JP5838776B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

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Description

この発明は、各種車両に搭載される内燃機関用点火装置に関する。
従来より内燃機関用点火装置(イグナイタと称す)は、点火コイルをIGBTなどのトランジスタで駆動し、その通電制御や内部状態(点火動作)の出力機能などを有したスイッチング制御回路と組み合わせたハイブリッドIC(HyIC)タイプ、或いは両者を同一半導体チップ内に組み込んだワンチップタイプ、或いはスイッチング制御回路をIC化してIGBTチップと組み合わせたマルチチップタイプで構成されることが多い。
その様なイグナイタの内部回路構成例として、特許文献1および特許文献2に示す構成が知られている。
イグナイタの内部状態を示す出力機能として、トランジスタに流れる電流(点火コイルの通電状態)を検出して出力する例を、図11のブロック図を使って説明する。この図では、イグナイタ1、電子制御ユニット2(ECU)、点火コイル3、点火プラグ4および電源バッテリー5(VB)のそれぞれの接続関係を示す。
前記のイグナイタ1の各端子において、グランド端子Gは接地電位(0V)となり、スイッチング入力端子Sの電圧はVs、コイル電流検出用の出力端子Fの電圧はVfo、バッテリー端子Bの電圧はVB、コイル駆動端子Cを流れる一次電流はIcである。この出力端子Fは、一次電流Icが確実に流れているかを診断するための電圧Vfo(Lレベルの電圧パルス)を発生させるための端子である。
イグナイタ1は、スイッチング制御回路11、コイル駆動用トランジスタであるセンスIGBT12、抵抗13、F出力トランジスタであるMOSFET14、コンパレータ15,16、エクスクルシブOR回路17で構成される。F出力トランジスタとは、出力端子Fから電圧Vfoを出力するためのトランジスタのことである。
図12はイグナイタ1の動作を説明する各部の電圧・電流波形である。図11、図12を使って概略動作を説明する。電源バッテリー5によって動作するスイッチング制御回路11に電子制御ユニット2からスイッチング入力端子Sにコイル駆動を指示する信号電圧である電圧Vsが印加される。そうすると、スイッチング制御回路11から出力される出力電圧Vg(ゲート電圧)でセンスIGBT12をオン駆動して点火コイル3に一次電流Icが流れる。
一次電流Icの数%以下の電流を出力するセンスIGBT12のセンス端子12aに抵抗13(センス抵抗と称することもある)が接続されているのでセンス電圧Vsnsが発生する。そのセンス電圧Vsnsをコンパレータ15、16を使ってそれぞれ基準電圧VH、VLと比較する。
前記のセンス電圧Vsnsが基準電圧VL未満では、コンパレータ15,16の出力信号は共にLレベルでありエクスクルシブルOR回路17の出力信号はLレベルとなる。そのため、F出力トランジスタであるMOSFET14はオフ状態となり、出力端子Fの電圧VfoはHレベルとなる。またセンス電圧Vsnsが基準電圧VLと基準電圧VHの間にある場合はコンパレータ16の出力信号はHレベルとなり、コンパレータ15の出力信号はLレベルとなる。そのため、エクスクルシブルOR回路17の出力信号はHレベルとなり、F出力トランジスタであるMOSFET14はオン状態となり、出力端子(F端子)の電圧VfoはLレベルとなる。さらに、センス電圧Vsnsが基準電圧VHを超えると、コンパレータ15,16の出力信号は共にHレベルとなる。そのため、エクスクルシブルOR回路17の出力信号はLレベルとなり、MOSFET14はオフ状態に戻り、出力端子Fの電圧VfoはHレベルに戻る。
一次電流Icの立ち上がり期間、つまりセンス電圧Vsnsの立ち上がり期間でF出力トランジスタであるMOSFET14がオンすることで、出力端子Fの電圧VfoはLレベルの電圧パルスが生成し、MOSFET14がオフすることでHレベルの電圧が出力される。このLレベルの電圧パルス、つまり出力端子Fの電圧VfoがLレベルの電圧パルスになることで、電子制御ユニット2は、一次電流Icの発生を認識して、イグナイタ1の点火タイミングを診断し、点火プラグを点火させる。
この点火タイミングの診断を高精度に行なうためには、出力端子Fの電圧Vfoの落ち込み期間、つまり、Lレベルの電圧パルスのパルス幅Wを高精度にする必要がある。
前記のスイッチング制御回路11は、センスIGBT12のスイッチング制御機能の他に、ノイズ除去用のディレイ制御機能や、センス電圧Vsnsを使ってVgのレベルを低下させて一次電流Icをクランプ(図12の波形)し点火コイル3の焼損を防ぐ機能、Vs印加時間を監視し一定時間経過後に遮断するタイマー機能、などを有している。このVsが遮断されることで点火プラグの点火が行なわれる。
前記の出力端子Fの電圧Vfoの電圧パルスを受けて、電子制御ユニット2から出力されるスイッチング入力端子Sの電圧Vsの期間を制御しているので、点火プラグ4の点火を高精度で行なうためには、出力端子Fの電圧Vfoの電圧パルスのパルス幅Wには高い精度が要求される。
また、センスIGBT12を使用せず、3端子(コレクタ・エミッタ・ゲート)の通常のIGBTを使う場合は、エミッタ端子とグランド端子間に低インピーダンスの抵抗を接続して、同様にセンス電圧Vsnsを生成し、同様の制御ができる。
さらに、特許文献3には、イグナイタについて、電気信号を検出する際のノイズによる誤動作を防止する方法として検出しきい値にヒステリシスをもたせる方法が開示されている。
特開平11−201013公報 図1 特開2008−2392号公報 図2 特開平1−104980号公報
前記の図11に示すように、イグナイタ1の内部回路はグランド端子Gを基準に動作している。内部回路の過渡電流がグランド端子Gとの間を流れ、その間のインピーダンス成分によって生じる過渡電圧によって、スイッチング制御回路11、抵抗13、コンパレータ15、16の基準電位も変動することがある。
この基準電位の変動はそのままグランド端子Gを基準にして観測した回路各部の信号線においてもノイズ成分として重畳する。
この基準電圧を変動させる大きな要因として、F出力トランジスタであるMOSFET14のオン・オフ動作がある。このMOSFET14がオンすると制御電源VCCから数100Ωの低い抵抗値の抵抗を介してグランド端子Gに大きな電流が流れる。制御電源VCCとグランドの間には浮遊インダクタンスと浮遊容量があるためMOSFET14のオン・オフでグランド端子Gの電位が変動しグランド電位にノイズ成分が重畳する。グランド電位にノイズ成分が重畳されることで、図12のようなセンス電圧Vsns'の波形が現れる。そうすると、基準電圧VH、VLとの比較動作によって、コンパレータ15、16の出力からはチャタリング状のパルスノイズが発生する。
このチャタリング状のパルスノイズが発生すると、このパルスノイズがエクスクルシブOR回路17、F出力トランジスタであるMOSFET14を伝達して、図12のような出力端子の電圧Vfo'の波形になる。そうすると、Lレベルの電圧パルスが出力される前後の立ち下がり、立ち上がりエッジ部においてLレベルの電圧パルスにチャタリング状のパルスノイズが発生する。このパルスノイズが重畳されると、Lレベルの電圧パルス(Lowパルス)の落ち込み期間(パルス幅W)がパルス幅W'に狭まる。この狭いパルス幅W'の電圧パルスが電子制御ユニット2に入力されると、電子制御ユニット2はイグナイタ1の点火タイミングを誤って診断して、点火プラグは高精度な点火が行なわれなくなる。つまり、点火タイミングについて電子制御ユニット2による誤診断が発生する。
前記の特許文献1〜3には、点火コイルに通電する電流がオン・オフ制御され、点火状態を外部に出力する出力端子を備えた内燃機関用点火装置において、前記点火コイルに流れる電流の立ち上がり時に重畳されるノイズが発生した場合でも、ヒステリシス特性を有する比較手段(ヒステリシスコンパレータ)を用いることで点火タイミングの誤診断を防止することについては記載されていない。
この発明の目的は、前記の課題を解決して、点火コイルに流れる電流の立ち上がり時に重畳されるノイズが発生した場合でも点火タイミングを正しく高精度に診断して、点火を高精度に行なうことができる内燃機関用点火装置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明によれば、点火コイルに通電する電流を制御信号を受けてスイッチング素子によりオン・オフ制御し、前記点火コイルの点火状態を外部に出力する出力端子を備えた内燃機関用点火装置において、前記電流を電圧に変換する電圧変換手段と、ここで前記変換された電圧をセンス電圧と呼び、立ち上がり時の前記センス電圧を検出する第1検出基準電圧と該第1の検出基準電圧より低い電圧の第1復帰基準電圧の二つの基準電圧を有し前記センス電圧と前記二つの基準電圧のそれぞれと比較して第1出力信号を出力するヒステリシス特性を有する第1比較手段と、立ち上がり時の前記センス電圧を検出する第2検出基準電圧と該第2の検出基準電圧より低く前記第1検出基準電圧より高い電圧の第2復帰基準電圧の二つの基準電圧を有し前記センス電圧と前記二つの基準電圧のそれぞれと比較して第2出力信号を出力するヒステリシス特性を有する第2比較手段と、前記第1比較手段から出力される前記第1出力信号と前記第2比較手段から出力される第2出力信号が共に入力され第3出力信号を出力する出力手段と、該出力手段から出力される第3出力信号によって前記出力端子の電圧オン・オフを制御するスイッチ手段と、を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記第1比較手段が第1ヒステリシスコンパレータからなり、該第1ヒステリシスコンパレータが、第1コンパレータと、該第1コンパレータの出力が入力される第1インバータと、該第1インバータの出力が入力される第2インバータと、前記第1検出基準電圧を前記第1コンパレータのマイナス端子に接続する第1アナログスイッチと、前記第1復帰基準電圧を前記第1コンパレータのマイナス端子に接続する第2アナログスイッチとをそれぞれ有し、前記第1コンパレータのプラス端子に前記センス電圧を入力し、前記第1インバータの出力信号で前記第1アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第2インバータの出力信号で前記第2アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第1アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第2アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧が前記第1復帰基準電圧より低い時に前記第1のアナログスイッチはオン状態であるとよい。
また、特許請求の範囲の請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記第2比較手段が第2ヒステリシスコンパレータからなり、該第2ヒステリシスコンパレータが、第2コンパレータと、該第2コンパレータの出力が入力される第3インバータと、該第3インバータの出力が入力される第4インバータと、前記第2検出基準電圧を前記第2コンパレータのマイナス端子に接続する第3アナログスイッチと、前記第2復帰基準電圧を前記第2コンパレータのマイナス端子に接続する第4アナログスイッチとをそれぞれ有し、前記第2コンパレータのプラス端子に前記センス電圧を入力し、前記第3インバータの出力信号で前記第3アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第4インバータの出力信号で前記第4アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第3アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第4アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧が前記第2復帰基準電圧より低い時に前記第3のアナログスイッチはオン状態であるとよい。
また、特許請求の範囲の請求項4に記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、前記電圧変換手段が抵抗であり、前記出力手段が前記第1比較手段から出力される前記第1出力信号と前記第2比較手段から出力される前記第2出力信号の排他的論理和を出力するエクスクルシブOR回路であり、前記スイッチ手段がMOSFETであるとよい。
また、特許請求の範囲の請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記第1および第2比較手段が、第1および第2ヒステリシスコンパレータからなり、前記第1ヒステリシスコンパレータが、第1コンパレータと、該第1コンパレータの出力信号が入力される第1インバータと、該第1インバータの出力信号が入力される第2インバータと、前記第1検出基準電圧を前記第1コンパレータのマイナス端子に接続する第1アナログスイッチと、前記第1復帰基準電圧を前記第1コンパレータのマイナス端子に接続する第2アナログスイッチと、前記第2ヒステリシスコンパレータが、第2コンパレータと、該第2コンパレータの出力信号が入力される第3インバータと、該第3インバータの出力信号が入力される第4インバータと、前記第2検出基準電圧を前記第2コンパレータのマイナス端子に接続する第3アナログスイッチと、前記第2復帰基準電圧を前記第2コンパレータのマイナス端子に接続する第4アナログスイッチと、をそれぞれ有し、前記第1コンパレータのプラス端子に前記センス電圧を入力し、前記第1インバータの出力信号で前記第1アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第2インバータの出力信号で前記第2アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第1アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第2アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧が前記第1復帰基準電圧より低い時に前記第1のアナログスイッチはオン状態であり、前記第2コンパレータのプラス端子に前記センス電圧を入力し、前記第3インバータの出力信号で前記第3アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第4インバータの出力信号で前記第4アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第3アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第4アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧が前記第2復帰基準電圧より低い時に前記第3のアナログスイッチはオン状態であり、前記第1検出基準電圧と前記第2復帰基準電圧を同一にするとよい。
また、特許請求の範囲の請求項6に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記第2比較手段が前記請求項3に記載の第2比較手段であり、前記第1比較手段が、二つのマイナス入力を切り替えて比較に使う反転入力切替型コンパレータと、該反転入力切替型コンパレータに切替信号を送信し、前記第2ヒステリシスコンパレータの出力信号と前記反転入力切替型コンパレータの出力信号が共に入力され、前記点火コイルの電流を制御するスイッチング素子をオン・オフさせる制御信号と同期する信号が入力される反転入力切替制御回路からなり、前記反転入力切替型コンパレータの検出基準電圧が前記第1検出基準電圧であり、前記反転入力切替型コンパレータの復帰基準電圧がグランド電位であるとよい。
また、特許請求の範囲の請求項7に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記第2比較手段が前記請求項3に記載の第2比較手段であり、前記第1比較手段が前記請求項6に記載の第1比較手段であり、前記第1比較手段を構成する前記反転入力切替型コンパレータの検出基準電圧と前記第2ヒステリシスコンパレータの前記第2復帰基準電圧を同一にし、前記反転入力切替型コンパレータの前記復帰基準電圧をグランド電位にするとよい。
また、特許請求の範囲の請求項8に記載の発明によれば、請求項6または7に記載の発明において、前記反転入力切替型コンパレータが、第3コンパレータと、該第3コンパレータの出力信号が入力される第5インバータと、該第5インバータの出力信号が入力される第6インバータと、前記第1検出基準電圧を前記第3コンパレータのマイナス端子に接続する第5アナログスイッチと、前記第1復帰基準電圧を前記第3コンパレータのマイナス端子に接続する第6アナログスイッチとをそれぞれ有し、前記第3コンパレータのプラス端子に前記センス電圧を入力し、前記反転入力切替制御回路の出力信号で前記第5アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記反転入力切替制御回路の出力信号を第7インバータによって反転した信号で前記第6アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第5アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第6アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧がグランド電位である時に前記第5のアナログスイッチはオン状態であるとよい。
また、特許請求の範囲の請求項9に記載の発明によれば、請求項6乃至8に記載の発明において、前記反転入力切替制御回路が、インバータ回路、AND回路およびOR回路からなる論理回路であるとよい。
また、特許請求の範囲の請求項10に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記第1比較手段が、第3ヒステリシスコンパレータからなり、該第3ヒステリシスコンパレータが、第4コンパレータと、該第4コンパレータの出力信号が入力される第7インバータと、該第7インバータの出力信号が入力される第8インバータと、前記第1検出基準電圧を前記第4コンパレータのプラス端子に接続する第7アナログスイッチと、前記第2復帰基準電圧を前記第4コンパレータのプラス端子に接続する第8アナログスイッチとをそれぞれ有し、前記第4コンパレータのマイナス端子に前記センス電圧を入力し、前記第8インバータの出力信号で前記第7アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第7インバータの出力信号で前記第8アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第7アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第8アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧が前記第2復帰基準電圧より低い時に前記第7アナログスイッチはオン状態であり、前記出力手段が、NOR回路であるとよい。
この発明によれば、コイル電流など内部状態を検出するための出力端子Fを備えた内燃機関用点火装置(イグナイタ)において、コイル電流(センス電圧)の立ち上がり時にノイズが重畳されても、ヒステリシス特性を有する比較手段(ヒステリシスコンパレータ)を用いることによって、出力端子Fの電圧Vfo(Lレベルの電圧パルス)の立ち下がり、立ち上がりエッジ部に、チャタリング状のパルスノイズが発生するのを防止できる。そのため、ノイズの影響を受けずに電子制御ユニットに正しいLレベルの電圧パルス(高精度なパルス幅)が伝達されて、点火タイミングを正しく高精度に診断することができる。
この発明の第1実施例の内燃機関用点火装置のブロック図である。 ヒステリシスコンパレータ15a,16aの内部回路と入出力伝達特性を示し、(a)はヒステリシスコンパレータ15a、16aの内部回路図、(b)はその入出力伝達特性図である。 図1の動作を説明する各部の電圧・電流波形図である。 この発明の第2実施例の内燃機関用点火装置のブロック図である。 図4の内燃機関用点火装置の動作波形図である。 この発明の第3実施例の内燃機関用点火装置のブロック図である。 反転入力切替型コンパレータ19の内部回路と入出力動作波形を示し、(a)は内部回路図、(b)はその入出力動作波形の代表例を示す図である。 図6の動作を説明する各部の電圧・電流波形図である。 この発明の第4実施例の内燃機関用点火装置のブロック図である。 図9の内燃機関用点火装置の動作波形図である。 従来の内燃機関用点火装置のブロック図である。 図11の内燃機関用点火装置の動作波形図である。 反転入力切替制御回路18の内部回路図である。 この発明の第5実施例の内燃機関用点火装置のブロック図である。 ヒステリシスコンパレータ16bの内部回路と入出力伝達特性を示し、(a)はヒステリシスコンパレータ16bの内部回路図、(b)はその入出力伝達特性図である。
実施の形態を以下の実施例で説明する。以下の説明では従来技術と同様の部分については説明を簡略にし本発明に関する技術的内容を詳しく説明する。
<実施例1>
図1は、この発明の第1実施例の内燃機関用点火装置のブロック図である。内燃機関用点火装置(イグナイタ)1aは、図11のコンパレータ15、16をそれぞれヒステリシスコンパレータ15a、16aに置き換えた構成で、それ以外の要素は図11と同じものである。
ヒステリシスコンパレータ15aはセンス電圧Vsnsの立ち上がり領域の高い電圧領域でのチャタリング状のパルスノイズを防止し、ヒステリシスコンパレータ16aはセンス電圧Vsnsの立ち上がり領域の低い電圧領域でのチャタリング状のパルスノイズを防止する。ヒステリシスコンパレータ15aの検出側レベルは検出基準電圧VH、復帰側レベルは復帰基準電圧VHLである。また、ヒステリシスコンパレータ16aの検出側レベルは検出基準電圧VL、復帰側レベルは復帰基準電圧VLLである。これらの大小関係は、検出基準電圧VH>復帰基準電圧VHL>検出基準電圧VL>復帰基準電圧VLLである。尚、ヒステリシスコンパレータとは検出基準電圧とこの検出基準電圧より低い電圧の復帰基準電圧を持ちヒステリシス特性を有するコンパレータのことである。また、センス電圧Vsnsや各基準電圧はグランド電位を基準とした電圧である。
図2は、ヒステリシスコンパレータ15a,16aの内部回路と入出力伝達特性を示し、同図(a)はヒステリシスコンパレータ15a、16aの内部回路図、同図(b)はその入出力伝達特性図である。尚、ヒステリシスコンパレータ15a、16aの内部回路は共に同じである。
図2(a)において、ヒステリシスコンパレータ15a,16aは、コンパレータ21と、このコンパレータ21の出力信号(出力電圧)が入力されるインバータ22と、このインバータ22の出力信号が入力されるインバータ23を備える。また、検出基準電圧となる比較電圧V1をコンパレータ21のマイナス端子に接続するアナログスイッチ24と、復帰基準電圧となる比較電圧V2をコンパレータ21のマイナス端子に接続するアナログスイッチ25とを備える。コンパレータ21のプラス端子に前記センス電圧Vsnsを入力し、インバータ22の出力信号でアナログスイッチ24をオン・オフ動作させ、インバータ23の出力信号でアナログスイッチ25をオン・オフ動作させ、アナログスイッチ24,25のオン・オフ動作を逆相関係にする。アナログスイッチ24、25は共に、図2に図示するようにスイッチ切替信号がHighの場合にONとなり、スイッチ切替信号がLowの場合にOFFとなる。すなわちヒステリシスコンパレータ15aも16aもともに、図2におけるVIN入力電圧が比較電圧V2より低い場合にはアナログスイッチ24がオン状態である。
図2(b)において、センス電圧Vsnsである入力電圧VINが上昇して比較電圧V1を超えると、ヒステリシスコンパレータ15a,16aの出力信号VOUTはそれぞれLレベル(低レベル)からHレベル(高レベル)へ切り替る。一方、センス電圧Vsnsである入力電圧VINが低下して、比較電圧V2未満になると、ヒステリシスコンパレータ15a,16aの出力信号である出力信号VOUT(出力電圧)はそれぞれHレベルからLレベルへ切り替る。つまり、比較電圧V1と比較電圧V2の間ではヒステリシス動作をする。
図1および図2を用いてさらに動作を説明する。センス電圧Vsnsである入力電圧VINが比較電圧V1、V2より低い、即ち入力電圧VIN<比較電圧V2<比較電圧V1の場合は、コンパレータ21の出力信号がLレベル、インバータ22の出力信号がHレベル、インバータ23の出力信号である出力信号VOUTがLレベルとなる。そのため、アナログスイッチ24、25はぞれぞれオン・オフの状態にあり、従って、この時コンパレータ21は入力電圧VINと比較電圧V1で比較動作している。
入力電圧VINが比較電圧V1を検出した直後、即ち比較電圧V1<入力電圧VINの場合は、出力信号VOUTがLレベルからHレベルに反転する。これを検出側の比較動作と称し、比較電圧V1は検出基準電圧(VH,VL)に相当する。
尚、この時コンパレータ21は入力電圧VINと比較電圧V2との比較動作に切り替わっている。
反対に、この出力信号VOUTがHレベルからLレベルに反転する方向では、これを復帰側の比較動作と称し、比較電圧V2は復帰基準電圧(VHL、VLL)に相当する。尚、ヒステリシスコンパレータ15a、16aと同様の入出力伝達特性が得られれば、必ずしもこの内部構成にはこだわらない。
図3は、図1の動作を説明する各部の電圧・電流波形図である。コイル電流(一次電流Ic)に対応したセンス電圧Vsnsの立ち上がりの低い電圧領域を、ヒステリシスコンパレータ16aは最初に検出基準電圧VLと比較し、その出力信号がLレベルからHレベルに反転した直後は、センス電圧Vsnsに重畳するノイズがΔ1=検出基準電圧VL−復帰基準電圧VLLのヒステリシス幅の範囲内でヒステリシスコンパレータ16aは応答することなくHレベルの出力を維持する。
そのため、この時ヒステリシスコンパレータ15aの出力信号はLレベルのままなのでエクスクルシブOR回路17の出力信号はLレベルからHレベルに反転し維持する。また、F出力トランジスタであるMOSFET14はオフ状態からオン状態に切り替わり維持する。その結果、出力端子Fの電圧VfoはLレベルを維持し、Lレベルの電圧パルスの立ち下がりエッジ部において、チャタリング状のパルスノイズが発生することはない。
次に、センス電圧Vsnsの立ち上がりの高い電圧領域では、センス電圧Vsnsをヒステリシスコンパレータ15aで最初に検出基準電圧VHと比較する。その出力信号がLレベルからHレベルに反転した直後は、センス電圧Vsnsに重畳するノイズがΔ2=検出基準電圧VH−復帰基準電圧VHLのヒステリシス幅の範囲内ではヒステリシスコンパレータ15aは応答することがなくHレベルの出力を維持する。この時ヒステリシスコンパレータ16aの出力信号はHレベルのままである。そのため、エクスクルシフOR回路17の出力信号はHレベルからLレベルに反転し維持する。また、F出力トランジスタであるMOSFET14はオン状態からオフ状態に切り替わり維持する。その結果、出力端子Fの電圧VfoはHレベルを維持し、Lレベルの電圧パルスの立ち上がりエッジ部において、チャタリング状のパルスノイズが発生することはない。
従って、センス電圧Vsnsの立ち上がり時にノイズが重畳しても、出力端子Fの電圧VfoであるLレベルの電圧パルスの立ち上がり立ち下がりエッジ部にチャタリング状のパルスノイズが重畳することはない。そのため、点火プラグ4の点火タイミングが正しく高精度に診断できるので、正しく高精度な点火を行なうことができる。
<実施例2>
図4は、この発明の第2実施例の内燃機関用点火装置のブロック図である。
図5は、図4の内燃機関用点火装置の動作波形図である。
イグナイタ1bは、図1と同じ記号の各要素から構成されているが、ヒステリシスコンパレータ16aの検出側のレベルの検出基準電圧VLを、ヒステリシスコンパレータ15aの復帰側のレベルの復帰基準電圧としても兼用している。この他の構成は実施例1と同様である。
従って、ヒステリシスコンパレータ15aのヒステリシス幅はΔ3=検出基準電圧VH−検出基準電圧VLとなり、ヒステリシスコンパレータ15aのためだけの復帰基準電圧が不要となり、さらに図1のヒステリシスコンパレータ15aのヒステリシス幅よりも広いノイズマージンを得ることができる。
その結果、センス電圧Vsnsの立ち上がりの高い電圧領域に重畳するノイズが大きい場合でも点火タイミングを正しく高精度に診断することができる。
<実施例3>
図6は、この発明の第3実施例の内燃機関用点火装置のブロック図である。イグナイタ1cは、図1のヒステリシスコンパレータ16aを反転入力切替型コンパレータ19に置き換え、反転入力切替型コンパレータ19を制御する反転入力切替制御回路18を追加している。図13は反転入力切替制御回路18の内部回路図であり、表1は反転入力切替制御回路18の真理値表である。
Figure 0005838776
反転入力切替制御回路18の入力信号はヒステリシスコンパレータ15aと反転入力切替型コンパレータ19の出力信号とスイッチング制御回路11の出力電圧Vgに同期したON/OFF信号(センスIGBTのオン・オフに同期する)であり、インバータ31、32、36、AND回路33、34、37、OR回路35、38から成る組合せ論理で出力信号VCTLを得る。
電源投入直後の初期状態では、ON/OFF信号はLレベルとなるOFF信号が反転入力切替制御回路18に入力される。この初期状態ではヒステリシスコンパレータ15aの出力信号と、反転入力切替型コンパレータ19の出力信号に関係なく、反転入力切替制御回路18の出力信号VCTLはHレベルとなる。この出力信号VCTLが、反転入力切替型コンパレータ19の反転入力基準電圧VL、接地電位基準電圧(VLL=GND)の何れかを選択する制御信号となる。ヒステリシスコンパレータ15aの構成と動作は実施例1の場合と同様である。
図7は、反転入力切替型コンパレータ19の内部回路と入出力動作波形を示し、同図(a)は内部回路図、同図(b)はその入出力動作波形の代表例を示す図である。図2(a)のヒステリシスコンパレータ15a、16aとの違いは、インバータ22、23の出力信号でそれぞれのアナログスイッチ24、25のオン・オフ制御をしていたものを、出力信号VCTLとインバータ26の出力信号でそれぞれアナログスイッチ24、25のオン・オフ制御するように変えたものである。アナログスイッチ24、25は共に、図7に図示するようにスイッチ切替信号がHighの場合にONとなり、スイッチ切替信号がLowの場合にOFFとなる。
従って、反転入力切替制御回路18の出力信号であり、反転入力切替型コンパレータ19の入力信号であるVCTLがHレベルの期間では、比較電圧V1が選択されて入力電圧VIN(センス電圧Vsnsに相当する)との比較に使われ、出力信号VCTLがLレベルの期間では比較電圧V2が選択されて入力電圧VINとの比較に使われる。尚、電源投入直後の初期状態は、前述の通り反転入力切替制御回路18の出力信号VCTLはHレベルとなり、比較電圧V1が選択されるよう構成されている。
図8は図6の動作を説明する各部の電圧・電流波形図である。一次電流Icに対応したセンス電圧Vsnsの立ち上がりの低い電圧領域では、反転入力切替型コンパレータ19は最初にセンス電圧Vsnsを検出基準電圧VLと比較し、その出力電圧がLレベルからHレベルに反転する。ヒステリシスコンパレータ15aの出力信号はLレベルのままなので、反転入力切替制御回路18の出力信号VCTLはHレベルからLレベルに反転し、反転入力切替型コンパレータ19内のコンパレータ21のマイナス入力は検出基準電圧VLからGNDレベルに切り替わる。センス電圧Vsnsに重畳するノイズがΔ4=検出基準電圧VL−GNDのヒステリシス幅の範囲内では、反転入力切替型コンパレータ19は応答することなくHレベルの出力を維持する。
そのため、この時エクスクルシブOR回路17の出力信号はLレベルからHレベルに反転し維持する。また、F出力トランジスタ14はオフ状態からオン状態に切り替わり維持する。その結果、出力端子Fの電圧VfoはLレベルを維持し、Lレベルの電圧パルスの立ち下がりエッジ部において、チャタリング状のパルスノイズは発生することがない。
次に、センス電圧Vsnsの立ち上がりの高い電圧領域では、ヒステリシスコンパレータ15aは最初にセンス電圧Vsnsと検出基準電圧VHと比較し、その出力信号がLレベルからHレベルに反転する。反転入力切替型コンパレータ19の出力信号はHレベルのままなので、反転入力切替制御回路18の出力信号VCTLはLレベルからHレベルに反転し、反転入力切替型コンパレータ19内のコンパレータ21のマイナス入力はGNDから検出基準電圧VLに切り替わる。センス電圧Vsnsに重畳するノイズがΔ2のヒステリシス幅の範囲内ではヒステリシスコンパレータ15aは応答することなくHレベルの出力を維持する。この時エクスクルシブOR回路17の出力電圧はHレベルからLレベルに反転し維持する。また、F出力トランジスタであるMOSFET14はオン状態からオフ状態に切り替わり維持する。その結果、出力端子Fの電圧VfoはHレベルを維持し、Lレベルの電圧パルスの立ち上がりエッジ部において、チャタリング状のパルスノイズは発生することがない。
ここでは、反転入力切替制御回路18の出力信号VCTLがLレベルの期間だけ、反転入力切替型コンパレータ19のヒステリシス幅をΔ4とすることで、図1のヒステリシスコンパレータ16aより広いノイズマージンを得ることができる。
その結果、センス電圧Vsnsの立ち上がりの低い電圧領域に重畳するノイズが大きい場合でも点火タイミングを正しく高精度に診断することができる。
<実施例4>
図9は、この発明の第4実施例の内燃機関用点火装置のブロック図である。
図10は、図9の内燃機関用点火装置の動作波形図である。
イグナイタ1dは、図6と同じ記号の各要素から構成されているが、反転入力切替型コンパレータ19の反転入力の高電位側のレベルである検出基準電圧VLを、ヒステリシスコンパレータ15aの復帰側のレベルの復帰基準電圧としても兼用している。従って、ヒステリシスコンパレータ15aのヒステリシス幅はΔ3となり、ヒステリシスコンパレータ15aのためだけの復帰基準電圧が不要となり、さらに図6のヒステリシスコンパレータ15aのヒステリシス幅よりも広いノイズマージンを得ることができる。
その結果、センス電圧Vsnsの立ち上がりの高い電圧領域に重畳するノイズが大きい場合でも点火タイミングを正しく高精度に診断することができる。
<実施例5>
図14は、この発明の第5実施例の内燃機関用点火装置のブロック図である。
図15は、ヒステリシスコンパレータ16bの内部回路と入出力伝達特性を示し、同図(a)はヒステリシスコンパレータ16bの内部回路図、同図(b)はその入出力伝達特性図である。
図14のイグナイタ1eと図1のイグナイタ1aとの違いは、ヒステリシスコンパレータ16aをヒステリシスコンパレータ16bに替え、エクスクルシブOR回路17をNOR回路17aに替え、ヒステリシスコンパレータ16bのマイナス端子にセンス電圧Vsnsを入力し、2つのプラス端子に検出基準電圧VL,復帰基準電圧VLLを入力した点である。
各部の動作波形は図3と同じである。
図14において、ヒステリシスコンパレータ15aの内部回路は図2(a)と同じであり、ヒステリシスコンパレータ15aのプラス端子にセンス電圧Vsnsを入力する。ヒステリシスコンパレータ15aの2つのマイナス端子には比較電圧V1に相当する検出基準電圧VHと比較電圧V2に相当する復帰基準電圧VHLを入力する。
また、ヒステリシスコンパレータ16bのマイナス端子にセンス電圧Vsnsを入力する。ヒステリシスコンパレータ15bの2つのプラス端子には比較電圧V1に相当する検出基準電圧VLと比較電圧V2に相当する復帰基準電圧VLLを入力する。
図15(a)において、ヒステリシスコンパレータ16bは、コンパレータ21と、このコンパレータ21の出力信号が入力されるインバータ22と、このインバータ22の出力信号が入力されるインバータ23と、検出基準電圧VLとなる比較電圧V1をコンパレータ21のプラス端子に接続するアナログスイッチ24と、復帰基準電圧VLLとなる比較電圧V2をコンパレータ21のプラス端子に接続するアナログスイッチ25とをそれぞれ有する。コンパレータ21のマイナス端子に前記センス電圧Vsnsを入力し、インバータ22の出力信号でアナログスイッチ25をオン・オフ動作させ、インバータ23の出力信号でアナログスイッチ24をオン・オフ動作させ、アナログスイッチ24,25のオン・オフ動作を逆相関係にする。アナログスイッチ24、25は共に、図15(a)に図示するようにスイッチ切替信号がHighの場合にONとなり、スイッチ切替信号がLowの場合にOFFとなる。
図15(b)において、入力電圧VINであるセンス電圧Vsnsが上昇して比較電圧V1(検出基準電圧VL、VH)を超えると、図14のヒステリシスコンパレータ15aの出力信号VOUTはLレベルからHレベルに切り替る。一方、ヒステリシスコンパレータ16bの出力信号VOUTはHレベルからLレベルへ切り替る。
また、入力電圧VINであるセンス電圧Vsnsが低下して、比較電圧V2(復帰基準電圧VHL、VLL)未満になると、図14のヒステリシスコンパレータ15aの出力信号VOUTはHレベルからLレベルへ切り替る。一方、ヒステリシスコンパレータ16bの出力信号VOUTはLレベルからHレベルへ切り替る。つまり、比較電圧V1と比較電圧V2の間ではヒステリシス動作をする。
ヒステリシスコンパレータ15aの出力信号VOUTとヒステリシスコンパレータ16bの出力信号VOUTをNOR回路17aに入力することで、NOR回路17aの出力信号(電圧)波形は実施例1のエクスクルシブOR回路17の出力信号(電圧)波形と同じになる。
その結果、センス電圧Vsnsの立ち上がり時にノイズが重畳しても、出力端子Fの電圧VfoでのLレベルの電圧パルスの立ち上がり立ち下がりエッジ部にチャタリング状のパルスノイズが重畳することはない。そのため、点火プラグ4の点火タイミングが正しく高精度に診断できるので、正しく高精度な点火を行なうことができる。
1、1a、1b、1c、1d、1e イグナイタ(内燃機関用点火装置)
2 電子制御ユニット(ECU)
3 点火コイル
4 点火プラグ
5 電源バッテリー(VB)
11 スイッチング制御回路
12 センスIGBT(コイル駆動用トランジスタ)
12a センス端子
13 抵抗
14 MOSFET(F出力トランジスタ)
15、16、21 コンパレータ
15a、16a、16b ヒステリシスコンパレータ
17 エクスクルシブOR回路
17a NOR回路
18 反転入力切替制御回路
19 反転入力切替型コンパレータ
22、23、26、31、32、36 インバータ
24、25 アナログスイッチ
33、34、37 AND回路
35、38 OR回路
B バッテリー端子
S スイッチング入力端子
F 出力端子(コイル電流検出用)
C コイル駆動端子
G グランド端子
Vs スイッチング入力端子Sの電圧
Vfo 出力端子Fの電圧
VL 検出基準電圧(センス電圧Vsnsの立ち上がりの低い電圧領域用)
VLL 復帰基準電圧(センス電圧Vsnsの立ち上がりの低い電圧領域用)
VH 検出基準電圧(センス電圧Vsnsの立ち上がりの高い電圧領域用)
VHL 復帰基準電圧(センス電圧Vsnsの立ち上がりの高い電圧領域用)
Vg ゲート電圧
Vsns センス電圧
Ic 点火コイル電流
VOUT 出力信号(出力電圧)
VIN 入力電圧
V1、V2 比較電圧
VCC ECU内部の制御電源

Claims (10)

  1. 点火コイルに通電する電流を制御信号を受けてスイッチング素子によりオン・オフ制御し、前記点火コイルの点火状態を外部に出力する出力端子を備えた内燃機関用点火装置において、
    前記電流を電圧に変換する電圧変換手段と、ここで前記変換された電圧をセンス電圧と呼び、
    立ち上がり時の前記センス電圧を検出する第1検出基準電圧と該第1の検出基準電圧より低い電圧の第1復帰基準電圧の二つの基準電圧を有し前記センス電圧と前記二つの基準電圧のそれぞれと比較して第1出力信号を出力するヒステリシス特性を有する第1比較手段と、
    立ち上がり時の前記センス電圧を検出する第2検出基準電圧と該第2の検出基準電圧より低く前記第1検出基準電圧より高い電圧の第2復帰基準電圧の二つの基準電圧を有し前記センス電圧と前記二つの基準電圧のそれぞれと比較して第2出力信号を出力するヒステリシス特性を有する第2比較手段と、
    前記第1比較手段から出力される前記第1出力信号と前記第2比較手段から出力される第2出力信号が共に入力され第3出力信号を出力する出力手段と、
    該出力手段から出力される第3出力信号によって前記出力端子のオンオフを制御するスイッチ手段と、
    を有することを特徴とする内燃機関用点火装置。
  2. 前記第1比較手段が第1ヒステリシスコンパレータからなり、
    該第1ヒステリシスコンパレータが、
    第1コンパレータと、該第1コンパレータの出力が入力される第1インバータと、該第1インバータの出力が入力される第2インバータと、前記第1検出基準電圧を前記第1コンパレータのマイナス端子に接続する第1アナログスイッチと、前記第1復帰基準電圧を前記第1コンパレータのマイナス端子に接続する第2アナログスイッチとをそれぞれ有し、
    前記第1コンパレータのプラス端子に前記センス電圧を入力し、前記第1インバータの出力信号で前記第1アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第2インバータの出力信号で前記第2アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第1アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第2アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧が前記第1復帰基準電圧より低い時に前記第1のアナログスイッチはオン状態であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火装置。
  3. 前記第2比較手段が第2ヒステリシスコンパレータからなり、
    該第2ヒステリシスコンパレータが、
    第2コンパレータと、該第2コンパレータの出力が入力される第3インバータと、該第3インバータの出力が入力される第4インバータと、前記第2検出基準電圧を前記第2コンパレータのマイナス端子に接続する第3アナログスイッチと、前記第2復帰基準電圧を前記第2コンパレータのマイナス端子に接続する第4アナログスイッチとをそれぞれ有し、
    前記第2コンパレータのプラス端子に前記センス電圧を入力し、前記第3インバータの出力信号で前記第3アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第4インバータの出力信号で前記第4アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第3アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第4アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧が前記第2復帰基準電圧より低い時に前記第3のアナログスイッチはオン状態であ ることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火装置。
  4. 前記電圧変換手段が抵抗であり、前記出力手段が前記第1比較手段から出力される前記第1出力信号と前記第2比較手段から出力される前記第2出力信号の排他的論理和を出力するエクスクルシブOR回路であり、前記スイッチ手段がMOSFETであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関用点火装置。
  5. 前記第1および第2比較手段が、第1および第2ヒステリシスコンパレータからなり、前記第1ヒステリシスコンパレータが、第1コンパレータと、該第1コンパレータの出力信号が入力される第1インバータと、該第1インバータの出力信号が入力される第2インバータと、前記第1検出基準電圧を前記第1コンパレータのマイナス端子に接続する第1アナログスイッチと、前記第1復帰基準電圧を前記第1コンパレータのマイナス端子に接続する第2アナログスイッチと、
    前記第2ヒステリシスコンパレータが、第2コンパレータと、該第2コンパレータの出力信号が入力される第3インバータと、該第3インバータの出力信号が入力される第4インバータと、前記第2検出基準電圧を前記第2コンパレータのマイナス端子に接続する第3アナログスイッチと、前記第2復帰基準電圧を前記第2コンパレータのマイナス端子に接続する第4アナログスイッチと、
    をそれぞれ有し、前記第1コンパレータのプラス端子に前記センス電圧を入力し、前記第1インバータの出力信号で前記第1アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第2インバータの出力信号で前記第2アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第1アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第2アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧が前記第1復帰基準電圧より低い時に前記第1のアナログスイッチはオン状態であり、
    前記第2コンパレータのプラス端子に前記センス電圧を入力し、前記第3インバータの出力信号で前記第3アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第4インバータの出力信号で前記第4アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第3アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第4アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧が前記第2復帰基準電圧より低い時に前記第3のアナログスイッチはオン状態であり、
    前記第1検出基準電圧と前記第2復帰基準電圧を同一にすることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火装置。
  6. 前記第2比較手段が前記請求項3に記載の第2比較手段であり、前記第1比較手段が、二つのマイナス入力を切り替えて比較に使う反転入力切替型コンパレータと、該反転入力切替型コンパレータに切替信号を送信し、前記第2ヒステリシスコンパレータの出力信号と前記反転入力切替型コンパレータの出力信号が共に入力され、前記点火コイルの電流を制御するスイッチング素子をオン・オフさせる制御信号と同期する信号が入力される反転入力切替制御回路からなり、前記反転入力切替型コンパレータの検出基準電圧が前記第1検出基準電圧であり、前記反転入力切替型コンパレータの復帰基準電圧がグランド電位であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火装置。
  7. 前記第2比較手段が前記請求項3に記載の第2比較手段であり、前記第1比較手段が前記請求項6に記載の第1比較手段であり、前記第1比較手段を構成する前記反転入力切替型コンパレータの検出基準電圧と前記第2ヒステリシスコンパレータの前記第2復帰基準電圧を同一にし、前記反転入力切替型コンパレータの前記復帰基準電圧をグランド電位にすることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火装置。
  8. 前記反転入力切替型コンパレータが、第3コンパレータと、前記第1検出基準電圧を前記第3コンパレータのマイナス端子に接続する第5アナログスイッチと、前記第1復帰基準電圧を前記第3コンパレータのマイナス端子に接続する第6アナログスイッチとをそれぞれ有し、前記第3コンパレータのプラス端子に前記センス電圧を入力し、前記反転入力切替制御回路の出力信号で前記第5アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記反転入力切替制御回路の出力信号を第7インバータによって反転した信号で前記第6アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第5アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第6アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧がグランド電位である時に前記第5のアナログスイッチはオン状態であることを特徴とする請求項6または7に記載の内燃機関用点火装置。
  9. 前記反転入力切替制御回路が、インバータ回路、AND回路およびOR回路からなる論理回路であることを特徴とする請求項6乃至8に記載の内燃機関用点火装置。
  10. 前記第1比較手段が、第3ヒステリシスコンパレータからなり、
    該第3ヒステリシスコンパレータが、
    第4コンパレータと、該第4コンパレータの出力信号が入力される第7インバータと、該第7インバータの出力信号が入力される第8インバータと、前記第1検出基準電圧を前記第4コンパレータのプラス端子に接続する第7アナログスイッチと、前記第2復帰基準電圧を前記第4コンパレータのプラス端子に接続する第8アナログスイッチとをそれぞれ有し、前記第4コンパレータのマイナス端子に前記センス電圧を入力し、前記第8インバータの出力信号で前記第7アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第7インバータの出力信号で前記第8アナログスイッチをオン・オフ動作させ、前記第7アナログスイッチのオン・オフ動作と前記第8アナログスイッチのオン・オフ動作が逆相関係にあり、前記センス電圧が前記第2復帰基準電圧より低い時に前記第7アナログスイッチはオン状態であり、
    前記出力手段が、NOR回路であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火装置。
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