JP2011047460A - 流体圧回路、及びそれを備える建設機械 - Google Patents

流体圧回路、及びそれを備える建設機械 Download PDF

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Abstract

【課題】 低い作動圧でもアクチュエータを駆動することができる流体圧回路を提供する。
【解決手段】 油圧回路1は、駆動用モータ4を備える。駆動用モータ4は、可変容量型の油圧ポンプであり、供給される作動油の量に応じた回転数で回転するようになっており、回転することで供給用ポンプ5を駆動して作動油を吐出させる。供給用ポンプ5から吐出された作動油は、ブームシリンダ11L,11Rに流される。ブーム用制御弁6は、このブームシリンダ11L,11Rに作動油の方向を切換えるようになっており、サーボ機構30は、前記ブーム用制御弁6を介してブームシリンダ11L,11Rに流れる作動油の過不足に応じて駆動用モータ4の容量を調整して駆動トルクを調整することによって、駆動用モータ4の回転数を制御するようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アクチュエータに流体を供給するための流体圧回路に関する。
油圧ショベル及びホイルローダ等の建設機械は、バケット及びブームを動かすべくバケットシリンダ及びブームシリンダ等の油圧アクチュエータと、それら油圧アクチュエータに作動油を供給して駆動する油圧回路とを備える。流体圧回路の1つである油圧回路としては種々の構成が考えられるが、例えば特許文献1に記載の油圧回路がある。特許文献1に記載の油圧回路は、油圧アクチュエータからの戻された作動油を利用してアキュムレータに蓄圧し、蓄圧された作動油を油圧アクチュエータに供給して駆動することができるようになっている。
特開2007−40393号公報
油圧回路には、制御弁が設けられており、この制御弁によりアキュムレータから油圧アクチュエータに流れる作動油の圧力及び流量が制御されている。作動油の圧力及び流量を制御するため、制御弁では圧損を生じる。それ故、アキュムレータ内に蓄圧される油圧は、油圧アクチュエータを動かすために必要な駆動圧よりも圧損分だけ高い圧力(使用限界圧)以上の油圧でなければ、アキュムレータだけで油圧アクチュエータを動かすことができない。
しかし、油圧回路では、油圧アクチュエータからの戻り作動油により油圧モータを駆動し、この油圧モータに連結された供給用ポンプから作動油を吐出させ、この作動油をアキュムレータに蓄圧するようになっている。それ故、アキュムレータに使用限界圧以上の油圧を蓄圧することが望めない場合があり、また使用限界圧以上の油圧が蓄圧できたとしても、充分な油圧が蓄圧されず、すぐにアキュムレータ内の油圧が使用限界圧になってしまい、アキュムレータを充分活用することができないことが考えられる。仮に、高い油圧をアキュムレータに蓄圧することができたとしても、制御弁や減圧弁にて作動油を駆動圧まで減圧しなければならない。それ故、減圧によるエネルギー損失が発生し、エネルギーの無駄が生じる。
そこで、本発明は、低い作動圧でもアクチュエータを駆動することができる流体圧回路を提供することを目的としている。
また、本発明の他の目的は、エネルギーの損失が少ない流体圧回路を提供することである。
本発明の流体圧回路は、作動流体の供給量に応じた回転数で回転する可変容量型の駆動用モータと、前記駆動用モータの回転数に応じた量の作動流体を吐出する供給用ポンプと、前記供給用ポンプからアクチュエータに流れる作動流体の流量を制御する制御弁と、前記制御弁を介して前記アクチュエータに流れる作動流体の過不足に応じて前記駆動用モータの容量を調整し、該駆動用モータの駆動トルクを調整することによって、前記駆動用モータの回転数を制御するサーボ機構とを備えるものである。
本発明に従えば、駆動用モータを駆動することでアクチュエータの駆動に必要な流体圧を有する作動流体を供給用ポンプから制御弁に流すことができ、また制御弁を介してアクチュエータに流れる作動流体の過不足に応じてサーボ機構が供給用ポンプの吐出量をかえることができる。即ち、少なくとも駆動用モータを駆動できる作動流体を供給することができれば、その流体圧に係わらず、アクチュエータを駆動することができ、供給圧が低い流体圧源であってもアクチュエータを駆動することができる。また、本発明では、供給用ポンプから制御弁に必要な流体圧の作動流体を流すことができるので、供給用ポンプから吐出する作動流体を減圧する必要がなく、減圧に伴うエネルギー損失をなくすことができ、エネルギーの無駄を抑えることができる。
上記発明において、前記サーボ機構は、前記供給用ポンプの吐出圧と前記制御弁の出口圧との差圧により作動流体の過不足を検出し、その検出結果に応じて前記駆動用モータの容量を調整し、該駆動用モータの駆動トルクを調整することによって、前記駆動用モータの回転数を制御するようになっていることが好ましい。
上記構成に従えば、いわゆるロードセンシング方式によって、供給用ポンプの吐出量の制御を行うことができる。
上記発明において、前記制御弁のセンターバイパス通路の流体圧により作動流体の過不足を検出し、その検出結果に応じて前記駆動用モータの容量を調整し、該駆動用モータの駆動トルクを調整することによって、該駆動用モータの回転数を制御するようになっていることが好ましい。
上記構成に従えば、いわゆるネガティブコントロール方式によって、供給用ポンプの吐出量の制御を行うことができる。
上記発明において、前記アクチュエータから戻される作動流体により駆動する回生用流体圧モータと、前記回生用流体圧モータが回転することで作動流体を吐出する回生用流体圧ポンプと、前記回生用流体圧ポンプから吐出される作動流体により蓄圧し、蓄圧された作動流体を前記駆動用モータに供給する蓄圧手段とを更に備えることが好ましい。
上記構成に従えば、前記アクチュエータから戻される作動流体により回生用流体圧モータを駆動し、回生用流体圧ポンプから作動流体を吐出させて蓄圧手段に蓄圧し、蓄圧された作動流体を駆動用モータに供給することで、駆動用モータを駆動することができる。駆動用モータは、アクチュエータより低い流体圧でも駆動させることができるので、蓄圧手段の使用限界圧を低くすることができる。つまり、蓄圧した大半の作動流体を使用することができるので、回生エネルギーを無駄なく使用することができる。
本発明の建設機械は、上記何れかの1つの流体圧回路と、前記アクチュエータとを備えるものである。上記発明に従えば、上記のような作用を奏する建設機械を実現することができる。
本発明の流体圧回路によれば、低い作動圧でもアクチュエータを駆動することができる。
また、本発明の流体圧回路によれば、エネルギーの損失を少なくすることができる。
本発明の第1実施形態の油圧回路の回路図である。 本発明の第2実施形態の油圧回路の回路図である。
以下では、上述する図面を参照しながら、本発明の流体圧回路の第1及び第2実施形態の油圧回路1,1Aについて説明する。
[ホイルローダ]
建設機械であるホイルローダは、走行可能な車両本体を有し、車両本体の先端部には、一対のブームが上下方向に回動可能に取り付けられている。一対のブームと車両本体との間には、いずれにも後述するブームシリンダ11L,11Rが架設されており、ブームシリンダ11L,11Rを伸縮させることでブームが上下方向に回動するようになっている。また、ブームの先端部には、土砂等を掬うバケットが傾動可能に設けられている。バケットと車両本体との間には、後述するバケットシリンダ21が架設されており、バケットシリンダ21を伸縮させることでバケットが傾動(チルト)するようになっている。
このように構成されるホイルローダは、ブームシリンダ11L,11Rを駆動することでバケットを昇降することができ、またバケットシリンダ21を駆動することでバケットを上下方向に傾動させることができる。ブームシリンダ11L,11R及びバケットシリンダ21は、油圧アクチュエータであり、作動油の供給を受けて駆動するようになっている。ホイルローダには、これら3つのシリンダ11L,11R,21に作動油を供給すべく油圧回路1が備わっている。
<第1実施形態の油圧回路>
図1に示す本発明の第1実施形態の油圧回路1は、駆動用ポンプ2を備えている。駆動用ポンプ2は、いわゆる可変容量型の油圧ポンプであり、ホイルローダに備わる原動機18、例えばエンジンの出力軸18aに連結されており、このエンジンの回転に応じて作動油を吐出するようになっている。駆動用ポンプ2の吐出ポート2aには、第1逆止弁3を介してステアリング装置10と駆動用モータ4とが並列して接続されている。ステアリング装置10は、いわゆる操舵装置であり、図示しないステアリングハンドルを操作することで駆動用ポンプ2から作動油の供給を受けて駆動するようになっている。なお、駆動用ポンプ2の吐出容量は、後述するアキュムレータ44に蓄圧された油圧を検出して制御するようになっており、蓄圧された油圧が高くなると、即ちアキュムレータ44に蓄圧された作動油の量が多くなると、駆動用ポンプ2の吐出容量を少なくするよう図示しないアキュムレータ用サーボ機構で制御するようになっている。
駆動用モータ4は、可変容量型の油圧モータ、例えば斜板式油圧モータであり、後述するサーボ機構30により容量を調整でき、容量を変更することで出力軸4aの駆動トルクが変わり、駆動トルクを変えることによってその回転数を変えることができるようになっている。駆動用モータ4の出力軸4aには、供給用ポンプ5が連結されている。供給用ポンプ5は、固定容量型の油圧ポンプであり、出力軸4aの回転数に応じた量の作動油を吐出するようになっている。なお、供給用ポンプ5は、可変容量型の油圧ポンプであってもよく、例えば2段階で容量を変えることができる可変容量型の油圧ポンプを適用することができる。供給用ポンプ5の吐出ポート5aには、ブーム用制御弁6及びバケット用制御弁7が並列で接続され、供給用ポンプ5とブーム用制御弁6との間には第2逆止弁8が設けられ、供給用ポンプ5とバケット用制御弁7との間には、第3逆止弁9が夫々設けられている。第2及び第3逆止弁8,9は、供給用ポンプ5からの作動油の流れを許容し、その逆方向の流れを遮断するようになっている。
ブーム用制御弁6は、センタークローズ型の方向切換弁であり、前述した一対のブームシリンダ11L,11Rに繋がっている。ブームシリンダ11L,11Rは、2つの油圧室11a,11bを有しており、一方の油圧室11aに作動油を供給して他方の油圧室11bの作動油を戻すことで伸長してブームを上げ、他方の油圧室11bに作動油を供給して一方の油圧室11aの作動油を戻すことで収縮してブームを下げるようになっている。このようにブームシリンダ11L,11Rは、作動油の供給先を切換えることによりブームの昇降を切換えることができ、ブーム用制御弁6は、作動油の流れる方向を切換えることで作動油の供給先を切換えるようになっている。
ブーム用制御弁6は、ブーム用スプール12を備えている。ブーム用スプール12は、中立位置13と第1乃至第3オフセット位置14,15,16との間を夫々移動させることができ、ブーム用スプール12を動かすことで作動油の流れる方向を切換えることができる。ブーム用スプール12が中立位置13にあると、各油圧室11a,11bへの作動油の流れが遮断され、ブームが現状の位置にて保持される。ブーム用スプール12を第1オフセット位置14に移動させると、ブームシリンダ11L,11Rの一方の油圧室11aに作動油が流されて他方の油圧室11bの作動油が戻される。これにより、ブームが上がる。ブーム用スプール12を第2オフセット位置15に移動させると、ブームシリンダ11L,11Rの他方の油圧室11bに作動油が流されて一方の油圧室11aの作動油が戻される。これにより、ブームが下がる。ブーム用スプール12を第3オフセット位置16に移動させると、一方及び他方の油圧室11a,11bの作動油が戻される。これにより、ブームを自在に動かすことが可能になる。このように、ブーム用スプール12は、位置に応じて作動油の流れを切換えることができるようになっており、ブーム用スプール12の位置は、ブーム用操作弁17によって変えることができる。
ブーム用操作弁17は、いわゆるパイロット弁であり、レバー17aを備え、このレバー17aを後方に傾動させると、ブーム用スプール12を第1オフセット位置14へと移動させるパイロット圧p1を発生し、前方に傾動させると、ブーム用スプール12を第2オフセット位置15へと移動させるパイロット圧p2を発生するようになっている。また、ブーム用操作弁17は、レバー17aの傾動量に応じたパイロット圧p1,p2を発生するようになっており、ブーム用スプール12は、発生するパイロット圧に応じた位置へと移動し、その位置に応じてブーム用スプール12の開度が制御されるようになっている。それ故、ブーム用スプール12の開度は、レバー17aの傾動量に応じた開度に制御される。
バケット用制御弁7は、いわゆるセンタークローズ型の方向切換弁であり、バケットを傾動させるバケットシリンダ21に繋がっている。バケットシリンダ21は、2つの油圧室21a,21bを有し、一方の油圧室21aに作動油を供給して他方の油圧室21bの作動油を戻すことで伸長してバケットを上に向け、他方の油圧室21bに作動油を供給して一方の油圧室21aの作動油を戻すことで収縮してバケットを下に向けるようになっている。このように、バケットシリンダ21は、作動油の供給先を切換えることによりバケットの向きを切換えることができるようになっており、バケット用制御弁7は、作動油の流れる方向を切換えることで作動油の供給先を切換えるようになっている。
バケット用制御弁7は、バケット用スプール22を備えている。バケット用スプール22は、中立位置23と第1乃至第2オフセット位置24,25との間を夫々移動させることができ、バケット用スプール22を動かすことで作動油の流れる方向を切換えることができる。バケット用スプール22が中立位置23にあると、各油圧室21a,21bへの作動油の流れが遮断され、バケットが現状の位置にて保持される。バケット用スプール22を第1オフセット位置24に移動させると、一方の油圧室21aに作動油が流され、他方の油圧室21bの作動油がタンク26に戻される。これにより、バケットが上に向く。また、バケット用スプール22を第2オフセット位置25に移動させると、ブームシリンダ11L,11Rの他方の油圧室21bに作動油が流され、一方の油圧室21aの作動油が戻される。これにより、バケットが下に向く。このように、バケット用スプール22は、位置に応じて作動油の流れを切換えることができるようになっており、バケット用スプール22の位置は、バケット用操作弁27によって変えることができる。
バケット用操作弁27は、いわゆるパイロット弁であり、レバー27aを備え、このレバー27aを例えば後方に傾動させると、バケット用スプール22を第1オフセット位置24へと移動させるパイロット圧を発生し、前方に傾動させると、スプールを第2オフセット位置25へと移動させるパイロット圧を発生するようになっている。また、バケット用操作弁27は、レバー27aの傾動量に応じたパイロット圧を発生するようになっており、バケット用スプール22は、発生するパイロット圧に応じた位置へと移動し、その位置に応じてバケット用スプール22の開度が制御されるようになっている。それ故、バケット用スプール22の開度がレバー27aの傾動量に応じて制御される。
このようにして構成される油圧回路1では、原動機18が駆動すると、駆動用ポンプ2から作動油が吐出される。駆動用ポンプ2は、駆動用モータ4と共にアキュムレータ44にも接続されており、駆動用ポンプ2から吐出された作動油は、アキュムレータ44に蓄圧され、また駆動用モータ4に供給される。駆動用モータ4は、作動油の供給を受けて出力軸4aを回転させる。これにより、駆動用モータ4の回転数に応じた量の作動油を供給用ポンプ5が吐出し、作動油がブーム用制御弁6及びバケット用制御弁7へと導かれる。
ここでブーム用操作弁17のレバー17aを傾動させると、その傾動量に応じた開度だけブーム用スプール12の開度が開く。これにより、作動油がブームシリンダ11L,11Rへと導かれ、レバー17aの傾動方向に応じてブームが上昇したり下降したりし、またレバー17aの傾動量に応じた速度でブームが動く。また、バケット用操作弁27のレバー27aを傾動させると、その傾動量に応じた開度だけバケット用スプールの開度が開く。これにより、作動油がバケットシリンダ21へと導かれ、レバー27aの傾動方向に応じてバケットが上を向いたり下を向いたりし、またレバー27aの傾動量に応じた速度でバケットが動く。
このようにして構成される油圧回路1は、低い油圧でも駆動用モータ4を駆動して供給用ポンプ5から高圧の作動油を吐出させ、この高圧の作動油によりブームシリンダ11L,11R及びバケットシリンダ21を駆動することができる。それ故、駆動用モータ4を駆動するために必要な油圧を駆動用モータ4に供給すれば、その油圧に係わらず、ブームシリンダ11L,11R及びバケットシリンダ21を駆動することができる。駆動用モータ4を作動させるために必要な駆動必要油圧は、駆動用モータ4の容量を大きくすれば低い油圧でも駆動トルクを大きくすることができるので、ブームシリンダ11L,11R及びバケットシリンダ21を駆動するのに必要な作動圧よりもかなり低くてもよい。それ故、アキュムレータ44に蓄圧された圧油の使用限界圧を抑えることができる。
このように構成される油圧回路1には、更にサーボ機構30及び回生機構40が備わっている。サーボ機構30は、ブームシリンダ11L,11R及びバケットシリンダ21に流れる作動油の過不足に応じて駆動用モータ4の容量を調整し、駆動トルクを調整することによって、駆動用モータ4の回転数を制御するようになっている(いわゆるロードセンシング方式)。また、回生機構40は、ブームシリンダ11L,11Rを収縮させる際にブームシリンダ11L,11Rから戻される作動油を利用してエネルギーを回生するようになっている。以下では、サーボ機構30及び回生機構40について夫々説明する。
[サーボ機構]
サーボ機構30は、基本的にシャトル弁31と、切換弁32と、サーボピストン33とを有する。シャトル弁31は、ブーム用制御弁6及びバケット用制御弁7に繋がっており、ブーム用制御弁6及びバケット用制御弁7から出口圧p3,p4が夫々入力されるようになっている。なお、出口圧p3は、ブーム用スプール12が中立位置13及び第3オフセット位置16にあるときにタンク圧となる。また出口圧p4は、バケット用スプール22が中立位置23にあるときにタンク圧となる。シャトル弁31は、入力される2つの出口圧p3、p4のうち高い方を油圧信号p5として切換弁32へと導く。
切換弁32は、いわゆる方向切換弁であり、供給用ポンプ5の吐出ポート5a、タンク26、及びサーボピストン33に繋がっている。切換弁32は、スプール34を備えており、スプール34は、油圧信号p5と供給用ポンプ5の吐出圧p6との差圧pd(=p6−p5)に応じて中立位置35と第1及び第2オフセット位置36,37との間を動くようになっている。
差圧pdが設定差圧である場合、スプール34は中立位置35にあり、サーボピストン33が供給用ポンプ5の吐出ポート5a及びタンク26から遮断される。ここで、差圧pdは、出口圧p4より出口圧p3が高い場合、ブーム用スプール12の開度に応じて定められた絞りを通過する圧油の流量に応じて生じる圧力損失に相当する圧力であり、出口圧p4より出口圧p3が低い場合、バケット用スプール22の開度に応じて定められた絞りを通過する圧油の流量に応じて生じる圧力損失に相当する圧力である。更に、設定差圧は、レバー17a,27aの傾動量に応じて定められた絞りを通過する圧油の圧力の低下量である。差圧pdが設定差圧になると、各スプール12,22からその開度に応じた流量が出ていることを意味する。差圧pdが設定差圧より小さい(即ち、油圧信号p5が高い場合)場合、ブームシリンダ11L,11R又はバケットシリンダ21に流れる作動油が不足し、逆に差圧pdが設定差圧より大きい場合(即ち、油圧信号p5が小さい場合)、ブームシリンダ11L,11R又はバケットシリンダ21に流れる作動油が過剰になっていることを意味している。
差圧pdが設定差圧より小さい場合、作動油が不足しているため、スプール34が第1オフセット位置36へと移動し、サーボピストン33が供給用ポンプ5の吐出ポート5aに繋がる。これにより、パイロット圧p7は、供給用ポンプ5の吐出圧p6と等しくなる。差圧pdが設定差圧より大きい場合、作動油が過剰供給であるため、スプール34が第2オフセット位置37へと移動し、サーボピストン33がタンク26に繋がる。
サーボピストン33は、第1受圧面33aと第2受圧面33bとを有する。第1受圧面33aは、切換弁32に繋がっており、切換弁32からのパイロット油を受圧している。また、第2受圧面33bは、供給用ポンプ5の吐出ポート5aに繋がっており、そこで受圧する油圧は、供給用ポンプ5の吐出圧p6に等しくなっている。作動油を受圧する第2受圧面33bは、第1受圧面33aより面積が小さくなっており、パイロット圧p7が供給用ポンプ5の吐出圧p6と等しいときには、サーボピストン33が第1の方向(以下、単に「X1方向」ともいう)に動き、パイロット圧p7がタンク26に繋がっているときには、サーボピストン33が第2の方向(以下、単に「X2方向」ともいう)に動く。
また、サーボピストン33は、駆動用モータ4の斜板4bに連結されている。斜板4bは、サーボピストン33の動きに合わせて傾動し、斜板4bが傾動することで駆動用モータ4の容量が変わるようになっている。駆動用モータ4は、その容量を斜板4bの傾斜角に応じた容量に調整するようになっている。
このように構成されるサーボ機構30では、レバー17aを傾動させてブーム用スプール12を第1又は第2オフセット位置14,15の方へと移動させると、ブーム用制御弁6の出口圧p3がシャトル弁31に入力され、この出口圧p3が油圧信号p5として切換弁32に与えられる。切換弁32のスプール34は、油圧信号p5(即ち、出口圧p3)と吐出圧p6との差圧pdに応じて第1及び第2オフセット位置36,37の何れかの方に向かって動く。
差圧pdが設定差圧より小さい場合、即ち、作動油の流量が不足している場合、スプール34が第1オフセット位置36の方へと動く。これにより、パイロット圧p7がポンプ5の吐出圧p6まで上昇し、サーボピストン33がx1方向に移動する。サーボピストン33がx1方向に移動することで斜板4bの傾動角度が大きくなり、駆動用モータ4の容量が大きくなる。これにより、駆動用モータ4の出力軸4aの駆動トルクが大きくなり、駆動用モータ4の回転数が上がる。駆動用モータ4の回転数の上昇に伴って供給用ポンプ5の吐出量が増加し、ブーム用制御弁6に導かれる作動油が増加する。
駆動用モータ4の回転数は、差圧pdが設定差圧になるまで、即ちブーム用スプール12の流量がブーム用スプール12の開度に応じた流量になるまで増加する。これにより、バケットの昇降速度がレバー17aの傾動量に応じた速度まで上げられる。
また、差圧pdが設定差圧より大きい場合、即ち、作動油が過剰供給である場合、スプール34が第2オフセット位置37の方へと動く。これにより、パイロット圧p7が下降してタンク26と繋がり、サーボピストン33がx2方向に移動する。サーボピストン33がx2方向に移動することで斜板4bの傾動角度が小さくなり、駆動用モータ4の容量が小さくなる。これにより、駆動用モータ4の出力軸4aのトルクが小さくなり、駆動用モータ4の回転数が下がる。駆動用モータ4の回転数の下降に伴って供給用ポンプ5の吐出量が減少し、ブーム用制御弁6に導かれる作動油が減少する。
このように、差圧pdが大きい場合、供給用ポンプ5の吐出量を減少させることができる。供給用ポンプ5の吐出量は、差圧pdが設定差圧になるまで、即ちブーム用スプール12からの流量がブーム用スプール12の開度に応じた流量になるまで減少し、バケットの昇降速度がレバー17aの傾動量に応じた速度まで落とされる。
また、レバー27aを傾動させてバケット用スプール22を第1又は第2オフセット位置24,25に移動させると、バケット用制御弁6の出口圧p4がシャトル弁31に入力され、この出口圧p4が油圧信号p5として切換弁32に与えられ、レバー17aを傾動させた場合と同様に、レバー27aの傾動量に応じて供給用ポンプ5からの吐出量が制御される。
このように油圧回路1がサーボ機構30を備えることで、駆動用モータ4に供給される作動油の油圧に係わらず、ブーム用又はバケット用のスプール12,22の開度に応じた流量の作動油をブームシリンダ11L,11R又はバケットシリンダ21に供給し駆動することができる。
また、油圧回路1は、供給用ポンプ5からブーム用制御弁6及びバケット用制御弁7に必要な油圧の作動油を流すようになっているので、供給用ポンプ5から吐出される作動油を減圧することなく所望の油圧及び流量の作動油をブーム用制御弁6及びバケット用制御弁7に供給することができる。それ故、減圧に伴うエネルギー損失をなくすことができ、エネルギーの無駄を抑えることができる。
[回生機構]
回生機構40は、基本的に回生用モータ41、回生用ポンプ42、回生用サーボ機構43、及びアキュムレータ44を備える。回生用モータ41は、ブーム用制御弁6に繋がっており、ブーム用スプール12が第2オフセット位置15にある時にブームシリンダ11L,11Rから戻される作動油を受けて回転するようになっている。なお、第1及び第3オフセット位置14,16では、ブームシリンダ11L,11Rの作動油がタンク26へと戻される。回生用モータ41は、いわゆる固定容量型の油圧モータであり、その出力軸41aが回生用ポンプ42に連結されている。
回生用ポンプ42は、いわゆる可変容量型の油圧ポンプ、例えば斜板式油圧ポンプであり、その吐出ポート42aが駆動用モータ4、ステアリング装置10及びアキュムレータ44に繋がっている。また、回生用ポンプ42には、回生用サーボ機構43が設けられている。回生用サーボ機構43は、回生用ポンプ42の斜板42bに取り付けられており、ブーム用操作弁17からブーム用スプール12に与えられるパイロット圧p1に応じて斜板42bを傾動させ、斜板42bの傾斜角を変えるようになっている。
回生用サーボ機構43は、パイロット圧p1が低い場合、斜板42bの傾斜角を大きくして回生用ポンプ42の吐出量を大きくする。パイロット圧p2が高くなるにつれて、回生用サーボ機構43は、斜板42bの傾斜角を小さくし、回生用ポンプ42における負荷を小さくしている。これにより、回生用ポンプ42における負荷がブームの下降の妨げとなり、ブームの下降速度が極端に下がることを防いでいる。つまり、ブームの下降速度が速い場合は、その速度が維持できるようにエネルギーの回生効率を下げている。逆に、ブームの下降速度が遅い場合は、斜板42bの傾斜角を大きくして回生用ポンプ42の吐出量を大きくして、できるだけ多くのエネルギーを回生するようにしている。この際、エネルギーは、回生用ポンプ42から吐出される作動油として回収される。この作動油は、駆動用モータ4及びステアリング装置10と共に、駆動用ポンプ2と駆動用モータ4との間に接続されるアキュムレータ44へと導かれる。
蓄圧手段であるアキュムレータ44は、駆動用ポンプ2及び回生用ポンプ42から吐出される作動油を蓄圧し、蓄圧した作動油を駆動用モータ4及びステアリング装置10へと供給する。駆動用モータ4は、ブームシリンダ11L,11R及びバケットシリンダ21よりも低い油圧で駆動させることができるので、アキュムレータ44の使用限界圧を低くすることができる。つまり、蓄圧した大半の作動油を使用することができるので、回生エネルギーを無駄なく使用することができる。
<第2実施形態の油圧回路>
以下では、図2を参照しつつ第2実施形態の油圧回路1Aについて説明する。第2実施形態の油圧回路1Aは、第1実施形態の油圧回路1と構成が類似している。そこで、以下の説明では、第2実施形態の油圧回路1Aの構成について、第1実施形態の油圧回路1の構成と類似している点については、同一の符号を付して説明を省略し、異なる点についてだけ説明する。油圧回路1Aに備わる供給用ポンプ5の吐出ポート5aには、バケット用制御弁7Aが接続され、更にそのバケット用制御弁7Aに直列してブーム用制御弁6が接続されている。
バケット用制御弁7Aは、バケットシリンダ21に繋がっている。バケット用制御弁7Aは、バケット用スプール22Aを有しており、バケット用スプール22Aは、バケット用操作弁27のレバー27aの傾動に応じて中立位置23と第1及び第2オフセット位置24,25との間を移動するようになっている。バケット用スプール22Aは、第1実施形態のバケット用スプール22と同様に位置を変えることによりバケットシリンダ21に流れる作動油の方向を切換えることができる。
また、バケット用制御弁7Aは、いわゆるノーマルオープン型の方向切換弁であり、バケット用スプール22Aにセンターバイパス通路22aが形成されている。センターバイパス通路22aは、バケット用スプール22Aが中立位置23にある時に供給用ポンプ5からの作動油をブーム用制御弁6Aに流すようになっており、中立位置23から第1又は第2オフセット位置24,25にブーム用スプール12Aを移動させることでその開度が絞られる。センターバイパス通路22aの開度を絞る絞り要素22bは、中立位置から第1又は第2オフセット位置14,15への移動量に応じて前記開度を調整し、ブーム用制御弁6Aに流れる作動油の量を制御する。即ち、センターバイパス通路22aからブーム用制御弁6Aに流れる作動油の量は、レバー27aの傾動量に応じて制御される。
ブーム用制御弁6Aは、ブームシリンダ11L,11Rに繋がっている。ブーム用制御弁6Aは、ブーム用スプール12Aを有しており、ブーム用スプール12Aは、ブーム用操作弁17のレバー17aの傾動に応じて中立位置13と第1乃至第3オフセット位置14,15,16との間を夫々移動するようになっている。ブーム用スプール12Aは、第1実施形態のブーム用スプール12と同様に位置を変えることにより、ブームシリンダ11L,11Rに流れる作動油の方向を切換えることができる。
また、ブーム用制御弁6Aは、いわゆるノーマルオープン型の方向切換弁であり、ブーム用スプール12Aにセンターバイパス通路12aが形成されている。センターバイパス通路12aは、ブーム用スプール12Aが中立位置にある時にバケット用制御弁7Aからの作動油を絞り部材51に流すようになっており、中立位置13から第1又は第2オフセット位置14,15にブーム用スプール12Aを移動させることでその開度が絞られる。センターバイパス通路12aの開度を絞る絞り要素12bは、中立位置13から第1又は第2オフセット位置14,15への移動量に応じて前記開度を調整し、その下流側に設けられる絞り部材51に流れる作動油の量を制御する。即ち、センターバイパス通路12aから絞り部材51に流れる作動油は、レバー17aの傾動量に応じて制御される。
バケット用制御弁7Aの下流側には、絞り部材51が設けられており、その下流側には、タンク26が繋がっている。また、絞り部材51をバイパスするようにリリーフ弁52が設けられている。絞り部材51は、バケット用制御弁7Aからタンク26に流れる作動油を規制し、絞り部材51の上流側で圧力を発生させる。この圧力が予め定められた設定圧力以上になると、リリーフ弁52が開き、作動油をタンク26に流すようになっている。また、絞り部材51の上流側で発生した圧力は、油圧信号p5としてサーボ機構30Aに入力される。サーボ機構30Aは、ブームシリンダ11L,11R及びバケットシリンダ21に流れる作動油の過不足に応じて駆動用モータ4の容量を調整し、駆動トルクを制御することによって駆動用モータ4の回転数を制御するようになっている(いわゆるネガティブコントロール方式)。
サーボ機構30Aは、切換弁32Aと、サーボピストン33とを有する。切換弁32Aは、スプール34Aを有し、このスプール34Aがばね部材53により付勢されている。このばね部材53に抗するように油圧信号p5がスプール34Aに作用しており、スプール34Aは、油圧信号p5に応じて中立位置35と第1及び第2オフセット位置36,37との間を動くようになっている。
スプール34Aは、中立位置35でサーボピストン33を供給用ポンプ5の吐出ポート5a及びタンク26から遮断する。ブームシリンダ11L,11R及びバケット21の何れかに流れる作動油が過剰になって油圧信号p5が高くなると、スプール34Aは、第1オフセット位置36に移動し、サーボピストン33がタンク26に繋がる。これにより、パイロット油がタンクへと戻され、パイロット圧p7が下がることで、サーボピストン33がx2方向に移動して駆動用モータ4の容量が小さくなる。これにより、駆動用モータ4の駆動トルクが小さくなって回転数が低下し、供給用ポンプ5からの吐出量が減少する。そうすることで、ブームシリンダ11L,11Rに供給される作動油の流量をレバー17aの傾動量に応じた流量にすることができる。
ブームシリンダ11L,11R及びバケット21の何れかに流れる作動油が不足して油圧信号p5が低くなると、スプール34Aは、第2オフセット位置37に移動し、サーボピストン33が供給用ポンプ5の吐出ポート5aに繋がる。これにより、ポンプ5の吐出圧p6が切換弁32Aからサーボピストン33に導かれ、サーボピストン33がx1方向に移動して駆動用モータ4の容量が大きくなる。これにより、駆動用モータ4の駆動トルクが大きくなって回転数が増加し、供給用ポンプ5からの吐出量が増加し、ブームシリンダ11L,11Rに供給される作動油の流量をレバー17aの傾動量に応じた流量にすることができる。
このように構成される油圧回路1Aは、第1実施形態の油圧回路1と同様の作用効果を奏する。
上述する2つの実施形態では、ブーム及びバケットを備えるホイルローダに油圧回路1を適用した場合について説明したが、油圧回路1,1Aを適用するものは、油圧ショベル等の他の建設機械であってもよい。また、ホイルローダに搭載される油圧アクチュエータは、ブーム用及びバケット用シリンダ11L,11R,21に限定されず、ホイルローダに装着されるアタッチメントに応じて追加してもよい。また、走行のための静油圧トランスミッション(HTS)用油圧回路を追加してもよい。その場合、油圧回路1,1Aは、追加された油圧アクチュエータに対しても作動油を供給し、その油圧アクチュエータに流れる作動油の過不足に応じて駆動用モータ5の回転数を制御するようになっている。
また、上述する2つの実施形態では、回生用モータ41に固定容量型の油圧モータを採用しているが、回生用モータ41に可変容量型の油圧モータを採用してもよい。この場合、回生用ポンプ42に固定容量型の油圧ポンプを採用し、回生用サーボ機構43により回生用モータ41の容量を調整するようにすることが好ましい。更に、上述する2つの実施形態では、作動流体として油を用いているが、水やグリコール等であってもよい。
なお、本発明は、実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
以上のように、本発明は、油圧アクチュエータに流体を供給するための油圧回路に適用することができ、特に位置エネルギーや運動エネルギーを回生使用する油圧回路に好適である。
1,1A 油圧回路
2 駆動用ポンプ
4 駆動用モータ
5 供給用ポンプ
6,6A ブーム用制御弁
7,7A バケット用制御弁
11L,11R ブームシリンダ
12a センターバイパス通路
21 バケットシリンダ
22a センターバイパス通路
30,30A サーボ機構
41 回生用モータ
42 回生用ポンプ
44 アキュムレータ
51 絞り部材

Claims (5)

  1. 作動流体の供給量に応じた回転数で回転する可変容量型の駆動用モータと、
    前記駆動用モータの回転数に応じた量の作動流体を吐出する供給用ポンプと、
    前記供給用ポンプからアクチュエータに流れる作動流体の流量を制御する制御弁と、
    前記制御弁を介して前記アクチュエータに流れる作動流体の過不足に応じて前記駆動用モータの容量を調整し、該駆動用モータの駆動トルクを調整することによって、前記駆動用モータの回転数を制御するサーボ機構とを備えることを特徴とする流体圧回路。
  2. 前記サーボ機構は、前記供給用ポンプの吐出圧と前記制御弁の出口圧との差圧により作動流体の過不足を検出し、その検出結果に応じて前記駆動用モータの容量を調整し、該駆動用モータの駆動トルクを調整することによって、前記駆動用モータの回転数を制御するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の流体圧回路。
  3. 前記サーボ機構は、前記制御弁のセンターバイパス通路の流体圧により作動流体の過不足を検出し、その検出結果に応じて前記駆動用モータの容量を調整し、て該駆動用モータの駆動トルクを調整することによって、前記駆動用モータの回転数を制御するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の流体圧回路。
  4. 前記アクチュエータから戻される作動流体により駆動する回生用流体圧モータと、
    前記回生用流体圧モータが回転することで作動流体を吐出する回生用ポンプと、
    前記回生用流体圧ポンプから吐出される作動流体により蓄圧し、蓄圧された作動流体を前記駆動用モータに供給する蓄圧手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の流体圧回路。
  5. 前記1乃至4の何れか1つに記載の流体圧回路と、
    前記アクチュエータとを備えることを特徴とする建設機械。
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