JP2007324900A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007324900A
JP2007324900A JP2006152520A JP2006152520A JP2007324900A JP 2007324900 A JP2007324900 A JP 2007324900A JP 2006152520 A JP2006152520 A JP 2006152520A JP 2006152520 A JP2006152520 A JP 2006152520A JP 2007324900 A JP2007324900 A JP 2007324900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
limit value
outline
color space
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006152520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4656002B2 (ja
Inventor
Akihiro Ito
昭博 伊東
Noriko Hasegawa
典子 長谷川
Yasunari Kishimoto
康成 岸本
Yasuki Yamauchi
泰樹 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006152520A priority Critical patent/JP4656002B2/ja
Priority to US11/648,565 priority patent/US7944594B2/en
Publication of JP2007324900A publication Critical patent/JP2007324900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4656002B2 publication Critical patent/JP4656002B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/23Reproducing arrangements
    • H04N1/2307Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/23Reproducing arrangements
    • H04N1/2307Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
    • H04N1/233Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity according to characteristics of the data to be reproduced, e.g. number of lines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【解決課題】色材の消費量を抑えると共に、画質の低下を抑制することができるようにする。
【解決手段】RGB色空間で表されるカラー画像データをCIELAB色空間で表されるカラー画像データに変換するように色空間変換処理を行い(102)、トナーセーブモードが設定されており、(104)、印刷対象画像としてグラフィック画像が選択された場合には(110)、グラフィック再現モード用のトナーセーブ色再現領域へ色変換するためのLUTに基づいて、CIELAB色空間のトナーセーブ色再現領域内で表されるカラー画像データに色変換する(112)。そして、色変換されたCIELAB色空間のカラー画像データを、CMYK色空間で表されるカラー画像データに変換する色空間変換処理を行い(116)、CMYK色空間で表されるカラー画像データに基づいて、印字部によってトナーを用いて印刷処理を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に係り、特に、色材の消費量を抑えるモードを有する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
従来、プリンタなどの画像処理装置では、トナーなどの色材を用いて記録用紙に画像を形成している。
このトナーの消費量を抑えるために、トナーセーブモードなどが提供されており、ユーザは印刷コストを下げたい場合に利用している。このトナーの消費量を抑える技術として、γ変換テーブルで濃度を下げることによりトナー使用量を低減する画像出力装置(特許文献1)や、明度を増加させるプロファイル使用することでトナー使用量を低減するカラープリンタ装置(特許文献2)が知られている。
また、実質的に色相を変えずに彩度を下げることで、色再現性の低下を最小限に抑えて記録材の使用量を抑えるカラー画像処理装置が知られている(特許文献3)。
特開平9−244475号公報 特開2003−66781号公報 特開2005−86289号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像出力装置では、中間色の色味の変化が発生し、再現画像全体も薄くなり、通常モードでの再現画像の色再現の印象と大きく変化してしまうため、通常の用途では利用できない、という問題がある。また、特許文献2に記載のカラープリンタ装置及び特許文献3に記載のカラー画像処理装置では、再現画像の印象として、薄くなってしまう、という問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、色材の消費量を抑えると共に、画質の低下を抑制することができる画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る画像処理装置は、複数の色材を用いて色再現する画像形成装置における色材の量を抑制する色材抑制モードを設定する設定手段と、入力色情報を入力する色情報入力手段と、前記設定手段によって、前記色材抑制モードが設定されているとき、前記画像形成装置によって色再現可能な領域を、前記色材の量が抑制されるように狭小化した色材抑制領域内に収まるように予め定められた対応関係に基づいて、前記色情報入力手段によって入力された入力色情報を、前記色材抑制領域内の出力色情報に変換する変換手段とを含んで構成されている。
また、本発明に係る画像処理方法は、複数の色材を用いて色再現する画像形成装置における色材の量を抑制する色材抑制モードを設定し、入力色情報を入力し、前記色材抑制モードが設定されているとき、前記画像形成装置によって色再現可能な領域を、前記色材の量が抑制されるように狭小化した色材抑制領域内に収まるように予め定められた対応関係に基づいて、前記入力された入力色情報を、前記色材抑制領域内の出力色情報に変換することを特徴としている。
本発明によれば、画像形成装置における色材の量を抑制する色材抑制モードを設定する。そして、入力色情報を入力し、色材抑制モードが設定されているとき、画像形成装置によって色再現可能な領域を、前記色材の量が抑制されるように狭小化した色材抑制領域内に収まるように予め定められた対応関係に基づいて、入力された入力色情報を、色材抑制領域内の出力色情報に変換する。ここで、対応関係は、入力装置による色再現の印象と画像形成装置による色再現の印象とが大きく変化しないように予め定めておく。
そして、画像形成装置では、出力色情報に基づいて、色材を用いて色再現する。
従って、色材抑制モードにおいて、色情報を、色材の量が抑制されるように狭小化した色材抑制領域内で表現されるように変換するため、色材の消費量を抑えることができ、また、色材抑制領域内に収まるように定められた対応関係に基づいて、色情報を変換することにより、色材抑制モードにおいて、画質の低下を抑制することができる。
また、本発明に係る入力色情報は、所定の装置に依存した第1の色空間で表され、対応関係は、装置に依存しない第2の色空間において所定の装置によって色再現可能な領域を含む入力領域内の色と、画像形成装置によって第2の色空間において色再現可能な領域を、色材の量が抑制されるように狭小化した色材抑制領域内の色との対応関係が定められたものであり、出力色情報は、複数の色材各々に対応する各色要素の組み合わせを示す第3の色空間で表され、本発明に係る変換手段を、入力色情報を第2の色空間で表された第1の色情報に変換する第1の色空間変換手段と、対応関係に基づいて、第1の色空間変換手段によって変換された第1の色情報を、色材抑制領域内で表された第2の色情報に変換する色変換手段と、色変換手段によって変換された第2の色情報を、出力色情報に変換する第2の色空間変換手段とで構成することができる。
この構成によれば、所定の装置に依存した第1の色空間で表された入力色情報を、装置に依存しない第2の色空間で表された第1の色情報に変換する。そして、第2の色空間において所定の装置によって色再現可能な領域を含む入力領域内の色と、色材抑制領域内の色との予め定められた対応関係に基づいて、第1の色情報を、色材抑制領域内で表された第2の色情報に変換する。
そして、変換された第2の色情報を、複数の色材各々に対応する各色要素の組み合わせを示す第3の色空間で表された出力色情報に変換し、画像形成装置では、出力色情報に基づいて、色材を用いて色再現する。
従って、色材抑制モードが設定されているとき、色情報を、色材の量が抑制されるように狭小化した色材抑制領域内で表現されるように色変換するため、色材の消費量を抑えることができ、また、装置に依存しない色空間における色再現領域を含む入力領域内の色と色材抑制領域内の色との対応関係に基づいた色変換により、色情報の色変換を行うことにより、色材抑制モードにおいて、画質の低下を抑制することができる。
また、上記の構成の画像処理装置は、第3の色空間において、任意の最大階調制限値又は最大階調制限値に関する最大階調値条件を指定する制限値設定手段を更に含み、狭小化した色材抑制領域を、制限値設定手段によって指定された最大階調制限値又は最大階調値条件に基づく最大階調制限値によって制限する条件を満たす色再現可能な領域とすることができる。これにより、最大階調制限値又は最大階調値条件を指定することによって、色材の量を抑制するための色材抑制領域を生成することができる。
また、上記の構成の画像処理装置は、制限値設定手段で指定された最大階調制限値又は最大階調値条件に基づく最大階調制限値によって制限する条件を満たす第3の色空間における色域外郭を構成する外郭点群を生成する外郭生成手段と、第3の色空間における外郭点群から第2の色空間の外郭点群に変換する外郭点群色変換手段と、外郭点群色変換手段によって変換された第2の色空間の外郭点群に基づいて、色材抑制領域を生成する色材抑制領域生成手段と、を更に含むことができる。
この構成によれば、制限値設定手段によって、第3の色空間において、任意の最大階調制限値又は最大階調値条件を指定し、外郭生成手段によって、制限値設定手段で指定された最大階調制限値又は最大階調値条件に基づく最大階調制限値によって制限する条件を満たす第3の色空間における色域外郭を構成する外郭点群を生成する。そして、外郭点群色変換手段によって、第3の色空間における外郭点群から第2の色空間の外郭点群に変換し、色材抑制領域生成手段によって、外郭点群色変換手段によって変換された第2の色空間の外郭点群に基づいて、色材抑制領域を生成する。
従って、指定された最大階調制限値又は最大階調値条件によって、色材の量を抑制するための色材抑制領域を生成することができる。
また、上記の構成の画像処理装置は、第3の色空間の各色要素の総和を制限する総量制限値を指定する総量制限値設定手段を更に含み、狭小化した色材抑制領域を、総量制限値設定手段によって指定された総量制限値によって制限する条件を満たす色再現可能な領域とすることができる。これにより、総量制限値を指定することによって、色材の量を抑制するための色材抑制領域を生成することができる。
また、この画像処理装置は、第3の色空間における色域外郭を構成する外郭点群を生成する外郭生成手段と、総量制限値設定手段で指定された総量制限値に基づいて、外郭生成手段で生成された外郭点群を変更する総量制限外郭点生成手段と、総量制限外郭点生成手段で変更された第3の色空間における外郭点群から第2の色空間の外郭点群に変換する外郭点群色変換手段と、外郭点群色変換手段によって変換された第2の色空間の外郭点群に基づいて、色材抑制領域を生成する色材抑制領域生成手段と、を更に含むことができる。
この構成によれば、外郭生成手段によって、第3の色空間における色域外郭を構成する外郭点群を生成し、総量制限値設定手段によって、第3の色空間の各色要素の総和を制限する総量制限値を指定する。そして、総量制限値設定手段で指定された総量制限値に基づいて、総量制限外郭点生成手段によって、外郭生成手段で生成された外郭点群を変更し、外郭点群色変換手段によって、総量制限外郭点生成手段で変更された第3の色空間における外郭点群から第2の色空間の外郭点群に変換し、色材抑制領域生成手段によって、外郭点群色変換手段によって変換された第2の色空間の外郭点群に基づいて、色材抑制領域を生成する。
従って、総量制限値を指定することによって、色材の量を抑制するための色材抑制領域を生成することができる。
また、この画像処理装置は、第3の色空間において、任意の最大階調制限値又は最大階調制限値に関する最大階調値条件を指定する制限値設定手段を更に含み、外郭生成手段は、制限値設定手段で指定された最大階調制限値又は最大階調値条件に基づく最大階調制限値によって制限する条件を満たす第3の色空間における色域外郭を構成する外郭点群を生成することができる。これによって、更に最大階調制限値又は最大階調値条件を指定して、色材の量を抑制するための色材抑制領域を生成することができる。
また、上記の制限値設定手段で指定される最大階調制限値又は最大階調値条件に基づく最大階調制限値を、画像形成装置によって色再現された画像への影響が少ない色材の色の最大階調値とすることができる。これによって、画像への影響が少ない色材を制限するように生成された色材抑制領域を用いて、色変換した後、色空間変換された色情報によって画像形成するため、色再現された画像への影響を少なくすることができる。
また、上記の制限値設定手段は、第3の色空間の各色要素の組み合わせに応じて、最大階調制限値又は最大階調値条件を指定することができる。これによって、各色要素の組み合わせ毎に適した最大階調制限値や最大階調値条件を指定できるため、例えば、色材の色を組み合わせた色の最大階調値が小さくなりすぎるのを防止することができる。
また、上記の制限値設定手段は、色材によって再現される特定色を含む領域に対して、最大階調制限値又は最大階調値条件を指定することができる。これによって、画像への影響が大きい特定色を含む領域に対する最大階調制限値を大きくして制限を緩和することにより、色材を抑制しても、画像への影響を小さくすることができる。
また、上記の制限値設定手段は、入力される入力色情報が示す画像の種別に応じて、最大階調制限値又は最大階調値条件を指定することができる。これによって、画像の種別によって、画像への影響が小さい色の最大階調制限値を小さくし、又は、影響が大きい色の最大階調制限値を大きくして、画像への影響を小さくすることができる。
また、上記の制限値設定手段は、入力される入力色情報が示す画像が自然画である場合、最大階調制限値が小さくなるように最大階調値制限値又は最大階調値条件を指定することができる。これによって、階調値が大きい色の階調値を低下させても画像への影響が小さい自然画において、最大階調制限値を小さくして最大階調制限することにより、色材の消費量を抑制し、かつ、画質の低下を抑えることができる。
また、上記の総量制限値設定手段は、入力される入力色情報が示す画像の種別に応じて、総量制限値を指定することができる。これによって、画像の種別によって、総量値を制限しても画像への影響が小さい画像に対して、総量制限値を小さく指定して総量制限したり、総量値を制限しても画像への影響が大きい画像に対して、最大階調制限値を大きく指定して最大階調制限を緩和することができる。
また、上記の総量制限値設定手段は、入力される入力色情報が示す画像がグラフィック画像である場合、総量制限値を小さく指定することができる。これによって、階調値が大きい色の階調値を低下させると画像への影響が大きいグラフィック画像において、総量制限値を小さく指定して総量制限することにより、色材の消費量を抑制し、かつ、階調値が大きい色を維持して、画質の低下を抑えることができる。
また、狭小化した色材抑制領域を、第2の色空間での通常の色域を幾何学的に狭小化させた色再現可能な領域とすることができる。これにより、第2の色空間における通常の色域を狭小化させることによって、色材の量を抑制するための色材抑制領域を生成することができる。
また、狭小化した色材抑制領域を、第2の色空間での通常の色域の外郭位置を低彩度方向へ移動させて狭小化させた色再現可能な領域とすることができる。
また、狭小化した色材抑制領域を、第2の色空間での通常の色域の外郭位置を特定点へ向けて移動させて狭小化させた色再現可能な領域とすることができる。
上記の特定点を、白色点とすることができる。また、上記の特定点を、色相に応じて設定することができる。
また、狭小化した色材抑制領域を、第2の色空間での通常の色域の各色相の最大彩度点を、最大彩度点より明度が高い点であって、かつ、通常の色域内側の点へ向けて移動させて、通常の色域を狭小化させた色再現可能な領域とすることができる。
また、狭小化した色材抑制領域を、第2の色空間での通常の色域の各色相の白から特定点までは領域を変更せず、通常の色域の特定点より彩度の高い領域を低彩度方向へ移動させて、通常の色域を狭小化させた色再現可能な領域とすることができる。
また、狭小化した色材抑制領域を、第2の色空間での通常の色域の各色相の黒から特定点までは領域を変更せず、通常の色域の特定点より彩度の高い領域を低彩度方向へ移動させて、通常の色域を狭小化させた色再現可能な領域とすることができる。
また、狭小化した色材抑制領域を、前記第2の色空間での通常の色域と狭小化用領域との共通領域とすることができる。また、狭小化用領域を、通常の色域を高明度方向、低彩度方向、及び高明度方向かつ低彩度方向の何れか一つにシフトさせた領域とすることができる。
また、本発明に係る画像処理装置は、画像形成装置を更に含み、画像形成装置は、変換手段によって変換された出力色情報に基づいて、複数の色材を用いて記録用紙に画像を形成することができる。これにより、色材抑制領域内に変換された出力色情報に基づいて、色材を用いて画像形成するため、画像形成装置における色材の消費量を抑えることができる。
以上説明したように、本発明の画像処理装置及び画像処理方法によれば、色材抑制モードが設定されているとき、色情報を、色材の量が抑制されるように狭小化した色材抑制領域内で表現されるように変換するため、色材の消費量を抑えることができ、また、色材抑制領域内に収まるように定められた対応関係に基づいて、色情報を変換することにより、色材抑制モードにおいて、画質の低下を抑制することができる、という効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、プリンタに本発明を適用した場合について説明する。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る画像処理システム10は、プリンタ12と、クライアントPC14と、LAN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワーク16とで構成され、プリンタ12とクライアントPC14とはネットワーク16を介して相互に接続されている。
また、プリンタ12は、各種プログラムやパラメータ等が記憶されたROM20、各種プログラムを実行するCPU22、CPU22による各種プログラムの実行時におけるワークエリア等として用いられるRAM24、画像データや後述する色変換印刷処理ルーチンを実行するためのプログラムなどが記憶されたHDD26、ネットワーク16と接続するためのネットワークインタフェース36、及びこれらを相互に接続するためのバス28が設けられている。
また、プリンタ12には、さらに、原稿を読みとって画像データを生成するスキャナ30と、画像データに基づいて感光体に静電潜像を記録し、静電潜像をモノクロトナーまたはカラートナーを用いて現像し、現像した画像を記録用紙に転写して出力する印字部32と、プリンタ12の各種処理を指示するための操作ボタンや操作パネルからなる操作パネル部34とが設けられており、これらもバス28に接続されている。
なお、プリンタ12は、従来公知のプリンタの一般的構成を備えていればよく、本実施の形態では、プリンタ12の他の構成及び一般的処理の説明を省略する。
また、クライアントPC14は、従来公知のパーソナルコンピュータの一般的な構成を備えていればよく、クライアントPC14の構成及び一般的な処理の説明を省略する。
次に、画像処理システム10で用いられるカラー画像データの色空間について説明する。まず、クライアントPC14では、ディスプレイに表示させるためのRGB色空間のカラー画像データが用いられ、プリンタ12では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及びブラック(K)の各々のトナーによって画像を出力するためのCMYK色空間のカラー画像データが用いられる。また、プリンタ12では、RGB色空間のカラー画像データからCMYK色空間のカラー画像データに色空間変換をするときに、デバイスに依存しない色空間、例えばCIE−L色空間(以下、CIELAB色空間と称する)も用いられる。
クライアントPC14では、デバイスの特性に応じ、扱うことができる色再現可能領域が制限され、また、プリンタ12でも、同様に色材としてのトナーによって再現できる色再現可能領域が制限される。また、クライアントPC14において作成されたRGB色空間のカラー画像データは、プリンタ12において、CMYK色空間のカラー画像データに変換されて、印刷されるようになる。このとき、クライアントPC14において作成されたカラー画像データは、デバイスに依存しないCIELAB色空間のカラー画像データに色空間変換されて、CIELAB色空間において、色変換が行われ、その後、色変換されたカラー画像データをCMYK色空間のカラー画像データに色空間変換されるようになっている。
CIELAB色空間に色空間変換する場合、クライアントPC14において再現可能な色は、CIELAB色空間においては、一部の色域の色にしか過ぎない。同様に、プリンタ12において再現可能な色も、CIELAB色空間の一部の色域である。両者の色域は、明度軸を中心に重なっているが、クライアントPC14では再現可能な色が、プリンタ12では、再現できない場合があり、その場合には、プリンタ12で再現可能な色に変換する必要がある。この処理をガマットマッピング処理(Gamut Mapping)と呼んでおり、各種の手法が知られている。このようなガマットマッピング処理を行う場合には、CIELAB色空間において、クライアントPC14で色再現可能な領域とプリンタ12で色再現可能な領域とを予め設定しておくと共に、クライアントPC14で色再現可能な領域内の色とプリンタ12で色再現可能な領域内の色とを色変換するための対応関係を定義しておく。
次に、第1の実施の形態の作用を説明する。
まず、クライアントPC14において、ディスプレイに表示された画像をユーザが編集して、カラー画像データを生成し、そして、生成された画像データを印刷させる指示が与えられると、プリンタ12に印刷指示が出力され、プリンタ12において、図2に示す色変換印刷処理ルーチンが実行される。
まず、ステップ100において、RGB色空間で表されるカラー画像データが、クライアントPC14から入力されたか否かを判定し、RGB色空間で表されるカラー画像データが入力されると、ステップ100からステップ102へ進み、RGB色空間で表されるカラー画像データをCIELAB色空間で表されるカラー画像データに変換するように色空間変換処理を行う。この色空間変換処理を行うために、RGB色空間における種々の色の色要素からなる色値に対応するCIELAB色空間における色値を予め求めておく。このような色値と色値との集合を、例えばルックアップテーブル(LUT)としてHDD26に記憶しておく。なお、カラープロファイル(色変換係数)を用いて色空間変換を行うようにしてもよく、このカラープロファイルは、規格上決められた定義式や過去に入手したものでもよい。また、ニューラルネットワークを利用した方法や、線形回帰モデル、主成分分析を利用した方法などで係数を作成してもよく、あるいは、色パッチなどを直接出力し、計測器で測定してもよい。本実施の形態では、LUTに基づいて、色空間変換処理を行う場合について説明する。
そして、ステップ104において、トナーセーブモードが設定されているか否かを判定する。ユーザは、操作パネル部34を操作して、トナーの消費量を抑えるモードであるトナーセーブモードを予め設定することができ、ここで、トナーセーブモードが設定されておらず、通常モードである場合には、ステップ106へ移行し、後述するプリンタ12の色再現可能領域へ色変換するためのLUTに基づいて、CIELAB色空間において、カラー画像データを色変換して、ステップ102で色空間変換されたCIELAB色空間のカラー画像データを、プリンタ12の色再現可能領域内で表されるカラー画像データに色変換する色変換処理を行って、ステップ116へ移行する。
この色変換処理では、従来既知のガマットマッピング処理の手法を用いることができ、例えば、共通領域は測色的一致となり、異なる領域を色変換するはりつけ型ガマットマッピングや相対的な関係を保存するため全領域を色変換する圧縮伸張型ガマットマッピングが用いられる。はりつけ型ガマットマッピングでは、明度保存のために、プリンタ12の色再現可能領域外の色をプリンタ12の色再現可能領域の境界に色相と明度を変化させずに投影する手法や、彩度保存のためにプリンタ12の色再現可能領域外の色をプリンタ12の色再現可能領域の境界に色相を変化させずに投影する手法がある。また、圧縮伸張型ガマットマッピングでは、階調を保存するように色変換を行う手法がある。また、その他、領域ごとに異なる圧縮手法を適用する適応型ガマットマッピングを用いることもでき、部分的に測色的一致、部分的に圧縮を行うというような、はりつけ型ガマットマッピングと圧縮伸張型ガマットマッピングとの両方を組み合わせた方法を用いてもよい。このように、従来既知のガマットマッピング処理の手法を用いることにより、クライアントPC14のディスプレイによる色再現の印象とプリンタ12による色再現の印象とが大きく変化しないように画質の低下を抑制して、色変換を行うことができる。
ガマットマッピング処理において上記の種々の手法を用いるように、CIELAB色空間におけるクライアントPC14の色再現可能領域内の色と、プリンタ12の色再現可能領域内の色との対応関係が設定されたLUTを予め作成して、CIELAB色空間におけるクライアントPC14の色再現可能領域からプリンタ12の色再現可能領域へ色変換するためのLUTとしてHDD26に記憶しておく。そして、この色再現可能領域へ色変換するためのLUTを用いて、色変換処理が行われる。
一方、ステップ104において、トナーセーブモードが設定されていると判定された場合には、ステップ108において、印刷対象画像を選択する画面を表示し、ユーザに対して、印刷対象の画像が、グラフィック画像及び自然画のいずれかであるかを選択させ、ステップ110で、ユーザによって選択された印刷対象の画像がグラフィック画像であるか、又は自然画であるかを判定し、グラフィック画像が選択された場合には、ステップ112において、後述するグラフィック再現モード用のトナーセーブ色再現領域へ色変換するためのLUTに基づいて、CIELAB色空間のトナーセーブ色再現領域内で表されるカラー画像データに色変換する。
なお、グラフィック再現モード用のトナーセーブ色再現領域は後述する色域外郭生成方法によって作成された色域外郭に基づいて生成される。また、ガマットマッピング処理において既存の種々の手法を用いるように、CIELAB色空間におけるクライアントPC14の色再現可能領域内の色と、グラフィック再現モード用のトナーセーブ色再現可能領域内の色との対応関係が設定されたLUTを予め作成して、グラフィック再現モード用のトナーセーブ色再現可能領域へ色変換するためのLUTとして、HDD26に記憶しておき、このLUTに基づいて、色変換を行い、CIELAB色空間におけるグラフィック再現モード用のトナーセーブ色再現領域内で表されるカラー画像データを生成する。
また、ステップ110において、ユーザによって印刷対象の画像として自然画が選択されたと判定された場合には、ステップ114において、自然画再現モード用のトナーセーブ色再現領域へ色変換するためのLUTに基づいて、CIELAB色空間のトナーセーブ色再現領域内で表されるカラー画像データに色変換する。
なお、自然画再現モード用のトナーセーブ色再現領域は、グラフィック画像の場合と同様に、後述する色域外郭生成方法によって作成された色域外郭に基づいて生成される。また、ガマットマッピング処理において既存の種々の手法を用いるように、CIELAB色空間におけるクライアントPC14の色再現可能領域内の色と、自然画再現モード用のトナーセーブ色再現可能領域内の色との対応関係が設定されたLUTを予め作成して、自然画再現モード用のトナーセーブ色再現可能領域へ色変換するためのLUTとして、HDD26に記憶しておき、このLUTに基づいて、色変換を行い、CIELAB色空間における自然画再現モード用のトナーセーブ色再現領域内で表されるカラー画像データを生成する。
また、画像種別により色変換を変える方法としては、出力モードやプロファイルインテントにより色変換を変える方法があり、また、ラスタ画像かベクタ画像により画像オブジェクトを判別し、色変換を変えるようにしてもよい。
そして、ステップ116では、ステップ106、112、114の何れかで色変換されたCIELAB色空間のカラー画像データを、CMYK色空間で表されるカラー画像データに変換する色空間変換処理を行う。なお、上記のステップ102における色空間変換処理と同様に、CIELAB色空間における色値について、CMYK色空間における種々の色の色要素からなる色値を求めておく。このような色値と色値との集合を、ルックアップテーブル(LUT)としてHDD26記憶しておき、このLUTに基づいて、色空間変換処理を行う。
次のステップ118では、ステップ116で生成されたCMYK色空間で表されるカラー画像データに基づいて、印字部32によって印刷処理を実行し、各色のトナーによって記録用紙に画像を形成させて、色変換印刷処理ルーチンを終了する。
次に、トナーセーブ色再現領域の色域外郭を生成する色域外郭生成方法について説明する。
ガマットマッピング処理により所定の色再現領域内にカラー画像データが表す色を収める場合に、カラー画像データの色が再現可能であるのか否かを判定したり、再現できない場合に、どのような色に変換すれば再現可能な領域の範囲に収まるのかを調べておく必要がある。そのために、色再現領域の外郭(色域外郭)を求めておく必要があり、以下に述べる色域外郭生成方法によって色域外郭を生成する。
図3に示すように、各トナー量を制限するための色域外郭生成方法では、デバイス外郭生成部50、色空間変換部52、色域外郭生成部54、及び制限値設定部56によって実現される。
制限値設定部56は、必要に応じて対象デバイスの色空間で任意の最大階調制限値又は最大階調制限値に関する最大階調値条件の指定を受け付ける。これにより、例えば各トナー色の最大階調制限値や最大階調条件に基づく最大階調制限値によって制限する制限条件を設定することができる。
デバイス外郭生成部50は、制限値設定部56で設定された各トナー色における最大階調制限値によって制限される制限条件を満たすプリンタ12のCMYK色空間での色域外郭を構成する外郭点群を生成する。このとき、外郭点群として抽出するCMYK色空間での色域外郭上の点は任意である。例えば色域外郭を構成する頂点、及び、頂点を結ぶ各軸上の点を少なくとも抽出しておくとよい。
また、色空間変換部52は、デバイス外郭生成部50で生成したプリンタ12のCMYK色空間の外郭点群から、CIELAB色空間の外郭点群に変換する。この変換には、プリンタ12の再現色予測の順方向モデルを利用することができる。
また、色域外郭生成部54は、色空間変換部52で生成された外郭点群から、例えば利用に適した外郭点を選択的に抽出し、抽出した一部の外郭点群のみで連結した色域外郭情報を生成する。これによって、利用しやすい色域外郭の情報を得ることができる。なお、この色域外郭生成部54を設けずに構成することも可能である。
そして、プリンタ12のCMYK色空間における色域外郭の点が図4に示すような面で表すことができる。上述のように色域外郭を構成する点は、所定の条件を満たす点であり、上述の条件を満たす点以外の点は、色域の内部の点である。
制限値設定部56において、例えばブラックKの最大階調制限値Kaが指定されると、デバイス外郭生成部50は上述のようにプリンタ12のCMYK色空間の外郭群を生成するが、このとき、下半でのブラックKの制限範囲を設定する。最大階調値の制限は図4(B)での頂点の構成を100%からKa%へ変更することによって対応する。
次に、色空間変換部52について説明する。色空間変換部52において外郭点群からCIELAB色空間での外郭点群に色空間変換を行うために、上記のRGB色空間からCIELAB色空間に色空間変換する場合と同様に、CMYK色空間内の色とCIELAB色空間の色との対応関係を定めたLUTを用意しておき、このLUTに基づいて、色空間変換を行う。
また、色域外郭生成部54は、CIELAB色空間での外郭点群を頂点として連結し、面を構成してポリゴン化する。これによって、汎用の可視化ツールを利用してプリンタ12の色域外郭を3次元的に可視化するなど、種々の用途に利用しやすくなる。また、外郭点群を連結した3次元情報を作成する際に、不必要な領域を除き、均等間隔に頂点を配置、もしくは詳細な色域を構成したい場合がある。このような場合には、色空間変換部52で得られた外郭点群から選択して一部の外郭点から色域外郭を構成すればよい。
次に、トナーの総量を制限するための色域外郭生成方法について説明する。なお、上記の各トナー量を制限するための色域外郭生成方法と同様の部分については同一符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、トナーの総量を制限するための色域外郭生成方法は、デバイス外郭生成部50、色空間変換部52、色域外郭生成部54、制限値設定部56、総量制限値設定部62、及び総量制限デバイス外郭点生成部60によって実現される。ここでは、先に外郭点群を生成してから、総量制限の条件に適合するように外郭点群を変更する場合を例に説明する。
総量制限値設定部62は、プリンタ12のCMYK色空間での各色要素の総和を制限する総量制限値の指定を受け取り、総量制限デバイス外郭点生成部60に渡す。総量制限デバイス外郭点生成部60は総量制限値設定部62で指定された総量制限値に従って、デバイス外郭生成部50で生成された外郭点群を変更する。なお、色空間変換部52は、総量制限デバイス外郭点生成部60で変更された後のプリンタ12のCMYK色空間の外郭点群からCIELAB色空間での外郭点群に色空間変換することになる。
上述の構成についてさらに説明する。まず、総量制限値設定部62においてトナーの総量制限値Gを指定する。すなわち、
C+M+Y+K≦G …(式1)
という条件を指定することになる。
デバイス外郭生成部50で外郭点群を生成した後、生成された外郭点群に対して、総量制限デバイス外郭点生成部60で総量制限値G以下になるようにプリンタ12のCMYK色空間における外郭点群を更新する。このとき、外郭点群の任意の外郭点が総量制限値Gの条件(式1)を満たすなら何もせず、満たさない場合には総量制限のための処理を行う。この総量制限のための処理としては、例えば、1色のトナー量を固定して、他のトナー量の構成比を一定にして、総量に合わせることにより実現することができる。すなわち、固定したトナー量をIとし、デバイスの外郭点を(I,A1,A2,A3)、総量規制を施したデバイス外郭点を(I,A1’,A2’,A3’)とするとき、A1’,A2’,A3’は
A1’=(A1×(G−I))/(A1+A2+A3)
A2’=(A2×(G−I))/(A1+A2+A3)
A3’=(A3×(G−I))/(A1+A2+A3) …(3)
により得られる。
このとき固定するトナーにより、次のような2つの規制方式がある。規制方式1は、Kを固定し、C:M:Yの比を固定して総量制限値Gに調整する。つまり、式3の固定量IをK量、A1,A2,A3をそれぞれCMY量とする方法である。規制方式2は、CMYKの中で最大値を示す量を1つ固定して、他の3色の比を固定して総量制限値Gに調整する方法である。例えば、最大量を示すトナーがCならば、式3の固定量IをC量とし、A1,A2,A3をそれぞれKMY量とすればよい。
このようにして、総量制限を満たす外郭点群を得ることができる。なお、上述のような総量制限によって、それぞれの外郭点が表す色は、視覚的には異なるが、プリンタ12のCMYK色空間における総量制限を満たす色域外郭上の点であることには変わりはない。
上述した色域外郭生成方法により、色域外郭を生成して、生成された色域外郭に基づいて、色再現領域を定めることができる。ここで、グラフィック再現モード及び自然画再現モードにおけるトナーセーブ色再現領域は、以下のようにして求められる。
本実施の形態では、印刷対象となる画像の種別(グラフィック画像及び自然画)に応じて、出力色再現への影響が少ないトナー量を制限した色域外郭を生成する。再現色への影響は、その画像によっても異なるため、グラフィック画像及び自然画の何れを色再現するのかによって、最大階調制限値や総量制限値による制限条件が設定される。なお、最大階調制限値を小さく設定して最大階調制限した場合には、飽和色からシャドー色域にかけて小さくなり、一方、総量制限値を小さく設定して総量制限した場合には、シャドー色域のみ小さくなる。
自然画の場合、飽和色の再現はそれほど重要ではなく、中間色やシャドー色の再現とコントラスト感が画像の印象に大きく影響し、階調の飽和色を制限しても画質へのインパクトは小さいため、最大階調制限値を小さく設定して最大階調制限する。また、シャドー域の色域縮小を抑えるために、総量制限値を大きく設定して総量制限を緩和する。
また、グラフィック画像の場合、逆に飽和色の再現が重要で画像の印象に大きく影響し、シャドー域の色は、黒以外はあまり画質の印象に影響せず、総量を制限しても画質へのインパクトは小さいため、総量制限値を小さく設定して総量制限する。
従って、自然画の場合には、上記で説明した各トナー量を制限するための色域外郭生成方法において、最大階調制限を行うように最大階調制限値を小さくした制限条件を設定して、色域外郭を生成する。これにより、図6(A)に示すような色域が生成され、飽和色からシャドー色域にかけて色域が狭小化され、飽和色を制限し、中低彩度域色、無彩色を制限しないで、再現するように設定される。
また、グラフィック画像の場合には、上記で説明したトナーの総量を制限するための色域外郭生成方法において、トナーの総量を制限するように総量制限値を小さくした制限条件を設定して、色域外郭を生成する。これにより、図6(B)に示すような色域が生成され、シャドー色域のみが狭小化され、飽和色が維持されるように設定される。
なお、図6では、実線がCIELAB色空間におけるトナーセーブ色再現領域を示しており、破線が、プリンタ12の色再現可能領域を示している。また、色域の断面を示しており、明度軸(L)を通る平面で、プリンタ12の色再現可能領域を切断した断面であり、この断面における座標系は、縦軸が明度を示すL、横軸が彩度を示すCである。
このように、生成された色域外郭で生成されるトナーセーブ色再現領域を用いて、CIELAB色空間において色変換処理がなされ、色変換されたカラー画像データをCMYK色空間で表されるカラー画像データに色空間変換し、印刷することにより、グラフィックス画像では、飽和色が正しく再現され、シャドー域の色が制限されて色再現され、入力されたカラー画像データの画質へのインパクトを抑えて、印刷される。また、自然画では、階調の飽和色が制限されて再現され、シャドー色の制限が緩和されて色再現され、入力されたカラー画像データの画質へのインパクトを抑えて、印刷される。
以上説明したように、第1の実施の形態に係る画像処理システムによれば、CIELAB色空間で表されたカラー画像データを、トナーの消費量が抑制されるように狭小化したトナーセーブ色再現領域内で表わされるように色変換した後、CMYK色空間に色空間変換して、印刷するため、トナーの消費量を抑えることができる。
また、装置に依存しないCIELAB色空間において、トナーセーブ色再現領域への色変換をガマットマッピング処理によって行うことにより、従来既知のガマットマッピング処理の各種手法を用いて、画質の低下を抑制することができる。また、画質の低下を抑制しているため、トナーセーブモードにしても、通常の使用に耐えることができ、通常の使用においてトナーの消費量を抑えることができる。
また、トナーの消費量の抑制の仕方と、その抑制による画像再現へのインパクト に基づき、画像種別に応じてトナー消費量の抑制の仕方を切り替えることができ、自然画再現では、飽和色の彩度低下はインパクトが小さく、中低彩度域色、無彩色を制限せずに再現すれば良く、グラフィックス画像では、飽和色再現と連続性が重要であり、飽和色を維持する必要があるため、このような出力画像の特性に応じて、制限に仕方を変えて、画質へのインパクトを抑えたままトナー消費量を削減することができる。
なお、上記の実施の形態では、LUTによってCIELAB色空間における色変換を行う場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、色変換を行うための式によって、変換後の色値を算出するようにしてもよい。
また、プリンタにおいて、RGB色空間からCIELAB色空間への色空間変換処理、CIELAB色空間における色変換処理、及びCIELAB色空間からCMYK色空間への色空間変換処理を行う場合を例に説明したが、クライアントPCにおいて、RGB色空間からCIELAB色空間への色空間変換処理及びCIELAB色空間における色変換処理を行ってもよく、また、クライアントPCとプリンタとの間に設けた中間装置において、これらの色空間処理及び色変換処理を行うようにしてもよい。
また、トナーセーブ色再現領域の色域外郭を生成する際に、最大階調制限値及び総量制限値のいずれか一方による制限条件を設定する場合を例に説明したが、両方の制限値を組み合わせた制限条件に基づいて、色域外郭を生成するようにしてもよい。
また、クライアントPC14からRGB色空間で表されるカラー画像データが入力される場合を例に説明したが、スキャナによって読み込まれたRGB色空間で表されるカラー画像データに対して、上述した色空間変換処理及び色変換処理を行うようにしてもよい。
また、デバイスに依存しない色空間として、CIELAB色空間を用いる場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、デバイスに依存しない他の色空間を用いてもよい。
次に第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態に係る画像処理システムの構成は、第1の実施の形態と同一構成であるので、同一符号を付して、構成に関する説明を省略する。
第2の実施の形態では、トナーセーブ色再現領域を生成するための制限条件が、トナーの各色要素の値の組み合わせに応じて設定されている点が第1の実施の形態と異なっている。
第2の実施の形態に係る色域外郭生成方法では、CMYKの各色要素の値の組合せにより、最大階調制限値による規制を緩和し、又は強化した制限条件を設定し、CMYKの各色要素の値の組合せに応じた最適な色域外郭を生成する。
例えば、M単色時は80%で制限するが、MKの組み合わせの場合は、シャドー部の萎みを緩和するために、Mを100%まで許すように制限条件を緩和する。これにより、シャドー域の萎みを防止し、例えば、自然画を再現する場合などに与えるインパクトを低減することができる。
例えば、図6(C)に示すように、色領域(色要素の値の組合せ)により、制限条件の最大階調制限値を大きくしてシャドー域の最大階調制限を緩和し、一方、最大階調制限値を小さくして、Cusp色(最大彩度色)に対して最大階調制限する。これにより、シャドー域ではトナー量の制限を緩和することで、シャドー域の萎みを抑制し、自然画再現へのインパクトを低減する。
また、例えば、CMYKの総和が100以下ではMの最大階調制限値は80で、総和が100から200までの間は総和値に応じてMの制限値は80から100へ変更し、総和が200以上についてはMの最大階調制限値を100とする。このように、CMYKの色要素の値の組み合わせに応じて、最大階調制限値を設定することができる。
以上説明したように、第2の実施の形態に係る画像処理システムによれば、トナーの各色要素の値の組み合わせ毎に適した最大階調制限値を指定することにより、画像再現へのインパクトを低減して、トナーの消費量を抑制することができる。
なお、第1の実施の形態で説明したような一様な最大階調制限や総量制限と、本実施の形態における色要素の値の組み合わせに応じた最大階調制限とを組み合わせることができ、この場合には、例えば、一様な最大階調制限や総量制限による色域外郭点群を生成した後に、色要素の値の組み合わせに応じた最大階調制限に基づいて、色域外郭点群を変更して、色域外郭を生成するようにすればよい。このように、単純な最大階調制限や、総量制限では実現できないような、制限の組み合わせを行うことができる。
次に第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の構成となっている部分については、同一符号を付して、説明を省略する。
第3の実施の形態では、トナーセーブ色再現領域を生成するための制限条件が、CMYK色空間の特定色の領域に応じて設定されている点が第1の実施の形態と異なっている。
第3の実施の形態に係る色域外郭生成方法では、CMYK色空間の特定色の領域に対して、最大階調制限値による制限を緩和し、又は強化した制限条件を設定し、最適な色域外郭を生成する。
例えば、画質への影響が強い赤色(MとY)の領域に対しては、最大階調制限値を大きくして制限を緩和する。このように、特定色の領域の萎みを防止し、画質へのインパクトを低減することができる。
また、例えば、Yが90以上の領域については、Mの最大階調制限値を100とし、Yが70〜90の領域については、Mの階調制限値はYの値に応じて100〜80に変化させ、Mが90以上の領域については、Yの最大階調制限値を100とする。また、Mが70〜90の領域については、Yの最大階調制限値をMの値に応じて100〜80に変化させる。それ以外の領域については、MとYの最大階調制限値を80とし、CとKとは常に最大階調制限値を80と規程することができる。
また、第2の実施の形態と同様に、一様な最大階調制限や総量制限、色の組み合わせに応じた最大階調制限と、本実施の形態の特定色に対する最大階調制限とを組み合わせた制限によって色域外郭を生成し、トナーセーブ色再現領域を生成するようにしてもよい。
また、上記では、CMYK色空間で制限領域を規程する場合を例に説明したが、CIELAB色空間で制限領域を規程するようにしてもよい。例えば、CIELAB色空間において、色相角が30度から40度までの領域は、最大階調制限値を100とし、20度から30度まで、40度から50度までの領域については、最大階調制限値を色相角に応じて100〜80に変化させ、それ以外の色相角の領域では、最大階調制限値を80とするように規程してもよい。
次に第4の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の構成となっている部分については、同一符号を付して説明を省略する。
第4の実施の形態では、CMYK色空間の通常の色域外郭を、幾何学的に狭小化させて、トナーセーブ色再現領域を生成するようになっている点が第1の実施の形態と異なっている。
図7に示すように、第4の実施の形態に係る色域外郭生成方法は、デバイス外郭生成部150、色域外郭生成部54、狭小化方法設定部156によって実現される。
デバイス外郭生成部150では、狭小化方法設定部156で設定された狭小化方法により、CIELAB色空間での通常の色域外郭を、幾何学的に狭小化させて、狭小化された色域外郭を構成する外郭点群を生成する。
また、狭小化方法設定部156では、通常の色域外郭を狭小化させる方法の指定を受け付ける。受け付ける狭小化方法としては、例えば、図8(A)に示すように、CIELAB色空間での通常の色域外郭位置を低彩度方向へ移動させて狭小化させる方法や、CIELAB色空間での通常の色域外郭位置を特定点(白色点)に向けて移動させて狭小化させる方法がある。また、特定点に向けて移動させて狭小化させる方法では、色相に応じて特定点を設定できるようにしてもよい。
また、狭小化方法設定部156における狭小化方法として、図8(B)に示すように、CIELAB色空間での通常の色域の各色相の最大彩度点を、最大彩度点より明度が高い点であって、かつ、通常の色域内側の点へ向けて移動させて、通常の色域を狭小化させる方法や、図9(A)に示すように、CIELAB色空間での通常の色域の各色相の白から特定点までの領域及び各色相の黒から特定点までの領域を変更しないで、通常の色域の特定点より彩度の高い領域を低彩度方向へ移動させて、通常の色域を狭小化させる方法がある。また、図9(B)に示すように、CIELAB色空間での通常の色域の各色相の白から特定点までの領域のみを変更しないで、黒側の領域は可変とし、通常の色域の特定点より彩度の高い領域を低彩度方向へ移動させて、通常の色域を狭小化させてもよい。
また、図10に示すように、CIELAB色空間での通常の色域と、通常の色域を高明度方向にシフトさせた領域である狭小化用領域との共通領域を、狭小化させた領域とする方法もある。なお、狭小化用領域は、通常の色域を低彩度方向にシフトさせたものでもよく、また、通常の色域を高明度方向かつ低彩度方向にシフトさせたものでもよい。
そして、色域外郭生成部54では、デバイス外郭生成部150で生成された外郭点群から、色域外郭情報を生成する。
上記の最大彩度点をそれより明度の高い色域内側に移動させて狭小化させる方法では、低彩度方向へ移動させることにより色味を落としてトナーの消費量を削減させるが、このとき明度を元より高い方へ移動させると、場合によっては移動した最大彩度点が色域外へ飛び出す可能性があるため、色域内側に最大彩度点を移動させる必要がある。また、単に低彩度方向だけに移動させた場合、以下の理由によりトナーの消費量は逆に増えてしまう場合があるため、より高い明度に最大彩度点を移動させる必要がある。
最大彩度点は1次色か2次色であり、3番目のトナー量は必ず0になっており、この色を等明度のまま彩度だけを低下させた場合、元の色を構成しているトナー量は減少するが、濁らせるためにそれまで0だった3番目のトナーを入れていくことになり、条件によってはこれらの差し引きで総量が増えてしまう場合があるため、より高い明度に最大彩度点を移動させる必要がある。例えば、C=100を等明度で彩度を下げようとすると、Cの値は減少するが、MとYとが増えるため、総量としては逆に100より大きくなる場合があるからである。また、100%UCRのようにKを使って濁らせればトナーの消費量は減少するが、高彩度域には墨を入れない場合が多く、その場合は総量が増えてしまう傾向が強くなるため、これを回避し、トナーの消費量を確実に減少させるために、彩度方向だけでなく、明度も少し高めに最大彩度点を移動させることで、トナーの総量を確実に減少させることができる。
また、上記の特定点より彩度の高い領域を低彩度方向へ移動させて狭小化させる方法において、狭小化させた領域を白又は黒から特定点途中まで外郭に沿わせているのは、沿わせた外郭の領域の色再現は、画質への影響が大きいため、領域を狭小化させない方がよいからである。また、上記の最大彩度点を移動させる場合と同様で、上側外郭上の色は1次色か2次色で必ず1色は0になっており、上側を狭小させるということは、上記と同様に濁らせることになり、結果的にトナーの総量が増加する場合があるため、特定点途中まで外郭に沿わせて、領域を狭小化しない方が好ましい。
次に、第5の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同様の構成となっている部分については、同一符号を付して説明を省略する。
第5の実施の形態では、入力されるRGB色空間のカラー画像データを、CIELAB色空間に色空間変換せずに、直接、CMYK色空間のカラー画像データに変換する点が第1の実施の形態と異なっている。
第5の実施の形態に係るプリンタのHDDには、第1の実施の形態の色変換処理ルーチンのように、RGB色空間からCIELAB色空間に色空間変換し、クライアントPC14の色再現可能領域内の色からプリンタの色再現可能領域内の色へ色変換した後に、CIELAB色空間からCMYK色空間へ色空間変換した場合における、RGB色空間の色値とCMYK色空間の色値との対応関係を定めたLUTが、CMYK色空間の色再現可能領域へ色変換及び色空間変換するためのLUTとして予め記憶されている。
また、第1の実施の形態の色変換処理ルーチンのように、RGB色空間からCIELAB色空間に色空間変換し、クライアントPC14の色再現可能領域内の色からグラフィック再現モード用のトナーセーブ色再現領域内の色へ色変換した後に、CIELAB色空間からCMYK色空間へ色空間変換した場合における、RGB色空間の色値とCMYK色空間の色値との対応関係を定めたLUTが、グラフィック再現モード用のCMYK色空間のトナーセーブ色再現領域へ色変換及び色空間変換するためのLUTとして予め記憶されている。
また、RGB色空間からCIELAB色空間に色空間変換し、クライアントPC14の色再現可能領域内の色から自然画再現モード用のトナーセーブ色再現領域内の色へ色変換した後に、CIELAB色空間からCMYK色空間へ色空間変換した場合における、RGB色空間の色値とCMYK色空間の色値との対応関係を定めたLUTが、自然画再現モード用のCMYK色空間のトナーセーブ色再現領域へ色変換及び色空間変換するためのLUTとして予め記憶されている。
次に、第5の実施の形態に係る色変換処理ルーチンについて図11を用いて説明する。なお、第1の実施の形態と同様の処理については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
まず、ステップ100において、RGB色空間で表されるカラー画像データが、クライアントPC14から入力されたか否かを判定し、RGB色空間で表されるカラー画像データが入力されると、ステップ100からステップ104へ進み、トナーセーブモードが設定されているか否かを判定する。通常モードである場合には、ステップ200へ移行し、CMYK色空間の色再現可能領域へ色変換及び色空間変換するためのLUTに基づいて、ステップ100で入力されたRGB色空間のカラー画像データを、CMYK色空間の色再現可能領域内で表されるカラー画像データに変換する変換処理を行って、ステップ118へ移行する。
一方、ステップ104において、トナーセーブモードが設定されていると判定された場合には、ステップ108において、印刷対象画像を選択する画面を表示し、ステップ110で、ユーザによって選択された印刷対象の画像がグラフィック画像であるか、又は自然画であるかを判定し、グラフィック画像が選択された場合には、ステップ202において、グラフィック再現モード用のCMYK色空間のトナーセーブ色再現領域へ色変換及び色空間変換するためのLUTに基づいて、ステップ100で入力されたRGB色空間のカラー画像データを、グラフィック再現モード用のCMYK色空間のトナーセーブ色再現領域内で表されるカラー画像データに変換する。
また、ステップ110において、ユーザによって印刷対象の画像として自然画が選択されたと判定された場合には、ステップ204において、自然画再現モード用のCMYK色空間のトナーセーブ色再現領域へ色変換及び色空間変換するためのLUTに基づいて、ステップ100で入力されたRGB色空間のカラー画像データを、自然画再現モード用のCMYK色空間のトナーセーブ色再現領域内で表されるカラー画像データに変換する。
次のステップ118では、ステップ200、202、204で変換されたCMYK色空間で表されるカラー画像データに基づいて、印刷処理を実行し、色変換印刷処理ルーチンを終了する。
本発明の第1の実施の形態に係る画像処理システムの構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係るプリンタの色変換印刷処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る各トナー量を制限するための色域外郭生成方法の様子を示すブロック図である。 CMYK色空間の色域外郭の一例の説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係るトナー量を総量を制限するための色域外郭生成方法の様子を示すブロック図である。 CIELAB色空間におけるトナーセーブ色再現領域とプリンタの色再現可能領域との関係を示すための説明図である。 本発明の第4の実施の形態に係る色域外郭生成方法の様子を示すブロック図である。 CIELAB色空間における通常の色域外郭と狭小化された色域外郭との関係の例を示すための説明図である。 CIELAB色空間における通常の色域外郭と狭小化された色域外郭との関係の他の例を示すための説明図である。 CIELAB色空間における通常の色域外郭と狭小化された色域外郭との関係の他の例を示すための説明図である。 本発明の第5の実施の形態に係るプリンタの色変換印刷処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像処理システム
12 プリンタ
14 クライアントPC
20 ROM
22 CPU
24 RAM
26 HDD
30 スキャナ
32 印字部
50、150 デバイス外郭生成部
52 色空間変換部
54 色域外郭生成部
56 制限値設定部
60 総量制限デバイス外郭点生成部
62 総量制限値設定部

Claims (26)

  1. 複数の色材を用いて色再現する画像形成装置における色材の量を抑制する色材抑制モードを設定する設定手段と、
    入力色情報を入力する色情報入力手段と、
    前記設定手段によって、前記色材抑制モードが設定されているとき、前記画像形成装置によって色再現可能な領域を、前記色材の量が抑制されるように狭小化した色材抑制領域内に収まるように予め定められた対応関係に基づいて、前記色情報入力手段によって入力された入力色情報を、前記色材抑制領域内の出力色情報に変換する変換手段と、
    を含む画像処理装置。
  2. 前記入力色情報は、所定の装置に依存した第1の色空間で表され、
    前記対応関係は、装置に依存しない第2の色空間において前記所定の装置によって色再現可能な領域を含む入力領域内の色と、前記画像形成装置によって前記第2の色空間において色再現可能な領域を、前記色材の量が抑制されるように狭小化した色材抑制領域内の色との対応関係が定められたものであり、
    前記出力色情報は、前記複数の色材各々に対応する各色要素の組み合わせを示す第3の色空間で表され、
    前記変換手段は、前記入力色情報を前記第2の色空間で表された第1の色情報に変換する第1の色空間変換手段と、前記対応関係に基づいて、前記第1の色空間変換手段によって変換された第1の色情報を、前記色材抑制領域内で表された第2の色情報に変換する色変換手段と、前記色変換手段によって変換された第2の色情報を、前記出力色情報に変換する第2の色空間変換手段とで構成された請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第3の色空間において、任意の最大階調制限値又は最大階調制限値に関する最大階調値条件を指定する制限値設定手段を更に含み、
    前記狭小化した色材抑制領域は、前記制限値設定手段によって指定された前記最大階調制限値又は前記最大階調値条件に基づく最大階調制限値によって制限する条件を満たす色再現可能な領域である請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記制限値設定手段で指定される最大階調制限値又は前記最大階調値条件に基づく最大階調制限値は、前記画像形成装置によって色再現された画像への影響が少ない色材の色の最大階調値である請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記制限値設定手段は、前記第3の色空間の各色要素の組み合わせに応じて、前記最大階調制限値又は前記最大階調値条件を指定する請求項3又は4記載の画像処理装置。
  6. 前記制限値設定手段は、前記色材によって再現される特定色を含む領域に対して、前記最大階調制限値又は前記最大階調値条件を指定する請求項3〜請求項5の何れか1項記載の画像処理装置。
  7. 前記制限値設定手段は、入力される入力色情報が示す画像の種別に応じて、前記最大階調制限値又は前記最大階調値条件を指定する請求項3〜請求項6の何れか1項記載の画像処理装置。
  8. 前記制限値設定手段は、入力される入力色情報が示す画像が自然画である場合、前記最大階調制限値が小さくなるように前記最大階調値制限値又は前記最大階調値条件を指定する請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記制限値設定手段で指定された前記最大階調制限値又は前記最大階調値条件に基づく最大階調制限値によって制限する条件を満たす前記第3の色空間における色域外郭を構成する外郭点群を生成する外郭生成手段と、
    前記第3の色空間における前記外郭点群から第2の色空間の外郭点群に変換する外郭点群色変換手段と、
    前記外郭点群色変換手段によって変換された前記第2の色空間の外郭点群に基づいて、前記色材抑制領域を生成する色材抑制領域生成手段と、
    を更に含む請求項3〜請求項8の何れか1項記載の画像処理装置。
  10. 前記第3の色空間の各色要素の総和を制限する総量制限値を指定する総量制限値設定手段を更に含み、
    前記狭小化した色材抑制領域は、前記総量制限値設定手段によって指定された前記総量制限値によって制限する条件を満たす色再現可能な領域である請求項2記載の画像処理装置。
  11. 前記総量制限値設定手段は、入力される入力色情報が示す画像の種別に応じて、前記総量制限値を指定する請求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記総量制限値設定手段は、入力される入力色情報が示す画像がグラフィック画像である場合、前記総量制限値を小さく指定する請求項11記載の画像処理装置。
  13. 前記第3の色空間における色域外郭を構成する外郭点群を生成する外郭生成手段と、
    前記総量制限値設定手段で指定された前記総量制限値に基づいて、前記外郭生成手段で生成された外郭点群を変更する総量制限外郭点生成手段と、
    前記総量制限外郭点生成手段で変更された前記第3の色空間における外郭点群から前記第2の色空間の外郭点群に変換する外郭点群色変換手段と、
    前記外郭点群色変換手段によって変換された前記第2の色空間の外郭点群に基づいて、前記色材抑制領域を生成する色材抑制領域生成手段と、
    を更に含む請求項10〜請求項12の何れか1項記載の画像処理装置。
  14. 前記第3の色空間において、任意の最大階調制限値又は最大階調制限値に関する最大階調値条件を指定する制限値設定手段を更に含み、
    前記外郭生成手段は、前記制限値設定手段で指定された前記最大階調制限値又は前記最大階調値条件に基づく最大階調制限値によって制限する条件を満たす前記第3の色空間における色域外郭を構成する外郭点群を生成する請求項13記載の画像処理装置。
  15. 前記狭小化した色材抑制領域は、前記第2の色空間での通常の色域を幾何学的に狭小化させた色再現可能な領域である請求項2記載の画像処理装置。
  16. 前記狭小化した色材抑制領域は、前記第2の色空間での通常の色域の外郭位置を低彩度方向へ移動させて狭小化させた色再現可能な領域である請求項15記載の画像処理装置。
  17. 前記狭小化した色材抑制領域は、前記第2の色空間での通常の色域の外郭位置を特定点へ向けて移動させて狭小化させた色再現可能な領域である請求項15記載の画像処理装置。
  18. 前記特定点は、白色点である請求項17記載の画像処理装置。
  19. 前記特定点は、色相に応じて設定される請求項17記載の画像処理装置。
  20. 前記狭小化した色材抑制領域は、前記第2の色空間での通常の色域の各色相の最大彩度点を、該最大彩度点より明度が高い点であって、かつ、前記通常の色域内側の点へ向けて移動させて、前記通常の色域を狭小化させた色再現可能な領域である請求項15記載の画像処理装置。
  21. 前記狭小化した色材抑制領域は、前記第2の色空間での通常の色域の各色相の白から特定点までは領域を変更せず、前記通常の色域の前記特定点より彩度の高い領域を低彩度方向へ移動させて、前記通常の色域を狭小化させた色再現可能な領域である請求項15記載の画像処理装置。
  22. 前記狭小化した色材抑制領域は、前記第2の色空間での通常の色域の各色相の黒から特定点までは領域を変更せず、前記通常の色域の前記特定点より彩度の高い領域を低彩度方向へ移動させて、前記通常の色域を狭小化させた色再現可能な領域である請求項15記載の画像処理装置。
  23. 前記狭小化した色材抑制領域は、前記第2の色空間での通常の色域と狭小化用領域との共通領域である請求項15記載の画像処理装置。
  24. 前記狭小化用領域は、通常の色域を高明度方向、低彩度方向、及び高明度方向かつ低彩度方向の何れか一つにシフトさせた領域であることを特徴とする請求項23記載の画像処理装置。
  25. 前記画像形成装置を更に含み、
    前記画像形成装置は、前記変換手段によって変換された出力色情報に基づいて、前記複数の色材を用いて記録用紙に画像を形成する請求項1〜請求項24の何れか1項記載の画像処理装置。
  26. 複数の色材を用いて色再現する画像形成装置における色材の量を抑制する色材抑制モードを設定し、
    入力色情報を入力し、
    前記色材抑制モードが設定されているとき、前記画像形成装置によって色再現可能な領域を、前記色材の量が抑制されるように狭小化した色材抑制領域内に収まるように予め定められた対応関係に基づいて、前記入力された入力色情報を、前記色材抑制領域内の出力色情報に変換することを特徴とする画像処理方法。
JP2006152520A 2006-05-31 2006-05-31 画像処理装置及び画像処理方法 Expired - Fee Related JP4656002B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006152520A JP4656002B2 (ja) 2006-05-31 2006-05-31 画像処理装置及び画像処理方法
US11/648,565 US7944594B2 (en) 2006-05-31 2007-01-03 Image processing device and an image processing method for curbing the amount of color material consumed and suppressing a deterioration in image quality

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006152520A JP4656002B2 (ja) 2006-05-31 2006-05-31 画像処理装置及び画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007324900A true JP2007324900A (ja) 2007-12-13
JP4656002B2 JP4656002B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=38789700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006152520A Expired - Fee Related JP4656002B2 (ja) 2006-05-31 2006-05-31 画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7944594B2 (ja)
JP (1) JP4656002B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009113437A1 (en) * 2008-03-10 2009-09-17 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable recording medium storing image processing program
JP2009212638A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム
JP2013090261A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 色調整方法、色調整装置、色調整プログラム及び色調整プログラムを格納した媒体
JP2015162714A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 ブラザー工業株式会社 データ処理装置、および、コンピュータプログラム
JP2016066979A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、色変換プログラムおよび色変換方法

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4390040B2 (ja) * 2003-08-11 2009-12-24 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体
JP4757688B2 (ja) * 2006-03-31 2011-08-24 株式会社沖データ 画像形成装置、情報処理装置および画像形成システム
JP5054980B2 (ja) * 2007-01-10 2012-10-24 株式会社リコー カラー画像処理制御装置
JP4985087B2 (ja) * 2007-05-11 2012-07-25 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像出力装置、画像処理システム、画像処理プログラム、及び画像出力プログラム
US8477367B2 (en) * 2007-10-31 2013-07-02 Xerox Corporation System and method for selectively printing color content of a page with a reduced color gamut and billing based on printed content
US7990392B2 (en) * 2008-01-09 2011-08-02 Kwe International, Inc. White balancing that uses values of white-balanced colors on the visible gamut's boundary
US8330771B2 (en) * 2008-09-10 2012-12-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Projection display device and control method thereof
JP4706746B2 (ja) * 2008-10-09 2011-06-22 富士ゼロックス株式会社 色域外郭算出装置、色域外郭算出方法、及び色域外郭算出プログラム
JP5137784B2 (ja) * 2008-11-04 2013-02-06 富士フイルム株式会社 色変換方法及び装置
US8395831B2 (en) * 2008-12-22 2013-03-12 Ricoh Production Print Solutions LLC Color conversion with toner/ink limitations
US8547609B2 (en) * 2008-12-29 2013-10-01 Ricoh Production Print Solutions LLC Color conversion of image data
JP5441525B2 (ja) * 2009-07-01 2014-03-12 キヤノン株式会社 画像処理方法及び画像処理装置
JP4983955B2 (ja) * 2010-04-07 2012-07-25 ブラザー工業株式会社 画像処理装置及び画像処理プログラム
US9135718B2 (en) * 2012-03-30 2015-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and control method therefor
JP5598769B2 (ja) * 2012-04-16 2014-10-01 コニカミノルタ株式会社 色調整方法及び色調整プログラム
JP2015111779A (ja) * 2013-12-06 2015-06-18 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. 画像処理装置、画像処理方法およびコンピュータプログラム
US10606525B1 (en) * 2019-02-14 2020-03-31 Ricoh Company, Ltd. Color transforms for print job processing

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003076097A (ja) * 2001-08-30 2003-03-14 Fujitsu Ltd 印刷制御装置、およびプログラム
JP2004112269A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 色処理方法および色処理装置、記憶媒体、色処理プログラム、画像形成装置
JP2004147257A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Fuji Xerox Co Ltd 色予測モデル作成方法、色予測モデル作成装置、プログラム、および記憶媒体
JP2004243559A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Canon Inc 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2005063093A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体
JP2005086289A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Murata Mach Ltd カラー画像処理装置
JP2006068982A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法並びにプリンタドライバ

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5841951A (en) * 1996-02-09 1998-11-24 Seiko Epson Corporation Ink duty-cycle control
JPH09244475A (ja) 1996-03-05 1997-09-19 Canon Inc 画像出力装置及びその制御方法
US5751434A (en) * 1997-06-27 1998-05-12 Xerox Corporation Area dependent draft printing system
US5751433A (en) * 1997-06-27 1998-05-12 Xerox Corporation Draft printing system
JP3720691B2 (ja) * 2000-09-12 2005-11-30 キヤノン株式会社 色処理方法および装置
JP2003066781A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Ricoh Co Ltd カラープリンタ装置
US7023570B2 (en) * 2003-01-24 2006-04-04 Electronics For Imaging, Inc. Methods and apparatus for colorant reduction
JP4366089B2 (ja) * 2003-01-31 2009-11-18 キヤノン株式会社 画像形成装置及び方法
US7398029B2 (en) * 2005-07-02 2008-07-08 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Adjustment of print job to reduce color toner usage

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003076097A (ja) * 2001-08-30 2003-03-14 Fujitsu Ltd 印刷制御装置、およびプログラム
JP2004112269A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 色処理方法および色処理装置、記憶媒体、色処理プログラム、画像形成装置
JP2004147257A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Fuji Xerox Co Ltd 色予測モデル作成方法、色予測モデル作成装置、プログラム、および記憶媒体
JP2004243559A (ja) * 2003-02-12 2004-09-02 Canon Inc 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2005063093A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体
JP2005086289A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Murata Mach Ltd カラー画像処理装置
JP2006068982A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法並びにプリンタドライバ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009212638A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム
WO2009113437A1 (en) * 2008-03-10 2009-09-17 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable recording medium storing image processing program
US8804219B2 (en) 2008-03-10 2014-08-12 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable recording medium storing image processing program for color conversion of image data
JP2013090261A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 色調整方法、色調整装置、色調整プログラム及び色調整プログラムを格納した媒体
US8861025B2 (en) 2011-10-21 2014-10-14 Konica Minolta, Inc. Color adjustment method, color adjustment apparatus and computer readable medium storing color adjustment program
JP2015162714A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 ブラザー工業株式会社 データ処理装置、および、コンピュータプログラム
JP2016066979A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、色変換プログラムおよび色変換方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20070279658A1 (en) 2007-12-06
JP4656002B2 (ja) 2011-03-23
US7944594B2 (en) 2011-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4656002B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4623630B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、画像形成装置、画像形成システム
JP5316578B2 (ja) 色調整方法、色調整装置、色調整プログラム及び色調整プログラムを格納した媒体
JP2004032749A (ja) 画像処理方法
JP2008219791A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2011082686A (ja) 画像処理装置、画像形成システム、およびプログラム
JP4803122B2 (ja) 色処理装置及びプログラム
US7986448B2 (en) Image processing apparatus and image processing method for the same
US7522309B2 (en) Image processing method, image processing apparatus and storage medium storing a program
JP6658032B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法およびプログラム
US8773723B2 (en) Generating color separation table for printer having color forming materials with high and low relative densities using a gamut boundary to limit use of dark color material
US20110051156A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and computer readable medium
JP4471021B2 (ja) カラー印刷制御装置、カラー印刷制御方法、およびカラー印刷制御プログラム
JP2004088734A (ja) プリンタドライバ、色変換方法、記録媒体、およびカラー画像形成システム
JP3981790B2 (ja) カラー画像処理方法及びカラー画像処理装置、色変換係数生成方法及び色変換係数生成装置、記憶媒体
JP4380503B2 (ja) ルックアップテーブル作成方法および分版方法
JP2009017473A (ja) 色域生成装置、色域生成方法、色域生成プログラム、及び色変換装置
JP2008167298A (ja) 画像形成装置の色変換条件設定方法、画像形成装置、及びプログラム
JP2011151491A (ja) 色変換装置及び色変換プログラム
JP5630231B2 (ja) 色調整方法、色調整装置、色調整プログラム及び色調整プログラムを格納した媒体
JP4159912B2 (ja) 複数の各ルックアップテーブルと補間とを用いた色相補正を備えた色変換方法
JP6665559B2 (ja) 算出装置、および、コンピュータプログラム
JP4569484B2 (ja) 画像処理装置
JP2007208737A (ja) 色変換方法および装置
JP2008172437A (ja) 画像処理装置、プログラム及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4656002

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees