JP5833480B2 - 波動歯車装置および歩行補助装置 - Google Patents

波動歯車装置および歩行補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5833480B2
JP5833480B2 JP2012063104A JP2012063104A JP5833480B2 JP 5833480 B2 JP5833480 B2 JP 5833480B2 JP 2012063104 A JP2012063104 A JP 2012063104A JP 2012063104 A JP2012063104 A JP 2012063104A JP 5833480 B2 JP5833480 B2 JP 5833480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
wave
rigid
spline
flexible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012063104A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013194836A (ja
Inventor
竹村 佳也
佳也 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012063104A priority Critical patent/JP5833480B2/ja
Publication of JP2013194836A publication Critical patent/JP2013194836A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5833480B2 publication Critical patent/JP5833480B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Retarders (AREA)

Description

本発明は、波動歯車装置および歩行補助装置に関し、特に、一つの回転入力から異なる速度での複数の回転出力を同時に得ることができる波動歯車装置およびこの波動歯車装置を用いた歩行補助装置に関する。
従来、波動歯車装置として、1つの回転入力に対して2自由度の回転出力を得るために、4つの剛性内歯車と、2つの可撓性外歯車と、2つの波動発生器とを備え、1つの波動発生器を入力軸に対しクラッチにより係合・離脱可能としたものが知られている(特許文献1)。特許文献1の波動歯車装置は、同文献の図2のようにドグクラッチ機構10を1段目の調和減速機3に係合させると、2自由度出力部材5のみが回転し、同文献の図3のようにドグクラッチ機構10を1段目の調和減速機3に係合させると、2自由度出力部材5は停止し、1自由度出力部材6が回転するようになっている(発明の効果など参照)。
このような動作を実現するため、2つの第1剛性内歯車31,41は、可撓性外歯車33,43と同じ歯数であり、2つの第2剛性内歯車32,42は、互いに同じ歯数とされている。
特許第3348792号公報
ところで、特許文献1に記載の構成では、1つの入力軸の回転に対し、同時には1つの回転出力しか得ることができない。しかし、波動歯車装置が適用される装置によっては、1つの入力軸の回転に対し複数の異なる速度の回転出力を得たい場合があり、特許文献1に記載の発明ではこのような要求を満たすことができなかった。
そこで、本発明は、1つの回転入力から、異なる速度(減速比)の複数の回転出力を同時に得ることができる波動歯車装置を提供することを目的とする。
前記した課題を解決する本発明は、内周に第1内スプラインを有する第1剛性歯車と、内周に第2内スプラインを有する第2剛性歯車と、前記第1剛性歯車および前記第2剛性歯車の内側に配置され、1つの可撓性円筒部の外周に前記第1内スプラインと係合可能な第1外スプライン、および、前記第2内スプラインと係合可能な第2外スプラインを一体に有する可撓性歯車と、前記可撓性歯車の内側に配置され、前記可撓性歯車を径方向に撓ませながら回転する波動発生器であって、前記第1内スプラインと前記第1外スプラインを部分的に噛み合わせる第1波動発生部と、前記第2内スプラインと前記第2外スプラインを部分的に噛み合わせる第2波動発生部とを一体に有する波動発生器と備え前記第1内スプラインと前記第1外スプライン、前記第2内スプラインと前記第2外スプライン、および、前記第1内スプラインと前記第2内スプラインは、互いに歯数が異なり、前記第1波動発生部と前記第2波動発生部が一体に回転することで、前記第1剛性歯車および前記第2剛性歯車が前記可撓性歯車に対し相対的に回転し、かつ同時に、前記第1剛性歯車と前記第2剛性歯車が、相対的に回転するように構成され、前記可撓性歯車は、軸方向の一端において剛性部材に固定され、前記可撓性円筒部の軸方向の他端が自由端とされ、前記第1波動発生部および前記第2波動発生部は、前記一端から軸方向に遠い方が短軸/長軸の値が小さことを特徴とする。
このような構成によれば、第1内スプラインと第1外スプライン、および、第2内スプラインと第2外スプラインは、互いに歯数が異なるため、波動発生器を回転させれば、第1内スプラインと第1外スプラインの噛み合いにより、可撓性歯車に対して第1剛性歯車が相対的に回転するとともに、第2剛性歯車が可撓性歯車に対して相対的に回転する。また、第1内スプラインと第2内スプラインは、互いに歯数が異なるため、第1剛性歯車と第2剛性歯車も相対的に回転する。したがって、回転入力として波動発生器を回転させると、第1剛性歯車、第2剛性歯車および可撓性歯車がすべて相対的に回転する。
そのため、例えば、可撓性歯車を固定すれば、第1剛性歯車と第2剛性歯車が異なる速度で回転して2つの異なる速度の回転出力を得ることができ、第1剛性歯車を固定すれば、第2剛性歯車と可撓性歯車が異なる速度で回転して2つの異なる速度の回転出力を得ることができる。
そして、可撓性歯車は、剛性部材に固定された軸方向の一端において変形しないので円形に近い断面となる。すると、円筒の片方の端のみを潰したときの形を考えれば分かるように、波動発生器によって可撓性歯車が楕円断面に変形されるとき、軸方向の一端から遠ざかるほど円形から大きく潰れた楕円断面となるのが自然な変形となる。したがって、短軸/長軸の値が、前記一端から軸方向に遠ざかるほど小さいことで、可撓性歯車の自然な変形を可能にして、可撓性歯車にかかる応力を小さくし、スムーズな回転を実現することができる。
なお、本発明において、「相対的に回転する」というときは、外から見たときに、どの部材が停止し、どの部材が回転しているかは問わない意味であり、例えば、外から見たときに第1剛性歯車が停止して、第2剛性歯車が回転している場合と、第1剛性歯車が回転して、第2剛性歯車が停止している場合の両方を含めて、単に「相対的に回転する」と表現することとする。
前記した装置において、前記可撓性歯車は、軸方向の一端に底部を有するカップ状に形成され、前記底部において前記剛性部材に固定され、前記第1外スプラインが設けられた部分および前記第2外スプラインが設けられた部分は、前記一端から軸方向に遠い方が周長が大きいことが望ましい。
可撓性歯車は、停止させるために動かない物に固定されるか、回転出力として利用するために、軸方向の一端が何らかの高い剛性の部材(剛性部材)に固定される。
そして、可撓性歯車が、軸方向の一端に底部を有し、この底部において剛性部材に固定されるときは、可撓性歯車の内側に波動発生器を組み合わせるときに、底部と反対側の他端から波動発生器を組み合わせていくために、この他端の方が広がっている方が波動発生器を組合せやすい。そして、他端の方が広がっている場合、可撓性歯車の外側に第1剛性歯車と第2剛性歯車を組み合わせるには、可撓性歯車の直径が小さい一端側から第1剛性歯車と第2剛性歯車を組み合わせればよい。
したがって、一端から軸方向に離れて他端に近づくにつれて可撓性歯車の周長を大きくすれば、波動発生器、第1剛性歯車および第2剛性歯車の可撓性歯車への組み付けが容易となる。
前記した装置において、前記可撓性歯車は、軸方向の一端に底部を有するカップ状に形成され、当該底部において前記剛性部材に固定され、前記第1波動発生部および前記第2波動発生部は、前記一端から軸方向に遠い方が長軸が大きいことが望ましい。
前記したように、可撓性歯車が、軸方向の一端に底部を有し、この底部において剛性部材に固定されるときは、可撓性歯車は、内側に波動発生器を組み合わせるときに、底部と反対側の他端から組み合わせていくためこの他端が広がっている方が組みやすい。このような他端側が広がっている可撓性歯車に合わせて、第1波動発生部および第2波動発生部の長軸は、一端から軸方向に遠い方が大きいことが望ましい。
前記した装置において、前記可撓性歯車は、軸方向の一端に、径方向外側に広がるフランジを有し、当該フランジにおいて前記剛性部材に固定され、前記第1外スプラインが設けられた部分および前記第2外スプラインが設けられた部分は、前記一端から軸方向に遠い方が周長が小さいことが望ましい。
可撓性歯車が、軸方向の一端に径方向外側に広がるフランジを有し、このフランジにおいて剛性部材に固定されるときは、可撓性歯車の外側に第1剛性歯車および第2剛性歯車を組み合わせるときに、フランジと反対側の他端から組み合わせていくため、この他端の方が狭まっている方が第1剛性歯車および第2剛性歯車を組合せやすい。そして、他端の方が狭まっている場合、可撓性歯車の内側に波動発生器を組み合わせるには、可撓性歯車の直径が大きい一端側から波動発生器を組み合わせればよい。
したがって、一端から軸方向に離れて他端に近づくにつれて可撓性歯車の周長を小さくすれば、波動発生器、第1剛性歯車および第2剛性歯車の可撓性歯車への組み付けが容易となる。
前記した装置において、前記可撓性歯車は、軸方向の一端に、径方向外側に広がるフランジを有し、当該フランジにおいて前記剛性部材に固定され、前記第1波動発生部および前記第2波動発生部は、前記一端から軸方向に遠い方が長軸が小さいことが望ましい。
前記したように、可撓性歯車が、軸方向の一端に径方向外側に広がるフランジを有し、このフランジにおいて剛性部材に固定されるときは、可撓性歯車は、外側に第1剛性歯車および第2剛性歯車を組み合わせるときに、フランジと反対側の他端から組み合わせていくためこの他端が狭まっている方が組みやすい。このような他端側が狭まっている可撓性歯車に合わせて、第1波動発生部および第2波動発生部の長軸は、一端から軸方向に遠い方が小さいことが望ましい。
前記した各波動歯車装置を用いた歩行補助装置は、本体部と、前記本体部に対して回動可能に連結された第1リンクと、前記第1リンクに対して回動可能に連結された第2リンクとを備え、前記可撓性歯車は、前記本体部に軸方向の一端が固定され、前記第1剛性歯車および前記第2剛性歯車のうち、前記一端から遠い方は、前記第2リンクの駆動に適用され、前記一端から近い方は、前記第1リンクの駆動に適用されることが望ましい。
前記したように、可撓性歯車は、剛性の高い部材(本体部)に固定された軸方向の一端において変形しないので円形に近い断面になる一方、波動発生器の回転により、この一端から遠いほど、大きく潰れた楕円断面となるのが自然な変形となる。
このとき、大きく潰れた位置ほど、波動発生器の短軸位置において剛性歯車の内周と可撓性歯車の外周が離れる距離(可撓性歯車の自然状態の直径に対する割合)が大きくなる。そのため、波動発生器の短軸位置において剛性歯車の内周のスプラインの歯と可撓性歯車の外周のスプラインとの歯とがすれ違う(一方が他方を乗り越える)必要があることを考慮すると、可撓性歯車が大きく潰れた位置においては、可撓性歯車の外周のスプラインと、剛性歯車の内周のスプラインの歯の高さを大きく(モジュールを大きく)することができ、これらの歯数を少なくできるので、減速比を小さく(速度を大きく)することができる。
そして、歩行補助装置の本体部に回動可能に連結される第1リンクは、人の上腿の動きに対応し、第1リンクに回動可能に連結される第2リンクは、人の下腿の動きに対応するので、本体部に対する第1リンクの回動速度に比較して第1リンクに対する第2リンクの回動速度は速い。そこで、本体部に軸方向の一端を固定して、第1剛性歯車および第2剛性歯車を第1リンクおよび第2リンクの駆動に適用する場合には、第1剛性歯車および第2剛性歯車のうち、本体部に固定された一端から遠い方は、第2リンクの駆動に適用され、一端から近い方は、第1リンクの駆動に適用されることで、波動発生器の短軸位置において剛性歯車の内周のスプラインの歯と可撓性歯車の外周のスプラインとの歯が容易にすれ違うことを可能にしつつ、第1リンクと第2リンクの速度の差を実現することができる。このため、波動歯車装置をコンパクトにして、歩行補助装置の軽量化を図ることができる。
なお、ここでの歯の大きさは、絶対的な大きさというよりも、可撓性歯車の自然状態の直径に対する割合的な大きさである。
本発明によれば、波動発生器において、1つの回転入力から、異なる速度の複数の回転出力を同時に得ることができる。また、歩行補助装置において、波動歯車装置をコンパクトにして、軽量化を図ることができる。
第1実施形態に係る波動歯車装置の断面図である。 (a)図1のX−X断面図、(b)図1のY−Y断面図、および(c)図1のZ−Z断面図である。 第2実施形態に係る波動歯車装置の断面図である。 第3実施形態に係る波動歯車装置の断面図である。 歩行補助装置の全体図である。 歩行補助装置における、波動歯車装置が設けられた部分の断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、第1実施形態に係る波動歯車装置100は、第1剛性歯車110と、第2剛性歯車120と、可撓性歯車130と、波動発生器140とを備えて構成されている。
第1剛性歯車110は、円形断面の内周を有する高い剛性の歯車であり、この内周に第1内スプライン111を有している。
第2剛性歯車120は、円形断面の内周を有する高い剛性の歯車であり、この内周に第2内スプライン121を有している。
第1内スプライン111と第2内スプライン121とは、歯数が異なっており、例えば、第1内スプライン111の歯数は52、第2内スプライン121の歯数は102である。この歯数の違いから分かるように、第1内スプライン111の歯の大きさは、第2内スプライン121の歯の大きさより大きく、歯の高さも同様である。
可撓性歯車130は、撓み変形可能な薄い円筒からなる可撓性円筒部135を有する歯車であり(図2(a)も参照)、第1剛性歯車110および第2剛性歯車120の内側に配置されている。可撓性円筒部135は、軸方向の位置によらず一定の周長を有している。すなわち、波動発生器140により変形させられる前においては、軸方向の位置によらず一定の直径を有している。可撓性円筒部135の外周には、第1内スプライン111と係合可能な第1外スプライン131が設けられているとともに第2内スプライン121と係合可能な第2外スプライン132が設けられている。すなわち、可撓性歯車130は、第1外スプライン131と第2外スプライン132を一体に有している。
第1外スプライン131の歯数と第2外スプライン132の歯数は互いに異なっており、例えば、第1外スプライン131の歯数は50、第2外スプライン132の歯数は100である。この歯数の違いから分かるように、第1外スプライン131の歯の大きさは、第2外スプライン132の歯の大きさより大きく、歯の高さも同様である。
また、第1内スプライン111と第1外スプライン131の歯数は互いに異なっているとともに、第2内スプライン121と第2外スプライン132の歯数は互いに異なっている。
可撓性円筒部135の、軸方向における第2外スプライン132が設けられた方の一端には、径方向外側に広がるフランジ138が設けられ、可撓性歯車130は、このフランジ138において高い剛性を有する剛性部材180にボルト190により固定されている。
波動発生器140は、可撓性歯車130の径方向内側に配置され、可撓性歯車130を径方向に撓ませながら回転することで第1内スプライン111と第1外スプライン131を部分的に噛み合わせるとともに、第2内スプライン121と第2外スプライン132を部分的に噛み合わせる部材である。このため、波動発生器140は、第1内スプライン111および第1外スプライン131に対応した第1波動発生部141と、第2内スプライン121および第2外スプライン132に対応した第2波動発生部142とを有している。この第1波動発生部141と第2波動発生部142とは、入力軸145により一体に繋がれている。すなわち、入力軸145をモータの出力軸に接続するなどして回転させると、第1波動発生部141と第2波動発生部142とを同時に一体に回転させることが可能となっている。
第1波動発生部141および第2波動発生部142は、図2(b)、(c)に示すように、ともに楕円形の断面を有し、それぞれ、外周に撓み変形しながら作動可能なベアリング141A,142Aを有している。第1波動発生部141は、第2波動発生部142よりも、円形から大きく潰れた楕円断面となっている。これは、可撓性歯車130のフランジ138が剛性部材180に固定されていることから、フランジ138側の一端が円形断面に維持され、可撓性円筒部135を波動発生器140により径方向に撓ませると、フランジ138から遠くなるほど可撓性円筒部135の円形からの潰れ具合が大きくなることに対応している。このように、可撓性円筒部135の自然な変形に合わせて第1波動発生部141と第2波動発生部142の楕円形状が形成されていることで、波動発生器140が回転したときに、可撓性円筒部135に過大な応力が掛からないとともに、波動発生器140をスムーズに回転させることができる。
この説明から分かるように、剛性部材180に固定された一端から軸方向に遠い第1波動発生部141は、第2波動発生部142よりも、長軸の大きさが大きく、短軸/長軸の値が小さい。なお、図1は、長軸における断面を示しているが、長軸の大きさの違いは示さずに表現している。
以上のように構成された波動歯車装置100は、第1波動発生部141および第2波動発生部142の長軸部分が可撓性歯車130を径方向外側に撓ませることで、第1外スプライン131と第1内スプライン111、および、第2外スプライン132と第2内スプライン121がそれぞれ噛み合う。そして、入力軸145を回転させると、第1波動発生部141および第2波動発生部142が一体に回転し、噛み合い位置が、周方向に移動していく。
このとき、図2(b)に示すように、第2剛性歯車120に対応した断面では、可撓性歯車130の潰れ具合は小さく、第2剛性歯車120の内周と可撓性円筒部135の外周との隙間は小さいが、第2内スプライン121と第2外スプライン132は、歯数が多く、歯の高さが小さいので、小さな隙間であっても、第2内スプライン121の歯と第2外スプライン132の歯は容易にすれ違うことができる。
一方、図2(c)に示すように、第1剛性歯車110に対応した断面では、可撓性歯車130の潰れ具合は大きく、第1剛性歯車110の内周と可撓性円筒部135の外周との隙間は大きい。そのため、第1内スプライン111と第1外スプライン131は、歯数が少なく、歯の高さが大きいけれども、隙間が大きいことから第1内スプライン111の歯と第1外スプライン131の歯は容易にすれ違うことができる。
そして、第1内スプライン111と第1外スプライン131、および、第2内スプライン121と第2外スプライン132は、互いに歯数が異なるため、波動発生器140を回転させれば、第1内スプライン111と第1外スプライン131の噛み合いにより、可撓性歯車130に対して第1剛性歯車110が相対的に回転する。また、同時に、第2剛性歯車120が可撓性歯車130に対して相対的に回転する。そして、第1内スプライン111と第2内スプライン121は、互いに歯数が異なるため、第1剛性歯車110と第2剛性歯車120も相対的に回転する。したがって、回転入力として波動発生器140を回転させると、第1剛性歯車110、第2剛性歯車120および可撓性歯車130がすべて相対的に回転する。
このような動作が可能となることで、例えば、可撓性歯車130を固定すれば、第1剛性歯車110と第2剛性歯車120が異なる速度で回転して2つの異なる速度の回転出力を得ることができ、第1剛性歯車110を固定すれば、第2剛性歯車120と可撓性歯車130が異なる速度で回転して2つの異なる速度の回転出力を得ることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る波動歯車装置について説明する。第2実施形態の波動歯車装置200は、第1実施形態100の一部を変更したものなので、ここでは、その変更した部分についてのみ説明し、その他の実質的な変更が無い部分は、図面に第1実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図3に示すように、波動歯車装置200は、第1実施形態の波動歯車装置100に対し、可撓性歯車230の可撓性円筒部235が一定直径の断面ではなく、フランジ138から遠ざかるほど直径が小さく(周長が小さく)なっている。具体的には、可撓性円筒部235の第1外スプライン231が設けられた円筒部分の直径は、第2外スプライン232が設けられた円筒部分の直径よりも小さく、この2つの円筒部分がテーパー形状部235Aにより接続されている。
そして、図2(b)、(c)と同様であるので、図示は省略するが、第1実施形態と同様に、波動発生器240の第1波動発生部241の短軸/長軸の値は、第2波動発生部242の短軸/長軸の値よりも小さい。また、第1外スプライン231の歯数は第2外スプライン232の歯数よりも少なく、例えば、第1外スプライン231の歯数は50であり、第2外スプライン232の歯数は100である。そして、例えば、第1内スプライン211の歯数は52であり、第2内スプライン221の歯数は102である。これは、第1実施形態と同様に、固定されたフランジ138側の一端から遠いほど、作動時の可撓性円筒部235の潰れ具合が大きい(波動発生部の短軸/長軸の値が小さい)からである。
可撓性円筒部235の直径がフランジ138から遠ざかるのに従い小さくなっているのに応じて、第1波動発生部241の長軸は、第2波動発生部242の長軸よりも小さくなっている。
また、可撓性円筒部235の直径がフランジ138から遠ざかるのに従い小さくなっているのに応じて、第1剛性歯車210の直径は、第2剛性歯車220の直径よりも小さくなっている。
以上のような構成によると、第1剛性歯車210および第2剛性歯車220を可撓性歯車230に組み付けるときに、直径の大きな第2剛性歯車220を、フランジ138と反対側の端部から組み付け、その後、同じくフランジ138と反対側の端部から直径の小さな第1剛性歯車210を組み付ければ、容易に組み付けることができる。また、波動発生器240を可撓性歯車230に組み付けるときには、可撓性円筒部235の直径が大きい端部から挿入していけば、容易に組み付けることができる。
次に、本発明の第3施形態に係る波動歯車装置について説明する。第3実施形態の波動歯車装置300は、第1実施形態100の一部を変更したものなので、ここでは、その変更した部分についてのみ説明し、その他の実質的な変更が無い部分は、図面に第1実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図4に示すように、波動歯車装置300は、第1実施形態の波動歯車装置100に対し、可撓性歯車330が、底部338を有するカップ状に形成され、この底部338において、剛性部材180に固定されている。そして、可撓性円筒部335は、一定直径の断面ではなく、底部338から遠ざかるほど直径が大きく(周長が大きく)なっている。具体的には、可撓性円筒部335の第1外スプライン331が設けられた円筒部分の直径は、第2外スプライン332が設けられた円筒部分の直径よりも大きく、この2つの円筒部分がテーパー形状部335Aにより接続されている。
そして、図2(b)、(c)と同様であるので、図示は省略するが、第1実施形態と同様に、波動発生器340の第1波動発生部341の短軸/長軸の値は、第2波動発生部342の短軸/長軸の値よりも小さい。また、第1外スプライン331の歯数は第2外スプライン332の歯数よりも少なく、例えば、第1外スプライン331の歯数は50であり、第2外スプライン332の歯数は100である。そして、例えば、第1内スプライン311の歯数は52であり、第2内スプライン321の歯数は102である。これは、第1実施形態と同様に、固定された底部338側の一端から遠いほど、作動時の可撓性円筒部335の潰れ具合が大きい(波動発生部の短軸/長軸の値が小さい)からである。
可撓性円筒部335の直径が底部338から遠ざかるのに従い大きくなっているのに応じて、第1波動発生部341の長軸は、第2波動発生部342の長軸よりも大きくなっている。
また、可撓性円筒部335の直径が底部338から遠ざかるのに従い大きくなっているのに応じて、第1剛性歯車310の直径は、第2剛性歯車320の直径よりも大きくなっている。
以上のような構成によると、第1剛性歯車310および第2剛性歯車320を可撓性歯車330に組み付けるときに、直径の大きな第1剛性歯車310を、底部338側の端部または底部338と反対側の端部から組み付け、その後、直径の小さな第2剛性歯車320を底部338側の端部から組み付ければ、容易に組み付けることができる。また、波動発生器340を可撓性歯車330に組み付けるときには、可撓性円筒部335の直径が大きい端部から挿入していけば、容易に組み付けることができる。
次に、本発明の波動発生装置を歩行補助装置に適用した例について、図5および図6を参照しながら説明する。なお、図5および図6においては、第1実施形態の波動歯車装置100を搭載した例を示すが、第2実施形態の波動歯車装置200または第3実施形態の波動歯車装置300を同じように搭載することもできる。
図5に示すように、歩行補助装置1は、本体部10と、本体部10に対して回動可能に連結された第1リンク20と、第1リンク20に対して回動可能に連結された第2リンク30とを備えて構成されている。
本体部10は、フレーム11と、フレーム11のスライダ11Aと係合した円弧状に延びるレール12とを備えてなる。レール12は、図示しない、人が跨がって乗る着座部が固定される。本体部10のフレーム11と、第1リンク20との結合部分には、波動歯車装置100が設けられ、後述するように波動歯車装置100の1つの回転出力部分が第1リンク20に結合され、もう一つの回転出力が、ロッド52を介して回転リンク53に伝えられている。ロッド52は、回転リンク53の外周付近と回動可能に結合され、回転リンク53は、第1リンク20と第2リンク30の結合部分に設けられており、回転リンク53は第2リンク30と一体に動作するようになっている。
図6に示すように、波動歯車装置100は、入力軸145がモータMの出力軸に直結されている。可撓性歯車130は、軸方向の一端にあるフランジ138において、モータMのステータにボルト190により固定されている。モータMのステータは、ボルト191によりフレーム11に固定されている。すなわち、可撓性歯車130は、一端が、モータMのステータを介して本体部10に固定されている。
そして、フランジ138に近い第2剛性歯車120は、第1リンク20に一体に結合されており、フランジ138から遠い第1剛性歯車110は、外周付近にロッド52が回動可能に結合されている(図5参照)。
このような歩行補助装置1は、モータMの出力軸を回転させると、この出力軸に直結している波動発生器140が回転し、第1剛性歯車110と第2剛性歯車120が互いに異なる速度で同時に回転する。詳しくは、第1実施形態で説明したような歯数(減速比)の違いから、第2剛性歯車120に比較して第1剛性歯車110は速く回転する。第1剛性歯車110の回転は、ロッド52、回転リンク53を介して第2リンク30に伝えられ、本体部10に対する第1リンク20の回動に比較して、第2リンク30は、第1リンク20に対して速く回動する。
このような第1リンク20の回動速度と第2リンク30の回動速度の関係は、人の脚の動きに合っており、本実施形態の歩行補助装置1では、前記したように、可撓性歯車130の固定された一端から遠い方を、近い方に比較して小さな減速比とするのが、波動歯車装置100の構成上(歯のすれ違いを考慮すると)有利であることをうまく利用している。つまり、第2剛性歯車120を第1リンク20の駆動に適用し、第1剛性歯車110を第2リンク30の駆動に適用することで、コンパクトに波動歯車装置100を構成することができ、歩行補助装置1を軽量化することが可能である。また、波動歯車装置100の軽量化は、単に歩行補助装置1全体を軽量化するだけでなく、レール12に対するフレーム11の慣性を小さくして、動作に軽快感を出すことができる。
以上に本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することができる。
例えば、前記実施形態においては、1つの回転入力から2つの回転出力を得る場合についてのみ説明したが、第1剛性歯車と第2剛性歯車に加えて、第3内スプラインを有する第3剛性歯車を設けるとともに、可撓性歯車には第3剛性歯車に対応する第3外スプラインを設け、波動発生器は、第3内スプラインと第3外スプラインとを噛み合わせるように構成することができる。これによれば、1つの回転入力から、3つの回転出力を得ることができる。同様に、1つの回転入力から4つ以上の回転出力を得るように構成することもできる。
また、本発明の波動歯車装置は、歩行補助装置だけでなく、1つの回転入力から、大きく減速された異なる速度の複数の回転出力を利用する他の装置、例えば産業用ロボットの関節などに適用することができる。
1 歩行補助装置
10 本体部
11 フレーム
20 第1リンク
30 第2リンク
100 波動歯車装置
110 第1剛性歯車
111 第1内スプライン
120 第2剛性歯車
121 第2内スプライン
130 可撓性歯車
131 第1外スプライン
132 第2外スプライン
135 可撓性円筒部
138 フランジ
140 波動発生器
141 第1波動発生部
142 第2波動発生部
145 入力軸
180 剛性部材
338 底部
M モータ

Claims (7)

  1. 内周に第1内スプラインを有する第1剛性歯車と、
    内周に第2内スプラインを有する第2剛性歯車と、
    前記第1剛性歯車および前記第2剛性歯車の内側に配置され、1つの可撓性円筒部の外周に前記第1内スプラインと係合可能な第1外スプライン、および、前記第2内スプラインと係合可能な第2外スプラインを一体に有する可撓性歯車と、
    前記可撓性歯車の内側に配置され、前記可撓性歯車を径方向に撓ませながら回転する波動発生器であって、前記第1内スプラインと前記第1外スプラインを部分的に噛み合わせる第1波動発生部と、前記第2内スプラインと前記第2外スプラインを部分的に噛み合わせる第2波動発生部とを一体に有する波動発生器と備え
    前記第1内スプラインと前記第1外スプライン、前記第2内スプラインと前記第2外スプライン、および、前記第1内スプラインと前記第2内スプラインは、互いに歯数が異なり、
    前記第1波動発生部と前記第2波動発生部が一体に回転することで、前記第1剛性歯車および前記第2剛性歯車が前記可撓性歯車に対し相対的に回転し、かつ同時に、前記第1剛性歯車と前記第2剛性歯車が、相対的に回転するように構成され、
    前記可撓性歯車は、軸方向の一端において剛性部材に固定され、前記可撓性円筒部の軸方向の他端が自由端とされ、
    前記第1波動発生部および前記第2波動発生部は、前記一端から軸方向に遠い方が短軸/長軸の値が小さことを特徴とする波動歯車装置。
  2. 前記可撓性歯車は、軸方向の一端に底部を有するカップ状に形成され、前記底部において前記剛性部材に固定され、前記第1外スプラインが設けられた部分および前記第2外スプラインが設けられた部分は、前記一端から軸方向に遠い方が周長が大きいことを特徴とする請求項1に記載の波動歯車装置。
  3. 前記可撓性歯車は、軸方向の一端に底部を有するカップ状に形成され、当該底部において前記剛性部材に固定され、
    前記第1波動発生部および前記第2波動発生部は、前記一端から軸方向に遠い方が長軸が大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の波動歯車装置。
  4. 前記可撓性歯車は、軸方向の一端に、径方向外側に広がるフランジを有し、当該フランジにおいて前記剛性部材に固定され、前記第1外スプラインが設けられた部分および前記第2外スプラインが設けられた部分は、前記一端から軸方向に遠い方が周長が小さいことを特徴とする請求項1に記載の波動歯車装置。
  5. 前記可撓性歯車は、軸方向の一端に、径方向外側に広がるフランジを有し、当該フランジにおいて前記剛性部材に固定され、
    前記第1波動発生部および前記第2波動発生部は、前記一端から軸方向に遠い方が長軸が小さいことを特徴とする請求項1または請求項4に記載の波動歯車装置。
  6. 前記第1外スプラインおよび前記第2外スプラインは、前記一端から軸方向に遠い方が歯数が少なく、かつ、歯の高さが大きいことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の波動歯車装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の波動歯車装置を用いた歩行補助装置であって、
    本体部と、
    前記本体部に対して回動可能に連結された第1リンクと、
    前記第1リンクに対して回動可能に連結された第2リンクとを備え、
    前記可撓性歯車は、前記本体部に軸方向の一端が固定され、
    前記第1剛性歯車および前記第2剛性歯車のうち、前記一端から遠い方は、前記第2リンクの駆動に適用され、前記一端から近い方は、前記第1リンクの駆動に適用されることを特徴とする歩行補助装置。
JP2012063104A 2012-03-21 2012-03-21 波動歯車装置および歩行補助装置 Expired - Fee Related JP5833480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012063104A JP5833480B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 波動歯車装置および歩行補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012063104A JP5833480B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 波動歯車装置および歩行補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013194836A JP2013194836A (ja) 2013-09-30
JP5833480B2 true JP5833480B2 (ja) 2015-12-16

Family

ID=49394059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012063104A Expired - Fee Related JP5833480B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 波動歯車装置および歩行補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5833480B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106184462A (zh) * 2016-07-29 2016-12-07 柳州福能机器人开发有限公司 人机协作机器人的行走装置
US10746272B2 (en) 2016-09-06 2020-08-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Power transmitting device, motion assistance apparatus, and method of controlling the motion assistance apparatus

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10060517B2 (en) 2013-11-19 2018-08-28 Harmonic Drive Systems Inc. Strain wave gearing, frictional engagement wave device, and wave generator
JP6370624B2 (ja) * 2014-07-23 2018-08-08 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ デュアルタイプの波動歯車装置
JP6218691B2 (ja) 2014-07-23 2017-10-25 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ デュアルタイプの波動歯車装置
JP6218692B2 (ja) * 2014-07-23 2017-10-25 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ デュアルタイプの波動歯車装置
JP6324832B2 (ja) * 2014-07-23 2018-05-16 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ デュアルタイプの波動歯車装置
JP6218693B2 (ja) 2014-07-23 2017-10-25 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ デュアルタイプの波動歯車装置
JP6218690B2 (ja) 2014-07-23 2017-10-25 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ デュアルタイプの波動歯車装置
WO2017006443A1 (ja) * 2015-07-07 2017-01-12 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 波動歯車装置および波動発生器
KR102124165B1 (ko) * 2016-05-11 2020-06-17 가부시키가이샤 하모닉 드라이브 시스템즈 파동기어 감속기를 구비한 회전 액추에이터
CN106181992A (zh) * 2016-07-29 2016-12-07 柳州福能机器人开发有限公司 一种机器人的驱动装置
CN106142127A (zh) * 2016-07-29 2016-11-23 柳州福能机器人开发有限公司 一种智能机器人关节装置的加工装配工艺
CN106090187A (zh) * 2016-07-29 2016-11-09 柳州福能机器人开发有限公司 机器人高精密谐波减速器刚轮
CN106090184A (zh) * 2016-07-29 2016-11-09 柳州福能机器人开发有限公司 一种机器人用谐波减速器
CN106142130A (zh) * 2016-07-29 2016-11-23 柳州福能机器人开发有限公司 一种弧焊机器人的关节
CN106224487A (zh) * 2016-07-29 2016-12-14 柳州福能机器人开发有限公司 机器人高精密减速器传动机构
CN106142126A (zh) * 2016-07-29 2016-11-23 柳州福能机器人开发有限公司 一种手术机器人关节的加工装配工艺
CN106112983A (zh) * 2016-07-29 2016-11-16 柳州福能机器人开发有限公司 一种关节机器人的行走机构
CN106217350A (zh) * 2016-07-29 2016-12-14 柳州福能机器人开发有限公司 双臂机器人的行走机构
CN106142074A (zh) * 2016-07-29 2016-11-23 柳州福能机器人开发有限公司 一种机器人驱动装置的加工装配方法
CN106182070A (zh) * 2016-07-29 2016-12-07 柳州福能机器人开发有限公司 一种智能机器人的关节装置
CN106113081A (zh) * 2016-07-29 2016-11-16 柳州福能机器人开发有限公司 一种手术机器人的关节
CN106239129A (zh) * 2016-07-29 2016-12-21 柳州福能机器人开发有限公司 高性能机器人驱动装置的加工装配方法
CN106246806A (zh) * 2016-07-29 2016-12-21 柳州福能机器人开发有限公司 一种智能护理机器人的减速器
CN106217366A (zh) * 2016-07-29 2016-12-14 柳州福能机器人开发有限公司 弧焊机器人的驱动装置
CN106065924A (zh) * 2016-07-29 2016-11-02 柳州福能机器人开发有限公司 消防救援机器人的驱动器
CN106166673A (zh) * 2016-07-29 2016-11-30 柳州福能机器人开发有限公司 一种关节机器人行走机构的加工装配工艺
CN106065933B (zh) * 2016-07-29 2018-10-02 柳州福能机器人开发有限公司 一种机器人减速器柔轮的加工方法
CN106113027A (zh) * 2016-07-29 2016-11-16 柳州福能机器人开发有限公司 一种公共服务机器人的驱动器
CN106090183A (zh) * 2016-07-29 2016-11-09 柳州福能机器人开发有限公司 智能工业机器人的减速器柔轮
JP7319822B2 (ja) * 2019-05-10 2023-08-02 ナブテスコ株式会社 波動歯車装置
JP7323164B2 (ja) * 2019-07-01 2023-08-08 ニデックドライブテクノロジー株式会社 可撓性外歯歯車および波動歯車装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3698855B2 (ja) * 1996-07-31 2005-09-21 ナブテスコ株式会社 回転運動伝動装置
JP3888482B2 (ja) * 1997-05-13 2007-03-07 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 増減速装置
JP4947553B2 (ja) * 2007-06-20 2012-06-06 本田技研工業株式会社 電動アクチュエータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106184462A (zh) * 2016-07-29 2016-12-07 柳州福能机器人开发有限公司 人机协作机器人的行走装置
US10746272B2 (en) 2016-09-06 2020-08-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Power transmitting device, motion assistance apparatus, and method of controlling the motion assistance apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013194836A (ja) 2013-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5833480B2 (ja) 波動歯車装置および歩行補助装置
JP4948479B2 (ja) 複合型波動歯車減速機
JP6583346B2 (ja) 歯車伝動装置
WO2015001974A1 (ja) 波動歯車装置
JP2008208867A (ja) 波動歯車減速機及び伝達比可変操舵装置
JP6711535B2 (ja) 電動機付き波動歯車減速機
JP5655877B2 (ja) 関節機構およびロボット
JP2019074166A (ja) 複合遊星歯車装置
JP2008164149A (ja) 波動歯車減速機の潤滑剤混入防止機構及び伝達比可変操舵装置
TWI632310B (zh) Harmonic gear unit
TWI805890B (zh) 撓曲嚙合式齒輪裝置
JP6699955B2 (ja) 回転アクチュエータおよび直動アクチュエータ
JP6583347B2 (ja) 歯車伝動装置
US9322464B2 (en) Hollow drive gear reduction mechanism
JP6460593B2 (ja) 変速機ケースおよびこれを備える変速機
JP6237205B2 (ja) 遊星歯車機構
JP7087075B2 (ja) 中空型波動歯車装置
JP6356830B2 (ja) 遊星歯車組を備える車両の動力伝達装置(ptu)
JP2007177912A (ja) 遊星差動ネジ型回転−直動変換機構及び遊星差動ネジ型回転−直動変換機構の組立方法
JP2017005826A (ja) リニアアクチュエータ
NL8005555A (nl) Mechanisme voor het overbrengen van een beweging.
JP2020203363A5 (ja)
JP2017115921A (ja) ロボット、歯車装置および歯車装置の製造方法
CN109707829B (zh) 轴向变换齿轮装置
TWI652423B (zh) Reducer module with instant torque sensing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151027

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5833480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees