JP2016066979A - 画像形成装置、色変換プログラムおよび色変換方法 - Google Patents

画像形成装置、色変換プログラムおよび色変換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 色材の消費を削減する場合であっても、単色の色材のみで印刷されるべき色と、黒色とを印刷物において正確に再現することができる画像形成装置、色変換プログラムおよび色変換方法を提供する。
【解決手段】 入力色値から変換した出力色値に応じた量のトナーによって印刷を実行するMFPは、MFPのモードが通常のモードではなくトナーの消費を削減する削減モードである場合に、トナーの消費を削減するための削減用規則によって入力色値の色域を圧縮し、削減用規則は、入力色値としての点Qの等色相面において、明度が最低の色値を示す点Kと、点Qとを通る直線KQ上の全ての色値が、彩度が最高の色値を示す点Pから明度が最高の色値を示す点Wに向かう方向に移動されて、点Kと、点Qが変換される変換入力色値としての点Q´とを通る直線KQ´上の色値に変換される規則であることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、入力色値から変換した出力色値に応じた量の色材によって印刷を実行する画像形成装置、色変換プログラムおよび色変換方法に関する。
従来、RGB値などの入力色値からCMYK値などの出力色値に変換した後、変換した出力色値に応じた量のトナーなどの色材によって印刷を実行する画像形成装置が知られている。そして、従来の画像形成装置として、通常のモードでの印刷とは別に、トナーの消費を削減する削減モードでの印刷を実行することができるものが知られている。
ここで、トナーの消費を削減する方法として、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラック(黒色)のそれぞれのトナーの1次元の入出力特性(ガンマ値)をそれぞれ制御すること、すなわち、出力色値としてのCMYK値のC値、M値、Y値およびK値をそれぞれ同一の比率で圧縮することによって、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒色の全体のトナーの消費を削減する方法(以下「ガンマ制御式削減方法」と言う。)が知られている。
また、トナーの消費を削減する他の方法として、RGB値などの入力色値の色域を圧縮すること、すなわち、入力色値を変更することによってトナーの消費を削減する方法(以下「入力色値変更式削減方法」と言う。)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載された入力色値変更式削減方法を、図14を使用して説明する。
図14(a)〜(c)は、それぞれ、入力色値の等色相面を示している。図14において、矢印は、色域の圧縮の方向を示している。また、破線は、色域の圧縮後の境界線を示している。
図14(a)は、入力色値の彩度のみを、彩度が高いほど大きく下げることによってトナーの消費を削減する入力色値変更式削減方法(以下「彩度変更式削減方法」と言う。)を示す図である。図14(b)は、入力色値の明度のみを、明度が低いほど大きく上げることによってトナーの消費を削減する入力色値変更式削減方法(以下「明度変更式削減方法」と言う。)を示す図である。図14(c)は、彩度が高い部分の入力色値と、明度が低い部分の入力色値とを白色に向かって移動させることによってトナーの消費を削減する入力色値変更式削減方法(以下「白色方向変更式削減方法」と言う。)を示す図である。
図15(a)〜(c)は、それぞれ、入力色値に対する出力色値の一例を示している。
図15において、入力色値としてのRGB値のR値、G値およびB値は、それぞれ、明度の最小値が0であり、明度の最大値が1である。
出力色値としてのCMYK値のC値、M値、Y値およびK値は、それぞれ、印刷に使用されるトナーの量、すなわち、濃度を示している。図15において、C値、M値、Y値およびK値は、それぞれ、濃度の最小値が0であり、濃度の最大値が255である。
出力色値としてのLab値は、出力色値としてのCMYK値が、デバイスに依存しないLab値に変換されたものである。図15において、Lab値のL値は、最小値が0であり、最大値が100である。
図15において、識別記号a1は、画像形成装置が通常のモードである場合の色値を示している。識別記号a2は、画像形成装置が、出力色値としてのCMYK値のC値、M値、Y値およびK値を通常のモードの75%にそれぞれ圧縮するガンマ制御式削減方法での削減モードである場合の、識別記号a1に対する色値を示している。識別記号a3は、画像形成装置が、入力色値の色域を通常のモードの75%に圧縮する白色方向変更式削減方法での削減モードである場合の、識別記号a1に対する色値を示している。なお、識別記号b1、b2およびb3と、識別記号c1、c2およびc3とについても、それぞれ、識別記号a1、a2およびa3と同様の関係である。
図15(a)は、入力色値としてのRGB値が(4/5,4/5,0)である場合の色値を示している。図15(b)は、入力色値としてのRGB値が(0,4/5,4/5)である場合の色値を示している。図15(c)は、入力色値としてのRGB値が(1/8,1/8,1/8)である場合の色値を示している。
なお、図15における識別記号a2、b2およびc2の入力色値は、通常のモードの場合と同一であるので、特に示していない。また、図15における識別記号a3、b3およびc3の入力色値は、色域の圧縮後の入力色値を示している。
特許第4766033号公報
ガンマ制御式削減方法は、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒色のうち少なくとも2種類の色によって構成される色のバランスが崩れる場合があるという問題がある。
以下、図16を使用して具体的に説明する。
図16は、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒色のそれぞれのトナーの1次元の入出力特性を示すグラフである。
図16において、シアン、マゼンタ、イエロー、黒色の入力は、それぞれ、CMYK値のC値、M値、Y値、K値である。また、シアン、マゼンタ、イエロー、黒色の出力は、それぞれ、XYZ値のX値、Y値、Z値、Y値を特徴量としている。
図16に示すように、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒色のそれぞれのトナーの1次元の入出力特性は、直線ではなく、互いに異なる曲線となっている。そのため、CMYK値のC値、M値、Y値、K値を同一の比率で圧縮したとしても、それぞれの出力としてのXYZ値のX値、Y値、Z値、Y値は同一の比率で圧縮されない。したがって、出力色値としてのCMYK値のC値、M値、Y値およびK値をそれぞれ同一の比率で圧縮することによってトナーの消費を削減する方法は、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒色のうち2つ以上によって構成される色のバランスが崩れる場合がある。
例えば、図15(a)においては、入力色値としてのRGB値が(4/5,4/5,0)であるので、画像形成装置が通常のモードである場合の出力色値としてのCMYK値は、Y値が特に大きい。すなわち、イエローのトナーの濃度が特に高い。また、図15(b)において、入力色値としてのRGB値が(0,4/5,4/5)であるので、画像形成装置が通常のモードである場合の出力色値としてのCMYK値は、C値が特に大きい。すなわち、シアンのトナーの濃度が特に高い。ここで、図15(a)における識別記号a2と、識別記号a3との出力色値の色差ΔEは、2.27である。また、図15(b)における識別記号b2と、識別記号b3との出力色値の色差ΔEは、1.48である。このように、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒色のうち1種類の色のトナーの濃度が特に高い色においては、ガンマ制御式削減方法での削減モードであっても、白色方向変更式削減方法での削減モードであっても、出力色値に色差ΔEがそれほど生じない、ということが分かる。
一方、図15(c)においては、入力色値としてのRGB値が(1/8,1/8,1/8)であるので、画像形成装置が通常のモードである場合の出力色値としてのCMYK値は、C値、M値、Y値およびK値の何れも大きい。すなわち、シアン、イエロー、マゼンタおよび黒色の何れもトナーの濃度が高い。ここで、図15(c)における識別記号c2と、識別記号c3との出力色値の色差ΔEは、7.39である。このように色差ΔEが大きく現れた原因は、ガンマ制御式削減方法での削減モードにおいて、上述したように、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒色のうち少なくとも2種類の色によって構成される色のバランスが崩れるからである。
したがって、色のバランスを崩さずにトナーの消費を削減する方法としては、入力色値変更式削減方法が好ましい。
しかしながら、特許文献1に記載された入力色値変更式削減方法には、以下に説明する問題がある。
まず、彩度変更式削減方法における問題について説明する。
図14(a)に示すように、彩度変更式削減方法は、明度が変更されずに彩度のみが変更されるので、明度が高い部分の境界線91a、すなわち、彩度が最高の色値の明度以上の明度の色値のうち、各明度において彩度が最高の色値によって構成される境界線が、元々の色域の内部の境界線91bに変更される。すなわち、明度が高い部分の境界線91a上の色値が元々の色域の内部に移動する。ここで、シアン、マゼンタ、イエローなどの単色のトナーのみで印刷されるべき色は、境界線91a上に存在する。そのため、彩度変更式削減方法でトナーの消費を削減すると、境界線91a上の色値が元々の色域の内部に移動するので、シアン、マゼンタ、イエローなどの単色のトナーのみで印刷されるべき色が、少なくとも2種類の色のトナーが混ざった状態で印刷されることになる。画像形成装置の利用者は、単色のトナーのみで印刷されるべき色が実際に単色のトナーのみで印刷されることを期待する場合が多い。特に、イエローは、一般的に、イエローのトナーのみで印刷されることが利用者によって特に期待されている。したがって、彩度変更式削減方法は、単色のトナーのみで印刷されることが利用者によって期待されている色を、利用者の期待通りに再現することができないという問題がある。
次に、明度変更式削減方法における問題について説明する。
図14(b)に示すように、明度変更式削減方法は、明度が低い部分の明度を上げるので、RGB値が(0,0,0)の色、すなわち、黒色が白色に近付くことによって灰色になる。したがって、明度変更式削減方法は、例えば黒色の文字など、黒色で印刷されるべきものが擦れて視認され難くなるという問題がある。しかも、明度変更式削減方法は、黒色のトナーの消費を削減することができるものの、有彩色のトナー、すなわち、シアン、マゼンタおよびイエローのトナーの消費をあまり削減することができないという問題もある。
最後に、白色方向変更式削減方法における問題について説明する。
図14(c)に示すように、白色方向変更式削減方法も、図14(b)に示す明度変更式削減方法と同様に、明度が低い部分の明度を上げるので、黒色で印刷されるべきものが擦れて視認され難くなるという問題がある。例えば、図15(c)において、白色方向変更式削減方法での削減モードの出力色値のK値は、通常のモードの出力色値のK値より極端に小さくなっている。この原因は、白色方向変更式削減方法での削減モードにおいて、黒色が白色に近付くことによって灰色になるからである。
そこで、本発明は、色材の消費を削減する場合であっても、単色の色材のみで印刷されるべき色と、黒色とを印刷物において正確に再現することができる画像形成装置、色変換プログラムおよび色変換方法を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、入力色値から変換した出力色値に応じた量の色材によって印刷を実行する画像形成装置であって、前記画像形成装置のモードが通常のモードではなく前記色材の消費を削減する削減モードである場合に、前記色材の消費を削減するための削減用規則によって前記入力色値の色域を圧縮し、前記削減用規則は、前記入力色値の等色相面において、明度が最低の色値を示す最低明度色値と、前記入力色値とを通る直線上の全ての色値が、彩度が最高の色値を示す最高彩度色値から明度が最高の色値を示す最高明度色値に向かう方向に移動されて、前記最低明度色値と、前記入力色値が変換される変換入力色値とを通る直線上の色値に変換される規則であることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成装置は、色材の消費を削減する場合に、入力色値の等色相面において最高彩度色値と、最高明度色値とを通る直線上の入力色値を同一の直線上の変換入力色値に変換するので、色材の消費を削減する場合であっても、単色の色材のみで印刷されるべき色を印刷物において正確に再現することができる。また、本発明の画像形成装置は、色材の消費を削減する場合に、入力色値の等色相面において入力色値が最低明度色値であるときに入力色値をそのままの値で変換入力色値にするので、色材の消費を削減する場合であっても、黒色を印刷物において正確に再現することができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置のモードが前記通常のモードである場合に前記入力色値を特定の規則によって前記出力色値に変換することによって前記出力色値を生成する出力色値生成手段と、前記削減用規則によって前記入力色値を前記変換入力色値に変換することによって前記変換入力色値を生成する変換入力色値生成手段とを備え、前記出力色値生成手段は、前記画像形成装置のモードが前記削減モードである場合に、前記変換入力色値生成手段によって生成された前記変換入力色値を前記特定の規則によって前記出力色値に変換し、前記変換入力色値生成手段は、前記削減用規則に基づいた計算によって印刷データにおける前記入力色値から前記変換入力色値を生成しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、印刷データにおける入力色値から変換入力色値を計算によって生成するので、色材の消費を削減するための色変換テーブルを記憶デバイスに記憶しておく必要性をなくすことができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置のモードが前記通常のモードである場合に前記入力色値を特定の規則によって前記出力色値に変換することによって前記出力色値を生成する出力色値生成手段と、前記削減用規則によって前記入力色値を前記変換入力色値に変換することによって前記変換入力色値を生成する変換入力色値生成手段とを備え、前記出力色値生成手段は、前記画像形成装置のモードが前記削減モードである場合に、前記変換入力色値生成手段によって生成された前記変換入力色値を前記特定の規則によって前記出力色値に変換し、前記変換入力色値生成手段は、前記入力色値を前記変換入力色値に変換する削減用色変換テーブルを前記削減用規則に基づいて生成し、生成した前記削減用色変換テーブルを使用して印刷データにおける前記入力色値から前記変換入力色値を生成しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、色材の消費を削減するための色変換テーブルとしての削減用色変換テーブルを生成するので、色材の消費を削減するための色変換テーブルを不揮発性の記憶デバイスに常に記憶しておく必要性をなくすことができる。
また、本発明の画像形成装置は、前記画像形成装置のモードが前記通常のモードである場合に前記入力色値を特定の規則によって前記出力色値に変換することによって前記出力色値を生成する出力色値生成手段と、前記削減用規則によって前記入力色値を前記変換入力色値に変換することによって前記変換入力色値を生成する変換入力色値生成手段とを備え、前記特定の規則は、前記入力色値を前記入力色値以外の色値に変換する変換テーブルによる変換を少なくとも含み、前記変換入力色値生成手段は、生成した前記変換入力色値と、前記変換テーブルとを使用して前記削減モードのための削減モード用色変換テーブルを生成し、前記出力色値生成手段は、前記画像形成装置のモードが前記削減モードである場合に、印刷データにおける前記入力色値を少なくとも前記削減モード用色変換テーブルを使用して前記出力色値に変換しても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、色材の消費を削減するための色変換テーブルとしての削減モード用色変換テーブルを生成するので、色材の消費を削減するための色変換テーブルを不揮発性の記憶デバイスに常に記憶しておく必要性をなくすことができる。
また、本発明の画像形成装置において、前記出力色値生成手段は、前記入力色値を生成したアプリケーションソフトウェアの種類に応じて、前記通常のモードと、前記削減モードとを切り替えても良い。
この構成により、本発明の画像形成装置は、入力色値を生成したアプリケーションソフトウェアの種類に応じて色材の消費を自動的に削減するので、利便性を向上することができる。
本発明の色変換プログラムは、入力色値から変換した出力色値に応じた量の色材によって印刷を実行する画像形成装置によって実行される色変換プログラムであって、前記画像形成装置のモードが通常のモードではなく前記色材の消費を削減する削減モードである場合に、前記色材の消費を削減するための削減用規則によって前記入力色値の色域を前記画像形成装置に圧縮させ、前記削減用規則は、前記入力色値の等色相面において、明度が最低の色値を示す最低明度色値と、前記入力色値とを通る直線上の全ての色値が、彩度が最高の色値を示す最高彩度色値から明度が最高の色値を示す最高明度色値に向かう方向に移動されて、前記最低明度色値と、前記入力色値が変換される変換入力色値とを通る直線上の色値に変換される規則であることを特徴とする。
この構成により、本発明の色変換プログラムは、色材の消費を削減する場合に、入力色値の等色相面において最高彩度色値と、最高明度色値とを通る直線上の入力色値を同一の直線上の変換入力色値に変換するので、色材の消費を削減する場合であっても、単色の色材のみで印刷されるべき色を印刷物において正確に再現することができる。また、本発明の色変換プログラムは、色材の消費を削減する場合に、入力色値の等色相面において入力色値が最低明度色値であるときに入力色値をそのままの値で変換入力色値にするので、色材の消費を削減する場合であっても、黒色を印刷物において正確に再現することができる。
本発明の色変換方法は、入力色値から変換した出力色値に応じた量の色材によって印刷を実行する画像形成装置のための色変換方法であって、前記画像形成装置のモードが通常のモードではなく前記色材の消費を削減する削減モードである場合に、前記色材の消費を削減するための削減用規則によって前記入力色値の色域を圧縮し、前記削減用規則は、前記入力色値の等色相面において、明度が最低の色値を示す最低明度色値と、前記入力色値とを通る直線上の全ての色値が、彩度が最高の色値を示す最高彩度色値から明度が最高の色値を示す最高明度色値に向かう方向に移動されて、前記最低明度色値と、前記入力色値が変換される変換入力色値とを通る直線上の色値に変換される規則であることを特徴とする。
この構成により、本発明の色変換方法は、色材の消費を削減する場合に、入力色値の等色相面において最高彩度色値と、最高明度色値とを通る直線上の入力色値を同一の直線上の変換入力色値に変換するので、色材の消費を削減する場合であっても、単色の色材のみで印刷されるべき色を印刷物において正確に再現することができる。また、本発明の色変換方法は、色材の消費を削減する場合に、入力色値の等色相面において入力色値が最低明度色値であるときに入力色値をそのままの値で変換入力色値にするので、色材の消費を削減する場合であっても、黒色を印刷物において正確に再現することができる。
本発明の画像形成装置、色変換プログラムおよび色変換方法は、色材の消費を削減する場合であっても、単色の色材のみで印刷されるべき色と、黒色とを印刷物において正確に再現することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るMFPのブロック図である。 (a)は、図1に示すMFPによる色域の圧縮方法を示す図である。 (b)は、図2(a)に示す圧縮方法において1つの入力色値に着目した図である。 図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 (a)は、図1に示すMFPにおける入力色値が配置されるRGB色空間を示す図である。 (b)は、黒色と、白色とを結ぶ直線を縦軸にして図4(a)に示すRGB色空間を描いた図である。 図1に示すMFPにおいて扱われる等色相面を示す図である。 図5に示す等色相面における最高彩度色値の算出方法を示す図である。 図4(b)に示すRGB色空間における最高彩度色値の位置を示す図である。 図5に示す等色相面における変換入力色値の算出方法における一工程を示す図である。 図5に示す等色相面における変換入力色値の算出方法における一工程であって、図8とは異なる工程を示す図である。 図5に示す等色相面における変換入力色値の算出方法における一工程であって、図8および図9とは異なる工程を示す図である。 図1に示すMFPにおける入力色値に対する出力色値の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るMFPの動作のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るMFPの動作のフローチャートである。 従来の画像形成装置における入力色値の色域の圧縮方法を示す図である。 従来の画像形成装置における入力色値に対する出力色値の一例を示す図である。 従来の画像形成装置におけるシアン、マゼンタ、イエローおよび黒色のそれぞれのトナーの1次元の入出力特性を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態に係る画像形成装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るMFP10のブロック図である。
図1に示すように、MFP10は、種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部11と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部12と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー13と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター14と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部15と、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク経由でPC(Personal Computer)などの外部の装置と通信を行う通信デバイスであるネットワーク通信部16と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスである記憶部17と、MFP10全体を制御する制御部18とを備えている。
プリンター14は、色材として、シアン、イエロー、マゼンタおよびブラック(黒色)のトナーによって印刷を実行するデバイスである。
記憶部17は、入力色値としてのRGB値から出力色値としてのCMYK値に変換するための色変換プログラム17aを記憶している。色変換プログラム17aは、MFP10の製造段階でMFP10にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶媒体からMFP10に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からMFP10に追加でインストールされても良い。
記憶部17は、入力色値としてのRGB値と、デバイスに依存しない色空間としてCIELAB色空間の色値であるLab値との対応関係を示す色変換テーブル(LUT:Lookup Table)としてのRGB色変換テーブル17bをデバイス毎に備えている。例えば、記憶部17は、表示部12によって表示される画像のRGB値と、Lab値との対応関係を示すRGB色変換テーブル17bを備えている。また、記憶部17は、スキャナー13によって原稿から読み取られた画像のRGB値と、Lab値との対応関係を示すRGB色変換テーブル17bを備えている。また、記憶部17は、外部の装置からネットワーク通信部16を介して受信した印刷データに含まれる画像のRGB値と、Lab値との対応関係を示すRGB色変換テーブル17bを備えている。
記憶部17は、Lab値と、出力色値としてのCMYK値との対応関係を示す色変換テーブルとしてのCMYK色変換テーブル17cをプリンター14用に備えている。
制御部18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられる主記憶デバイスとしてのRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMに記憶されているプログラムを実行する。
制御部18は、記憶部17に記憶されている色変換プログラム17aを実行することによって、特定の規則によって色値を出力色値としてのCMYK値に変換することによって出力色値としてのCMYK値を生成する出力色値生成手段18a、および、トナーの消費を削減するための削減用規則によって入力色値としてのRGB値を変換入力色値としてのRGB値に変換することによって変換入力色値を生成する変換入力色値生成手段18bとして機能する。
MFP10によってトナーの消費を削減する方法について説明する。
MFP10は、入力色値としてのRGB値の色域を圧縮すること、すなわち、入力色値を変更することによってトナーの消費を削減する。
図2(a)は、MFP10による色域の圧縮方法を示す図である。図2(b)は、図2(a)に示す圧縮方法において1つの入力色値に着目した図である。
図2は、入力色値の等色相面を示している。図2(a)において、矢印は、色域の圧縮の方向を示している。また、破線は、色域の圧縮後の境界線を示している。また、図2(b)において、KおよびWは、それぞれ、ブラック(黒色)およびホワイト(白色)を表している。
図2に示すように、MFP10は、入力色値としての点Qの等色相面において、明度が最低の色値を示す最低明度色値としての点Kと、点Qとを通る直線KQ上の全ての色値を、彩度が最高の色値を示す最高彩度色値としての点Pから明度が最高の色値を示す最高明度色値としての点Wに向かう方向、すなわち、ベクトルPWで示す方向に移動して、点Kと、変換入力色値としての点Q´とを通る直線KQ´上の色値に変換する。
次に、MFP10の動作について説明する。
図3は、MFP10の動作のフローチャートである。
MFP10は、外部の装置からネットワーク通信部16を介して印刷データを受信すると、図3に示す動作を実行する。
図3に示すように、MFP10の変換入力色値生成手段18bは、受信した印刷データ(以下「対象印刷データ」と言う。)を生成したアプリケーションソフトウェアが画像編集系のアプリケーションソフトウェアであるか否かを対象印刷データに基づいて判断する(S101)。ここで、対象印刷データを生成したアプリケーションソフトウェアの種類は、対象印刷データに情報として含まれていても良い。また、変換入力色値生成手段18bは、対象印刷データの拡張子に基づいて、対象印刷データを生成したアプリケーションソフトウェアの種類を判断しても良い。
制御部18は、画像編集系のアプリケーションソフトウェアであるとS101において判断されると、MFP10のモードが通常のモードである場合の動作を実行する。すなわち、制御部18は、S102〜S105の処理を実行する。
以下、具体的に説明する。
まず、出力色値生成手段18aは、対象印刷データに含まれる入力色値としてのRGB値のうち未だ対象にしていない1つを対象にする(S102)。
次いで、出力色値生成手段18aは、S102において対象にしたRGB値(以下「対象RGB値」と言う。)をRGB色変換テーブル17bでLab値に変換する(S103)。そして、出力色値生成手段18aは、S103において生成したLab値をCMYK色変換テーブル17cで出力色値としてのCMYK値に変換する(S104)。すなわち、出力色値生成手段18aは、特定の規則、すなわち、RGB色変換テーブル17bおよびCMYK色変換テーブル17cを使用した変換規則によって、入力色値としてのRGB値を出力色値としてのCMYK値に変換する。
次いで、出力色値生成手段18aは、対象印刷データに含まれる全ての入力色値を対象にしたか否かを判断する(S105)。
出力色値生成手段18aは、対象印刷データに含まれる入力色値の何れかを対象にしていないとS105において判断すると、S102の処理を実行する。
制御部18は、画像編集系のアプリケーションソフトウェアではない、すなわち、画像編集系のアプリケーションソフトウェア以外のドキュメント系のアプリケーションソフトウェアによって対象印刷データが生成されたとS101において判断されると、MFP10のモードが図2に示す方法によってトナーの消費を削減する削減モードである場合の動作を実行する。すなわち、制御部18は、S106〜S111の処理を実行する。
以下、具体的に説明する。
まず、変換入力色値生成手段18bは、対象印刷データに含まれる入力色値としてのRGB値のうち未だ対象にしていない1つを対象にする(S106)。
次いで、変換入力色値生成手段18bは、S106において対象にしたRGB値、すなわち、対象RGB値の等色相面において彩度が最大となる点PのRGB値を算出する(S107)。
以下、対象RGB値に基づいた点PのRGB値の算出方法について具体的に説明する。
入力色値としてのRGB値は、図4(a)に示すようなRGB色空間に配置される。ここで、図4において、K、W、R、G、B、C、MおよびYは、それぞれ、ブラック(黒色)、ホワイト(白色)、レッド、グリーン、ブルー、シアン、マゼンタおよびイエローを表している。
図4(b)は、黒色と、白色とを結ぶ直線を縦軸にして図4(a)に示すRGB色空間を描いた図である。すなわち、図4(b)に示す縦軸としての軸Lは、明度を表していて、最小値が黒色であり、最大値が白色である。また、図4(b)において軸Lからの距離は、彩度を表していて、軸Lから遠いほど彩度が高い。
S107において扱われる等色相面は、図4(b)に示すRGB色空間において、軸Lと、対象RGB値としての点Qとを含む平面のうち、図5に示すように軸Lに対して点Q側の面である。ここで、この等色相面には、軸L上の点も含む。
点K、すなわち、黒色のRGB値が(0,0,0)であり、点W、すなわち、白色のRGB値が(1,1,1)であるので、点Kおよび点Wについて、それぞれ、数1および数2に示す式が成り立つ。同様に、点QのRGB値を(Qr,Qg,Qb)とすると、点Qについて数3に示す式が成り立つ。また、点PのRGB値を(Pr,Pg,Pb)とすると、点Pについて数4に示す式が成り立つ。
Figure 2016066979
Figure 2016066979
Figure 2016066979
Figure 2016066979
点Kから点Qに向かうベクトルKQは、図6に示すように、点Kから点Pに向かうベクトルKPと、点Kから点Wに向かうベクトルKWとを用いて数5に示す式によって表すことができる。数5に示す式において、ベクトルKP´は、点Kから直線KP上の点P´に向かうベクトルである。また、ベクトルKW´は、点Kから直線KW上の点W´に向かうベクトルである。また、xは、ベクトルKPに対するベクトルKP´の長さの比率であり、yは、ベクトルKWに対するベクトルKW´の長さの比率である。
Figure 2016066979
数1〜数5に示す式に基づいて、数6に示す式を求めることができる。
Figure 2016066979
ここで、点Pは、図7に太線の実線または太線の破線で示す線上の何れかの点である。すなわち、点PのRGB値のR値、G値およびB値の少なくとも何れか1つは最小値の“0”であり、点PのRGB値のR値、G値およびB値の少なくとも何れか1つは最大値の“1”である。このことと、数6に示す式とから、数7および数8で示す式が求められる。数7に示す式において、min(Q)は、点QのRGB値のR値、G値およびB値のうち最小値を表している。また、数8に示す式において、max(Q)は、点QのRGB値のR値、G値およびB値の最大値を表している。
Figure 2016066979
Figure 2016066979
数6〜数8に示す式によれば、点QのRGB値と、点PのRGB値との間には次の関係(以下「最小値最大値対応関係」と言う。)がある。すなわち、点PのR値、G値およびB値のうちR値が最小値であれば、点QのR値、G値およびB値のうちR値は最小値である。また、点PのR値、G値およびB値のうちR値が最大値であれば、点QのR値、G値およびB値のうちR値は最大値である。R値について説明したが、G値およびB値についても同様である。
数5、数7および数8で示す式から、数9で示す式が求められる。
Figure 2016066979
そして、数1〜数4に示す式と、数9で示す式から、数10で示す式が求められる。
Figure 2016066979
以上に説明したように、変換入力色値生成手段18bは、数10で示す式に基づいて、対象RGB値から点PのRGB値を算出することができる。
図3に示すように、変換入力色値生成手段18bは、S107の処理の後、対象RGB値を削減用規則によって変換入力色値に変換する(S108)。
以下、対象RGB値に基づいた変換入力色値の算出方法について具体的に説明する。
点Kから点Qに向かうベクトルKQは、図8に示すように、点Kから点Pに向かうベクトルKPと、点Pから点Wに向かうベクトルPWとを用いて数11に示す式によって表すこともできる。数11に示す式において、ベクトルKSは、点Kから直線KP上の点Sに向かうベクトルであって、ベクトルPWと向きが同一のベクトルである。また、ベクトルSQは、点Sから点Qに向かうベクトルである。また、βは、ベクトルKPに対するベクトルKSの長さの比率であり、δは、ベクトルPWに対するベクトルSQの長さの比率である。
Figure 2016066979
数1〜数4および数11に示す式に基づいて、数12に示す式を求めることができる。
Figure 2016066979
上述したように点PのRGB値のR値、G値およびB値の少なくとも何れか1つが最小値の“0”であり、点PのRGB値のR値、G値およびB値の少なくとも何れか1つが最大値の“1”であることと、上述した最小値最大値対応関係と、数12に示す式とによれば、数13および数14で示す式が求められる。
Figure 2016066979
Figure 2016066979
そして、点Kから変換入力色値としての点Q´に向かうベクトルKQ´は、図9に示すように、ベクトルKQと、ベクトルKWと、ベクトルKPとを用いて数15に示す式によって表すことができる。数15に示す式において、γは、点Qから点Q´に向かうベクトルQQ´のベクトルPWに対する長さの比率である。
Figure 2016066979
ここで、図10に示すように、ベクトルTWに対するベクトルUWの長さの比率をαとすると、ベクトルUWは、数16に示す式で表される。なお、ベクトルTWは、点Tから点Wに向かうベクトルである。ベクトルUWは、点Uから点Wに向かうベクトルである。したがって、数16に示す式は、点Kから点Uに向かうベクトルKUと、点Kから点Tに向かうベクトルKTと、ベクトルKWとを用いて、数17に示す式のように表される。ここで、点Tは、直線KQと、直線PWとの交点である。また、点Uは、直線KQ´と、直線PWとの交点である。そして、ΔKSQ∽ΔKPTおよびΔKQQ´∽ΔKTUの関係がある。これらのことから、数17に示す式は、ベクトルKQと、ベクトルKQ´と、βとを用いて、数18に示す式のように表される。したがって、ベクトルKQ´は、数19に示す式のように表される。
Figure 2016066979
Figure 2016066979
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Figure 2016066979
そして、数15に示す式と、数19に示す式とに基づいて、数20に示す式が求められる。数20に示す式と、数9に示す式と、数14に示す式とに基づいて、γは、数21に示す式のように表される。したがって、点Q´のRGB値である(Q´r,Q´g,Q´b)は、数1〜数4、数15および数21に示す式から、数22に示す式によって表すことができる。すなわち、点Q´のRGB値は、点QのRGB値と、点PのRGB値と、αとによって表すことができる。
Figure 2016066979
Figure 2016066979
Figure 2016066979
以上に説明したように、変換入力色値生成手段18bは、数22に示す式に基づいて、対象RGB値と、αと、S107において算出した点PのRGB値とから、変換入力色値としてのRGB値を算出することができる。ここで、αは、入力色値の色域の圧縮率である。
図3に示すように、出力色値生成手段18aは、S108の処理の後、S108において生成された変換入力色値としてのRGB値を、S103において使用されるRGB色変換テーブル17bと同一のRGB色変換テーブル17bでLab値に変換する(S109)。次いで、出力色値生成手段18aは、S109において生成したLab値を、S104において使用されるCMYK色変換テーブル17cと同一のCMYK色変換テーブル17cで出力色値としてのCMYK値に変換する(S110)。すなわち、出力色値生成手段18aは、特定の規則、すなわち、RGB色変換テーブル17bおよびCMYK色変換テーブル17cを使用した変換規則によって、変換入力色値としてのRGB値を出力色値としてのCMYK値に変換する。
次いで、出力色値生成手段18aは、対象印刷データに含まれる全ての入力色値を対象にしたか否かを判断する(S111)。
変換入力色値生成手段18bは、対象印刷データに含まれる入力色値の何れかを対象にしていないとS111において判断されると、S106の処理を実行する。
制御部18は、対象印刷データに含まれる全ての入力色値を対象にしたとS105またはS111において判断されると、S104またはS110において生成されたCMYK値に応じた量のトナーによってプリンター14で印刷を実行して(S112)、図3に示す動作を終了する。
図11(a)〜(c)は、それぞれ、MFP10が通常のモードである場合と、削減モードである場合とにおける入力色値に対する出力色値の一例を示している。
図11において、入力色値としてのRGB値のR値、G値およびB値は、それぞれ、明度の最小値が0であり、明度の最大値が1である。
出力色値としてのCMYK値のC値、M値、Y値およびK値は、それぞれ、印刷に使用されるトナーの量、すなわち、濃度を示している。図11において、C値、M値、Y値およびK値は、それぞれ、濃度の最小値が0であり、濃度の最大値が255である。
出力色値としてのLab値は、出力色値としてのCMYK値がLab値に変換されたものである。図11において、Lab値のL値は、最小値が0であり、最大値が100である。
図11において、識別記号a1は、MFP10が通常のモードである場合の色値を示している。識別記号a4は、MFP10が、図2に示す方法で入力色値の色域を通常のモードの75%に圧縮する削減モードである場合の、識別記号a1に対する色値を示している。なお、識別記号b1およびb4と、識別記号c1およびc4とについても、それぞれ、識別記号a1およびa4と同様の関係である。
図11(a)は、入力色値としてのRGB値が(4/5,4/5,0)である場合の色値を示している。図11(b)は、入力色値としてのRGB値が(0,4/5,4/5)である場合の色値を示している。図11(c)は、入力色値としてのRGB値が(1/8,1/8,1/8)である場合の色値を示している。
なお、図11における識別記号a4、b4およびc4の入力色値は、色域の圧縮後の入力色値を示している。
以上に説明したように、MFP10は、トナーの消費を削減する場合に(S101でNO)、入力色値の等色相面において最高彩度色値としての点Pと、最高明度色値としての点Wとを通る直線PW上の入力色値としての点Qを同一の直線、すなわち、直線PW上の変換入力色値としての点Q´に変換する(S108)ので、トナーの消費を削減する場合であっても、単色のトナーのみで印刷されるべき色を印刷物において正確に再現することができる。
また、MFP10は、トナーの消費を削減する場合に(S101でNO)、入力色値の等色相面において入力色値としての点Qが最低明度色値としての点Kであるときに点Qをそのままの値で変換入力色値としての点Q´にする(S108)ので、トナーの消費を削減する場合であっても、黒色を印刷物において正確に再現することができる。したがって、MFP10は、例えば黒色の文字など、黒色で印刷されるべきものが擦れて視認され難くなることを防止することができる。
なお、MFP10は、トナーの消費を削減する場合に(S101でNO)、入力色値としての点Qが点Kであるときだけでなく直線KW上にあるときに、例えば図11(c)に示すように、点Qをそのままの値で変換入力色値としての点Q´にする(S108)。
MFP10は、トナーの消費を削減する場合に(S101でNO)、入力色値の等色相面において明度が低い部分にある入力色値を変換入力色値に変換する(S108)とき、図14(b)または図14(c)に示す方法によってトナーの消費を削減する構成と比較して、入力色値から変換入力色値への変化量が小さいので、トナーの消費を削減しても、めりはりのある画像を印刷することができる。
MFP10は、入力色値としてのRGB値の色域を圧縮すること、すなわち、入力色値を変更することによってトナーの消費を削減するので、ガンマ制御式削減方法と比較して、シアン、マゼンタ、イエローおよび黒色のうち2つ以上によって構成される色のバランスを崩さずにトナーの消費を削減することができる。
MFP10は、印刷データにおける入力色値から変換入力色値を計算によって生成する(S107およびS108)ので、トナーの消費を削減するための色変換テーブルを、制御部18のROM、制御部18のRAM、または、記憶部17などの記憶デバイスに記憶しておく必要性をなくすことができる。
MFP10は、入力色値を生成したアプリケーションソフトウェアの種類に応じて通常のモードと、削減モードとを切り替える(S101)ことによって、トナーの消費を自動的に削減するので、利便性を向上することができる。
なお、MFP10は、操作部11またはネットワーク通信部16を介した指示に応じて通常のモードと、削減モードとを切り替えても良い。
MFP10は、デバイスに依存しない色空間としてCIELAB色空間を利用しているが、デバイスに依存しない色空間としては、CIEXYZ色空間、CIELCh色空間など、CIELAB色空間以外の色空間を利用しても良い。
また、MFP10は、入力色値としてのRGB値からLab値に変換するためのRGB色変換テーブル17bと、Lab値から出力色値としてのCMYK値に変換するためのCMYK色変換テーブル17cとを備えているが、デバイスリンクプロファイルを利用することによって入力色値としてのRGB値から出力色値としてのCMYK値に直接変換する色変換テーブルを備えることによって、色変換テーブルのために必要なデータ量を削減することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は、以下に述べる内容を除いて、第1の実施の形態と同様である。
図12は、本実施の形態に係るMFP10の動作のフローチャートである。
図12に示す動作は、以下に述べる内容を除いて、図3に示す動作と同様である。
図12に示すように、変換入力色値生成手段18bは、画像編集系のアプリケーションソフトウェアではない、すなわち、画像編集系のアプリケーションソフトウェア以外のドキュメント系のアプリケーションソフトウェアによって対象印刷データが生成されたとS101において判断されると、入力色値となり得るRGB値のうち未だ対象にしていない1つを対象にする(S201)。
次いで、変換入力色値生成手段18bは、図3に示すS107の処理と同様に、S201において対象にしたRGB値、すなわち、対象RGB値の等色相面において彩度が最大となる点PのRGB値を算出する(S202)。
次いで、変換入力色値生成手段18bは、図3に示すS108の処理と同様に、対象RGB値を削減用規則によって変換入力色値に変換する(S203)。
次いで、変換入力色値生成手段18bは、入力色値となり得る全てのRGB値を対象にしたか否かを判断する(S204)。
変換入力色値生成手段18bは、入力色値となり得る全てのRGB値を対象にしていないとS204において判断すると、S201の処理を実行する。
変換入力色値生成手段18bは、入力色値となり得る全てのRGB値を対象にしたとS204において判断すると、S203において変換する前の入力色値としてのRGB値と、S203において変換した変換入力色値としてのRGB値との対応関係に基づいて、入力色値を変換入力色値に変換する削減用色変換テーブルを生成する(S205)。
次いで、変換入力色値生成手段18bは、対象印刷データに含まれる入力色値としてのRGB値のうち未だ対象にしていない1つを対象にする(S106)。
次いで、変換入力色値生成手段18bは、S106において対象にしたRGB値、すなわち、対象RGB値を、S205において生成した削減用色変換テーブルを使用して変換入力色値に変換する(S206)。
そして、出力色値生成手段18aは、S206の処理の後、S109の処理を実行する。
以上に説明したように、本実施の形態に係るMFP10は、トナーの消費を削減するための色変換テーブルとしての削減用色変換テーブルを生成するので、トナーの消費を削減するための色変換テーブルを記憶部17または制御部18のROMなどの不揮発性の記憶デバイスに常に記憶しておく必要性をなくすことができる。
なお、MFP10は、本実施の形態において、S101の処理と、S106の処理との間で削減用色変換テーブルを生成しているが、図12に示す動作より前に削減用色変換テーブルを生成しても良い。
また、MFP10は、削減用色変換テーブルを生成する構成ではなく、記憶部17または制御部18のROMなどの不揮発性の記憶デバイスに常に削減用色変換テーブルを記憶しておく構成であっても良い。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、以下に述べる内容を除いて、第1の実施の形態と同様である。
図13は、本実施の形態に係るMFP10の動作のフローチャートである。
図13に示す動作は、以下に述べる内容を除いて、図12に示す動作と同様である。
図13に示すように、変換入力色値生成手段18bは、入力色値となり得る全てのRGB値を対象にしたとS204において判断すると、削減モードのために入力色値をLab値に変換する削減モード用色変換テーブルを生成する(S301)。ここで、変換入力色値生成手段18bは、S203において変換する前の入力色値としてのRGB値と、S203において変換した変換入力色値としてのRGB値との対応関係と、S103において使用されるRGB色変換テーブル17bと同一のRGB色変換テーブル17bとに基づいて、削減用色変換テーブルを生成する。具体的には、変換入力色値生成手段18bは、S203において変換する前の入力色値としてのRGB値と、このRGB値をS203において変換した変換入力色値としてのRGB値を入力色値としてRGB色変換テーブル17bによって変換したLab値との対応関係を、削減モード用色変換テーブルとして生成する。
次いで、出力色値生成手段18aは、対象印刷データに含まれる入力色値としてのRGB値のうち未だ対象にしていない1つを対象にする(S106)。
次いで、出力色値生成手段18aは、S106において対象にしたRGB値、すなわち、対象RGB値を、S301において生成された削減モード用色変換テーブルを使用してLab値に変換する(S302)。
次いで、出力色値生成手段18aは、S302において生成したLab値を、S104において使用されるCMYK色変換テーブル17cと同一のCMYK色変換テーブル17cで出力色値としてのCMYK値に変換する(S110)。
以上に説明したように、本実施の形態に係るMFP10は、トナーの消費を削減するための色変換テーブルとしての削減モード用色変換テーブルを生成するので、トナーの消費を削減するための色変換テーブルを記憶部17または制御部18のROMなどの不揮発性の記憶デバイスに常に記憶しておく必要性をなくすことができる。
なお、MFP10は、本実施の形態において、S101の処理と、S106の処理との間で削減モード用色変換テーブルを生成しているが、図13に示す動作より前に削減モード用色変換テーブルを生成しても良い。
また、MFP10は、削減モード用色変換テーブルを生成する構成ではなく、記憶部17または制御部18のROMなどの不揮発性の記憶デバイスに常に削減モード用色変換テーブルを記憶しておく構成であっても良い。
なお、削減モード用色変換テーブルは、以上において、削減モードのために入力色値としてのRGB値をLab値に変換する色変換テーブルである。しかしながら、削減モード用色変換テーブルは、RGB色変換テーブル17bだけでなく、CMYK色変換テーブル17cにも基づいて生成されることによって、削減モードのために入力色値としてのRGB値を出力色値としてのCMYK値に直接変換する色変換テーブルとされることも可能である。
本発明の画像形成装置は、以上の実施の形態においてMFPであるが、入力色値から変換した出力色値に応じた量の色材によって印刷を実行する画像形成装置であれば、プリンター専用機など、MFP以外の画像形成装置であっても良い。
10 MFP(画像形成装置)
17a 色変換プログラム
18a 出力色値生成手段
18b 変換入力色値生成手段
K 点(最低明度色値を示す点)
P 点(最高彩度色値を示す点)
Q 点(入力色値を示す点)
Q´ 点(変換入力色値を示す点)
W 点(最高明度色値を示す点)

Claims (7)

  1. 入力色値から変換した出力色値に応じた量の色材によって印刷を実行する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置のモードが通常のモードではなく前記色材の消費を削減する削減モードである場合に、前記色材の消費を削減するための削減用規則によって前記入力色値の色域を圧縮し、
    前記削減用規則は、前記入力色値の等色相面において、明度が最低の色値を示す最低明度色値と、前記入力色値とを通る直線上の全ての色値が、彩度が最高の色値を示す最高彩度色値から明度が最高の色値を示す最高明度色値に向かう方向に移動されて、前記最低明度色値と、前記入力色値が変換される変換入力色値とを通る直線上の色値に変換される規則であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置のモードが前記通常のモードである場合に前記入力色値を特定の規則によって前記出力色値に変換することによって前記出力色値を生成する出力色値生成手段と、
    前記削減用規則によって前記入力色値を前記変換入力色値に変換することによって前記変換入力色値を生成する変換入力色値生成手段とを備え、
    前記出力色値生成手段は、前記画像形成装置のモードが前記削減モードである場合に、前記変換入力色値生成手段によって生成された前記変換入力色値を前記特定の規則によって前記出力色値に変換し、
    前記変換入力色値生成手段は、前記削減用規則に基づいた計算によって印刷データにおける前記入力色値から前記変換入力色値を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置のモードが前記通常のモードである場合に前記入力色値を特定の規則によって前記出力色値に変換することによって前記出力色値を生成する出力色値生成手段と、
    前記削減用規則によって前記入力色値を前記変換入力色値に変換することによって前記変換入力色値を生成する変換入力色値生成手段とを備え、
    前記出力色値生成手段は、前記画像形成装置のモードが前記削減モードである場合に、前記変換入力色値生成手段によって生成された前記変換入力色値を前記特定の規則によって前記出力色値に変換し、
    前記変換入力色値生成手段は、前記入力色値を前記変換入力色値に変換する削減用色変換テーブルを前記削減用規則に基づいて生成し、生成した前記削減用色変換テーブルを使用して印刷データにおける前記入力色値から前記変換入力色値を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置のモードが前記通常のモードである場合に前記入力色値を特定の規則によって前記出力色値に変換することによって前記出力色値を生成する出力色値生成手段と、
    前記削減用規則によって前記入力色値を前記変換入力色値に変換することによって前記変換入力色値を生成する変換入力色値生成手段とを備え、
    前記特定の規則は、前記入力色値を前記入力色値以外の色値に変換する変換テーブルによる変換を少なくとも含み、
    前記変換入力色値生成手段は、生成した前記変換入力色値と、前記変換テーブルとを使用して前記削減モードのための削減モード用色変換テーブルを生成し、
    前記出力色値生成手段は、前記画像形成装置のモードが前記削減モードである場合に、印刷データにおける前記入力色値を少なくとも前記削減モード用色変換テーブルを使用して前記出力色値に変換することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記出力色値生成手段は、前記入力色値を生成したアプリケーションソフトウェアの種類に応じて、前記通常のモードと、前記削減モードとを切り替えることを特徴とする請求項2から請求項4までの何れかに記載の画像形成装置。
  6. 入力色値から変換した出力色値に応じた量の色材によって印刷を実行する画像形成装置によって実行される色変換プログラムであって、
    前記画像形成装置のモードが通常のモードではなく前記色材の消費を削減する削減モードである場合に、前記色材の消費を削減するための削減用規則によって前記入力色値の色域を前記画像形成装置に圧縮させ、
    前記削減用規則は、前記入力色値の等色相面において、明度が最低の色値を示す最低明度色値と、前記入力色値とを通る直線上の全ての色値が、彩度が最高の色値を示す最高彩度色値から明度が最高の色値を示す最高明度色値に向かう方向に移動されて、前記最低明度色値と、前記入力色値が変換される変換入力色値とを通る直線上の色値に変換される規則であることを特徴とする色変換プログラム。
  7. 入力色値から変換した出力色値に応じた量の色材によって印刷を実行する画像形成装置のための色変換方法であって、
    前記画像形成装置のモードが通常のモードではなく前記色材の消費を削減する削減モードである場合に、前記色材の消費を削減するための削減用規則によって前記入力色値の色域を圧縮し、
    前記削減用規則は、前記入力色値の等色相面において、明度が最低の色値を示す最低明度色値と、前記入力色値とを通る直線上の全ての色値が、彩度が最高の色値を示す最高彩度色値から明度が最高の色値を示す最高明度色値に向かう方向に移動されて、前記最低明度色値と、前記入力色値が変換される変換入力色値とを通る直線上の色値に変換される規則であることを特徴とする色変換方法。
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