JP5841421B2 - 作業車両 - Google Patents

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本発明は、固定容量型油圧ポンプに起因するエンジンの負荷を低減することができる作業車両に関する。
従来、固定容量型油圧ポンプから圧送された作業油により作業用油圧アクチュエータを駆動させるように構成した掘削作業機等の作業車両は公知である。例えば、特許文献1には、エンジンの出力軸に第一油圧ポンプ、第二油圧ポンプ、第三油圧ポンプ、第四油圧ポンプが連設された掘削作業機が記載されている。この掘削作業機によると、第三油圧ポンプは、固定容量型油圧ポンプとされ、当該固定容量型油圧ポンプから旋回モータ、アームシリンダ、オフセットシリンダ、ブームシリンダ、バケットシリンダ等の作業用油圧アクチュエータに送油してこれらを駆動させるようにしている。
特開2000−319942号公報
特許文献1に記載の掘削作業機によると、作業用油圧アクチュエータによる高負荷作業等でエンジンの負荷が大きくなった場合は、固定容量型油圧ポンプに起因するエンジンの負荷が低減できないため、エンジンストールが生じる虞があった。
本発明は、上記の如き課題を鑑みてなされたものであり、固定容量型油圧ポンプに起因するエンジンの負荷を低減して、エンジンストールを防止する効果を高めることができる作業車両を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、エンジンからの動力で駆動する固定容量型油圧ポンプ及び可変容量型油圧ポンプと、これら固定容量型油圧ポンプ及び可変容量型油圧ポンプから圧送された作動油で駆動する作業用油圧アクチュエータと、を備える作業車両において、前記固定容量型油圧ポンプからの作動油圧を変更する圧力変更手段と、前記可変容量型油圧ポンプの斜板角度を変更する斜板角度変更手段と、が設けられ、前記エンジンの負荷が大きくなり、当該エンジンの実回転数が設定回転数より低下すると、前記エンジンの実回転数と前記設定回転数との偏差に応じて前記斜板角度変更手段が作動して前記可変容量型油圧ポンプの斜板角度が変更され、当該斜板角度が限界角度となると、前記偏差に応じて前記圧力変更手段が作動して前記固定容量型油圧ポンプからの作動油圧が変更されるものである。
請求項2においては、請求項1記載の作業車両において、前記圧力変更手段は、電磁比例リリーフバルブで構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、固定容量型油圧ポンプに起因するエンジンの負荷を低減して、エンジンストールを防止する効果を高めることができる。
旋回作業車の全体構成を示す側面図。 油圧装置の油圧回路図。 第一実施形態に係る旋回作業車の制御構成を示す図。 第一実施形態に係る旋回作業車の制御態様を示すフロー図。 第二実施形態に係る旋回作業車の制御構成を示す図。 第二実施形態に係る旋回作業車の制御態様を示すフロー図。 第二実施形態に係る旋回作業車の他の制御態様を示すフロー図。 第二実施形態に係る旋回作業車の他の制御態様を示すフロー図。 第三実施形態に係る旋回作業車の制御構成を示す図。 第三実施形態に係る旋回作業車の制御態様を示すフロー図。
まず、図1を用いて、旋回作業車1の全体構成について説明する。なお、本実施形態においては、旋回作業車1を作業車両の一実施形態として説明するが、作業車両はこれに限るものではなく、農業車両、建設車両、産業車両等の油圧装置を備えるものであっても良い。
図1に示すように、旋回作業車1は、走行装置2、旋回装置3、及び作業装置4を具備する。
走行装置2は、左右一対のクローラ5・5、左走行用油圧モータ5L、及び右走行用油圧モータ5Rを具備する。走行装置2は、左走行用油圧モータ5Lにより機体左側のクローラ5を、右走行用油圧モータ5Rにより機体右側のクローラ5を、それぞれ駆動することで、旋回作業車1を前後進及び旋回させることができる。走行装置2には、掘削作業に伴う整地作業を行う際に使用されるブレード17が設けられる。ブレード17は、走行装置2の前後一側に上下方向に回動可能に支持され、伸縮自在に駆動するブレードシリンダ18よって昇降される。
旋回装置3は、旋回台6、旋回モータ7、操縦部8、及びエンジン9を具備する。旋回台6は、走行装置2の上方に配置され、走行装置2に旋回可能に支持される。旋回装置3は、旋回モータ7を駆動することで、当該旋回台6を走行装置2に対して旋回させることができる。また、旋回台6上には、種々の操作具を備える操縦部8、動力源となるエンジン9等が配置される。
エンジン9は、負荷の増減に応じてエンジンの回転数を漸減又は漸増させるドループ特性を有する。つまり、エンジン9の負荷が増加すると、ドループ特性に従い、エンジン9の出力が増大しつつエンジンの回転数が減少する。このまま負荷が増加すると、エンジンの最大出力を上回ってエンジンストールが生じるため、後述する制御を行うことでエンジンストールを防止している。
作業装置4は、ブーム10、アーム11、バケット12、ブームシリンダ13、アームシリンダ14、バケットシリンダ15、及びスイングシリンダ16を具備する。
ブーム10は、その一端部が旋回台6の前部に前後方向に回転可能に支持され、伸縮自在に駆動するブームシリンダ13によって回転される。さらに、ブーム10は、一端部がブームブラケットを介して左右方向に回転可能に支持され、伸縮自在に駆動するスイングシリンダ16によって回転される。アーム11は、その一端部がブーム10の他端部に枢支され、伸縮自在に駆動するアームシリンダ14によって回転される。バケット12は、その一端部がアーム11の他端部に支持されて、伸縮自在に駆動するバケットシリンダ15によって回転される。以上の如く、作業装置4は、バケット12を用いて土砂等の掘削を行う多関節構造を構成している。
なお、本実施形態に係る旋回作業車1に具備する作業装置は、バケット12を有して掘削作業を行う作業装置4としているが、これに限定するものではなく、同様の油圧装置、例えば油圧ブレーカーを有して破砕作業を行う作業装置であっても良い。
次に、図2を用いて、旋回作業車1における油圧装置の油圧回路20について説明する。
油圧回路20は、4つの油圧ポンプ21・22・23・24を具備し、これらのポンプからコントロールバルブ30を介して、各種の走行用油圧アクチュエータ(走行用油圧モータ5R・5L)及び作業用油圧アクチュエータ(旋回モータ7、各シリンダ13・14・15・16・18)に作動油が圧送される。油圧ポンプ21・22・23・24は、エンジン9からの動力で駆動され、作動油を吐出する。油圧ポンプ21・22は可変容量型の油圧ポンプであり、第三ポンプ23及びパイロットポンプ24は、固定容量型の油圧ポンプである。第一ポンプ21・第二ポンプ22・第三ポンプ23から圧送される作動油は、各種の油圧アクチュエータに供給された後、戻り油路19aを通じて作動油タンク19に戻る。
第一ポンプ21から吐出された作動油は、油路21aからコントロールバルブ30を構成する切換バルブ31・33・38を介して、ブームシリンダ13、バケットシリンダ15、右走行用油圧モータ5R、にそれぞれ送油される。第二ポンプ22から吐出された作動油は、油路22aからコントロールバルブ30を構成する切換バルブ32・34・35・36・37を介して、アームシリンダ14、スイングシリンダ16、ブレードシリンダ18、旋回モータ7、左走行用油圧モータ5L、にそれぞれ送油される。第三ポンプ23から吐出された作動油は、油路23aからコントロールバルブ30を構成する切換バルブ31・32・33・35・36を介して、旋回モータ7、ブームシリンダ13、アームシリンダ14、バケットシリンダ15、ブレードシリンダ18、にそれぞれ送油される。
そして、切換バルブ31・32・33・34・35・36・37・38がそれぞれ切り換えられると、ブームシリンダ13、アームシリンダ14、バケットシリンダ15、スイングシリンダ16、ブレードシリンダ18、旋回モータ7、右走行用油圧モータ5R、左走行用油圧モータ5L、がそれぞれ駆動される。
また、第三ポンプ23の吐出側の油路23aには、分岐して電磁比例リリーフバルブ43が接続され、該電磁比例リリーフバルブ43はエンジン9の負荷が所定値以上となるとリリーフ圧を下げるように制御されている。
以下では、図3及び図4を用いて、本発明の第一実施形態に係る旋回作業車1の制御構成及び制御態様について説明する。
エンジン回転数検出手段41は、エンジン9の実回転数Nを検出するものである。エンジン回転数検出手段41は、例えば電磁ピックアップまたはロータリエンコーダ等のセンサーで構成されて、エンジン9の出力軸近傍に設けられる。エンジン回転数検出手段41は、制御装置40と接続されて、その検出信号を制御装置40に送信する。
エンジンの回転数はアクセルレバーを回動することにより設定され、その設定回転数Nsは回動角検出手段42により検出される。回動角検出手段42は、例えば角度センサーで構成され、不図示のアクセルレバーの回動基部に設けられる。回動角検出手段42は、制御装置40と接続されて、その検出信号を制御装置40に送信する。
電磁比例リリーフバルブ43は、第三ポンプ23からの作動油圧を変更する圧力変更手段である。電磁比例リリーフバルブ43の一次側は、油路23aと接続され、二次側は、作動油タンク19と接続される。電磁比例リリーフバルブ43は、ソレノイドに供給する電流を変更することで、作動油のリリーフ圧(リリーフ量)が変更される構成とされる。電磁比例リリーフバルブ43のソレノイドは、制御装置40と接続され、制御装置40からの制御信号によりリリーフ圧が変更される。
本実施形態の制御装置40は、エンジン9の負荷が所定値未満はガバナ制御を行い、負荷が所定値以上となると、負荷の大きさに応じて電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧を制御する。前記負荷は、エンジン9の設定回転数Nsと実回転数Nとの差からマップを用いて求め、該負荷に応じて電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧を変更する。具体的には、図4に示すフローを行う。
すなわち、ステップS11において、制御装置40は、エンジン9の設定回転数Nsと実回転数Nを取得する。そして、ステップS12に移行する。
ステップS12において、制御装置40は、エンジン9の実回転数Nが設定回転数Nsより低下しているか否かを判断する。低下している場合は、ステップS13に移行する。低下していない場合は、ステップS15に移行する。
ステップS13において、制御装置40は、エンジン9の実回転数Nと設定回転数Nsとの偏差eを算出する。そして、ステップS14に移行する。
ステップS14において、制御装置40は、電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧を、算出した偏差eに対応するリリーフ圧Xeに変更する。つまり、制御装置40は、偏差eと実回転数Nから負荷を演算し、この負荷が所定値以上である場合に、偏差eに対応するリリーフ圧Xeを演算して、電磁比例リリーフバルブ43のソレノイドにリリーフ圧Xeとなる制御信号を送信するのである。これにより、第三ポンプ23からの作動油圧が所定値未満時の負荷でのリリーフ圧Xaからリリーフ圧Xeに変更され、このリリーフ圧Xeを超える作動油が作動油タンク19に戻される。こうして、このXaとXeとの差分のエネルギーに対応する第三ポンプ23に起因するエンジン9の負荷を低減することができる。そして、RETURNに移行して、再度フローを繰り返す。なお、リリーフ圧Xeは、負荷が大きくなるほど低く設定され、エンジンがストールしないようにしている。
ステップS15において、制御装置40は、電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧を、リリーフ圧Xaに変更する。つまり、リリーフ圧Xaに対応する電流指令を電磁比例リリーフバルブ43に送信する。これにより、第三ポンプ23からの作動油圧がリリーフ圧Xaに変更されて、このリリーフ圧Xaを超える圧油が作動油タンク19に戻される。そして、RETURNに移行して、再度フローを繰り返す。
以上のように、本発明の第一実施形態に係る旋回作業車1は、エンジン9の負荷が大きくなり、当該エンジン9の実回転数Nが設定回転数Nsより低下すると、前記エンジン9の実回転数Nと前記設定回転数Nsとの偏差eに応じて圧力変更手段となる電磁比例リリーフバルブ43が作動して、第三ポンプ23からの作動油圧が変更される。より詳細には、電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧がリリーフ圧Xaからこれより低い圧力のリリーフ圧Xeに変更されて、第三ポンプ23からの作動油圧が低下されるものである。これにより、固定容量型油圧ポンプとなる第三ポンプ23に起因するエンジン9の負荷を低減して、エンジンストールを防止する効果を高めることができる。さらに、第三ポンプ23を固定容量型油圧ポンプから可変容量型油圧ポンプに変更することなく圧力変更手段を設けるだけで第三ポンプ23に起因するエンジン9の負荷を低減することができ、低コストとなる。
また、本実施形態の圧力変更手段は、電磁比例リリーフバルブ43で構成されるので、制御装置40とのマッチングが容易となる。
以下では、図5から図8を用いて、本発明の第二実施形態に係る旋回作業車1の制御構成及び制御態様について説明する。なお、第一実施形態と相違する点を中心に説明する。
第二実施形態は、第一実施形態の第三ポンプ23からの作動油圧を変更する制御に加えて、油圧ポンプ21・22から吐出される作動油の流量を変更する制御、すなわち、油圧ポンプ21・22における可動斜板の斜板角度Rを変更する制御を併用する構成とされる。
油圧ポンプ21・22における可動斜板の斜板角度を変更する制御の構成について説明すると、図5に示すように、第一ポンプ21の可動斜板及び第二ポンプ22の可動斜板は連動連結されており、第一ポンプ21の可動斜板の斜板角度Rが斜板角度変更手段51により変更可能に構成される。
斜板角度変更手段51は、本実施形態では油圧シリンダ(図2参照)で構成される。斜板角度変更手段51は、第一ポンプ21の可動斜板と連結されており、電磁比例制御バルブ52を操作することで作動する。
電磁比例制御バルブ52は、パイロットポンプ24からの作動油を斜板角度変更手段51に給排するための3ポート2位置切換の電磁バルブ(図2参照)で構成される。電磁比例制御バルブ52は、パイロットポンプ24と斜板角度変更手段51との間に設けられる。電磁比例制御バルブ52は、ソレノイドに流れる電流を変更することで、その電流と比例して当該電磁比例制御バルブ52に流れる作動油の流量が変更される構成とされる。電磁比例制御バルブ52は、制御装置40と接続され、制御装置40からの信号(電流指令)に対応する作動油の流量となるように変更される。
斜板角度検出手段53は、油圧ポンプ21・22における可動斜板の斜板角度Rを検出するものである。斜板角度検出手段53は、例えばポジションセンサーで構成され、斜板角度変更手段51に設けられる。斜板角度検出手段53は、制御装置40と接続されて、その検出信号を制御装置40に送信する。
本実施形態の制御装置40は、エンジン9の負荷が所定値未満はガバナ制御を行い、負荷が所定値以上となると、負荷の大きさに応じて電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧及び油圧ポンプ21・22の可動斜板の斜板角度を制御する。前記負荷は、エンジン9の設定回転数Nsと実回転数Nとの差からマップを用いて求め、該負荷に応じて電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧及び油圧ポンプ21・22の可動斜板の斜板角度を変更する。具体的には、図6に示すフローを行う。
すなわち、ステップS21において、制御装置40は、エンジン9の設定回転数Nsと実回転数Nと油圧ポンプ21・22の斜板角度Rを取得する。そして、ステップS22に移行する。
ステップS22において、第一実施形態のステップS12と同様である。エンジン9の実回転数Nが設定回転数Nsより低下している場合は、ステップS23に移行する。低下していない場合は、ステップS27に移行する。
ステップS23において、第一実施形態のステップS13と同様である。そして、ステップS24に移行する。
ステップS24において、制御装置40は、油圧ポンプ21・22の斜板角度Rが限界角度Rmであるか否かを判断する。ここで、限界角度Rmとは、油圧ポンプ21・22からの作動油の吐出量が最低吐出量となる限界の斜板角度である。斜板角度Rが限界角度Rmである場合は、ステップS25に移行する。斜板角度Rが限界角度Rmでない場合は、ステップS26に移行する。
ステップS25において、制御装置40は、油圧ポンプ21・22の斜板角度Rを偏差eに対応するそれぞれの斜板角度Reに変更する。つまり、制御装置40により電磁比例制御バルブ52が操作されて斜板角度変更手段51にパイロットポンプ24から吐出された圧油が給排され、斜板角度Reに変更されて、油圧ポンプ21・22からの作動油の吐出量がこの斜板角度Reに対応する吐出量に制限される。そして、RETURNに移行して、再度フローを繰り返す。
ステップS26において、制御装置40は、第一実施形態のステップS14と同様である。そして、RETURNに移行して、再度フローを繰り返す。
ステップS27において、制御装置40は、斜板角度変更手段51及び電磁比例制御バルブ52による油圧ポンプ21・22の斜板角度Rの制御を停止して、かつ、電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧をXaに変更する。そして、RETURNに移行して、再度フローを繰り返す。なお、油圧ポンプ21・22における可動斜板の斜板角度Rは、斜板角度変更手段51とは別の、油圧ポンプ21・22・23から吐出される作動油の流量に応じて作動する三つの斜板角度変更手段54・55・56(図2参照)によっても変更可能に構成されているので、当該ステップで制御を停止した場合であっても斜板角度Rは油圧ポンプ21・22・23の作動油の吐出量に応じて変更される。
以上のように、本発明の第二実施形態に係る旋回作業車1は、エンジン9の負荷が大きくなり、当該エンジン9の実回転数Nが設定回転数Nsより低下すると、前記エンジン9の実回転数Nと前記設定回転数Nsとの偏差eに応じて前記斜板角度変更手段51が作動して油圧ポンプ21・22の斜板角度が斜板角度Reに変更され、当該斜板角度Reが限界角度Rmとなると、前記偏差eに応じて圧力変更手段となる電磁比例リリーフバルブ43が作動して、第三ポンプ23からの作動油圧が変更されるものである。より詳細には、電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧がリリーフ圧Xaからこれより低い圧力のリリーフ圧Xeに変更されて、第三ポンプ23からの作動油圧が低下されるものである。これにより、第三ポンプ23に起因するエンジン9の負荷と第一ポンプ21及び第二ポンプ22に起因するエンジン9の負荷を低減することができる。従って、エンジンストールを防止する効果を更に高めることができる。また、第一実施形態と比較して第三ポンプ23からの作動油圧を過剰に低下させることがなく、作業バランスが崩れて作業能力が低下することがない。
なお、図7のフローに示すように、制御装置40は、エンジン9の負荷が大きくなり、エンジン9の実回転数Nが設定回転数Nsより低下すると、エンジン9の実回転数Nと設定回転数Nsとの偏差eに応じて、電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧を変更して、当該リリーフ圧Xが限界圧Xm(第三ポンプ23からの作動油圧が最低圧力となる限界の圧力)となると、油圧ポンプ21・22の斜板角度Rを変更して、油圧ポンプ21・22の吐出量を変更することも可能である。
さらに、図8のフローに示すように、制御装置40は、エンジン9の負荷が大きくなり、エンジン9の実回転数Nが設定回転数Nsより低下すると、エンジン9の実回転数Nと設定回転数Nsとの偏差eに応じて、電磁比例リリーフバルブ43のリリーフ圧と油圧ポンプ21・22の斜板角度とを同時に変更して、第三ポンプ23からの作動油圧と油圧ポンプ21・22からの作動油の吐出量を同時に変更することも可能である。この場合、油圧ポンプ21・22・23に起因するエンジン9の負荷がそれぞれ分散されるので、作業バランスが崩れて作業能力が低下することがない。
以下では、図9及び図10を用いて、第三実施形態に係る旋回作業車1の制御構成及び制御態様について説明する。なお、第一実施形態及び第二実施形態と相違する点を中心に説明する。
第三実施形態に係る旋回作業車1は、第一実施形態及び第二実施形態の旋回作業車1のようにエンジン9の負荷を検出して第三ポンプ23からの作動油圧を変更する構成でなく、エンジン9に負荷がかかることを事前に予測して、第三ポンプ23からの作動油圧を変更する構成である。また、本実施形態によると、第三ポンプ23からの作動油圧を変更する圧力変更手段は、低圧側リリーフバルブ61、高圧側リリーフバルブ62、及び切換バルブ63で構成される。
低圧側リリーフバルブ61は、第三ポンプ23からの作動油圧を低圧に変更するものである。低圧側リリーフバルブ61の吸入ポートは、切換バルブ63を介して第三ポンプ23の吐出ポートと接続される。低圧側リリーフバルブ61の吐出ポートは、作動油タンク19と接続される。低圧側リリーフバルブ61は、リリーフ圧が低圧側のXlと設定される。
高圧側リリーフバルブ62は、第三ポンプ23からの作動油圧を高圧に変更するものである。高圧側リリーフバルブ62の吸入ポートは、切換バルブ63を介して第三ポンプ23の吐出ポートと接続される。高圧側リリーフバルブ62の吐出ポートは、作動油タンク19と接続される。高圧側リリーフバルブ62は、リリーフ圧が高圧側のXhと設定される。
切換バルブ63は、第三ポンプ23から吐出された作動油が低圧側リリーフバルブ61に流れる油路と高圧側リリーフバルブ62に流れる油路とを切り換えるものである。切換バルブ63は、第三ポンプ23と低圧側リリーフバルブ61及び高圧側リリーフバルブ62との間に設けられる。切換バルブ63は、電磁式切換バルブとされ、制御装置40と接続されて、制御装置40からの信号に応じて油路を切り換える。
空調装置64は、操縦部8を覆うキャビン内の空気の調整を行うものである。空調装置64は、コンプレッサー64a、レシーバドライヤ、エキスパンションバルブ、エバポレータ等から構成される。空調装置64のコンプレッサー64aは、エンジン9の出力軸に設けられ、エンジン9からの動力で駆動する。
空調操作具65は、空調装置64を操作するものである。空調操作具65は、操縦部8に設けられる。空調操作具65は、ON・OFFスイッチ、温度調整レバー、風量調節ツマミ等から構成される。空調操作具65のON・OFFスイッチは、制御装置40と接続されて、その検出信号(ON・OFF信号)を制御装置40に送信する。但し、空調操作具65のON・OFFスイッチの代わりに、コンプレッサー64aの作動を検知する検知手段を設けて制御装置40と接続する構成としてもよい。
制御装置40は、空調装置64の入切操作(空調操作具65のON・OFFスイッチの操作)に応じて切換バルブ63を操作する。具体的には、図10に示すフローを行う。
すなわち、ステップS31において、制御装置40は、空調装置64が入か否か、すなわち、空調操作具65のON・OFFスイッチがONであるか否かを判断する。ONである場合は、ステップS32に移行する。ONでない場合は、ステップS33に移行する。
ステップS32において、制御装置40は、リリーフ圧XをXlに変更する。つまり、切換バルブ63を切り換えて、第三ポンプ23から吐出された作動油を低圧側リリーフバルブ61に供給する。これにより、第三ポンプ23からの作動油圧がリリーフ圧Xlに変更されることとなる。こうして、リリーフ圧Xlを超える圧油は、作動油タンク19に戻される。そして、RETURNに移行して、再度フローを繰り返す。
ステップS33において、制御装置40は、リリーフ圧をXhに変更する。つまり、切換バルブ63を切り換えて、第三ポンプ23から吐出された作動油を高圧側リリーフバルブ62に供給する。これにより、第三ポンプ23からの作動油圧がリリーフ圧Xhに変更されることとなる。こうして、リリーフ圧Xhを超える圧油は、作動油タンク19に戻される。そして、RETURNに移行して、再度フローを繰り返す。
このように、空調装置64が入操作されると、第三ポンプ23からの作動油圧が高圧側のリリーフ圧Xhから低圧側のリリーフ圧Xlとなるので、このXhとXlとの差だけ第三ポンプ23に起因するエンジン9の負荷を低減することができる。これにより、空調装置64のコンプレッサー64aが駆動した場合であっても、エンジンストールを防止することができる。
また、圧力変更手段を第一実施形態に示すような電磁比例リリーフバルブとし、空調装置64の温度設定等に応じてリリーフ圧を連続的に変更する構成とすることも可能である。
以上のように、本発明の第三実施形態に係る旋回作業車1は、空調装置64の入切操作(空調操作具65のON・OFFスイッチの操作)に応じて圧力変更手段が作動して第三ポンプ23からの作動油圧を変更する。詳細には、空調装置64の入操作と連動して低圧側リリーフバルブ61に第三ポンプ23からの作動油が流れるように切換バルブ63が操作されて第三ポンプ23からの作動油圧が低下され、空調装置64の切操作と連動して高圧側リリーフバルブ62に第三ポンプ23からの作動油が流れるように切換バルブ63が操作されて第三ポンプ23からの作動油圧が上昇されるものである。これにより、空調装置64の入操作により第三ポンプ23からの作動油圧を低下させることで、第三ポンプ23に起因するエンジン9の負荷を低減することができ、エンジンストールを防止する効果を高めることができる。
1 旋回作業車(作業車両)
5L 左走行用油圧モータ
5R 右走行用油圧モータ
7 旋回モータ(作業用油圧アクチュエータ)
9 エンジン
13 ブームシリンダ(作業用油圧アクチュエータ)
14 アームシリンダ(作業用油圧アクチュエータ)
15 バケットシリンダ(作業用油圧アクチュエータ)
18 ブレードシリンダ(作業用油圧アクチュエータ)
20 油圧回路
21 第一ポンプ(可変容量型油圧ポンプ)
22 第二ポンプ(可変容量型油圧ポンプ)
23 第三ポンプ(固定容量型油圧ポンプ)
24 パイロットポンプ
40 制御装置
41 エンジン回転数検出手段
42 回動角検出手段
43 電磁比例リリーフバルブ(圧力変更手段)
64 空調装置

Claims (2)

  1. エンジンからの動力で駆動する固定容量型油圧ポンプ及び可変容量型油圧ポンプと、これら固定容量型油圧ポンプ及び可変容量型油圧ポンプから圧送された作動油で駆動する作業用油圧アクチュエータと、を備える作業車両において、
    前記固定容量型油圧ポンプからの作動油圧を変更する圧力変更手段と、前記可変容量型油圧ポンプの斜板角度を変更する斜板角度変更手段と、が設けられ、
    前記エンジンの負荷が大きくなり、当該エンジンの実回転数が設定回転数より低下すると、前記エンジンの実回転数と前記設定回転数との偏差に応じて前記斜板角度変更手段が作動して前記可変容量型油圧ポンプの斜板角度が変更され、
    当該斜板角度が限界角度となると、前記偏差に応じて前記圧力変更手段が作動して前記固定容量型油圧ポンプからの作動油圧が変更される
    作業車両。
  2. 請求項1記載の作業車両において、前記圧力変更手段は、電磁比例リリーフバルブで構成されることを特徴とする作業車両。
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