JP5838882B2 - 電話端末および電子メールの表示方法 - Google Patents

電話端末および電子メールの表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子メール機能を備えた電話端末に関し、特に、この電話端末における電子メールの表示技術に関する。
特許文献1には、電子メールの添付ファイルを自動再生することで、ユーザの手間を軽減し、マンマシンインターフェースを向上させることが可能な電子メールシステムが開示されている。
この電子メールシステムにおいて、送信側のメール端末は、添付ファイルを自動再生する制御情報を、この添付ファイルが添付された電子メールに付加して送信し、受信側のメール端末は、受信した電子メールの添付ファイルを、この電子メールに付加されている制御情報に基づいて自動再生する。
特開2001−147871号公報
ところで、過去に受信した電子メールの内容について電話で確認、問合せをしたい場合がある。このような場合、通常は、確認、問合せをしたい電子メールの件名、送信日時等を電話で通話相手に連絡して、自分宛てに送信した電子メールのなかから、該当する電子メールを探してもらう必要がある。このため、通話相手の作業負担が大きい。なお、特許文献1に記載の技術を利用して、確認、問合せをしたい電子メールのメール本文を通話相手側で自動再生させることが可能である。しかし、この場合は、確認、問合せをしたい電子メールのメール本文が添付ファイルとして添付された電子メールを作成して、通話相手に送信しなければならず、自身の作業負担が大きい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、過去にやり取りした電子メールの内容を電話の通話相手と共有する際の利便性を向上させることが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、電子メール機能を有する電話端末間で同一の電子メールの内容を表示する。電話端末間に通話路が確立されている場合に、電子メールの内容を表示中の一方の電話端末が、この電子メールの識別情報の指定を伴うメール表示要求を、この電子メールの送信元あるいは送信先である他方の電話端末に送信し、他方の電話端末が、一方の電話端末より受信したメール表示要求で指定されている識別情報に対応付けられる電子メールを、過去に送受信した電子メールのなかから検索して表示する。
例えば、電子メール機能を有する電話端末であって、
電子メールアドレスと電話番号との対応関係が記憶されたアドレス情報記憶手段と、
通話状態において、表示中の電子メールに記述されている電子メールアドレスの選択操作が行われたならば、当該選択操作をメール表示指示として受け付けるメール表示指示受付手段と、
前記メール表示指示受付手段による前記メール表示指示の受付の際に選択された電子メールアドレスに対応付けられて前記アドレス情報記憶手段に記憶されている電話番号を検索する番号検索手段と、
前記メール表示指示受付手段により前記メール表示指示を受け付けた場合に、前記番号検索手段により検索された電話番号が前記通話中の相手端末の電話番号と一致するならば、前記表示中の電子メールから当該電子メールの識別情報を抽出し、一致しないならば、当該電子メールの識別情報を抽出することなく所定のエラー処理を実施する識別情報抽出手段と、
前記識別情報抽出手段により抽出された前記電子メールの識別情報の指定を伴うメール表示要求を通話中の相手端末に送信するメール表示要求手段と、
過去に送受信した電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、
前記相手端末から前記メール表示要求を受信した場合に、前記電子メール記憶手段から、当該メール表示要求で指定されている前記識別情報が付与された電子メールを検索するメール検索手段と、
前記メール検索手段により前記電子メールが検索された場合に、当該電子メールを表示するメール表示手段と、を有する。
本発明において、操作者は、電話端末に電子メールの内容を表示させながら通話している場合に、簡単な操作で、通話相手の電話端末に、この電子メールと同じ電子メールの内容を表示させることができる。したがって、過去にやり取りした電子メールの内容を電話の通話相手と共有する際の利便性を向上させることが可能となる。
図1(A)は、本発明の一実施の形態に係るIP電話端末1間において、非通話状態から同じ電子メールの内容を表示するまでの動作の流れを説明するためのシーケンス図であり、図1(B)は、本発明の一実施の形態に係る通話状態のIP電話端末1間において、同じ電子メールの内容を表示するまでの動作の流れを説明するためのシーケンス図である。 図2は、IP電話端末1の概略機能構成図である。 図3は、IP電話端末1が通話相手と電子メールの情報を共有するための動作を説明するためのフロー図である。
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
本実施の形態に係るIP電話端末1−1、1−2(以下、単にIP電話端末1とも称する)は、電子メール機能を有しており、一方のIP電話端末1の操作者の簡単な操作により、通話中に同じ電子メールの内容を表示して電子メールの情報を共有する。
図1は、本実施の形態に係るIP電話端末1−1、1−2間の動作を説明するためのシーケンスを示しており、図1(A)は、非通話状態からIP電話端末1−1、1−2間で同じ電子メールの内容を表示するまでの動作の流れを説明するためのシーケンス図、そして図1(B)は、通話状態からIP電話端末1−1、1−2間で同じ電子メールの内容を表示するまでの動作の流れを説明するためのシーケンス図である。
まず、図1(A)を用いて、非通話状態からIP電話端末1−1、1−2間で同じ電子メールの内容を表示するまでの動作の流れを説明する。
図示するように、IP電話端末1−1、1−2間が非通話状態において、IP電話端末1−2のディスプレイに電子メールの内容(ヘッダ、メール本文等の、電子メールに含まれている情報)が表示されているものとする(S100)。IP電話端末1−2は、操作者より、表示中の電子メールに記述されている電子メールアドレスの選択操作を受け付けると(S101)、電子メールアドレスに対応付けられて記憶された複数の電話番号のなかから、この選択された電子メールアドレスに対応する電話番号を検索する(S102)。そして、この電話番号を送信先番号とする接続要求メッセージをIP網2へ送信する。この接続要求メッセージは、IP網2を介して、この電話番号が付与されたIP電話端末1−1へ送信される(S103)。
つぎに、IP電話端末1−1は、IP電話端末1−2から受信した接続要求メッセージに対して操作者から応答操作を受け付けると(S104)、応答メッセージを返信する(S105)。これにより、IP網2を介してIP電話端末1−1、1−2間に通話路が確立される(S106)。
つぎに、IP電話端末1−2は、通話路が確立されたことを確認すると、表示中の電子メールから識別情報を抽出する(S107)。ここでは、電子メールのヘッダに記述されているメッセージID(Message−ID)を電子メールの識別情報として抽出する。それから、IP電話端末1−2は、抽出した識別情報の指定を伴うメール表示要求を生成し、このメール表示要求を、DTMF(Dual−Tone Multi−Frequency)信号に変換して通話路経由でIP電話端末1−1に送信する(S108)。
IP電話端末1−1は、通話路を介してIP電話端末1−2からメール表示要求を受信すると、IP電話端末1−1に保存されている、IP電話端末1−1が過去に送受信した電子メールのなかから、メール表示要求で指定された識別情報が付与されている電子メールを検索する(S109)。そして、検索した電子メールの内容を表示する(S110)。IP電話端末1−1は、メール表示要求で指定された識別情報が付与されている電子メールを検索したら、この電子メールの内容の表示に先立ち、この電子メールのヘッダに含まれる属性情報(メッセージID、送信先、送信元、件名、送信日時等)を表示し、IP電話端末1−1の操作者に表示許可を求めるようにしてもよい。以上により、通話中のIP電話端末1−1、1−2間において、同じ電子メールの内容が表示され、通話中の双方のIP電話端末の操作者間で共通の電子メールの情報が共有される。
その後、IP電話端末1−1の操作者あるいはIP電話端末1−2の操作者の終話操作によって、IP電話端末1−1、1−2間の通話路が切断されると(S111)、IP電話端末1−1、1−2は、電子メールの表示を終了する(S112、S113)。
つぎに、図1(B)を用いて、通話状態のIP電話端末1−1、1−2間で同じ電子メールの内容を表示するための動作の流れを説明する。
図示するように、IP網2を介してIP電話端末1−1、1−2間に通話路が確立され、IP電話端末1−1、1−2が通話状態にある場合において(S120)、IP電話端末1−1が、操作者より、表示する電子メールの選択操作を受け付けたものとする(S121)。これを受けて、IP電話端末1−1は、選択された電子メールの内容をディスプレイに表示する(S122)。
つぎに、IP電話端末1−1は、操作者より、表示中の電子メールに記述されている電子メールアドレスの選択操作を受け付けると(S123)、電子メールアドレスに対応付けられて記憶された複数の電話番号のなかから、この選択された電子メールアドレスに対応する電話番号を検索する(S124)。そして、この検索した電話番号が通話中のIP電話端末1−2の電話番号と一致することを確認したならば(S125)、表示中の電子メールから識別情報を抽出する(S126)。それから、IP電話端末1−1は、抽出した識別情報の指定を伴うメール表示要求を生成し、このメール表示要求を、DTMF信号に変換して通話路経由でIP電話端末1−2に送信する(S127)。
IP電話端末1−2は、通話路を介してIP電話端末1−1からメール表示要求を受信すると、IP電話端末1−2に保存されている、IP電話端末1−2が過去に送受信した電信メールのなかから、メール表示要求で指定された識別情報が付与されている電子メールを検索する(S128)。そして、検索した電子メールの内容をディスプレイに表示する(S129)。IP電話端末1−1は、メール表示要求で指定された識別情報が付与されている電子メールを検索したら、この電子メールの内容の表示に先立ち、この電子メールのヘッダに含まれる属性情報を表示し、IP電話端末1−2の操作者に表示許可を求めるようにしてもよい。以上により、通話中のIP電話端末1−1、1−2間において、同じ電子メールの内容が表示され、通話中の双方のIP電話端末の操作者間で共通の電子メールの情報が共有される。
その後、IP電話端末1−1の操作者あるいはIP電話端末1−2の操作者の終話操作によって、IP電話端末1−1、1−2間の通話路が切断されると(S130)、IP電話端末1−1、1−2は、電子メールの表示を終了する(S131、S132)。
つぎに、IP電話端末1の詳細を説明する。
図2は、IP電話端末1の概略機能構成図である。
図示するように、IP電話端末1は、IP網インターフェース部101と、通信制御部102と、マンマシンインターフェース部103と、IP電話処理部104と、メール処理部105と、メール保存部106と、アドレス情報記憶部107と、メール表示指示受付部108と、番号検索部109と、自動発信制御部110と、識別情報抽出部111と、メール表示要求送受信部112と、メール検索部113と、メール再送要求送受信部114と、を有する。
IP網インターフェース部101は、IP網2に接続するためのインターフェースである。
通信制御部102は、IP網2を介して他のIP電話端末1との通信を制御する。
マンマシンインターフェース部103は、ユーザが、電話および電子メールを含む各種機能に対する操作を行うためのインターフェースであり、図示していないが、ハンドセット、ダイヤルキー等の操作部、およびLCD、LED等の表示部を備える。
IP電話処理部104は、IP電話端末として動作するために必要な処理を行う。具体的には、SIP(Session Initiation Protocol)等の呼制御プロトコルに従い、IP網2経由で通話相手のIP電話端末1と呼制御メッセージをやり取りすることにより、通話路の確立・解放を実施する。また、RTP(Real−time Transport Protocol)等の伝送プロトコルに従い、マンマシンインターフェース部103を介してユーザにより音声入力された音声信号を通話データに符号化し、この通話データを通話路経由で通話相手のIP電話端末1に送信するとともに、通話相手のIP電話端末1から通話路経由で通話データを受信し、この通話データを、音声信号に復号してマンマシンインターフェース部103から音声出力する。
メール処理部105は、電子メールクライアントとして必要な処理を行う。具体的には、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)等のメール転送プロトコルに従いIP網2経由で通話相手のIP電話端末1に電子メールを送信する。また、POP3(Post Office Protocol Version 3)等のメール転送プロトコルに従いIP網2経由で通話相手のIP電話端末1から電子メールを受信する。また、操作者の指示に従い電子メールの閲覧、作成、保存等の処理を行う。
メール保存部106には、過去に送受信した電子メールが記憶される。
アドレス情報記憶部107には、通話相手となるIP電話端末1毎に、このIP電話端末1に付与された電話番号および電子メールアドレスが互いに対応付けられて記憶されている。
メール表示指示受付部108は、マンマシンインターフェース部103を介して操作者から、自IP電話端末1が表示中の電子メールを通話相手のIP電話端末1に表示させる旨の指示であるメール表示指示を受け付ける。本実施の形態では、マンマシンインターフェース部103に表示中の電子メールに記述されている送信先あるいは送信元の電子メールアドレスの選択操作が操作者によって行われた場合に、操作者からメール表示指示を受け付けたものと判断している。
番号検索部109は、アドレス情報記憶部107を参照して、メール表示指示受付部108でメール表示指示を受け付けた際に選択された電子メールアドレスに対応付けられている電話番号を検索する。そして、IP電話処理部104を参照し、現在、通話路が確立されていない状態(非通話状態)ならば、この検索した電話番号を自動発信制御部110に渡し、その後、通話路が確立されたならば、識別情報抽出部111に対して識別情報の抽出を指示する。一方、現在、通話路が確立されている状態(通話状態)ならば、この検索した電話番号と通話相手のIP電話端末1の電話番号とが一致するか否かを判断し、一致するならば、識別情報抽出部111に対して識別情報の抽出を指示する。
自動発信制御部110は、番号検索部109から受け取った電話番号へ発信するようにIP電話処理部104を制御する。
識別情報抽出部111は、メール処理部105から、マンマシンインターフェース部103に表示中の電子メールを取得し、この電子メールから識別情報を抽出する。本実施の形態では、電子メールのヘッダに記述されているメッセージIDを識別情報として抽出する。
メール表示要求送受信部112は、識別情報抽出部111により抽出された電子メールの識別情報の指定を伴うメール表示要求を生成し、これをDTMF信号に変換する。そして、IP電話処理部104を制御し、確立されている通話路を介して通話相手のIP電話端末1に、このDTMF信号に変換されたメール表示要求を送信する。また、メール表示要求送受信部112は、確立されている通話路を介して通話相手のIP電話端末1から受信したDTMF信号をメール表示要求に復元し、この復元したメール表示要求で指定されている電子メールの識別情報をメール検索部113に渡す。
メール検索部113は、メール表示要求送受信部112から受け取った識別情報により特定される電子メールをメール保存部106から検索する。そして、メール処理部105を制御し、検索した電子メールの内容をマンマシンインターフェース部103に表示する。ここで、メール表示要求送受信部112から受信した識別情報により特定される電子メールがメール保存部106に記憶されていない場合、メール検索部113は、メール再送要求送受信部114にメール再送要求を指示する。
メール再送要求送受信部114は、メール検索部113より受け付けたメール再送要求の指示に従い、自IP電話端末1の電子メールアドレスの指定を伴うメール再送要求を生成し、これをDTMF信号に変換する。そして、IP電話処理部104を制御し、確立されている通話路を介して通話相手のIP電話端末1に、このDTMF信号に変換されたメール再送要求を送信する。また、メール再送要求送受信部114は、確立されている通話路を介して通話相手のIP電話端末1から受信したDTMF信号をメール再送要求に復元する。そして、メール処理部105を制御し、マンマシンインターフェース部103で表示中の電子メールを、このメール再送要求で指定されている電子メールアドレスにより特定される通話相手のIP電話端末1に送信する。
図3は、IP電話端末1が通話相手と電子メールの情報を共有するための動作を説明するためのフロー図である。なお、本フローはIP電話端末1の電源が投入され、ユーザの操作によってIP電話端末1が電子メールをマンマシンインターフェース部103の表示部に表示している状態、またはユーザがマンマシンインターフェース部103のハンドセットを用いて通話相手と通話中の状態から開始する(S200、S230)。
マンマシンインターフェース部103に電子メールが表示されている状態において(S200でYES)、操作者が、この表示中の電子メールに記述されている電子メールアドレスを選択すると、メール表示指示受付部108は、これを、操作者によるメール表示指示として受け付ける(S201でYES)。そして、選択された電子メールアドレスを番号検索部109に通知する。
これを受けて、番号検索部109は、IP電話処理部104により通話路が確立され、通話中であるか否かを判断する(S202)。通話中でないならば(S202でNO)、S203に進み、通話中ならば(S202でYES)、S220に進む。
S203において、番号検索部109は、アドレス情報記憶部107を参照し、メール表示指示受付部108より受け取った電子メールアドレスに対応付けられている電話番号を検索する。そして、この電話番号を自動発信制御部110に渡す。これを受けて、自動発信制御部110は、IP電話処理部104を制御し、この電話番号へ発信して、この電話番号が付与された通話相手のIP電話端末1との間に通話路を確立する(S204)。
それから、番号検索部109は、識別情報抽出部111に電子メールの識別情報の抽出を指示する。これを受けて、識別情報抽出部111は、メール処理部105からマンマシンインターフェース部103で表示中の電子メールを取得し、この電子メールのヘッダからメッセージIDを抽出する(S205)。そして、このメッセージIDを電子メールの識別情報としてメール表示要求送受信部112に渡す。
これを受けて、メール表示要求送受信部112は、この識別情報の指定を伴うメール表示要求を生成し、これをDTMF信号に変換する。そして、IP電話処理部104を制御し、確立中の通話路を介して通話相手のIP電話端末1に、このDTMF信号に変換されたメール表示要求を送信する(S206)。
その後、メール再送要求送受信部114は、確立中の通話路を介して通話相手のIP電話端末1からメール再送要求のDTMF信号を受信したならば(S207でYES)、メール処理部105を制御し、マンマシンインターフェース部103で表示中の電子メールを、このメール再送要求で指定されている電子メールアドレスにより特定される通話相手のIP電話端末1に送信する(S208)。
また、メール処理部105は、IP電話処理部104により通話路が切断され、通話が終了したならば(S209でYES)、マンマシンインターフェース部103で表示中の電子メールを閉じて、電子メールの内容表示を終了する(S210)。それから、S200に戻る。
一方、S220において、番号検索部109は、アドレス情報記憶部107を参照し、メール表示指示受付部108より受け取った電子メールアドレスに対応付けられている電話番号を検索する。そして、IP電話処理部104から通話相手のIP電話端末1の電話番号を入手し、この電話番号が、検索した電話番号と一致するか否かを判断する(S221)。
両者が一致しない場合(S221でNO)、番号検索部109は、マンマシンインターフェース部103にエラーメッセージを表示する等の所定のエラー処理を実施し、その後、S200に戻る。
一方、両者が一致する場合(S221でYES)、番号検索部109は、識別情報抽出部111に電子メールの識別情報の抽出を指示する。これを受けて、識別情報抽出部111は、メール処理部105からマンマシンインターフェース部103で表示中の電子メールを取得し、この電子メールのヘッダからメッセージIDを抽出する(S222)。そして、このメッセージIDを電子メールの識別情報としてメール表示要求送受信部112に渡す。
これを受けて、メール表示要求送受信部112は、この識別情報の指定を伴うメール表示要求を生成し、これをDTMF信号に変換する。そして、IP電話処理部104を制御し、確立中の通話路を介して通話相手のIP電話端末1に、このDTMF信号に変換されたメール表示要求を送信する(S223)。
その後、メール再送要求送受信部114は、確立中の通話路を介して通話相手のIP電話端末1からメール再送要求のDTMF信号を受信したならば(S224でYES)、メール処理部105を制御し、マンマシンインターフェース部103で表示中の電子メールを、このメール再送要求で指定されている電子メールアドレスにより特定される通話相手のIP電話端末1に送信する(S225)。
また、メール処理部105は、IP電話処理部104により通話路が切断され、通話が終了したならば(S226でYES)、マンマシンインターフェース部103で表示中の電子メールを閉じて、電子メールの内容表示を終了する(S210)。それから、S200に戻る。
一方、メール表示要求送受信部112は、マンマシンインターフェース部103に電子メールが表示されていない状態であり(S200でNO)、かつIP電話処理部104により通話路が確立され、通話中である状態において(S230でYES)、この通話路を介して通話相手のIP電話端末1からメール表示要求のDTMF信号を受信すると(S231でYES)、このメール表示要求で指定されている電子メールの識別情報をメール検索部113に渡す。
これを受けて、メール検索部113は、メール保存部106を参照し、メール表示要求送受信部112から受け取った識別情報により特定される電子メールを検索する(S232)。そして、該当する電子メールを検索できたならば(S233でYES)、メール処理部105を制御し、例えば操作者の表示許可の入力後に、この電子メールの内容をマンマシンインターフェース部103に表示する(S234)。一方、該当する電子メールがメール保存部106に記憶されていないならば(S233でNO)、メール再送要求送受信部114に、メール表示要求送受信部112から受け取った識別情報を渡して、メール再送要求を指示する。
これを受けて、メール再送要求送受信部114は、自IP電話端末1の電子メールアドレスの指定、および、メール検索部113から受け取った識別情報の指定を伴うメール再送要求を生成し、これをDTMF信号に変換する。そして、IP電話処理部104を制御し、確立されている通話路を介して通話相手のIP電話端末1に、このDTMF信号に変換されたメール再送要求を送信する(S235)。その後、メール処理部105は、メール表示要求で指定されていた電子メールを受信して、例えば操作者の表示許可の入力後に、この電子メールの内容をマンマシンインターフェース部103に表示する(S236)。
また、メール処理部105は、IP電話処理部104により通話路が切断され、通話が終了したならば(S237でYES)、マンマシンインターフェース部103で表示中の電子メールを閉じて、電子メールの内容表示を終了する(S210)。それから、S200に戻る。
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
本実施の形態では、通話路が確立されているIP電話端末1間において、電子メールを表示中の一方のIP電話端末1が、この電子メールの識別情報の指定を伴うメール表示要求を、この電子メールの送信元あるいは送信先である他方のIP電話端末1に送信し、他方のIP電話端末1が、一方のIP電話端末1より受信したメール表示要求で指定されている識別情報に対応付けられている電子メールを、過去に送受信した電子メールのなかから検索して表示する。このため、操作者は、IP電話端末1に電子メールを表示させながら通話している場合に、表示中の電子メールに記述されている電子メールアドレスの選択操作といった簡単な操作によりメール表示指示を入力することで、通話相手のIP電話端末1に、同じ電子メールの内容を表示させることができる。しがたって、過去にやり取りした電子メールの内容を電話の通話相手と共有する際の利便性を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態において、IP電話端末1は、非通話状態において、表示中の電子メールに記述されている電子メールアドレスの選択操作が行われた場合、この電子メールアドレスに対応付けられて予め記憶されている電話番号を検索し、この検索された電話番号へ自動発信する。そして、この電話番号により特定されるIP電話端末1との間に通話路が確立されたならば、表示中の電子メールの識別情報の指定を伴うメール表示要求を通話相手のIP電話端末1に送信する。このため、表示中の電子メールの電子メールアドレスの選択操作という簡単な操作によって、この電子メールアドレスが付与されたIP電話端末1との間に通話路を確立し、かつこのIP電話端末1に、自IP電話端末1で表示中の電子メールの内容を表示させることができる。したがって、過去にやり取りした電子メールの内容を電話の通話相手と共有する際の利便性をさらに向上させることが可能となる。
また、本実施の形態において、IP電話端末1は、通話状態において、表示中の電子メールに記述されている電子メールアドレスの選択操作が行われた場合、この電子メールアドレスに対応付けられて予め記憶されている電話番号を検索し、この検索した電話番号が通話相手のIP電話端末1の電話番号と一致するか否かを調べる。そして、両者が一致するならば、表示中の電子メールの識別情報の指定を伴うメール表示要求を通話相手のIP電話端末1に送信する。このため、通話相手のIP電話端末1に対して、間違った電子メール(通話相手のIP電話端末1以外を送信先あるいは送信元とする電子メール)の表示を要求する事態が発生するのを防止することができる。
また、本実施の形態において、IP電話端末1は、通話相手のIP電話端末1より受信したメール表示要求で指定された識別情報に対応付けられている電子メールが既に削除されて保存されていない場合に、通話相手のIP電話端末1にメール再送要求を送信して、通話相手のIP電話端末1からその電子メールを受信して内容を表示する。また、IP電話端末1は、通話相手のIP電話端末1からメール再送要求を受信した場合に、自IP電話端末1で表示中の電子メールを通話相手のIP電話端末1に送信する。このため、IP電話端末1は、通話相手のIP電話端末1に、自IP電話端末1で表示中の電子メールをより確実に表示させることが可能となる。
また、本実施の形態において、IP電話端末1は、通話路を介して通話相手のIP電話端末1とメール表示要求およびメール再送要求をやり取りするので、通話状態にあるIP電話端末1間で迅速かつ確実にメール表示要求およびメール再送要求をやり取りすることができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態において、IP電話端末1は、通話路を介して通話相手のIP電話端末1とメール表示要求およびメール再送要求をやり取りしている。しかし、本発明はこれに限定されない。互いのIPアドレスを把握できているならば、通話路を介さないでメール表示要求およびメール再送要求をやり取りするようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、電子メールの識別情報として、電子メールのヘッダに記述されているメッセージIDを使用しているが、本発明はこれに限定されない。電子メールの識別情報は、電子メールを一意に識別できるものであればよく、例えば、電子メールのヘッダに記述されている送信先アドレス、送信元アドレス、および送信日時の組合せを電子メールの識別情報として用いてもよい。
また、上記の実施の形態において、図3に示すIP電話端末1の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびNIC(Network Interface Card)、モデム等の通信インターフェースを備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
また、上記の実施の形態では、本発明をIP電話端末1に適用した場合を例にとり説明しているが、本発明はこれに限定されない。本発明は、携帯電話端末等の様々な電話端末に広く適用可能である。
1、1−1、1−2:IP電話端末、 2:IP網、 101:IP網インターフェース部、 102:通信制御部、 103:マンマシンインターフェース部、 104:IP電話処理部、 105:メール処理部、 106:メール保存部、 107:アドレス情報記憶部、 108:メール表示指示受付部、 109:番号検索部、 110:自動発信制御部、 111:識別情報抽出部、 112:メール表示要求送受信部、 113:メール検索部、 114:メール再送要求送受信部

Claims (4)

  1. 電子メール機能を有する電話端末であって、
    電子メールアドレスと電話番号との対応関係が記憶されたアドレス情報記憶手段と、
    通話状態において、表示中の電子メールに記述されている電子メールアドレスの選択操作が行われたならば、当該選択操作をメール表示指示として受け付けるメール表示指示受付手段と、
    前記メール表示指示受付手段による前記メール表示指示の受付の際に選択された電子メールアドレスに対応付けられて前記アドレス情報記憶手段に記憶されている電話番号を検索する番号検索手段と、
    前記メール表示指示受付手段により前記メール表示指示を受け付けた場合に、前記番号検索手段により検索された電話番号が前記通話中の相手端末の電話番号と一致するならば、前記表示中の電子メールから当該電子メールの識別情報を抽出し、一致しないならば、当該電子メールの識別情報を抽出することなく所定のエラー処理を実施する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段により抽出された前記電子メールの識別情報の指定を伴うメール表示要求を通話中の相手端末に送信するメール表示要求手段と、
    過去に送受信した電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、
    前記相手端末から前記メール表示要求を受信した場合に、前記電子メール記憶手段から、当該メール表示要求で指定されている前記識別情報が付与された電子メールを検索するメール検索手段と、
    前記メール検索手段により前記電子メールが検索された場合に、当該電子メールを表示するメール表示手段と、を有する
    ことを特徴とする電話端末。
  2. 請求項に記載の電話端末であって、
    前記メール検索手段により、前記メール表示要求で指定されている前記識別情報が付与された電子メールを、前記電子メール記憶手段から検索できなかった場合に、当該メール表示要求の送信元である前記相手端末にメール再送要求を送信して、前記相手端末から電子メールを受信するメール再送要求手段と、
    前記メール表示要求手段により前記メール表示要求を送信した場合に、当該メール表示要求の送信先である前記相手端末から前記メール再送要求を受信したならば、前記表示中の電子メールを前記相手端末に送信するメール再送手段と、をさらに有し、
    前記メール表示手段は、
    前記メール再送要求手段により前記相手端末から前記電子メールを受信した場合に、当該電子メールを表示する
    ことを特徴とする電話端末。
  3. 請求項1または2に記載の電話端末であって、
    前記メール表示要求手段は、
    前記相手端末との間に確立されている通話路を介して前記メール表示要求を当該相手端末に送信する
    ことを特徴とする電話端末。
  4. 電子メール機能を有する電話端末間で同一の電子メールを表示する電子メールの表示方法であって
    一方が電子メールを表示中の前記電話端末間に通話路が確立されている場合において
    電子メールを表示中の一方の電話端末当該電子メールに記述されている電子メールアドレスの選択操作を受け付けた場合に、当該選択された電子メールアドレスに対応付けられて予め記憶されている電話番号が通話相手である他方の電話端末の電話番号と一致するならば、当該電子メールの識別情報の指定を伴うメール表示要求を前記他方の電話端末に送信し、一致しないならば、前記メール表示要求を前記他方の電話端末に送信することなく所定のエラー処理を実施し
    前記他方の電話端末は、前記一方の電話端末より前記メール表示要求を受信した場合に、当該メール表示要求で指定されている識別情報に対応付けられている電子メールを、過去に送受信した電子メールのなかから検索して表示する
    ことを特徴とする電子メール表示方法。
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