源であるLiCH3COOを1.3196gとして、Li:Mn:Sn:P:Si=1:0.95:0.05:0.9:0.1となるようにそれぞれ量りとった。次に、これらを30mlのC2H5OHに溶解させ、室温でスターラーにて48時間攪拌した。その後40℃の恒温槽内にて溶媒を除去し、正極活物質の前駆体を得た。
得られた前駆体に対して15重量%のスクロースを添加した後に、メノウ乳鉢でよく混合した。得られた混合物を600℃12時間、窒素雰囲気下で焼成を行うことで、LiMn0.95Sn0.05P0.9Si0.1O4単相粉末(正極活物質)を合成した。
得られた正極活物質ついて、実施例1と同様の操作を行い、正極を作製した。
<X線解析>
このようにして得られた正極活物質をメノウ乳鉢にて粉砕した。粉砕された正極活物質をX線解析装置(製品名:MiniFlexII、理学社製)により粉末X線回折測定パターンを得、得られたパターンから充電前の格子定数を求めた。
(III−I)容量比
50体積%のエチレンカーボネートと50体積%のジエチルカーボネートの溶媒に、1モル/リットルの濃度になるように、LiPF6を溶解させることで電解質を得た。得られた電解質約30mlを50mlのビーカー中に注入した。電解質中に、各実施例及び比較例で作製した各正極と、負極活物質としての金属リチウムからなる対極を浸すことで、非水系二次電池を得た。
このように作製した非水系二次電池を25℃の環境下で初回充電を行った。充電電流は0.1mAとし、電池の電位が4.2Vに到達した時点で充電を終了させた。次に、0.1mAで放電を行い電池の電位が2.0Vに到達した時点で放電を終了し、この電池の実測容量とした。
得られた実測容量を表1に示す。
「(III−I)容量比」で作製した電池を、更に、1mAの電流で4.2Vまで定電流充電を行うことで、正極活物質中のリチウムを脱離させた状態とした。次いで、取り出した正極を、粉末X線回折測定に付すことで、リチウム脱離後(充電後)の格子定数を求めた。
充電前の格子定数と充電後の格子定数から体積変化率を求めた。体積変化率を表1に示す。
「(III−I)容量比」で作製した電池において容量保持率の測定を行った。充電電流は0.1mAとし、電池の電位が4.2Vに到達した時点で充電を終了させた。充電が終了後、1mAで放電を行い、電池の電位が2.0Vに到達した時点で放電を終了し、この電池の初回の放電容量とした。更に、1mAの電流にて充放電を繰返し、100回目の放電容量を計測し、下記式にて容量保持率を求めた。
容量保持率=100回目の放電容量/初回の放電容量
これらの測定から得られた、体積変化率、初回放電容量、容量保持率を表1に記載する。
また、実施例1と比較例2とから、Siの置換量が少なすぎる場合、体積変化率の抑制効果が十分でなく、容量保持率が好ましくない。
本発明は、上記のように説明されるが、同様に多くの手段により自明に変形されうる。そのような変形例は、本発明の趣旨及び範囲から離れるものではなく、そのような当業者に自明である全ての変形例は、請求の範囲の範囲内に含まれることを意図されている。
また、この出願は2010年7月1日に出願された特願2010−151056号に関し、その開示をそのまま参照として入れる。
Claims (6)
- 下記一般式(1)
LiMn1-xMxP1-ySiyO4 …(1)
(但し、MはZr、Y及びAlからなる群から選択される少なくとも1つの元素であり、xは0<x≦0.5の範囲であり、yは0<y≦0.5の範囲である)
で表される組成を有し、8%以下のLiの挿入脱離に伴う体積変化率を有する正極活物質。 - 前記xとyとMが、x×(Mの価数−2)−0.05<y<x×(Mの価数−2)+0.05の関係を有する請求項1に記載の正極活物質。
- 前記xが0.05≦x≦0.25である請求項1又は2に記載の正極活物質。
- 前記MがAlであり、前記xが0.1≦x≦0.25の範囲である請求項1〜3のいずれか1つに記載の正極活物質。
- 請求項1〜4のいずれか1つに記載の正極活物質と、導電材と、バインダーとを含む正極。
- 請求項5に記載の正極と、負極と、電解質と、セパレータとを有する非水系二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012522622A JP5843766B2 (ja) | 2010-07-01 | 2011-06-27 | 正極活物質、正極及び非水系二次電池 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010151056 | 2010-07-01 | ||
JP2010151056 | 2010-07-01 | ||
PCT/JP2011/064694 WO2012002327A1 (ja) | 2010-07-01 | 2011-06-27 | 正極活物質、正極及び非水系二次電池 |
JP2012522622A JP5843766B2 (ja) | 2010-07-01 | 2011-06-27 | 正極活物質、正極及び非水系二次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2012002327A1 JPWO2012002327A1 (ja) | 2013-08-22 |
JP5843766B2 true JP5843766B2 (ja) | 2016-01-13 |
Family
ID=45402037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012522622A Expired - Fee Related JP5843766B2 (ja) | 2010-07-01 | 2011-06-27 | 正極活物質、正極及び非水系二次電池 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9005810B2 (ja) |
JP (1) | JP5843766B2 (ja) |
CN (1) | CN103069624B (ja) |
WO (1) | WO2012002327A1 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101356970B1 (ko) * | 2009-05-22 | 2014-02-03 | 샤프 가부시키가이샤 | 정극 활물질, 정극 및 비수 이차 전지 |
US9373844B2 (en) | 2010-07-01 | 2016-06-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Positive electrode active substance containing lithium-containing metal oxide |
JP5132727B2 (ja) | 2010-07-12 | 2013-01-30 | シャープ株式会社 | 正極活物質、正極及び非水電解質二次電池 |
JP5451671B2 (ja) * | 2011-03-23 | 2014-03-26 | シャープ株式会社 | 正極活物質、正極及び非水系二次電池 |
JP5442915B1 (ja) * | 2012-06-06 | 2014-03-19 | シャープ株式会社 | 非水電解質二次電池用正極活物質、非水電解質二次電池用正極および非水電解質二次電池 |
WO2014021395A1 (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-06 | シャープ株式会社 | 非水電解質二次電池用正極活物質 |
US9755222B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-09-05 | Johnson Matthey Public Limited Company | Alkali metal oxyanion electrode material having a carbon deposited by pyrolysis and process for making same |
US20150083976A1 (en) * | 2013-09-24 | 2015-03-26 | Palo Alto Research Center Incorporated | Dispersant for improved battery electrode formulations |
US9504316B1 (en) | 2016-04-20 | 2016-11-29 | Henry Streicher | Height adjustable desktop assembly |
CN109888226B (zh) * | 2019-02-28 | 2020-07-10 | 河南大学 | 一种具有钉扎效应的电池正极包覆结构材料及其制备方法 |
JP2024505446A (ja) * | 2021-10-22 | 2024-02-06 | 寧徳時代新能源科技股▲分▼有限公司 | 正極活物質及び製造方法、正極板、二次電池、電池モジュール、電池パック並びに電力消費装置 |
WO2023240603A1 (zh) * | 2022-06-17 | 2023-12-21 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 正极活性材料及其制备方法、正极极片、二次电池、电池模块、电池包和用电装置 |
CN116941063A (zh) * | 2022-03-04 | 2023-10-24 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 正极极片、二次电池、电池模块、电池包和用电装置 |
CN116888767A (zh) * | 2022-03-04 | 2023-10-13 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 新型正极极片、二次电池、电池模块、电池包及用电装置 |
WO2023184329A1 (zh) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 正极极片、二次电池及用电装置 |
WO2023184335A1 (zh) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 正极极片、二次电池及用电装置 |
WO2023184509A1 (zh) * | 2022-04-01 | 2023-10-05 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 二次电池、电池模块、电池包和用电装置 |
WO2023184498A1 (zh) * | 2022-04-01 | 2023-10-05 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 二次电池、电池模块、电池包和用电装置 |
CN117642888A (zh) * | 2022-04-01 | 2024-03-01 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 正极活性材料组合物、正极极片、二次电池、电池模块、电池包和用电装置 |
CN117441241A (zh) * | 2022-05-23 | 2024-01-23 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 正极活性材料、其制备方法、正极极片、二次电池、电池模块、电池包和用电装置 |
CN117461167A (zh) * | 2022-05-24 | 2024-01-26 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 正极活性材料、正极极片、二次电池、电池模块、电池包和用电装置 |
WO2023245679A1 (zh) * | 2022-06-24 | 2023-12-28 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 正极材料组合物、其制备方法以及包含其的正极极片、二次电池及用电装置 |
WO2023245682A1 (zh) * | 2022-06-24 | 2023-12-28 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 正极材料组合物、其制备方法以及包含其的正极极片、二次电池及用电装置 |
WO2024065144A1 (zh) * | 2022-09-27 | 2024-04-04 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 正极活性材料、其制备方法以及包含其的正极极片、二次电池及用电装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001307731A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-11-02 | Sony Corp | 正極活物質及び非水電解質電池 |
JP2009104794A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Toyota Central R&D Labs Inc | リチウム二次電池用活物質、その製造方法及びリチウム二次電池 |
JP2009170401A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-30 | Gs Yuasa Corporation | 非水電解質二次電池 |
JP2010257592A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Nec Energy Devices Ltd | リチウムイオン二次電池 |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5910382A (en) | 1996-04-23 | 1999-06-08 | Board Of Regents, University Of Texas Systems | Cathode materials for secondary (rechargeable) lithium batteries |
CA2270771A1 (fr) | 1999-04-30 | 2000-10-30 | Hydro-Quebec | Nouveaux materiaux d'electrode presentant une conductivite de surface elevee |
CA2271354C (en) | 1999-05-10 | 2013-07-16 | Hydro-Quebec | Lithium insertion electrode materials based on orthosilicate derivatives |
US6528033B1 (en) | 2000-01-18 | 2003-03-04 | Valence Technology, Inc. | Method of making lithium-containing materials |
JP3952491B2 (ja) | 2000-04-24 | 2007-08-01 | 株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション | 電極材料及びそれを用いた電池 |
MXPA01004028A (es) | 2000-04-25 | 2003-08-20 | Sony Corp | Material activo de electrodo positivo y celda de electrolito no acuoso. |
CA2320661A1 (fr) * | 2000-09-26 | 2002-03-26 | Hydro-Quebec | Nouveau procede de synthese de materiaux limpo4 a structure olivine |
JP4686859B2 (ja) | 2000-12-27 | 2011-05-25 | 株式会社デンソー | 正極活物質および非水電解質二次電池 |
US6815122B2 (en) | 2002-03-06 | 2004-11-09 | Valence Technology, Inc. | Alkali transition metal phosphates and related electrode active materials |
US20030190527A1 (en) | 2002-04-03 | 2003-10-09 | James Pugh | Batteries comprising alkali-transition metal phosphates and preferred electrolytes |
JP4153288B2 (ja) | 2002-11-25 | 2008-09-24 | 日本電信電話株式会社 | 非水電解質二次電池 |
WO2004059758A2 (en) | 2002-12-23 | 2004-07-15 | A 123 Systems, Inc. | High energy and power density electrochemical cells |
KR100725705B1 (ko) | 2004-07-16 | 2007-06-07 | 주식회사 엘지화학 | 리튬 이차 전지용 전극 활물질 |
US7939201B2 (en) | 2005-08-08 | 2011-05-10 | A123 Systems, Inc. | Nanoscale ion storage materials including co-existing phases or solid solutions |
CN100413781C (zh) | 2006-03-24 | 2008-08-27 | 山东科技大学 | 锂离子电池正极材料磷酸亚铁锂的合成方法 |
US20080261113A1 (en) * | 2006-11-15 | 2008-10-23 | Haitao Huang | Secondary electrochemical cell with high rate capability |
WO2008123311A1 (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-16 | Tokyo Institute Of Technology | 二次電池用正極材料の製造方法 |
CN101339994B (zh) | 2008-09-01 | 2010-12-01 | 甘肃大象能源科技有限公司 | 多位掺杂型磷酸铁锂正极材料制备方法及其应用 |
JP5107213B2 (ja) * | 2008-11-18 | 2012-12-26 | シャープ株式会社 | 正極活物質、正極及び非水二次電池 |
KR101356970B1 (ko) * | 2009-05-22 | 2014-02-03 | 샤프 가부시키가이샤 | 정극 활물질, 정극 및 비수 이차 전지 |
JP5551019B2 (ja) * | 2009-09-02 | 2014-07-16 | シャープ株式会社 | 正極活物質、正極及び非水二次電池 |
-
2011
- 2011-06-27 US US13/807,967 patent/US9005810B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2011-06-27 CN CN201180032613.8A patent/CN103069624B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2011-06-27 JP JP2012522622A patent/JP5843766B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2011-06-27 WO PCT/JP2011/064694 patent/WO2012002327A1/ja active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001307731A (ja) * | 2000-04-25 | 2001-11-02 | Sony Corp | 正極活物質及び非水電解質電池 |
JP2009104794A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Toyota Central R&D Labs Inc | リチウム二次電池用活物質、その製造方法及びリチウム二次電池 |
JP2009170401A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-30 | Gs Yuasa Corporation | 非水電解質二次電池 |
JP2010257592A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Nec Energy Devices Ltd | リチウムイオン二次電池 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20130209886A1 (en) | 2013-08-15 |
US9005810B2 (en) | 2015-04-14 |
JPWO2012002327A1 (ja) | 2013-08-22 |
CN103069624B (zh) | 2016-06-22 |
CN103069624A (zh) | 2013-04-24 |
WO2012002327A1 (ja) | 2012-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5843766B2 (ja) | 正極活物質、正極及び非水系二次電池 | |
JP5370937B2 (ja) | 正極活物質、正極及び非水二次電池 | |
JP5271975B2 (ja) | 正極活物質、正極及び非水電解質二次電池 | |
JP5472237B2 (ja) | 電池用活物質、電池用活物質の製造方法、および電池 | |
KR101382502B1 (ko) | 전지용 활물질 및 전지 | |
JP2012022791A (ja) | 正極活物質、正極及び非水電解質二次電池 | |
JP5451671B2 (ja) | 正極活物質、正極及び非水系二次電池 | |
JP5442915B1 (ja) | 非水電解質二次電池用正極活物質、非水電解質二次電池用正極および非水電解質二次電池 | |
US9112229B2 (en) | Cathode active material, cathode electrode, and non-aqueous secondary battery | |
JP5847204B2 (ja) | 正極活物質、正極及び非水系二次電池 | |
JP5548523B2 (ja) | 正極活物質、正極及び非水電解質二次電池 | |
JP5463208B2 (ja) | 正極活物質、正極及び非水電解質二次電池 | |
JP5463222B2 (ja) | 正極活物質、正極及び非水電解質二次電池 | |
US9373844B2 (en) | Positive electrode active substance containing lithium-containing metal oxide | |
WO2014021395A1 (ja) | 非水電解質二次電池用正極活物質 | |
JP5725000B2 (ja) | 電池用活物質および電池 | |
JP5926746B2 (ja) | 酸化物およびその製造方法 | |
JP5463207B2 (ja) | 正極活物質、正極及び非水電解質二次電池 | |
JP5354091B2 (ja) | 電池用活物質および電池 | |
JP2012182015A (ja) | 電池用活物質および電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150310 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150409 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5843766 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |