JP5834945B2 - 画像処理装置、及び画像処理装置の制御プログラム - Google Patents

画像処理装置、及び画像処理装置の制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、カラープロファイルを用いた色変換を行う画像処理装置、及び当該画像処理装置の制御プログラムに関する。
PC等のディスプレイにおいてプリントデータのプレビュー画像を表示する際には、プリンター及びディスプレイの双方のデバイスプロファイルを用いてL等のデバイス非依存の色彩値を基準としたカラーマッチングを行っている。これに関連して、以下の特許文献1には、プリントデータに対してユーザーのマニュアル指示に基づく色修正処理が行われた場合であっても修正後のプリントデータに対するカラーマッチングにより修正内容を考慮したプレビュー表示を行うことができる画像処理装置が記載されている。また、以下の特許文献2には、用紙の色や材質等を考慮した正確なプレビュー表示を行うことができる画像処理装置が記載されている。
しかしながら、特許文献1、2の画像処理装置のようにL等の色彩値を基準としたカラーマッチングを行ったとしてもディスプレイ上のプレビュー画像と用紙上のプリント画像との間に無視できない程の見た目の違いが生じる場合がある。このような見た目の違いはプレビュー画像とプリント画像との間の粒状性の差異に起因するものである。すなわち、カラーマッチング用のデバイスプロファイルはマクロな測色結果を平均化することにより生成されているのに対し、人間の視覚は局所的な高濃度部分に強い印象を受けやすいので、カラーマッチングにより理論上は同一の色に変換されたとしても、粒状性に優れるプレビュー画像と粒状性に劣るプリント画像とは互いに異なる色に見えてしまうことになる(図10参照)。
そのため、従来の画像処理装置によるプレビュー表示の信頼性は十分ではなく、プリンター等の画像形成装置のユーザーは希望通りのプリント画像が出力されるまでプリントデータの色修正や設定変更等を繰り返す必要があったため、ユーザーにとって手間がかかるほか印刷コストが増加するという問題が生じていた。
特開平09−326938号公報 特開平10−70665号公報
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ディスプレイ上のプレビュー画像と用紙上のプリント画像との間の粒状性の差異に起因する見た目の違いを解消することができる画像処理装置、及び画像処理装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)面積階調デバイスのデバイス依存色である第1デバイス依存色から濃度階調デバイスのデバイス依存色である第2デバイス依存色への色変換を行う画像処理装置であって、前記第1デバイス依存色の少なくとも一部について、前記第1デバイス依存色を構成する要素色のうち面積率100%で出力したときの明度が最も小さい要素色である最低明度要素色の面積率を増加させることにより前記第1デバイス依存色を補正する補正部と、前記面積階調デバイス及び前記濃度階調デバイスの双方のデバイスプロファイルを用いて前記補正部による補正後の前記第1デバイス依存色を前記第2デバイス依存色に変換する色変換部と、を有し、前記補正部は、前記第1デバイス依存色を構成する各要素色の面積率が予め定めた第1の面積率よりも大きく、かつ、予め定めた第2の面積率よりも小さい範囲内にある前記第1デバイス依存色について前記最低明度要素色の面積率を増加させ、前記各要素色の面積率が前記範囲外にある前記第1デバイス依存色については、前記最低明度要素色の面積率の増加分を、前記各要素色の面積率が前記範囲内にある前記第1デバイス依存色の前記最低明度要素色の面積率の増加分と連続性を持つ増加分にすることを特徴とする画像処理装置。
)前記第1の面積率は0%〜10%の範囲内にあることを特徴とする上記()に記載の画像処理装置。
)前記第2の面積率は60%〜85%の範囲内にあることを特徴とする上記()または()に記載の画像処理装置。
)前記補正部による前記最低明度要素色の面積率の増加量の最大値は1.5%〜10.0%の範囲内にあることを特徴とする上記(1)〜()のいずれか1つに記載の画像処理装置。
)前記補正部は、補正後の前記第1デバイス依存色を前記面積階調デバイスの出力特性及び前記濃度階調デバイスの出力設定の少なくとも一方に応じて調整し、前記色変換部は、調整後の前記第1デバイス依存色を前記第2デバイス依存色に変換することを特徴とする上記(1)〜()のいずれか1つに記載の画像処理装置。
)前記面積階調デバイスはプリンターであり、前記出力特性にはスクリーン線数及び紙種の少なくとも一方が含まれることを特徴とする上記()に記載の画像処理装置。
)前記濃度階調デバイスはディスプレイであり、前記出力設定には前記面積階調デバイスに対する出力サイズの比率が含まれることを特徴とする上記()または()に記載の画像処理装置。
)前記第1デバイス依存色を構成する要素色はCMYKであり、前記第2デバイス依存色を構成する要素色はRGBであることを特徴とする上記(1)〜()のいずれか1つに記載の画像処理装置。
)面積階調デバイスのデバイス依存色である第1デバイス依存色から濃度階調デバイスのデバイス依存色である第2デバイス依存色への色変換を行う画像処理装置の制御プログラムであって、前記第1デバイス依存色の少なくとも一部について、前記第1デバイス依存色を構成する要素色のうち面積率100%で出力したときの明度が最も小さい要素色である最低明度要素色の面積率を増加させることにより前記第1デバイス依存色を補正する手順(A)と、前記面積階調デバイス及び前記濃度階調デバイスの双方のデバイスプロファイルを用いて前記手順(A)での補正後の前記第1デバイス依存色を前記第2デバイス依存色に変換する手順(B)と、を前記画像処理装置に実行させ、前記手順(A)において、前記第1デバイス依存色を構成する各要素色の面積率が予め定めた第1の面積率よりも大きく、かつ、予め定めた第2の面積率よりも小さい範囲内にある前記第1デバイス依存色について前記最低明度要素色の面積率を増加させ、前記各要素色の面積率が前記範囲外にある前記第1デバイス依存色については、前記最低明度要素色の面積率の増加分を、前記各要素色の面積率が前記範囲内にある前記第1デバイス依存色の前記最低明度要素色の面積率の増加分と連続性を持つ増加分にすることを特徴とする制御プログラム。
(1)上記()に記載の制御プログラムが記録されたコンピューター読み取り可能な記録媒体。
本発明においては、面積階調デバイスのデバイス依存色から濃度階調デバイスのデバイス依存色への色変換に当たり、面積階調デバイスの出力色毎の粒状性に応じて最低明度要素色の面積率を増加させることにより面積階調デバイスのデバイス依存色を補正している。よって、本発明によると、プリンター等の面積階調デバイスの出力画像とディスプレイ等の濃度階調デバイスの出力画像との間の粒状性の差異に起因する見た目の違いを解消することができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理装置(PC)の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るPCの制御部の機能を概念的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る印刷装置(プリンター)の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るプレビュー表示処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるK,C,Mの各単色についてのK面積率の増加量の一例を示すグラフである。 本発明の一実施形態によるK,C,Mの各単色についてのK面積率の増加量の他の例を示すグラフである。 本発明の一実施形態によるプレビュー画像とプリント画像との見た目の一致度の評価結果の一例を示すテーブルである。 本発明の一実施形態によるプレビュー画像とプリント画像との見た目の一致度の評価結果の一例を示すテーブルである。 プレビュー画像とプリント画像との粒状性の差異による見た目の違いを示す概念図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置を含むシステム全体の構成を示すブロック図である。図1のように、本システムは、ディスプレイ上にプリントデータのプレビュー画像を表示する機能を有する画像処理装置(PC1)、及びプリントデータに基づく出力画像を用紙に印刷する機能を有する印刷装置(プリンター2)を備えている。以下ではプリンター2により用紙に印刷された出力画像のことを「プリント画像」と称することがある。
ここで、本実施形態に係るPC1のディスプレイは出力画像を構成する各画素の濃度を変化させることにより階調表現を行うため「濃度階調デバイス」と称されることがある。また、本実施形態に係るプリンター2のプリントエンジンは出力画像を構成する各画素の着色面積を変化させることにより階調表現を行うため「面積階調デバイス」と称されることがある。
図1のように、PC1とプリンター2はネットワークNを介して接続されている。ここで、ネットワークNは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)等の規格によるLAN(Local Area Network)、又はLANどうしを専用線で接続したWAN(Wide Area Network)等である。なお、ネットワークNに接続される機器の種類及び台数は図1の例に限定されない。また、PC1とプリンター2はネットワークNを介することなく直接機器間で接続されてもよい。
図2は、本実施形態に係るPC1の構成を示すブロック図である。図2のように、PC1は、制御部11、記憶部12、表示部13、入力部14、通信インターフェース15を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス16を介して相互に接続されている。これらの構成要素について以下に順に説明する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)であり、制御プログラムに従って各部の動作を制御することによりPC1の諸機能を実現するPC1の諸機能についてはさらに後述する。記憶部12は、プログラムやパラメーター等を格納するROM(Read Only Memory)、CPUの作業領域として一時的にデータを保持するRAM(Random Access Memory)、及びプログラムやデータファイル等を格納するHDD(Hard Disk Drive)等からなる記憶領域である。記憶部12には、PC1(ディスプレイ)の及びプリンター2(プリントエンジン)のデバイスプロファイルが格納されている。
ここでいうプロファイルとはICC(International Color Consortium)の規格に準拠したカラープロファイルのことを指し、デバイスプロファイルとはRGBやCMYK等の色空間におけるデバイス依存色からLやXYZ等の色空間におけるデバイス非依存色への色変換(カラーマッチング)及びデバイス非依存色からデバイス依存色への色変換(カラーマッチング)に用いられるプロファイルのことを指す。本実施形態に係るプロファイルは実質的に各々のデバイス依存色とデバイス非依存色(又は他のデバイス依存色)との対応関係を示すLUT(Look−Up Table)の形態で提供されている。よって、本実施形態に係るプロファイルとLUTとは互いに同義である。
すなわち、本実施形態に係るプリンター2のデバイスプロファイルとは、プリントエンジンのデバイス依存色であるCMYK値とデバイス非依存色であるL値との対応関係を示すLUTのことを指し、PC1のデバイスプロファイルとは、ディスプレイのデバイス依存色であるRGB値とデバイス非依存の色彩値であるL値との対応関係を示すLUTのことを指す。各デバイスのデバイスプロファイル(LUT)は測色器によるプリント画像やプレビュー画像等の測色結果に基づき公知の手法により作成される。なお、以下では各デバイスのデバイス依存色のことを「出力色」と称することがある。
表示部13は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(LiquidCrystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)等のディスプレイである。例えば、表示部13にはプリントデータに基づくプレビュー画像が表示される。この際、プリントデータを構成する色情報(CMYK値)がデバイスリンクプロファイルにより表示部13のデバイス依存色を表す色情報(RGB値)に変換される。
入力部14は、キーボードやマウス等の入力装置であり、ユーザーから各種動作指示の入力を受け付ける。例えば、入力部14は、ディスプレイ13の出力設定情報(後述)の入力を受け付ける。通信インターフェース15は、NIC(Network Interface Card)等の通信機器であり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格に準拠している。PC1は通信インターフェース15を介してプリンター2から各種情報を受信する。例えば、PC1は、プリンター2からプリントエンジンの出力特性情報(後述)を受信する。
図3は、制御部11により実現されるPC1の諸機能の一部を概念的に示すブロック図である。図3のように、制御部11は、補正手段11a、プロファイル作成手段11b、プロファイル結合手段11c、及び色変換手段11dを備えている。ここで、補正手段11aは、プリンター2の出力色の各々について、プレビュー画像とプリント画像との粒状性の差異による見た目の違いを軽減するための補正値を決定する。プロファイル作成手段11bは、プリンター2の出力色と補正手段11aにより決定した補正値との対応関係を示すLUT(補正用プロファイル)を作成する。
また、プロファイル結合手段11cは、プロファイル作成手段11bにより作成した補正用プロファイル及び各デバイスのデバイスプロファイルに基づきプリンター2の出力色とPC1の出力色との対応関係を示すLUT(デバイスリンクプロファイル)を作成する。色変換手段11dは、プロファイル結合手段11cにより作成したデバイスリンクプロファイルを用いてプリンター2の出力色(CMYK値)をPC1の出力色(RGB値)に変換する。
続いて、図4は、本実施形態に係るプリンター2の構成を示すブロック図である。図4のように、プリンター2は、制御部21、記憶部22、操作部23、印刷部24、通信インターフェース25を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス26を介して相互に接続されている。これらの構成要素について以下に順に説明する。
制御部21は、CPUであり、制御プログラムに従って各部の動作を制御する。記憶部22は、プログラムやパラメーター等を格納するROM、CPUの作業領域として一時的にデータを保持するRAM、及びプログラムやデータファイル等を格納するHDD等からなる記憶領域である。操作部23は、オペレーションパネルであり、ユーザーに各種情報を表示するとともにユーザーから各種動作指示の入力を受け付ける。印刷部24については後述する。通信インターフェース25は、NIC(Network Interface Card)等の通信機器であり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格に準拠している。プリンター2は通信インターフェース25を介してPC1に各種情報を送信する。例えば、プリンター2はプリントエンジンの出力特性情報をPC1に送信する。
印刷部24は、プリントエンジンであり、PC1等のネットワーク機器から受信したプリントデータに基づく印刷処理を実行する。より具体的に、印刷24は、感光体ドラムを帯電させる帯電工程、レーザ光により感光体ドラム上に静電潜像を形成する露光工程、感光体ドラム上の静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する現像工程、感光体ドラム上のトナー画像を転写ベルトにより用紙に転写する転写工程、用紙に転写されたトナー画像を定着ローラにより加熱・定着させる定着工程を含む電子写真方式の印刷処理を実行する。ただし、印刷部24は、インパクト方式や熱転写方式やインクジェット方式等の他の印刷方式を採用するものであってもよい。
次に、本実施形態に係るシステムの動作の概要について説明する。図5は、本実施形態に係るPC1によりプリントデータに基づくプレビュー画像を表示する処理(プレビュー表示処理)の手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートにより示されるアルゴリズムは記憶部12のROMに制御プログラムとして格納されており、RAMに読み出されて制御部11により実行される。
図5を参照すると、先ず、制御部11は、プリントエンジン24の出力特性に関する出力特性情報、ディスプレイ13におけるプレビュー画像の表示設定に関する表示設定情報、並びにプリントエンジン24及びディスプレイ13の双方のデバイスプロファイルを取得する(S101)。ここで、出力特性情報はプリントエンジン24の要素色やスクリーン線数や印刷処理用の紙種等に関する情報を含んでおり、ネットワークNを介してプリンター2から取得される。ただし、出力特性情報は予め記憶部12に格納されていてもよい。表示設定情報はディスプレイ上のプレビュー画像と用紙上のプリント画像との表示サイズの比率等に関する情報を含んでおり、入力部14によりユーザーから取得される。また、プリントエンジン24及びディスプレイ13のデバイスプロファイルは記憶部12から取得される。
続いて、制御部11は、プリントエンジン24のデバイスプロファイル(LUT)に格納された出力色(CMYK値)の少なくとも一部について、プリント画像とプレビュー画像との粒状性の相違に起因する見た目の違い(図10参照)を軽減するための補正値を決定する(S102)。この際、制御部11は、補正対象の出力色を構成する要素色(C,M,Y,K)のうち面積率100%で印刷したときの明度が最も低いものの面積率を増加させることにより当該出力色を補正する。
ここで、C,M,Y,Kのうち面積率100%で印刷したときの明度が最も低いのは「K」であるので(明度が低い順にK→C→M→Yである)、制御部11は補正対象の出力色のK面積率を増加させることにより当該出力色を補正する。なお、上記の「補正値」とはK面積率を増加させた後の出力色のことを指す。このように本実施形態においてはプリントエンジン24の出力色毎の粒状性に応じて明度が最も低い要素色(最低明度要素色)の面積率を増加させることによりプリントエンジン24の各出力色を補正する。
本実施形態において、プリンター2の出力色ごとのK面積率の増加量は、その出力色を構成する各要素色(C,M,Y,K)の面積率に応じて決定される。ただし、一般にY面積率の大小はプリント画像の粒状性に殆ど影響を与えないことが知られているので、以下に例示するK面積率の増加量の決定に当たりY面積率については考慮しないこととする。K面積率の増加量の具体的な決定方法は以下の(a)〜(c)に示す通りである。
(a)C,M,Kのうちの1要素色のみからなる出力色(K、C、Mの各単色)について
図6は、C,M,Kのうちの1要素色のみからなる出力色(C,M,Kの各単色)について、各要素色の面積率(%)に対するK面積率の増加量(%)の一例を示すグラフである。図6において、K面積率の増加量は、各要素色の面積率が0%〜P%の範囲内とP〜100%の範囲内にあるときに0にされている(P<P)。すなわち、制御部11は、各要素色の面積率が上記のPよりも大きく、かつ、Pよりも小さい出力色についてK面積率を増加させている。
そして、K面積率の増加量は、各要素色の面積率がP%のときに最大にされている(P<P<P)。ただし、K面積率の増加量は各要素色の面積率がPのときのみ最大にされるのではなく、各要素色の面積率がP含む一定の範囲内にあるときに最大にされていてもよい(図7参照)。
以下ではP、P、Pのことをそれぞれ第1、第2、第3の面積率と称することがある。図6において、第1〜第3の面積率は全ての要素色について共通の値にされているが(P=10%,P=80%,P=40%)、これらの面積率は要素色ごとに異なる値にされていてもよい。また、以下ではK面積率の増加量の最大値のことを最大増加量Lと称することにする。図6において、Kについての最大増加量Lは5%であり、Cについての最大増加量Lは4%であり、Mについての最大増加量Lは3%である。なお、上記のようにK面積率の増加量の決定に当たりY面積率の大小は考慮されないので、Yを含む2要素色のみからなる出力色(Y+K,C+Y,M+Y)についてのK面積率の増加量も本項と同様の手法により決定される。
(b)C,M,Kのうちの2要素色のみからなる出力色について
先ず、最低明度要素色であるKを含む出力色(C+K,M+K)については、Kの単色ステップ(図6参照)における増加量を同ステップにおける最大増加量Lで割った値に、他の要素色(C又はM)の単色ステップにおける増加量を乗じた積がK面積率の増加量とされる。図6の例において、(C,M,Y,K)=(0,40%,0,40%)である出力色についてのK面積率の増加量は:5/5×3=3% とされる。
また、最低明度要素色であるKを含まない出力色(C+M)については、明度が低い方の要素色(C)の単色ステップにおける増加量を同ステップにおける最大増加量Lで割った値に、もう一方の要素色(M)の単色ステップにおける増加量を乗じた積がK面積率の増加量とされる。図6の例において、(C,M,Y,K)=(40%,40%,0,0)である出力色についてのK面積率の増加量は:3/5×4=2.4% とされる。
なお、上記のようにK面積率の増加量の決定に当たりY面積率の大小を考慮されないので、Yを含む3要素色のみからなる出力色(C+Y+K,M+Y+K,C+M+Y)についてのK面積率の増加量も本項と同様の手法により決定される。
(c)C,M,Kのうちの3要素色のみからなる出力色について
C,M,Kのうちの3要素色のみからなる出力色(C+M+K)については、Kの単色ステップ(図6参照)における増加量を同ステップにおける最大増加量Lで割った値に、Cの単色ステップにおける増加量とMの単色ステップにおける増加量(%)との平均値を乗じた積がK面積率の増加量とされる。図6の例において、(C,M,Y,K)=(40%,40%,0,40%)である出力色についてのK面積率の増加量は:5/5×(3+4)/2=3.5% とされる。
なお、上記のようにK面積率の増加量の決定に当たりY面積率の大小は考慮されないので、C,M,Y,Kの4要素色からなる出力色(C+M+Y+K)についてのK面積率の増加量も本項と同様の手法により決定される。
再び図5を参照すると、制御部11は、S102で決定した補正値をプリントエンジン24の出力特性やディスプレイ13の表示設定等に応じて調整し、プリントエンジン24の出力色と調整後の補正値との対応関係を示すLUTを作成する(S103)。このようなLUTのことを以下では「補正用LUT」と称する。補正用LUTはS102で決定した補正値に、S101で取得した出力特性情報及び表示設定情報に応じた係数を乗ずることにより作成される。このような係数のことを以下では「調整係数A」と称する。調整係数Aは出力特性情報及び表示設定情報の種類ごとに予め定義されている。
ここで、調整係数Aはプリントエンジン24のスクリーン線数が多いときほど小さくなるように設定されることが好ましく、例えば、スクリーン線数が200lpiのときにA=0.95とされ、150lpiのときにA=1.05とされる。また、調整係数Aは用紙の表面粗度が高いときほど大きくなるように設定されることが好ましく、例えば、表面粗度が低いコート紙が使用されるときにA=1.0とされ、表面粗度が高い普通紙が使用されるときにA=1.1とされる。また、調整係数Aはプレビュー画像に対するプリント画像のサイズ比率が大きいときほど大きくなるように設定されることが好ましく、例えば、サイズ比率(プリント画像:プレビュー画像)が1:1のときにA=1.0とされ、サイズ比率(プリント画像:プレビュー画像)が2:1のときにA=1.1とされる。
上記のように複数種類の調整係数Aが存在する場合にはS102で決定した補正値に全種類の調整係数Aを乗ずることにより補正用LUTを作成する。また、頻繁に変更される表示設定については複数の設定値に対応する補正用LUTを予め作成しておくことが好ましい。例えば、プレビュー画像の表示サイズ設定はユーザーにより頻繁に変更される可能性が高いので、予め複数のサイズ比率に対応する調整係数Aを用いて補正用LUTを作成しておくことが好ましい。
続いて、制御部11は、補正用LUTに対してプリントエンジン24及びディスプレイ13のデバイスプロファイルを順次適用することによりプリントエンジン24の出力色(CMYK値)をディスプレイ13の出力色(RGB値)に変換するためのデバイスリンクプロファイルを作成する(S104)。このようなデバイスリンクプロファイルのことを以下では「補正用デバイスリンクプロファイル」と称する。S104では公知の手法により補正用デバイスリンクプロファイルを作成するが、デバイス非依存の色彩値(L値)を極力正確に再現することができるように測色レンダリングインテントを採用することが好ましい。また、補正用LUTに対して2つのデバイスプロファイルを順次適用する代わりに、それらのデバイスプロファイルに基づくデバイスリンクプロファイルを予め作成しておき、そのデバイスリンクプロファイルを補正用LUTに対して適用することとしてもよい。
続いて、制御部11は、プリントエンジン24による印刷処理用のプリントデータ(CMYKデータ)を取得する(S105)。より具体的に、制御部11は、PC1の各種アプリケーションにより作成されたプリントデータを取得するか、又は外部機器から送信されたプリントデータをネットワークN経由で受信する。その後、制御部11は、取得したプリントデータに補正用デバイスリンクプロファイルを適用することによりプリントデータを構成するCMYK値をRGB値に変換する(S106)。
続いて、制御部11は、色変換後のプリントデータ(RGBデータ)に基づくプレビュー画像をディスプレイ13に表示させる(S107)。ここで、プリントデータの色変換(S106)には上記の補正値に基づく補正用デバイスリンクプロファイルが使用されているため、ディスプレイ13にはプリント画像との見た目の違いが解消されたプレビュー画像が表示されることになる。その後、制御部11はプレビュー表示処理を終了する(エンド)。
次に、第1〜第3の面積率(P〜P)の最適値について説明する。図8は、K面積率の最大増加量Lを固定しつつ第1〜第3の面積率を漸次的に変化させた場合のプレビュー画像とプリント画像との見た目の一致度の評価結果を示している。本評価にはC,M,Kの各々について面積率を10%ずつ増加させた単色カラーパッチ(面積率:10%〜90%)を用いた。そして、個々のカラーパッチに基づくプレビュー画像とプリント画像との間の見た目の一致度をカラーマッチング熟練者が5段階でランク付けし、全てのカラーパッチについてのランク付けの平均値を計算した。ランク付けの基準は以下に示す通りであり、図中の「評価結果」は5名のカラーマッチング熟練者による評価結果の平均値を示している。なお、本評価においては、プリンター2のスクリーン線数を175lpiとし、紙種をコート紙とし、サイズ比率(プリント画像:プレビュー画像)を1:1とした。
レベル1:見た目の違いが極めて大きい(実用不可)
レベル2:見た目の違いが大きい(実用不可)
レベル3:見た目の違いが少ない(実用可)
レベル4:見た目の違いが極めて少ない(実用可)
レベル5:見た目の違いが全く認められない(実用可)。
図8のNo.1〜6を参照すると、No.2〜6は、P及びPを固定しつつ(P=80%,P=30%)Pを0%〜20%の範囲内で漸次的に変化させたときの評価結果を示している。また、No.1は、No.2〜6と同一のカラーパッチに基づくプレビュー画像及びプリント画像を従来技術の手法を用いて(すなわち、K面積率を増加させることなく)出力した場合の評価結果を示している。これらの評価結果が示すように、P=0%〜10%の範囲内で従来技術と比較して特に優れた一致度を達成することができた。
続いて、図8中のNo.7〜12を参照すると、No.8〜12は、P及びPを固定しつつ(P=0%,P=80%)Pを5%〜70%の範囲内で漸次的に変化させたときの評価結果を示している。また、No.7は、No.8〜12と同一のカラーパッチに基づくプレビュー画像及びプリント画像を従来技術の手法を用いて(すなわち、K面積率を増加させることなく)出力した場合の評価結果を示している。これらの評価結果が示すように、P=10%〜60%の範囲内で従来技術と比較して特に優れた一致度を達成することができた。
続いて、図8中のNo.13〜18を参照すると、No.14〜18は、P及びPを固定しつつ(P=0%,P=30%)Pを50%〜90%の範囲内で漸次的に変化させたときの評価結果を示している。また、No.13は、No.14〜18と同一のカラーパッチに基づくプレビュー画像及びプリント画像を従来技術の手法を用いて(すなわち、K面積率を増加させることなく)出力した場合の評価結果を示している。これらの評価結果が示す通り、P=60%〜85%の範囲内で従来技術と比較して特に優れた一致度を達成することができた。
次に、K面積率の最大増加量Lの最適値について説明する。図9は、第1〜第3の面積率を固定しつつK面積率の最大増加量Lを漸次的に変化させた場合のプレビュー画像とプリント画像との見た目の一致度の評価結果を示している。本評価に用いたカラーパッチは図8の評価と同様であり、ランク付けの基準も図8の評価と同様である。また、スクリーン線数、紙種、サイズ比率等の諸条件も図8の評価と同様である。さらに、図9の「評価結果」は図8と同様に5名のカラーマッチング熟練者による評価結果の平均値を示している。
図9のNo.1〜10を参照すると、No.2〜10は、K面積率の最大増加量Lを1.0%〜16.0%の範囲内で漸次的に増加させたときの評価結果を示している。また、No.1は、No.2〜10と同一のカラーパッチに基づくプレビュー画像及びプリント画像を従来技術の手法を用いて(すなわち、K面積率を増加させることなく)出力した場合の評価結果を示している。これらの評価結果が示す通り、L=1.5%〜10.0%の範囲内で従来技術と比較して特に優れた一致度を達成することができた。
以上のように、本実施形態に係るPC1は、プリントエンジン24のデバイス依存色(CMYK値)からディスプレイ13のデバイス依存色(RGB値)への色変換に当たり、プリントエンジン24の出力色毎の粒状性に応じて最低明度要素色(K)の面積率を増加させることによりプリントエンジン24のデバイス依存色(CMYK値)を補正している。よって、本実施形態に係るPC1によると、プリントエンジン24によるプリント画像とディスプレイ13によるプレビュー画像との間の粒状性の差異に起因する見た目の違いを解消することができる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々改変されることができる。例えば、上記実施形態では画像処理装置としてPC1を採用したが、本発明に係る画像処理装置は他の種類のデバイスであってもよいし、プリンターやMFP等の画像形成装置に内蔵されていてもよい。また、上記実施形態では面積階調デバイスとしてプリントエンジン24を採用したが、本発明に係る面積階調デバイスは出力画像を構成する各画素の着色面積を変化させることにより階調表現を行う出力デバイスであればいかなるものであってもよい。同様に、上記実施形態では濃度階調デバイスとしてディスプレイ13を採用したが、本発明に係る濃度階調デバイスは出力画像を構成する各画素の濃度を変化させることにより階調表現を行う出力デバイスであればいかなるものであってもよい。
本発明に係る画像処理装置の各手段は、上記各手順を実行するための専用のハードウェア回路によっても、また、上記各手順を記述したプログラムをCPUが実行することによっても実現可能である。後者により本発明を実現する場合、各手段を動作させるプログラムは、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやハードディスク等に転送されて記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像処理装置を構成する装置の一機能としてその装置に組み込まれていてもよい。
1 PC、
11 制御部、
11a 補正手段、
11b プロファイル作成手段、
11c プロファイル結合手段、
11d 色変換手段、
12 記憶部、
13 表示部(ディスプレイ)、
14 入力部、
15 通信インターフェース、
2 プリンター、
21 制御部、
22 記憶部、
23 操作部、
24 印刷部(プリントエンジン)、
25 通信インターフェース、
L 最大増加量。

Claims (10)

  1. 面積階調デバイスのデバイス依存色である第1デバイス依存色から濃度階調デバイスのデバイス依存色である第2デバイス依存色への色変換を行う画像処理装置であって、
    前記第1デバイス依存色の少なくとも一部について、前記第1デバイス依存色を構成する要素色のうち面積率100%で出力したときの明度が最も小さい要素色である最低明度要素色の面積率を増加させることにより前記第1デバイス依存色を補正する補正部と、
    前記面積階調デバイス及び前記濃度階調デバイスの双方のデバイスプロファイルを用いて前記補正部による補正後の前記第1デバイス依存色を前記第2デバイス依存色に変換する色変換部と、を有し、
    前記補正部は、前記第1デバイス依存色を構成する各要素色の面積率が予め定めた第1の面積率よりも大きく、かつ、予め定めた第2の面積率よりも小さい範囲内にある前記第1デバイス依存色について前記最低明度要素色の面積率を増加させ、前記各要素色の面積率が前記範囲外にある前記第1デバイス依存色については、前記最低明度要素色の面積率の増加分を、前記各要素色の面積率が前記範囲内にある前記第1デバイス依存色の前記最低明度要素色の面積率の増加分と連続性を持つ増加分にすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の面積率は0%〜10%の範囲内にあることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の面積率は60%〜85%の範囲内にあることを特徴とする請求項またはに記載の画像処理装置。
  4. 前記補正部による前記最低明度要素色の面積率の増加量の最大値は1.5%〜10.0%の範囲内にあることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  5. 前記補正部は、補正後の前記第1デバイス依存色を前記面積階調デバイスの出力特性及び前記濃度階調デバイスの出力設定の少なくとも一方に応じて調整し、
    前記色変換部は、調整後の前記第1デバイス依存色を前記第2デバイス依存色に変換することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  6. 前記面積階調デバイスはプリンターであり、
    前記出力特性にはスクリーン線数及び紙種の少なくとも一方が含まれることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記濃度階調デバイスはディスプレイであり、
    前記出力設定には前記面積階調デバイスに対する出力サイズの比率が含まれることを特徴とする請求項またはに記載の画像処理装置。
  8. 前記第1デバイス依存色を構成する要素色はCMYKであり、
    前記第2デバイス依存色を構成する要素色はRGBであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  9. 面積階調デバイスのデバイス依存色である第1デバイス依存色から濃度階調デバイスのデバイス依存色である第2デバイス依存色への色変換を行う画像処理装置の制御プログラムであって、
    前記第1デバイス依存色の少なくとも一部について、前記第1デバイス依存色を構成する要素色のうち面積率100%で出力したときの明度が最も小さい要素色である最低明度要素色の面積率を増加させることにより前記第1デバイス依存色を補正する手順(A)と、
    前記面積階調デバイス及び前記濃度階調デバイスの双方のデバイスプロファイルを用いて前記手順(A)での補正後の前記第1デバイス依存色を前記第2デバイス依存色に変換する手順(B)と、を前記画像処理装置に実行させ
    前記手順(A)において、前記第1デバイス依存色を構成する各要素色の面積率が予め定めた第1の面積率よりも大きく、かつ、予め定めた第2の面積率よりも小さい範囲内にある前記第1デバイス依存色について前記最低明度要素色の面積率を増加させ、前記各要素色の面積率が前記範囲外にある前記第1デバイス依存色については、前記最低明度要素色の面積率の増加分を、前記各要素色の面積率が前記範囲内にある前記第1デバイス依存色の前記最低明度要素色の面積率の増加分と連続性を持つ増加分にすることを特徴とする制御プログラム。
  10. 請求項に記載の制御プログラムが記録されたコンピューター読み取り可能な記録媒体。
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