JP5838285B1 - 吸収性物品の製造方法、及び、吸収性物品の製造装置 - Google Patents

吸収性物品の製造方法、及び、吸収性物品の製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5838285B1
JP5838285B1 JP2015504787A JP2015504787A JP5838285B1 JP 5838285 B1 JP5838285 B1 JP 5838285B1 JP 2015504787 A JP2015504787 A JP 2015504787A JP 2015504787 A JP2015504787 A JP 2015504787A JP 5838285 B1 JP5838285 B1 JP 5838285B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
continuous sheet
sheet
convex
absorbent article
continuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015504787A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016051508A1 (ja
Inventor
聡 光野
聡 光野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5838285B1 publication Critical patent/JP5838285B1/ja
Publication of JPWO2016051508A1 publication Critical patent/JPWO2016051508A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/47Sanitary towels, incontinence pads or napkins
    • A61F13/472Sanitary towels, incontinence pads or napkins specially adapted for female use
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/49Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/51Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the outer layers
    • A61F13/511Topsheet, i.e. the permeable cover or layer facing the skin

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

本発明の吸収性物品(8)の製造方法は、凸部(4)の形成された連続シート(1)が当該凸部(4)の形成された側を外側にして芯材(17)に巻回されたロール(R)を、吸収性物品(8)の製造装置(20)に装着することと、装着された前記ロール(R)から前記連続シート(1)を繰り出すことと、繰り出された前記連続シート(1)に少なくとも吸収体(6)を組み合わせて前記吸収性物品(8)を製造することと、を有することを特徴とする。

Description

本発明は、吸収性物品の製造方法、及び、吸収性物品の製造装置に関する。
生理用ナプキンや使い捨ておむつ等の吸収性物品の表面シートとして、複数の融着圧縮部(凹部)を有し、融着圧縮部間に隆起部(凸部)が存在するシート、つまり、表面が凹凸形状を成すシートが利用される場合がある(例えば特許文献1参照)。このような表面シートは、例えば、連続シートを搬送しながら、1対のエンボスローラーであり、一方のエンボスローラーの凸部に他方のエンボスローラーの凹部が噛み合う1対のエンボスローラー間に、連続シートを挟み込んで溶融することにより形成される。
特開2009−273722号
吸収性物品の製造ラインでは、一般に、上記のように凹凸賦形された連続シートが、下流の工程(例えば、吸収体や裏面シートとの組み合わせ工程)へ直接搬送される。しかし、製造ラインの高速化に伴って、凹凸賦形時間が短くなり、凹凸形状が不明瞭になる等の問題が生じた。そこで、吸収性物品の製造ラインとは別のラインで、凹凸賦形された連続シートを芯材に巻回してロールにし、吸収性物品の製造ラインでは、ロールから下流の工程へ向けて連続シートを繰り出す方法が考えられる。但し、凸部の形成された側を内側にして巻回されたロールでは、ロールの周方向に沿って凸部の土台部分が伸ばされ易く、凸部の土台部分の繊維密度が低下し易い。そのため、吸収性物品の着用時に凸部が圧縮されると凸部が潰れてしまい、シートの凹凸形状による効果(例えば、通気性の良さ等)が得られない虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、吸収性物品に用いられる連続シートの凸部の耐圧縮性の低下を抑制することである。
上記目的を達成するための主たる発明は、連続シートに凸部を形成し、前記凸部の形成された側を外側にして前記連続シートを芯材に巻回してロールにする巻回工程と、
前記ロールを、吸収性物品の製造装置に装着する装着工程と、
装着された前記ロールから前記連続シートを繰り出す繰り出し工程と
繰り出された前記連続シートに少なくとも吸収体を組み合わせて前記吸収性物品を製造する組み合わせ工程と
有する吸収性物品の製造方法であって、
前記巻回工程において、
前記連続シートの加熱及び挟圧により、前記連続シートに前記凸部を形成し、 前記凸部を形成した後であり、前記連続シートを巻回する前に、サクションベ ルトコンベヤーを用いて前記連続シートを冷却し、
前記サクションベルトコンベヤーは、複数のローラーと、貫通孔を備え前記複 数のローラーに掛け回された通気性のベルトと、前記ベルトの内部に設けられた 吸引ボックスと、を有し、
前記サクションコンベヤーは、前記連続シートの前記凸部の形成された側とは 反対側の面を前記ベルトで吸着しながら搬送して前記連続シートを冷却し、
前記繰り出し工程と前記組み合わせ工程の間において、嵩回復装置を用いて、前記ロールから繰り出された前記連続シートに熱風を吹き付け、前記連続シートを加熱して嵩を回復させる工程を有し、
前記連続シートが前記ロールから繰り出されてから前記嵩回復装置まで搬送される間において、前記連続シートの前記凸部の形成された側は搬送ローラーに接触せず、
前記連続シートが前記ロールから繰り出されてから前記嵩回復装置まで搬送される間において、前記連続シートの前記凸部の形成された側とは反対側に部材を当接させて前記連続シートの搬送経路を変更することを特徴とする吸収性物品の製造方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、吸収性物品に用いられる連続シートの凸部の耐圧縮性の低下を抑制することができる。
図1Aは凹凸連続シートを幅方向から見た側面図であり、図1Bは凹凸連続シートの平面図であり、図1Cは凹凸連続シートを連続方向及び厚さ方向に切った断面図であり、図1Dは凹凸連続シートを幅方向及び厚さ方向に切った断面図である。 凹凸連続シートの製造装置の説明図である。 凹凸連続シートが巻回されたロールの説明図である。 吸収性物品の製造装置の説明図である。 変形例の嵩回復装置の説明図である。 図6A及び図6Bは変形例の凹凸連続シートと本実施形態の凹凸連続シートの違いを示す図である。 図7Aから図7Cは変形例の凹凸連続シートの説明図である。 図8Aから図8Bは変形例の凹凸連続シートの説明図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
凸部の形成された連続シートが当該凸部の形成された側を外側にして芯材に巻回されたロールを、吸収性物品の製造装置に装着することと、装着された前記ロールから前記連続シートを繰り出すことと、繰り出された前記連続シートに少なくとも吸収体を組み合わせて前記吸収性物品を製造することと、を有することを特徴とする吸収性物品の製造方法である。
このような吸収性物品の製造方法によれば、連続シートに形成された凸部の土台部分が巻回中に伸ばされ難く、凸部の土台部分の繊維密度が低下し難いので、ロールから繰り出され、吸収性物品に用いられる連続シートの凸部の耐圧縮性の低下を抑制できる。
かかる吸収性物品の製造方法であって、前記連続シートに前記凸部を形成し、前記凸部の形成された側を外側にして前記連続シートを前記芯材に巻回し、前記ロールにすること、を特徴とする吸収性物品の製造方法である。
このような吸収性物品の製造方法によれば、連続シートに形成された凸部の耐圧縮性の低下が抑制されるように、連続シートを巻回できる。
かかる吸収性物品の製造方法であって、前記連続シートの加熱及び挟圧により、前記連続シートに前記凸部を形成し、前記凸部を形成した後であり、前記連続シートを巻回する前に、前記連続シートを冷却すること、を特徴とする吸収性物品の製造方法である。
このような吸収性物品の製造方法によれば、加熱により軟化した連続シートの凸部を冷却により固めてから、連続シートを巻回できるので、凸部(土台部分や先端部分)を伸ばされ難くすることができ、凸部の耐圧縮性の低下や凸部の高さの低下を抑制できる。
かかる吸収性物品の製造方法であって、前記連続シートは、第1の連続シート、及び、第2の連続シートを有し、前記第1の連続シートの一方側の面に前記凸部を形成し、前記第1の連続シートの他方側の面に前記第2の連続シートを接合することにより、前記連続シートに前記凸部を形成すること、を特徴とする吸収性物品の製造方法である。
このような吸収性物品の製造方法によれば、例えば、凸部が形成された第1の連続シートのみを巻回する場合に比べて、巻回中に連続シートの凸部(土台部分や先端部分)を伸ばされ難くすることができ、凸部の耐圧縮性の低下や凸部の高さの低下を抑制できる。
かかる吸収性物品の製造方法であって、前記第1の連続シートと前記第2の連続シートとを、一対の挟圧部材で挟圧した状態で加熱することにより接合し、前記一対の挟圧部材のうち前記第1の連続シートの前記一方側の面側の挟圧部材を加熱すること、を特徴とする吸収性物品の製造方法である。
このような吸収性物品の製造方法によれば、連続シートに凸部を形成する時だけでなく、第1の連続シートと第2の連続シートの接合時にも、連続シートの凸部が加熱され、凸部が固められるので、巻回中に連続シートの凸部(土台部分や先端部分)を伸ばされ難くすることができ、凸部の耐圧縮性の低下や凸部の高さの低下を抑制できる。
かかる吸収性物品の製造方法であって、前記第2の連続シートの他方側の面が平坦面であり、前記第1の連続シートの連続方向に直交する幅方向の長さを、前記第2の連続シートの連続方向に直交する幅方向の長さ以下にすること、を特徴とする吸収性物品の製造方法である。
このような吸収性物品の製造方法によれば、連続シートの凸部の高さのばらつきを抑制できる。
かかる吸収性物品の製造方法であって、前記ロールから繰り出された前記連続シートに熱風を吹き付け、前記連続シートを加熱して嵩を回復させてから、前記連続シートに前記吸収体を組み合わせることを特徴とする吸収性物品の製造方法である。
このような吸収性物品の製造方法によれば、巻回により減じた連続シートの嵩を回復させた状態で、連続シートを吸収性物品に用いることができるので、連続シートの凸部による効果がより確実に得られる。
かかる吸収性物品の製造方法であって、前記凸部の形成された側とは反対側の前記連続シートの面に、前記熱風を吹き付けることを特徴とする吸収性物品の製造方法である。
このような吸収性物品の製造方法によれば、凸部の形成された側とは反対側の連続シートの部分、つまり、凸部の土台部分を、熱により縮め、繊維密度を高めることができるので、凸部の耐圧縮性をより高めることができる。
かかる吸収性物品の製造方法であって、前記凸部の形成された側とは反対側の前記連続シートの面が、平坦面であることを特徴とする吸収性物品の製造方法である。
このような吸収性物品の製造方法によれば、連続シートの凸部の高さのばらつきを抑制できる。
また、凸部の形成された連続シートが当該凸部の形成された側を外側にして芯材に巻回されたロールから、前記連続シートを繰り出す機構と、繰り出された前記連続シートに少なくとも吸収体を組み合わせて前記吸収性物品を製造する機構と、を有することを特徴とする吸収性物品の製造装置である。
このような吸収性物品の製造装置によれば、連続シートに形成された凸部の土台部分が巻回中に伸ばされ難く、凸部の土台部分の繊維密度が低下し難いので、ロールから繰り出され、吸収性物品に用いられる連続シートの凸部の耐圧縮性の低下を抑制できる。
===凹凸連続シート===
図1Aは、凹凸連続シート1を幅方向から見た側面図であり、図1Bは、凹凸連続シート1の平面図であり、図1Cは、凹凸連続シート1を連続方向及び厚さ方向に切った断面図であり、図1Dは、凹凸連続シート1を幅方向及び厚さ方向に切った断面図である。以下の説明では、凹凸連続シート1において、互いに直交する3方向を、(凹凸連続シート1が連続する)連続方向、幅方向、及び、厚さ方向と呼ぶ。
凹凸連続シート1(連続シート)は、図1C及び図1Dに示すように、厚さ方向一方側の面に凸部4及び凹部5が形成された第1シート2(第1の連続シート)の他方側の面に、両面が平坦である第2シート3(第2の連続シート)が接合された2層構造のシートである。詳しくは、第1シート2と第2シート3は、凹部5において部分的に接合(熱融着)されている。また、第1シート2の凸部4は、四角錐台形状であり、凸部4の内部は空洞4aとなっており、その空洞4aは第1シート2の厚さ方向他方側の面において露出している。
また、図1Bに示すように、凸部4(白塗り部)、及び、凹部5(クロスハッチ部)は、連続方向に沿って交互に並ぶと共に、幅方向に沿っても交互に並ぶ。つまり、凹部5は、連続方向の両方向、及び、幅方向の両方向の4方向を凸部4で囲われている。図1Bでは、凹部5の連続方向の長さが、凸部4の連続方向の長さよりも短いため、幅方向に隣り合う凸部4の一部が接合されている。なお、凸部4及び凹部5の形状や配置は、図1に示すものに限らない。例えば、凸部4や凹部5の各平面形状が、円や正方形、菱形等であってもよく、また、凸部4を曲線状に離散的に配置したりしてもよい。また、凸部4同士を一部接合させてもよいし、凸部4の周囲を凹部5で完全に囲ってもよい。また、深さの異なる凹部5を設けてもよい、すなわち、高さの異なる凸部4を設けてもよい。
このような凹凸連続シート1を、例えば、生理用ナプキンや使い捨ておむつ、動物の排泄処理に使用されるペットシート等の吸収性物品の表面シートとして用いたとする(すなわち、吸収性物品において、凹凸連続シート1の凹凸面(厚さ方向一方側の面)を、使用者等との肌当接面にしたとする)。この場合、使用者と表面シート(凹凸連続シート1)との接触面積を低減できるので、肌触りを柔らかくしたり、通気性を高めたりできる。特に、図1Bに示すように、凹部5を凸部4で囲むことで、シート内に透過され難い高粘度の排泄物(経血や軟便)を凹部5に取り込み、排泄物の広がりを抑制できる。但し、凹凸連続シート1を表面シートとして用いることに限らず、凹凸連続シート1を、例えば、表面シートと吸収体との間のセカンドシートとして用いてもよい。
また、凹凸連続シート1は、吸収性物品に用いられるシートであれば特に限定されず、例えば、不織布や多孔性のプラスチックフィルム等のシートが挙げられる。なお、後述するように、加熱及び挟圧により、第1シート2に凸部4を形成したり、第1シート2と第2シート3を接合したりする場合、凹凸連続シート1の構成繊維に熱可塑性樹脂繊維を含めるとよい。また、凹凸連続シート1に熱風を吹き付けて加熱することで嵩を回復させる場合には、凹凸連続シート1の構成繊維に、熱可塑性樹脂繊維であり、捲縮を有する繊維(例えばジグザグ形状やΩ形状やスパイラル形状等の捲縮形状を有した繊維)を含めるとよい。
===吸収性物品の製造方法===
図2は、凹凸連続シート1の製造装置10の説明図である。図3は、凹凸連続シート1が巻回されたロールRの説明図である。本実施形態では、吸収性物品の製造装置とは別の装置(別のライン)において、凹凸連続シート1が製造される。まず、凹凸連続シート1の製造装置10について説明する。
凹凸連続シート1の製造装置10は、第1シート2が巻回された第1ロールR1から第1シート2を繰り出す第1繰り出しローラー11と、第2シート3が巻回された第2ロールR2から第2シート3を繰り出す第2繰り出しローラー12と、第1シート2を凹凸賦形する一対のエンボスローラー13と、第1シート2と第2シート3を接合する接合ローラー14と、サクションベルトコンベヤー15と、凹凸連続シート1を巻回してロールRにする巻回ローラー16と、を有する。
一対のエンボスローラー13は、第1シート2及び第2シート3の幅方向に沿う回転軸まわりに回転し、且つ、互いに対向する第1エンボスローラー13A、及び、第2エンボスローラー13Bを有する。第1エンボスローラー13A、及び、第2エンボスローラー13Bの各外周面には、第1シート2に賦形する凹凸形状に合わせて、凸部131及び凹部132が形成されており、第1エンボスローラー13Aの凸部131及び凹部132と、第2エンボスローラー13Bの凸部131及び凹部132とは、互いに噛み合う形状になっている。また、第1エンボスローラー13Aでは、不図示の吸引機構により、第1シート2を外周面に吸着可能となっている。
接合ローラー14は、第1シート2及び第2シート3の幅方向に沿う回転軸まわりに回転し、外周面が平坦なローラーであり、第1エンボスローラー13Aと第2エンボスローラー13Bとが噛み合う位置よりも搬送方向下流側の位置において、第1エンボスローラー13Aに対向して設けられている。
サクションベルトコンベヤー15は、凹凸連続シート1の幅方向に沿う回転軸まわりに回転する複数のローラー151と、その複数のローラー151に掛け回されるベルト152と、ベルト152の内部に設けられた吸引ボックス153と、を有する。ベルト152は、厚さ方向に貫通する貫通孔が設けられた通気性のベルトであり、ベルト152上の凹凸連続シート1は、吸引ボックス153からの吸引により、ベルト152に吸着されながら搬送される。
上記の凹凸連続シート1の製造装置10において、まず、第1繰り出しローラー11により、第1ロールR1から第1シート2が繰り出され、一対のエンボスローラー13間に、第1シート2が供給される。第1エンボスローラー13Aの外周面は、ヒーター(不図示)により、第1シート2や第2シート3の構成繊維の融点近傍の温度にまで加熱されている(なお、第2エンボスローラー13Bの外周面が加熱されていてもよい)。そのため、一対のエンボスローラー13間を通過した第1シート2は、軟化され、一対のエンボスローラー13の噛み合わせ形状、つまり、凹凸形状に賦形される。その後、第1シート2は、第1エンボスローラー13Aの外周面に吸着した状態で、第1エンボスローラー13Aと接合ローラー14との間に供給される。
一方、第2ロールR2からは、第2繰り出しローラー12により、第2シート3が繰り出され、その第2シート3を、接合ローラー14が外周面に巻き付けて搬送しつつ、第1エンボスローラー13Aとの間に供給する。つまり、第1シート2と第2シート3は、重ね合わされた状態で、第1エンボスローラー13Aと接合ローラー14の間に供給される。第1エンボスローラー13Aの外周面は加熱されているため、第1シート2と第2シート3は、第1エンボスローラー13Aと接合ローラー14の間で挟圧された状態で加熱され、接合される。詳しくは、第1シート2における凹部5と第2シート3が、第1エンボスローラー13の凸部131と接合ローラー14の外周面とにより熱融着され、凹凸連続シート1が形成される。なお、第1シート2と第2シート3を、加熱及び挟圧により接合するに限らず、例えば、接着剤で接合したり、超音波接合で接合したりしてもよい。
その後、凹凸連続シート1は、サクションベルトコンベヤー15に供給され、サクションベルトコンベヤー15のベルト152に吸着されながら搬送される。その結果、凹凸賦形時や接合時に加熱された凹凸連続シート1から熱が逃がされ、凹凸連続シート1は冷却される。最後に、冷却された凹凸連続シート1は、巻回ローラー16により、第1シート2側、つまり、凸部4の形成された側を外側にして、円筒状の芯材17に巻回され、ロールRとなる。こうして、凹凸連続シート1は、製造後に、ロール状の形態で保管される。
次に、吸収性物品の製造装置について説明する。
図4は、吸収性物品8の製造装置20(一部)の説明図である。図4では、凹凸連続シート1を表面シートとし、凹凸連続シート1と液不透過性の裏面シート7の間に、排泄物を吸収、保持する吸収体6を有する吸収性物品8の製造装置20を例に挙げて説明する。なお、吸収性物品8の構成は上記のものに限らず、凹凸連続シート1に少なくとも吸収体6が組み合わされたものであればよい。
吸収性物品8の製造装置20は、凹凸連続シート1が芯材17に巻回されたロールRから凹凸連続シート1を繰り出す第3繰り出しローラー21と、巻回時に減少した凹凸連続シート1の嵩を回復させる嵩回復装置22と、凹凸連続シート1に対して吸収体6及び裏面シート7を供給する供給ベルトコンベヤー23と、凹凸連続シート1等を搬送する搬送ベルトコンベヤー24と、一対の接合ローラー25と、一対の分断ローラー26と、を有する。
嵩回復装置22は、ベルトコンベヤー22aと、熱風を噴射する熱風噴射ヘッド22bと、熱風噴射ヘッド22bから噴射された熱風を吸引する吸引ボックス22cと、を有する。ベルトコンベヤー22aは、例えばワイヤーメッシュ等の通気性のベルトによって、凹凸連続シート1における第2シート3側の平坦面を下方から支持しつつ搬送する。また、ベルトコンベヤー22aの内部には熱風噴射ヘッド22bが設けられ、熱風噴射ヘッド22bと吸引ボックス22cは、凹凸連続シート1の厚さ方向において、ベルトコンベヤー22aのベルトを介して対向するように配置されている。
一対の接合ローラー25は、それぞれが凹凸連続シート1の幅方向に沿う回転軸まわりに回転するローラーであり、一方のローラーの外周面には、凸部(不図示)が形成され、他方のローラーの外周面は、一方のローラーの凸部を受ける平滑な面となっている。また、一対の接合ローラー25のうちの少なくとも一方のローラーの外周面は加熱されている。また、一対の分断ローラー26は、それぞれが凹凸連続シート1の幅方向に沿う回転軸まわりに回転するローラーであり、一方のローラーの外周面には、吸収性物品8の外形形状に応じたカッター刃が設けられ、他方のローラーの外周面は、カッター刃を受ける平滑な面となっている。
上記の吸収性物品8の製造装置20では、装置の稼働前に、凹凸連続シート1の製造装置10(図2)で製造された凹凸連続シート1のロールRが、吸収性物品8の製造装置20、つまり、第3繰り出しローラー21に装着される。そして、稼働時には、第3繰り出しローラー21により、ロールRから凹凸連続シート1が繰り出され、嵩回復装置22に供給される。
嵩回復装置22では、凹凸連続シート1は、ベルトコンベヤー22aによって、熱風噴射ヘッド22bと吸引ボックス22cの間を搬送される。その際、熱風噴射ヘッド22bから吸引ボックス22cに向けて熱風が吹き付けられているため、凹凸連続シート1には、第2シート3側(平坦面側)から厚さ方向に熱風が貫通する。その結果、凹凸連続シート1は、加熱され、巻回により減少した嵩(凸部4及び凹部5の各厚さ)が、ロールRからの繰り出し時よりも回復する。なお、吸引ボックス22cが吸引した熱風を熱風噴射ヘッド22bに戻し、熱風を循環するようにしてもよい。また、熱風の温度は、凹凸連続シート1の構成繊維の融点よりも50℃低い温度以上であり、且つ、融点未満にすることが好ましく、そうすることで、繊維の溶融を抑えつつ凹凸連続シート1の嵩を確実に回復させることができる。
一方、不図示の工程で製造された吸収体6、及び、裏面シート7(裏面シートの連続シート)が、供給ベルトコンベヤー23により搬送され、凹凸連続シート1の第2シート3側(平坦面側)から、凹凸連続シート1に合流する。なお、吸収体6は、製品ピッチおきに裏面シート7上に載置された状態で搬送されてくる。そして、凹凸連続シート1は、裏面シート7と共に、吸収体6を挟み込んだ状態で、一対の接合ローラー25間を通過する。その際、凹凸連続シート1、及び、裏面シート7の、吸収体6よりも外側の部位が、一対の接合ローラー25における一方のローラーの凸部と他方のローラーの外周面とで挟圧された状態で加熱され、熱融着により接合される。
こうして、凹凸連続シート1と裏面シート7は吸収体6を挟んだ状態で閉じられ、凹凸連続シート1に吸収体6及び裏面シート7が組み合わせられる。なお、凹凸連続シート1と裏面シート7を熱融着で接合するに限らず、例えば接着剤等で接合してもよく、また、図示しないが、凹凸連続シート1、吸収体6、及び、裏面シート7を、互いに接着剤で接合し、一体化してもよい。
その後、凹凸連続シート1等が一対の分断ローラー26を通過する際に、凹凸連続シート1、及び、裏面シート7の、吸収体6よりも外側の部位が、一対の分断ローラー26における一方のローラーのカッター刃と他方のローラーの外周面とで打ち抜かれる。こうして、吸収性物品8が完成する。
以上のように、本実施形態では、吸収性物品8の製造装置20とは別の装置10により、第1シート2(第1の連続シート)の一方側の面に凸部4を形成し、第1シート2の他方側の面に、第2シート3(第2の連続シート)を接合することにより、凹凸連続シート1(連続シート)に凸部4を形成し、凸部4の形成された側を外側にして凹凸連続シート1を芯材17に巻回し、ロールRにする。そして、そのロールRを、吸収性物品8の製造装置20に装着し、装着されたロールRから凹凸連続シート1を繰り出し、繰り出された凹凸連続シート1に少なくとも吸収体6を組み合わせて吸収性物品8を製造する。
このように、凹凸連続シート1の製造装置10と吸収性物品8の製造装置20を独立させることで、例えば、各製造装置10,20の製造速度を容易に異ならせることができる。よって、吸収性物品8の製造装置20を高速化しつつ、凹凸連続シート1の製造装置10では、凹凸連続シート1の凹凸賦形を確実に行える速度に設定できる。また、凹凸連続シート1の製造装置10と吸収性物品8の製造装置20を離して配置できるため、凹凸連続シート1の製造時に生じる熱が、吸収性物品8の製造ラインに悪影響を及ぼしてしまうことを防止できる。なお、凹凸連続シート1は製造せずに、凸部の形成された側を外側にして巻回された凹凸連続シート1のロールRを購入し、そのロールRを吸収性物品8の製造装置20に装着するだけでもよい。
また、凹凸連続シート1を芯材17に巻回する際に、凹凸連続シート1には、その連続方向(ロールRの周方向)に沿って張力が付与されるため、凹凸連続シート1は、その連続方向に沿って伸ばされ易くなる。但し、本実施形態で用いる凹凸連続シート1のロールRでは、図3に示すように、凹凸連続シート1のうち、凸部4の形成された側(厚さ方向一方側、第1シート2側)の部位が、ロールRの径方向の外側となり、凸部4の形成された側とは反対側の平坦面側(厚さ方向他方側、第2シート3側)の部位が、ロールRの径方向の内側となるように、凹凸連続シート1が湾曲させられる。湾曲させられた凹凸連続シート1のうち、径方向の内側の部位の方が、外側の部位に比べて、その連続方向(ロールRの周方向)に伸ばされ難い。そのため、本実施形態で用いる凹凸連続シート1のロールRでは、凹凸連続シート1のうち凸部4の形成された側とは反対側の平坦面側の部位、つまり、凸部4の土台部分(第1シート2に形成された凸部4のうちの第2シート3側の部位や第2シート3)が伸ばされ難く、凸部4の土台部分の繊維密度の低下を抑制できる。よって、吸収性物品8の着用時に凸部4が圧縮されても、凸部4を潰れ難くすることができる。
特に、本実施形態の凹凸連続シート1は、第1シート2、及び、第2シート3を有し、第1シート2に第2シート3が接合された状態で巻回される。詳しくは、第1シート2が凹部5において第2シート3に接合され、第2シート3に対する第1シート2の凸部4の位置が固定された状態で巻回される。そのため、例えば、凹凸賦形された第1シート2だけを巻回する場合に比べて、凸部4の土台部分(特に第1シート2における凸部4の土台部分)が、ロールRの径方向に一層伸ばされ難くなり、凸部4の耐圧縮性の低下をより確実に抑制できる。
一方、凸部4の先端部分は、ロールRの径方向の外側となり、凸部4の土台部分に比べて、ロールRの周方向に伸ばされ易くなるので、凸部4の高さ(厚さ方向の長さ)は低下し易くなる。但し、凹凸賦形時や、第1シート2と第2シート3の接合時に、熱融着した凸部4の先端部分の繊維をほぐすことができる。よって、吸収性物品8における凹凸連続シート1のクッション性を高めたり、吸収性物品8の表面シートに凹凸連続シート1を用いる場合には表面シートの肌触りを良くしたりできる。
また、本実施形態では、一対のエンボスローラー13A,13B間において(図2)、凹凸連続シート1を構成する第1シート2を加熱及び挟圧することにより、第1シート2(凹凸連続シート1)に凸部4を形成する。更に、第1シート2と第2シート3を、第1エンボスローラー13Aと接合ローラー14(一対の挟圧部材)で挟圧した状態で加熱することにより接合する。そして、凸部4を形成し、第1シート2と第2シート3を接合した後であり、凹凸連続シート1を巻回する前に、サクションベルトコンベヤー15により、凹凸連続シート1を冷却する。
つまり、凸部4の形成時、及び、第1シート2と第2シート3の接合時に加熱されて軟化し、変形し易い状態である凹凸連続シート1を、冷却してから巻回する。そうすることで、凹凸連続シート1の凸部4(凹凸形状)がしっかりと固まった状態で、凹凸連続シート1を巻回できる。よって、凸部4の土台部分をより伸ばされ難くすることができ、凸部4の耐圧縮性の低下をより確実に抑制できる。更に、巻回中に凸部4の土台部分よりも伸ばされ易い凸部4の先端部分も、伸ばされ難くすることができるので、凸部4の高さの低下を抑制できる。換言すると、凹凸連続シート1を冷却し、凸部4を固めてから巻回することで、凸部4を潰れ難くすることができ、凸部4の高さの低下を抑制できる。
なお、図2では、サクションベルトコンベヤー15により凹凸連続シート1を冷却しているが、これに限らない。例えば、凹凸連続シート1よりも低温の風を凹凸連続シート1に吹き付けることにより、凹凸連続シート1を冷却してもよい。また、サクションベルトコンベヤー15等の冷却装置により凹凸連続シート1を冷却せずに巻回してもよい。
また、本実施形態では、第1シート2と第2シート3を、第1エンボスローラー13Aと接合ローラー14(一対の挟圧部材)で挟圧した状態で加熱することにより接合する際に、第1シート2の凸部4の形成された面側(厚さ方向一方側の面側)の第1エンボスローラー13A(挟圧部材)を加熱する。そうすることで、凸部4の形成時だけでなく、第1シート2と第2シート3の接合時にも、凹凸連続シート1の凹凸面を加熱により軟化させつつ、第1エンボスローラー13Aの凸部131と凹部132によって、凹凸賦形でき、凹凸形状を明瞭にできる。また、凸部4の加熱時間が長くなるので、凸部4を固められる。よって、巻回中に、凸部4(土台部分及び先端部分)を伸ばされ難くすることができ、凸部4の耐圧縮性の低下、及び、凸部4の高さの低下を抑制できる。
なお、第1エンボスローラー13Aを加熱するに限らず、接合ローラー14を加熱してもよいし、両ローラー13A,14を加熱してもよい。また、図2では、第1シート2と第2シート3を接合する一対の挟圧部材を、一対のローラー(第1エンボスローラー13A及び接合ローラー14)としているが、これに限らず、例えば、一対のベルトコンベヤー(一方のベルトコンベヤーの外周面が凹凸形状となっているもの)としてもよい。また、図2では、凸部4の形成時、及び、第1シート1と第2シート3の接合時に使用される第1エンボスローラー13A(外周面が凹凸形状となっているローラー)を共通化しているが、個別に設けてもよい。
以上のように、本実施形態では、凹凸連続シート1が巻回されたロールRから凹凸連続シート1を繰り出して吸収性物品8を製造するが、巻回による凸部4の耐圧縮性の低下を抑制できる。そのため、吸収性物品8の着用時にも、凹凸連続シート1の凹凸形状による効果(例えば、肌触りや通気性の良さ、排泄物の広がり抑制等)を確実に得られる。
また、本実施形態では、嵩回復装置22により(図4)、ロールRから繰り出された凹凸連続シート1に熱風を吹き付け、凹凸連続シート1を加熱して嵩を回復させてから、凹凸連続シート1に吸収体6や裏面シート7を組み合わせる。そのため、巻回により減じた凹凸連続シート1の嵩(凸部4及び凹部5の各厚さ)を回復させた状態で、凹凸連続シート1を吸収性物品8の製造に用いることができる。特に、凸部4の先端部分は、巻回中に、ロールRの径方向の外側に位置し、凸部4の土台部分に比べて伸ばされ易く、凸部4の高さが低下し易い。そのため、ロールRから繰り出された凹凸連続シート1の凸部4の嵩(高さ)を回復させることで、吸収性物品8における凹凸連続シート1のクッション性を高めたり、凹凸形状による効果をより確実に得られたりする。また、吸収性物品8の表面シートとして凹凸連続シート1を用いた場合、表面シートの凹凸形状を使用者に確実に認識させることもできる。但し、これに限らず、吸収性物品8の製造装置20に嵩回復装置22を設けなくてもよい。
また、嵩回復装置22において、凸部4の形成された側とは反対側の凹凸連続シート1の平坦面(第2シート3の厚さ方向他方側の面)に、熱風を吹き付けることで、凹凸連続シート1のうち、平坦面側の部位は、凹凸面側の部位に比べて、熱風の影響を受け易く、熱によって、平坦面側の部位の構成繊維を、凹凸連続シート1の連続方向に縮めることができる。よって、凹凸連続シート1の平坦面側の部位、つまり凸部4の土台部分の繊維密度の低下をより抑制でき、凸部4の耐圧縮性の低下をより確実に抑制できる。
更に、嵩回復装置22において、凹凸連続シート1の厚さ方向に貫通するように熱風を吹き付ける場合、凹凸連続シート1の平坦面側から熱風を吹き付けることで、凸部4が突出する側に繊維をほぐれ易くすることができる。よって、凸部4の嵩(高さ)をより回復させることができる。但し、凹凸連続シート1の平坦面側から熱風を吹き付けるに限らず、凹凸連続シート1の凹凸面側から熱風を吹き付けるようにしてもよい。
図5は、変形例の嵩回復装置30の説明図である。前述のように、凹凸連続シート1の厚さ方向に熱風を貫通して嵩を回復させるに限らず、凹凸連続シート1の表面に沿って熱風を流してもよい。例えば、図5に示す嵩回復装置30は、凹凸連続シート1の両面、及び、側部を覆う空間Aを有し、凹凸連続シート1の平坦面(第2シート3側の面)に対向する嵩回復装置30の面30aのうち、凹凸連続シート1の搬送方向上流側の部位に、空間Aに熱風を噴射する噴射口31が形成されている。また、嵩回復装置30には、噴射口31に連通する熱風チャンバー32、及び、熱風チャンバー32に熱風を供給する供給口33が形成されている。そして、熱風チャンバー32は、噴射口31に向かって、熱風の流路が徐々に絞られ、且つ、搬送方向の下流側に傾斜したノズル形状となっている。よって、凹凸連続シート1の平坦面に熱風が接触しながら、凹凸連続シート1の搬送方向(連続方向)の上流側から下流側に向かって熱風が流れるように、凹凸連続シート1に熱風が吹き付けられる。
図6A及び図6Bは、変形例の凹凸連続シート1’(左図)と本実施形態の凹凸連続シート1(右図)の違いを示す図である。なお、図6Aは、凹凸連続シート1、1’を連続方向及び厚さ方向に切った断面図であり、図6Bは、凹凸連続シート1、1’を幅方向及び厚さ方向に切った断面図である。
図6Aの左図に示す変形例の凹凸連続シート1’は、本実施形態の第1シート2と同様に厚さ方向一方側の面に凸部4’が形成された第1シート2’に、凸部4’よりも高さの低い凸部3aが他方側の面に形成された第2シート3’が接合されたシートである。つまり、変形例の凹凸連続シート1’では、凸部4の形成された側とは反対側の面も、凹凸面となっている。このような凹凸連続シート1’を巻回すると(厚さ方向に重ねると)、凹凸連続シート1’の厚さ方向一方側の面の凸部4’には、他方側の面の凸部3aに対向して潰れ易い凸部4’と、他方側の面の凸部3aに対向せず潰れ難い凸部4’とが、混在する場合がある。そうすると、凹凸連続シート1’の厚さ方向一方側の面の凸部4’の高さのばらつきが大きくなってしまう。
これに対して、図6Aの右図に示すように、本実施形態の凹凸連続シート1では、凸部4の形成された側とは反対側(厚さ方向他方側)の面が、平坦面となっている。よって、本実施形態の凹凸連続シート1を巻回しても、凹凸連続シート1の厚さ方向一方側の面の全ての凸部4が平坦面と対向するので、凸部4によって潰れ方にばらつきが生じ難く、凹凸連続シート1の厚さ方向一方側の面の凸部4の高さのばらつきを抑制できる。その結果、例えば、凹凸連続シート1の場所によって、凹凸形状による効果が減少してしまうことを防げる。
また、図6Bの左図に示す変形例の凹凸連続シート1’は、本実施形態の凹凸連続シート1と同様に、厚さ方向一方側の面に凸部4’が形成され、他方側の面が平坦面となっている。但し、変形例の凹凸連続シート1’では、第1シート2’の幅方向の長さが、第2シート3’の幅方向の長さよりも長くなっている。このような凹凸連続シート1’を巻回すると、凹凸連続シート1’の厚さ方向一方側の面の凸部4’には、第2シート3’の平坦面に対向する凸部4’と、第2シート3’の平坦面に対向せず、凸部4’の空洞部等に対向する凸部4’とが、混在する場合がある。そうすると、凹凸連続シート1’の厚さ方向一方側の面の凸部4’によって潰れ方にばらつきが生じ、凸部4’の高さのばらつきが大きくなってしまう。
これに対して、図6Bの右図に示すように、本実施形態の凹凸連続シート1では、凹凸連続シート1(第2シート3)の厚さ方向他方側の面が平坦面であり、且つ、第1シート2の幅方向の長さが、第2シート3の幅方向の長さ以下となっている。よって、本実施形態の凹凸連続シート1を巻回しても、凹凸連続シート1の厚さ方向一方側の面の全ての凸部4が、凹凸連続シート1(第2シート3)の平坦面と対向するので、凸部4によって潰れ方にばらつきが生じ難く、凹凸連続シート1の厚さ方向一方側の面の凸部4の高さのばらつきを抑制できる。
特に、本実施形態の凹凸連続シート1のように、第1シート2の幅方向の長さと第2シート3の幅方向の長さを一致させることで、凹凸連続シート1の製造時に、第1シート2と第2シート3の幅方向の相対位置決めを容易にできる。よって、第1シート2と第2シート3の供給制御を容易にでき、凹凸連続シート1の製造を容易にできる。
但し、上記変形例の凹凸連続シート1’を用いて吸収性物品8を製造してもよい。その場合にも、凸部4’の形成された側を外側にして巻回されたロールから凹凸連続シート1’を繰り出し、吸収性物品を製造することで、巻回中に凸部4’の土台部分を伸ばされ難くすることができ、凸部4’の土台部分の繊維密度の低下を抑えられるので、吸収性物品における凹凸連続シート1’の凸部4’の耐圧縮性の低下を抑制できる。なお、図6Aの変形例の凹凸連続シート1’のように、厚さ方向の両面に凸部4’、3aが形成される場合、厚さ方向の所定位置(例えば第1シート2’と第2シート3’の接合位置)からの高さが高い方の凸部4’の形成された側を、凸部の形成された側とし、その側を外側にして凹凸連続シート1’を巻回するとよい。
===凹凸連続シートの変形例===
図7Aから図7C、及び、図8Aから図8Bは、変形例の凹凸連続シート1’の説明図である。なお、図7Aから図7Cは、変形例の凹凸連続シート1’を連続方向及び厚さ方向に切った断面図であり、図8Aの上図は、変形例の凹凸連続シート1’の斜視図であり、図8Aの下図は、変形例の凹凸連続シート1’を連続方向及び厚さ方向に切った断面図であり、図8Bは、変形例の凹凸連続シート1’の斜視図である。
前述の凹凸連続シート1(図1)は、第1シート2と第2シート3が接合された2層構造のシートであり、凸部4の内部が空洞となっているが、これに限らない。例えば、図7Aの凹凸連続シート1’のように、1層構造のシートであり、厚さ方向一方側の面に凸部4’が形成され、他方側の面が平坦面であり、凸部4の内部が空洞となっていないシートであってもよい。
また、例えば、図7Bの凹凸連続シート1’のように、1層構造のシートであり、凸部4の内部が空洞となっており、その空洞が、凸部4’の形成された側とは反対側の面にて露出している凹凸連続シート1’であってもよい。なお、図7Bでは、凸部4’の連続方向の長さ(例えば凸部4’の頂面の長さLa)よりも、凹部5’の連続方向の長さ(例えば凹部5’の底面の長さLb)の方が長くなっている。
また、例えば、図7Cの凹凸連続シート1’のように、1層構造のシートであり、高さの異なる凸部41、42が、連続方向に交互に形成された凹凸連続シート1’であってもよい。なお、図7Cでは、凸部41、42の内部が空洞となっており、その空洞が、凸部41,42の形成された側とは反対側の面にて露出している。
また、例えば、図8Aの凹凸連続シート1’のように、第1シート2’と第2シート3’が接合された2層構造のシートであり、第2シート3’の一部が第1シート2’を貫き、その第1シート2’を貫いたループ状の第2シート3’の部位(繊維)を凸部4’としたシートであってもよい(例えば、特表2006−510466号等に記載のシートであってもよい)。なお、図8Aでは、凸部4’の形成された側とは反対側の面は略平坦面となっている。
また、例えば、図8Bの凹凸連続シート1’のように、連続方向に延びる凸部4’及び凹部5’が、幅方向に交互に並んだシートであってもよい。なお、図8Bの凹凸連続シート1’は、1層構造のシートであり、凸部4’の形成された側とは反対側の面は平坦面となっている。このようなシートは、周知の空気流の吹き付け処理によって形成可能であり、元々凹部5’の部分に在った繊維が横に吹き寄せられて凸部4’の部分が盛り上がることにより形成される。つまり、凹凸連続シート1’の凸部4’は、凹凸連続シート1’の加熱及び挟圧により凸部4’を形成するに限らない。
上記変形例の凹凸連続シート1’であっても、凸部4’の形成された側を外側にして巻回されたロールから凹凸連続シート1’を繰り出し、吸収性物品を製造することで、巻回中に凸部4’の土台部分を伸ばされ難くすることができ、凸部4’の土台部分の繊維密度の低下を抑えられるので、吸収性物品における凹凸連続シート1’の凸部4’の耐圧縮性の低下を抑制できる。なお、図7Bの凹凸連続シート1’の場合、凹部5’の連続方向の長さ(Lb)よりも連続方向の長さ(La)が短い凸部4’が形成された側を、凸部の形成された側とし、図7Cの凹凸連続シート1’の場合、厚さ方向の位置がほぼ同位置pである凹部5’よりも突出する高さの異なる凸部41,42が形成された側を、凸部の形成された側とし、その側を外側にして凹凸連続シート1’を巻回するとよい。
以上、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。
1 凹凸連続シート(連続シート)、2 第1シート(第1の連続シート)、3 第2シート(第2の連続シート)、4 凸部、4a 空洞、5 凹部、6 吸収体、7 裏面シート、8 吸収性物品、10 凹凸連続シートの製造装置、11 第1繰り出しローラー、12 第2繰り出しローラー、13 一対のエンボスローラー、13A 第1エンボスローラー(挟圧部材)、13B 第2エンボスローラー、14 接合ローラー(挟圧部材)、15 サクションベルトコンベヤー、16 巻回ローラー、17 芯材、20 吸収性物品の製造装置、21 第3繰り出しローラー、22 嵩回復装置、22a ベルトコンベヤー、22b 熱風噴射ヘッド、22c 吸引ボックス、23 供給ベルトコンベヤー、24 搬送ベルトコンベヤー、25 一対の接合ローラー、26 一対の分断ローラー、30 嵩回復装置、31 噴射口、32 熱風チャンバー、33 供給口、R ロール、R1 第1ロール、R2 第2ロール

Claims (7)

  1. 連続シートに凸部を形成し、前記凸部の形成された側を外側にして前記連続シートを芯材に巻回してロールにする巻回工程と、
    前記ロールを、吸収性物品の製造装置に装着する装着工程と、
    装着された前記ロールから前記連続シートを繰り出す繰り出し工程と
    繰り出された前記連続シートに少なくとも吸収体を組み合わせて前記吸収性物品を製造する組み合わせ工程と
    有する吸収性物品の製造方法であって、
    前記巻回工程において、
    前記連続シートの加熱及び挟圧により、前記連続シートに前記凸部を形成し、 前記凸部を形成した後であり、前記連続シートを巻回する前に、サクションベ ルトコンベヤーを用いて前記連続シートを冷却し、
    前記サクションベルトコンベヤーは、複数のローラーと、貫通孔を備え前記複 数のローラーに掛け回された通気性のベルトと、前記ベルトの内部に設けられた 吸引ボックスと、を有し、
    前記サクションコンベヤーは、前記連続シートの前記凸部の形成された側とは 反対側の面を前記ベルトで吸着しながら搬送して前記連続シートを冷却し、
    前記繰り出し工程と前記組み合わせ工程の間において、嵩回復装置を用いて、前記ロールから繰り出された前記連続シートに熱風を吹き付け、前記連続シートを加熱して嵩を回復させる工程を有し、
    前記連続シートが前記ロールから繰り出されてから前記嵩回復装置まで搬送される間において、前記連続シートの前記凸部の形成された側は搬送ローラーに接触せず、
    前記連続シートが前記ロールから繰り出されてから前記嵩回復装置まで搬送される間において、前記連続シートの前記凸部の形成された側とは反対側に部材を当接させて前記連続シートの搬送経路を変更することを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品の製造方法であって、
    前記連続シートは、第1の連続シート、及び、第2の連続シートを有し、
    前記第1の連続シートの一方側の面に前記凸部を形成し、前記第1の連続シートの他方側の面に前記第2の連続シートを接合することにより、前記連続シートに前記凸部を形成すること、
    を特徴とする吸収性物品の製造方法。
  3. 請求項2に記載の吸収性物品の製造方法であって、
    前記第1の連続シートと前記第2の連続シートとを、一対の挟圧部材で挟圧した状態で加熱することにより接合し、
    前記一対の挟圧部材のうち前記第1の連続シートの前記一方側の面側の挟圧部材を加熱すること、
    を特徴とする吸収性物品の製造方法。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の吸収性物品の製造方法であって、
    前記第2の連続シートの他方側の面が平坦面であり、
    前記第1の連続シートの連続方向に直交する幅方向の長さを、前記第2の連続シートの連続方向に直交する幅方向の長さ以下にすること、
    を特徴とする吸収性物品の製造方法。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の吸収性物品の製造方法であって、
    前記凸部の形成された側とは反対側の前記連続シートの面に、前記熱風を吹き付けることを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の吸収性物品の製造方法であって、
    前記凸部の形成された側とは反対側の前記連続シートの面が、平坦面であることを特徴とする吸収性物品の製造方法。
  7. 連続シートに凸部を形成し、前記凸部の形成された側を外側にして前記連続シートを芯材に巻回してロールにする機構と、
    前記ロールから、前記連続シートを繰り出す機構と、
    繰り出された前記連続シートに少なくとも吸収体を組み合わせて前記吸収性物品を製造する機構と、
    を有する吸収性物品の製造装置であって、
    前記連続シートの加熱及び挟圧により、前記連続シートに前記凸部を形成し、
    前記凸部を形成した後であり、前記連続シートを巻回する前に、サクションベルトコンベヤーを用いて前記連続シートを冷却し、
    前記サクションベルトコンベヤーは、複数のローラーと、貫通孔を備え前記複数のローラーに掛け回された通気性のベルトと、前記ベルトの内部に設けられた吸引ボックスと、を有し、
    前記サクションコンベヤーは、前記連続シートの前記凸部の形成された側とは反対側の面を前記ベルトで吸着しながら搬送して前記連続シートを冷却し、
    前記繰り出す機構による繰り出しと前記製造する機構による組み合わせの間において、前記ロールから繰り出された前記連続シートに熱風を吹き付け、前記連続シートを加熱して嵩を回復させる嵩回復装置を有し、
    前記連続シートが前記ロールから繰り出されてから前記嵩回復装置まで搬送される間において、前記連続シートの前記凸部の形成された側は搬送ローラーに接触せず、
    前記連続シートが前記ロールから繰り出されてから前記嵩回復装置まで搬送される間において、前記連続シートの前記凸部の形成された側とは反対側に部材を当接させて前記連続シートの搬送経路を変更することを特徴とする吸収性物品の製造装置。
JP2015504787A 2014-09-30 2014-09-30 吸収性物品の製造方法、及び、吸収性物品の製造装置 Active JP5838285B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/076093 WO2016051508A1 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 吸収性物品の製造方法、及び、吸収性物品の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5838285B1 true JP5838285B1 (ja) 2016-01-06
JPWO2016051508A1 JPWO2016051508A1 (ja) 2017-04-27

Family

ID=55069224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015504787A Active JP5838285B1 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 吸収性物品の製造方法、及び、吸収性物品の製造装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5838285B1 (ja)
WO (1) WO2016051508A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7310034B2 (ja) * 2020-11-10 2023-07-18 花王株式会社 吸収性物品用不織布

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033966A (ja) * 2001-07-26 2003-02-04 Kao Corp 凹凸表面シートの製造方法
JP2004137655A (ja) * 2002-09-25 2004-05-13 Kao Corp 不織布の嵩回復方法
JP2005509758A (ja) * 2001-11-21 2005-04-14 カール・フロイデンベルク・カーゲー 三次元構造を有するエンボス加工された不織布
JP2011137245A (ja) * 2009-12-25 2011-07-14 Kao Corp 不織布の製造方法
JP2013122104A (ja) * 2011-11-07 2013-06-20 Kao Corp 熱伸長性繊維及びそれを用いた不織布

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003033966A (ja) * 2001-07-26 2003-02-04 Kao Corp 凹凸表面シートの製造方法
JP2005509758A (ja) * 2001-11-21 2005-04-14 カール・フロイデンベルク・カーゲー 三次元構造を有するエンボス加工された不織布
JP2004137655A (ja) * 2002-09-25 2004-05-13 Kao Corp 不織布の嵩回復方法
JP2011137245A (ja) * 2009-12-25 2011-07-14 Kao Corp 不織布の製造方法
JP2013122104A (ja) * 2011-11-07 2013-06-20 Kao Corp 熱伸長性繊維及びそれを用いた不織布

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016051508A1 (ja) 2016-04-07
JPWO2016051508A1 (ja) 2017-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4934835B2 (ja) 積層伸縮シートの製造方法
TWI588313B (zh) Composite sheet and composite sheet manufacturing method
JP5374128B2 (ja) 立体賦形シート
JP2015142721A5 (ja)
JP5766252B2 (ja) パンツ型着用物品及びその製造方法
JP6207897B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
WO2012070462A1 (ja) シート融着体の製造方法及びシート融着体
JP5822278B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5771765B1 (ja) 凹凸シートの製造方法、及び、凹凸シートの製造装置
JP5912431B2 (ja) シート融着体の製造方法
CN109692078A (zh) 制造透气网材的方法和设备以及相应的网材
JP5771766B1 (ja) 複合シートの製造方法、及び、複合シートの製造装置
JP5838285B1 (ja) 吸収性物品の製造方法、及び、吸収性物品の製造装置
JP6560060B2 (ja) 凹凸シートの製造方法
JP5838286B1 (ja) 吸収性物品の製造方法、及び、吸収性物品の製造装置
WO2014208651A1 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP6416701B2 (ja) 凹凸シートの製造方法、及び、凹凸シートの製造装置
JP6318059B2 (ja) 複合伸縮シートの製造方法及び製造装置
JP7033153B2 (ja) シートの製造装置及びシートの製造方法
JP5674559B2 (ja) 網状体、網状体の製造方法、及び包装袋
JP6189109B2 (ja) パンツ型着用物品
JP6420635B2 (ja) シート融着体の製造装置及び製造方法
JP6189111B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
US10363727B1 (en) Thermally-bonded multilayer pads formed from wide webs
JP2022076294A (ja) マスクの製造装置及びマスクの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5838285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250