JP2008067073A - 画像形成装置、階調補正方法、およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、階調補正方法、およびプログラム Download PDF

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大悟 浜
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淳志 北川原
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俊史 高平
Toshiyuki Yano
季之 谷野
Masaomi Sakamoto
正臣 坂本
Toshie Kobiyama
敏江 小檜山
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Abstract

【課題】階調ジャンプ等の不具合を抑制することのできる階調補正データを作成する。
【解決手段】HL基準画像HG、MID基準画像MG、SH基準画像SGが形成されたリファレンスチャートに、プリンタを用いて、それぞれ濃度が異なる複数のパッチ画像を有するHL比較画像HC、MID比較画像MC、SH比較画像SCを形成する。ユーザは、例えばHL基準画像HGとHL比較画像HCとを比較し、HL基準画像HGとほぼ同じ濃度に見える範囲(HL許容下限値(例えば−3)、HL許容上限値(例えば+1))およびHL比較画像HCの中からHL基準画像HGに最も近い画像(HL基準値(例えば±0))を決定する。なお、MID領域およびSH領域においても同様である。そして、これら許容上限値、許容下限値、基準値から各領域における特徴値を算出し、各特徴値に基づいて基準TRC LUTの補正用LUTを作成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、階調補正の調整機能を備えた画像形成装置、階調補正方法、およびプログラムに関する。
近年、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)のトナーやインク等を用いて、用紙上にフルカラー画像を形成可能なカラー画像形成装置が広く用いられるようになってきた。この種のカラー画像形成装置では、温度や湿度等の環境条件や装置内部の機構等の経時的な変化が原因となり、例えば同一の画像データを入力した場合でも、カラー画像出力装置から出力される画像の色味が変化してしまうことがある。これは、経時的な変化に伴い、カラー画像形成装置における入力と出力との関係が変動することに起因する。
そこで、従来より、例えばカラー画像形成装置に簡易的に階調補正を行う機能を具備させ、経時的な変化に応じた階調補正を実行させることにより、出力の階調性を理想とする状態に近づける技術が種々提案されている。例えば、カラー画像出力装置を用いて用紙上にYMCKの各色のグラデーション画像を形成して出力し、出力された各色のグラデーション画像と予め準備されているYMCK各色の色見本とを比較し、各色のグラデーション画像の中からそれぞれ対応する色見本と一致する濃度の画像を選択し、選択した画像の濃度と一致させるようにYMCK各色の階調を補正する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−224723号公報
ところで、従来の手法では、色見本と一致する画像の濃度と一致させるように階調補正を行っていたため、階調補正に使用する階調補正データのカーブが急峻となったり、なめらかにならなかったりする場合があった。そして、このような階調補正データを用いて階調補正を施した画像データを用いて画像形成を行った場合に、階調ジャンプ等が発生するおそれがあった。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、階調ジャンプ等の不具合を抑制することのできる階調補正データを作成することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、入力される画像データに階調補正データを用いて階調補正処理を施す階調補正処理部と、階調補正処理部から出力される画像データに基づいて作像を行う作像部と、作像部にて形成された所定の濃度領域において階調を異ならせたテストパターンに基づいて決められた複数の補正ポイントの選択を受け付ける受付部と、受付部にて受け付けた複数の補正ポイントに基づき、階調補正データを補正するための補正データを作成する補正データ作成部とを含んでいる。
このような画像形成装置において、受付部は、作像部にて形成された濃度領域が異なる複数のテストパターン毎に決められた複数の補正ポイントの選択を受け付け、補正データ作成部は、テストパターン毎に受け付けた複数の補正ポイントに基づいて補正データを作成することができる。また、作像部が複数色にて作像を行う場合に、受付部は、作像部にて形成された色毎のテストパターンに基づいて決められた複数の補正ポイントの選択を受け付け、補正データ作成部は、色毎の補正データを作成することができる。さらに、受付部は、複数の補正ポイントとして、テストパターンのうち所定の濃度領域における基準画像の濃度に対し許容される下限値および許容される上限値の選択を受け付け、補正データ作成部は、上限値および下限値の平均値を用いて補正データを作成することができる。さらにまた、受付部は、複数の補正ポイントとして、テストパターンのうち所定の濃度領域における基準画像の濃度に対し許容される下限値、許容される上限値、および基準画像の濃度に近い基準値の選択を受け付け、補正データ作成部は、上限値、下限値、および基準値に基づいて作成された特徴値を用いて補正データを作成することができる。
また、他の観点から捉えると、本発明は、画像形成装置を用いて、所定の濃度領域において階調を異ならせたテストパターンを形成するステップと、形成されたテストパターンに基づいて決められた複数の補正ポイントの選択を受け付けるステップと、受け付けた複数の補正ポイントに基づき、画像形成装置で用いられる階調補正データを作成するステップとを含む階調補正方法として把握することができる。
このような階調補正方法において、形成するステップでは、濃度領域が異なる複数のテストパターンを形成し、受け付けるステップでは、テストパターン毎に決められた複数の補正ポイントの選択を受け付け、作成するステップでは、テストパターン毎に受け付けた複数の補正ポイントに基づいて階調補正データを作成することができる。また、画像形成部が複数色にて画像を形成する場合に、形成するステップでは、色毎にテストパターンを形成し、受け付けるステップでは、色毎のテストパターンに基づいて決められた複数の補正ポイントの選択を受け付け、作成するステップでは、色毎の階調補正データを作成することができる。さらに、受け付けるステップでは、複数の補正ポイントとして、テストパターンのうち所定の濃度領域における基準画像の濃度に対し許容される下限値および許容される上限値の選択を受け付け、作成するステップでは、上限値および下限値の平均値を用いて階調補正データを作成することができる。さらにまた、受け付けるステップでは、複数の補正ポイントとして、テストパターンのうち所定の濃度領域における基準画像の濃度に対し許容される下限値、許容される上限値、および基準画像の濃度に近い基準値の選択を受け付け、作成するステップでは、上限値、下限値、および基準値に基づいて作成された特徴値を用いて階調補正データを作成することができる。
さらに、本発明は、画像形成装置を用いて、所定の濃度領域において階調を異ならせたテストパターンを形成する機能と、形成されたテストパターンに基づいて決められた複数の補正ポイントの選択を受け付ける機能と、受け付けた複数の補正ポイントに基づき、画像形成装置で用いられる階調補正データを作成する機能とをコンピュータに実現させるプログラムとして把握することもできる。
請求項1記載の発明によれば、階調ジャンプ等の不具合を抑制することのできる階調補正データを作成することができる。
請求項2記載の発明によれば、濃度領域毎に階調補正を行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、色毎に階調補正を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、基準濃度に対する許容範囲の上限値および下限値の平均値から階調補正データを作成することができる。
請求項5記載の発明によれば、基準濃度に対する許容範囲の上限値、下限値、および基準値に基づく特徴値から階調補正データを作成することができる。
請求項6記載の発明によれば、階調ジャンプ等の不具合を抑制することのできる階調補正データを作成することができる。
請求項7記載の発明によれば、濃度領域毎に階調補正を行うことができる。
請求項8記載の発明によれば、色毎に階調補正を行うことができる。
請求項9記載の発明によれば、基準濃度に対する許容範囲の上限値および下限値の平均値から階調補正データを作成することができる。
請求項10記載の発明によれば、基準濃度に対する許容範囲の上限値、下限値、および基準値に基づく特徴値から階調補正データを作成することができる。
請求項11記載の発明によれば、階調ジャンプ等の不具合を抑制することのできる階調補正データを作成することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は本実施の形態が適用されるプリントシステムの構成例を示す図である。このプリントシステムは、複数のクライアント10(具体的には10a、10b、10c)、ネットワーク20、および複数のプリンタ30(具体的には30a、30b)を備える。本実施の形態では、各クライアント10a、10b、10cがネットワーク20を介して各プリンタ30a、30bに接続される。なお、この例では、プリンタ30aおよびプリンタ30bは同一機種であるものとする。
このプリントシステムにおいて、クライアント10は、印刷対象となるドキュメントデータ等を、プリンタドライバソフトウェアによってプリンタ30が処理できる形式のジョブデータ(入力画像データ)に変換した後、ネットワーク20に送信する。一方、プリンタ30は、ネットワーク20を介して受信したジョブデータを解釈し、記録材としての用紙上に画像を形成する。本実施の形態において、プリンタ30は、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、および黒(K)の各色トナーを用いて、用紙上にフルカラー画像を形成可能な電子写真プリンタである。このプリンタ30では、帯電、露光、現像、転写、および定着の各工程を経て、用紙上にCMYK各色のトナー像が重ね合わされたフルカラー画像を形成する。なお、電子写真方式以外に、例えばインクジェット方式や静電記録方式等を採用したプリンタ30を使用することもできる。
図2は、上述したプリンタ30の構成例を示す図である。このプリンタ30は、画像処理部40、作像部50、TRC LUT作成部60、および補正用LUT設定部70を備える。また、プリンタ30は、受付部として機能するUI(User Interface)80をさらに備える。
これらのうち、画像処理部40は、ネットワーク20を介してクライアント10から送られてくる入力画像データに各種処理を施して作像用データを作成し、作像部50に出力する。作像部50は、画像処理部40から入力される作像用データに基づき、用紙上に画像を形成する。TRC LUT作成部60は、画像処理部40にて画像処理を施す際の階調補正に使用されるTRC LUT(TRC:Tone Reproduction Curve、LUT:Look Up Table)を作成する。補正用LUT設定部70は、TRC LUT作成部60においてTRC LUTを作成する際に使用される補正用LUTを作成する。
次に、画像処理部40、作像部50、TRC LUT作成部60、および補正用LUT設定部70のより詳細な構成について説明する。
画像処理部40は、色変換処理部41、階調補正処理部42、および合成レイアウト処理部43を備える。
色変換処理部41は、入力画像データに色変換処理を施す。入力画像データが例えば赤(R)、緑(G)、青(B)各色の画像データを含むRGBデータの場合、画像処理部40は、RGBデータをCMYKデータに変換(RGB−CMYK変換)する。また、入力画像データが例えばCMYKデータの場合、画像処理部40は、CMYKデータをKの画像データ(墨量)等を異ならせたCMYKデータに変換(CMYK−CMYK変換)する。したがって、色変換処理部41からは、色変換処理がなされたCMYKデータが出力されることになる。
階調補正処理部42は、色変換処理部41から入力される色変換処理済みのCMYKデータに対し、色毎に階調補正を施す。電子写真方式のプリンタ30では、入力(濃度)と出力(濃度)とが非線形な関係を有している。このため、色変換処理部41から出力されるCMYKデータを用いてそのまま作像部50にて作像を行うと、得られる画像の濃度が所望とするものよりも濃くなったり薄くなったりしてしまう。このため、階調補正処理部42では、このような非線形性を改善する目的で、入出力の非線形性を打ち消すように階調補正を行っている。そして、階調補正処理部42において、階調補正にはTRC LUT作成部60から入力されるTRC LUT(階調補正データに対応)が使用される。なお、階調補正処理部42からは、階調補正処理がなされたCMYKデータが出力されることになる。
合成レイアウト処理部43は、階調補正処理部42から入力される階調補正処理済みのCMYKデータに対し、合成処理やレイアウト処理を施す。合成処理やレイアウト処理の一例としては、例えば用紙1枚に複数ページの画像を形成したりする場合などが挙げられる。そして、合成レイアウト処理部43からは、合成レイアウト処理がなされたCMYKデータが出力されることになる。
作像部50は、Y作像部51、M作像部52、C作像部53、およびK作像部54を備える。
Y作像部51は、入力されるCMYKデータのうち、Yデータに基づいてイエローのトナー像の形成を行う。また、M作像部52は、入力されるCMYKデータのうち、Mデータに基づいてマゼンタのトナー像の形成を行う。C作像部53は、入力されるCMYKデータのうち、Cデータに基づいてシアンのトナー像の形成を行う。K作像部54は、入力されるCMYKデータのうち、Kデータに基づいて黒のトナー像の形成を行う。そして、これらY作像部51、M作像部52、C作像部53、およびK作像部54にて作成された各色のトナー像は、用紙に転写された後定着され、出力される。
TRC LUT作成部60は、TRC LUTデータ保持部61およびTRC LUT演算部62を備える。
TRC LUTデータ保持部61は、階調補正に使用されるTRC LUTのデフォルト値をパラメータデータとして保持している。
TRC LUT演算部62は、TRC LUTデータ保持部から読み出したTRC LUTのデフォルト値と、補正用LUT設定部70から読み出したTRC LUTの補正用データ(補正用LUT)とを用いて演算を行うことにより、TRC LUTを求める。また、TRC LUT演算部62は、得られたTRC LUTを画像処理部40に設けられた階調補正処理部42に出力する。なお、TRC LUTはCMYKの色毎に入力と出力とを対応付けた1次元のLUTである。
補正用LUT設定部70は、補正用LUT作成部71および補正用LUT保持部72を備える。
用紙上に形成される画像の色再現特性は、温度・湿度等の環境条件に影響されやすく、また、経時的な変化も生じやすい。このため、使用条件によっては、TRC LUTデータ保持部61に保持されるTRC LUTのデフォルト値を用いて階調補正を行っても、入出力の非線形性が改善されないこともある。このため、本実施の形態では、補正用LUT設定部70においてTRC LUTのデフォルト値に対する補正用LUTを作成している。
補正データ作成部として機能する補正用LUT作成部71は、後述するキャリブレーションプロセスにおいてUI80から入力される各種選択値(詳細は後述する)に基づいて、TRC LUTに対する補正用LUTを作成する。
補正用LUT保持部72は、補正用LUT作成部71で作成された補正用LUTを保持する。また、補正用LUT保持部72は、TRC LUT作成部60に設けられたTRC LUT演算部62の要求に応じて、補正用LUTを出力する。
なお、画像処理部40、TRC LUT作成部60、および補正用LUT設定部70を構成する各部の機能は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。すなわち、プリンタ30に設けられた図示しないCPU(Central Processing Unit)が、色変換処理部41、階調補正処理部42、合成レイアウト処理部43、TRC LUT演算部62、および補正用LUT作成部71等の各機能を実現するプログラムを、例えばハードディスク等の記憶装置からメインメモリに読み込んで、これらの各機能を実現する。また、ハードディスクやメインメモリ等の記憶装置が、TRC LUTデータ保持部61や補正用LUT保持部72等の機能を実現する。
また、UI80は、例えばタッチパネル等を備えており、ユーザに対する各種メッセージ(例えば用紙切れなど)を表示することができる。また、UI80は、例えばユーザからの指示の入力(例えば各種モードの設定など)を受け付けることもできる。
本実施の形態に係るプリントシステムでは、各プリンタ30a、30bにおいて、濃度変動を抑制するためのキャリブレーションプロセスを実行することができる。なお、キャリブレーションプロセスは、例えばプリンタ30a(あるいはプリンタ30b)でプリント出力を行って得られた画像の色が以前と異なっていた場合に行われることがある。また、同一機種であるプリンタ30aおよびプリンタ30bを用いて同じ画像をプリント出力した際に、得られた画像の色が両者で異なっていた場合に行われることもある。
図3は、プリンタ30におけるキャリブレーションプロセスを説明するフローチャートである。
キャリブレーションプロセスでは、まず、プリンタ30を用いてキャリブレーションに使用するテストチャートの作成および出力を行う(ステップ101)。なお、テストチャートの詳細については後述する。
出力されたテストチャートは、ユーザによって目視で確認される。そして、目視による確認の結果、ユーザによって選択された種々の選択値がUI80を介して入力され、受け付けられる(ステップ102)。なお、選択値の詳細については後述する。
次に、受け付けた各種選択値に基づき、補正用LUT設定部70の補正用LUT作成部71が補正用LUTを作成する(ステップ103)。
そして、補正用LUT作成部71で作成された補正用LUTは、同じ補正用LUT設定部70に設けられた補正用LUT保持部72に記憶・保持され(ステップ104)、一連の処理を終了する。
図4は、上記ステップ101で作成されるテストチャートを説明するための図である。ここで、図4(a)は、テストチャートの作成に使用されるリファレンスチャート(用紙)を示している。また、図4(b)は、図4(a)に示すリファレンスチャートにプリンタ30にてパッチ画像の形成を行って得られたテストチャートを示している。なお、図4(a)(b)は、黒のリファレンスチャートおよびテストチャートを例示している。そして、他のシアン、マゼンタ、イエローについても、同様のリファレンスチャートおよび同様のテストチャートが用いられる。
図4(a)に示すリファレンスチャートには、用紙の長手方向に沿って3本の基準画像が平行に印刷されている。具体的には、低濃度のハイライト(HL)領域を代表する濃度(Cin)20%のHL基準画像HG、中濃度のミッド(MID)領域を代表する濃度(Cin)50%のMID基準画像MG、および高濃度のシャドウ(SH)領域を代表する濃度(Cin)80%のSH基準画像SGである。
そして、キャリブレーションプロセスでは、このリファレンスチャートをプリンタ30の図示しない給紙部にセットし、このリファレンスチャートに対して各種濃度でパッチ画像の形成を行う。例えば黒のリファレンスチャートに対しては、K作像部54によってパッチ画像が形成される。
このとき、K作像部54は、図4(b)に示したように、これらHL基準画像HG、MID基準画像MG、およびSH基準画像SGに隣接して、少しずつ濃度を振った(変化させた)黒のパッチ画像を形成し、テストチャートとして出力する。
例えばHL基準画像HGには、それぞれ濃度が異なる13個のパッチ画像(HL比較画像HCと呼ぶ)を並べて形成する。このHL比較画像HCは、プリンタ30におけるCin20%のパッチ画像を基準(0)とし、濃くなる方向に6段階(+1〜+6)、薄くなる方に6段階(−1〜−6)のパッチ画像を含んでいる。また、K作像部54は、HL比較画像HCを構成する各パッチ画像に隣接して、−6〜0〜+6の文字画像も形成する。
また、例えばMID基準画像MGにも、それぞれ濃度が異なる13個のパッチ画像(MID比較画像MCと呼ぶ)を並べて形成する。このMID比較画像MCは、プリンタ30におけるCin50%のパッチ画像を基準(0)とし、濃くなる方向に6段階(+1〜+6)、薄くなる方に6段階(−1〜−6)のパッチ画像を含んでいる。また、K作像部54は、MID比較画像MCを構成する各パッチ画像に隣接して、−6〜0〜+6の文字画像も形成する。
さらに、例えばSH基準画像SGにも、それぞれ濃度が異なる13個のパッチ画像(SH比較画像SCと呼ぶ)を並べて形成する。このSH比較画像SCは、プリンタ30におけるCin80%のパッチ画像を基準(0)とし、濃くなる方向に6段階(+1〜+6)、薄くなる方に6段階(−1〜−6)のパッチ画像を含んでいる。また、K作像部54は、SH比較画像SCを構成する各パッチ画像に隣接して、−6〜0〜+6の文字画像も形成する。
なお、本実施の形態では、これらHL比較画像HC、MID比較画像MC、SH比較画像SCが、それぞれ、階調を異ならせたテストパターンとして機能している。また、これらHL比較画像HC、MID比較画像MC、SH比較画像SCは、それぞれ、濃度領域が異なる複数のテストパターンとして機能している。
プリンタ30から出力されたテストチャートは、ユーザにより目視で確認が行われる。
このとき、ユーザは、HL基準画像HGと13個のパッチ画像からなるHL比較画像HCとを比較し、HL基準画像HGとほぼ同じ濃度に見える範囲を決定する。つまり、ユーザは、HL比較画像HCの中からHL基準画像HGとほぼ同程度と許容できる薄い側のパッチ画素の番号(HL許容下限値HBという:例えば「−3」)と、HL比較画像HCの中からHL基準画像HGとほぼ同程度と許容できる濃い側のパッチ画素の番号(HL許容上限値HTという:例えば「+1」)とを決定する。また、ユーザは、HL比較画像HCの中からHL基準画像HGに最も近いパッチ画像の番号(HL基準値HSという:例えば「0」)を決定する。
次に、ユーザは、MID基準画像MGと13個のパッチ画像からなるMID比較画像MCとを比較し、MID基準画像MGとほぼ同じ濃度に見える範囲を決定する。つまり、ユーザは、MID比較画像MCの中からMID基準画像MGとほぼ同程度と許容できる薄い側のパッチ画素の番号(MID許容下限値MBという:例えば「−4」)と、MID比較画像MCの中からMID基準画像MGとほぼ同程度と許容できる濃い側のパッチ画素の番号(MID許容上限値MTという:例えば「−1」)とを決定する。また、ユーザは、MID比較画像MCの中からMID基準画像MGに一致するパッチ画像の番号(MID基準値MSという:例えば「−2」)を決定する。
さらに、ユーザは、SH基準画像SGと13個のパッチ画像からなるSH比較画像SCとを比較し、SH基準画像SGとほぼ同じ濃度に見える範囲を決定する。つまり、ユーザは、SH比較画像SCの中からSH基準画像SGとほぼ同程度と許容できる薄い側のパッチ画素の番号(SH許容下限値SBという:例えば「−5」)と、SH比較画像SCの中からSH基準画像SGとほぼ同程度と許容できる濃い側のパッチ画素の番号(SH許容上限値STという:例えば「+1」)とを決定する。また、ユーザは、SH比較画像SCの中からSH基準画像SGに一致するパッチ画像の番号(SH基準値SSという:例えば「−3」)を決定する。
図5は、上記ステップ102で各種選択値の入力に使用されるUI80の表示画面の一例を示している。この表示画面は、HL領域、MID領域、およびSH領域の各領域における許容下限値(下限)、基準値(一致)、および許容上限値(上限)の入力を受け付けることが可能となっている。ユーザは、上述した目視確認により決定した各選択値(具体的にはHL許容下限値HB、HL基準値HS、HL許容上限値HT、MID許容下限値MB、MID基準値MS、MID許容上限値MT、SH許容下限値SB、SH基準値SS、および、SH許容上限値ST)を表示画面を介して入力し、UI80は、これら各選択値の入力を受け付ける。
つまり、本実施の形態では、HL許容下限値HB、HL基準値HS、HL許容上限値HTが、HL領域における複数の補正ポイントになる。また、MID許容下限値MB、MID基準値MS、MID許容上限値MTが、MID領域における複数の補正ポイントになる。さらに、SH許容下限値SB、SH基準値SS、SH許容上限値STがSH領域における複数の補正ポイントになる。
また、表示画面には、図中左側に示すようにYellow(Y)、Magenta(M)、Cyan(C)、Black(K)の選択用タブが設けられており、ユーザが対象となるタブに触れることにより、対応する色の設定画面が表示されるようになっている。なお、図5は、黒の設定画面が表示された例を示している。ユーザは、色毎に上記各選択値の入力を行い、UI80は、色毎に決定された各選択値を受け付ける。
そして、UI80を介してYMCK各色に対する各選択値の受け付けが完了した後、上記ステップ103における補正用LUTの作成が実行される。
図6は、補正用LUT設定部70の補正用LUT作成部71にて実行される補正用LUTの作成プロセスを説明するためのフローチャートである。
まず、補正用LUT作成部71は、HL基準値HSが0以下(HS≦0)であるか否かを判断する(ステップ201)。ここで、HS≦0であった場合は、HL領域における特徴値であるHL特徴値HをHSに設定する(ステップ202)。一方、HS>0であった場合は、HL特徴値HをHL許容下限値HBとHL基準値HSとの平均値(HB+HS)/2に設定する(ステップ203)。
次に、補正用LUT作成部71は、SH基準値SSが0以上(SS≧0)であるか否かを判断する(ステップ204)。ここで、SS≧0であった場合は、SH領域における特徴値であるSH特徴値SをSSに設定する(ステップ205)。一方、SS<0であった場合は、SH特徴値SをSH許容上限値STとSH基準値SSとの平均値(ST+SS)/2に設定する(ステップ206)。
そして、補正用LUT作成部71は、ステップ202あるいはステップ203で取得されたHL特徴値Hと、ステップ205あるいはステップ206で取得されたSH特徴値Sとから、補正用LUTを作成する(ステップ207)。
次に、補正用LUT作成部71は、ステップ207で作成した補正用LUTが、MID領域におけるMID許容下限値MBとMID許容上限値MTとの間を通過しているか否か(MID範囲内にあるか否か)を判断する(ステップ208)。ここで、補正用LUTがMID範囲内にあると判断した場合、補正用LUT作成部71は、ステップ207で作成した補正用LUTを補正用LUT保持部72に記憶・保持させて一連の処理を完了する。
一方、ステップ208において補正用LUTがMID範囲内にないと判断した場合、補正用LUT作成部71は、MID特徴値Mを、MID許容下限値MBとMID基準値MSとMID許容上限値MTとの平均値(MB+MS+MT)/3に設定する(ステップ209)。そして、補正用LUT作成部71は、HL特徴値Hと、SH特徴値Sと、ステップ209で取得されたMID特徴値Mとから、別の補正用LUTを作成する(ステップ210)。そして、補正用LUT作成部71は、ステップ210で作成した補正用LUTを補正用LUT保持部72に記憶・保持させて一連の処理を完了する。
では、具体的な例を挙げつつ、図6に示した補正用LUTの作成手順について詳述する。なお、ここでは、図5に示した各選択値を用いて、黒の補正用LUTを作成する例について説明を行う。
この例では、HL基準値HSが図5に示すように「±0」である。このため、ステップ201では肯定判定がなされ、ステップ202においてHL特徴値HがHL基準値HSすなわち「0」に設定される。
また、この例では、SH基準値SSが図5に示すように「−3」である。このため、ステップ204では否定判定がなされ、ステップ206においてSH特徴値SがSH許容上限値ST(この例では「+1」)とSH基準値SSと(この例では「−3」)との平均値すなわち「−1」に設定される。
ここで、図7(a)は、ステップ207において得られる補正用LUTの曲線を示している。また、図7(a)には、HL特徴値HやSH特徴値Sの他に、HL許容下限値HB、HL基準値HS、HL許容上限値HT、MID許容下限値MB、MID基準値MS、MID許容上限値MT、SH許容下限値SB、SH基準値SS、SH許容上限値ST等も示している。
ステップ207では、入力濃度Cinが0%のときに「0」、20%(HL領域)のときに「0」(HL特徴値H)、80%(SH領域)のときに「−1」(SH特徴値S)、100%のときに「0」、を満足するように数式すなわち補正用LUTを作成する。そして、ステップ208では、このようにして得られた補正用LUTが入力濃度Cinが50%のときに、MID許容下限値MBとMID許容上限値MTとの間を通過しているか否かを判断している。図7に示す例では、補正用LUTがMID許容下限値MBとMID許容上限値MTとの間を通過しており、この補正用LUTがそのまま採用されることになる。
なお、ステップ208で否定判断がなされた場合は、ステップ210において、入力濃度Cinが0%のときに「0」、20%(HL領域)のときに「0」(HL特徴値H)、50%(MID領域)のときに「−2.33」(MID特徴値M)、80%(SH領域)のときに「−1」(SH特徴値S)、100%のときに「0」、を満足するように数式すなわち補正用LUTを作成する。
一方、図7(b)は比較の形態すなわち従来から行われている手法、具体的には、HL領域、MID領域、SH領域の各基準値を通過するように作成した補正用LUTを例示している。この例では、入力濃度Cinが0%のときに「0」、20%(HL領域)のときに「0」(HL基準値HS)、50%のときに「−2」(MID基準値MS)、80%(SH領域)のときに「−3」(SH基準値SS)、100%のときに「0」を満足するように数式すなわち補正用LUTを作成する。
では次に、TRC LUT作成部60のTRC LUT演算部62によるTRC LUTの作成について具体的に説明する。TRC LUT演算部62は、上述したように、TRC LUTデータ保持部61から読み出したTRC LUTのデフォルト値と、補正用LUT設定部70から読み出したTRC LUTの補正用LUTとを用いて演算を行うことで、TRC LUTを求める。
図8は、TRC LUTデータ保持部61に保持されるTRC LUTのデフォルト値(以下の説明では基準TRC LUTと呼ぶ)、このTRC LUTのデフォルト値を本実施の形態に係る手法で作成した補正用LUTで補正したTRC LUT(以下の説明では第1のTRC LUTと呼ぶ)、およびこのTRC LUTのデフォルト値を比較の形態に係る手法で作成した補正用LUTで補正したTRC LUT(以下の説明では第2のTRC LUTと呼ぶ)を、それぞれ示している。図8において、横軸は入力濃度Cin(%)、縦軸は出力濃度Cout(%)である。
なお、図3に示すキャリブレーションプロセスのステップ101(リファレンスチャートの作成・出力)では、階調補正処理部42が、基準TRC LUTを用いて階調補正を行っている。このため、出力されるテストチャートにおける各比較画像は、TRC LUTのデフォルト値に基づく階調補正が施されたものとなっている。
図8を参照すると、第1のTRC LUTは、第2のTRC LUTに比べSH領域における傾きが若干緩やかになっている。TRC LUTの傾きが急峻であると、傾きが大きく変化する領域において階調ジャンプが生ずる場合がある。すなわち、入力濃度Cinがわずかに変わっただけで、出力濃度Coutが大きく変化してしまうおそれがある。しかし、本実施の形態に係る手法を用いて補正用LUTを作成することにより、TRC LUTの傾きを緩やかにすることが可能となるため、このような階調ジャンプの発生は抑制されることになる。
ここで、従来の補正用LUTで補正した第2のTRC LUTに比べ、本実施の形態の補正用LUTで補正した第1のTRC LUTの傾きが緩やかになる理由について説明しておく。これは、補正用LUTの作成手法の違いに起因している。
従来の手法では、上述したように、HL領域、MID領域、およびSH領域の各基準値であるHL基準値HS、MID基準値MS、およびSH基準値SSのすべてを通過するように補正用LUTを作成している。
これに対し、本実施の形態では、上述したように、基準値ではなく特徴値という概念を導入し、まず、HL特徴値HおよびSH特徴値Sを通過するように補正用LUTを作成している。そして、例えばHL領域については、HL基準値HSまたはHL許容下限値HBとHL基準値HSとの平均値(HB+HS)/2を、HL特徴値Hとしている。すなわち、スクリーン線数の特性から、HL特徴値Hが大きくなりすぎると、補正用LUTの傾き(ひいては第1のTRC LUTの傾き)がHL領域において急峻になりすぎることを考慮し、HL特徴値Hを低く抑えるように工夫を施している。他方、例えばSH領域については、SH基準値SSまたはSH許容上限値STとSH基準値SSとの平均値(ST+SS)/2を、SH特徴値としている。すなわち、スクリーン線数の特性から、SH特徴値Sが小さくなりすぎると、補正用LUTの傾き(ひいては第1のTRC LUTの傾き)がSH領域において急峻になりすぎることを考慮し、SH特徴値Sが高めになるように工夫を施している。そして、MID特徴値Mについては、当初は補正用LUTの演算に加えず、これらHL特徴値HおよびSH特徴値Sを用いて得られた補正用LUTがMID許容下限値MBとMID許容上限値MTとの間を通っていればよいとすることで、その自由度を高めている。また、仮に得られた補正用LUTがMID許容下限値MBとMID許容上限値MTを通っていなかった場合には、MID許容下限値MB、MID基準値MS、およびMID許容上限値MTの平均値をMID特徴値Mとし、これらHL領域、MID領域、およびSH領域の各特徴値であるHL特徴値H、MID特徴値M、およびSH特徴値Sのすべてを通過するように補正用LUTを作成している。この場合も、各領域の基準点ではなく特徴点を使用して補正用LUTを作成しているので、補正用LUTが急峻になりすぎるという事態は回避される。
このため、本実施の形態では、基準TRC LUTを補正用LUTで補正して得られたTRC LUT(第1のTRC LUT)の曲線がなめらかなものとなり、しかも、急峻な変化も生じにくいものとなる。その結果、この補正用LUTで基準TRC LUTを補正して得られた第1のTRC LUTの曲線もなめらかなものとなり、第1のTRC LUTで階調補正された画像データに基づいて形成された画像には、階調ジャンプ等の問題が生じにくくなる。
<実施の形態2>
本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、補正用LUTの作成手法が実施の形態1とは異なっている。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9は、補正用LUT設定部70の補正用LUT作成部71にて実行される補正用LUTの作成プロセスを説明するためのフローチャートである。補正用LUTの作成は、実施の形態1と同様、UI80を介してYMCK各色のHL許容下限値HB、HL基準値HS、HL許容上限値HT、MID許容下限値MB、MID基準値MS、MID許容上限値MT、SH許容下限値SB、SH基準値SS、およびSH許容上限値STの入力が受け付けられた後に開始される。
まず、補正用LUT作成部71は、HL特徴値Hを、HL許容下限値HB、HL基準値HS、およびHL許容上限値HTの平均値に設定する(ステップ301)。次に、補正用LUT作成部71は、MID特徴値Mを、MID許容下限値MB、MID基準値MS、およびMID許容上限値MTの平均値に設定する(ステップ302)。さらに、補正用LUT作成部71は、SH特徴値Sを、SH許容下限値SB、SH基準値SS、およびSH許容上限値STの平均値に設定する(ステップ303)。
そして、補正用LUT作成部71は、ステップ301で取得されたHL特徴値Hと、ステップ302で取得されたMID特徴値Mと、ステップ303で取得されたSH特徴値Sとから、補正用LUTを作成する(ステップ304)。なお、このとき、補正用LUT作成部71は、入力濃度Cinが0%のときに「0」、20%(HL領域)のときにHL特徴値H、50%(MID領域)のときにMID特徴値M、80%(SH領域)のときにSH特徴値S、100%のときに「0」、を満足するように数式すなわち補正用LUTを作成する。その後、補正用LUT作成部71は、ステップ304で作成した補正用LUTを補正用LUT保持部72に記憶・保持させ、一連の処理を完了する。
本実施の形態では、HL領域、MID領域、およびSH領域における各許容下限値、各基準値、および各許容上限値の平均をそれぞれの特徴値(HL特徴値H、MID特徴値M、およびSH特徴値S)とし、これら各特徴値を通るように補正用LUTを作成するようにした。このため、従来のように各領域の各基準値(HL基準値HS、MID基準値MS、およびSH基準値SS)を通るように補正用LUTを作成する場合と比較して、補正用LUTひいてはTRC LUTの傾きをなめらかなものとすることができる。また、各領域における各特徴点の算出にあたっては、各許容下限値、各基準値、および各許容上限値の平均をとることで、基準値すなわちユーザの好みをより反映させることが可能になり、ユーザの好みにあった画像を出力させることができるようになる。
<実施の形態3>
ユーザが図4(b)に示すテストチャートを目視確認した場合、例えばSH比較画像(13個のパッチ画像)から、対応するSH基準画像SGとほぼ同じ濃度に見える範囲すなわちSH許容下限値SBおよびSH許容上限値STとを決定することは、比較的容易であるといえる。これに対し、同じSH比較画像から対応するSH基準画像SGと一致するものすなわちSH基準値SSを決定するのが困難になる場合がある。特にSH領域では、画像の濃度が非常に高くなるので、どのパッチ画像がSH基準画像SGに一致しているのかを判別することが難しくなる。なお、他のHL領域およびMID領域についても、難度の違いはあるものの、HL基準値HSやMID基準値MSを決定するのが困難になることもある。
そこで、本実施の形態では、HL領域におけるHL基準値HS、MID領域におけるMID基準値MS、およびSH領域におけるSH基準値SSについては、入力の可否を選択できるように構成している。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図10は、本実施の形態において上記ステップ102で各種選択値の入力に使用されるUI80の表示画面の一例を示している。この表示画面の基本構成は、実施の形態1で説明したもの(図5参照)とほぼ同じであるが、HL領域、MID領域、およびSH領域の各領域における基準値(一致)の入力のオン/オフを設定するためのボタンがさらに表示されている点が異なる。この例では、HL領域およびMID領域については基準値(一致)の入力がオンに設定され、SH領域については基準点(一致)の入力がオフに設定される。このため、SH領域の基準点(一致の)入力ウィンドウはグレーアウトされている。この場合、ユーザは、SH基準値SSを除く各選択値(具体的にはHL許容下限値HB、HL基準値HS、HL許容上限値HT、MID許容下限値MB、MID基準値MS、MID許容上限値MT、SH許容下限値SB、およびSH許容上限値ST)を表示画面を介して入力し、UI80は、これら各選択値の入力を受け付ける。
そして、UI80を介してYMCK各色に対する各選択値(この例ではSH基準値SSを除く)の受け付けが完了した後、上記ステップ103における補正用LUTの作成が実行される。
図11は、補正用LUT設定部70の補正用LUT作成部71にて実行される補正用LUTの作成プロセスを説明するためのフローチャートである。
まず、補正用LUT作成部71は、HL基準値HSの入力設定がオンになっているか否か、換言すれば、HL基準値HSの設定がなされているか否かを判断する(ステップ401)。ステップ401においてHL基準値HSの設定がなされていなかった場合、補正用LUT作成部71は、HL特徴値HをHL許容上限値HTとHL許容下限値HBとの平均値(HT+HB)/2に設定する(ステップ402)。一方、ステップ401においてHL基準値HSの設定がなされていた場合、補正用LUT作成部71は、HL基準値HSが0以下(HS≦0)であるか否かを判断する(ステップ403)。ここで、HS≦0であった場合は、HL特徴値HをHSに設定する(ステップ404)。一方、HS>0であった場合は、HL特徴値HをHL許容下限値HBとHL基準値HSとの平均値(HB+HS)/2に設定する(ステップ405)。
次に、補正用LUT作成部71は、SH基準値SSの入力設定がオンになっているか否か、換言すれば、SH基準値SSの設定がなされているか否かを判断する(ステップ406)。ステップ406においてSH基準値SSの設定がなされていなかった場合、補正用LUT作成部71は、SH特徴値SをSH許容上限値STとSH許容下限値SBとの平均値(ST+SB)/2に設定する(ステップ407)。一方、ステップ406においてSH基準値SSの設定がなされていた場合、補正用LUT作成部71は、SH基準値SSが0以上(SS≧0)であるか否かを判断する(ステップ408)。ここで、SS≧0であった場合は、SH特徴値SをSH基準値SSに設定する(ステップ409)。一方、SS<0であった場合は、SH特徴値SをSH許容上限値STとSH基準値SSとの平均値(ST+SS)/2に設定する(ステップ410)。
そして、補正用LUT作成部71は、ステップ402、ステップ404あるいはステップ405で取得されたHL特徴値Hと、ステップ407、ステップ409あるいはステップ410で取得されたSH特徴値Sとから、補正用LUTを作成する(ステップ411)。なお、補正用LUTの具体的な作成手法は、実施の形態1と同じである。
次に、補正用LUT作成部71は、ステップ411で作成した補正用LUTが、MID領域におけるMID許容下限値MBとMID許容上限値MTとの間を通過しているか否か(MID範囲内にあるか否か)を判断する(ステップ412)。ここで、補正用LUTがMID範囲内にあると判断した場合、補正用LUT作成部71は、ステップ411で作成した補正用LUTを補正用LUT保持部72に記憶・保持させて一連の処理を完了する。
一方、ステップ412において補正用LUTがMID範囲内にないと判断した場合、補正用LUT作成部71は、MID基準値MSの入力設定がオンになっているか否か、換言すれば、MID基準値MSの設定がなされているか否かを判断する(ステップ413)。ステップ413においてMID基準値MSの設定がなされていた場合、補正用LUT作成部71は、MID特徴値Mを、MID許容下限値MBとMID基準値MSとMID許容上限値MTとの平均値(MB+MS+MT)/3に設定する(ステップ414)。一方、ステップ413においてMID基準値MSの設定がなされていなかった場合、補正用LUT作成部71は、MID特徴値Mを、MID許容下限値MBとMID許容上限値MTとの平均値(MB+MT)/2に設定する(ステップ415)。そして、補正用LUT作成部71は、HL特徴値Hと、SH特徴値Sと、ステップ414またはステップ415で取得されたMID特徴値Mとから、別の補正用LUTを作成する(ステップ416)。そして、補正用LUT作成部71は、ステップ210で作成した補正用LUTを補正用LUT保持部72に記憶・保持させて一連の処理を完了する。
本実施の形態においても、実施の形態1や2と同様、得られる補正用LUTひいては第1のTRC LUTの傾きをなめらかにすることができ、階調ジャンプ等の発生が抑制される。また、必ずしもHL基準値HS、MID基準値MS、SH基準値SSを選択する必要がなくなり、ユーザが気軽にキャリブレーション調整を行うことができるようになる。
<実施の形態4>
本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、HL領域、MID領域、およびSH領域におけるそれぞれの許容上限値および許容下限値から各領域における特徴点を求め、得られた各特徴点から補正用LUTを作成するようにしたものである。すなわち、本実施の形態では、各領域における基準点の選択を完全に不要としたところが実施の形態1とは異なる。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図12は、本実施の形態において上記ステップ102で各種選択値の入力に使用されるUI80の表示画面の一例を示している。この表示画面の基本構成は、実施の形態で説明したもの(図5参照)とほぼ同じであるが、HL領域、MID領域、およびSH領域の各領域における基準値(一致)の入力ウィンドウは用意されておらず、各領域における許容上限値および許容下限値の入力ウィンドウが用意されている。本実施の形態の場合、ユーザは、テストチャートから各領域における基準値を決定する必要はなく、HL許容下限値HB、HL許容上限値HT、MID許容下限値MB、MID許容上限値MT、SH許容下限値SB、およびSH許容上限値ST)を表示画面を介して入力し、UI80は、これら各選択値の入力を受け付ける。
図13は、補正用LUT設定部70の補正用LUT作成部71にて実行される補正用LUTの作成プロセスを説明するためのフローチャートである。補正用LUTの作成は、UI80を介してYMCK各色のHL許容下限値HB、HL許容上限値HT、MID許容下限値MB、MID許容上限値MT、SH許容下限値SB、およびSH許容上限値STの入力が受け付けられた後に開始される。
まず、補正用LUT作成部71は、HL特徴値Hを、HL許容下限値HBおよびHL許容上限値HTの平均値(HB+HT)/2に設定する(ステップ501)。次に、補正用LUT作成部71は、MID特徴値Mを、MID許容下限値MBおよびMID許容上限値MTの平均値(MB+MT)/2に設定する(ステップ502)。さらに、補正用LUT作成部71は、SH特徴値Sを、SH許容下限値SBおよびSH許容上限値STの平均値(SB+ST)/2に設定する(ステップ503)。
そして、補正用LUT作成部71は、ステップ501で取得されたHL特徴値Hと、ステップ502で取得されたMID特徴値Mと、ステップ503で取得されたSH特徴値Sとから、補正用LUTを作成する(ステップ504)。なお、このとき、補正用LUT作成部71は、入力濃度Cinが0%のときに「0」、20%(HL領域)のときにHL特徴値H、80%(SH領域)のときにSH特徴値S、100%のときに「0」、を満足するように数式すなわち補正用LUTを作成する。その後、補正用LUT作成部71は、ステップ504で作成した補正用LUTを補正用LUT保持部72に記憶・保持させ、一連の処理を完了する。
本実施の形態においても、HL領域、MID領域、およびSH領域の各基準点ではなく、各特徴点(本実施の形態では各領域の許容下限値と許容上限値との平均値)を用いて補正用LUTを作成するようにしたので、作成される補正用LUTの傾きが急峻になるのを抑制することが可能になる。したがって、この補正用LUTにて基準TRC LUTを補正して得られた第1のTRC LUTの曲線もなめらかになる。
また、本実施の形態では、HL領域、MID領域、およびSH領域の許容下限値および許容上限値すなわち6点の入力によってキャリブレーションを行うことが可能になり、キャリブレーション調整の事前の準備がより簡単になる。また、ユーザが各領域の基準点を選ぶ必要がなく、範囲(許容下限値および許容上限値)のみを選択すればよいので、テストチャートの確認がより簡単になる。
実施の形態が適用されるプリントシステムの構成例を示す図である。 プリンタの構成例を示す図である。 プリンタにおけるキャリブレーションプロセスを説明するフローチャートである。 (a)は、テストチャートの作成に使用されるリファレンスチャートを、(b)はリファレンスチャートに画像形成を行って得られたテストチャートを、それぞれ示す図である。 実施の形態1のキャリブレーションプロセスで用いられるUIの表示画面(設定画面)の一例を示す図である。 実施の形態1における補正用LUTの作成プロセスを説明するためのフローチャートである。 (a)は本実施の形態に係る手法を用いて作成した補正用LUTを、(b)は比較の形態に係る手法を用いて作成した補正用LUTを、それぞれ説明するための図である。 基準TRC LUT、この基準TRC LUTを本実施の形態に係る手法で作成した補正用LUTで補正した第1のTRC LUT、およびこの基準TRC LUTを比較の形態に係る手法で作成した補正用LUTで補正した第2のTRC LUT、を示す図である。 実施の形態2における補正用LUTの作成プロセスを説明するためのフローチャートである。 実施の形態3のキャリブレーションプロセスで用いられるUIの表示画面(設定画面)の一例を示す図である。 実施の形態3における補正用LUTの作成プロセスを説明するためのフローチャートである。 実施の形態4のキャリブレーションプロセスで用いられるUIの表示画面(設定画面)の一例を示す図である。 実施の形態4における補正用LUTの作成プロセスを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10(10a、10b、10c)…クライアント、20…ネットワーク、30(30a、30b)…プリンタ、40…画像処理部、41…色変換処理部、42…階調補正処理部、43…合成レイアウト処理部、50…作像部、51…Y作像部、52…M作像部、53…C作像部、54…K作像部、60…TRC LUT作成部、61…TRC LUTデータ保持部、62…TRC LUT演算部、70…補正用LUT設定部、71…補正用LUT作成部、72…補正用LUT保持部、80…UI(User Interface)、HG…HL(ハイライト)基準画像、MG…MID(ミッド)基準画像、SG…SH(シャドウ)基準画像、HC…HL比較画像、MC…MID比較画像、SC…SH比較画像、H…HL特徴値、HB…HL許容下限値、Hs…HL基準値、HT…HL許容上限値、M…MID特徴値、MB…MID許容下限値、Ms…MID基準値、MT…MID許容上限値、S…SH特徴値、SB…SH許容下限値、Ss…SH基準値、ST…SH許容上限値

Claims (11)

  1. 入力される画像データに階調補正データを用いて階調補正処理を施す階調補正処理部と、
    前記階調補正処理部から出力される画像データに基づいて作像を行う作像部と、
    前記作像部にて形成された所定の濃度領域において階調を異ならせたテストパターンに基づいて決められた複数の補正ポイントの選択を受け付ける受付部と、
    前記受付部にて受け付けた前記複数の補正ポイントに基づき、前記階調補正データを補正するための補正データを作成する補正データ作成部と
    を含む画像形成装置。
  2. 前記受付部は、前記作像部にて形成された濃度領域が異なる複数のテストパターン毎に決められた複数の補正ポイントの選択を受け付け、
    前記補正データ作成部は、テストパターン毎に受け付けた前記複数の補正ポイントに基づいて前記補正データを作成すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記作像部は複数色にて作像を行い、
    前記受付部は、前記作像部にて形成された色毎の前記テストパターンに基づいて決められた複数の補正ポイントの選択を受け付け、
    前記補正データ作成部は、色毎の補正データを作成すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記受付部は、前記複数の補正ポイントとして、前記テストパターンのうち前記所定の濃度領域における基準画像の濃度に対し許容される下限値および許容される上限値の選択を受け付け、
    前記補正データ作成部は、前記上限値および前記下限値の平均値を用いて前記補正データを作成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記受付部は、前記複数の補正ポイントとして、前記テストパターンのうち前記所定の濃度領域における基準画像の濃度に対し許容される下限値、許容される上限値、および当該基準画像の濃度に近い基準値の選択を受け付け、
    前記補正データ作成部は、前記上限値、前記下限値、および前記基準値に基づいて作成された特徴値を用いて前記補正データを作成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置を用いて、所定の濃度領域において階調を異ならせたテストパターンを形成するステップと、
    形成された前記テストパターンに基づいて決められた複数の補正ポイントの選択を受け付けるステップと、
    受け付けた前記複数の補正ポイントに基づき、前記画像形成装置で用いられる階調補正データを作成するステップと
    を含む階調補正方法。
  7. 前記形成するステップでは、濃度領域が異なる複数の前記テストパターンを形成し、
    前記受け付けるステップでは、テストパターン毎に決められた複数の補正ポイントの選択を受け付け、
    前記作成するステップでは、テストパターン毎に受け付けた前記複数の補正ポイントに基づいて前記階調補正データを作成すること
    を特徴とする請求項6記載の階調補正方法。
  8. 前記画像形成部は複数色にて画像を形成し、
    前記形成するステップでは、色毎に前記テストパターンを形成し、
    前記受け付けるステップでは、色毎の前記テストパターンに基づいて決められた前記複数の補正ポイントの選択を受け付け、
    前記作成するステップでは、色毎の階調補正データを作成すること
    を特徴とする請求項6記載の階調補正方法。
  9. 前記受け付けるステップでは、前記複数の補正ポイントとして、前記テストパターンのうち前記所定の濃度領域における基準画像の濃度に対し許容される下限値および許容される上限値の選択を受け付け、
    前記作成するステップでは、前記上限値および前記下限値の平均値を用いて前記階調補正データを作成することを特徴とする請求項6記載の階調補正方法。
  10. 前記受け付けるステップでは、前記複数の補正ポイントとして、前記テストパターンのうち前記所定の濃度領域における基準画像の濃度に対し許容される下限値、許容される上限値、および当該基準画像の濃度に近い基準値の選択を受け付け、
    前記作成するステップでは、前記上限値、前記下限値、および前記基準値に基づいて作成された特徴値を用いて前記階調補正データを作成することを特徴とする請求項6記載の階調補正方法。
  11. 画像形成装置を用いて、所定の濃度領域において階調を異ならせたテストパターンを形成する機能と、
    形成された前記テストパターンに基づいて決められた複数の補正ポイントの選択を受け付ける機能と、
    受け付けた前記複数の補正ポイントに基づき、前記画像形成装置で用いられる階調補正データを作成する機能と
    をコンピュータに実現させるプログラム。
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